2015年度 事 業 報 告 書 社会福祉法人やまがた市民福祉会 特別養護老人ホームとかみ共生苑 とかみ共生苑指定短期入所生活介護事業所 とかみ共生苑デイサービスセンター とかみ共生苑ホームヘルパーステーション とかみ共生苑指定居宅介護支援事業所 グ ル ー プ ホ ー ム と か み 楽 生 苑 と か み ふ れ あ い セ ン タ ー 福 祉 活 動 創 造 部 第1-1 法人全体に係る基本事項 「持続可能な制度」を最大の目的にした介護報酬改定がなされ、付随した制度改定に よって利用者の負担増と利用制限がいっそう進むこととなった年度であった。 介護報酬の大幅削減は、経営と事業運営に大きな影響をもたらしたが、さまざまな 工夫と努力により、経営をもちこたえ、利用者への支援と職員処遇を低下させること なく乗り切ることができた。 また、法人の事業活動を推進するにあたって、この間欠員になっていた理事の補充 の準備をすすめるとともに、任期満了を迎えた評議員会においても体制を整えた。 Ⅰ 重点課題への取り組み 1 地域密着型特養建設に向けて 理事会内プロジェクトチームで公募に向けて検討が続けられてきた。新しい施 設建設の意義や取り組み方、費用や土地の確保等に検討が加えられ、理事会に諮 りながら準備を進めてきた。特に土地の確保に目処が立ったことは、施設構造の 検討や誘致運動等に取り組む上で大きな力になり、新年度は職員によるプロジェ クトチームを立ち上げ、公募に向けた具体的準備を急ぎたい。 2 地域における事業展開 とかみふれあいセンターにおける県の助成を受けての認知症サポーター活性化 事業や福祉活動創造部による交流サロンの充実など、地域の高齢者を支える活動 を展開し、それらの活動を支えるサポーターを地域の方に担ってもらうなど、よ り深く地域に根ざした活動をおこなってきた。この間、福祉活動創造部は法人の これまでの地域での活動を整理しこれからの展望を提示しながら活動してきたが、 今後はその役割を各部署が分担して引き継いで行くこととする。 3 事業再編と新総合事業への取り組み 山形市の第6期介護保険事業計画では総合事業を2016年度からの実施としてい たが、前倒しで3月からの実施を決めた。2016年度からの実施をめざして準備を 進めてきたが、急な決定でその対応に苦慮することとなった。 ふれあいセンターやデイサービスセンターの事業を見直しながら総合事業の準 備を進め、法人内での検討と市当局やふれあいセンター運営委員会、松柏会とも 協議しながら施設で行えるすべての事業を開始させることができた。この総合事 業の本質は軽度介護者の利用抑制であることから、制度に対応していきながらも その実践によってあるべき姿を提起し続けなければならないものと考える。 この総合事業は、法人単独で行う事業ではなく、ふれあいセンター運営委員会 や松柏会の専門職、地域のサポーターとともに進める事業であることに大きな特 徴がある。法人の事業が今後も多くの関係者とともに歩んでいくという意義深い 取り組みになっていくだろう。 - 1 - Ⅱ 社会保障制度と平和を守る取り組み 1 関係団体とともに社会保障制度を守る取り組み 社会保障制度解体の動きが強まるなか、山形県・地域社会保障推進協議会に参 加し、社会保障推進の一翼を担い、また、やまがた健康友の会や山形県高齢者大 会実行委員として市や県への要望活動を行ってきた。 21老福連(21世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会)でも「権利として の福祉を守る5・12院内集会と議員要請行動」に参加し、施設として「社会福 祉法等の改正に反対する緊急請願書(団体署名)」を提出した。21老福連の活動 では、仙台での職員研究交流集会の成功に実行委員施設として貢献し、また、県 内施設の賛助会員を増やすことができた。 「11.11介護の日」には関係団体とともに介護職員の待遇改善や介護制度をより 良いものにするためのアピール活動を行った。 2 民医連(全日本民主医療機関連合会)加盟に向けた取り組み 前年度の民医連活動についての学習会を踏まえて、「山形県民医連学術・運動交 流集会」に主任以上の職員で参加し、民医連活動の一端に触れることができた。 また、実際の加盟にあたっての諸問題について県民医連事務局と折衝も重ねてきた。 民医連加盟に向けたこれまでの取り組みと社会保障制度をめぐる情勢から、201 6年度には民医連に加盟していきたい。 3 平和を守る取り組み 安倍政権は、多くの国民や憲法学者等の反対を押し切って、9月に安全保障法 制(戦争法)を成立させた。私たちの仕事の対極にある戦争への道を食い止める べく、戦争法反対のアピール行動に参加したり「戦争法の廃止を求める2000万人 統一署名」に取り組んできた。 憲法9条と25条を守ろうと続けている9・25企画「Peace Sminar Inとかみ」で戦 争の悲惨さを改めて確認し、平和を守っていこうとの決意を固める集会となった。 また、全国高齢者福祉9条・25条の会のピースセミナー(沖縄)への参加とその報告 で沖縄米軍基地の状況やそこに住まう人たちの平和への思いを知ることができた。 併せて同会が取り組んでいる戦争体験の聞き取り活動に今年も取り組んできた。 また、内外から寄せられた多くの募金にて、今年も原水爆禁止世界大会(広島) に職員を派遣し、報告会を持つことができた。 Ⅲ 2015年度の経営状況と課題 15年度決算額(当期活動増減差額)はプラス6,957千円、当初予算利益目標(プラ ス6,941千円)とほぼ同額となり、最大の懸案の一つである赤字克服を達成すること ができた。極めて厳しく過酷な環境の中で、批判的に捉えかつ積極的に対応する(= 学び・たたかいつつ実践し・行動する)とした事業計画を、全役職員ととかみの会 をはじめとする協力連携する諸団体と組織や機関、ボランティアやサポーターの 方々、協力と支援をいただいた多くの地域住民や市民、関係者のその全ての力を結 集して推進した結果である。 収入確保の面では、特養入居者の死去や入院が10月~11月期に集中したこと と、ショートスティ利用者が上半期に低迷したことが主な要因となり、利用者等稼 - 2 - 働収入(介護職員処遇改善加算分を除く)目標に比べ同実績は6,078千円の未達成と なった。デイサービス事業では継続してきた法人全体での取り組みに加え、年度当 初の福祉活動創造部と在宅サービス部による集中した地域活動により利用者確保目 標を達成している。ホーヘルパー事業は下半期に入り利用者が減少し、新年度に向 け利用者確保が懸念される。山形市からの運営補助金が無くなったとかみふれあい センターでは、独自の収入確保対策が展開された。入居者と利用者等主要稼働指標 の概要は次項「主要稼働状況」(目標対比)の通りである。 人件費は当初予算設定(退職給付引当を含む)とほぼ同水準で推移した。介護・ 相談正規職員採用は法人全体による組織的な取り組みにより過去4年間は安定して 推移しており、年度中2回の採用試験を実施し年間5名の計画に対し4名(うち新 卒2名、内部登用2名)の採用となった。一方で夜勤の出来る臨時・パート介護職 員の補充・採用が進まない状況は継続している。 一般経費は世界的な各種燃料価格の下落と、暖冬及び法人全体の総体エネルギー 節減の傾向により、当初予算から大幅な減(-6,046千円)となった。 新たな設備投資は凍結され、安全確保に関わる最小限の設備更新・購入にとどまった。 Ⅳ 2015年度利用者・入居者稼働状況の概要について 1 特養 目標 累計実績 対目標比率 目標1日あたり 実績1日あたり 対目標比率 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 利用者数 28,914 利用者数 28,619 (%) 98.98% 利用者数 79.00 利用者数 78.19 (%) 98.98% (千円) 355,758 (千円) 352,265 (千円) -3,493 (%) 99.02% 10~11月期に多くの死去・入院が集中 2 ショートステイ 目標 利用者数 6,771 累計実績 対目標比率 目標1日あたり 実績1日あたり 対目標比率 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 利用者数 (%) 利用者数 利用者数 (%) (千円) (千円) (千円) (%) 6,473 95.60% 18.50 17.69 95.60% 84,955 81,571 -3,384 96.02% 上半期長期利用者の特養等施設入居、死去等多数在り低迷。10月~回復へ。 3 デイサービス ①通所介護 目標 累計実績 対目標比率 目標1日あたり 実績1日あたり 対目標比率 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 利用者数 6,000 利用者数 6,177 (%) 102.95% 利用者数 19.42 利用者数 19.99 (%) 102.95% (千円) 57,582 (千円) 58,009 (千円) 427 (%) 100.74% 高齢者サロン等自主事業からの繋がり、短期集中した地元地域、エリアを拡げての取り組み(介 護予防講話会,体験利用等) ②介護予防通所介護 目標 累計実績 対目標比率 利用者件数 利用者件数 (%) 294 308 104.76% 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 (千円) 8,490 (千円) 9,241 (千円) 751 (%) 108.85% 高齢者サロン等自主事業からの繋がり、短期集中した地元地域、エリアを拡げての取り組み(介 護予防講話会,体験利用等) ③デイサービスTOTAL TOTALには新総合事業(サービスC関係:3月より 開始)分を含む。 - 3 - 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 (千円) 66,072 (千円) 67,259 (千円) 1,187 (%) 101.80% 4 ホームヘルパー ①訪問介護 目標 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 累計実績 対目標比率 活動時間 活動時間 (%) (千円) (千円) (千円) (%) 2,510 2,268 90.34% 8,195 7,656 -539 93.43% ②介護予防訪問介護 目標 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 累計実績 対目標比率 利用者件数 利用者件数 78 74 (%) 94.87% (千円) 1,214 (千円) 1,179 (千円) -36 (%) 97.15% 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 (千円) 9,409 ③ホームヘルパーTOTAL 5 (千円) 8,836 (千円) -574 (%) 93.91% 指定居宅介護支援事業所 ①要介護認定調査・介護予防プラン作成等受託収入 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 (千円) (千円) (千円) (%) 1,200 1,176 -24 97.99% ②ケアプラン作成収入 目標 作成件数 1,012 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 累計実績 対目標比率 作成件数 959 (%) 94.76% (千円) 15,580 (千円) 14,895 (千円) -685 (%) 95.60% 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 ③指定居宅介護支援事業所TOTAL (千円) (千円) (千円) (%) 1,200 1,176 -24 97.99% 6 グループホーム 目標 利用者数 6,405.00 7 累計実績 対目標比率 目標1日あたり 実績1日あたり 対目標比率 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 利用者数 6,479.00 (%) 101.16% 利用者数 17.50 利用者数 17.70 (%) 101.16% (千円) 72,849 (千円) 73,715 (千円) 866 (%) 101.19% TOTAL 〔特養入居〕+〔ショートステイ〕+〔デイサービス〕 +〔ホームヘルパー〕+〔指定居宅介護支援事業所〕 目標稼働収入 実績稼働収入 対目標差額 対目標比率 (千円) 605,823 (千円) 599,745 (千円) -6,078 (%) 99.00% +〔グループホーム〕+〔とかみふれあいセンターサービスA:3月より開始〕 8 とかみふれあいセンター 目標 利用者数 9,500 累計実績 対目標比率 利用者数 8,682 (%) 91.39% 実績利用者数・収入にはイベント含む。 - 4 - 目標収入 実績収入 (千円) 4,560 (千円) 4,295 対目標差額 対目標比率 (千円) -265 (%) 94.20% 第1-2 各 専 門 部 会 Ⅰ 人材育成と職員研修 近年は新卒業者の採用者が増加し、高齢者介護についての知識と技術とともに社会 人としての教育・育成も含まれることが特徴の一つといえる。仕事についての考え方 や取り組む姿勢、覚えるための努力についてなど、基本的なことを教える必要があり、 直接指導する職員の負担になることもあった。 全体の職員研修としては例年どおりの内容を行えたことと、21・老福連の職員研究 交流集会(仙台)へ多数の職員が参加したことは今年度の成果であった。 1 職場内研修 全職員対象 研 修 名 日 付 参加者数(人) 4/23 47 4/27 32 7/6 37 8/7 24 8/10 18 4 食事介助研修 9/17 21 5 ターミナルケア研修 11/6 15 10/19 13 11/16 26 11/30 42 7 口腔ケア研修会 1/21 26 8 事故防止研修 1/25 42 9 介護技術講習会 2/17 6 3/29 66 1 事業計画・法令遵守学習会 2 ボランティア研修 3 心肺蘇生法 6 感染症予防対策全体研修会 10 年度末研修(若年性認知症の本人による講演) 2 主な外部研修 実施日 5/19 5/26~29 6/5 6/29 7/2 件名 開催地 参加職員 高齢者福祉種別新任職員研修 山形 入居ヘルパー 認知症介護実践者研修 山形 デイヘルパー 県社会福祉施設経営者協議会研修 山形 事務局長 高齢者福祉種別新任職員研修 山形 入居ヘルパー 地域支援事業研修・意見交換会 山形 部長・主任・福祉活動創造部 - 5 - 7/2 マイナンバー制度対応実務セミナー 山形 事務主任 7/3 振興会福祉厚生センター接遇講習会 山形 事務員 7/12 自立支援型地域ケア会議実践研修 山形 居宅介護支援専門員 7/13 介護支援専門員基礎研修 山形 入居相談員 7/16 介護支援専門員専門研修 山形 グループホームヘルパー 7/17 地域包括支援センター合同事例検討会 山形 居宅介護支援専門員 8/9 社会福祉施設ケアリーダー研修 山形 入居主任ヘルパー 8/11 県グループホーム連絡協議会交換研修 山形 グループホームヘルパー 8/24 市介護保険制度に係る説明会 山形 入居相談員 8/31 国勢調査説明会 山形 入居次長 9/6 山形県民医連学術・運動交流集会 山形 管理運営委員会メンバー12名 9/18 個人情報保護法及びマイナンバー制度 山形 事務主任 9/19 やまがた健康友の会健康教室 山形 福祉活動創造部 10/1 安全運転管理者講習 山形 安全運転管理者 10/7 社会福祉私謁防火担当者研修 三川 防火担当者 10/22 はたご街活き活き講座 山形 事務局長 10/23 県特養家族会研修会 山形 入居家族会会長・入居次長 10/30 高齢者の権利擁護セミナー 山形 入居次長・福活創造部 11/7~9 21・老福連職員研究交流集会 仙台 苑長・部長・主任以下34名 11/12 労務管理セミナー 山形 事務局長・事務主任 11/13 高齢者虐待防止研修会 山形 入居ヘルパー 12/7 能力開発啓発セミナー 山形 グループホーム副主任 12/15 労働契約セミナー 山形 事務主任 12/21 県グループホーム村山ブロック研修 山形 グループホームヘルパー 1/6~7 介護支援専門員実務研修 山形 デイヘルパー・グループホームヘルパー 2/24 在宅医療・介護連携研修会 山形 医務副主任 3/1 南西部地区居宅連絡会 山形 居宅介護支援専門員 3/8 障がい者雇用納付金制度説明会 山形 事務主任 3 新採用者研修 採用者研修プログラムにより実施してきた。年度初めの新採用者については実施 計画が立てやすいが、年度途中の実施については部署の人員不足等により参加が困 難になることもあり、年度途中の人員補充とともに課題といえる。 研修内容やプログラムの検討を加えながら充実を図っていくものとしたい。 4 主任研修 1回目(12月) ①法人事業計画・展望 ②新総合事業について ③ストレスケアの講演及びチェック 2回目(2月) ) ①法人の事業展望について ③新総合事業について - 6 - ②予算について ④各部門から来年度の事業計画等 5 副主任研修 今年度は、副主任担当者達自身により、何が副主任に必要か自分達で検討するこ とから始めた。その結果、自分の部署以外によく分からないこと、外部の人に法人 活動について聞かれても答えられないことが挙げられた。そのことから、自分の部 署を説明できること、かつ他部署についても説明できることを目的として、発表研 修会を開催することとした。加えて、副主任として法人内での存在意義を確認し、 役割を果たすために副主任が何か取り組みを行うことを検討することとした。 終日の研修会を企画し、前半で前者の発表研修会を行い、後半でブレインストー ミング法により副主任として取り組む活動のアイディアを出し合い、その後議論し て内容を決定した。 今まで取り組んだことのない内容ばかりで担当者も参加者も戸惑うこともあった が、自分の部署以外について知ることができたとの総括もあり、自分が勤める法人 の活動について理解を深めることができたといえる。また、自分の所属する法人組 織について知らないことの意味を認識することから、翻って副主任としての存在意 義と役割について再認識することができたと思われる。 Ⅱ 広報委員会 2015年度の広報「とかみ」は発行回数を減らし、年1回フルカラー印刷、A3サイズ二 つ折り4ページで発行した。第31号…8月21日発行、A4カラー版4項(三地区全戸配布) 。 昨年度よりも会議の回数が減り、広報紙の作成・準備が中心の内容だった。 広報委員会としてホームページの記事作成を行っていたが、各部署の相談員等も記 事を作成しており、活動が表に出なかった。 今後はフェイスブックを担当している職員や各クラスターの職員の協力を依頼し、 ホームページ記事の更新頻度を多くしていきたい。また、次年度は広報紙の記事の内 容を充実させられるように各部署や職員の意見などを反映しつつ検討を行うこととす る。 Ⅲ 事故防止推進委員会 1「ヒヤリハッと」と事故報告書について 14年度の「ヒヤリハッと」と事故報告事例は下記の通りである。例年に続き、転 倒や転落、車椅子やベッドにぶつかってのけがやあざなどが多かった。薬の飲み忘 れや誤薬は、以前に比べると減ってはきているものの、職員が意識して確認するこ とで防げることもあるので、意識の徹底を図る必要がある。事故報告書は、新しく 記入欄にご本人に気持ちの欄を足して、ご本人の気持ちを考慮し予測することで、 事故防止に繋げるようにした。 - 7 - ヒヤリハットの主な事例(98件) 1.管理ミス ・車椅子を押しながら歩いていた 32件 ・配膳の際の食種間違えなど 2.異食 ・花瓶の水を飲もうとしていた 1件 3.その他 ・他の入居者に座るように寄りかかっていた 65件 ・窓のレールに躓き転びそうになった ・柵を外したままその場を離れたなど 事故の主な事例(430件) 1. 転倒・転落 ・食堂・廊下・居室内での転倒 151件 ・車椅子・椅子等からの転落 ・トイレでの転倒など 2. 管理ミス (ケガ・打撲等など) ・皮膚剥離や内出血 64件 ・深爪による出血 ・頭部等の打撲 ・胃瘻チューブを引っ張った際の抜去など 3. 誤薬 ・服薬忘れ 23件 服薬忘れ ・他の利用者・入居者の誤薬 異食等 ・化粧水や漂白剤等の異食 ・重複しての服薬 4.所在不明 ・トイレ後所定の場所に戻れなかった 6件 ・中庭より駐車場に出たなど 5.その他 ・経管栄養チューブや点滴針の自己抜去 186件 ・血糖値検査忘れ ・利用者・入居者同士のトラブル ・インシュリン注射忘れ ・酸素ボンベのチューブ取り扱いミスなど 2 研修会について 今年度は、各部署からどんな内容がよいか希望をとり、内容を決めた。