平成 22 年度活動報告書 - 日本女子体育大学 Go

文部科学省[大学教育・学生支援推進事業]
学生支援推進プログラム
「《自分を知り、社会を知る》を
中心としたキャリア支援の拡充」プログラム
平成22年度
活 動 報 告 書
2010
日本女子体育大学
―――
目次
―――
はじめに
事業推進責任者挨拶
・・・・・・
2
・・・・・・
3
「《自分を知り、社会を知る》を中心としたキャリア支援の拡充」プログラム
(愛称「ニチジョぢからプロジェクト)の概要
ニチジョぢからプロジェクトの実施体制
・・・・・・ 5
本プロジェクトの実施計画(平成 21~23 年度)
・・・・・・
1 年教養必修科目「女性と仕事」
・・・・・・ 8
平成 22 年度アセスメント実施報告
・・・・・・
14
日本女子体育大学におけるキャリアカフェ 2年間を終えて
・・・・・・
17
2009 年度・2010 年度のインターンシップ報告
・・・・・・
24
キャリアカウンセラー実施報告書①
・・・・・・
28
キャリアカウンセラー実施報告書②
・・・・・・
35
-1-
6
はじめに
事業推進代表者
日本女子体育大学
教授
久保健助
1922 年の二階堂体操塾創設以来、本学は、女子体育の普及・
発展に寄与する指導者育成を根本義とし、もって社会の発展に
寄与するべく歩んで参りました。このことは、「女子体育は国
力の源なりと畏みて」という校歌の一節に明確に表現されてお
ります。男女の本質的平等を前提とした男女共同参画社会の実
現への寄与、と今日風に言い換えてもよいかも知れません。
男性のみならず、ともに社会を構成する女性もまた健全な精
神と肉体とを保ってこそ、社会はいっそうの発展に向けて進み
行く。そのためには、まずもって、女性の心身の健全化を導いてゆくべきリーダーの育成
が必要である。そして、そのリーダーたちは、女性特有のさまざまな課題を我がこととし
てとらえうる女性自身でなければならない。こうした要請に「官」が応えないのであれば、
私塾を建てて自ら邁進しよう。本学の創設者二階堂トクヨはそのように考えました。
さて、現在全学的な取組として展開している「《自分を知り、社会を知る》を中心とし
たキャリア支援の拡充」プログラムもいよいよ最終年である 3 年目を迎えることとなりま
した。後掲《本プロジェクトの趣旨・目的》の項にも述べているとおり、このプログラムは,
文部科学省から多額の財政支援を得て、本学が「従来から構築してきた…キャリア支援態
勢の内容・規模をともにいっそう充実させるもの」であります。
このプログラムへの取組それ自体、そしてそこから得られた成果は、今後のキャリア支
援のみならず、本学の教育全体にとっての大きな意味を持つことになると考えています。
そして、本プログラムに関する情報発信を通じて、その成果が、学外においても幾ばくか
の貢献をなすものとなりうるよう、プログラム最終年にしっかり取り組んでいきたいと思
います。
*【大学教育・学生支援推進事業】とは・・・・・・
この事業は、「各大学・短期大学・高等専門学校から申請された、各大学等における学
士力の確保や教育力向上のための取組の中から、達成目標を明確にした効果が見込まれる
取組を選定し、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、
我が国の高等教育の質保証の強化に資することを目的」として、文部科学省が実施するも
のです。
-2-
「《自分を知り、社会を知る》を中心としたキャリア支援の拡充」
プログラム(愛称:ニチジョぢからプロジェクト)の概要
以下、このプロジェクトについて Q&A 形式で見てゆきましょう。
Q1.このプロジェクトの概要はどのようなものですか?
A1.
