北海道開発局における 電子納品に関する手引き(案) 【 業務編 】

北海道開発局における
電子納品に関する手引き(案)
【
業務編
】
平成 16 年 10 月
第1版
北 海 道 開 発 局
目
1
2
電子納品の対象範囲 .......................................................... 1
1-1
電子納品の対象とする成果品.................................................1
1-2
電子納品対象書類 ..........................................................1
調査設計業務の電子納品に関する事項 ........................................... 2
2-1
3
次
適用とフォルダ構成 ........................................................2
2-1-1
適用 ..................................................................2
2-1-2
電子納品対象書類のフォルダ構成 ........................................3
2-1-3
その他の電子データ ....................................................5
2-2
特記仕様書への記載方法 ....................................................5
2-3
電子成果品の作成 ..........................................................6
2-3-1
ファイル形式 ..........................................................6
2-3-2
報告書ファイル ........................................................7
2-3-3
図面ファイル .........................................................13
2-3-4
写真ファイル .........................................................24
2-3-5
地質調査における電子成果品 ...........................................25
2-3-6
測量作業における電子成果品 ...........................................26
受発注者協議事項一覧........................................................ 30
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
1 電子納品の対象範囲
1-1
電子納品の対象とする成果品
電子納品は、以下に示す仕様書において規定する成果品を対象とする。
表 1-1 成果品を規定する仕様書
種別
仕様書名称
監修
業務
設計業務共通仕様書
北海道開発局
業務
測量調査・地質土質調査仕様書
北海道開発局
業務
建築設計業務委託共通仕様書
国土交通省
大臣官房官庁営繕部
業務
建築工事監理業務委託共通仕様書
国土交通省
大臣官房官庁営繕部
1-2
電子納品対象書類
電子納品の対象書類は、表 1-2に示すとおりである。
表 1-2
電子納品対象一覧
様式名
作成者
打合せ簿(指示、承諾、協議、提出、報告、通知書)
受注者
成果品
受注者
※ 打合せ簿の電子納品については【工事編】p.2「工事打合せ簿の電子納品」に準ずる。ま
た、PDF変換したものも格納する。
電子化が困難な書類の取扱い
電子化の難しい以下のような書類については、電子納品する必要はない。
・構造計算結果(ただし、計算結果を直接 PDF ファイルに変換可能な場合は電子納品とする。)
・解析計算結果(ただし、計算結果を直接 PDF ファイルに変換可能な場合は電子納品とする。)
・カタログ
・見本
・手書きパース図
・CG 動画図(独自フォーマットのファイル)
・A3 よりも大きな図面(紙でしか入手、作成が出来ないもの)
・その他:当面、公印や社印等が必要となる書類
1
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2 調査設計業務の電子納品に関する事項
2-1
適用とフォルダ構成
2-1-1
適用
北海道開発局が発注する土木設計業務等において共通仕様書(設計業務共通仕様書、測量調
査・地質土質調査仕様書)等及び特記仕様書において規定される成果品については、「土木設計
業務等の電子納品要領(案)」等を適用する。
本手引き(案)に規定されていない項目については、要領・基準・ガイドラインに従うものと
する。
電子データにより納品する成果品については、電子データを格納した電子媒体をもって原
図・原稿及び青焼製本に代える。
電子納品対象外の成果品については、従来どおりの納品形態とする。
【参考】
土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成16年6月 国土交通省
「土木設計業務等の電子納品要領(案)」(以下、「本要領」という)は、土木設計業務等委託
契約書及び設計図書において定められる成果品を電子的手段により引き渡す場合に適用
する。
なお、測量作業、地質、土質調査等に関する業務についてもこれに準じた扱いとする。
設計業務等の電子納品要領(案) 平成15年4月 農林水産省農村振興局
本要領は、設計業務等において業務請負契約書及び設計図書に定められる成果物を電子
的手段により引き渡す場合に適用する。
なお、測量業務、地質・土質調査業務等についてもこれに準じた扱いとする。
2
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-1-2
電子納品対象書類のフォルダ構成
電子納品の対象とする書類のフォルダ構成は、図 2-1∼図 2-2に示すとおりであり、これ以
外の成果品を電子納品する場合には、受発注者間協議で決定する。(図面オリジナルファイル
はDRAWING/OTHRSフォルダに格納する。詳細はp.23参照) ただし、電子化が難しい書類等につ
いては、無理な電子化(スキャニング等)はしない。(例、検査のためだけの無理な電子化等。)
電子納品されるそれぞれのデータは所定のフォルダに格納されて納品される。
INDEX_D.XML(業務管理ファイル)
INDE_D03.DTD
電子媒体ルート
※1
(報告書フォルダ)
番号
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
項目
報告書、打合せ簿※2
図面
図面オリジナルファイル※3
写真
測量成果
地質調査資料
その他の資料※4
※1:農業部門、機械設備部門、電気通信
設備部門においては、業務管理ファ
イルのDTDが下記となることに留意
する。
・農業部門 INDED02N.DTD
・機械設備部門 IND_MD01.DTD
・電気通信設備部門 IND_ED03.DTD
※2:打合せ簿については報告書の一部と
して取扱い、報告書フォルダに格納
する。
※3:図面オリジナルファイルの電子納品
は受発注者協議において必要と判断
された場合に限る。
※4:OTHRSフォルダについてはp.5参照。
(1)→
※2
REPORT
【道路・河川・公園部門】CAD製図基準(案)
【港湾・漁港・空港部門】CAD図面作成要領(案)
【農業部門】電子化図面データの作成要領(案)
【機械設備部門】CAD製図基準(案)機械設備工事編
【電気通信設備部門】CAD製図基準(案)電気通信設備編
(図面フォルダ)
(2)→
DRAWING
(図面オリジナルファイルフォルダ)
(3)→
※3
OTHRS
(写真フォルダ)
【道路・河川・公園・港湾・漁港・空港・機械設備
・電気通信設備部門】デジタル写真管理情報基準(案)
【農業部門】電子化写真データの作成要領(案)
(4)→
PHOTO
(測量データフォルダ)
【道路・河川・公園・港湾・漁港・空港・機械設備
・電気通信設備部門】測量成果電子納品要領(案)
【農業部門】測量業務成果電子納品要領(案)
(5)→
SURVEY
(地質データフォルダ)
注1)道路・河川・公園・港湾・漁港・空
港部門においては、格納する電子
データが無いフォルダは作成しなく
ても良い。
注2)道路・河川・公園・港湾・漁港・空
港部門において、XSLファイル*1の格
納は任意とする。
【道路・河川・公園・港湾・漁港・空港・機械設備
・電気通信設備部門】地質・土質調査成果電子納品要領(案)
【農業部門】地質調査資料整理要領(案)
(6)→
BORING
(その他のフォルダ)
(7)→
※4
OTHRS
図 2-1 電子納品対象資料(業務)と資料の格納場所(官庁営繕部門以外)
*1 XSL ファイル:
eXtensible Stylesheet Language のファイル。Web ページのデータを表示する際のフォーマットを
決定するスタイルシートの機能を拡張し、構造化された XML データから、その表示順序を変更したり、フィルタ
リングしたりして、ユーザがデータを表示できるようにするもの。これによりユーザは、XML データの記述順序
とは無関係に、独自のフォーマットでデータを表示できるようになる。
3
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
●建築関係コンサルタント業務
INDEX_D.XML(業務管理ファイル)
IDXD_B01.DTD
電子媒体ルート
(資料フォルダ)
番号
(1)
(2)
(3)
(1)→
項目
資料
図面
その他の資料※1
REPORT
(図面フォルダ)
建築CAD図面作成要領(案)
(2)→
DRAWING
※1:OTHRSフォルダについては、p.5参照。
(その他のフォルダ)
(3)→
※1
OTHRS
●測量及び地質調査業務
INDEX_D.XML(業務管理ファイル)
INDE_D03.DTD
電子媒体ルート
(報告書フォルダ)
番号
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
項目
報告書、打合せ簿
図面
図面オリジナルファイル※1
写真
測量成果
地質調査資料
その他の資料※2
(1)→
REPORT
(図面フォルダ)
(2)→
CAD製図基準(案)
DRAWING
(図面オリジナルファイルフォルダ)
(3)→
※1
(写真フォルダ)
※1:図面オリジナルファイルの電子納品は
受発注者協議において必要と判断され
た場合に限る。
※2:OTHRSフォルダついては、p.5参照。
(4)→
注1)格納する電子データが無いフォルダは
作成しなくても良い。
(5)→
OTHRS
デジタル写真管理情報基準(案)
PHOTO
(測量データフォルダ)
測量成果電子納品要領(案)
SURVEY
注2)XSLファイルの格納は任意とする。
(地質データフォルダ)
(6)→
地質・土質調査成果電子納品要領(案)
BORING
(その他のフォルダ)
(7)→
※2
OTHRS
図 2-2 電子納品対象資料(業務)と資料の格納場所(官庁営繕部門)
4
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-1-3
その他の電子データ
北海道開発局の運用として、その他の成果品の電子データの格納場所は「OTHRS」フォ
ルダとする。なお、ファイル名は半角英数字 8 文字+拡張子 3 文字以内とする。
主なその他の成果品例
・構造計算結果の PDF ファイル
・解析計算結果の PDF ファイル
・CG、動画
・簡単な図面(機器配置図など CAD 製図基準(案)等に準拠していないもの)
・パンフレットの原稿
・ホームページへ掲載するための HTML
2-2
特記仕様書への記載方法
成果品を規定する共通仕様書等(表 1-1)に、電子納品についての記載がない場合は、対
象とする業務の特記仕様書に電子納品に関する事項を必ず記載すること。なお参考に、特
記仕様書記載例を以下に示す。
第○○条(電子納品)
本業務は電子納品対象とする。
電子納品の運用にあたっては、
「北海道開発局における
電子納品運用ガイドライン(案)
」及び「北海道開発局の現場における電子納品に関する
事前協議ガイドライン(案)」を参考にするものとする。
注)「設計業務共通仕様書」の場合は、「第 1116 条 成果物の提出」で、電子データ
により成果品を提出することになっていることから、設計業務の場合、特記仕様書
への記載を省略してもよい。
5
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3
電子成果品の作成
2-3-1
ファイル形式
電子納品対象成果品のファイル形式はのとおりであり、以下に各電子データに関する運用を
示す。
表 2-1 調査設計業務の電子納品ファイル形式
納品対象書類
書類作成者
ファイル形式
フォルダ名
報告書
受注者
PDF
REPORT
報告書オリジナル
受注者
オリジナル(注1)
REPORT/ORG
受注者
JPEG
PHOTO
ボーリング交換用データ
受注者
XML
BORING/DATA
電子柱状図
受注者
PDF
BORING/LOG
電子簡略柱状図
受注者
SXF(P21)
BORING/DRA
地質平面図
受注者
SXF(P21)
DRAWING
地質断面図
受注者
SXF(P21)
DRAWING
コア写真
受注者
JPEG
BORING/PIC
土質試験及び地盤調査
受注者
PDF、XML、JPEG
BORING/TEST
現場写真
受注者
JPEG
PHOTO
その他の地質調査資料
受注者
オリジナル
BORING/OTHRS
SXF(P21)
DRAWING
SXF(P21)
DRAWING
オリジナル
DRAWING/ORG
報告書
写真
ボーリング
柱状図
地質