事故防止 委員会で資料を作成し、各部署の事故防止委員で説明を行った。内容は、夜間中の 現場での事故直後の対応の仕方や、報告書の書き方、ヒヤリと事故の違い、拘束に について、トレスケア研修に参加しての発表も行った。ベッド柵の拘束について、 どのようにしたら拘束をしなくてよいかを、グループ討議をしてもらった。 3 身体拘束について センサ-マットやクリップセンサ-は減ってはきているものの、転倒の危険がある 方の柵の拘束はなかなか減少していない状況である。研修会でもグループ討議をし て意見を出してもらったので、拘束をなくす為に来年度も検討していく必要がある。 - 8 - 4 その他 今まで、体位交換はしていたが、部署によって時間や感覚にばらつきがあるため、 体位交換の意味をしっかり理解し、褥瘡予防に繋げる為に、来年度は各部署の体位 交換の状態を把握し対応を考えたい。 Ⅳ 感染症対策委員会・衛生委員会 ショートスティの利用者と職員にノロウイルス感染性胃腸炎の集団感染・発生が あったが(ショートスティ利用者2名・職員1名:2月23日~3月1日まで)、ごく小規 模・短期間で終息させることが出来た。 感染症予防対策マニュアル(略称)改定版の解説・説明を行う研修会(10月~11月 :2回)と、嘔吐物処理を学ぶ実習・研修会(11月:1回)を開催した。生活施設で ある高齢者福祉施設・事業所にとって、「職員自身が感染症を持ち込む最大のリスク要 因である」との認識を深めた。 標準予防対策(スタンダード・プレコーション)をベースとした「感染症予防マニュア ル」の改定作業を進め、改定版発刊の目処を付けた(新年度5月に電子版を発刊予定) 。 衛生委員会では、新年度からの全職員メンタルヘルス・カウンセリング実施(3カ 年集中して行う)に繋げた。腰痛予防対策ではリスクアセスメント調査・集計・評価 を実施した。「たった3秒腰痛予防これだけ体操」の普及は不十分であり、全部門の協 力を得て進めて行きたい。「山形ゼロ災3か月運動・2015」(山形労働局等主催)に参 加し、期間中(10月~12月)の労働災害ゼロを達成することができた。 Ⅴ ボランティア委員会 利用者や入居者の希望に応えるため、市社協のボランティアセンターや地区コミュニ ティーセンター・学校に対してボランティアの募集を行った。大人数のボランティアや 希望するボランティアに対しては送迎も行った。継続して活動するボランティアの方が 少しずつではあるが増えてきている。ボランティアの方をさらに増やすべく、今後も地 区の様々な団体等に働きかけていきたい。 1 2015年度活動内容 課題・テーマ *ボランティアの 受入について と り く み の 内 容 ・ 経 過 成果・残された課題等 毎月会議にて、受入状況と、今後予定されている 継続ボランティア(日常生活、 ボランティアの確認を行った。 趣味活動、傾聴)が増えた。 地元のボランティアさんがま だ少ない。 *学校へのボラン 主に、毎年来苑している学校を中心に、夏秋・冬春 高校、専門学校、短大にチラ ティア募集用チラ 号のポスターとチラシを作成し配布した。また、 『ボ シを配布し、チラシを見てボ - 9 - シ配布 ランティアのしおり』や、 『とかみふれあいセンター ランティアに来て下さった方 だより』も一緒に配布した。 が昨年より多くいた。来年も 継続していきたい。 *地域へのボラン 地域関係者や地域コミュニティーセンターへ募集ポ 配布後の繋がりをどうするの ティア募集用チラ スターを掲示。また、ふれあいセンターと連携して かが来年の課題。 シ配布 ボランティアの方の対応を行った。 * 毎 月 の ボラ ン 毎月のボランティア予定を15カ所に掲示。ご利用 各部署のボランティア(特に ティア予定を苑内 者・入居者・外部の方に広く紹介を行う。 団体の)予定が分かり、入居 に掲示。 者・利用者の方も予定を見 て、楽しみにされていた。 *とかみ祭りボラ 当日、学生ボランティアと団体ボランティア、家族 とかみ祭り実行委員との連携 ンティアの受け入 会ボランティアの対応を行った。 が一部うまくいかなかった。 れについて 事前に綿密な打ち合わせが必 要だった。 *サークル活動の 生け花クラブ、書道クラブ、おやつクラブと折り紙 今後もサークル活動の内容 充実について クラブを行った。又、サークル活動の参加を促し、 を、入居者や利用者に聞きな 職員の意識向上を図り参加人数を増やした。 がら活動の幅を広げていきた い。書道クラブは先生の都合 で6月までの活動となった。 ふれあいセンターと連携して のサークル作りは取組として 進まなかった。 *地域行事への参 加について 西山形地区文化祭に出品した。また、村木沢地区 入居・デイ・ショート・楽生 文化祭に 3 年ぶりに出品した。 苑と去年よりも沢山の作品を 出品できた。来年も継続して いきたい。 *職場研修につい 7月にボランティアについての職場研修をおこなっ たくさんの職員が参加しボラ て た。講師に県社会福祉協議会の方をお呼びし、気持 ンティアを受け入れる体制や ち良くボランティアをしていただくために施設の心 対応などを学ぶことができ 構えなどを学んだ。 た。 - 10 - 第1-3 法人本部及び事務部門 介護報酬等制度改定(改悪)による大幅な収入の減少に対応して、法人では人員配置 の抑制、外部業務委託の大幅な縮小、全般にわたる費用削減及び設備投資の凍結等を実 施したが、事務部は各部門と連携し、また支援と援助の範囲・規模を拡げ、過酷な環境 にある現場最前線を支える一定の役割を果たしたと考える。また、法人の重点課題等の 検討・研究・政策立案・実行を水面下で支えた。 「全職員の参加」を進める、その事務局機能を担う役割は概ね果たせ得たと考える。 一方法人全体の目的と理念、目標と事業計画を各部門・職場の職員集団と関係諸団体 や地域等の方々に、語り共有し結びつけて行く役割(メッセージを発し推進役となる) については発展途上にある。今後も新たな「挑戦していく」ことを率先して行い、法人 の事業運営に対して献身的に立ち向かう事務部となるよう努力して行きたい。 以下(事業計画で)実施できなかった事項と課題等に絞って述べる。 Ⅰ 政策立案・実行面での事務局機能の役割を果たすことについて 1)指標データの蓄積と主要な経営指標との結合は進展を見ているが、主体的に理解 し考察できる(事業運営の課題と将来展望・可能性に繋げる思考ができる)職員の 層(事務部内メンバーを含め)を拡げていく意図的・組織的な取り組みの必要性を 提起して行きたい。 2)補正予算の編成作業を実施した。 Ⅱ 施設・設備の更新及び維持管理・法制度対応について 1)暖冬に助けられ、電力と主要油種の使用量は横ばい・減少の傾向を保った。 2)10月から運転業務委託を含めた送迎業務始業時点検を強化した。年度内の交通 事故の状況は以下の通りである。交通事故・違反の発生がゼロとなる努力を継続する。 [交通事故発生状況] ( )はうち運転業務委託の事案 業務中発生件数 9件(2件) 職員の通勤途上発生件数 職員の私用発生件数 合計件数 2件 1件 12件 ※(平成26年度は合計8件発生)※(平成25年度は合計14件発生) 3)期中に20,000千円の減価償却積立を実施した。 4)各種補助金・助成金制度の更なる活用に挑戦して行きたい。 5)マイナンバー制度では職員からの取得等の初期対応を完了した。 Ⅲ 職員の労働環境の維持・改善について 1)衛生委員会の実務支援では、新年度からの全職員メンタルヘルス・カウンセリン - 11 - グ実施に繋げることが出来た。腰痛予防対策ではリスクアセスメント調査・集計・ 評価を実施した。「たった3秒腰痛予防これだけ体操」の普及は不十分であり、衛生 委員会のみの努力に限らず全部門の協力を得て進めて行きたい。 2)「山形ゼロ災3か月運動・2015」(山形労働局等主催)に参加し、期間中(10月 ~12月)の労働災害ゼロを達成することができた。 年度内の労働災害及び病休の状況は以下の通りである。 [労働災害の発生状況] 平成24年度 平成25年度 3件 3件 平成26年度 平成27年度 7件 2件 年度内発生内訳概要 ・送迎添乗中車両電柱接触による 衝撃。 ※全て不休 ※同左 ※同左 ※同左 ・コール対応中 手すりに手をぶ つける。 災害 [病休の発生状況] 平成25年度 平成26年度 平成27年度 1件 1件 1件 ※休職 ※前年度より継続。休職 ※休職 期間満了により退職。 3)時間外労働の状況は以下の通りである(法人年間実績合計時間) 平成22年度 平成23年度 7,040時間 5,961時間 平成24年度 平成25年度 平成26年度 7,093時間 8,068時間 8,195時間 平成27年度 6,701時間 Ⅳ 安全・衛生・防災等の危機管理の取り組みについて 山形市福祉避難所指定に関わる災害時備蓄スペース(グループホーム駐車場倉庫内 に整備を完了している)への計画的備蓄の検討・準備は進んでいない。地元協力企業 や地元自衛消防団・自治会・自主防災組織等の方々との関係構築も未着手のままとなっ ている。これらは密接に関係する課題であり、早期に開始・着手が必要である。 - 12 - 第2-1 入居サービス部 Ⅰ 総 括 2015年度は亡くなった方の7割が施設で亡くなられた。施設で看取りを希望され るご家族が定着してきた結果であり、ターミナルケアの実践の蓄積ということもで きる。今後も家族の要望や意見を聞きながら看取り介護をしていきたい。 感染症については、幸い感染に罹患する入居者はいなかった。職員の努力の結果 だと思う。今年度3回の感染症の研修等にも、多くの職員が積極的に参加し意識も 高まった。 また地域などへの外出については、門伝・八坂神社の行列見学や西山形小学校の 学習発表会に参加したり、地域の文化祭(西山形地区・村木沢地区)に出品し、作 品を見に村木沢コミセンに出向いたりしてきた。外出行事は多く組まれたが、地元 の行事への参加や地区内への外出はまだまだ少ないのが現状である。 ご家族とは、敬老会や家族会総会時等に行われる職員との懇談会やケース検討会 への参加等で連携を図ってきた。しかし、各ユニット毎の忘年会や芋煮会、誕生日、 研修会などの行事等を通し家族が施設に来る機会を設けたが、仕事をされている方 が多いため参加される家族は少なくなってきている。 4月の介護報酬削減の影響を最小限にするべく、居室の稼働率を高い水準で維持 しようと努めてきたが、目標稼働利用者数79.0人に対し、78.19人の結果に終わった。 特定期間に死亡や入院が重なり、新しい入居者を迎え切るまで時間を要してしまっ たためである。 Ⅱ 利居者の年齢と入退居・異動状況 15年度末時点での在籍者の年齢区分は、別表①のとおりである。前年度と比較す ると平均年齢が男性1.1歳上昇し、女性も0.4歳低下し、90歳以上の方が2名減り逆 に89歳以下の方が2名増えた。 別表②に月別初日在籍者数と、入退居の状況を示した。入退居数は前年度と比べ ると14名減った。医務部門でも触れられているが、昨年度と比べ入院延べ人数が9 名増え、日数も約150日以上増えている。また、毎月末日の在籍数は、年間の平均 が78.7人と目標を超えることができなかった。面会状況は、月2~4回の家族が最 も多かった。月1回の面会者数が昨年度より14組も少なくなっている。なお平均要 介護度は、昨年度より若干上がり3.7であった。 Ⅲ 援助内容・サービスの改善 利用者への援助内容面では、各ユニット会議における援助計画の資料が長年同じ 様式で行われてきた。より入居者中心のケアプラン作りのための形式の検討を始め、 新年度早々に活用段階に入るように検討を重ねていきたい。 - 13 - 食事を豊かにする取り組みを進展すべく、今年度から事務職も含めた他部門他職 種職員が朝・昼・夕と入居者への食事援助に入り、1対1の食事介助に近づくこと ができた。また、「嚥下食レシピ大賞」の中の賞の一つである「盛りつけ技術部門 のレシピ大賞」を受賞した。今後もより入居者一人ひとりに対応できる食事を提供 するように研鑽を積んでいきたい。 各部署ごとに学習会を重ねて援助内容の向上に努めてきた。また、入居者の重度 化対応のために、今年度も介護職員と看護職員によるケア連携協働のための学習会 を継続して新採職員を中心に数回行った。外部で行う喀痰吸引の研修に今年度も1 名の職員を派遣した。 Ⅳ 各担当者会の取り組み 1 食事援助担当者会 1)「人」に合わせたゆとりのある食事提供の実施 (計画) 「食事を豊かにする取り組み」と「つるかめデイ(旧シエスタデイ)を連動さ せ、ゆとりのある食事の日常化を目指す。 (活動内容) ・食事を豊かにする取り組み 事故なく行うことができた。 入居者に変化があれば、食事の応援に来る職員と会議を開いて対応できた。 食事の応援にこだわらず、「1対1の援助のため。」ということの理解が必要。 ・つるかめデイ:6月29日(月)/8月20日(木)に全体で実施。 当日はゆとりのある食事ができ、温かいうちに召し上がって頂けた。 ユニットによっては上記以外の日にもつるかめデイを実施することができた。 2)マニュアルの活用 (計画) マニュアルを日常の食事に取り入れ、活用していく。 (活動内容) マニュアルの中から「今月の目標」を抜粋し、各クラスタで取り組む。 目標に掲げることで、前向きに取り組むことができた。 毎月マニュアルを活用するきっかけとなった。 3)ビアパーティー・居酒屋の開催 (計画) 食事を通して楽しみの場を設け、いつもと違う雰囲気で楽しんでいただける機 会を提供する。 (活動内容) ビアパーティー:7月16日(木)/居酒屋:10月29日(木) ・11月5日(木) 毎年開催しており、とかみの年間の大きなイベントの1つになりつつある。 どちらも盛り上がり、入居者には喜んで頂けた。 - 14 - 4)食事介助技術の向上に努める (計画) 食事に関する職員の知識を深めるため研修を行い、介護技術を向上させる。 (活動内容) 9月17日(木)に食事に関する研修を至誠堂嚥下療法士に依頼。 研修の内容は前回と同じ内容。 新人職員に是非参加して頂きたい研修である為、各主任に新人職員が参加で きる勤務を組んで頂けるように相談する。 講師の先生の研修は18時という遅めの時間帯からであり、時間の都合で参加 できない職員もいた。 5)その他 選択のメニューの時職員が決めてしまっているときがある。 入居者が何を食べたいかを知りたい。 2 口腔ケア担当者会 1)取り組み 会議日は毎回、歯科衛生士と職員が一緒に入居者を回り、入居者一人ひとり の最適の口腔ケアの指導を得、ケア向上に努めるとともに、特に認知症の入居 者に対するケアの仕方をともに追求してきた。しかし居室担当者だけが入居者 の口腔ケアの仕方を知っている場合が多く、統一したケアの徹底に不十分さを 残した。また、作成したマニュアルが文字だけで分かりにくいので、写真や図 を入れてわかりやすいマニュアルを作っていきたい。 2)口腔ケア研修 今年度も新規採用職員や前回参加しなかった職員を中心に開催した。参加し た職員もヘルパー職だけでなく、調理師や看護師など多職種の参加を促してい くことが課題である。 3 ターミナル担当者会 1)看取りケアの展開 今年度、北1・2丁目3名、南1・2丁目2名、南3・4丁目では3名と、 各部署合計して8名の看取りを行った。 今年度、各部署で取り組みを行った結果、良かった面については「御家族と の情報共有を通じて、他部署と連携しながらケアに活かすことができた。」と いうことが挙がった。具体的にエンゼルケアを行う際には、ご家族からも快く 協力していただけたこと、「安心して任せられた。」との声や、先輩職員が新人 職員に指導している場面を見て、学んでいる様子を実際に目でみることが出来、 関心した。」という言葉も寄せられた。このことから各職員が積極的にご家族 との関係性を築きながら、入居者のご希望に寄り添おうとする姿勢を大切にし て取り組んでいることが印象的に感じた。しかし、その一方では、ご家族によっ ては「ターミナルケアについて十分に理解していただけていない面も見られ る。」、「希望されることに答えることが難しい場合もある。」ということも挙げ - 15 - られた。全体的にはスムーズに進められたが、ご家族に理解していただけるよ うな伝え方、表現について取り組みを深めていくことが、これからの課題の一 つである。また、昨年度の報告から引き続き、部署によってはファイルの記録 が滞っている箇所が所々見受けられるとのことで、チェックが必要との意見も あった。他に考えさせられる事柄として、ターミナル対応となり、そこから安 定されている方の毎日のバイタルチェックや、記録が必要であるのかどうか、 という事例も報告されている。 2)職員の研修実施 全体研修に関しては11月に、外部研修の報告も合わせて、エンゼルケアを含 めた夜間想定のロールプレイングを開催した。参加者も17名程集まり、グルー プホームからの参加が多かったのが印象的であった。事前に各部署で、学びた いことを情報収集し、テーマ設定した上で行ったが、学ぼうとする意識が全体 的に高かったのでは、という意見もあった。担当者会側からすると、「台本を 事前に渡したことにより、参加者が見ながら行ってしまった為、考えながら取 り組む機会にはつながらなかったのではないか。」、「当日の資料の準備等、打 ち合わせの機会を増やせば良かった。」ということが反省として挙がった。 これら全体を踏まえ、来年度も各部署の担当者会が中心となり、現状を確認 し、振り返りを行いながら、より良いケアの提供を目指していきたい。 - 16 - (別 表) ①入居者の年齢区分 2016年3月31日現在 年齢 60歳 60~ 65~ 70~ 75~ 80~ 85~ 90~ 95歳 最低 最高 平均 合計 未満 64歳 69歳 74歳 79歳 84歳 89歳 94歳 以上 年齢 年齢 年齢 性別 男 0 0 0 1 1 4 2 1 2 11 74 97 85.2 女 0 0 1 0 5 11 16 25 11 69 69 102 88.8 計 0 0 1 1 6 15 18 26 13 80 69 102 88.3 ②月別在籍者数・異動状況 (1) 在 籍 者 数 (2) 異 動 状 況 区分 男 女 計 4月 9 71 80 男 女 入居 0 1 男 女 退居 0 1 5月 9 70 79 男 女 0 1 男 女 1 2 6月 8 71 79 男 女 0 2 男 女 0 1 在籍者数は当該月計 7月 8 71 79 男 女 0 1 男 女 0 0 ③面会状況 9月 7 71 78 男 女 0 0 男 女 0 1 10月 8 68 76 男 女 0 1 男 女 0 3 11月 8 67 75 男 女 1 3 男 女 0 3 2015年4月~16年3月 区分 年0回 年1回 人数 0 2 主な面会人 8月 8 72 80 男 女 0 1 男 女 0 0 子 53 年2~5回 年6~11回 8 兄 弟 5 10 配偶者 8 ④要介護状態区分別人数 月1回 12月 10 69 79 男 女 1 1 男 女 0 1 1月 10 69 79 男 女 0 1 男 女 0 1 2月 11 70 81 男 女 1 1 男 女 0 1 3月 11 68 79 男 女 0 1 男 女 0 2 平均 8.917 69.75 78.67 計 17 計 17 半年以上在籍の入居者について 月2~4回 月5回以上 10 37 孫 2 13 80 合 計 80 その他 12 2016年3月31日現在 区分 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 性別 男 0 0 0 1 1 6 3 女 0 0 3 8 16 23 19 計 0 0 3 9 17 29 22 計 単位:人 合 計 平均要介護度 11 69 80 4.0 3.7 3.7 ⑤会議の開催状況(入居部門関連のみ) 会 議 の 名 称 サービス改善部会 開催回数 構 成 職 種 等 主 な 議 題 ・ 内 容 等 2か月に 苑長、相談員、主任・副 研究チーム、担当者会等の活動内容の報 1回 主任ヘルパー、主任・副 告および課題の検討と全体調整。各介護 主任看護師、主任栄養士、 単位や部署毎の年間重点目標達成に向け 副主任調理師 食事援助研究チーム 年6回 ての協議。 相談員、ヘルパー、栄養 自立援助のための個別の食事や食事形態 士、調理師、看護師 の研究協議を行うとともに、居酒屋を実 施した。 口腔ケア研究チーム 月1回 相談員、ヘルパー、看護 個別の口腔ケアの実施方法についての話 師、歯科衛生士 し合いや歯科衛生士とともに口腔ケア計 画に基づき援助方法を研究した。 ユニット会議 月3回 相談員、へルパー、看護 1回2~3人の利用者の個別ケースについ - 17 - (ケア・カンファレンス) 師、栄養士(調理師)、 て援助の方法、生活上の問題解決のため 家族 の具体策と職種問の連携等を検討した。 