本学は、今日まで高度の専門知識・技術と広い教養を備えた女性指導者の育成を標榜
し、卒業生に対して一定の社会的評価を得てきました。充実した教養・専門教育に加え、
キャリア関連科目の開講及び授業外でのキャリア支援により、幅広い進路を確保し、高い
就職率を維持しています。
しかしながら、近年の「内定取り消し」に象徴される社会・経済状況の激変に直面する
とき、自分と社会の現実を理解し、その上で積極的に社会に関わっていくという姿勢を身
につけることの重要性が改めて痛感されるところです。
このプロジェクトは、「自分を知り、社会を知る、そして自律的に社会に関わる」とい
う本学のキャリア教育の基本的な考え方に基づき、従来のキャリア支援体制を拡充し、ど
のような社会的変化にも対応できる社会人の輩出を意図するものです。
Q2.このプロジェクトの趣旨・目的を教えて下さい。
A2.このプロジェクトは、本学が従来から構築してきた《自分を知り、社会を知る》(自
己分析と社会のしくみについての理解の深化)を中核としたキャリア支援体制を内容・規
模ともに一層充実させるものです。
今回の取り組みによって、いかなる状況下でも自律的に社会に関わる力を備えた女性指
導者の育成という本学の教育理念を具体的に実現するための教育力向上を目的としていま
す。
Q3.
どのような達成目標を設定していますか?
A3. このプロジェクトでは、《自分を知り、社会を知る》ための既存の支援拡充により、
①学生個々の自己理解を深めること、②社会への知識を深めること、③学生が自律的に社
会に関わりキャリア意識を明確化・深化させること、を通じて新しい時代に能く適応しう
る人(21 世紀型市民)の育成を目標としています。そうした目標に向けての努力は、就職
希望率等を維持・向上させ、厳しい社会情勢にも耐えうる力を養うことをもって、確かな
学士力の確保へとつながっていきます。
-3-
Q4.
このプロジェクトの具体的内容はどのようなものですか?
A4. ①学生に対するアセスメント調査、キャリアカウンセリングの充実に加え、必修科目
「女性と仕事」によって自己認識・分析を一層徹底します。更には、②選択科目「社会の
しくみとキャリア形成」、インターンシップや外部講師による講演会の開催により、多様
なキャリアについての情報を提供するとともに、自律的な社会との関わり方を身につけさ
せます。
Q5. どのような実施体制をとっていますか?
A5. 企画会議(学長、学科長、就職・教務・入試・学生の各部長で構成)における全学レ
ベルでの計画のもと、①キャリア教育科目のカリキュラムを分掌する教員、教務委員会②
授業以外の支援業務を行うキャリアセンター③評価を担当する委員会④事務局⑤協力企業
等、これらが連携できる体制となっており授業及び授業以外の支援を統合的・効率的に実
施してまいります。
Q6. このプロジェクトの評価体制はどうなっていますか?
A6. ①必修科目において、全学生対象に《自分を知り、社会を知る》機会を充分に設け、
ワークシートで具体的に評価する。②選択科目や科目外のインターンシップ等の評価は内
省中心のプロセス評価とします。これらは大学全体としてその効果が検証され、以降のシ
ラバス等に反映されます。学生による自己・総合評価や企業等外部を含む担当者との意見
交換も活発に行ってまいります。
Q7. 達成目標に対する達成度はどのような指標で計りますか?
A7. 《自分を知り、社会を知る》では、①必修科目での成績評価及び②各プログラム終了
後アンケートの関連項目における内省と気付きの促進を指標とします。また、学生は各自
の成長記録を使い、ピア・ミーティングをすることで自律的に社会に関わることを学びま
す。教員はそれをサポートしながら記録し翌年の資料とします。具体的な学生の声を活か
した総合的な指標を用います。
Q8. 財政支援は 3 年だそうですが、その間の実施計画はどのようになっていますか?
A8. 1年目は、各施策の規模・内容を可能な限り拡充して実施するとともに、次年度以降
の十分な計画(ワークシート等教材の整備等を含む)を立案します。
-4-
2年目は、1年目の成果をデータ化し、まずは学内のFDとして検証し、継続施策を展
開します。
3年目以降は1,2年目のデータを含め、本取り組みの目標達成度を検証し、シンポジ
ウムなどを開催し成果を社会に発信します。���の表を�����さい。
Q9. 財政支援終了後の展開はどうなりますか?
