情報配線施工製品ガイド 特別 企画 http://biz.national.jp/Ebox/lacsl 照明制御の省エネは,スイッチ配線のネットワーク化から. 施工・設定・操作がラクな「LACSL(ラクスル)リモコン」 松下電工 (株) 配線器具事業部 リモコン配線推進部 TEL06 − 6908 − 1131(大代表) ブロードバンドの本格化に伴い,宅内ネット スイッチのみのシンプルかつ簡単な商品構成 ワーク環境の構築,オフィス内の LAN 工事 で,低価格を実現.回路数の設定は子器と など情報配線工事の需要がますます増加傾向に スイッチのロータリースイッチの色(番号)を なっている.照明制御の分野では,スイッチ 合わせるだけで,スイッチへの配線は信号線 配線をネットワーク化することで省コスト・ 2線のみで済む. 省施工・省エネを図るシステムが広く採用され 社会的にエネルギー使用量の大幅削減が求め ており,小規模施設(店舗,工場,倉庫)にも られている中で,例えばビルのエネルギー消費 広がりつつある. 先別消費量を見ると,電力消費に占める照明 一般的に,500m 2 程度までの小規模施設で 設備の割合が約 20 %(財団法人 省エネルギー 必要な照明の回路数は 20 回路程度といわれ, センター ホームページより)と高く,照明設備 一般 100 / 200V 配線を用いたものが中心である. の省エネは有効かつ手軽な CO2 削減方法と この配線では照明器具と電源の間にスイッチを いえる.省コスト・省施工・省力化そして 置き,直接 100V の電源を ON / OFF するが, 省エネが一挙に図れる「LACSL リモコン」は, 各照明器具につながるスイッチと電源線を一本 小規模施設への導入が容易に行える. ずつ配線しなければならない.例えば 20 回路 を配線するにはスイッチへの配線が 20 本+ 共通線1本で,最低 21 本の電源線が必要と なる. 松下電工の「LACSL リモコン」は, ブレーカ電源 AC100VまたはAC200V 分電盤 スイッチへの配線は2本の 24 V信号線 ブレーカ電源 AC100Vまたは AC200V で済むため,20 回路では 19 本分の配線 が不要であり,大幅な省施工が実現 照明器具 1 1 2 2 照明器具と電源の間にリモコンリレーを 3 3 置くことで,スイッチはリレーに ON / 4 4 OFF 信号を送る送信機の役割を担うた 5 5 めである.スイッチからの信号をリレー 6 6 7 7 できる.これは「LACSL リモコン」が, が受信し,照明器具を ON / OFF 制御 8 8 する.リレーを用いた照明回路の制御は, 16Aリレー付親器 WRS3218 中・大規模施設で主に用いられている が,昨今,小規模施設においても同様の 照明制御への要望が高まってきている. 「LACSL リモコン」は,このニーズ をいち早く捉え,小規模施設の照明の 集中制御・遠隔操作と一括 ON / OFF を簡単かつ低コストで実現する便利な スイッチシステムである. リレーのついた親器と子器,そして 2本のスイッチ配線(LACSL信号線) 全ての照明器具を 一括オン 1 2 3 4 5 6 7 8 個別スイッチ WRS1128W 一括オフ 一括ON/OFFスイッチ WRS1132W LACSL リモコンシステム概要 2008年4月号
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