また各介護単位毎、担当者を決めて学習 会を行ったり、行事の確認を行った。 計画担当者会議 月6回 介護支援専門員、ヘル 施設サービス計画の検討と栄養ケア・マ パー、看護師、栄養士 ネジメント、個別機能訓練等の検討、策 定。 厨房会議 月1回 栄養士、調理師、調理員 厨房業務の改善と月毎の課題、季節の献 立のポイントなどを話し合う。 主任・相談員会議 月1回 主任ヘルパー、相談員、 介護業務の全体調整。クラスターの課題 主任看護師(主任栄養士) についての意見交換。 利用契約調整委員会 年10回 苑長、相談員、主任ヘル 入居申込者の受け入れ順序および必要な パー、主任看護師、介護 事項の検討と決定。 支援専門員(居宅) ターミナルケア 年6回 担当者会議 相談員、ヘルパー、看護 看取り介護のマニュアル作成および実施 師、外部講師 を行い全体研修による周知を図った。 Ⅴ 各介護単位の取り組み 介護単位毎の15年度の取り組みの状況は次のとおりである。 1 北町1・2丁目 1)概要 職員数が少ない時でも、協力し合い、またしっかりと情報を伝え合いながら業 務を行うことができた。少しずつ、新たなことにも取り組むことができて良かっ たと思う。しかし、業務をこなすことを優先してしまい、入居者のペースに合 わせた介護ができたのか、疑問である。業務に追われる中でも、入居者を尊重 し、個々に合わせた介助をどのように行っていくか、考えていく必要がある。 2)具体的な取り組み ①入居者の意思を尊重し、その方に合わせた援助を考え実践する。 取組)難しい点もあったが、援助の際にご本人の意思を伺えるような声がけ を行うなど、その方に合った援助を心がけることができていた。 ②居室担当職員が中心となって、ユニット会議までにニーズを把握し、行事企画 に反映する。 取組)ユニット会議までに利用者や家族などにニーズを聞くことはできたが、 行事企画に反映するところまで至らなかった。 ③入居者それぞれの生活スタイルを把握し、余暇活動を増やしていく。 取組)入居者のそれぞれの生活スタイルを把握することはできていたが、あ まり余暇活動に繋げることが出来なかった。ふれあいセンターをもっと 活用していきたい。 ④他職種との連携を密にし、相談内容を確実に伝える。 取組)食事面、健康面など何かあれば、それぞれの職種に相談するなど、コ ミュニケーションは取れていたが、できるだけ早く対応したつもりでも、 - 18 - うまく伝わらないこともあった。 ⑤入居者の欲求、要求を引き出す努力をする。 取組)時間をみて、入居者の話を伺うように努めていた。しかし、意思疎通 の難しい入居者も多くなってきており、その方々の思いを受け止める難 しさを感じた。 ⑥介護技術の向上のため、苑内外への学習会へ積極的に参加する。 取組)参加している人と、参加していない・できない人との差があった。ユ ニット全体で参加を促す声がけをして、意識を高めていく必要がある。 ⑦食事について。 取組)食事形態については、入居者一人一人に合ったものを提供できていた と思う。食事介助については、ヘルパー一人で数人の介助をせざるをえ ない状況で、入居者のペースにあった食事ができているとはいえない。 ⑧排泄について。 取組)入居者に合わせて、トイレへの誘導時間やパッドの種類などをミーティ ングで話し合い、考えることができた。 ⑨入浴について。 取組)個々の体調、状態に合わせて、入浴の種類の変更を行ったり、清拭で 対応するなどできていた。入浴が好きでない方への対応が難しく、困っ てしまうこともあった。 ⑩個別の生活援助について。 取組)その方の生活リズムに合わせて援助できた人もいたが、お部屋で過ご す時間が多い方への援助については少なかった。もう少し工夫が必要だ と感じた。 ⑪ミーティングについて 取組)主に日曜日にミーティングを行い、必要なことを話し合って情報を共 有することができたが、平日にもできる時はミーティングを行い、課題 を早めに解決するようにしていくようにしたい。 ⑫ユニット会議について 取組)ご家族の思いや、入居者から聞くことができない情報が聞けて良かっ た。職員同士も意見を出し合い、内容は濃いものになっているが、もっ と積極的に発言できる雰囲気をつくることも必要である。 ⑬職員間の報告・連絡・相談について 取組)業務内容の変更など、申し送り帳に記入し、共有できるようにしてい たが、しっかり把握できていない時があったり、引き継ぎでも入居者の 状況などうまく伝わらないこともあった。しかし、ちょっとしたことで も報告し合い、対応できたことも多かったと思う。 2 南町1・2丁目 1)概要 年度初めに大きく体制や業務内容が変更、戸惑いながらも職員同士協力し合い よりよい援助を目指してくることができた。自由に意見を出し合い、互いの間違 いや気づきを言い合うことができチームワークの良さを感じる。明るく元気で、 - 19 - 入居者と一緒に楽しむ雰囲気をつくることができるゆとりがある。反面、接遇特 に言葉遣いの乱れはなかなか直すことができず、注意が足りないという反省が多 かった。毎月接遇に関する見直し、目標を立てていたからこその反省の多さ、意 識の高まりだと考える。また、同じく毎月開催した学習会で振り返りや学ぶ機会 が多く、ケアの根拠を深く理解することにもつながった。 2)具体的な取り組み ①毎月の行事とクラブ活動と外出の機会を増やす。 取組)くちびる美人コンテスト参加という新しいイベントができた。クラブ 活動の時間確保ができなかったので次年度は実現可能な内容で具体的に 取り組みたい。季節のドライブ以外にも日々気軽に外出できるような体 制づくりをしたい。経管栄養の方や居室で過ごす時間の多い方へのかか わりや苑内外のお散歩など実践できるような業務見直しが必要。 ②食事や入浴など日常生活において、利用者の要望を取り入れて楽しんで頂く。 取組)厨房との合同企画では入居者の要望を取り入れることができた。入浴 イベントも毎月開催し、ヘルパーの工夫やアイディアで楽しんでいただ くことができた。要望を集めておく仕組みづくりをし実現していく。 ③季節感のある飾り付けをすると共に、中庭の活用をする。 取組)入居者の折り紙作品で季節にあった飾り付けをすることができた。中 庭での野菜作りや花植えで入居者と一緒に草取りや収穫を行い、調理し 味わっていただくことができた。 ④ユニット会議や面会時にご家族から情報を得て職員全員が共有して個別援助 につなげる。 取組)ユニット会議には多くのご家族に参加していただくことができたが、 要望の聞き取りは「特にない。」と答えられることが多く、もっと信頼関 係を築く必要があると感じる。援助内容の一覧表を活用したが随時更新 されるためケアの統一が難しいこともあった。ターミナルの方へのケア についてはヘルパー間、他職種間で連携しながら関わることができた。 ⑤食事、排泄、入浴、生活援助において、利用者個人の現状にあっているかを 考えて、こまめに見直しを行う。 取組)お互いに意見を出し合い、さまざまな生活場面で個々の現状に合った 援助を考えていくことができた。見直す、実施するという習慣が今まで 以上に身に付いた。短期間で変更になることもありヘルパーがついてい けないこともあり、ミーティングや会議のなかで確認していく必要があ るため具体化していく。 ⑥ユニット学習会のあり方を見直し、職員の技術の向上につなげる。 取組)毎月学習会を行い、学ぶだけでなく担当者として考える機会が増えた。 職員の知識向上、日常の援助のなかで意識することができた。継続して いく。 ⑦介護技術、接遇、業務について、職員一人ひとりが考え、自分の意見を出し 合える雰囲気をつくる。 - 20 - 取組)毎月の学習会開催に取り組むことにより、ユニット内だけでなく他の 部会でも積極的に発言できるようになった。 ⑧食事援助について。 取組)複数介助をなくしたい。食事介助中の途中交代も無意識的に行うのは 問題。私語が多かった、声がけがうまくできない、入居者のペースに合 わせられないという反省も多く、食事介助の基本を学び直す機会が必要。 ⑨排泄援助について。 取組)排泄用品や交換時間の見直しなどこまやかに行うことができたので継 続したい。ていねいに清拭するというような基本がおろそかになる場面 もあった。 ⑩入浴援助について。 取組)お誘いするための声がけやコミュニケーションがうまくいかず難しい ことがあった。耳掃除や爪切り、露出に対する配慮など忘れず行ってい きたい。 3 南町3・4丁目 1)概要 職員が1名不足している状況の中で、昨年度よりは外出や行事の実現は出来た ように思う。外出希望がある方には、行事担当者が中心になり、出来る限り計 画を立てることができ、満足のいく援助が出来た。しかし、職員が不足してい たことで、業務に追われゆっくりと関わりの時間を取ることが困難だったので、 来年度は、ゆっくりと入居者の気持ちに寄り添った援助を行いたい。 2)具体的な取り組み ①入居者の心身状況を正確に捉え、維持すべき所、今後伸ばせるところを明確 化し、生活の場でその機能を生かす援助を行う。また、加齢とADLの低下 に伴い、今後予測される状況を踏まえ、援助の方向性を検討し実地する。 ・居室担当が中心となって、心身機能の状態を観察、把握して援助の方法を 工夫提 案し職員みんなで個別援助の統一を図り、実地する。 取組)居室担当が中心となり、情報を収集し援助方法を再検討し、意見を 出し合って、援助の統一が出来た。またADLの低下に伴って、いろ いろな危険性に関しての取り組みも出来た。援助の統一が出来ていな いときは、注意し合える環境だったが、ヘルパー間で援助の仕方を話 し合う必要性はある。 ・入居者の意見、ご家族の考えも考慮し、他職種と相談しながら実地する。 取組)他部署の協力もあり、外出や食事の面で、入居者の意思を考慮しな がらの援助が出来た。ユニット会議に参加して下さったご家族には、 考えを聞くことはできたが、ご家族が遠方の方には、意見などを聞く 機会が少ないので、対応を探っていきたい。突発的な入居者に意思に 対し、きちんと向き合ってヘルパーの判断が出来ていた。 ②生活空間づくりを充実させ、安全な居場所づくりと楽しみを見いだせる援助 をする。 - 21 - ・季節に合わせた外出援助 取組)主な行事企画は減ったが、季節の外出や外部に外出援助も、昨年度よ りは出来ていた。企画書の掲示が遅かったので、当日の職員が把握できるよ うに、1週間前には提出し、行事が終わったら反省なども行いたい。職員が 少ない中で、相談員の協力もあり、外出は充実していた。ふれあいセンター の利用も増やしていきたい。 ・中庭の活用と手入れを通しての援助 取組)入居者と一緒に庭の手入れを行ったが、職員の人数が少ないこともあ り、時間の確保が困難だった。花の植え付けなどは、担当職員が中心と なり出来ていた。庭で流しそうめんやお茶会、さんま焼きなどを行い、 庭の活用はできた。 ・クラスターの空間づくりの工夫 取組)四季折々の飾りつけを行い、庭で咲いた花なども飾った。居室で過ご される方にも、季節の飾りつけが出来た。片付けるのが遅くなってしま うことがあったので、担当者が片付けまでしっかり行いたい。食堂の席 の変更なども、個人の気持ちを尊重し、雰囲気や安全性、相性などを考 慮できていた。 ③職員の援助技術を向上させ、個別援助に繋げる。 ・接遇や介護技術について学習会を継続して行い、職員が自信を持って援助出 来る 技術を確認する。 取組)接遇は、毎月学習会を行い、出来ていないことを目標にして、改善が でき意識向上になった。達成できなかった時は、目標を継続し目標達成 まで2か月になることが増えていたので、1か月で達成できるようにし たい。 学習会では、毎月違う内容のテーマで学ぶことができ、また実技を取り 入れて実践したことが、援助の統一にもなった。学習会は15分なので、 内容をしっかりと考えて行いたい。 ・必要に応じてミーティングを行い、業務内容の見直しや援助の工夫案などの 意見を出し合える環境をつくる。 取組)ミーティングでいろいろな意見を出し合い、見直しをすることができ た。ミーティング以外でも意見を出し合い、援助の工夫を行えた。ミー ティングで時間がかかり過ぎてしまうところは、注意していきたい。 Ⅴ 苦情処理 苦情は3件寄せられた。匿名の方で、入浴時の同性介助を徹底して欲しいとの要望 である。勤務職員の男女比等で困難も多いが、入浴者や入浴日の変更で出来るだけ 同性介助を行うことにした。また、どうしても出来ない時は、御家族に了解を得る ようにする事を確認した。この対応について、入居者御家族へ郵送等でお知らせし た。他の2件は、職員の言葉遣いや対応に対する苦情である。再度、職員への指導・ 教育を行ってきた。 - 22 - 第2-2 医 務 部 門 Ⅰ 基本方針に対して ターミナルケアを希望される方が今年度も多くいたが、職員の対応も以前よりス ムーズに行えていたように思う。ただ、家族への働きかけや家族への連絡のタイミ ングなど改善しなければならない事もあり、今後も検討していかなければならない と思う。リハビリは30名に近い人数まで実施することが出来て目標はほぼ達成出来 たと思われ、今後も継続していきたい。 Ⅱ 具体的な援助内容 1 健康管理 入院の多い月と少ない月があり、出来るだけ入院する入居者が少なくなるよう 今後も健康管理に注意して健康維持に務めたいと思う。 2 日常生活への援助 STの回診が後半、月に1回となりより充実したものになってきている。 3 リハビリテーション 人数は増えてきているが、やりたいと思わない入居者もいてなかなかうまく実 施できない場合もある。本人の体調をみながらやる気が少しでも出るような声が けを行っていきたいと思う。 4 他事業部との連携 ショートステイの利用者も重度化しており、対応が難しいケースも色々あり、 色んな状況に適応する必要性を認識した。 5 職員に対する健康管理 職員対象の定期健康診断を実施し、異常があれば医療機関の受診を進めるなど 概ね達成できていると評価するが、過信している職員もおり今後も継続して、異 常がみられた職員に対して受診を進めていきたいと思う。 6 グループホームとの関わり ヘルパーと連携を密にして概ね目標を達成出来たと思う。 7 ケア連携協働への取り組み 胃瘻チューブの取り扱い痰吸引に関して、研修を受けた職員対象にモニタリン グを行った。 8 接遇改善の取り組み 定期的に目標を決めて、意識出来るように務めたが実施が伴わない事もあった。 - 23 - Ⅲ 資 料 1 入居者の入院・退院の状況 月別 区分 4 5 6 7 9 8 10 11 12 1 2 3 計 新規入院者数 0 1 2 2 3 3 4 2 1 2 1 2 23 退院者数 0 1 1 0 3 2 2 1 3 1 3 0 17 入院延べ人数 1 2 2 3 7 6 7 7 6 4 4 3 52 入院延べ日数 30 8 29 41 75 112 106 175 126 51 62 一人当たり日数 27 842 4.0 14.5 13.7 10.7 18.7 15.1 25.0 21.0 12.8 15.5 9.0 15.8 30.0 2 2015年度診療状況 ①嘱託医による診察 区分 4 内科 精神科 人数 回数 人数 回数 5 6 7 8 94 103 102 112 103 7 7 9 9 8 22 22 20 20 20 2 2 2 2 9 10 11 12 1 2 91 118 107 113 106 129 6 7 8 8 7 9 20 22 18 19 22 20 2 2 2 2 2 2 10 11 12 2 1 0 0 0 0 2 2 1 3 6 5 0 0 1 3 3 1 0 0 0 0 1 2 1 0 0 0 0 2 11 13 12 1 10 0 0 4 2 1 2 0 0 0 19 3 97 6 24 2 2 計 1275 91 249 24 ②外来受診 区分 4 内科 脳外科 眼科 皮膚科 外科 整形外科 口腔外科 婦人科 耳鼻科 歯科 計 6 0 1 2 0 1 0 0 0 1 11 5 6 1 0 1 1 2 1 0 0 1 0 7 7 4 0 2 1 0 0 0 0 0 0 7 0 0 2 2 1 1 0 2 0 0 8 8 9 4 1 2 3 0 1 0 1 0 0 12 3 0 2 2 0 2 0 0 0 1 10 - 24 - 2 3 2 0 3 8 0 2 1 0 0 0 16 3 0 0 6 1 1 0 2 2 0 15 計 36 1 18 43 7 17 3 8 4 4 141 第2-3 栄養・調理部門 Ⅰ 概 況 担当の調理師がヘルパーとの連携を密にとることができ、細かい個別対応をする ことができた。行事食やおやつ作りも行うことができた。また、ソフト食もグルー プホームへ提供するなど一食種として確立することができた。 今年度の目標に対する取り組みの結果と反省点は次のとおりである。 Ⅱ 具体的なとりくみ 1 ソフト食の検討 取り組み)ふつう食と同じような見栄えを目指したが、柔らかく煮たものや、 煮物がどうしても多くなり色合いが悪く見劣りしてしまう。目で楽し んでいただくためにも更なる工夫が必要である。 担当調理師が中心となり、試作を言語聴覚士と検討をおこない使用 食材を増やす事ができた。だが、使用食材はまだまだ限られてしまっ ている。場合によっては市販の物を一部、使用することも必要かもし れない。ソフト食を召し上がっている方も増えてきているため“安全 で楽しんでもらえる食事”を食べていただけるように早急に対応を考 えたい。毎月、言語聴覚士の指導を受けることが出来るように準備を 行いたい。 2 なめらか食の検討 取り組み)コンテストへ出品し、全国22施設のなかに選ばれ受賞することがで きた。厨房職員にとって大きな励みになった。だが、ソフト食と同じ ように見栄えに問題がある。解決するためにも素材ごとの冷凍など調 理のしかた自体の見直しが必要である。今年度のそのための業務の見 直しなども行った。来年度は、調理法の変更を行いたい。また、“味” にもこだわりを持ちたい。 3 持ち帰り弁当の充実 取り組み)マニュアルは、作れなかった。ケアマネの要請で緊急利用の方に提 供することができたことは、うれしかった。来年度は、ソフト食、な めらか食などの弁当の充実を図り、ご利用者が増加に努めたい。 4 真空調理の検討 取り組み)味の調整を行うことができた。入居者の方は、60代から90代と幅 - 25 - も大きい。固定観念にしばられず新しい味にも挑戦していきたい。食 事の充実をめざし、引き続き検討する。 Ⅲ 提供食事の状況 エネルギー たんぱく カルシュウム 鉄 塩分 基準値 1400~1450 55~60 667 6.2 8.5以下 平均食数 人/日 4月 1450 62.2 562 9.2 10.3 323 5月 1460 61.8 550 8.7 9.7 314 6月 1446 63.8 546 9.2 10.3 326 7月 1479 62.9 561 9.1 9.8 324 8月 1473 64.5 556 9.3 10.4 323 9月 1484 64.1 578 9.6 10 330 10月 1482 58.4 586 8.1 9.9 329 11月 1515 60.4 523 7.6 9.4 333 12月 1492 60 590 8.1 9.4 337 1月 1502 61.3 544 8 9.4 330 2月 1495 59.4 608 8 9.5 339 3月 1508 60.6 596 8.2 9.6 339 566.7 8.6 9.8 平均 1482.2 61.6 - 26 - 第3-1 在宅サービス部 Ⅰ 概 況 介護保険制度が社会福祉から大きく外れ、介護を受ける側の費用負担や提供側の 事業運営のバランスや内実が懸念されて始まったが、それは現実のものとなってい る。一部の利用者では利用料の2割負担が始まり、要介護度によるサービスの利用 制限も現実のものとなった。事業者側では介護報酬が大幅に引き下げられた。利用 料負担の変動は、在宅で介護を続けているご家族や利用者と直接やり取りを行う在 宅部門にあって、利用者動向に直結するものである。 援助の質の追求を続けたいところではあるが、現実的な援助の提供体制やマンパ ワーの状況について、また利用者数による運営状況についても検討せずにはいられ ない実状である。 在宅サービス部の利用者確保を命題とする年度も続いている。2015年度も報酬引 き下げのこともあり引き続き課題であったが、発展させた新たな取り組みが実を結 び、利用者増を実現する事業所も出た年度でもあった。 Ⅱ 会議の開催状況と各取り組み 各事業所間の連携の強化と方向性を同じくするために、また利用者へのサービス の質の向上を目指して以下の会議を開催した。 ◎サービス開発部会 (毎月第3水曜日) ○主任・副主任打合せ (デイサービス:ケース検討会の前16:30) (ショートステイ:サービス開発部会の前:16:45) ○援助分科会 (第4火曜日:17:30) ○各部署 居宅介護支援事業所 定例会議(原則毎週火曜日) デイサービス ケース検討会(第1火曜日)・個別援助計画検討会議(第3火曜日) ショートステイ ケース検討会(第2火曜日)・ショート会議(第3木曜日) ホームヘルパー 研修会(偶数月第3金曜日)・ケース検討会(奇数月第3金曜日) Ⅲ 利用者増への取り組み 概況で取り上げた今までにない取り組みは、サービス開発部会において、利用者 を増やす取り組みを行うというものであった。