図面
CAD製図基準(案)、CAD製図基準(案)[電気通
信設備編]、CAD製図基準(案)[機械設備工事
編]、CAD図面作成要領(案)(港湾局)、電子
化図面データの作成要領(案)(農林水産省)
に示されている工種
受注者
建 築 ・ 建 築 設 備 ( 建 築 CAD 図 面 作 成 要 領
(案)(官庁営繕部)に示されている工種
基準点測量
受注者
TXT、PDF、オリジナル
SURVEY/KITEN
水準点測量
受注者
TXT、PDF、オリジナル
SURVEY/SUIJUN
地形測量
受注者
TXT、PDF、DM*1データ
SURVEY/CHIKEI
路線測量(注2)
受注者
TXT、PDF、オリジナル、SXF、DMデータ
SURVEY/ROSEN
河川測量(注2)
受注者
TXT、PDF、オリジナル、SXF、DMデータ
SURVEY/KASEN
用地測量(注2)
受注者
TXT、PDF、オリジナル、SXF、DMデータ
SURVEY/YOUCHI
確定測量(注3)
受注者
TXT、PDF、オリジナル、SXF
SURVEY/KAKUTE
ドキュメント類
発注者−受注者
PDF、オリジナル
SURVEY/DOC
測量
(注1) オリジナルとは、各アプリケーションのオリジナル形式を示す。
(注2) CADデータでの納品は受発注者間で協議して決める。
(注3) 農林水産省の測量成果電子納品要領(案)による場合。
*1
DM: DM(ディー・エム、 ディジタル・マッピング の略)とは、空中写真測量等により、地形、地物等の
地図情報をディジタル形式で数値地形図を作成する作業を表しており、それにより作成されるデータを「DM
データファイル」という。DM データファイルの仕様は国土交通省公共測量作業規程に定められており、国
土基本図や都市計画図等の大縮尺地図を数値地図データとして作成する場合に適用されている。
6
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3-2
報告書ファイル
設計業務の報告書ファイルは「PDF形式」により作成する。また、報告書ファイルの作成に
あたっては、以下の点に留意する。
(1) 報告書ファイルの作成
報告書の電子納品については、納品後の取扱いを考慮して、以下の各事項に従うものと
する。
1)用紙サイズ
ファイル変換時の用紙サイズ設定は「A4」とし、印刷の向きは「縦」とする。
2)解像度・圧縮率設定
ファイル変換時は、印刷時を想定した解像度及び圧縮率の設定を行い、作成した報告
書ファイルを印刷した際に、文書中の文書、表、図、写真の中身が判読できるように設
定する。
3)フォントの埋め込み
ファイル変換時における PDF 形式ファイルへのフォント埋め込みは行わない。したが
って、ワープロによる文書作成にあたっては、標準的なフォントのみを使用し、PDF 形
式ファイルへのフォント埋め込みが必要となるような特殊なフォントはしないよう留
意する。
4)フォントの使用について
PDF 化における体裁の崩れを防ぐため、日本語プロポーショナルフォントは使用しな
い方が望ましい。(国総研 電子納品 Q&A D-16)
5)使用禁止文字
外字は可能な限り使用しない。(国総研 電子納品 Q&A D-155)
※官庁営繕部門においては「建築設計業務等電子納品要領(案)
(平成 14 年 11 月改訂
版)国土交通省 大臣官房官庁営繕部」の規定に従う。
※農業部門においては、「設計業務等の電子納品要領(案)(平成 15 年 4 月)農林水産
省農村振興局設計課 施工企画調整室」の規定に従う。
6)ファイルサイズ
メールに添付する可能性も考え 1 ファイルあたり1MB を目安に分割する。これを超え
る場合は受発注者間で適宜協議する。
7)報告書原稿の作成
報告書の原稿はワープロ、表計算などのソフトウェアで作成し、PDF形式ファイルは
それらのソフトウェア(オリジナルファイル)から直接変換し作成することを原則とす
る。
なお、電子納品のPDFファイル変換方式は、表 2-2のとおりであり、以下に各方式の
特長を示す。
7
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-2 PDF ファイル変換方式と特長
オリジナルファイルから変換す 紙をスキャンニングして作成/変
る方式
作成の手間
ファイル容量
換する方式
オリジナルファイルの構成の整 スキャナ、自動給紙装置、関連ソ
理や、関連ソフトの用意が必要
フトなどのシステム化が必要
小さい
大きい
(オリジナルファイルサイズ以下 (内容やページ数により数百 MB 程
となる場合が多い)
度となる場合もある)
ファイル内容の 可能
最近では可能となりつつある(機
文字検索
器、ソフトウェアの利用が必要)
ファイルの加工
納品形態
ページごとの分割/結合や若干の ほぼ不可能
修正は可能
PDF ファイルがオリジナルデータ PDF ファイルがオリジナルデータ
とならない
となる
【参考】
土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成16年6月 国土交通省
・用紙サイズは、A4縦を基本とする。
・印刷を前提とした解像度、圧縮の設定を行う。
・不要なフォントの埋め込みは行なわない。また、特殊なフォントは用いない。
建築設計業務等電子納品要領(案)
(平成14年11月改訂版)国土交通省
大臣官房官庁営繕部
電子データを作成する上での使用文字については、以下の各項目に従うものとする。
【使用文字規則】
・半角文字は、JIS X 0201 で規定されている文字から片仮名用図形文字を除いたラテ
ン文字用図形文字のみとする。
・全角文字は、JIS X 0208 で規定されている文字から数字とラテン文字を除いた文字
のみとする。
設計業務等の電子納品要領(案)平成15年4月 農林水産省農村振興局
報告書ファイルの容量については、電子メールに添付する可能性も考え1MB を目安と
し、これを超える場合は受発注者で適宜協議するものとする。
8)報告書ファイルへの追加事項
報告書ファイルには報告書本文の他、下記のファイルを最後に追加する。
・打合せ簿(指示、承諾、協議、提出、報告、通知書)
8
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(2) 報告書ファイルの編集
報告書ファイルの編集においては、以下の各項目に従うものとする。
1)しおりの作成
PDF 形式の目次である「しおり(ブックマーク)を報告書の目次と同じ章、節、項(見出
しレベル 1∼3)を基本として作成する。また報告書ファイルを分割する場合は、当該フ
ァイル以外の別ファイルへのリンクとなるしおりに関しては、大項目に関してのみ作成
する。
※官庁営繕部門においては「建築設計業務等電子納品要領(案)
(平成 14 年 11 月改訂
版)国土交通省 大臣官房官庁営繕部」の規定に従う。
報告書ファイル(a)
○○○
××
△△
1.○○○
1-1.××
(1)△△
□□□
◇◇◇
報告書ファイル(b)
□□□
報告書ファイル(c)
◇◇◇
図 2-3 しおりの作成
2)セキュリティ、文書情報の設定
セキュリティの設定は、文書の変更、パスワード、印刷・変更・再利用等は「許可す
る」設定とする。
9
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
3)しおりの作成時期
複数の PDF ファイルへのしおりを作成する場合には、電子納品要領(案)等に基づくフ
ァイル名称変更後(REPORTnn.PDF)に対してしおりを作成する。
4)PDF ファイルの開き方の設定
道路・河川・公園部門においては PDF ファイルの開き方に関する規定は特にない。他
部門については以下の要領(案)に従う。
※官庁営繕部門:「建築設計業務等電子納品要領(案)」
※農業部門:「設計業務等の電子納品要領(案)」
【参考】
土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成 16 年 6 月 国土交通省
・ PDF 形式の目次である「しおり(ブックマーク)」を報告書の目次と同じ章、節、項(見出
しレベル 1∼3)を基本として作成する。また、当該ファイル以外の別ファイルへのリンク
となるしおりに関しては、大項目(章)に関してのみ作成する。
・ パスワード、印刷・変更・再利用の許可等のセキュリティに関する設定は行わない。
複数のPDFファイルへの「しおり」の作成について
10_業務概要.xxx
20_○○の設計.xxx
オリジナルファイル
10_業務概要.PDF
20_○○の設計.PDF
注:この時点では、「しおり」「サムネイ
注:この時点では「しおり」を作成しない。
ル」を作成しない。
REPORT01.PDF
REPORT02.PDF
注:「しおり」を作成する。
注:「しおり」「サムネイル」を作成する。
※要領に基づくファイル名に変更した後に「しおり」を作成しないと、リンク設定がはず
れてしまう。
図 2-4 しおりの作成時期
10
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(3) 報告書オリジナルファイル
報告書オリジナルファイルについては、以下のとおりとする。
1)オリジナルファイルの提出
報告書ファイル(PDF形式)を作成するために使用した全ての原稿データは、オリジナ
ルファイルとして提出することを原則とする。
2)ワープロソフト及び表計算ソフトのオリジナルファイル
ワープロ及び表計算により作成した報告書のオリジナルファイルのデータ形式は、業
務着手時に受発注者間で協議を行い決定する。
3)その他ソフトのオリジナルファイル
オリジナルファイル提出の必要性及びデータ形式について、業務着手時に受発注者間
で協議を行い決定する。協議にあたっては、ファイルの再利用の可能性、作成ソフトの
一般性などを考慮する。
【参考】
土木設計業務等の電子納品要領(案) 平成16年6月 国土交通省
・報告書ファイル及び報告書オリジナルファイル
報告書ファイルのファイル形式はPDF形式とする。
報告書オリジナルファイルを作成するソフト及びファイル形式は、調査職員と協議し
決定する。
(4) ファイル名称
〈参考〉
ファイル名として使える文字は、半角英数字8文宇、使用できる文字は英大文字「A∼Z」、
数字「0∼9」、アンダースコア「_ 」です。詳細は以下のとおりである。
・報告書ファイル
REPORT01.PDF
英字3文字:拡張子は固定 PDF
数字2文字:連番 O1∼99
複数ファイルになる場合は、この番号に
より区別する。※1
英字6文字:固定「REPORT」
11
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
・報告書オリジナルファイル
1つの報告書ファイルに対し複数の報告書オリジナルファイルが存在する場合は、対応
する報告書ファイル名が判断できる名前とその番号により、ファイルを区別する。
REP01_01.XXX
英字3文字:作成ソフトウェア固有の拡張子
数字2文字:関連報告書ファイル内で連番「O1∼99」※1
アンダースコア1文字:固定
英字3文字:固定「REP」
数字2文字:報告書ファイルの番号「01∼99」※1
※1:連番が100を越える場合は、以下のようにアルファベットを用いる。
例)100∼109の場合…A0∼A9
110∼119の場合…B0∼B9
120∼129の場合…C0∼C9
※官庁営繕部門においては「建築設計業務等電子納品要領(案)
(平成 14 年 11 月改訂
版)国土交通省 大臣官房官庁営繕部」の規定に従う。
【参考】
建築設計業務等電子納品要領(案)
(平成14年11月改訂版)国土交通省
大臣官房官庁営繕部
資料ファイル及び資料オリジナルファイルのファイル名は、以下の各項目に従うも
のとする。
●ファイル名の文字数
ファイル名の文字数は、半角8文字以下とする。
(拡張子と . を含めて12文字以下)
●ファイル名に使用する文字
ファイル名に使用する文字は、以下に示す半角文字とする。
・半角大文字のアルファベット(A∼Z)
・半角数字(0∼9)
・ _ (アンダーライン)
●ファイル名
ファイル名は、受注者が自由に設定してよい。
12
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3-3
図面ファイル
共通仕様書及び特記仕様書に規定される成果品CADデータは、
「【共通編】1-6
要領・基準
類の相互関係」に示す各事業部門のCADに関する基準(案)・要領(案)に従うものとする。また、
運用に関する留意事項については「CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)」に準ずる。
【参考】
CAD製図基準(案) 平成16年6月 国土交通省
本基準(案)は、設計業務及び土木工事においてCADデータを作成・管理する際に適用する。
(1) CAD データ交換フォーマット
図面ファイルのファイル形式は、平成14年7月の改訂で国際標準であるSTEP/AP202に準拠
したCADデータ交換フォーマット(SXF(P21))とする。
【参考】
CAD製図基準(案) 平成16年6月 国土交通省
CADデータファイルのフォーマットは原則としてSXF(P21)とする。
(2) SXF ブラウザ
CADデータ交換標準(SXF)に対応したCADソフトによって作成された図面データを表示・印
刷する『SXFブラウザ Ver2.1.3(H16.3現在)』をダウンロードする事ができる。(但し、CAD
ソフトと違い、図面を表示する機能のみで、編集の機能はない。)
SXFブラウザ Ver2.1.3(H16.3現在)のダウンロード先URL
http://www.cals.jacic.or.jp/cad/developer/SXFBrowserDownload.htm
13
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(3) SXF のバージョン
1)SXF 開発レベルと電子納品
CAD ソフトを利用して「CAD 製図基準(案)」に則った図面を作成するということは、換