A9. 本取り組みは、大学全体としての意思決定に基づいて実施され、これまでに一定の効
果を検証されている既存のキャリア支援体制を一層拡充しようとするものですから、その
効果の評価・検証を行いつつ、財政支援期間終了後も、これに適宜修正を加えながら継続
し、一層の充実を図ってまいります。
本プロジェクトの実施体制(平成 22 年度)
・ 事業推進代表者
・・・ 高橋 和之 教授(学長)
・ 事業推進責任者
・・・ 久保 健助 教授(就職部長・キャリアセンター長)
・ 授業・授業評価
・・・ 高橋 進 教授(教務部長)
・ 授業・アセスメント・HP 運用グループ(広報委員会)との連携担当
・・・ 齊藤 隆志 准教授
・ 授業・キャリアカフェ・インターンシップ担当
・・・
影山 陽子 准教授
・ HP に関わる事務手続き・HP 運用グループとの連携等担当 ・・・ 甲斐 律子(広報室)
・ 当プロジェクトにかかわる教務に関する事務
・ キャリア支援担当
・・・ 竹内淳二(教務課)
・・・ 安田伊佐男、上埜一樹、田丸和江、永澤和枝、大西幸宏
(キャリアセンター)
・事務統括、予算執行、外部との連絡等担当・・・大木伴紀、杉田早苗、久保田美和
(庶務課)
-5-
本プロジェクトの実施計画(平成 21~23 年度)
平成 21 年度実施計画
は実施時期を表す
3
キャリアカウンセラー(有資格者)による相談
4
5
6
7
8
本プログラムホームページの作成
(9 月~3 月取材・更新)
インターンシップのアセスメント実施
(9 月 28 日、10 月 1 日)
基礎調査の実施
(「女性と仕事」授業内
9 月 30 日)
インターンシップ報告会開催
(9 月報告書の作成、10 月 8 日報告会開催)
本プログラム報告書の作成
-6-
3月
講演会(キャリアカフェ)のテープ起こし
2月
2
1月
(毎月一回開催、全 5 回)
⒓月
講演会(キャリアカフェ)の実施
⒒月
実施計画
⒑月
1
9月
番号
8月
9月
⒑月
⒒月
⒓月
1月
2月
3月
7月
8月
9月
⒑月
⒒月
⒓月
1月
2月
3月
8
7月
キャリアカウンセラー(有資格者)による相談
7
6月
3
6
6月
(毎月一回開催※8,2,3 月を除く、全 9 回)
講演会(キャリアカフェ)のテープ起こし(全9回)
5
5月
講演会(キャリアカフェ)の実施
2
4
5月
1
実施計画
4月
番号
4月
平成 22 年度実施計画
本プログラムホームページによる広報活動
(取材・更新)
インターンシップのアセスメント実施
(9 月 27 日、9 月 29 日)
基礎調査の実施(9 月実施
10 月検査結果の返却
10 月~指数平均値の経年変化の把握)
インターンシップ報告会開催
(9 月報告書の作成、10 月 13 日報告会開催)
本プログラム報告書の作成、郵送
(事前準備 5 月~3 月)
平成 23 年度実施計画
番号
1
実施計画
講演会(キャリアカフェ)の実施
(毎月一回開催※8,2,3 月を除く、全 9 回)
2
講演会(キャリアカフェ)のテープ起こし(全9回)
3
キャリアカウンセラー(有資格者)による相談
4
5
6
7
8
9
本プログラムホームページによる広報活動
(取材・更新)
インターンシップのアセスメント実施
(9 月 10 月)
基礎調査の実施(9 月実施
10 月検査結果の返却
10 月~指数平均値の経年変化の把握)
インターンシップ報告会開催
(9 月報告書の作成、10 月報告会開催)
本プログラム報告書の作成、郵送
(事前準備 5 月~3 月)
本プログラム最終報告シンポジウム
-7-
1年教養必修科目「女性と仕事」
<授業担当>
教務部長
高橋 進 教授
1�「女性と仕事」科目の����大学の基本理念に沿ったキャリア教育
本学1年次必修教養科目「女性と仕事」は、平成19年度(2007年度)に体育大学
として初めて正課として開設されたキャリア教育科目である。(
「女性と仕事」科目の開設
の経緯と背景、ならびに授業目的については、