要員としては、部長等の管理職主導 ではなく、デイ主任をリーダーとする職員主導による柔軟な発想と自由な動きによ る取り組みを行った。まずはデイサービスの利用者を増やし、各サービスへ拡げよ うという目的のもと市内の数地区へのパンフレット配布、介護予防教室形式の催し など、上半期の4ヶ月にわたり時間をつくり取り組んだ。その結果、下半期のデイ サービス利用者は、通常冬期間は減少するところ、増加傾向を続けた。 - 27 - Ⅳ 援助分科会事業報告 今年度も、総合的にデイ・ショートの利用者についての援助を検討する分科会と して、ケア見合わせや交流会、接遇、学習会を四つの柱として活動を行った。援助 の質を上げるという視点で一歩踏み込んだ議論をする事ができた。 1 ケアすり合わせ 今年から当居宅のケアマネジャーも輪番で参加することになり、ケアマネージ ャーの視点も取り入れ自宅での様子やご家族の思いも聞きながら、デイ・ショー ト間の援助方法の統一を図った。そういった面では満足のいく活動ができたと思 う。しかし、昨年度も検討したタイムリーなケア見合わせといった点では、月1 回の開催のため援助分科会では困難である。随時事業所間での情報交換を密に行 う事で対応し、援助分科会では 確認する場としたい。 2 交流会 毎月共通の利用者の相互の活動への参加を計画してきたが、当日になると利用 者の体調不良や職員の不足により実施できないことが多かった。 今年度後半より検討を加え、期日を決めずにお互いの活動を把握しておいて、 参加可能な利用者がおられた際に随時実施するという方向に変更をかけた。 3 接 遇 今年は自分の部署の課題や取り組みだけでなく、広い視野で接遇について提案 ・議論し発信できたと思う。気づく視点を持ち続けることの重要さを確認できた。 そして、より援助の質を上げることに繋がったと思われる。 4 学習会 今年は学習会は行っていないが、今後学びたい内容があったら研修部会に提案 していくなどして、引き続き職員自身のスキルアップに努めていく。 - 28 - 第3-2 指定短期入所生活介護事業所 Ⅰ 概 況 今年度利用状況については、送迎時の対応や車椅子などの操作の未熟さをご家族 から指摘を受けることもあり、4月~9月の半年間利用平均人数が下回り、利用者 確保に苦労した。相談員が事業所や病院回りを続けてきたこともあり、新規利用者 の利用も増え、10月からは利用平均人数を超える人数となったが、同時期に長期 利用の方々が、複数名グループホームや入居へ移行された。 最近の利用傾向として、利用日数を含め、利用の仕方が変わってきているため、 対応策にも変化が見られた。ひとつは、利用日が土・日・祝日に集中し、土曜日の 迎えと月曜日の送りの人数が多く、入浴や食事介助の人数も複数人増えるため、午 前中から夕方まで、夜間入浴も行うことで入浴介助を行い、夕食は時間差を取り入 れ、職員の勤務人数の増・休憩時間の変更を行うことと、厨房の協力で対応をした。 もう一つは、認知症と体調面で重度化した方の利用が増え、昼夜問わずの見守りと キッチンの使い方の見直し、看護師の協力が必須だった。 デイの利用者増の活動にショートも参加をしたこともあり、日々の業務の中、事 業所を超え、お互いに連携し合うことの大切さを学んだ1年だった。 Ⅱ 援助内容について 1 食事 ・食事プレートを食事形態ごと色別にしたことで、一目で分別できるようになった。 ・栄養士の話を頻回にお願いするのは難しいこともあり、配膳の際メニューの話 をしながら配ることで、季節や食の話ができた。 ・食事が楽しめるようにテーブル配置に気を配ることができた。 ・食事介助が多くなる、土・日に時間差で食事介助を行うことで、忙しさを分散 し、利用者の方に迷惑が掛からないように工夫した。 ・厨房との話し合いを持ち、お菓子作りや行事食を増やせた。 ・食事提供が遅くなり、もっと温かいものは温かいうちに提供できるように心が けることが必要だった。 2 入浴 ・特に問題なく満足していただけたと思う。 ・月曜日に退苑者が多く、日曜日の入浴者が多くなり、デイの大浴場を借りるな どを実行すべきだった。 3 排泄 ・ホワイトボードを活用し、下剤と浣腸の管理と施行はほぼできた。 ・日中と夜間帯の対応が違う方に対し、オムツを外さず衛生面に気をつけるべき だった。 - 29 - ・ポータブルトイレの掃除ができておらず、居室の臭いが気になったり、排便の 記入が抜けることがあった。 ・新規利用の方の排便確認ができていないことがあった。 4 機能訓練 ・リハビリを希望する利用者は、相談員が中心になりリハビリセンターでの訓練 を行なった。 ・毎月第二木曜日、オカリナ演奏を通しての集団リハビリは好評だった。 ・平日、医務によるリハビリ体操が良かった。 ・将棋や塗り絵等、個々が好み行う生活リハビリは良かったが、多くの方に生活 リハビリに繋がる楽しみを提供できればもっと良かった。 5 介護計画 ・ 計画書の作成、見直しなど勤務上相談員任せになってしまった。 ・ ケース検で介護計画を見て、利用者・家族の希望を知ることで、介護計画通 りになるように努めた。 6 健康管理 ・平日のバイタル測定を医務が行うことで、より安心できる体制ができた。 ・服薬表の活用で職員の意識向上もあり服薬忘れは無くなり、活用を続けていく。 ・服薬は、最後まで確認しないと、ポケットに入れたり、床に落としていたりし て、服薬できていないことがあった。 ・食前の手指消毒・食後の口腔ケアはできている。 ・入苑後体調不良がみられた場合、ご家族に連絡し対応できたが、看護師との協 力体制をもっと密に行うべきだった。 ・薬や目薬の紛失、ピューラックの誤飲騒ぎなどもあり、物品管理が徹底できて いなかった。 ・ヒヤリハット・事故報告の記入件数が少なく、職員全体で前向きに解決していく。 7 余暇活動 ・行事を企画し日程を決めても、利用人数が急に増えて、できないことがあった。 ・リース作り等好評だったので、空いた時間にできる創作活動をもっと行うべき だった。 ・決められた行事ではなかったが、その日の勤務者が季節や天候を考え、ドライ ブ外出や輪投げなどのゲームを楽しんでいただいた。 Ⅳ 利用者の確保 利用者家族から信頼していただけるように、送迎時には挨拶・会話をしっかりし た態度で行うことを努めたが、入れ歯・目薬等の紛失が相つぎ、介護技術の未熟さ もあり、家族の信頼関係が損なわれることがあった。また、サマリーの記入の仕方 で、家族が欲しい情報を的確に記入できていないこともあった。 - 30 - Ⅵ 職員の資質向上 月に一度のショートステイ会議では運営に関する事柄の他、知識や技術を高める 努力をしてきた。しかし送迎時の接遇面や介護技術の未熟さなど課題も残る年度に なった。 一人ひとりの職員が役割を果たし、自己研鑽に努めながら協力・連携して良い援 助に繋げることを再確認し、取り組んでいくこととした。 Ⅶ 月別実績 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 498 518 533 530 539 467 570 550 589 593 535 551 54 55 56 49 58 46 61 55 52 57 55 57 平均利用日数 9.22 9.4 9.5 11.28 9.29 10.8 9.34 10.38 11.3 10.8 10.02 平均利用者数 16.6 16.7 17.77 17.1 17.39 15.6 18.39 18.33 19 19.1 18.4 17.77 新規利用者数 6 5 6 5 3 5 6 3 6 4 6 11 3.11 3.38 3.23 3.5 3.4 3.42 3.32 3.21 3.26 3.22 3.22 3.26 月別利用者延べ人数 利用者数 平均介護度 - 31 - 10.5 第3-3 デイサービスセンター Ⅰ 概 況 昨年度は職員の顔ぶれの半数が変わり大変な1年となったが、今年度は介護報酬 のマイナス改定のあおりを受け、職員の人数が少ない体制での運営を強いられるこ となった。事業の運営においては年々厳しさを増していくなかで、サービスの質や ご利用者に満足していただけるサービスを担保することに腐心した1年であった。 稼働状況に目を向けると利用人数が年々落ち込む中、在宅サービス部内で利用者 増に向けた取り組みを行い、設定した目標を大きく上回る新規ご利用者の方々から ご利用いただき、実績を上げることに成功した。今回の活動が直接利用者増に結び ついたのかの判断は難しいが、こうした活動を通して職員が前向きに一丸となって 取り組む姿勢があったからこそ潮目が変わったことは間違いない。 ご利用者の実人数が増えてきたことは大変ありがたいことである。今後は今の利 用人数を維持していく必要がある。そのためには現在ご利用いただいているご利用 者の方々には満足していただけるサービスを、また、これまで以上に新規ご利用者 を増やすための活動を継続していくことが求められる。 Ⅱ 基本方針 1 安全なサービスの提供について 今年度は大きな事故なくサービスを提供することができた。事故は起きるべく して起きるものなので、日頃からの気づきを大切にしながら、ご利用者の日々の 状態の変化に目を向けるリスクマネジメントが実践できた。 2 職員の規範となる行動指針を明確にする 職員が安心してご利用者の援助ができるよう、会議や研修の機会をとおしてデ イサービスセンターが大切にしていることを明確にして、行動指針を示してきた。 行動指針は全職員が納得できるものでなければならないので、何故そうするのか の具体的な根拠をしめしながらその周知に努めた。 3 ご利用者同士や家族、他の事業所や地域住民との交流、繋がりを大切にする 今年度は西山形地区と村木沢地区の文化祭開催日が重なったため、出展は西山 形地区文化祭のみとなった。主な作品は、書道・刺し子・折り紙・塗り絵などで地区 の皆さんからも好評を得ることができた。 利用者増への取り組みの一環として沼木、富の中、あかねヶ丘にお住まいの方々 へご挨拶回りを実施した。皆さん温かく出迎えてくださり、地域との繋がりや広 がりを感じることができ、大きな成果をあげることができた。 - 32 - 4 真の自立支援を見据えた支援をする 身のまわりのことが自分で行えるだけの自立支援ではなく、ご利用者の生活の 質が向上する支援を心がけ、必要な支援を提供することができた。また、自立支 援には職員によるご利用者一人ひとりのケアプランや個別援助計画への理解が不 可欠であるが、個別援助計画作成検討会をケース検討会に含めたことで、より多 くの職員と情報を共有することができ、きめ細やかな支援の提供に繋げることが できた。 5 家族会との協力・協働に力を入れる 今年度は家族会旅行へ新たなご利用者・ご家族の方の参加もあり、賑やかに楽 しく旅行し親睦を深めることができた。しかし、年々参加者も減少傾向にあるこ とから、内容については再考の余地がある。また、清掃ボランティアにおいては 多数の方に参加協力をいただき、充実した活動となったが、清掃後の懇親会への 参加者がほとんどいなかったので、懇親会についても中止を検討し違った形での 広がりを検討したい。 6 広報活動の充実を図る 利用者増への取り組みを実施するに当たり、パンフレットの作成と無料体験利 用のチラシを新たに作成し戸別に配布を行った。それにより無料体験利用者と実 際の利用者が大幅に増加するといった成果を上げることができた。一方、ホーム ページについては、最新の情報や状況をリアルタイムでお伝えするには至らなかった。 7 豊かな援助を可能とする研修プログラムをつくる 職員自身が講師となって、年4回の研修を行った。講師になった職員が自己研 讃を積むことはもとより、知りたい事を分かりやすく説明することができるため 良い研修の機会となった。また、今年度も新しい職員を迎え入れることとなった。 時間的余裕がないなかでの研修なので、見て覚えることが中心の指導になってし まったのは残念であった。しかし、実際に新しく配属された職員からは今後の研 修プログラムを作成するにあたり、参考となる意見も出されたので今後に生かし ていきたい。 8 キャリアパス制度の導入 介護キャリア段位制度を活用した人材の育成に努めようとしたが、実際の活用 には至らず、段位認定者を出す事ができなかった。介護キャリア段位制度の活用 には大きな労力と時間を必要とするため、現在の状況では無理があるように思わ れる。事業所独自のキャリアパス制度の導入を検討する余地がある。 9 劣化や破損した備品の交換を行う 車いす4台とリビングダイニングにある一部のイスの交換を行った。今後も残 りのイスや机等を随時交換していきたい。 - 33 - 10 業務内容・サービス提供内容の大幅な見直しを行う 業務内容においては、ご利用者に直接影響のない部分から簡素化し、少ない人 員でも運営できるよう工夫することができた。サービス提供内容においても、個 別機能訓練加算の算定を行わない月をつくる等、できるだけ無理をしない運営に 努めた。 11 新規ご利用者獲得に向けた取り組みを推進する その名のとおり在宅サービス部内にデイサービスを中心とした同名のチームを 立ち上げ、戦略的にご利用者を増やす取り組みを行った。その結果多数のご利用 者の方からご利用いただくことができ、活動としては一定の成果があげられた。 ただし、安定したご利用者の確保に向けては来年度以降も継続して活動を行う必 要がある。 Ⅲ 今後の課題 ・地元3地区以外の地区からの利用促進 ・男性ご利用者が喜ぶ魅力的なサービスの提供 ・自立支援に向けた職員の意識 Ⅳ 利用状況 1 年間の利用状況 延べ人数 一 般 型 認 知 症 型 介 護 予 防 総 合 事 業 認知 症型 介護 予防 合 計 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 合計 354 119 110 365 121 117 388 93 129 449 97 127 439 112 109 412 107 126 425 117 125 378 110 127 413 90 138 408 91 141 430 89 146 0 583 0 603 0 610 0 673 0 660 0 645 0 667 0 615 0 641 0 640 0 665 2 介護度別利用状況 介護度 事業対象者 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 一般型 男 女 0 5 7 9 3 11 3 22 5 15 0 7 0 1 1 2 497 99 174 20 0 790 4958 1245 1569 20 0 7792 3 地区別利用状況 認知症 男 女 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 2 0 0 2 0 0 - 34 - 地区 一般型 認知症 第1 1 第2 1 第6 1 第10 2 西山形 42 3 村木沢 20 4 大曽根 15 2 本沢 1 南山形 2 1 南沼原 4 滝山 1 その他 2 1 計 91 12 第3-4 ホームヘルパーステーション Ⅰ 概 況 今年度は介護報酬改定が行われたこと、また前期は事業実績は好調だったが、後 半は長期入院されて施設利用になる方が多く、利用者の確保が難しく目標を達成す ることができなかった。 次年度は介護予防のサービスの見直しが行われることもあり、利用者を増やす対 策を考えなければならない。 Ⅱ サービス提供 1 身体介護 事業所内で利用者の情報を密にし、他機関や介護者へ発信して共有を図り、健 康に快適に過ごせるように、また介護者には精神的にも負担が軽減されるように 努めた。 1)排泄 プライバシーの保護に配慮し、その方に合わせた介助方法を検討し、清潔で 気持ちよく生活していただけるように努めた。また皮膚状態を観察し情報を発信し て床ずれ対応の寝具への変更などはたらきかけた。 2)食事 楽しみである食事を食べやすい形態にし、誤嚥しないよう注意して介助し無 理なく召し上がっていただくことができた。また水分不足にならないように配 慮した。 3)入浴 転倒や長時間の入浴に注意し、気持ちよくゆっくり入浴していただいた。 2 生活援助 利用者の生活習慣や意志を尊重し自立した生活ができるよう援助してきた。 一緒に行うことで生活意欲持っていただけるように援助してきたが、依存心の強 い方へのはたらきかけに時間を要することもあり、計画時間の制限のなかでの実 行が難しいこともあった。 1)調理 希望の献立や利用者宅にある食材での調理を一緒に行うことを心がけたが機 会は少なかった。しかし栄養のバランスや色取りに気をつけ調理し味付けをみ ていただくなど何らかの形で援助へ関わっていただくように努めた。 2)掃除 テーブル拭きなどできる部分は行っていただくように働きかけ、一緒に行う ことで自信がついたと思うが、負担と感じられることもあるように思う。 - 35 - 3) 買い物 買い物の援助はほぼできたが、希望の物がない場合の対応や、メーカー等の 確認が必要な事もあった。買い物を希望される方はなかなかスーパーマーケッ ト等へ出かける機会がなく、毎回買い物の品目が決まってしまう傾向にある。 3 その他 自宅での生活が快適であるよう、またコミュニケーションを図り孤独感の緩和 や不安に思っていることがないかなどに気を配った。 Ⅲ 連 携 日常生活の様子や体調の変化など必要に応じケアマネージャーやサービス担当者会 議等にて情報を交換し、在宅での生活が継続できるように努めた。また連絡帳を用 いてサービス提供時の状況を家族へお知らせした。 Ⅳ 資質の向上 事業所内や苑内外の研修会へ参加し知識と専門技術の研鑽に努めた。ケース検討 会を開催し個々の利用者理解とサービス内容等の確認を行った。 Ⅴ サービス提供の課題 利用希望の時間帯が集中し短時間勤務のヘルパー派遣を調整し対応した。 今年度は入院や施設利用になった後の利用者確保ができなかった。次年度は利用 者確保に向け対策を講じたい。 Ⅵ 苦 情 今年度は特になかったが、潜在化していることや声にして言えないこともあると 思われるので、引き続き利用者の様子や態度に気を配りながら実践することとする。 Ⅶ 利用状況 1 類型別活動回数 (要介護) 4月 身体介護1 5月 100 114 6月 7月 8月 109 123 113 9月 10月 11月 12月 96 100 102 104 1月 2月 3月 合計 79 86 76 1202 身体介護2 22 26 27 30 30 28 14 22 16 6 6 5 232 身体介護4 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 身体1・生活1 21 22 35 36 27 27 20 15 14 20 10 身体1・生活2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 106 107 102 110 68 50 46 1198 23 24 22 281 生活援助2 生活援助3 合 計 108 138 27 24 278 324 140 117 106 30 29 26 341 335 302 19 15 20 22 276 257 261 266 - 36 - 1 21 268 0 2 196 178 170 3184 (要支援) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 予防訪問介護Ⅰ 12 17 11 14 11 10 13 12 8 9 11 15 143 予防訪問介護Ⅱ 15 6 13 14 21 22 24 22 25 19 15 22 218 予防訪問介護Ⅲ 0 0 0 12 14 7 7 3 2 2 0 27 23 24 40 46 39 44 37 35 30 26 合 計 2 要介護度別利用人数 要介護度 人数 比率 要支援1 3 8 要支援2 4 10 要介護度1 13 33 要介護度2 5 13 要介護度3 4 10 要介護度4 5 13 要介護度5 5 13 - 37 - 0 47 37 408 3-5 指定居宅介護支援事業所 Ⅰ 概 況 継続している地域包括支援センターや医療機関への効率のよい居宅パンフレット 配布に加え、福祉活動創造部・ふれあいセンターとの連携により新規相談件数を確 保できている。また、今年度は新規相談を全て受けいれたことにより、担当件数を 確保し極端な担当件数減にならないよう取り組んだ。ただ同時に、短期間で支援が 終了するケースや、実績にならない相談なども増えている現状である。近年の傾向 として家族から直接各事業所にとかみを利用したいとの相談があり、相談に至るケ ースもある。