言すると、SXF 仕様で定義されているフィーチャ*1 をどのように利用するか、ということ
になる。
このフィーチャについての利用を担保にしようとすると、SXF の開発レベル・バージョ
ンに留意することが必要となる。下表に SXF の開発レベルを示す。このうち、既開発の
SXF レベル 2 のバージョンは 3.0 である。(以下、SXF Ver3.0 レベル 2 という。)
表 2-3 SXF の開発状況
開発レベル
開
レベル 1
発
済
開
レベル 2
レベル 3
発
中
レベル 4
概 要
画面(紙)上で図面表示が正確に再現できるレベル
建設業界の電子納品で用いる2次元図面データの交換を可能にする
レベル
レベル4の仕様策定過程で必要とされる幾何部分の仕様
GIS*2・統合 DB 等との連携、自動数量拾いなど、CAD と関連ソフト
間のデータ交換基盤を提供
上表より現時点では少なくともレベル 2 を満たす電子成果品の作成が必要であること
がわかる。
図 2-5 SXF レベル 1 とレベル 2 の差異について
* 1
フィーチャ:AP202 CC2 での図面データ表現へのアクセスを容易にすることを目的に想定した SXF の図面デ
ータ表現の根幹をなす単位のことをいい、大別して次の3種類がある。図面構造、幾何/表記要素、構造化
要素。
* 2 GIS:デジタル化された地図(地形)データと、統計データや位置の持つ属性情報などの位置に関連したデータ
とを、統合的に扱う情報システム。地図データと他のデータを相互に関連付けたデータベースと、それらの
情報の検索や解析、表示などを行うソフトウェアから構成される。データは地図上に表示されるので、解析
対象の分布や密度、配置などを視覚的に把握することができる。
14
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2)SXF Ver3.0 レベルの特徴
SXF Ver3.0 レベル 2 の特徴は、「2 次元 CAD データが再利用性をもって交換できる仕
様」ということができる。現在のバージョンである Ver3.0 について、それぞれの要素に
分けて整理すると下表が得られる。
表 2-4 SXF Ver3.0 レベル 2 のデータ交換上の特徴
分類
交換可能な要素
図面構造定義
用紙サイズ、レイヤ、線種、色、線幅、文字フォント
幾何/表記要素
点、線分、折線、円/円弧、楕円/楕円弧、文字、スプライン
寸法線、ハッチング、部品、グループ
構造化要素
・異なる縮尺の混在が可能
・ラスタデータ*1 交換仕様
・等高線交換仕様
(4) ファイル及びレイヤ名
ファイル名及びレイヤ名は、部門ごとにそれぞれ表 2-5に示す基準(案)、要領(案)に従い
決定する。
表 2-5 ファイル名及びレイヤ名が示された基準(案)、要領(案)
部門
道路・河川・公園
港湾・漁港・空港
基準(案)、要領(案)
発行元
CAD製図基準(案)
国土交通省
CAD製図基準(案)
国土交通省
CAD図面作成要領(案)
国土交通省港湾局
農業
電子化図面データの作成要領(案) 農林水産省農村振興局
官庁営繕※1
建築CAD図面作成要領(案)
国土交通省官庁営繕部
機械設備
CAD製図基準(案)機械設備工事編
国土交通省
電気通信設備
CAD製図基準(案)電気通信設備編
国土交通省
※1:官庁営繕部門における地質調査業務の場合は、CAD製図基準(案)
(国土交通省)による。
(5) 線の太さ
線は太さの比率によって細線/太線/極太線(1:2:4)の3種類とする。
CAD製図に用いる線の太さの組み合わせ例は以下のとおりである。
なお、官庁営繕部門では、線の太さに関する規定はない。
表 2-6 線の太さの選択例
*1
輪郭線
細線
太線
極太線
1.4(A0,A1)
0.50
1.00
2.00
1.0(その他)
0.35
0.70
1.40
0.25
0.50
1.00
0.18
0.35
0.70
0.13
0.25
0.50
比率
(1:2:4)
ラスタデータ:ドット(点)の集合で表現された画像データのこと。代表的なデータの種類としては、JPG、BMP、
GIF、TIFF などがある。
15
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(6) 線の種類
線の種類は原則として、実線、破線、1点鎖線、2点鎖線の4種類とする。
なお、官庁営繕部門では、線の種類に関する規定はない。
表 2-7 基本的な線種と利用法(例)
破線
可視部分を示す線、寸法および寸法補助線、引出
線、破断線、輪郭線、中心線
見えない部分の形を示す線
一点鎖線
中心線、切断線、基準線、境界線、参考線
二点鎖線
想像線、基準線、境界線、参考線などで一点鎖線
と区別する必要があるとき。
実線
(7) 線色
「CAD製図基準(案)」等では線色を定義している。新規レイヤを作成する場合は既存レイ
ヤの配色を参考とした以下の表を参考に受発注者協議すること。
部門
オブジェクト
主構造物
寸法
文字
図枠など
その他の構造物
※1
道路
河川
公園
赤
白
黄
赤
表 2-8 線色のつけ方
港湾
漁港
農業
官庁営繕
空港
※1
赤
赤
水
白
牡丹
赤
白
黄
任意
機械設備
水
緑
白
黄
暗灰
電気通信
設備
白
白
黄
白
線色の規定はなく、線種・線幅・線色等を記載したレイヤリストを作成、添付する。
表 2-9 CAD 使用線色
要素種別
色名
黒
赤
緑
青
黄色
マジェンタ
シアン
白
牡丹
茶
橙
図面構造
コード
値(name)
1
Black
2
Red
3
green
4
blue
5
yellow
6
magenta
7
cyan
8
white
9
deeppink
10
brown
11
orange
フィーチャ要素名
R
G
0
0
255
0
0
255
0
0
255
255
255
0
0
255
255
255
192
0
192
128
255
128
B
0
0
0
255
0
255
255
255
128
64
0
薄緑
12
lightgreen
128
192
128
明青
13
lightblue
0
128
255
既定義線種コード
説明(準拠すべき事項)
青紫
14
lavender
128
64
255
明灰
15
lightgray
192
192
192
暗灰
16
darkgray
128
128
128
備考
・ RGB 値は、あくまで参考値であることに留意されたい。また、JIS その他の規格に準拠する事を
妨げるものではない。
SXF_V2.0仕様書別冊
フィ−チャ−仕様書別冊
H13.6.1 Rev5.41
(http://www.cals.jacic.or.jp/cad/developer/SXFDocDownload.htm)
16
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-10 図面オブジェクトの略字解説一覧(道路、河川、公園)
図面オ
ブジェ
クト
-BGD
-BMK
-BYP
-DCR
作図要素
-MTR
-STR
-TTL
-FRAM
-HCH1
-HCH2
-HCH3
-HCHn
-BRG
-RSTR
-SRVR
-HTXT
-EXST
-LINE
-STR1
-STRn
-FRAM
-CRST
-BAND
-ETRL
-MTXT
-DIM
-BNDR
-BNDF
-HICN
-LWCN
-EXST
-EXPL
-TXT
-ROW
レイヤに含まれる内容
主計曲線、現況地物、既設構造物等
基準点、測量ポイント、中心線、幅杭等
主構造から派生する構造物
ハッチ、シンボル、塗りつぶし、記号等
切盛土、コンクリート、鉄筋加工、数量(購
入品、規格等)
当該図面名称であらわす構造物
外枠、表題欄、罫線、文字、縦断図の帯枠
タイトル枠、凡例図枠
ハッチ部 1(位置、埋戻し部、路床部)
ハッチ部 2(切土部、舗装部分、盛土部)
ハッチ部 3(盛土部)
ハッチ部 n
ボーリング柱状図
ラスタ化された地図
基準となる点
旗上げ
既設構造物等(橋梁、法面、側道、安全施設、
護岸、法面、床止め、施設等)
区切り線、罫線
構造物1
構造物n(その他の構造物等)
材料表図枠
主な横断構造物
縦断図の帯(文字を含む)
推定支持層線
数量表示文字列
寸法線、寸法値
地質境界線
土質分布
等高線の計曲線
等高線の主曲線
特に明示すべき現況地物
物理探査データ(弾性波測線界等)
文字列
用地境界(幅杭)
17
備考
BackGrounD
BenchMarK
BYProduct
DeCoRation
MaTeRial
STRucture
TiTLe
FRAMe
HatCH1
HatCH2
HatCH3
HatCHn
BoRinG
RaSTeR
SuRVey-Referencepoint
Hata-TeXT
ExiST
LINE
STRuct1
STRuct-n
FRAMe
CrossSTruct
BAND
EstimaTedbeaRingLayer
Material TeXT
DIMension
GeologicalBouNDaRy
BouNDary Filled
HI-CONtour
LO-CONtour
ExiST
GeophysicalEXPLoration
TeXT
RightOfWay
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-11 図面オブジェクトの略字解説一覧(港湾、漁港、空港)
図面オ
ブジェ
クト
作図要素
レイヤに含まれる内容
備考
-BGD
主曲線、計曲線、現況地物、既設構造物(現
在あるもの)、等
BackGrounD
-BYP
主構造物から派生する構造物
BYProduct
-BMK
-DCR
基準点、測量ポイント、中心線、副杭、等
ハッチ、シンボル、塗りつぶし、記号、等
切盛土、コンクリート、鉄筋加工、数量(購
入品、規格、・・・)
当該図面名称で表すような構造物
外枠、表題欄、罫線、文字、縦断図の帯枠
図枠、タイトル枠、凡例図枠
ハッチ部1
ハッチ部n
ボーリング柱状図
ラスタ化された地図
基準となる点
旗上げ
特に明示すべき現況地物
区切り線、罫線
本体工(ケーソン、ブロック等)、主構造物
外形線、配筋図
本体工(矢板、杭、タイ材、腹起等)、吊り
筋等、鉄筋加工図
上部工
舗装工
基礎工・裏込工(基礎捨石、裏込石等)
地盤改良工(SD,SCP,DM等)
消波工
土工(浚渫、床掘、切・盛土等)
付属工(係船柱、防舷材、車止め、電防等)
その他
材料表枠
縦断図の帯
推定地層境界線、推定支持層線
数量表示文字列
寸法線、寸法値
等高線(等深線)の計曲線及びその標高
等高線(等深線)の主曲線及びその標高
物理探査データ(弾性波測線界等)
文字列
用地境界
注記
既設埋設物
方位
石、コンクリートなどのマークなどの飾り
記号
潮位、水位(図)
風向、風速(図)
BenchMarK
DeCoRation
-MTR
-STR
-TTL
-FRAM
-HCH1
-HCHn
-BRG
-RSTR
-SRVR
-HTXT
-EXST
-LINE
-STR1
-STR2
-STR3
-STR4
-STR5
-STR6
-STR7
-STR8
-STR9
-STRn
-FRAM
-BAND
-ETRL
-MTXT
-DIM
-HICN
-LWCN
-EXPL
-TXT
-ROW
-REMK
-UGND
-DRCT
-MARK
-TIDE
-WIND
18
MaTeRial
STRucture
TiTLe
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-12 図面オブジェクトの略字解説一覧(農業)
図面オ
ブジェ
クト
作図要素
レイヤに含まれる内容
-BGD
主曲線、計曲線、現況地物、既設構造物(現在あるもの)、等
-BYP
主構造から派生する構造物
-BMK
-DCR
-MTR
-STR
-TTL
基準点、測量ポイント、中心線、幅杭、等
ハッチ、シンボル、塗りつぶし、記号、など
切盛土、コンクリート、鉄筋加工、数量(購入品、規格、…)
当該図面名称であらわすような構造物
外枠、表題欄、罫線、文字、縦断図の帯枠
タイトル枠、凡例図枠
ハッチ部1
ハッチ部2
ハッチ部3
ハッチ部n
ボーリング柱状図
ラスタ化された地図
基準となる点
旗上げ
特に明示すべき現況地物
区切り線、罫線
構造物 1
構造物 2
構造物 3
構造物 4
構造物 5
構造物 6
構造物 7
構造物 8
構造物 9
構造物 A
構造物 B
構造物C
構造物n(その他の構造物等)
材料表図枠
主な横断構造物
縦断図の帯(文字を含む)
推定支持層線
寸法線、寸法値
地質境界線
土質分布
等高線の計曲線
等高線の主曲線
文字列
用地境界(幅杭)
記号1
記号n
-FRAM
-HCH1
-HCH2
-HCH3
-HCHn
-BRG
-RSTR
-SRVR
-HTXT
-EXST
-LINE
-STR1
-STR2
-STR3
-STR4
-STR5
-STR6
-STR7
-STR8
-STR9
-STRA
-STRB
-STRC
-STRn
-FRAM
-CRST
-BAND
-ETRL
-DIM
-BNDR
-BNDF
-HICN
-LWCN
-TXT
-ROW
-MAK1
-MAKn
19
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-13 図面オブジェクトの解説一覧(官庁営繕)
分類
レベル1
1 枠・芯・寸法
レベル2
図面枠
図中枠・標題欄
基準線
柱列記号
補助芯
寸法線、寸法文字
室名
文字
材料構造表示記号
その他記号
補助図形・線
ハッチング
見上げ線
見え掛り線
割付線
その他作図線
柱(下地)
躯体壁(下地)
梁その他(下地)
間仕切(下地)
柱(仕上)
壁(仕上)
パーテーション
ブース
階段
その他仕上
窓・ガラリ(枠)
窓・ガラリ
とびら・戸・シャッター(枠)
とびら・戸・シャッター
とびら・戸・シャッター(軌跡)
敷地境界線
敷地外要素
外構
植栽
家具本工事
家具備品
衛生機器
エレベーター・エスカレーター
その他設備
柱・壁(断面線)
梁・小梁・床版・CB(見え掛り線)
ハッチング(上り、下り)
鉄筋
柱・壁(断面線)
梁・小梁・床版・CB(見え掛り線)
ハッチング(上り、下り)
鉄筋、アンカーボルト
2 文字・記号