「平成 21 年度活動報告書」を参照のこと。)
昨年度の「活動報告書」においても記載したが、キャリア教育科目「女性と仕事」は、
単に社会の要請に基づいて職業意識の涵養を図り基礎的な職業教育を目標とするというの
でなく、建学の精神にのっとり女子体育大学の教育理念に沿った、「女性」および「体育」
を踏まえた本学独自のキャリア教育を目指して開設された科目である。
本学学生は、高校時まで何らかのスポーツやダンス活動を継続しており、運動部に所属
していた学生が多い。一つのことに継続的に専念することから生まれる持続性や忍耐力に
優れている半面、視野の狭さや社会性の不足が指摘される。
また、本学は体育の一学部のみの構成であって、他の総合大学と比較して、それほど多
種多様な個性をもつ学生集団から構成されているというわけでもない。スポーツ等の技術
の点でも、総体的には平均的な力をもつものが大半である。4 年間の学生生活を送るなか
で、そのような集団に埋没し、入学当初の目標を見失うものも少なくない。
そこで、「女性と仕事」科目では、第一に、1年次生が建学の精神と大学の基本理念で
ある「社会に有為な女性指導者の育成・健やかな社会を形成できる女性の育成」を自覚し、
明確な目的意識をもって 4 年間の学生生活に取り組む姿勢を自ら確認することを目指す。
第二に、現代社会の変化に対応し、主体的に自分の生き方をデザインし選択していける能
力を養成し、女性として「働くこと」
「仕事」について明確な意識をもち、女性としてのキ
ャリア形成を理解する。第三の目標としては、本学でスポーツ・ダンス・健康・保育を専
門として学び、またいろいろな課外活動を通して獲得する人間としての「生きる力」を自
覚し、自信と誇りをもって社会に寄与できる女性であることを確認する、というものであ
る。
-8-
2�「女性と仕事」のシラバス(授業�開)
平成22年度のシラバスおよび授業スケジュール、授業内容とその特色は以下のもので
ある。
①平成22年度シラバス
本学の教育理念に沿い、主体的な生き方を自ら創造する基礎としてキャリア形成の力を身につけさせることを目
的とする。労働状況がめまぐるしく変化する社会にあって、「働くこと」の意味や「仕事」について明確な意識を
もって、4年間の学生生活に取り組む姿勢を確認し、自分を守り道を切り開く力の養成を図る。授業では、講義に
加え、いろいろな分野の講師を迎え様々な女性キャリアについて学び、最終的には学生各人が自分のキャリアデザ
インを作成する。
授業計画:
①オリエンテーション
②社会を知る(1)
自分らしい生き方を学ぶ(キャリアの実例紹介)
③社会を知る(2)
社会状況とライフスタイル
④社会を知る(3)
社会状況とライフスタイル
⑤社会を知る(4)
自分らしい生き方を学ぶ(キャリアの実例紹介)
⑥社会を知る(5)
雇用とキャリア形成①
⑦社会を知る(6)
雇用とキャリア形成②
⑧社会を知る(7)
自分らしい生き方を学ぶ(キャリアの実例紹介)
⑨自分を知る(1)
パーソナルヒストリー
⑩自分を知る(2)
社会人入門―社会人基礎力と私
⑪自分を知る(3)
ニチジョぢからへの気づき
⑫自分を知る(4)
日女生の現状と可能性―専門に関わる仕事と職業
⑬自分を知る(5)
キャリアデザインを作る
⑭私のライフデザインおよびプレゼンテーション(1)
⑮私のライフデザインおよびプレゼンテーション(2)
評価方法・基準:ワークシートと感想レポートの提出、プレゼンテーション等の成績を3人の担当者の協議によって評価する。
テキスト:「女性と仕事ワークブック」(授業時配布)、配布資料
-9-
②平成22年度「女性と仕事」スケジュール
平成22年度の授業スケジュールは、学外講師等の都合で以下のように展開された。
回
1
2
目的
1)オリエンテーション
2)講演
社会を知る(1)
内容
1)
2)
授業の目的や授業に関わる約束事についての説明
講演 「働くとは?仕事とは?-女性が働くということ」
社会状況とライフスタイル①
1)女性の社会進出
2)現在の社会状況
