グルコバイ ® WEBカンファレンス 糖尿病患者の 心血管イベント予防戦略 演 者 日 時 井上 郁夫 准教授 先生 埼玉医科大学 内分泌内科・糖尿病内科 2013年11月7日(木) 19:30~20:10 (Q&A時間含む) 1970年UGDP、1998年UKPDS、それぞれが報告されて以来、心血管イベント予防に対するSU薬の不十 分な点が指摘され、我々も問題視してきた(石井淳、井上郁夫.日本臨床 通巻第725号(増刊: 糖尿病 2)104-113, 1997)。そして2008年2月のACCORDの中間報告、6月のADVANCE、さらにはVADTが次々に報 告され、2型糖尿病治療薬における低血糖、体重増加予防の重要性がさらに指摘され、2009年ようや く、低血糖、体重増加を助長させない待望のDPP-4阻害薬が登場し、2013年、DPP-4阻害薬による前 向き試験(SAVOR-TIMI、EXAMINE)が報告された。両試験とも糖尿病の大血管合併症である心血管イベ ントの抑制効果が確認できなかったとの結果であった。一方、1993年に登場し安全性と効果が証明 されたアカルボースにより、心血管イベントを有意に抑制させることがメタ解析であるMeRIA7ですで に報告されている(Hanefeld M et al. European Heart Journal 25:10-16, 2004)。 今回のカンファレンスでは、腸管でのブドウ糖の吸収を抑えるこの薬剤がなぜ、動脈硬化の本質 であるマクロファージでのコレステロールエステルの過剰蓄積および、それによる内皮細胞などの 血管壁構成細胞の異常反応を予防し得るかを、最近の我々の成績、DPP-4阻害薬と本薬剤の併用試験 (UMIN000005471)のデータにもふれ述べる。 Q&Aについて インターネットを通じて随時質問を受け付けます。 お寄せいただいた質問は講演の最後に井上郁夫先生より 直接ご回答をいただく予定です。 ※ グルコバイ® はバイエルグループの商標登録です。 井上 郁夫 先生 埼玉医科大学 内分泌内科・糖尿病内科 准教授 ご略歴 1987(昭和62) 年 1989(平成元) 年 1991(平成3) 年 1991(平成3) 年 1993(平成5) 年 1999(平成11) 年 2002(平成14) 年 2004(平成16) 年 2005(平成17) 年 2006(平成18) 年 2007(平成19) 年 埼玉医科大学医学部卒業 東京大学第三内科大学院特別研究学生 埼玉医科大学医学部附属病院 第四内科 助手 総合会津中央病院(出向) 埼玉医科大学医学部附属病院 第四内科 助手 同上 講師 同上 医局長(2008(平成20)年まで) 埼玉医科大学内科学 内分泌・糖尿病内科 旧第四内科 助教授 同上 教育主任(現在まで) 同上 外来医長(2008(平成20)年まで) 埼玉医科大学 内分泌内科・糖尿病内科 准教授 現在に至る 所属学会 日本糖尿病学会 学術評議員、日本動脈硬化学会 評議員、日本病態栄養学会 評議員、 日本臨床栄養学会 評議員、日本肥満症治療学会 評議員、 日本分子生物学会、日本内科学会、日本肥満学会 WEBカンファレンスへの参加方法 URL:http://live.3esys.jp/streaming/ffp131107/ ID:ffp パスワード:1107 弊社HPの医療関係者向けページからWEBカンファレンスバナーをクリック、もしくは上記URL にアクセスし、視聴はこちらのボタンをクリックするとログイン画面が表示されます。 ①IDとパスワードを入力し、ログインボタンを押してください。 ②参加登録画面へ切り替わります。都道府県、所属、氏名を入力し登録ボタンを押してください。 ③視聴画面へと切り替わります。(視聴画面は動画をダブルクリックすることで最大化されます。) 木村情報技術サポート窓口 TEL:0952-97-9167 (土日祝日を除く9:00~18:00) E-Mail:[email protected] ※本番当日はWEBカンファレンス終了までサポートします。
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