作図補助要素
3 その他の作図線
4 躯体・間仕切
下地
5 仕上げ
6 建具
建物要素
7 敷地・外構
8 家具・設備
9 RC
構造要素
10 S
20
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
表 2-14 図面オブジェクトの略字解説一覧(機械設備)
図面オ
ブジェ
クト
-TTL
-MCH
作図要素
-FRAM
-LINE
-TXT
-STR1
-STRn
-KIK1
-KIKIn
-PART
-SEN1
-SENn
-WLN
-FLN
-ALN
-OLN
-BORD
-RAIN
-PHA2
-PHAn
-PHN2
-PHNn
-BAR1
-BAR2
-KISO
-SPT1
-SPT2
-HIDD
-HIDn
-CENT2
-CENTn
-DIM2
-DIMn
-BMK
-MKn
-MARK
-LEVEL
-TXT0
-TXT1
-TXT2
-TABL
-FRM0
-FRM1
-FRM2
-FTX1
-FTX2
レイヤに含まれる内容
備考
外枠、表題欄、罫線、文字、縦断面の帯枠 TiTle-Line
機械設備関係(水門、揚排水ポンプ設備等) MeCHanics
タイトル枠
区切り線、罫線
文字列
土木、建築物、基礎の構造線
土木、建築物、基礎の構造線
主機、補機、盤
電気制御設備、主機、補機、盤
取付部品
線(主回路等)
線
水系統の配管および機器
燃料系統の配管および機器
空気および抽気系統の配管および機器
潤滑油系統の配管および機器
区分け線、区分線
配筋、差し筋(工事範囲外の場合)
想像線
想像線
想像線
想像線
配筋
配筋
基礎、ピット、シンダー
サポート、ダクト、点検歩廊(太線)
サポート、ダクト、点検歩廊(細線)
隠れ線
隠れ線
中心線
中心線
寸法線、引出し線、寸法値
寸法線、引出し線、寸法値
基準線
記号+設備区分(数字)
記号
レベル
文字列(極太線)
文字列(太線)
文字列(細線)
表
タイトル枠(別様式、極太線)
タイトル枠(別様式、太線)
タイトル枠(別様式、細線)
タイトル文字(太線)
タイトル文字(細線)
21
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
-HCH
-HCH2
-HCHn
-HTXn
-HSTX
-HSLN
-YTX
-YLN
-RSTR
-ETCn
-ZZZ
ハッチング
ハッチング
ハッチング
旗揚げ(風船)+設備区分(数字)
履歴用文字列
履歴用表
施工範囲文字列
施工範囲表
ラスタ化されたデータ
その他
既設
表 2-15 図面オブジェクトの略字解説一覧(電気通信設備)
図面オ
ブジェ
クト
-TTL
-BGD
-BMK
-STR
-BYP
-DCR
-EEQP
-ECDT
-MCDT
-CBL
-ELC
-MEC
-OTRS
作図要素
-FRAM
-LINE
-TXTn
-OTRn
-DIMn
-CNTR
-HCHn
-RSTR
-HICN
-LWCN
-BDRL
-CRST
-EST
-OBJn
-PLN
-ACON
-STRn
-SPRn
-BOXn
-CLSn
-MHHn
レイヤに含まれる内容
図枠、表題欄
現況地物、既設構造物
基準
構造物(主題物)
副構造物(副主題物)
説明、着色等
装置、設備(機器類)
電気配管、電気管路(埋設管、電線管等)
機械配管、機械管路(水、油、空気等)
ケーブル
電気・通信系統
機械・配管系統
その他
枠、タイトル枠、凡例図枠
罫線、区切り線
文字列、表題文字
その他
寸法
中心線
ハッチング
ラスタ
等高線(計曲線)
等高線(主曲線)
境界線、行政区間線等
主な横断構造物
既設、現況
工事対象物(新設、移設、仮設、改造、更新、
撤去)
計画(将来)
別途工事
構造物
支持物
端子箱、プルボックス等
配管、ケーブル接続材
マンホール、ハンドホール等
22
備考
TiTLe
BackGround Drawing
BenchiMarK
STRucture
BYProduct
DeCoRation
Electrical EQuiPments
Electrical ConDuiT
Mechanical ConDuiT
CaBLe
ELctric Circuit
MEChanical
OTheRS
FRAMe
ruled LINEs
TeXTs (letter)
OTheRs
DIMensions
CeNTeR line
HatCH
RaSTeR
(HI)CoNtour line
(LW)CoNtour line
BorDeR Line
CRoss STructure
ESTablished
OBJect
PLaNned
Another CONstruction
STRucture
SuPpoRt
BOX
CLoSer
ManHoles andHandHoles
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(8) 作成途中段階における図面の取扱い
最終成果品とならない作成途中段階での、受発注者間における CAD データのやりとりは、
ファイル容量の軽減可能な SXF(SFC)形式を利用することができる。
その他のファイル形式でやりとりする必要がある場合には、受発注者間協議の上決定する
こと。その際、最終成果納品時の SXF(P21)形式への CAD データ交換においてデータ欠落等な
いよう十分留意すること。
(9) 設計図面のオリジナルファイル
図面ファイル(SXF(P21))の元となるオリジナルファイルは、電子納品することを妨げない。
電子納品を行う際には以下の内容に配慮する。
ただし、図面のオリジナルファイルの電子納品は、あくまで受発注者協議で必要と判断さ
れる場合に限る。
※官庁営繕部門においては、図面のオリジナルファイルを納品すること。
1)オリジナルファイルの提出
オリジナルファイルは電子納品対象外であるため、電子納品を求める場合には、業務着
手時に受発注者間で協議を行い納品の有無を決定する。その際、発注者はオリジナルファ
イルの提出により電子納品媒体が複数枚に及ぶ場合など、本来の電子成果品の作成に支障
が無いよう配慮する。
2)オリジナルファイルのファイル形式
オリジナルファイルのファイル形式は、受注者が使用するソフトウェアのファイル形式
とする。
3)オリジナルファイルの格納場所
北海道開発局の運用として、オリジナルファイルのデータ格納場所は「DRAWING/OTHRS」
とする。ここで、業務管理ファイル(INDEX_D.XML)には「DRAWING/OTHRS」のフォルダ名を
記述しないこと。
また、オリジナルファイルに対する図面管理ファイル(DRAWING.XML)は作成しない。
※官庁営繕部門においては、「建築CAD図面作成要領(案)」に従うものとする。
23
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3-4
写真ファイル
共通仕様書及び特記仕様書に規定される写真等の成果品については、
「
【共通編】1-6 要領・
基準類の相互関係」に示す各事業部門の写真に関する基準(案)・要領(案)を適用する。
本手引き(案)において規定されていない項目については、デジタル写真管理情報基準(案)等
に従うものとする。
【参考】
デジタル写真管理情報基準(案) 平成16年6月 国土交通省
1.適用
「デジタル写真管理情報基準(案)」(以下「本基準」という)は、写真等(工事・測量・
調査・地質・広報・設計)の原本を電子媒体で提出する場合の属性情報等の標準仕様を定
めたものである。
電子化写真データの作成要領(案) 平成15年4月 農林水産省農村振興局
1.適用
電子化写真データの作成要領(案)は、写真等(工事・調査・測量・設計等)の原本を電子
媒体で提出する場合の属性情報等の標準仕様を定めたものである。
24
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3-5
地質調査における電子成果品
地質調査における電子成果品については、以下のとおりとする。
(1) 報告文
報告文は、「土木設計業務等の電子納品要領(案)」等の規定に従う。
(2) ボーリング柱状図(土質)
ボーリング柱状図(土質)は、「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等の規定に従う。
(3) 地質平面図
地質平面図作成については、CAD製図基準(案)等による。図面の記述方法やデータの作
成方法については、
「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等による。
(4) 土質・地質(岩盤)断面図
土質・地質(岩盤)断面図の作成については、CAD製図基準(案)等による。図面の記述方
法やデータの作成方法については、
「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等による。
(5) コア写真
コア写真は、「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等の規定に従う。
(6) 土質試験及び地盤調査
土質試験及び地盤調査は、
「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等の規定に従う。
(7) 現場写真
現場写真は、「デジタル写真管理情報基準(案)」等に従う。
(8) 上記以外の地質・土質調査成果
上記以外の地質・土質調査成果は、
「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」等の規定
に従う。
【参考】
地質・土質調査成果電子納品要領(案) 平成16年6月 国土交通省
地質・土質調査成果の電子化対象は、(1)報告文、(2)ボーリング柱状図、(3)地質平面
図、(4)地質断面図、(5)コア写真、(6)土質試験及び地盤調査、(7)現場写真、(8)その他
の地質・土質調査成果 とする。
地質調査資料整理要領(案) 平成16年4月 農林水産省農村振興局
2.地質調査資料の種類と電子化の対象
地質調査資料は、(1)報告文、(2)ボーリング柱状図、(3)地質平面図、(4)地質断面図、
(5)コア写真、(6)土質試験及び地盤調査、(7)現場写真などからなる。
25
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
2-3-6
測量作業における電子成果品
(1) フォルダ構成
電子的手段により引き渡される成果品は、図 2-6に示すフォルダ構成とする。
INDEX_D.XML (業務管理ファイル)
電子媒体ルート
※1:農業部門の場合は
INDED02N.DTD
※2:農業部門の場合は
SURVE01N.DTD
INDE_D03.DTD※1 (業務管理ファイルのDTD)
SURVEY
(測量データフォルダ)
SURVEY.XML (測量情報管理ファイル)
SURVEY02.DTD※2 (測量情報管理ファイルのDTD)
※3:農業部門の場合は
SURVD01N.DTD
KITEN
(基準点測量サブフォルダ)
※4:農林水産省の測量成果電子
納品要領(案)による場合
SURV_KTN.XML (測量成果管理ファイル)
SURV_D02.DTD※3 (測量成果管理ファイルのDTD)
WORK (測量記録サブフォルダ)
DATA (測量成果サブフォルダ)
OTHRS (その他データサブフォルダ)
SUIJUN
(水準測量サブフォルダ)
CHIKEI
(地形測量サブフォルダ)
SURV_CHI.XML (測量成果管理ファイル)
SURV_D02.DTD※3 (測量成果管理ファイルのDTD)
WORK (測量記録サブフォルダ)
DATA (測量成果サブフォルダ)
OTHRS (その他データサブフォルダ)
ROSEN
(路線測量サブフォルダ)
KASEN
(河川測量サブフォルダ)
YOUCHI
(用地測量サブフォルダ)
KAKUTE
(確定測量サブフォルダ)※4
DOC
(ドキュメントサブフォルダ)
XXXXX001.PDF
(協議書ファイル)
XXXXX002.PDF
YYYYY001.XXX (特記仕様書ファイル)
測量成果電子納品要領(案)
REPORT
(報告書フォルダ)
DRAWING
(図面フォルダ)
PHOTO
(写真フォルダ)
BORING
(地質データフォルダ)
図 2-6 測量作業の成果品フォルダ構成
26
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
電子媒体ルート直下には、
「土木設計業務等の電子納品要領(案)」等に従ったフォルダ
及び業務管理ファイルを置く。
測量成果を格納する「SURVEY」フォルダの下には、「KITEN」、「SUIJUN」、「CHIKEI」、
「DOC」のサブフォルダと、測量情報管理フ
「ROSEN」
、
「KASEN」
、
「YOUCHI」
、「KAKUTE」※、
ァイルを格納する。
また、
「KITEN」、
「SUIJUN」
、
「CHIKEI」、「ROSEN」、
「KASEN」、「YOUCHI」、
「KAKUTE」※の各
フォルダの下には、それぞれ「測量記録」
、
「測量成果」、
「その他」を格納するため「WORK」
、
「DATA」
、
「OTHRS」のサブフォルダを置く。(測量成果電子納品要領(案) 2-2 測量フォル
ダ構成参照)各サブフォルダに格納するファイルは、以下のとおりとする。
・「KITEN」サブフォルダには、基準点測量の成果及び基準点測量成果管理ファイルを格納する。
・「SUIJUN」サブフォルダには、水準測量の成果及び水準測量成果管理ファイルを格納する。
・「CHIKEI」サブフォルダには、地形測量の成果及び地形測量成果管理ファイルを格納する。
・「ROSEN」サブフォルダには、路線測量の成果及び路線測量成果管理ファイルを格納する。
・「KASEN」サブフォルダには、河川測量の成果及び河川測量成果管理ファイルを格納する。
・「YOUCHI」サブフォルダには、用地測量の成果及び応用測量成果管理ファイルを格納する。
・「KAKUTE」※サブフォルダには、確定測量の成果及び確定測量成果管理ファイルを格納する。
・「DOC」サブフォルダには、当該測量業務に関するドキュメント類(協議書・特記仕様書等)ファイル
