平成24年度 第1回 運営推進会議 1、瑞穂の郷利用者状況(平成23年度3月31日現在) 特別養護老人ホーム部門(29床 特別養護老人ホーム部門 29床) 29床 入所者数 29床(満床 29床 満床) 満床 男性最高年齢 98歳 女性最高年齢 99歳 男性最少年齢 58歳 女性最少年齢 70歳 男性平均年齢 79.2歳 男女平均 女性平均年齢 88.9歳 84.05歳 介護度の状況 介護度の状況 介護度1 男性 0名 女性 0名 介護度2 男性 1名 女性 1名 介護度3 男性 0名 女性 5名 介護度4 男性 8名 女性 6名 介護度5 男性 2名 女性 7名 平均介護度 男性 4.2 女性 4.0 合計 29名 平均 4.1 年齢及び平均介護度については、北部地区のほぼ平均であると思料します。 今年度の取組 平成23年度は、4月6名、8月6名、9月6名、1月4名の入院者が多く、前年度比較 の稼働率が91.25%となっており、小規模特養施設の安定経営に影響を及ぼしています。 入院者の半数が持病と肺炎によるものであります。65歳以上の高齢者の肺炎による死亡 率が全国で第4位となっています。肺炎と他の感染症との合併により重篤化を防ぐために も肺炎球菌ワクチン接種が予防に必要と考えています。 もちろん、接種は本人あるいはご家族の同意が必要であります。費用は、大体7,00 0円~8,000円となっており、市町村によっては補助もあります。接種後5年間はり 患しても軽度で済むと言われています。 24年度は、本人、ご家族に内容を説明の上当施設でも取り組みたいと思っています。 入退所状況 入所前は、老人保健施設利用者と在宅者 新規入所 6 名 退所 6 名 退所の主な理由 死亡による退所2名と長期入院による退所4名 施設内事故について(名護市へ報告 施設内事故について 名護市へ報告) 名護市へ報告 市への報告 H23年 6月 23時15分 居室ポータブルトイレ 顔面裂傷 H23年12月 4時55分 トイレ前転倒事故 左大腿骨頸部骨折 H24年 3月 21時40分 居室ベッド周辺 転倒顔面裂傷 H24年 3月 23時25分 ベッドサイド 左大腿頸部骨折 地域交流 伊佐川保育園慰問、田井等・仲尾次舞踊界慰問、田井等区青年会慰問、川上区敬老会参加 施設敬老会、名護市敬老会参加、田井等区老人会交流、親川区老人会交流、振慶名区老人 会慰問、あすなろ保育園クリスマス会、稲嶺区老人会交流、親川区青年祝い参加、山田区 老人会交流 介護職員の確保 介護職員の確保及び利用者用機器 の確保及び利用者用機器整備 及び利用者用機器整備について 整備について 平成23年度は、老人ホームが介護報酬の2.5%、通所(デイサービス)が1.9%の処遇 改善加算として、介護職員の施設離れ防止及び生活向上のため交付金とし措置されたが、 24年度は介護報酬の減額が行われ交付金が廃止になり介護報酬の加算となった。総報酬 としては減額である。 今後は法人として介護・看護職員の確保が大きな課題である。 今後の目標として、施設全体で加算関係の取得により経営の安定および利用者用機器等の 整備に取り組む必要がある。 短期入所(ショートステイ15床+空床利用 短期入所 ショートステイ15床+空床利用) ショートステイ15床+空床利用 平均97.8%と稼働率となっています。その内名護市の高齢者等緊急一時保護事業によ る受け入れ2件も含まれる。 (緊急入所理由) 5月の4日間 1名 家族からの虐待自傷行為、疾病の悪化予防のため 7月の3日間 1名 疾病等のため養護者がいないための受け入れ 入所待機者 190件受付、内旧羽地村・旧屋我地村91件 その他87件 名護市以外12件 問題点 短期利用者の施設本体への受け入れで収入増加につながっているが、平成12年度に県の 示した受け入れ基準をなお細分化して介護度の高い方、緊急性の高い方、施設利用歴で多 い方に加点して、経営安定化を図る必要がある。 また、短期利用者は、認知症の方が多く夜間徘徊(昼夜逆転)・高齢のため身体機能の低下に 伴う転倒が多く見受けられる。その対応が問題である。職員の業務の見直しを行い(日中活 動を多く)業務優先から利用者優先の意識改革から取組、利用者の転倒、骨折等の事故の軽 減に努める。 通所介護(デイサービス 通所介護 デイサービス 20名) 20名 利用者の介護度状況 要支援1 要介護度3 内訳 10名 6名 旧羽地村 年間稼働率 要支援2 要介護度4 20名 3名 1名 旧屋我地村 要介護度1 4名 要介護度5 7名 0名 それ以外 要介護度2 4名 計28名 2名 48.9% 課題 平成24年度に普通規模のデイサービスの報酬が減額され、当施設の月平均利用者数が3 00人となっており、300名以上は通常規模の報酬となり、報酬が減額される。年間稼 働率も48.9%と収支に関しては良好である。しかしながら、現行の小規模を維持する ためには、サービス利用の多い要支援 1、2 の利用者に対しては地域のミニデイ活用の推 進を進め、施設は認知症の重い方や、介護度の重い方 を受け入れる方向に転換を図る。そのためには、軽、重度の混在する利用者の対応が取れ るよう施設職員のスキルアップを図り、施設及び地域での介護勉強会を開催し地域及びご 家族の理解を得る必要がある。 在宅介護支援センター(名護市委託事業 在宅介護支援センター 名護市委託事業) 名護市委託事業 在宅で生活をされている方の介護予防の重度化防止の対策巡回や虐待ケース発見、見守り 支援、地域での介護等に関する困りごとの相談業務を担っている。 課題 現在、名護市受託事業である在宅介護支援センターにおいては、名護市区を4地区に分 け、それぞれの地区において在宅介護支援センターを設置しており、名護市羽地地域にお いては瑞穂の郷が受託運営を行っている。 平成25年度においては、名護市地区を4地区から3地区へ変更する計画があり、公募 制により受託事業者選定が行われることが内示されている。 平成25年度以降も在宅介護支援センター事業の受託を継続する為には、地域住民への 啓蒙活動を前年度以上に取り組み、地域への認知度を高め地域に貢献することで、地域か らの信頼を得て公募における事業者選定の優位性に繋がることからも、地域貢献が重要と なる。 ※ 瑞穂の郷の実施 瑞穂の郷の実施事業 実施事業 1 地域密着型特別養護老人福祉施設(29床) 2 短期入所生活介護事業所(15床) 3 通所介護事業所(1日20名) 4 居宅支援事業所 5 名護市緊急一時保護事業(名護市委託) 6 名護市在宅介護支援センター(名護市委託) 会議内容 ➢ 運営推進委員紹介 ➢ 運営推進会議設置の目的、要綱について ➢ 平成23年度事業報告・平成24年度事業計画説明 ➢ 意見交換 ・家族会設立について ・感染症対策について ➢ その他 ・羽地地区における高齢者状況について ・給食食材の取扱いについて
© Copyright 2024 Paperzz