介護保険以外の活動も増加しているが、介護支援専門員ができる限り 関わることにより、十分でないながらも一定の成果を得たといえる。 Ⅱ 居宅介護支援業務 1 活動の方針から 利用者が暮らしのなかで自らの能力を活用することができるよう、相談と支援 を心がけた。必要であれば、民生委員や福祉協力員・包括支援センター職員とも 連携し支援を行ってきた。 利用者確保のための取り組みを実践し、極端な担当件数減にはならずある一定 以上の担当件数確保はできたが、目標件数には至らなかった。引き続き安定した 運営が安定した援助の継続になることを一人ひとりが意識を持ち、利用者を確保 できるよう努める必要がある。 2 今年度の重点課題から 今年度の介護保険法改正に伴い、特定事業所集中減算の適応割合の大幅な引き 下げや、対象サービスの範囲限定を外すなど改正があり対応に苦慮したが、特定 事業所集中減算の回避するための必要な手立てや、特定事業所加算Ⅱを取得する ための手立てを行い、特定事業所集中減算の回避と特定事業所加算Ⅱの算定基準 を充たすことができたことは大きな成果である。 週1回の会議と研修で継続的に学習を行いながら、実績推移を随時確認し今年 度は新規相談を全て受け入れしてきた。また、法人で取り組む在宅活動全般には 全職員で関わり、介護保険制度の枠を超えた活動も行ってきた。福祉活動創造部 やふれあいセンター職員との情報交換を行い利用者確保に努め、相談件数を増や すことで担当件数増加に繋がることもあることから、今後も継続が求められるだ ろう。 3 職員の資質向上について 居宅定例会議、苑内研修での研修と学習の機会は一定程度確保できた。また、 地域包括支援センターや各種団体主催の会議や研修会に、可能な限り参加し横の 繋がりの構築に努めた。しかし、活動範囲の拡大は十分な成果を得られず、三地 - 38 - 区内の活動(いっぷく会・地区内行事等)等の参加においても今後の課題である。 ケアマネジメント技術の向上とともに、介護保険以外の取り組みでもマネジメン ト(調整)できるように自己研磨に努めるものとする。 Ⅲ 実 績 1 要介護度別利用者集計 要支援1.2 要介護1 4月 18 30 5月 19 29 6月 20 29 7月 20 30 8月 18 29 9月 18 29 10月 20 29 11月 20 28 12月 22 29 1月 21 28 2月 20 26 3月 22 26 平均 19.83 28.50 要介護2 28 27 28 27 28 27 29 28 26 26 26 25 27.08 2 介護度別給付管理比率 介護度別給付管理比率(%) 要介護3 10 9 10 12 12 13 13 14 13 14 13 14 12.25 要介護4 4 5 6 4 4 6 6 6 8 7 8 8 6.00 要介護5 6 6 6 8 6 6 6 5 6 4 5 5 5.75 要介護5, 5.78% 要介護4, 6.04% 要介護3, 12.32% 要支援1.2, 19.95% 要介護2, 27.24% 要介護1, 28.67% 3 月別給付管理件数 110 105 100 99 96 95 103 101 97 99 95 90 85 80 件 - 39 - 104 101 100 98 100 合計 96 95 99 101 97 99 103 101 104 100 98 100 第4 と か み 楽 生 苑 Ⅰ 概 況 今年度は、4名の入居者が退居された。内訳は、とかみ共生苑への入居が2名、一 般病院への長期入院が1名、苑でお亡くなりになった方が1名である。昨年度の退居 者数10名と比較するとかなり減少したが、例年、5名前後の退居者数であることを考 えれば大きな変化はないといえる。 さて、今年度の退居者のうち、長期入院が退居理由となった方については、悪性 腫瘍が進行したためであるが、日々変化する体調や抗がん剤の副作用に対して、ど のように対処したらよいのかたいへん不安に感じた職員も多かった。これまで楽生 苑では、悪性腫瘍の症状がある入居者や、抗がん剤を使用する入居者を介護した前 例がなかったことが不安の要因であったが、今回、この方にとってどのような援助 が最善であるのかを皆で考えながら対応したことが、職員一人ひとりの成長につな がったのではないかと考えている。 また、今年度は楽生苑で初めてとなる看取り介護にも取り組むことができた。主 治医から看取り期であると説明を受け、約10日間という本当に短い間でお亡くなり になったため、自信を持って十分に対応できたとは言えないが、その方が最期まで 穏やかに苦痛なく過ごせるよう、職員全員で工夫しながら援助することができた。 ご臨終の際に「(様々な処置で傷つかず)たいへんきれいな体でお亡くなりになりま したね」と主治医から家族へ話があった。病院で様々な処置を受けながらお亡くな りになる場合と比べ、老衰という自然な形で亡くなる場合は、住み慣れた場所で静 かに最期を迎えることがいかに大切であるのか、あらためて考えさせられた経験と なった。楽生苑には常駐する看護師がおらず、特養ホームのように十分な設備も備 わっていないため難しさも感じるが、今後も入居者の状態や家族の意向を確認しな がら、前向きな姿勢で看取り介護に取り組んでいきたい。 Ⅱ 目標に対しての取組状況 1 認知症介護の向上 ①認知症介護の知識を深め、入居者一人ひとりに適したケアプランを作成し個別 的な援助を行えるようにする。 取組) ・事業所内学習会を毎月、定期的に開催することで認知症介護の知識を深める ことができた。また、看護師や栄養士へ講義を依頼し、体調急変時の対応や 日常的な健康管理、滑らか食やソフト食等特別食について学ぶことができた。 グループホーム職員は、医療や調理など介護関連知識も幅広く身につける必 要性があるので、今後も同様の研修会を継続して開催したい。 ・毎月のユニット会議で、各入居者のアセスメント内容を確認し、客観的情報に 基づいたケアプランを作成すると共に、職員全員で援助方法を共有することが - 40 - できた。 ・センター方式の「私ができること・私ができないことシート」「私がわかるこ と・私がわからないことシート」はケアプランの様式と一体化したことによっ て、十分に活用することができた。「私の姿と気持ちシート」の活用について はユニットによって取り組みの差がみられた。入居者の要望や気持ち、願い に基づいた援助が認知症介護の原則でもあるので、来年度は両ユニットでしっ かりと取り組んでいく。また、「24時間生活変化シート」等、これまで使用し ていないシートについての研修が未実施となってしまった。来年度は学習会 の計画に位置付けて、援助内容の向上を図りたい。 ②各入居者の認知症の状態に適した環境設定や援助を行い、認知症の症状悪化や BPSDの発生を減らす。 取組) ・入居者の日々の様子をしっかりと把握し報告書にまとめることで、認知症の 症状についても医師へ適切に伝えることができた。 ・家へ帰りたい気持ちが強く屋外へ出たいという入居者については、職員が付 き添って外出するなど、できる限りその方の気持ちを尊重するように援助し た。日に何度も外へ出て行かれる方もおり、その都度、付き添うこととなる が、むやみに外出を制限せずに歩いてもらうことが、BPSDの発生減らす ことにつながったと考えている。ただし、日中の勤務者が2名しかしない場合 など、職員体制の不十分な日が月半数はあり、十分に付き添いすることが困 難になってきている。 2 身体介護技術の向上 増加傾向にある身体介護を要する入居者に対し、適切な介護を提供する。 取組) ・身体介護に関する研修が未実施となった。入居者の身体機能低下に即した援 助を行うためにも、来年度には実技を交えた学習会を開催したい。 ・一般用ベッドから立ち上がる際に転倒の危険性がある入居者については、介 護用ベッドの利用をご家族へ提案し導入することができた。椅子での座位が 不安定な入居者については、クッション等を使用するなどしたものの、十分 な改善までに至らなかった。PTやOTなど専門職から協力を得られるよう な体制づくりが今後の課題である。テーブルや椅子の高さが合わない入居者 については、安定した姿勢で食事がとれるよう工夫し改善することができた。 転倒の危険性がある入居者のための離床センサーマットが慢性的に不足して いたが、安価に導入できる赤外線センサーで代用し、センサーマットと同等 の効果を上げることができた。 ・床ずれが出来やすくなっている入居者については、入浴時や排泄時に皮膚観 察を徹底し、適切な処置を受けられるようにした。寝具については除圧マッ トレスへ変更するなどして床ずれの悪化防止に努めた。 - 41 - 3 食事提供方法の工夫 咀嚼や嚥下機能、食欲の低下している入居者にはその状態に合わせた食べやす い食事を用意する。 取組) ・栄養・調理部門からの協力でソフト食や滑らか食等、入居者の嚥下や咀嚼状 態に合わせた食事を用意することができた。 ・食欲不振の入居者には、好みの食事を可能な限り用意させて頂いたが、その 時々の気分で食べてもらえないこともあった。食欲不振には様々な原因があ る。見当識障害、意欲の低下、味覚の変化、義歯の不具合、周りの環境、老 衰など、入居者によっても原因は異なるので、その原因を探りながら援助し ていきたいと考えている。 4 体調管理 入居者の体調不良や怪我に対し、適切かつ迅速に対応する。 取組) ・血圧や脈拍、体温を日々測定することで小さな体調の変化にも気づくことが できた。 ・体調不良や怪我等が疑われる場合は速やかに医務室看護師やとかみクリニッ クへ報告することで、早期回復につながる場合も多かった。 ・悪性腫瘍のため抗がん剤治療を開始した入居者がおり、当初からみられた食 欲不振のほか、薬剤の使用による副作用もあり、体調管理や症状の観察が難 しかった。疾病や薬剤に関する幅広い知識を身に付ける必要性があることを をあらためて認識した。 5 余暇活動の充実 入居者が楽しみや喜びを持ちながら活動的に暮らせるようにする。 取組) ・入居者が楽しく参加できる内容を考えて取り組むようにしたが、入居者の希望を 十分に取り入れるまでには至らなかった。 ・夜桜ドライブや流しそうめん、納涼祭など新たな行事を実施し、入居者にも好評 だった。今後も、様々なものを試行しながら余暇活動の充実を図っていきたい。 ・誕生会や各種行事の際には調理や挨拶、歌の披露など入居者が何らかの役割を 持ち、主体的に過ごせるよう配慮した。参加する入居者が自信を持ち、意欲 を持てるような行事を今後も計画する。 ・BPSDの改善や身体能力の維持向上、夜間の良眠につながるように軽体操 を実施したが、十分な効果は見られなかった。実施回数や実施時間帯、体操 の内容等について検討を加える必要があるのではないかと感じている。 ・園芸活動は畑に出て胡瓜や茄子などの野菜の収穫をして頂いた。花の水やり を進んでして下さる入居者もいた。その一方で、参加できる入居者が限られ ていたり、土を耕したり除草作業は職員だけで取り組みがちであった。入居 者からどのよう参加してもらうことができるのか検討を要する点である。 - 42 - 6 接遇の向上 入居者が自己肯定感や意欲的な気持ちを保ちながら生活を送ることができるよ う、より良い接遇を身につける。 取組) ・各ユニット会議において、月ごとの達成目標を決めて取り組むことで、職員 の接遇に関する意識を一定程度、維持することができた。その一方で、目標 があいまいになってしまうこともあったので、来年度は全職員が接遇改善に 向けて高い意識を持ち、目標を明確にしながら取り組むようにしたい。また、 不適切な接遇が虐待につながる危険性もあるので、職員同士が互いに注意し あえる関係を築かなくてはならないと考えている。 7 事故の防止 入居者が安全かつ安心して過ごせるよう介護事故の発生を防止する。また、同 様の事故を繰り返さないための対策を検討し実行する。 取組) ・事故報告書やヒヤリハット報告書を回覧し、職員全員が状況を把握し、改善点 や対応策を共有して介護するようにした。 ・入居者の様子や動きに常に気を配り対応してはいたが、少なからず転倒や単 独外出等の事故が起きてしまった。特に夜間、他入居者の対応をしている最 中に自室で転倒してしまうことが多かった。職員が一人しかいない場合の対 策に難しさを感じている。転倒事故防止に向け、より一層の工夫が必要である。 8 職員間の情報共有 日々変化する入居者の状況をしっかりと把握した上で援助する。また、通常と 異なる突発的な状況が発生しても、チームの一員として職員間で連携しながら臨 機応変に対応する。 取組) ・ポイントを押さえ簡潔な申し送りを意識したが、エピソードが加わり、長引 いてしまうことが多かった。また、必要な申し送りが抜けてしまうこともあっ た。 ・申し送りノートの活用はできたが、積極性については職員によって差があっ た。「書く」「読む」「話す」「聞く」といった申し送りの基本を怠らずに、必 要な情報を共有し適切な援助につなげたい。 9 家族との連携 事業所と家族の良好な信頼関係を保ち、互いに協力することで入居者の生活を 支える。 取組) ・入居者の体調不良や怪我については、時間帯に配慮しながら可能な限り早い 段階で連絡するようにした。 ・家族との定期面談は、日程調整がつかず計画通りに開催できないこともあった。 - 43 - ・「今月のご様子」は毎月発送し、家族もしっかりと目を通して下さった。家族 が読んでも分かり易く、不快を感じない文章表現に努めたほか、職員間でも 内容を確認しながら文章表現を検討した。また記録の書き方についての学習 会も開催した。 ・行事へ参加してくださる家族が固定化している。なるべく多くの家族に参加 していただけるよう働きかけていきたい。 10 地域との連携 地域住民の方々に認知症への正しい理解や介護方法、福祉サービスについて広 く知ってもらう。また、一人で悩んだり、孤立する介護者を減らすことができる よう、介護者同士が話し合える場を作る。 取組) ・西山形地区介護者サロンは継続して開催することができた。参加した住民の 方々からは地域内の高齢者の状況や困りごとなどを直接聞くことができ、と かみの地域福祉活動を推進する上でも有意義であった。 ・管理者のみの参加になってしまった。他職員も交替で参加することができる ような体制を作りたい。 - 44 - 第5 とかみふれあいセンター やまがた市民福祉会が「高齢者福祉をよくするとかみの会」と協力・共同で運営す る、2008年11月に完成した「とかみふれあいセンター」も7年5ヶ月が経過したくさん の方が利用された。相談所としての機能を果たしつつ、どんな人でも利用できる交流 スペースとして活用できるようにしてきた。相談業務は、なじみの関係から生まれる 様々な相談に対応しプライバシーに配慮した解決方法を専門の知識を持った相談員と 連携して行った。軽食喫茶業務は、一般向けの食事だけでなく嚥下障害や身体機能に 配慮した食事の提供や環境づくりにつとめ、高齢者施設の方々からも多く利用頂いた。 また、地域のサロンや各団体の会議等でも利用していただいたり、多様な利用者のニ ーズに応えながら「うたごえ喫茶」「芋煮会」「餅つき大会」など催し物等を通じての 交流の場として活用された。福祉の発信基地として山形市消費者啓発ボランティアに 登録し、振り込め詐欺や消費者問題などの予防・対処法方法などの啓発に努めた。9月1 日には県内初の常設認知症カフェ「オレンジカフェとかみ」を開設し認知症の理解・ 予防啓発に努め、それに合わせて認知症サポーター養成講座をおこなった。また、県 内初の認知症高齢者声掛け訓練「おせわさまッス西山形」を開催し認知症になっても 住みよい町つくりとして企画し地域でも活躍できる人材の育成をおこなった。 Ⅰ 事業内容の円滑な運営と充実のために 1 高齢者の「よろず何でも相談」事業の充実を図る。 今年度は、補助金が打ち切られ運営委員、相談員と話し合いを行った結果相談窓 口を継続して運営をし、人員の削減からセンター内での相談件数は減少する中、 相談の内容によっては自宅などに訪問を行い相談を行った。年に1回相談員で相談 内容や連携を図るための会議を行った。また、包括支援センター等とも協力して 問題解決につとめた。 2 運営委員及びセンター職員の活動について 運営委員、センター職員による農園の除草作業、大根、長ネギの収穫を始め各種 イベントの共同運営を行った。また、毎月第1水曜日にセンター職員会議、第2 木曜日に運営委員会を開催し、問題の提案、提起を行い確認や新しい催しなどの 企画立案などを継続して協議を行った。ふれあい餅つき大会では、運営委員より とかみ共生苑、楽生苑の入居者利用者の方々にも楽しんでいただきたいとの想い で交流広場でも餅つきが行われた。 3 広報活動について 公共施設(南沼原、飯塚、本沢、椹沢、西部公民館、霞城公民館、南山形、大 曽根、西山形、村木沢、)などを中心にセンターだよりの掲示、配布を継続し、西 山形、村木沢、大曽根、沼木連合会、の自治会に毎月回覧で広報を行った。全戸 訪問の際に全戸(約1,650戸)にセンターだよりを福祉活動の一環として全職員が関 わり配布活動を行った。 - 45 - Ⅱ 地域活性化、交流の場所として 1 「ふれあい農園」事業の円滑な運営を図る。 4月5日(土)開始式が行われ登録者12区画で利用規約に基づき運営され3区画が 空いている(1月現在)。センターの農園はボランティアの協力を頂きながらセン ターの食材(長ネギ、タマネギ、大根)などを栽培し使用した。また、農園耕作 者、運営員、センター職員にて除草、清掃作業を行った。今年度で利用契約が切 れるため地主と協議を行い利用契約の更新を行うこととした。また、平成30年を 目処に運営の方法などを見直すように協議を重ねていくこととした。 2「ふれあい産直」事業の円滑な運営を図る。 開始式4月18日(土)、開催期間は5月9日(土)~11月21日(土)の毎週土曜日11:00 開始に変更して開催し、産直スペースに寄贈頂いた椅子テーブルとテントを開催日 に設置し、お茶なども用意して生産者、消費者との交流の場所として活用された。 芋煮会、とかみ祭り、餅つき大会では対面販売を行い各イベントを盛り上げ交流を 深めた。 3 交流の場の提供 至誠堂のやまがた健康友の会や様々な地域のサークルの会合・打合せやお茶のみ の会(種々のサークルや近隣地区内にある「いきいきサロン」などの諸団体の活動) の場所として活用していただいた。また、元気高齢者交流サロンとかみシニアク ラブ「しあわせの集い」の開催場所として利用した。地域とのふれあいや地域の 活性化などを目的とした「芋煮会(9月)」「餅つき大会(11月)」「うたごえ喫茶」 などの交流イベントの開催、地域交流や健康増進を目的としたウォークラリーや トレッキングを開催した。文化交流・地域活性化・地産地消として、「ふれあい落 語会」「クリスマス音楽会」「抹茶を楽しむ会」「みそつくり教室」「とんと昔話」 などを開催し多くの方々に楽しんでいただいた。地区のお茶のみサロンなどを積 極的にイベントにお誘いし、送迎などを行うことで外出の機会を多くし生活の質 の向上に努めた。生きがいや交流を目的とした折り紙教室(第1木曜日14:00~)、 絵手紙教室(第2木曜日10:00~)、丹田呼吸法教室(第4水曜日10:30~)を月1回 開催した。3ヶ月に1回行っている「うたごえ喫茶」の開催時間を10:00に変更し実 施した。また、15回を記念して宮城県仙台市南部様(バラライカ)をゲストに迎 えおこなったところ100名を越える来場者が訪れ大盛況となった。 4 とかみシニアクラブ ①「しあわせの集い」 毎月、火・金曜日の月7回実施してきた。今年度より開催日を増やし人員構成 や運営方法を変更してより利用者一人一人の意志がが反映できるようにした。 双葉班、すみれ班、にこにこ班、あじさい班、門伝班、文月班、百才班の7班 編成で合計49名が登録されている。今年度7名の方が卒業されたが本人、ご家 族、包括支援センター、ケアマネジャーなどと連携を計かりながら在宅生活の 維持に努めた。月に1回の班活動は、班ごとに半年毎の計画を立て外出を中心 に活動してきた。年3回花見(霞城公園、霞城セントラル外食)芋煮会兼レク リエーション大会(旧双葉小学校)、新年会(ひまわり温泉ゆらら)にて合同 行事での行事をおこない親睦をふかめた。また、山形市消費者啓発ボランティ - 46 - アが消費生活センターの情報を提供し予防の啓発に努めた。 ② 生活健康サロン(予防体操、健康相談、買い物支援) 今年度新たに始めたサービスで毎月第2・第4水曜日に開催し登録者が6名 で休会者が2名となっている。送迎後、血圧測定並びに看護師相談、その後 体操を行っている。相談事例として、高齢のため市街地までの通院が困難な ケースに対して至誠堂やまがた健康友の会と連携しとかみクリニックへ主治 医を変更した。 ③サポーター制 「しあわせの集い」と「生活・健康サロン」ではサポーターを募集し現在7名 がサポーターとして活躍している。