第２号（平成 16 年 9 月） 発行：鎌ケ谷市都市部新都市まちづくり室 ■第２回まちづくり懇談会を開催しました あなたの土地、税額かわります～固定資産税の見込みについて～』 『あなたの土地、税額かわります～固定資産税の見込みについて～ 』 先月の 8 月 20 日(金)午後７時から市総合福祉保健センターで、標記のテーマ で第 2 回まちづくり懇談会を開催しました。 今回は、市課税担当課による新鎌ケ谷地区の新たな固定資産税についての説明 があり、土地区画整理事業によってこれまでの市街化区域内農地などから現況地 目が宅地等にかわることにより、今後の土地利用によってどのように税額がかわ っていくのかなどについて勉強しました。 ■ 新鎌ケ谷土地区画整理区域内の土地の固定資産税 土地区画整理事業によりこれまでの市街化区域内農地等の課税額から、仮換地の宅地等に固定資産税 がかわります。今までは、地区を４つのブロック（状況類似地区）に分けて土地を評価(１㎡当たり 4 万円～4 万 5 千円くらい)していましたが、仮換地は地区内の道路に路線価をつけて評価します。現在、 地区の２路線の路線価は１㎡当たり 10 万円と 11 万円となっています。また、住宅用地に利用する場 合は課税標準額の特例があります。 新たな固定資産税の税額は、個々にかわります。課税課では、個別の対応・説明をいたしますので、お気軽に ご来庁ください。電話でのお問い合わせは、納税通知書の番号等で本人確認をさせていただきますので、納税通 知書をご用意ください。担当 鎌ケ谷市課税課土地係（内３５６） ◇参加者の意見交換の概要◇ ◎新たな路線価についてはどのように決定しているのか？ →地価公示価格等を参考に不動産鑑定士の鑑定評価を基に決定している。 ◎路線価は駅前がいちばん高いのか？ →駅前や幹線道路沿いの土地が高く、駅から距離が遠くなるほど下がる。 ◎事業によってどのくらい評価額が変化しているか教えてほしい。 →平成 16 年度の状況類似地区の評価額は 4 万円～4 万 5 千円、新しくできた地区内の道路の路線価 は約 10 万円/㎡と 11 万円/㎡となっているので、およそ２倍くらいの増となっている。 ◎イオンのように土地に建物があっても、更地でも固定資産税額はかわらないのか？ →商業施設も更地も同じ水準の税額で、非居住用の宅地には特例措置の適用はない。 ◎アパートでは課税標準の特例措置は認められるのか。 →住宅用地なので認められる。店舗併用の場合は居住部分の割合により、特例率が変わる。 ◎区画整理事業が終わると、土地の登記簿や権利証はどうなるのか？ →平成 20 年頃に、土地区画整理事業の換地処分を行い、その後、区画整理登記において、登記簿の書 換えが行われます。その際には、登録免許税はかかりません。なお、換地の組み合わせによっては、 従前の土地の登記済証(権利証)はそのまま使用することになります。換地処分の際に換地処分の通 知を地権者の皆様にお送りしますので、現在お持ちの権利証とあわせて大切に保管してください。 ■美しい街並の景観形成について 今回のテーマは「新鎌ケ谷駅前にほしい機能、誘致していきたい施設のイメージ」と「目指すべき将 来の都市イメージ」についてでした。地権者の皆さまの将来土地利用イメージに関する意見は、 「イオ ンがオープンしているのでしばらく様子を見る」、 「民間事業者に土地を貸すので自分では決めていな い」など具体的な施設イメージは今のところ考えていない方が多数でした。コンサルタントからは、将 い」 来、成田新高速鉄道が整備されることで、成田空港からも人を呼び込むためには、国際性のある機能が 必要と提案があり、さらに、今後、街の景観を検討するうえでのテーマ・キャッチフレーズについては 以下のような提案がありました。 