を格納する。
「 DOC 」 を 除 く 各 々 の フ ォ ル ダ ( 「 KITEN 」 「 SUIJUN 」 「CHIKEI 」 「 ROSEN 」 「 KASEN 」「 YOUCHI 」
「KAKUTE」※)には、次の「WORK」「DATA」「OTHRS」のサブフォルダを置き、各々の成果を格納
する。
・「WORK」サブフォルダには、測量記録を格納する。
・「DATA」サブフォルダには、測量成果を格納する。
・
「OTHRS」サブフォルダには、測量機器検定証明書、ファイル説明書等のその他のデータを格納する。
さらに、「WORK」「DATA」のサブフォルダは、その下に実施した測量作業に応じて、測量細
区分を示すサブフォルダを設け、成果を格納する。
※ 農林水産省の測量成果電子納品要領(案)による場合。
(2) フォルダ作成上等の留意事項
1)フォルダ名称は、半角英数大文字とする。
2)格納する電子データファイルが無いフォルダは作成しなくても良い。
3)XSL ファイルの格納は任意とする。
4)REPORT、DRAWING、PHOTO、BORING フォルダの扱い
測量成果等の電子納品では原則として使用しない。
注)上記の 2)、3)は、農業部門以外に適用する。
27
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(3) 平板測量における成果等について
地形図原図・複製用ポジ原図(第二原図)は原則として電子納品の対象外として従来どお
りの納品を行う。これらの成果を電子納品する場合は、以下に示す2つの方法を基本とし
て、受発注者協議により行うこと。
方法(1)
・地形図原図
・複製用ポジ原図(第二原図)に替えて、地形図原図をスキャナ読込みしたラスタデータフ
ァイル(TIFF*1 G4形式 stripped形式、ドット上限はA0400dpi)をCADに配置したファイ
ルとする。
レイヤ名:-BGD-RSTR
--問題点--SXFではラスタデータの仕様規程は上記のとおりであるが、OCF検定では合格必須項目と
なっていないため、OCF合格CADでもラスタデータの描画ができないCADもある。
OCF検定については、以下のURLを参照。
http://WWW.ocf.or.jp
方法(2)
・地形図原図
・複製用ポジ原図(第二原図)に替えて、地形図データをCADデータとして納品する。(作業
歩掛は未定であるため、別途見積とする)
CADデータ交換フォーマットは原則としてSXF(P21)とするが、困難な場合は受発注者間
で協議の上フォーマットを決定することができる。
レイヤ名: -BGD 現況地物
白
3号 0.15mm------0.13mm
-BGD-HICN(等高線計曲線)
赤
4号 0.20mm------0.18mm
-BGD-LWCN(等高線主曲線)
白
2号 0.10mm------0.13mm
-BGD-CRST(主な横断構造物) 白
3号 0.15mm------0.13mm
-BGD-EXST(特に明示すべき現況地物)
-BGD-HTXT(旗揚げ)
白
3号 0.15mm------0.13mm
白
3号 0.15mm------0.13mm
--北海道開発局の運用--・CAD製図基準(案)では線の太さを3種類とし、比率を1:2:4と規定しているが、測量によ
る地形図データを表す線幅は既定義線幅を使用することを標準とする。ただし、国土交通
省公共測量作業規程では地形図に表示する線の区分は1号から8号(0.05、0.10、0.15、0.20、
*1
TIFF:画像データのフォーマット。1 枚の画像データを、解像度や色数、符号化方式の異なる色々な形式で 1
つのファイルにまとめて格納できるため、比較的アプリケーションソフトに依存しない画像フォーマットで
ある。
28
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
0.30、0.40)としていることから、受発注者の協議で同規程を採用しても良いこととする。
その際、SXF仕様ではユーザ定義領域を使用することでこれらの線の太さに対応できる。
(表 2-16及び既定義線幅コード参照)
表 2-16 地形図データを表す線幅
北海道開発局
測量作業規程
CAD運用
線号
線の太さ
1号
0.05mm
0.13mm
2号
0.10
0.13
3号
0.15
0.13
4号
0.20
0.18
6号
0.30
0.25
8号
0.40
0.35
SXF_V2.0仕様書別冊
適
用
フィ−チャ−仕様書別冊
H13.6.1 Rev5.41
(http://www.cals.jacic.or.jp/cad/developer/SXFDocDownload.htm)
・既定義線幅コード
要素種別
図面構造
フィーチャ要素名
線幅名
コード
値(width)
0.13mm
1
0.13
0.18mm
2
0.18
0.25mm
3
0.25
0.35mm
4
0.35
0.5mm
5
0.5
0.7mm
6
0.7
1mm
7
1
1.4mm
8
1.4
2mm
9
2
予約
10
未定義
線幅コード
説明(準拠すべき事項)
未定義
11
ユーザ定義領域
12
ユーザ定義領域
13
ユーザ定義領域
14
ユーザ定義領域
15
ユーザ定義領域
16
ユーザ定義領域
備考
・JIS Z 8312:1999(ISO 128-20:1996)に準拠(2004.3 現在)
線幅0.05、0.10、0.15、0.20、0.30、0.40については、SXF線幅コードのうちユーザ定義領域(コ
−ド11∼16)を利用することとする。
29
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
3 受発注者協議事項一覧
各基準(案)や要領(案)等における協議事項に対して北海道開発局の方針を以下に示す。
(1)土木設計業務等の電子納品要領(案)等
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
全般
1
オリジナルファイルを作成するソ 調査職員と協議し決定する。 受注者が一般的に使用しているア
フトウェア及びファイル形式
プリケーションを双方で確認し、
(要領(案)p.10)
発注者が選定する。
(事前協議ガイドライン p.5,6)
2
電子化が困難な資料の取扱い(要
以下を標準とする。
スキャナで読込むと容量が大きく
領(案)p.20)
(1) 手書きパース図は紙で
なる上、イメージデータなので再
(事前協議ガイドライン p.4)
提出する。
(2) CG 写真や動画像は、受
利用性に欠ける為、メリットがな
い。
注者が発注者にファイ
ル形式を確認し OTHRS
フォルダに格納する。
(3) 解析結果(大量データ):
ソフトウェア名、入力デ
ータを報告書内に記述
することとし、電算出力
データは、電子データに
する場合は、PDF 化し、
OTHRS フォルダに格納
するか若しくは紙で納
品する場合は、解析内容
によって、協議の上不要
とすることができる。
(4) 紙でしか入手不可能の
もの(カタログ、見本な
ど)は、紙で提出する。
3
報告書ファイルの作成方法(事前
特に定めない。
協議ガイドラインp.6)
受注者がなれている方法で作成し
てよい。なお、テンプレートなど
を用いて作成すると作業性が上が
るので推奨する。
4
PDF のバージョン(事前協議ガイ
バージョン 5 若しくは 6 とす
バージョン 6 を使用しても下位互
ドラインp.6)
る。
換方式(PDF1.4)で保存すること。
30
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
5
ファイル名のつけ方(事前協議ガ
本手引き「報告書ファイル」 本手引きに、連番は 01 から始まる
イドラインp.6)
を参照すること
など細かい規定を示した。
打合せ協議簿(事前協議ガイドラ
電子化する。
オリジナル形式の電子データおよ
6
インp.6)
解説(補足説明)
びそれを PDF 化したものを納品す
る。
7
報告書ファイル容量
1 ファイルあたり最大容量
メールに添付する可能性も考え、
(要領(案)p.10)
を 1MB 以下に分割する(但
ネットワーク障害とならないこと
し、別途指示がある場合はこ
を配慮した。
(事前協議ガイドラインp.6)
の限りではない)
8
9
図面ファイルのオリジナルデータ
DRAWING/OTHRS フ ォ ル ダに
受発注者間協議において必要と判
の取扱い(本手引きp.23)
格納する。
断された場合。
検査時の対応(事前協議ガイドラ
電子成果品での検査を標準
受注者の社内検査用で使用した紙
インp.11)
とするが、紙書類による検査
媒体がある場合は、これを用いて
が必要であると判断する場
も良い。
合は、発注者が印刷物を準備
する。
*要領(案):「土木設計業務等の電子納品要領(案)」平成 16 年 6 月
*事前協議ガイドライン:「北海道開発局の現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン
(案)土木設計業務編」平成16年4月
31
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(2)CAD製図基準(案)等
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
図面の大きさ(基準(案)p.5)
基本的には、A1 を標準とする。 追加・変更可能とする
CAD
1
(基準 表 2-1 によらない場合
は、図面管理項目-その他-受注
者説明文に明記する)
2
CAD データ中の文字
JIS コードに規定されていない 文 字 化 け な ど の 心 配 が あ る た
(基準(案)p.17)
単位記号は、図形などを組み合 め、基準(案)どおりとする。
わせて表現する。
3
ファイル名の整理番号(基準(案)
0 を標準とする。
p.11)
通常は 0 のみでよい。(但し、詳
細に分ける必要がある場合は、
受発注者間の協議とする)
4
ファイル名(ファイル名一覧に無 受注者が発注者にファイル名
い場合)(基準(案)p.11)
5
案を提示し確認する。
作業レイヤの取扱いについて(基 受注者が発注者に作業レイヤ
準(案)のレイヤ名一覧に該当し の取扱いについての案を提示
ない)(基準(案)p.12)
6
し確認する。
作図要素の表記について(同一の 変更可能とし、作成したレイヤ 基準の文字数の決まり等は守っ
複数オブジェクトがある場合)
(基準(案)p.12)
名及び作図内容の概要を図面 て命名する。
管理項目の「新規レイヤ名(略
語)」「新規レイヤ名(概要)」に
記述する。
7
成果データを発注のためにフォ 受注者が発注者に図面管理フ
ルダに分けて納品する必要があ ァイル、サブフォルダ名案を提
る場合(基準(案)p.21)
8
示し確認する。
CAD データによる部品データ等の 部品データの中には著作権法
利用(基準(案)p.26)
上、留意すべきデータが混在し
ている場合があるので、受注者
は発注者に提示し確認する。
32
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
9
位置図等での市販地図の利用に 基本的に市販されている地図 国土交通省
国土技術政策総合
ついて
は各々の作成元に著作権が帰 研究所のホームページのQ&A
(基準(案)p.26)
属するため、その取扱いや費用 コーナに記載されてある。
等については、各作成元にお問 http://www.nilim-ed.jp/qa_sy
い合わせる。国土地理院の地図 s/admin/q_a_index.htm
を利用する場合は下記のとお
り。
(1) 紙図面の地形図をスキャニ
ングして報告書等に用いる場
合、測量法 30 条第 3 項の規定
に基づき挿入図扱いとし、
「国
土地理院発行 1/25,000 地形図
「○○」
」等の出展を明示する。
(2) 数値地図(地図画像)を引用
して報告書等に用いる場合測
量法 30 条第 3 項の規定に基づ
き挿入図扱いとし、「国土地理
院発行 1/25,000 地形図「○○」」
等の出展を明示する。
(3) 数値地図 50m メッシュ(標
高)、空間データ基盤、細密数
値情報等の元データを成果品
の一部として納品する場合内
容により異なりますが、原則と
して測量法 29 条もしくは 30 条
による申請が必要になる。
*基準(案):「CAD 製図基準(案)」
平成 16 年 6 月
以下、CAD 製図基準(案)の例
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
道路本体設計
10
位置図等での市販地図の利用に 整理番号 No.9 と同様
ついて(基準(案)p.32)
11
図面における測点間隔について
20.0m 間隔を標準とする。
(基準(案)p.33)
これによりがたい場合は協議の
上変更することができる。
地下構造物設計
12
線色について
要領(案)の線色を標準とする。 これにより難いときには協議に
(基準(案)p.44,47)
より変更することが出来る。
33
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
13
企業名の略称について(計画の表 CAD 製図基準(案)p.47 の例を採
14
北海道開発局基本方針(案)
現方法)(基準(案)p.47 他)
用する。
管路素材について(基準(案)
明記すること
解説(補足説明)
問題がある場合があるので、明
記するとしておく
p.51)
橋梁設計
15
近傍に地盤調査結果(下部工構造 地質調査結果における電子簡
図作成時)がある場合の記載につ 略柱状図がある場合は記載す
いて(基準(案)p.74,76)
ることを標準とする。
河川構造物設計
16
位置図等での市販地図の利用に 整理番号 No.9 と同様
ついて(基準(案)p.83)
宅地開発設計
17
位置図等での市販地図の利用に 整理番号 No.9 と同様
ついて(基準(案)p.103)
管路設計
18
位置図等での市販地図の利用に 整理番号 No.9 と同様