社会状況とライフスタイル②
1)女性を取り巻く就業環境
2)ライフスタイル
3
社会を知る(2)
4
社会を知る(3)
キャリアの実例紹介 「自分らしい生き方を学ぶ①」
講演
「働くとは?仕事とは?-教育の現場から」(仮題)
5
自分を知る(1)
自分を知る①パーソナルヒストリーと自己分析
6
社会を知る(4)
雇用とキャリア形成①
現代の若者や女性の就業環境と雇用形態の現実
7
社会を知る(5)
雇用とキャリア形成②
女性のライフコースとワーク・ライフ・バランス―女性の働きやす
い社会
社会を知る(6)
キャリアの実例紹介 自分らしい生き方を学ぶ②
講演
「働くとは? 生きるとは? ―共同を考える」(仮題)
9
自分を知る(2)
社会人入門―社会人基礎力
10
自分を知る(3)
ニチジョぢからとスポーツぢから①
自分を知る(4)
ニチジョ生の現状と課題そして私の可能性
スポーツ・ダンス・健康・保育・福祉など専門に関わる職種や職業
についての知識を深め、将来設計に生かす
自分を知る(5)
自分を知る②ニチジョぢからの自己分析
自分らしく生きるために
1)キャリアデザイン・アクションプランの試み
2)プレゼンテーションの準備
プレゼンテーション
【わたしのキャリアプラン】発表(全員)
8
11
12
13
14
・
15
- 10 -
③授業内容
第1回目、授業目的および授業オリエンテーション、ならびに、この授業への導入とし
て「働くとは?仕事とは?-女性が働くということ」というテーマで、キャリアセンター
講師(卒業生)の講演を行った。
2回目から4回目までは、「社会を知る」をテーマとした。特に、22 年度は本学の教育
理念に沿って、
「女性」と「体育」をトピックとする女性の社会進出(女性体育の開拓者・
二階堂トクヨ、および女性スポーツの開拓者・人見絹枝の事績の紹介)と現在のライフス
タイルについて理解を図った。また、現在の女性を取り巻く就業環境と雇用形態の現実を
資料等をもとに検討した。
4 回目は学外の授業協力者の講演を実施した。1年次では教員志望の学生が多いことか
ら昨年に引き続き、元中学校教員で大学院終了後、教員のためのカウンセリングを行って
いる本学卒業生から、教育現場での仕事および生き方についてアドバイスを受けた。
6回目から8回目までも「社会を知る」をテーマとし、リーマン・ショック以降の就業
環境・雇用形態、また「男女・雇用機会均等法/育児・介護休業法/男女共同参画社会基
本法」について概略を紹介した。さらに、女性のワーク・ライフ・バランスについて検討
した。
8回目の「自分らしい生き方を学ぶ」では、元結婚相談所所長の講師(卒業生)が
「結婚を通して社会を考える」と題して、現代の若者の結婚事情と未婚化・晩婚化・
少子化の状況および「ワーク・ライフ・バランスの実現を助ける」サポートを、実例
を交えて講演した。
9 回目から 12回目までは「自分を知る」をテーマとし、自分自身の資質や能力、行動
適性、および自分の志望について新たな発見と再認識を図り、自覚を深めることを目的と
した。
小・中・高と生きてきた生き方を振り返り、現在の自分の考えや志向、性格形成に結び
ついた体験等を再確認する「パーソナルヒストリー」の記入については、あらかじめ5回
目に行った。社会の要請でもある21世紀型市民の理解と本人も一員である本学学生の現
状と課題を理解し、本学で学ぶことで得られる力(それをニチジョぢからと呼ぶ)が社会
人としての基礎力に結びつくものであることの理解を図った。
この「ニチジョぢから」への気づきを通して、自身の資質・能力・志向などを把握し、
それに基づいて、最終の 14 回・15 回において、全員が自分らしい生き方をプレゼンテー
ションで発表した。
- 11 -
��受講学生の感��一��
・最初は、何のための授業だろう?思うことが多かったけれど、キャリアプランとか考え
て、いま自分がどの位置に居るのか、振り返れてよかった。
・初めはまったく興味もなかったし、適当に聞いていようと思っていたけど、いろいろな