『人と文化の交差点 新鎌ケ谷（都市機構パンフレットより）』『人を呼び、文化を育む新鎌センター街』 『新たな時代( 『新たな時代(とき) とき)を刻み、にぎわいあふれる新鎌タウン』 ―裏面につづきますー ■地権者同士が、土地の利用等について情報交換や検討ができる仕組作り 今回の懇談会で、地権者のみな 今回の懇談会で、地権者のみなさんから「懇談会に参加していても のみなさんから「懇談会に参加していても お互いの土地の状況や隣接する土地の所有者がわからないので、将来 の土地利用計画、例えば共同化や隣接する建物どうしの景観形成など の検討が難しい。もっと地権者どうしのコミュニケーションが必要で はないのか。そのためには、土地の所有者同士が互いに連絡でき、話 し合える仕組みを作ってもらいたい。」との意見・提案がありました。 今後、みなさんの意向を直接又はアンケート等でお伺いして、センター地区内の 地権者のみなさんが、お互いに連携でき、より良い土地利用ができるような仕組み を検討していきます。 ■前回懇談会の質問事項についての報告 ◇新鎌ケ谷駅及び周辺駅の１日当たり平均乗車人数（平成 14 年度）◇ 年度）◇ ※新鎌ケ谷駅 鎌ケ谷駅 新柏駅 鎌ケ谷大仏駅 ※東松戸駅 31,306 人 ※柏駅 11,430 人 ※松戸駅 9,005 人 千葉ﾆｭｰﾀｳﾝ中央駅 8,096 人 印西牧の原駅 14,642 人 ※千葉駅 229,918 人 鎌取駅 15,703 人 159,244 人 ※船橋駅 228,606 人 12,880 人 ※津田沼駅 127,480 人 3,902 人 土気駅 12,853 人 115,288 人 （資料：千葉県統計年鑑 ※は JR･私鉄駅の合計数） ◇成田・ ◇成田・羽田両空港の整備状況及び今後の見通しについて◇ ◎成田空港は 4000ｍの滑走路を持っているので、今までと同じ長距離国際線の基幹空港です。 4000ｍの滑走路を持っているので、今までと同じ長距離国際線の基幹空港です。 また、新たな滑走路整備により近・中距離国際線の充実を図っていきます。 現在 4000ｍ×１本 整備後 4000ｍ×１本 発着回数 17.6 万回→22 万回 2180ｍ×１本 2500ｍ×１本 3200ｍ×１本 ◎羽田空港は拡張されても 3000ｍの滑走路しかないので、 3000ｍの滑走路しかないので、国際線としては東南アジア圏を中心とした近距離 線になります。また、海上立地により 線になります。また、海上立地により 24 時間の離発着が可能となります。 現在 3000ｍ×２本 2500ｍ×１本 整備後 3000ｍ×２本 2500ｍ×２本 発着回数 28 万回→41 万回 ★以上のことから、成田空港の長距離国際線の基幹空港という位置付けにかわりはありませ 成田空港の長距離国際線の基幹空港という位置付けにかわりはありませ んが、新鎌ケ谷を魅力あふれるまちにするためには、新鎌ケ谷駅に人を降ろす方策を検討 することが必要です することが必要です。 です。 皆さまの土地利用に関する相談をお待ちしております！！ 毎月、懇談会終了後に相談室 毎月、懇談会終了後に相談室を 相談室を開催しております。 開催しております。ぜひ、ご利用ください！ 皆さまのご相談 皆さまのご相談に答えられる優秀なスタッフがそろっています 相談に答えられる優秀なスタッフがそろっています！ ※同封の申込書でお申し込みください。 ■ 懇談会は月に一回、第３金曜日の午後７時から定例会として行います。 次回は９月 17 日（金）午後７時から市総合福祉保健センター4 階研修室で行います。ご多忙中 とは存じますが、是非、ご参加ください。 次回のテーマは、 「税金と相続税対策～税金と相続税の基礎知識～」です。 □お問い合わせ：鎌ケ谷市新都市まちづくり室 担当：山中、笠井 TEL：047-445-1141（内線：４８０） FAX：047-445-1400
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