ついて(基準(案)p.109)
*基準(案):「CAD 製図基準(案)」
平成 16 年 6 月
34
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(3)地質・土質調査成果電子納品要領(案)等
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
1
要領(案)に記載されていない「そ
原則として電子納品対象外
協議の上で電子納品する場合でも
の他の地質・土質調査成果」の取 とする。
受注者側で既に電子化されている
扱い(要領(案)p.1-4)
ものを前提とする。報告文・ボー
リング柱状図・地質平面図・地質
断面図・コア写真・土質試験及び
地質調査・現場写真以外の項目に
ついて、要領(案)では基本的には
電子化が容易な資料のみとし困難
なものはむ やみに電子化をし な
い。
ボーリング柱状図編
2
電子柱状図の様式(要領(案)
要領(案)で定められている 土質ボーリング柱状図様式・岩盤
p.2-8)
様式を利用する。(特殊なボ
ボーリング柱状図様式及び地すべ
ーリングの場合は受発注者
りボーリング柱状図様式が基本と
間の協議とする)
されているが、調査目的に応じて
別途定めてもよい。
地質平面図編
3
4
5
6
地質平面図及び地質断面図の電子 紙で納品とする。
スキャナで読み込むと容量が大き
成果品の取扱いについて(CAD 化が
くなる上イメージデータなので再
困難な手書き図面について)(要領
利用性に欠けるため、メリットが
(案)p.3-1)
ない。
図面をスキャナで取り込む際のフ TIFF フォーマットとし、解
コンピュータの仕様によって制約
ォ ー マ ッ ト 形 式 の 解 像 度 ( 要 領 像度は図面の大きさによる
されるが、10Mbyte 程度では通常
(案)p.3-1)
が、10Mbyte 以下になるよう
PC で取り扱うことが可能である。
に調整する。
カラーとする場合は、別途協議す
(要領(案)p.3-2)
ること。
層・岩体分布を示す着色、ハッチ 受発注者協議による。
受注者の提案により、特に支障が
ングの種類(要領(案)p.3-24)
無ければ採用する。
主題レイヤ等の命名則(要領(案)
受注者の提案による。
p.3-24)
7
作業レイヤの取扱い(要領(案)
できない。
受注者の提案による。
p.3-24)
8
図面オブジェクトの取扱い(要領
別途使用しているレイヤ名は使用
別途使用しているレイヤ名は使用
できない。
受注者の提案による。
(案)p.3-24)
別途使用しているレイヤ名は使用
できない。
35
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
地質断面図編
9
地質断面図の電子成果品の取扱い 紙での納品とする。
スキャナで読み込むと容量が大き
について(CAD 化が困難な手書き図
くなる上イメージデータなので再
面について)(要領(案)p.4-1)
利用性に欠けるため、メリットが
ない
10
11
12
図面をスキャナで取り込む際のフ TIFF フォーマットとし、解
コンピュータの仕様によって制約
ォ ー マ ッ ト 形 式 の 解 像 度 ( 要 領 像度は図面の大きさによる
されるが、10Mbyte 程度では通常
(案)p.4-1)
が、10Mbyte 以下になるよう
PC で取り扱うことが可能である。
に調整する。(要領
カラーとする場合は、別途協議す
(案)p.3-2)
ること。
地層・岩体分布を示す着色、ハッ 受発注者協議による。
受注者の提案により、特に支障が
チングの種類(要領(案)p.4-34)
無ければ採用する。
主題レイヤ等の命名則(要領(案)
受注者の提案による。
p.4-34)
13
作業レイヤの取扱い(要領(案)
できない。
受注者の提案による。
p.4-34)
14
図面オブジェクトの取扱い(要領
別途使用しているレイヤ名は使用
別途使用しているレイヤ名は使用
できない。
受注者の提案による。
(案)p.4-34)
別途使用しているレイヤ名は使用
できない。
コア写真編
15
コア写真の電子成果品(ボアホー
受発注者間の協議とする。
対象外とするが仕様書に定められ
ルスキャナ画像等について)(要領
ている場合や、これらを納品する
(案)p.5-1)
ことが求められた場合、個々に協
議の上決定する。
16
ボアホイールスキャナの電子納品 電子納品対象外
仕様(要領(案)p.5-1)
17
デジタルコア写真の解像度等につ 200 万画素程度以上のデジ
最近、200 万画素程度のデジタル
い て ( 画 素 数 に つ い て )( 要 領 タルカメラを利用する。
カメラは価格が非常に手頃になっ
(案)p.5-9)
ている事を考慮して。
土質試験及び地盤調査編
18
電子データシートについて(様式
PDF 形式で納品とする。
が規定されていない試験の場合)
複雑で手書きが入る場合は
(要領(案)p.6-1,p.6-15)
TIFF 形式でも可とする。
36
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
19
電 子 土 質 試 験 結 果 一 覧 表 ( 要 領 地盤工学会の定める様式を
(案)p.6-2,6-23)
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
基本とするが、受発注者協議
により変更しても可。
その他の地質・土質調査成果編
20
本要領で規定されていない地質・ 原則として電子納品対象外
電子化が困難なデータ、電子化す
土質調査成果の電子納品の取扱い とする。
ることにコストがかかる成果品に
(要領(案)7-1∼7-3)
ついてはむやみに電子化を行わな
い。
*:要領(案):「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」
37
平成 16 年 6 月
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(4)測量成果電子納品要領(案)
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
本要領で規定されている測量成果
原則として電子納品対象外
電子化が容易なものであれば協議
を格納する場合(要領(案)p.4-6)
とする。
により電子 納品することがで き
測量
1
る。
2
特記仕様書(要領(案)p.6)
発注者からオリジナルファ
PDF 可能なら PDF データで SPECS
イルを渡された場合は、オリ
フォルダに収める。
ジナルファイルとする。
3
測量成果の範囲(要領(案)p.22)
要領(案)に示された範囲を
業務の性格上必要と判断される場
原則とする。
合は協議により電子納品する。特
記仕様書に記載された成果がある
場合は電子納品を原則とするが、
電子化が困難な場合は協議により
従来成果とすることもできる。
4
ファイル名副題(要領(案)p.32)
内容が分かる副題を記入(全
角 64 文字以内)
基準点測量成果ファイル
基準点測量
5
基準点網図、平均図、観測図(要領 PDF とする。
将来的には 再利用性を考慮し て
(案)p.34,35)
CAD データとする。よって、協議
により CAD データでの納品も可と
する。CAD データで納品した場合
は PDF の納品は行わないことを基
本とする。
6
観測記簿(要領(案)p.34)
PDF とする。
観測機器からの出力がテキストデ
ータのみであれば txt ファイルで
も納品可能である。ただし凡例等
はわかるようにすること。
7
基準点測量における[対象外]成果
対象外とする。
建標承諾書については、長期保存
ファイルの取扱い(要領(案)p.35)
目的のため、PDF により電子納品
建標承諾書
を求める場合もあるが協議により
測量標設置位置通知書
決定すること。納品する場合は、
押印された ものをスキャニン グ
し、PDF データを納品する。
ファイル名は、KJAZ1nnn.PDF とす
る。
38
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
8
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.35)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
解説(補足説明)
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
9
観測記簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の納品(要領(案)p.36)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
10
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.36)
るようにファイル分割を行
う。
11
点の記のオリジナル数値データの オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
納品(要領(案)p.36)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
12
点検測量簿、埋標手簿及び基準点 1 ファイルが 10MB 以下とな
現況調査報 告書のファイル単 位 るようにファイル分割を行
(要領(案)p.36)
13
う。
測 量 標 の 地 上 写 真 デ ー タ ( 要 領 PDF とする。
(案)p.36)
14
その他の測量記録、資料の取扱い 電子納品対象外とする。
電子化が容易なものであれば協議
(要領(案)p.36)
により電子 納品することがで き
る。
水準測量
15
水準路線図、平均図の数値データ、 PDF とする。オリジナルデー
協議により電子納品する場合は、
拡張 DM、CAD データの電子納品(要 タの電子納品は対象外とす
再利用性を考慮して CAD データと
領(案)p.34,36)
する。その場合、PDF の納品は行
る。
わない。なお、数値データで納品
する場合は、あわせて PDF の納品
も行うこととする。
16
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.37)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
17
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.37)
るようにファイル分割を行
う。
39
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
18
点の記のオリジナル数値データの オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
納品(要領(案)p.37)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
解説(補足説明)
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
19
点検測量簿、埋標手簿及び基準点 1 ファイルが 10MB 以下とな
現況調査報 告書のファイル単 位 るようにファイル分割を行
(要領(案)p.37)
20
う。
測 量 標 の 地 上 写 真 デ ー タ ( 要 領 PDF とする。
(案)p.37)
21
その他の測量記録、資料の取扱い 電子納品対象外とする。
電子化が容易なものであれば協議
(要領(案)p.37)
により電子 納品することがで き
る。
地形測量成果ファイル
平板測量
22
地形図原図、複製用ポジ原図の電
電子納品対象外とする。
子納品対象外の扱い(要領
(案)p.39,40)
TS 地形測量
23
CAD データの電子納品について(要 電子納品は DM のみで CAD デ
なお、設計に利用する場合、DM デ
領(案)p.39,42)
ータの電子納品は対象外と
ータは利用し難いため。発注者の
する。
指示により以下の納品とする場合
がある。
(a) GIS 等に利用:DM 形式 とする。
(b)設計等に利用:CAD 形式とする。
保存形式は、SXF(p21)とする
が、これにより難い場合は、
発注者の承諾を得て、
SXF(SFC)、DXF、オリジナル形
式などとする。優先順位は、
以下とする。
(1)SXF(p21)
(2)SXF(SFC)
(3)DXF
(4)オリジナル形式
24
DM データファイルおよびインデッ DM データファイル:「DM」
ク ス フ ァ イ ル の 拡 張 子 ( 要 領 インデックスファイル:
(案)p.42)
「DMI」とする。
40
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
25
地形図原図、複製用ポジ原図の電
電子納品対象外とする。
解説(補足説明)
子納品対象外の扱い(要領
(案)p.39)
空中写真測量(標定点設置)
26
標定点配置図、水準路線図及び標 200dpi を標準とするが、印
記載事項がわかることが重要であ
定点測量明細簿成果の解像度につ 刷時に判別が容易か判断し、 ることに留意すること。
いて(要領(案)p.42)
判断しにくい場合は、解像度
をあげる。なお、1 ファイル
が 10MB 以下となるようにす
ること。
27
標定点表示空中写真の電子納品対
電子納品対象外とする。
象外の扱い(要領(案)p.39)
空中写真測量(対空標識設置)
28
対空標識点明細票および空標識点 200dpi を標準とするが、印
記載事項がわかることが重要であ
一 覧 図 の 解 像 度 に つ い て ( 要 領 刷時に判別が容易か判断し、 ることに留意すること。
(案)p.42)
判断しにくい場合は、解像度
をあげる。なお、1 ファイル
が 10MB 以下となるようにす
ること。
29
偏心要素測定簿、偏心計算簿、対
電子納品対象外とする。
空標識点表示密着空中写真の電子