「しあわせの集い」には6名が担当の班に て活動され、見守りやお手伝いなどをしている。また、「生活健康サロン」で は2名の方が買い物のお手伝いやアドバイスをしてくださり荷物なども自宅ま では運んでいる。 Ⅲ 軽食・喫茶提供事業、物販販売事業について 1 軽食、喫茶について 食の安全(出来るだけ国産品を使用する)」を基本として、体に優しい安全な食 べ物を提供する。積極的に地元産の米(低農薬有機米)や野菜(産直出品物・ふ れあい農園自家栽培)を使用し地産地消に努めた。 どんな人でも気軽に来館できるようにミキサー食、きざみ食の提供をはじめ、 なめらかとかみうどんやソフト定食の販売を共生苑厨房と協力して進めた。また、 様々な利用者に対して身体機能や味や色合いなどに配慮した食事提供をおこなう ため管理栄養士・調理員とで意見交換や研究を随時行った。 消費増税やそのほかの原材料高騰に伴い、価格の変更をおこなった。また、万 が一のために食事提供の際の事故(食中毒など)に対しての保険に加入した。 2 物販販売事業について 高齢者のおしゃれグッズとして手作り品の展示販売を継続的に行い、新規の販 売希望者については運営委員会で検討を行い1件新規販売者が増えた。また、担当 運営委員と物販販売者で担当者会を開催し展示コーナーのレイアウトや情報交換、 交流会を年2回開催した。物販の販売を希望される方はとかみの会への入会を打診 し、理解を深めるようにした。 Ⅳ ボランティア活動について 1 ボランティア活動の援助 年2回フロアーボランティア学習会、意見交換会を実施し、ボランティアが安全 に安定した活動ができるようにした。また、自発的な活動が出来るように声がけ を行いボランティアの声を出来るだけ反映するようにした。ボランティア保険に 加入し、移動中活動中の不慮の事故に備えた。 2 ボランティア活動の場所の提供 生きがいや楽しみをもって活動してもらえるよう日程や要望に配慮し運営した。 フロアーボランティアについては、円滑な運営のため担当運営委員にも協力いた - 47 - だきながら、1日3名を目指しながら配置を行ったが人数に至らない日もあった。 また、オレンジカフェとかみにもボランティアを配置し活動の幅を広げた。 3 その他 共生苑などでのボランティア活動後の休憩場所として利用して貰うと共にボラ ンティア活動に敬意を払うよう努めた。 随時、ボランティアを受け入れられるようボランティア部会と連携しながら広 報を行った。ボランティア部会との協力強化には至らなかった。 Ⅴ 入居者、利用者の利用について 公用車の運転など送迎に関して手助けを行いながら月1回程度各クラスターに「ふ れあいセンターの日」を設け利用の促進に努めたが職員の人員不足や配置状況から 利用が減少した。積極的に活用してもらえるように各イベントの広報を随時行い参 加を促し、利用促進に努め各種イベントに入居者、利用者も参加されることが多く なった。 Ⅵ その他 介護予防に重点をおいた活動や、福祉に関する情報の発信基地としての役割を担 う為、地域包括支援センターなど関係各所と協力、連携を図りながら運営を行った。 認知症カフェ「オレンジカフェとかみ」を開設し認知症理解・予防啓発に努めると ともに、山形県からの認知症サポーター活性化事業補助を受け、認知症サポーター 養成講座、認知症高齢者声掛け訓練「おせわさまッス西山形」を西山形振興会・西 山形地区社会福祉協議会・西山形地区福祉協力員・民生児童委員の協力を受け開催 した。苦情事故等については、センター職員会議並びに運営委員会で検証し改善の 検討を行った。新しいボランティアや利用者にたいしてとかみの会の新規入会を促 がした。 「いっぷく会」にもできるだけ参加し、地域の情報収集と発信を行った。 Ⅶ 各種指標 1 年間行事表(次ページ) 2 年間来場者数 ①総利用者数 :9,669人 ②一般来場者 :8,682人 ③オレンジカフェ利用者:628人 ④とかみシニアクラブ「しあわせの集い」登録者:49人 ⑤とかみシニアクラブ「生活健康サロン」登録者:6人 3 協力ボランティア関係団体、個人数 サポーター数 ①相談員ボランティア:13名・協力団体:4団体 ②フロアーボランティア登録者:13名 ③運営委員:13名 ④折り紙ボランティア:2名 ⑤サポーター登録者数:12名 - 48 - 4 カルチャースクール登録者 ① 絵手紙教室:13名 ②丹田呼吸法:13名(中途退会者7名) (平成27年 4月~27年 3月末日) よろず相談業務分野別相談件数明細表 よろず相談事業 分野別相談件数 No 分野別 件数 相談内容 担当・対応者 1 介護一般 10 認定調査・介護サービス利用希望ほか 相談員・運営委員長 2 生活・健康 46 健康管理・血圧心拍測定45名含む 看護師・ケアマネ 3 障がい児・者 0 障がい児施設相談員 4 法律(行政書士) 3 相続関係・土地所有について・財産分与について 行政書士(4名) 5 法律(弁護士) 1 ※2(講座開催)成年後見人ほか 弁護士(8名) 6 労働・雇用 0 社会保険労務士 7 年金・社保・相続 1 遺言書の書き方について 社会保険労務士 8 教育・子育て 0 元中学教諭 9 乳幼児 0 保育園々長(3名) 10 視覚障がい者 1 目の病気により視力低下に伴う今後の生活について 元盲学校教諭 11 介護食メニュー 0 管理栄養士 12 認知症専門 1 ※1・※3・※4(元気塾6月・7月・8月) 山形県認知症指導者 13 その他 2 DV・元気塾での相談ほか お寺の坊守他 相談総数 65 ※ 1・3・4 認知症最新情報講座「元気塾」 6・7・8月(山形県認知症指導者) 6・7・8月(山形県認知症指導者) ※1・3・4認知症最新情報講座「元気塾」 ※ 2生活安全講座「最近のだましの手口」 6月(弁護士) ※2生活安全講座「最近のだましの手口」6月(弁護士) ※ 生活健康相談血圧測定45名(元看護師2名) ※生活健康相談血圧測定45名(元看護師2名) 年間の行事 ふれあい産直(14日)、農園開始式(11日) 4月 10月 うたごえ喫茶(30日) とかみ祭り(4日) 物販担当者、販売者交流会議(9日) とんと昔話(22日) 認知症高齢者声がけ訓練 ~おせわさまッス西山形~(2日) 5月 11月 ふれあい餅つき大会(21日) 高森山トレッキング ~富神川の源流をめざして~(7日) うたごえ喫茶(28日) ネギ・大根移植作業(19日) ふれあい産直総括会議(26日) 「金銭問題の解決方法」(18日) 6月 クリスマス音楽会(19日) 冷やしとかみうどん開始 12月 大根漬け(11日) ボランティア交流会 フラワーアレンジメント教室 7月 8月 9月 1月 「ふれあい落語会」(8日) ボランティア交流学習会 2月 うたごえ喫茶(22日) 農園環境整備・除草作業(22日) 年明けうどん 介護保険県民集会派遣(山形) 手作り味噌教室(18日) ボランティア学習会 ~山形市認知症最新情報~(18日) オレンジカフェとかみオープン(1日) 抹茶を楽しむ会(5日) ふれあい芋煮会(26日) 西山形ウォークラリー(26日) うたごえ喫茶(12日) よろず相談担当者意見交換会(10日) 3月 西部児童館 物販担当者、販売者交流会議(11日) - 49 - 第6 福 祉 活 動 創 造 部 Ⅰ 概 況 今年度も、各部門から選出された福祉活動創造委員とともに社会福祉の向上と地 域福祉に寄与する取り組みを検討、実施してきた。また、昨年度より準備を進めて きた介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)も平成28年3月より実施すること が決まり、当法人でも山形市の動きに合わせ平成28年3月より総合事業のサービスの 一つである通所型・訪問型サービスA事業を実施する。 公益的な事業として献血活動をはじめ、介護予防を目的としたシニアクラブを創 設しサロンの拡充やアンチエイジングヨーガや3B体操の継続などを行った。他にも 在宅サービス利用者を対象とした持ち帰り弁当事業の実施や、例年取り組んでいる 全戸訪問活動も意味や目的を見直し訪問活動を展開した。 新しい取り組みとしては利用者確保という観点から在宅サービス部と協働のもと、 三地区以外の沼木地区の一部の地域を対象にとかみ元気塾を開催し、各サービスの 広報を行った。当日は20名を超える方が参加され、当法人を知っていただくよい機 会となった。また、南館やあかねヶ丘の地域にも事業所紹介の広報活動を行った。 平成28年度より福祉活動創造部の事業は後述の通り各部門へと移行される。担当 者を中心に方向性を見定め活動を継続いただきたい。 Ⅱ 活動の内容について 1 継続して行われている活動の充実 1) 「とかみ元気塾」 今年度も食生活改善推進委員会、西部地域包括支援センターとの共同開催の他、 とかみ単独で6回の元気塾を開催した。とかみ単独での元気塾は今年度も地域の 皆さんにふれあいセンターを知っていただきたいという思いがあり、センターを 会場に開催した。単独での開催にあわせて担当職員からは準備段階(企画や宣伝 等)より携わってもらうことで、準備作業を通じ個々に責任感が生まれ、結果多 様で内容の濃い取り組みができたことは喜ばしいことである。 食生活改善推進委員会、西部地域包括支援センターとの共同開催では、地域の 福祉関係の役員の方々と一緒に取り組んだことで開催に関する準備(声がけ、公 民館・集会所の無料での使用許可等)を円滑に行うことができた。各地域で参加 人数のばらつきはみられたが、全体的には大勢の皆さんに参加いただくことがで きた。 昨年の課題としてあげられた「とかみの事業等の宣伝」という部分については サロンや事業所の説明をする時間を設けチラシ等も配布することができた。元気 塾での広報がきっかけでサロンへ加入された方もおり、今後も開催の折には広報 活動等を積極的に実施したい。 - 50 - 元気塾開催記録 開 催 日 開 催 地 区 開 催 会 場 一般参加者 食改・職員他 ※6月17日(水) 西山形(上丁) ふれあいセンター 19名 7名 ※7月15日(水) 村木沢(中宿サロンの皆様) ふれあいセンター 12名 7名 ※8月19日(水) 大曽根(大曽根老人クラブの皆様) ふれあいセンター 11名 7名 大曽根コミセン 23名 16名 17名 14名 9月17日(木) 大曽根(上反田) 10月22日(木) 西山形(八幡上・八幡中・八幡下) 西山形コミセン 11月5日(水) 村木沢(佐野・的場・金沢・ あじさい交流館 7名 あじさいタウン) 15名 ※印はとかみ単独での開催 2) 「全戸訪問活動」 今年度は効果的で効率的な取り組みを念頭に置き、実施目的や訪問からくみ取 る情報の確認を行った。また、上記に伴い記録用紙もチェック式へと変更し、記 入しやすく必要な情報が見やすいような様式に修正した。様式の変更に伴い一部 戸惑った部分はあったようだが、記録がしやすいといった声が大半であり一定の 評価はできるのではないだろうか。今年度に至っては訪問時の緊急相談は聞かれ ず、訪問記録の特記事項に対しても近所の方が見守りをしているお宅や、包括支 援センターへ連絡が伝わっているお宅が殆どであったため事務局が対応する事例 はなかった。 アンケートはがきの内容については、法人が現在実施してるサービスについて アンケートを実施した。返信数は少なかったがこれは法人のサービスが地域に浸 透しているといった解釈もできるのではないだろうか。 課題としては訪問する時間帯が平日の日中ということもあり、留守のお宅が非 常に多い。これは毎年の課題ではあるが留守宅への対応を検討する必要がある 全戸訪問活動を実施して10年になるがまだまだニーズは潜在している。訪問活 動は地域住民のニーズに耳を傾けるよい機会であり、職員には訪問の意義を理解 しながら実践していただきたい。 《アンケートハガキについて》 地区ごとの返信数が分かるようにハガキにマーキングを行った。地区ごとの返信数と 総数は以下の通り ・西山形地区:629世帯 → 返信数 8通 1.2% ・村木沢地区:565世帯 → 返信数 3通 0.5% ・大曽根地区:420世帯 → 返信数 3通 0.7% 合計:1614世帯 → 返信数14通 0.9% - 51 - ※アンケートハガキ集約 とかみ共生苑が行う以下のサービスに関心、ご興味があれば情報を提供させていただきます。ご 希望の項目にチェックし、はがきを投函下さい。 質問1 介護保険サービスについて ・デイサービス ・ショートステイ ・ホームヘルプサービス ・グループホーム ○直接、話を聞いてみたい →1名 ○資料の送付を希望 →13名 質問2 新総合事業について ※新総合事業は山形市が来年度から始める新しいサービスです。 資料は山形市が作成次第、送付させていただきます。 ○直接、話を聞いてみたい →2名 ○資料の送付を希望 →10名 質問3 介護予防・生きがいサービスについて ・3B体操(用具を使用しての体操) ・ヨーガ教室 ・買い物、お出かけサロン ・ボランティア活動 ○直接、話を聞いてみたい →1名 ○資料の送付を希望 →6名 《その他、ご希望やご意見》 ・デイやショートのことは少しわかるが、料金のことも含めて詳しく話しを聞きたい ・店が遠いので買い物に行けたらいいと思っている ・サロンや買い物については今後お願いしたいと思っている 等 訪問時の相談や、訪問記録の特記事項件数 ・訪問時の相談対応 なし ・特記事項への対応 9件 《記録用紙(特記事項)への対応事例について》 ・現在入居している施設の職員対応が悪く、とかみに入居したい →とかみへ何度か相談をいただいている方で、その都度相談員が対応している。 ・夫と死別し独居生活している。近くに近親者がいないため今後の生活が心配 →至誠堂病院の『健康友の会』へ入会されたため、状態変化等があれば連絡をいただく形と なっている。 ・以前とかみへ行った際、職員の対応が悪く嫌な想いをした ・知的障がいの方から対応されたが大丈夫か →家族と共に生活されているため問題ない ・受け取り拒否(2件) - 52 - 3) 「アンチエイジングヨーガ教室」 今年度も参加者からの強い要望で平成27年3月まで実施期間を延長して開催し た。参加者の方々の健康に対する意識が高く、何よりもヨーガをきっかけに形成 されたコミュニティーが参加者自身の楽しみや生きがいを創り出していて継続を 強く望まれた結果、さらに平成28年度も引き続き開催することが決定された。ま た、開催前には血圧等の測定を行い、定期的に効果の検証を行っていることなど も継続の要因と言えよう。 4) 「3B体操教室」 地域住民を対象とした介護予防啓発の活動の一つとして毎月第2・3火曜日に交 流広場にて開催した。ヨーガ教室とは違いダンスや道具を使用した運動を通じて のアンチエイジングを主としている。現在の登録人数は24名で参加者の中にはヨ ーガ教室と併用で参加されている方や、男性の参加者なども見られ、ヨーガ教室 と違ったアクティブな雰囲気が印象的であった。課題としては送迎の希望がある 方への対応があげられる。車両や人員の調整が必要となるため、関係部署と検討 の上で今後の方向性を定めたい。 5) 「デイサービス持ち帰り弁当事業」 デイサービス利用者を対象に介護者や単身高齢者等の食事に伴う負担軽減と、 食事による栄養の支援を目的とし昨年度より事業を開始し、目標を月70食と掲げ たが、月50食程度と目標には達せず伸び悩んでいる状況である。しかし、高齢者 夫婦世帯や食事の形態上ご自宅で作ることが難しい方からは継続的に注文をいた だいており、事業目的に沿った支援ができていることは評価できる。 この事業は将来、配食サービスを行うための段階的なサービスと位置づけられ ているが、デイサービス利用者へ配食サービスのニーズ調査を行ったところ、サ ービスを希望する方は少ない。今後配食サービスへ発展するかどうかは、地区単 位でのニーズ調査等詳細な情報を集約し、実施時期的なものも含めて検討を重ね 準備をする必要がある。 - 53 - 2015年度主要日誌 〔主要日誌〕 (施)→特養入居部門関係、 (在)→特養在宅部門関係、(本)→法人本部関係、(グ)→グループホーム 関係 (ふ)→ふれあいセンター関係、(会)→とかみの会関係 *利用者、入居者関係の行事は主要なもののみ、外部からの視察研修、実習受入については省略。 2015年 4月 / 1(本、施、在、グ、ふ)辞令交付式(加藤理事長より) 2(施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 4(本、施、在、グ、ふ、会)とかみの会福祉オンブズマン委員会開催(苑長、事務局長、鈴木、高梨両部 長対応) / 8(施、在) 県議会議員選挙不在者投票実施(遠藤良子オンブズマン委員立会) / 9(施・在)事故防止対策推進委員会 (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /11(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 /13(本、施、在、グ、ふ) やまがた健康友の会幹事会(至誠堂総合病院:髙梨部長出席) (グ) 県グループホーム連絡協議会村山地区ブロック会議(市総合福祉センター:梅津管理者参加) /17(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /19(本、施、在、グ、ふ) デイサービスセンター見学会開催(沼木パークタウン住民対象:髙梨部長、 庄司主任、土田創造部副主任、温井センター長代行対応) /20(グ)グループホーム運営委員会 (グ)市介護相談員来苑 (ふ) 地域交流事業「しあわせのつどい」実施(合同開催) /23(本、施、在、グ、ふ)事業計画・法令遵守全職員学習会① (本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:高梨 部長、片桐主任介護支援専門員出席) (本、施、在、グ、ふ)村木沢地区自治推進員会総会(あじさいコミセン:横山苑長挨拶) /24(施、在) 市議会議員選挙不在者投票実施(遠藤良子オンブズマン委員立会) (ふ) 地域交流事業「しあわせのつどい」実施(合同開催) (本)法人会計準備監査(事務局長、阿部(容)事務部主任対応) /26(施)特養入居家族会総会(家族会員33名参加:横山苑長、西村入居サービス部次長以下対応) /27(本、施、在、グ、ふ)事業計画・法令遵守全職員学習会② (本、施、在、グ、ふ)西山形地区自治推進員会総会(西山形コミセン:鈴木部長挨拶) (施、在)市介護相談員来苑 (本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) /29(本)法人会計監査(黒沼監事による:事務局長、阿部(容)事務部主任対応) /30(本、施、在、グ、ふ) 福祉活動創造部主催「お試しサロン」開催(村木沢上平地区対象:5名参加、 土田創造部副主任、温井センター長代行対応) 5月 / 1(ふ) とかみシニアクラブ(従来の地域交流事業「しあわせのつどい」を含む)5月より6班体制に拡 大(さらに8班体制に拡大予定) (週2回火・金実施主軸)本格移行(以後主要日誌には記載省略) / 2(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 8(施、在、グ) 東北文教大介護実習施設連絡協議会(ホテルメトロポリタン山形:西村次長参加) (本、施、在、グ、ふ) 広報委員会 /10(本、施、在、グ、ふ、会)第3回山形県高齢者大会(最上町:横山苑長、事務局長、鈴木部長、梅津 管理者(介護問題分科会問題提起者) 、吉田(敏)、阿部(千)の各業務員参加、 とかみの会役員・会員12名参加) /12(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) - 54 - /13(本)法人業務監査(高橋マサ監事による:横山苑長、鈴木、高梨両部長、事務局長対応) /14(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /15(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 (グ) 県グループホーム連絡協議会総会(天童ホテル:梅津管理者参加) /18(グ) グループホーム運営委員会 /20(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) /21(本) 法人理事会(大手門パルズ) (在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (西山形地区八幡中集会所:梅津管理者、土田福祉活 動創造部副主任対応) /26(会) 高齢者福祉を良くするとかみの会会計監査実施(佐藤(明)、栗田両監事:鈴木部長対応) /27(施、在、グ、ふ) 