非接触カードキーシステム(VISONLINE)&ルームマネージメントシステム(ORION) 仕様書 1. システム概要 3.オンラインシステムネットワーク構成図 【オンラインシステム】 カード発行システム(VISIONLINE)・ルームマネージメントシステム(ORION)のサーバPCが、各客室端の機器と ネットワークで繋がれることにより、PC端末から客室カードロックの管理、及びエアコンの温度調整管理が行えます。 (1) ゲートウェイ(Gateway)、ルーター(Router)、サーモスタット(Thermostat)を設置することにより、ネットワークを構成します。 1)ゲートウェイは、有線のLAN接続によりネットワークに参加します。IPアドレスは、DHCPにより割り当てられる必要があります。 2)ゲートウェイは、客室階フロアー毎に1台設置する必要があり、電源コンセントの差込口を必要とします。 3)ルータは、ゲートウェイと無線接続(ZegBee)によりネットワーク参加します。IPアドレスは、DHCPにより割り当てられる必要があります。 4)ルータは、客室数、客室配置により複数台設置する必要があり、電源コンセントの差込口を必要とします。 5)サーモスタットは、ルータと無線接続(ZegBee)によりネットワーク参加します。IPアドレスは、DHCPにより割り当てられる必要があります。 6)サーモスタットは、客室カードロックとモーションセンサーと無線通信を行います。 ハウスキーピング室 客室 モーションセンサー Hotel LAN Network Energy Managment Client ( Orion ) 【カードロック】 本カードロックシステムは、非接触式ICカード「Mifare」を使用します。 (1) 各客室にカードロック(Vingcard Signature RFID)を設置します。 1)予め設定されたデータ(部屋番号、時間等)とキーカードデータを照合し、一致している場合に限り開錠します。 2)紛失等で再発行したキーカードをカードロックに使用すると、以前に使っていたキーカードは使用できなくなります。 3)カードキーによる解錠操作及び、照合エラーとなった操作履歴を保存します。(操作履歴;最新600件) 4)電池残量が少なくなってきた場合、カードをかざすと黄色LEDが3回点滅して知らせます。 サーモスタッ ト カードロック Zegbee Wireless network (2)各客室のホテルカードロックの設定はデータ入力機(ロックリンク)で行います。 1)データ入力機は赤外線(IRコンタクトカード)を使用し、カードロックと通信できます。 2)カードロックに部屋データ(部屋番号、日時)を設定することができます。 3)カードロックに保存されたキーカード及びメタルキーでの解錠操作履歴や照合エラーとなった操作履歴を読取り/閲覧、またPCへデータを転送や保存できる。 ※Gateway, Routerは1台毎に100Vのコンセント口が必要 ※Gatewayまでは、有線LAN接続 ※Router以降は、無線接続 ※Routerは、複数台設置が必要で、設置場所は天井裏等が望ましい ※Gateway, RouterはDHCPによるIPアドレスの振分けが必要 【カード発行システム(PMSと連動有り)】 カード発行システムは、カードキーを発行し、客室や施設を管理運用するためのシステムです。 カード発行システムは主にカード発行制御PC(カード発行ソフトVisonlineをインストールしたPC)と 印字無しカード発行部(非接触カードエンコーダー)にて構成されます。 カードキー発行は、PMS(予約管理システム)からも行えます。 客室階 Hotel LAN Network Hotel LAN Network 1)フロントに設置されているPMS(予約管理システム)端末から、ゲストキーのカード発行指示が行え、 フロントに同設置されているカード発行機にて、ゲストキーが作成できます。 2)フロントバックに設置されているカード発行端末とカード発行機からも、ゲストキーのカード発行が行えます。 3)フロントバックに設置されているカード発行端末とカード発行機から、従業員カード(マスターキー)の発行が行えます。 ※PMS(予約管理システム)からは、従業員カードの発行は行えません。 【カードロックシステムのオンライン機能】 1)紛失したカードは、カード発行システムPCからそのカードを無効にする信号をネットワークを通じ全客室カードロックに送ることができます。 2)カードの再発行することなく、ゲストキーの有効期間の延長、ルームチェンジが行えます。 3)火災等の緊急時に、全客室カードロックの一斉解除が行えます。 4)客室カードロックのアクセス履歴、その他レポート情報がカード発行システム端末から確認できます。 フロント USB接続 PMS 発行機1 Client 1 フロント階 (1)各客室にモーションセンサーを設置します。 1)モーションセンサーは、部屋内の人の動き感知するセンサーです。 2)モーションセンサーが探知し、出力するステータスは2種類で、"入室"と"在"です。 3)モーションセンサーは、電池のステータスについて出力するため、電池の交換時期が判ります。 4)モーションセンサーは、2)と3)のステータスを無線通信にて、サーモスタットに送ります。 PMS 発行機2 Client 2 PMS 発行機3 Client 3 PDA PMS 発行機4 Client 4 Hotel LAN Network Hotel LAN Network 【ルームマネージメントシステム(Orion)】 ルームマネージメントシステム(Orion)は、部屋のステータス(アサイン、チェックイン、滞在中、不在、チェックアウト)により エアコンの稼動を制御する省エネシステムです。 フロントバック サーバ室 PMS Server Visionline Server Energy Managment Server ( Orion ) サーバ室階 (2)各客室にサーモスタットを設置します。 1)サーモスタットは、部屋のステータスにより各ステータスの設定温度になるエアコンを制御します。 2)ゲスト滞在中は、ゲストが設定した温度にてエアコンを稼動させます。 3)ゲストの外出中は、システムで設定された温度でエアコンが稼動します。ゲストが部屋に戻った際には、ゲストの設定した温度でエアコンが稼動します。 外出中もゲストが設定した温度は保持されるため、ゲストは部屋に戻った際、改めて温度設定をする必要はありません。 2. 製品仕様及び外観図 カード発行制御PC ルームマネージメントシステムPC 非接触カードエンコーダー 非接触カードロック VISIONLINE Orion KRF-2903 RFID Cardlock ( Signature ) Visionline 20 120 95 350 intell CeleronR 2.80/2.66/2.40GHz WindowsXP Professional Service pack 1a メモリー:1GB以上 HDD:40GB AC 100V DC9.0V ハードメーカーの仕様変更により仕様変更があります。 ハードメーカーの仕様変更により仕様変更があります。 90 68 ルーター サーモスタット モーションセンサー データ入力機 非接触カードキー Visionline Gateway Visionline Router Orion Thermostat Orion Motion Sensor ロックリンク PDA Mifare Card Reset Button Ethernet Connector 50 DC Plug DC 5.0V IEEE802.15.4 ISM 2.4GHz- 87.5 34 アルカリ乾電池3本 54 出力ステータス: モーション探知 バッテリステータス 在スタータス Φ120 116 130 90 DC Plug DC 5.0V IEEE802.15.4 ISM 2.4GHz- 出力: W/W2 - Heating Y/W1 Cooling/Compressor G1 - Fan 1 G2 - Fan 2 G3 - Fan 3 44.2 24 30 150 65 150 ゲートウェイ DC 24V 80 ※Visionlineでない場合は アルカリ電池3本 18 55 350 308 95 308 330 330 アルカリ乾電池6本 60 327 intell CeleronR 2.80/2.66/2.40GHz WindowsXP Professional Service pack 1a メモリー:1GB以上 HDD:40GB AC 100V DC5.0V 78 18 メーカーの仕様変更により仕様変更があります。 85.6 Visionline 発行機5 Client 1 Energy Managment Client ( Orion )
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