納品対象外の扱い(要領(案)p.39)
空中写真測量(撮影)
30
標定図のファイル形式(要領(案)
ファイル形式は DM とする。
p.39、43)
協議により PDF とする場合は、記
載事項がわかるような解像度を設
定する必要がある。
31
ネガフイルム、密着印画、縮小標
電子納品対象外とする。
定図ポジフイルムの電子納品対象
外の扱い(要領(案)p.39)
空中写真測量(刺針)
32
刺針点一覧 図の解像度につい て 200dpi を標準とするが、印
(要領(案)p.43)
記載事項がわかることが重要であ
刷時に判別が容易か判断し、 ることに留意すること。
判断しにくい場合は、解像度
をあげる。なお、1 ファイル
が 10MB 以下となるようにす
ること。
41
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
33
刺針点明細票、偏心要素測定簿、
電子納品対象外とする。
解説(補足説明)
偏心計算簿、刺針点表示密着空中
写真の電子納品対象外の扱い(要
領(案)p.40)
空中写真測量(空中三角測量)
34
空中三角測量成果表、基準点残差 ガイドライン(案)[測量編]
表、座標測定簿、計算簿の TXT 形 p.71∼75 を参照すること。
式について(要領(案)p.43)
35
空 中 三 角 測 量 実 施 一 覧 図 ( 要 領 PDF のみ電子納品すること
200dpi を標準とするが、印刷時に
(案)p.40,44)
判別が容易か判断し、判断しにく
とする。
い場合は、解像度をあげる。なお、
1 ファイルが 10MB 以下となるよう
にすること。
協議により CAD 形式でも電子納品
することもできる。
36
パスポイント・タイムポイント表
電子納品対象外とする。
示密着ポジフイルム、パスポイン
ト・タイムポイント表示密着空中
写真の電子納品対象外の扱い(要
領(案)p.40)
空中写真測量(現地調査)
37
現地調査空中写真の電子納品対象
電子納品対象外とする。
外の扱い(要領(案)p.40、44)
協議により電子納品する場合は、
解像度を 200dpi 以上として pdf 形
式とする。
空中写真測量(図化)
38
図化素図、基準点資料図の電子納
電子納品対象外とする。
品対象外の扱い(要領(案)p.40)
空中写真測量(地形補償測量)
39
地形補備測量図の電子納品対象外
電子納品対象外とする。
の扱い(要領(案)p.40)
空中写真測量(編集)
40
編集図、注記資料図の電子納品対
電子納品対象外とする。
象外の扱い(要領(案)p.40)
42
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
空中写真測量(現地補測、補測編集)
41
現地補測の結果を整理した藍焼図
電子納品対象外とする。
及び編集素図の電子納品対象外の
扱い(要領(案)p.40)
空中写真測量(地形図原図作成)
42
地形図原図、複製用ポジ原図(第二 電子納品対象外とする。
原図)、地形図原図の藍焼図等の電
子納品対象外の扱い(要領
(案)p.40)
修正測量
43
地形図修正原図、複製用ポジ原図
電子納品対象外とする。
(第二原図)、地形図修正原図の藍
焼図等の電子納品対象外の扱い
(要領(案)p.40)
写真図作成
44
複写ネガフイルム、複写網ポジフ
電子納品対象外とする。
イルムの電子納品対象外の扱い
(要領(案)p.41)
地図編集
45
編集原図、注記資料図の電子納品
電子納品対象外とする。
対象外の扱い(要領(案)p.41)
デジタルマッピング
46
DM データファイルおよびインデッ DM データファイル:「DM」
ク ス フ ァ イ ル の 拡 張 子 ( 要 領 インデックスファイル:
(案)p.41,45)
47
「DMI」とする。
地形原図、複製用ポジ原図(第二原 電子納品対象外とする。
図)電子納品対象外の扱い(要領
(案)p.49)
その他地形測量
48
未検討の扱い(要領(案)p.41)
電子納品対象外とする。
その他
49
要領(案)に記載されていない測量
電子納品対象外とする。
記録、資料の扱い(要領(案)p.45)
応用測量成果ファイル
――― 路線測量成果 ―――
線形決定
50
線形図(要領(案)p.48)
CAD データとする。
ファイル名は RCAB1nnn.sfc とす
る。
43
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
51
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.48)
るようにファイル分割を行
解説(補足説明)
う。
条件点の観測
52
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.48)
るようにファイル分割を行
う。
53
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.48)
るようにファイル分割を行
う。
IP 設置測量
54
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.49)
るようにファイル分割を行
う。
中心線測量
55
線形地形図(要領(案)p.49)
CAD データとする。
ファイル名は RCAB2nnn.sfc とす
る。
56
引照点図(要領(案)p.49)
CAD データとする。
ファイル名は RCAB3nnn.sfc とす
る。
57
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.49)
るようにファイル分割を行
う。
仮 BM 設置測量
58
水準路線図、平均図を作成した数 PDF とする。オリジナルデー
協議により電子納品する場合は、
値データ、CAD データの電子納品 タの電子納品は対象外とす
再利用性を考慮して CAD データと
(要領(案)p.49)
する。その場合、PDF の納品は行
る。
わない。なお、数値データで納品
する場合は、あわせて PDF の納品
も行うこととする。
59
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.49)
るようにファイル分割を行
う。
縦断測量
60
縦断面図(要領(案)p.47,49)
CAD データとする。
ファイル名は RZAB1nnn.sfc とす
る。
61
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.50)
るようにファイル分割を行
う。
44
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
CAD データとする。
ファイル名は RZAB2nnn.sfc とす
横断測量
62
横断面図(要領(案) p.47,50)
る。
63
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.50)
るようにファイル分割を行
う。
詳細測量
64
詳細平面図(要領(案)p.50)
CAD データとする。
ファイル名は RSAB1nnn.sfc とす
る。
65
縦横断面図(要領(案)p.48,50)
CAD データとする。
ファイル名は RHAB2nnn.sfc とす
る。
66
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.50)
るようにファイル分割を行
う。
用地幅杭設置測量
67
杭打図(要領(案)p.50)
CAD データとする。
ファイル名は RHAB1nnn.sfc とす
る。
68
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.50)
るようにファイル分割を行
う。
その他
69
点検測量簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.51)
るようにファイル分割を行
う。
70
その他の測量記録、資料の取扱い 電子納品対象外とする。
電子化が容易なものであれば協議
(要領(案)p.51)
により電子 納品することがで き
る。
――― 河川測量成果 ―――
距離標設置測量
71
点の記のオリジナル数値データの オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
納品(要領(案)p.51,53)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
72
距離標位置情報整理表のオリジナ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
ル数値データの納品(要領(案)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
p.51,53)
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
45
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
73
観測手簿(数値データ)のオリジナ
オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
ル 数 値 デ ー タ の 電 子 納 品 ( 要 領 品は対象外とする。
を電子納品する場合は、1 ファイ
(案)p.51,53)
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
ファイル形式は TXT 形式とする。
74
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.53)
るようにファイル分割を行
う。
水準基標測量
75
点の記のオリジナル数値データの オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
納品(要領(案)p.53)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
76
観測手簿(数値データ)のオリジナ
オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
ル 数 値 デ ー タ の 電 子 納 品 ( 要 領 品は対象外とする。
を電子納品する場合は、1 ファイ
(案)p.52,53)
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
ファイル形式は TXT 形式とする。
定期縦断測量
77
縦断面図(要領(案)p.52,54)
CAD データとする。
ファイル名は WZAB1nnn.sfc とす
る。
78
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.54)
るようにファイル分割を行
う。
定期横断測量
79
横断面図(要領(案)p.52,54)
CAD データとする。
ファイル名は WZAB2nnn.sfc とす
る。
80
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.54)
るようにファイル分割を行
う。
81
構造物周辺の縦横断測量の納品法 フォーマットは定期縦横断 協議の上、他の方法を用いても良
方法(要領(案)p.54)
測量と同じとし、同一構造物 い。
はファイル連番で認識がで
きるようにして、ファイル名
の 設 定 記 号
WZKB1nnn,
WZKB2nnn は k を使用する。
46
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
CAD データとする。
協議により数値データも納品する
深浅測量
82
横断図(要領(案)p.52,54)
ファイル名は WSAB1nnn.sfc 場合は、データフォーマットにつ
とする。
83
いて記載する。
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.55)
るようにファイル分割を行
う。
法線測量
84
法線図(要領(案)p.55)
CAD データとする。
ファイル名は WHAB1nnn.sfc とす
る。
85
観測手簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.55)
るようにファイル分割を行
う。
86
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.55)
るようにファイル分割を行
う。
海浜測量
87
等高・等深浅図(要領(案)p.55)
CAD データとする。
ファイル名は WTAB1nnn.sfc とす
る。
88
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.55)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
89
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.55)
るようにファイル分割を行
う。
汀線測量
90
汀線図(要領(案)p.52,55)
CAD データとする。
ファイル名は WTAB2nnn.sfc とす
る。
91
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.55)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
その他
92
点検測量簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.56)
るようにファイル分割を行
う。
47
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
93
要領(案)に記載されていない測量
電子納品対象外とする。
解説(補足説明)