市社会福祉施設等連絡会総会(市総合福祉センター:横山苑長参加) (本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) /28(本) 法人評議員会(大手門パルズ) /29(施、在、グ、ふ) 第1回総合防災訓練実施(昼間特養とかみ共生苑南町12丁目より出火想定:山形 市消防本部職員立会講評) (グ)グループホーム運営推進会議(西部地域包括支援センター職員、家族会選出委員、地域選出委員 参加、梅津管理者対応) /30(本、施、在、グ、ふ) やまがた健康友の会総会(大手門パルズ:髙梨部長、事務局長以下参加) /31(グ)グループホーム家族会総会開催・さなぶり会行事実施(ふれあいセンターにて) 6月 / 1(本、施、在、グ、ふ) 地元緑化除雪協力員の方々による施設構内除草作業実施 / 2(会)高齢者福祉を良くするとかみの会役員会(ふれあいセンター:鈴木部長、事務局長以下対応) / 3(在) 山形市南西ブロック居宅事業者連絡会(西部包括支援センター(特養菅沢荘):富塚、柏倉両介護 支援専門員参加) (本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:高梨 部長、片桐主任介護支援専門員出席) (本、施、在、グ、ふ) 福祉活動創造部主催「生活健康サロン説明会」開催(ふれあいセンター:7名 参加、土田創造部副主任、温井センター長代行対応) / 4(施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 5(本) 県社会福祉施設経営者協議会総会・研修会(ホテルキャッスル:事務局長参加) / 6(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 /11(施・在)事故防止対策推進委員会 (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 (本、施、在、グ、ふ) 福祉活動創造部主催「お試し交流サロン」開催(村木沢金沢・的場・佐野地区対象 ふれあいセンター:3名参加、土田創造部副主任、温井センター長代行対応) /15(本、施、在、グ、ふ)福祉活動創造委員会 /17(本、施、在、グ、ふ)とかみ元気塾①(西山形地区柏倉上丁対象) (とかみふれあいセンター:地域住 民19名参加) /18(グ)市介護相談員来苑 (在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (西山形コミセン:温井センター長代行対応) /19(施、在、グ) 村山地区特別養護老人ホーム等災害時施設相互応援協定施設全体会議(県産業創造支援 センター:横山苑長、安部主任生活相談員参加) (本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /22(グ) グループホーム運営委員会 /23(会) とかみの会ニュース発送作業実施(地元ボランティア多数参加、会役員・職員対応) /25(施、在)市介護老人福祉施設課題検討委員会(七日町こまくさ園:安倍主任生活相談員、渡邊生活相談 員参加) (ふ、会) とかみふれあいセンターホールボランティア学習会・交流会開催 /27(本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」総会(浜松市:髙梨部長参加、~/28) /30(在)県介護保険施設等集団指導及び制度説明会(在宅系)(ビッグウイング:片桐主任介護支援専門員、 伊藤主任ホームヘルパー、庄司主任福祉相談員、佐藤(慎)主任福祉相談員参加) - 55 - 7月 / 1(施、在)県介護保険施設等集団指導及び制度説明会(施設系)(村山総合支庁:安部主任生活相談員参加) (施)県特養家族会連絡協議会総会(ビッグウィング:城戸口会長、西村次長参加) / 2(在、本) 山形市介護保険制度の改正に伴う介護予防・日常生活支援総合事業の実施に向けての意見交 換会(通所介護・訪問介護事業所対象) (アズ七日町:髙梨部長、庄司主任福祉相談員参加) (本) 山形商工会議所主催マイナンバー制度対応実務セミナー(阿部(容)事務部主任参加) (本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:片桐 主任介護支援専門員参加) / 3(本) 公益社団法人山形県社会福祉振興会福祉厚生センター接遇講習会(山交ビル:城戸口事務員参加) / 4(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 6(本、施、在、グ、ふ)職員研修推進委員会主催「気持ちよくボランティア活動ができる施設へ」研修会 (講師:県社会福祉協議会地域福祉部県ボランティア・市民活動振興センター横尾 晃氏) (在、本) 山形市介護保険制度の改正に伴う介護予防・日常生活支援総合事業の実施に向けての意見交 換会(各種団体・法人対象) (アズ七日町:鈴木部長、事務局長参加) / 8(施、在) 市内特養施設長連絡会(市総合福祉センター:横山苑長出席) (本、在、ふ)介護予防講話会(沼木地区対象) (沼木上公民館:地域住民36名参加) / 9(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /12(在) 自立支援型地域ケア会議実践研修会(山形市医師会館:片桐主任介護支援専門員、柏倉介護支援 専門員参加) /13(施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修①(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) /14(本、施、在、グ、ふ) 福祉活動創造部主催「生活健康サロン説明会」開催(ふれあいセンター:3名 参加、土田創造部副主任、温井センター長代行対応) (在) 西部包括支援センター主催村木沢ネットワーク連絡会(あじさい交流館:横山苑長出席) (施、在、グ)西山形地区航空防除安全対策会議(JAやまがた西山形支店:事務局長参加) (在)山形市内居宅介護支援事業所連絡会(市総合福祉センター:髙梨部長、片桐主任介護支援専門員 参加) /15(本、施、在、グ、ふ)「緑化・除雪協力員」総会(ふれあいセンター:横山苑長以下対応) (本、施、在、グ、ふ) とかみ元気塾②(村木沢地区対象) (とかみふれあいセンター:地域住民12名 参加、鈴木部長、土田創造部副主任以下職員対応) (本、施、在、グ、ふ) 社会福祉施設の消防設備等に関わる消防法令改正に伴う概要説明会(市消防署 西崎出張所:事務局長参加) /16(施、在)市介護相談員来苑 (施、在、グ) 県介護支援専門員専門研修(ヒルズサンピア:峯田ヘルパー参加、~/17,/21) (在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (西山形塩干田集会所:梅津管理者対応) (本、施、在、グ、ふ) 「戦争する国づくりを許さない!県民集会&パレード」(市内第2公園:職員34名参加) /17(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 (在) 霞城北部・西部地域包括支援センター居宅事業者等合同事例検討会(市総合福祉センター :片桐主任介護支援専門員、富塚、柏倉両介護支援専門員参加) /18(本、施、在、グ、ふ、会) 高齢者福祉をよくするとかみの会総会 ・とかみ共生苑交流ひろばにて(役員、 会員、地域住民、市民、役職員60名 余参加) ・野村 進さん(ノンフィクション作家)講演 演題:認知症の豊かな体験世界 ~「日本領サイパン島の一万日」か ら「解放老人」まで~ /19(在) デイサービスセンター家族会研修 (塩竃方面:家族会員13名参加) /21(グ) グループホーム運営委員会 /24(施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修②(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) - 56 - /27(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) (本、施、在、グ、ふ) 職員研修部会主催「心肺蘇生法」講習会 /28(本) 法人理事会・評議員選考委員会(大手門パルズ) /31(在) 西部包括支援センター主催西山形地区ネットワーク連絡会(西山形コミセン:横山苑長出席) (グ)グループホーム運営推進会議(西部地域包括支援センター職員、地域選出委員参加、梅津管理者 対応) 8月 / 2(本、施、在、グ、ふ)西山形地区納涼夏まつり(西山形コミセン:横山苑長参加) / 3(本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:高梨 部長、片桐主任介護支援専門員出席) (本、施、在、グ、ふ)広報委員会 / 4(本、施、在、グ、ふ、会) 2015原水爆禁止世界大会in広島に職員代表1名(丹知恵子さん、~/6) ・募金活動展開(86,180円) (本、施、在、グ、ふ)山形地域社保協運営委員会(至誠堂総合病院:事務局長参加) / 5(施、在、グ) 村山地区特別養護老人ホーム等災害時施設相互応援協定夜間避難訓練視察(特養やまの べ荘:安部主任生活相談員参加) / 6(本)黒沼共同会計事務所主催「マイナンバー・決算書の見方セミナー」 (食糧会館:事務局長、阿部(容) 事務部主任参加) (施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 7(施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修③(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) (施、在、グ、ふ) 職員研修部会主催「心肺蘇生法」研修①実施 / 8(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 9(施、在、グ)社会福祉施設ケアリーダー研修(県総合社会福祉センター:木村主任ヘルパー参加、~8/10) (本) 施設見学会・ガイダンス①開催(学生3名、一般求職者7名参加。横山苑長、事務局長、齋藤(恵) 生活相談員(兼)ヘルパー、沓澤看護職員、吉宮ヘルパー対応) /10(施、在、グ、ふ) 職員研修部会主催「心肺蘇生法」研修②実施 /11(グ)県グループホーム連絡会主催グループホーム交換研修(髙橋(友)ヘルパー参加) /12(施・在)事故防止対策推進委員会 /18(施、在)市介護相談員来苑 /19(施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修④(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) (施、在、グ、ふ)山形市消防本部立入検査(事務局長、梅津管理者、安部主任生活相談員対応) (本、施、在、グ、ふ)とかみ元気塾③(大曽根地区対象)(とかみふれあいセンター:地域住民12名参加) /20(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 (ふ)認知症サポーター養成講座開催(西部地域包括支援センター職員講師:サポーター、地域住民等49 名参加) (ふ、会) ふれあいセンターボランティア交流会(門伝「あら井」にて:センター運営委員、 「会」役員、 ボランティア、職員40名参加) (施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修⑤(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) (グ)県グループホーム連絡会主催グループホーム交換研修( 「ながすず」より1名受入) /21(在) 山形市南西ブロック居宅事業者連絡会(片桐主任介護支援専門員、富塚、 柏倉両介護支援専門員参加) (本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /24(施、在、グ)山形市介護保険制度改正に係る説明会(市総合福祉センター:安部主任生活相談員参加) (本) 山形税務署税務調査(事務局長、阿部(容)事務部主任対応、~/27) (グ) グループホーム運営委員会 /25(本、施、在、グ、ふ)地元3地区(大曽根、村木沢、西山形)全戸訪問活動開始(全職員による:~9/8まで) (在)Yamagata介護プレゼン大会(市総合福祉センター:庄司主任福祉相談員参加・出演) /27(グ)市介護相談員来苑 /29(施、在、グ) 県看護協会主催介護施設等におけるみとりの実際を学ぶ=みとり研修プログラムに沿っ て=(県看護協会会館:齋藤(恵) 、齋藤(健)両ヘルパー参加) /31(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) (施、在、グ) 国勢調査員説明会(山形市役所:西村次長参加) - 57 - 9月 / 1(本、施、在、グ、ふ)山形労働基準監督署による安全衛生指導(事務局長対応) (ふ)認知症カフェ「オレンジカフェとかみ」運営開始 / 4(本) ハローワーク「オール山形2016学生就職面接会」 (ビッグウイング:横山苑長参加) / 6(本、施、在、グ、ふ)山形県民医連学術・運動交流集会(ビッグウイング:管理運営委員会メンバー 横山苑長以下12名参加) / 8(本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:横山 苑長、片桐主任介護支援専門員出席) / 9(施、在、グ) 県介護支援専門員実務従事者基礎研修⑥(ヒルズサンピア:渡邊(菜)生活相談員参加) /10(施、在) 山形市長選挙不在者投票実施(佐藤恒雄オンブズマン委員立会) (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /11(本、施、在、グ、ふ) やまがた健康友の会常任幹事会(至誠堂総合病院:髙梨部長出席) /12(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 /14(ふ) 「とかみシニアクラブ」レクリエーション大会 (旧双葉小:シニアクラブ利用者45名、 同サポーター7名、ボランティア1名参加) (施、在)市介護相談員来苑 /16(施、在、グ)県立山辺高校実習指導担当者会 (県立山辺高校:西村次長参加) /17(施、 在)市介護老人福祉施設課題検討委員会 (社会福祉文化センター:安倍主任生 活相談員、渡邊生活相談員参加) (本、施、在、グ、ふ) とかみ元気塾④(大曽根地区対象) (大曽根コミセン:地域住民23名、地域食 改委員8名参加、鈴木部長、土田福祉活動創造部副主任、富塚介護支援専門員、 田村・山下両ヘルパー、西部地域包括支援センター職員1名対応) (在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (荻ノ窪集会所:介護者等12名参加、髙梨部長、西村 次長、梅津管理者、土田創造部副主任、西部地域包括支援センター職員1名対応) (本、施、在、グ、ふ)食事介助研修会=嚥下困難者に対する食事介助の基本・誤嚥した時の対応トロミ 粘度も含めて=(講師:至誠堂総合病院坂本展子ST) /18(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 (本) 個人情報保護法及びマイナンバー制度研修(経済産業省主催:県産業創造支援センター、阿部(容) 事務部主任参加) /19(本、施、在、グ、ふ)西山形地区戦没者追悼式(西山形地区コミセン:事務局長参加) (本、施、在、グ、ふ)やまがた健康友の会健康教室(至誠堂総合病院:土田福祉活動創造部副主任参加) /21(施、在)特養入居家族会懇談会・敬老祝賀会(とかみ共生苑交流ひろば他:30家族、34名参加) ・城戸口家族会会長、加藤理事長挨拶 (グ)グループホーム敬老祝賀・芋煮会行事(ふれあいセンター:8家族、11名参加) /25(本、施、在、グ、ふ) 「ピースセミナーinとかみ」 (9・25企画)実施(交流ひろば等) /26(本、施、在、グ、ふ、会) 「とかみふれあい芋煮会」開催(ふれあいセンター:250名余参加) 、 西山形歴史ウオークラリー同時開催 - 58 - /27(本、施、在、グ、ふ) PeaceSeminer In 沖縄(~/29、髙橋(春)理事、温井センター長代行参加) (本) 職員採用試験(第1期)実施(とかみ共生苑:受験者4名(→合格者2) 、横山苑長、鈴木・髙梨 両部長、事務局長対応) /28(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) 10月 / 1(本、施、在、グ、ふ) 安全管理者講習(天童市県総合交通センター:髙梨部長参加) (施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 2(本) 評議員選考委員会及び法人理事会(大手門パルズ) (施、在)診療所(医務室)立入検査・指導(村山保健所:事務局長、清野主任看護師対応) / 4(本、施、在、グ、ふ、会)第18回とかみ祭り開催(地域住民・市民・ボランティア等500名余来苑・参加) / 7(本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台実行委員会(仙台市宮城野の里:片桐 主任介護支援専門員出席) (本、施、在、グ、ふ) 社会福祉施設防火担当者研修(三川町県消防学校:安部主任生活相談員参加~/8) / 8(施・在)事故防止対策推進委員会 (施、在、グ) 県介護支援専門員更新研修(ビッグウイング:柏倉介護支援専門員参加) (施、在、グ、ふ)施設燃料関係入札等実施・価格改定(11/1~)主要状況(消費税込) ((とかみ関連)) 施設燃料用重油 改定価格 改定前価格 増 減 備考 44.28円/㍑ 54.00円/㍑ - 9.72円/㍑ 野口鉱油㈱ 51.84円/㍑ 70.20円/㍑ -18.36円/㍑ 富士鉱油㈱ 公用車両ガソリン 122.04円/㍑ 125.25円/㍑ - 3.21円/㍑ 野口鉱油㈱ 公用車両軽油 105.432円/㍑ 108.672円/㍑ - 3.24円/㍑ 野口鉱油㈱ (ローサル1種1号) 施設燃料用灯油 ・大規模災害時対応条件強化(自社備蓄設備保有、災害時供給等協定締結等)継続 (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 / 9(施、在)市介護相談員来苑 /10(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 /15(在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」(七つ松窪集会所:介護者等14名参加、温井センター長代行、 西部地域包括支援センター職員1名対応) (グ)市介護相談員来苑 /16(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /18(本、施、在、グ、ふ)やまがた健康友の会「健康まつり」 (至誠堂総合病院:横山苑長、髙梨部長、土 田福祉活動創造部副主任参加) /19(施、在、グ、ふ) 感染症予防対策全体学習・研修会①(職員13名参加) ・感染症予防対策マニュアル改定について (グ) グループホーム運営委員会 /21(施、在) 市内特養施設長連絡会(特養山静寿:横山苑長出席) /22(本) 黒沼共同会計事務所主催「はたご街活き活き講座」 (食糧会館:事務局長参加) /23(在) 山形市南西ブロック居宅事業者連絡会(富塚、柏倉両介護支援専門員参加) (施、在、グ) 村山地区特別養護老人ホーム等災害時施設相互応援協定防災訓練(通報訓練・災害備蓄 物資搬入)参加・視察(特養ユトリアケアセンター:事務局長、安部主任生活相談員参加) - 59 - (施) 県特養家族会連絡協議会研修会(ビッグウイング:城戸口会長、西村次長参加) /26(施、在、グ、ふ) 総合防災訓練(夜間出火想定)及び停電時対応・炊き出し訓練実施 (本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) /29(在、本) 社会福祉法人に対する一般指導監査(山形市)介護保険施設等実地指導(山形県:通所介護 ・訪問介護・居宅介護支援) /30(本、施、在、グ、ふ) 高齢者の権利擁護セミナー(ビッグウイング:西村次長、土田福祉活動創造部 副主任参加) (グ) 県グループホーム連絡協議会総会(天童市:梅津管理者、高橋(友)ヘルパー参加) /31(施、在、グ) 西山形小学校学習発表会に入居者・利用者が招かれ参加(11名) 11月 / 1(本、施、在、グ、ふ) とかみ共生苑開設記念日 (本、会) 山形民主商工会創立50周年記念式典・祝賀会(ホテルキャッスル:横山苑長参加) / 2(本、施、在、グ、ふ、会) 県認知症サポート活性化事業認知症徘徊高齢者声かけ訓練実施(認知症サポ ーター養成講座メンバー、地域福祉関係者39名、県・市行政関係者8名、 職員9名参加:NHKテレビ取材・放映) / 7(本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会in仙台(横山苑長、髙梨部長、片桐主任介護 支援専門員(実行委員)以下職員34名参加) (施、在、グ) 村木沢地区総合文化祭に参加(あじさいコミセン:入居者・利用者の作品展示、~/8) / 8(施、在、グ) 西山形総合文化祭に参加(西山形コミセン:入居者・利用者の作品展示) /11(本、施、在、グ、ふ) 介護の日共同宣伝行動(山交ビル前:職員5名参加) /12(本) 「介護事業場のための労務管理セミナー」 (ビッグウイング:事務局長、阿部(容)事務部主任参加) (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /13(施、在、グ) 高齢者虐待防止研修会(ビッグウイング:大類副主任ヘルパー参加) /15(施、在、グ) 三家族会合同清掃ボランティア実施(各家族 会員56名参加、横山苑長以下職員10名対応) (本) 施設見学会・ガイダンス②開催(学生4名参加、横山 苑長、髙梨部長、鈴木部長、事務局長、齋藤(恵)生活 相談員(兼)ヘルパー、沓澤看護職員、吉宮ヘルパー対応) /16(本、施、在、グ、ふ)福祉活動創造委員会 (施、在、グ、ふ) 感染症予防対策全体学習・研修会②(職 員26名参加) ・感染症予防対策マニュアル改定について (グ)市介護相談員来苑 /17(施、在)市介護相談員来苑 /19(本、施、在、グ、ふ)とかみ元気塾④(村木沢地区対象)(あじさいコミセン:地域住民○○名参加) (施、在)市介護老人福祉施設課題検討委員会(飯塚コミセン:安倍主任生活相談員、渡邊生活相談員参加) (在、グ)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (門伝山王集会所:介護者等参加、梅津管理者、西部 地域包括支援センター職員1名対応) - 60 - /20(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /21(本、施、在、グ、ふ、会) ふれあい餅つき大会開催 /24(本) 評議員選考委員会及び法人理事会(大手門パルズ) (本) 市内高齢・介護関係団体連絡会(特養ながまち荘:横山苑長出席) (グ) グループホーム運営委員会 /27(本、施、在、グ、ふ)やまがた健康友の会・至誠堂総合病院との定期協議会(至誠堂総合病院:土田福 祉活動創造部副主任参加) (グ)グループホーム運営推進会議(西部地域包括支援センター職員、地域選出委員参加、梅津管理者 対応) /30(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) (施、在、グ、ふ) 感染症予防対策全体学習・研修会③(職員43名参加) ・インフルエンザ及びノロウイルス感染性胃腸炎の基礎知識、嘔吐物処理について 12月 / 2(会) 高齢者福祉をよくするとかみの会役員会(とかみふれあいセンター:事務局長、鈴木部長以下対応) / 3(本) シンボルタワーベル・時計設置工事1年経過後検査実施(㈱羽田設計事務所、㈱山形建設担当者 来苑、事務局長対応) (施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 5(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 6(本) 職員採用試験(第2期)実施(とかみ共生苑:受験者4名(→合格者2) 、加藤理事長、横山苑長、 鈴木・髙梨両部長、事務局長対応) / 7(グ) 能力開発啓発セミナー(ビッグウイング:今井副主任ヘルパー代行参加) / 9(施、在、グ) 県立山辺高校実習指導者担当者会(県立山辺高校:西村次長、梅津管理者参加) /10(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 (施・在)事故防止対策推進委員会 (ふ、会) ふれあいセンターボランティア交流会(柏倉「金平」にて:センター運営委員、 「会」役員、 ボランティア、職員31名参加) (本、施、在、グ、ふ) 介護予防・日常生活支援総合事業に係る説明会(山形市役所:髙梨部長出席) /11(本、施、在、グ、ふ) 西部地域包括支援センターネットワーク連絡会(特養菅沢荘:横山苑長参加) (施、在、グ) 東北文教大学介護実習連絡協議会(メトロポリタンやまがた:西村次長参加) (本、施、在、グ、ふ) 広報委員会 (本)(医)松柏会創立記念等祝賀会(メトロポリタンやまがた:横山苑長出席) /12(本、施、在、グ、ふ) とかみ職員親睦会忘年会(メトロポリタンやまがた) /14(本、施、在、グ、ふ)福祉活動創造委員会 /15(本) 労働契約セミナー(JAビル:阿部(容)事務部主任参加) (在) (医)松柏会「ホームケア24」事業活動報告会(至誠堂総合ケアセンター:片桐主任介護支援 専門員、富塚・柏倉両介護支援専門員参加) (施、在)市介護相談員来苑 /16(本、施、在、グ、ふ) 通所型・訪問型サービスC事業者説明会(山形市役所:庄司主任福祉相談員、 土田福祉活動創造部副主任出席) - 61 - /17(グ)市介護相談員来苑 (グ、在)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (新屋敷公民館:介護者等20名余参加、梅津管理者、 西部地域包括支援センター職員対応) /18(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会・主任研修会 (本)山形労働局実地指導(事務局長対応) /21(グ) 県グループホーム連絡協議会ブロック研修会(市総合福祉センター:峯田ヘルパー参加) (本、施、在、グ、ふ)人材育成要綱制度教育3年次研修実施 /22(本) 女性活躍推進法説明会(ビッグウイング:阿部(容)事務部主任参加) (グ) グループホーム運営委員会 /28(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) 2016年 1月 / 1(施、在、グ) 元旦横山苑長入居者・利用者へ挨拶 / 9(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 /10(本、施、在、グ、ふ) 西山形地区新春の集い(西山形コミセン:横山苑長参加) /12(本、施、在、グ、ふ) 職場研修推進委員会 /13(本) 山形県高齢者大会実行委員会による県健康福祉部長との懇談・要請(県庁内:松浦理事、 事務局長参加) /14(施・在)事故防止対策推進委員会 (施、在)市介護相談員来苑 (ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /15(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 (本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」職員研究交流集会実行委員会(横山苑長、髙梨部長、片桐主任 介護支援専門員参加) (本、施、在、グ、ふ)「21・老福連」東北北海道ブロック施設長会議(仙台市宮城野の里、横山苑長出席) /18(グ) グループホーム運営委員会 (本、施、在、グ、ふ)人材育成要綱制度教育5年次研修実施 /20(施、在) 市内特養施設長連絡会(特養なごみの里:横山苑長出席) /21(本、施、在、グ、ふ) 口腔ケア講習会 /25(グ)市介護相談員来苑 (本、施、在、グ、ふ) 事故防止対策推進委員会主催「身体拘束廃止」研修会 /26(会) とかみの会ニュース発送作業実施(地元ボランティア多数参加、会役員・職員対応) /29(本) 法人理事会(大手門パルズ) (グ)グループホーム運営推進会議(西部地域包括支援センター職員、地域選出委員参加、梅津管理者対応) 2月 / 2(本、施、在、グ、ふ) 介護保険制度の改正に伴う介護予防・日常生活支援総合事業に係る説明会(山 形市役所:事務局長、土田福祉活動創造部副主任) / 4(施、在) 看護・介護ケア連携委員会 / 6(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 9(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 /16(本、施、在、グ、ふ) 山形市サービスC合同説明会(市総合福祉センター:髙梨部長、庄司主任福祉 相談員、土田福祉活動創造部副主任、尾形栄養士) (施、在)市介護相談員来苑 /17(本、施、在、グ、ふ) 職員研修部会主催「介護技術講習会」 /18(本、施、在、グ、ふ、会) 県認知症サポーター活性化事業「認知症最新情報」~いくつになっても、 認知症になっても、住みよい町つくり~(認知症サポーター等50名参加) ・情報提供者等(認知症地域支援推進員 岡本知子氏(医療法人社団悠愛 会「オレンジサポートこころ」 、認知症初期集中支援チーム 齋藤仁美氏 (恩賜財団済生会支部山形県済生会「オレンジサポートえがお」 ) (グ、在)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (西山形コミセン:介護者等5名参加、梅津管理者、 西部地域包括支援センター職員対応) - 62 - (ふ)味噌作り教室開催(30名参加) /19(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会・主任研修会 /22(本、施、在、グ、ふ)人材育成要綱制度教育10年次研修実施 (グ) グループホーム運営委員会 /23(本) 理事プロジェクト会議(至誠堂総合病院:加藤理事長、皆川、松浦、横山の各理事、事務局長) (施、在、グ、ふ)消防用設備等点検推進指導員訪問調査実施(防火管理者(事務局長) 、防災担当者(事 務局長) 、安部(績)主任生活指導員対応) (本、施、在、グ、ふ、会)県高齢者大会実行委員会(ふれあいセンター:松浦理事、事務局長、梅津 管理者参加) (在)ショートスティにてノロウイルス感染性胃腸炎集団感染発生対応(利用者2名、介護職員1名発症、 ~3/1までに終息。 ) /24(施、在、グ、ふ)第1回在宅医療・介護連携研修会(県立中央病院主催、阿部(幸)副主任看護師参加) /25(施、在)市介護老人福祉施設課題検討委員会(滝山コミセン:安倍主任生活相談員、渡邊生活相談員参加) /29(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) 3月 / 1(在) 山形市南西ブロック居宅事業者連絡会(特養菅沢荘:髙梨部長、片桐主任介護支援専門員、富塚、 柏倉両介護支援専門員参加) / 2(在) 県認知症キャラバンメイト研修(天童市県総合体育館:髙梨部長) / 3(施、在) 介護支援専門員実務者研修(県看護協会:吉田副主任ヘルパー、田村ヘルパー、~/4) / 4(本、施、在、グ、ふ)県認知症サポーター活動活性化事業報告会(山形県庁講堂:髙梨部長、温井セ ンター長代行参加・報告) / 5(会)とかみの会福祉オンブズマン相談日 / 8(本) 障がい者雇用納付金制度事務説明会(漆山ポリテクセンター:阿部(容)事務部主任参加) /10(ふ) とかみふれあいセンター運営委員会 (施、在、グ、ふ) 第6回「ソフィテアを使った嚥下食レシピ大賞」授賞式(東京都内:設楽調理師参加) (グ)市介護相談員来苑 /11(施、在、グ) 村山地区特別養護老人ホーム等災害時施設相互応援協定防災訓練(特養みこころの園: 事務局長、安部主任生活相談員参加) (施、在、グ) 「結核予防対策研修会」(村山保健所:清野主任看護師、阿部(幸)副主任看護師参加) /13(施) 特養入居家族会研修会「認知症サポーター養成講座」 /14(ふ、在) 新総合事業「介護予防デイサービスAとかみふれあいセンター」開始 (在) 山形市居宅事業所連絡会(市総合福祉センター:居宅介護支援専門員参加) /15(施、在)市介護相談員来苑 /17(本) 法人理事会(大手門パルズ) (在) 県介護支援専門員指導者会議(県研修センター:髙梨部長参加) (グ、在)西山形地区介護者サロン「いっぷぐ会」 (西山形コミセン:介護者等10名余参加、梅津管理者、 西部地域包括支援センター職員対応) /18(施) 特養入居家族会役員会 /22(本、施、在、グ、ふ)管理運営委員会 /23(施、在、グ) 介護相談員派遣事業意見交換会(山形市役所内:安部主任生活相談員参加) (本、施、在、グ、ふ) 至誠堂総合病院主催地域連携交流会(大手門パルズ:清野主任看護師、齋藤(恵) ヘルパー参加) /24(本) 法人評議員会・理事会(あじさい交流館) /26(在) デイサービスセンター家族会総会(とかみ共生苑研修室:会員14名参加) (在) 新総合事業サービスC(短期集中リハビリ・通所及び訪問)開始 /28(本)松柏会理事会(至誠堂総合病院:横山苑長出席) /29(本、施、在、グ、ふ) 職員研修部会主催年度末研修(認知症学習及び21老福連職員研究交流集会参 加報告会) ・若くして認知症を発症された丹野智文さん(おれんじドア代表(宮城県在住))講師 /30(グ)グループホーム運営推進会議(西部地域包括支援センター職員、地域選出委員、サービスに知見 が有る方参加、梅津管理者対応) - 63 - 決 Ⅰ 事業活動計算書 算 概 要 (自)平成27年4月1日~(至)平成28年3月31日 期間累計 実績額 (法人全体合計) サー 収 施設介護料収益 322,621,851 ビス 益 居宅介護料収益 200,729,579 活動 居宅介護支援介護料収益 増減 介護予防・日常生活支援総合事業収益 の部 利用者等利用料収益 本 部 特 養 居宅介護 地域交流 デイサービス ホームヘルパー 支援事業所 ふれあいセンター グループホーム ショート 322,621,851 66,462,897 65,065,218 9,553,787 14,846,690 100,114 79,225 782,320 その他の事業収益 1,652,342 31,700 経常経費寄附金収益 1,893,414 634,218,562 59,647,677 14,846,690 92,374,572 サービス活動収益計(1) (単位:円) 45,067,346 17,529,051 20,889 5,206,145 1,119,267 500,092 5,000 3,989 5,144,761 1,375 500,000 5,000 1,209,302 161,020 13,000 9,559,151 16,055,992 5,826,670 78,301,637 支 人件費支出 449,459,193 2,160,989 246,103,222 60,101,478 49,776,890 11,455,432 14,503,790 4,031,880 61,325,512 出 経費支出 154,671,394 3,335,588 2,140,048 5,137,162 58,041,092 158,200 減価償却費 国庫補助金等特別積立金取崩額 -33,109,002 サービス活動費用計(2) 629,062,677 サービス活動増減差額(3)=(1)-(2) サー 収 ビス 入 活動 814,020 369,308,556 83,996,948 70,355,588 18,640,960 借入金利息補助金収益 受取利息配当金収益 39,335,212 3,654,000 3,729,344 -20,522,091 -3,510,608 -3,214,695 1,390,473 630,979 13,134,057 7,458,305 -59,903 -3,286,754 16,658,780 14,992,242 10,533,357 -616,037 5,654,777 356,174,499 76,538,643 70,415,491 12,845,905 5,155,885 -4,840,757 2,571,563 91,258,156 16,293,773 20,123,952 -5,245,571 9,169,042 81,605,540 -602,788 -3,342,372 -3,303,903 2,571,563 21,373 14,285 4,308 その他のサービス活動外収益 5,306,018 247,880 2,560,379 628,160 396,420 820 358 サービス活動外収益計(4) 2,564,687 628,160 397,240 1,626,057 590,577 381,685 1,626,057 590,577 381,685 0 15,555 358 424 304 874 69,720 622,879 780,580 70,144 623,183 781,454 外増 減の 部 7,898,954 2,833,728 支 支払利息 2,700,800 2,571,600 出 その他のサービス活動外費用 3,396,096 サービス活動外費用計(5) 6,096,896 2,571,600 サービス活動外増減差額(6)=(4)-(5) 1,802,058 262,128 938,630 37,583 6,957,943 -4,578,629 14,072,687 7,495,888 30,540,786 5,280,352 経常増減差額(7)=(3)+(6) 特別 収 設備資金借入金元金償還補助金収益 増減 益 施設整備費補助金・寄付金収益 の部 42,858,750 国庫補助金等特別積立金積立額 797,777 -44,348 -3,286,396 5,893,250 0 0 70,144 623,183 -145,523 -532,644 -2,719,189 -3,449,426 377,168 767,194 926,977 30,540,786 5,280,352 5,893,250 377,168 767,194 30,540,786 5,280,352 5,893,250 377,168 767,194 0 0 0 0 売却損・処分損 2 特別費用計(9) 特別増減差額(10)=(8)-(9) 税引前当期活動増減差額(11)=(7)+(10) 法人税、住民税及び事業税(12) 2 42,858,752 0 30,540,788 5,280,352 5,893,250 377,168 767,194 0 -2 0 -2 0 0 0 0 0 0 6,957,941 -4,578,629 14,072,685 7,495,888 -44,348 -3,286,396 -532,644 -2,719,189 -3,449,426 14,072,685 7,495,888 -44,348 -3,286,396 -532,644 -2,719,189 -3,449,426 0 法人税等調整額(13) 0 当期活動増減差額(14)=(11)-(12)-(13) 6,957,941 -4,578,629 繰越 前期繰越活動増減差額(15) 231,408,546 活動 当期末繰越活動増減差額(16) 238,366,487 収支 0 42,858,750 基本金組入額 出 129,200 0 特別収益計(8) 支 42,858,750 358 =(14)+(15) 差額 基本金取崩額(17) の部 その他の積立金取崩額(18) その他の積立金積立額(19) 次期繰越活動増減差額 20,000,000 218,366,487 Ⅱ 貸借対照表 資 勘定科目 流動資産 固定資産 資産の部合計 産 平成27年度末残高 154,300,522 1,007,259,358 1,161,559,880 負 債 勘定科目 流動負債 固定負債 負債の部合計 基本金 国庫補助金等特別積立金 その他積立金 次期繰越活動増減差額 次期繰越活動増減差額 (うち当期活動増減差額) 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 - 64 - ( の 部 平成 27 年度末残高 61,388,016 62,562,052 123,950,068 106,958,000 615,499,145 96,786,180 218,366,487 218,366,487 6,957,941) 1,037,609,812 1,161,559,880
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