記録、資料の扱い(要領(案)p.56)
――― 用地測量成果 ―――
資料調査
94
95
公図等転写連続図(要領(案)p.58)
電子化する場合は CAD デー
ファイル名は YSAF1nnn.sfc とす
タとする。
る。
土地調査表のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.58)
るようにファイル分割を行
う。
96
建物登記簿調査表のファイル単位 1 ファイルが 10MB 以下とな
(要領(案)p.58)
るようにファイル分割を行
う。
97
地積測量図転写図のファイル単位 1 ファイルが 10MB 以下とな
(要領(案)p.58)
るようにファイル分割を行
う。
98
権利者調査表のファイル単位、オ 1 ファイルが 10MB 以下とな
電子化されている場合、協議によ
リジナルデータ(要領(案)p.58)
るようにファイル分割を行
りオリジナルデータも電子納品対
う。
象とする。
オリジナルデータは求めな
い。
99
公図等転写図の電子納品対象外の
電子納品対象外とする。
扱い(要領(案)p.56)
復元測量
100
復元箇所位置図(要領(案)p.58)
CAD データとする。
ファイル名は YKAB1nnn.sfc とす
る。
101
観 測 手 簿 の フ ァ イ ル 単 位 ( 要 領 1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.58)
るようにファイル分割を行
う。
境界確認
102
土地境界立会確認書のファイル単 1 ファイルが 10MB 以下とな
位(要領(案)p.58)
るようにファイル分割を行
う。
48
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
境界測量
103
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.59)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
104
測量計算簿等のファイル単位(要
1 ファイルが 10MB 以下とな
領(案)p.59)
るようにファイル分割を行
う。
補助基準点の設置
105
基準点網図 (要領(案)p.59)
CAD データとする。
ファイル名は YYAF1nnn.***とす
る。
106
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(要領(案)p.59)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
107
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.59)
るようにファイル分割を行
う。
用地境界仮杭設置
108
設置箇所位置図(要領(案)p.59)
CAD データとする。
ファイル名は YYAB1nnn.sfc とす
る。
109
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.60)
るようにファイル分割を行
う。
用地境界杭設置
110
設置箇所位置図(要領(案)p.59)
CAD データとする。
ファイル名は YKAB2nnn.sfc とす
る。
111
計算簿のファイル単位(要領(案)
1 ファイルが 10MB 以下とな
p.60)
るようにファイル分割を行
う。
49
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
境界点間測量
112
精度管理図の PDF、CAD、数値デー PDF とする。
CAD で図面を作成している場合は、
タの電子納品(要領(案)p.60)
できるだけ CAD データで納品する
こととする。その場合、PDF ファ
イルは納品しないこととする。1
ファイルが 10MB 以下となるよう
に工夫する。
用地実測図の作成
113
用地実測データの電子納品(要領
CAD データとする。
(案)p.60)
ファイル名は YZAB1nnn.P21 を基
本とするが、協議により.sfc も可
能とする。
114
用地平面データの電子納品(要領
CAD データとする。
(案)p.60)
ファイル名は YZAB2nnn. P21 を基
本とするが、協議により.sfc も可
能とする。
115
用地実測図原図、用地平面図の電
電子納品対象外とする。
子納品対象外の扱い(要領
(案)p.57)
その他
116
点検測量簿のファイル単位(要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.60)
るようにファイル分割を行
う
117
要領(案)に記載されていない測量
電子納品対象外とする。
記録、資料の扱い(要領(案)p.60)
――― 確定測量成果 ―――※農林水産省の測量成果電子納品要領(案)による場合
基準点測量
118
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(農業要領(案)p.75)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
119
観測記簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりりオリジナル数値デー
の納品(農業要領(案)p.75)
タを電子納品する場合は、1 ファ
品は対象外とする。
イルが 10MB 以下となるようにフ
ァイル分割を行う。
120
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.76)
るようにファイル分割を行
う。
50
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
121
点の記のオリジナル数値データの オリジナルデータの電子納
協議によりりオリジナル数値デー
納品(農業要領(案)p.76)
タを電子納品する場合は、1 ファ
品は対象外とする。
解説(補足説明)
イルが 10MB 以下となるようにフ
ァイル分割を行う。
122
網図(農業要領(案)p.76)
PDF とする。
将来的には 再利用性を考慮し て
CAD データとする。よって、協議
により CAD データでの納品も可と
する。CAD データで納品した場合
は PDF の納品は行わないことを基
本とする。
一筆地測量
123
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(農業要領(案)p.76)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
124
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.76)
るようにファイル分割を行
う。
125
確定測量図及び平板確定図(農業
電子化する場合は CAD デー
ファイル名は確定測量図を
要領(案)p.76)
タとする。
KTAF2nnn.XXX 、 平 板 確 定 図 を
KTAF3nnn.XXX とする。(農業要領
(案)p.81)
126
点検記録表のファイル単位(農業
1 ファイルが 10MB 以下とな
要領(案)p.77)
るようにファイル分割を行
う。
標定点の設置
127
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(農業要領(案)p.77)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
128
観測記簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりりオリジナル数値デー
の納品(農業要領(案)p.77)
タを電子納品する場合は、1 ファ
品は対象外とする。
イルが 10MB 以下となるようにフ
ァイル分割を行う。
129
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.77)
るようにファイル分割を行
う。
51
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
130
網図(農業要領(案)p.77)
PDF とする。
将来的には 再利用性を考慮し て
CAD データとする。よって、協議
により CAD データでの納品も可と
する。CAD データで納品した場合
は PDF の納品は行わないことを基
本とする。
対空標識の設置
131
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.77)
るようにファイル分割を行
う。
132
明細簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.77)
るようにファイル分割を行
う。
撮影
133
標定図(農業要領(案)p.78)
CAD で作成した場合は、数値
協議により PDF とする場合は、記
データのファイル形式を DM 載事項がわかるような解像度を設
とする。
定する必要がある。
空中三角測量
134
一次空中三角測量実施一覧図、空 数値データを納品する場合
スキャニングする場合 200dpi を
測基準点配置図、基準点残差及び のファイル形式は DM とす
標準とするが、印刷時に判別が容
タ イ ポ イ ン ト 較 差 表 ( 農 業 要 領 る。
易か判断し、判断しにくい場合は、
(案)p.78)
解像度をあげる。なお、1 ファイ
ルが 10MB 以下となるようにする
こと。
一筆測量完全空測法
135
確定測量図及び平板確定図(農業
CAD で作成した場合は、数値
要領(案)p.78)
データのファイル形式を DM KKAF5nnn.XXX 、 平 板 確 定 図 を
とする。
ファイル名は確定測量図を
KKAF6nnn.XXX とする。(農業要領
(案)p.81)
136
点検記録表のファイル単位(農業
1 ファイルが 10MB 以下とな
要領(案)p.78)
るようにファイル分割を行
う。
一筆測量併用法
137
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(農業要領(案)p.79)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
52
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
138
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.79)
るようにファイル分割を行
解説(補足説明)
う。
139
確定測量図及び平板確定図(農業
CAD で作成した場合は、数値
要領(案)p.79)
データのファイル形式を DM KKAF7nnn.XXX 、 平 板 確 定 図 を
とする。
ファイル名は確定測量図を
KKAF8nnn.XXX とする。(農業要領
(案)p.81)
140
点検記録表のファイル単位(農業
1 ファイルが 10MB 以下とな
要領(案)p.79)
るようにファイル分割を行
う。
地積測定
141
観測手簿のオリジナル数値データ オリジナルデータの電子納
協議によりオリジナル数値データ
の電子納品(農業要領(案)p.79)
を電子納品する場合は、1 ファイ
品は対象外とする。
ルが 10MB 以下となるようにファ
イル分割を行う。
142
計算簿のファイル単位(農業要領
1 ファイルが 10MB 以下とな
(案)p.79)
るようにファイル分割を行
う。
143
求積図(農業要領(案)p.80)
CAD で作成した場合は、数値
ファイル名は KSAF1nnn.XXX とす
データのファイル形式を DM る。(農業要領(案)p.81)
とする。
144
点検記録表のファイル単位(農業
1 ファイルが 10MB 以下とな
要領(案)p.80)
るようにファイル分割を行
う。
共通項目
145
検符及び押印した成果等の点検及 紙での納品とする
び納品方法(要領(案)p.73)
146
第三者機関の検符した出力紙の保 検符を付した点検用の出力
発注者は、検定証明書を○年保存
存期間(要領(案)p.74)
する。
紙は、5 年を標準として受注
者が保存する。
147
電子化が困 難な資料の電子納 品 電子納品対象外とする。
(要領(案)p.76)
* 要領(案)にて「PDF 形式だが協議によりその他の形式でも可」の項目は PDF 形式とする。受発注
者間で数値や CAD 形式が適当と判断した場合には個々に対応する。
* 要領(案):「測量成果電子納品要領(案)」
平成 16 年 6 月
* 農業要領(案):「測量成果電子納品要領(案)」
53
平成 15 年 9 月
北海道開発局
北海道開発局における電子納品に関する手引き(案)【業務編】
(5)デジタル写真管理情報基準(案)等
No.
協議事項
北海道開発局基本方針(案)
解説(補足説明)
写真
1
写真ファイル及び参考図ファイル 圧 縮 率 : 非 圧 縮∼ 1/8 圧縮
圧縮率、撮影モードともデジタル
の圧縮率と撮影モード(基準(案)
(ただし、黒板の字が見える
カメラにより表現が異なるが最低
p.6)
こと)
左記の事項程度にする。
撮影モード:画素数が 100 万
不要に有効画素数を大きくする
画素程度になること
と、ファイル容量が大きくなり、
(例:1024*768:OK、
電子媒体が 複数枚になるとと も
640*480:NG、
に、操作性も低くなるので、適切
1600*1200:NG)
な有効画素数を設定する。(基準
(案)p.6)
2
写真編集(基準(案)p.8)
必要であれば回転・パノラ
撮影状態により補正が必要なこと
マ・明るさの補正を認める。 が発生するため、左記の様な簡単
ただし、写真管理情報の受注
な補正は可能とする。(特にパノラ
者説明文にその旨を記述す
マ、回転)
ること
*基準(案):「デジタル写真管理情報基準(案)」
54
平成 16 年 6 月
北海道開発局