方の講演を聴いて興味がもてた。将来のことについて考え始め、どういう自分になりた
いか考えるようになった。自己アピールできるように武器を持とうと思った。そのため
には、まずしっかり自分と向き合うことの大切さ、簡単なことでも毎日しっかり続ける
ことができるよう目標を立ててコツコツやることの大切さがよくわかった。
・もう一度自分のことを見つめなおすことができた。自分のことを人に伝えるのは恥ずか
しいけれど大切なことだと思った。
・改めて、自分の将来について考え直すことができた。今までは、自分の夢は教員になる
ことだけだと、他には目を向けることができず、自分を追いつめていたような感じだっ
た。でも日女に来てこの授業を受けたり、様々な人の話を聞くことにより、自分が本当
にやりたいことは教師でなくてもできるのではないかと考えられるようになり、道が広
がった。
・いろいろな人の講演を聞いたり、授業での話を聞いて、まだまだと思っていた就職活動
が、本当はとてもすぐのことで、今、やらなければいけないこともたくさんあるんだと
現実味が出てきた。就職のことだけでなく、その後の生き方のことでもすごく刺激にな
った。まだ自分の夢は明確でないけれど、だから何もやらなくてよいわけでなく、今自
分にできることを見つけられたし、目標と課題を設定することが大事だと授業を通して
分かった。
・卒業生の話など、いろいろな人の話を聞いてすごい刺激を受けた。将来について考えた
り、今できることを教わったり、とても自分のためになる授業だったと思う。「今、で
きること」というので、私は最近、本を読み始めた。これから、新聞を読むなど就職の
ためにコツコツとやっていきたいと思う。
・日本女子体育大学に入学してから、具体的に自分の将来を考えたりする機会がなかった
が、この「女性と仕事」の授業内で、いろいろ考えることができた。なりたい自分にな
るために、何が今の自分に必要かを思いめぐらすことができた。せっかく、日女に入学
したので、この大学でしかできないことを見つけようと思った。最後のプレゼンテーシ
ョンを通してみんなの具体的なプランを聞いてすごく刺激になった。
・様々な人の考え方や思っていることが聞けて、共感できることや思ってもみなかった考
え方など、私にとってプラスになるものが多かった授業だと思った。自分の将来像につ
いて具体的に考えられるようになったし、今やらなくてはいけないことが今以上に迫っ
てきた。先輩方の講演も普段は聞くことができないので、とても良い経験になった。
・プレゼンテーションをすることで、自分の将来の夢を再確認できた。そして、人の意見
を聞くことで、自分と同じだったり自分と違ったり、いろいろ考えられて本当に参考に
なった。
・目標が明確になっている人ほど、キャリアプランや今すべきこと、これからすべきこと
が具体的に挙がっていた。努力するためには、目標設定が重要であることを改めて理解
した。採用試験までそれほど時間があるわけではないので、勉強を進めていきたい。
- 12 -
・一人ひとりの夢について知ることができた。私自身の将来の計画を改めて声に出したこ
とで、実感がわいてきた。現在の就職状況などもとても参考になった。
・みんなの考え方がそれぞれ違ったので、聞いていてとても新鮮だった。友達の話を聞い
て、自分もこういうものもやってみたいとか自分も頑張らなければとか、とても刺激に
なった。自分が今できることをコツコツ努力したいと改めて思った。
・みんながそれぞれ、ちゃんとしたキャリアプランを立てていてすごいと思った。この授
業でのプレゼンテーションがなければ、みんなのキャリアプランは知ることができない
ので、この授業を受けてよかったと思う。大学生活はあっという間に終わってしまうと
思うので、後悔しないように今から自分ができることは地道にコツコツ頑張っていかな
ければと実感した。
- 13 -
平成22年度アセスメント実施報告
<アセスメント・授業担当>
齊藤 隆志 准教授
1�目的
�全体
本補助事業は、学生個々が自身の特性を知るとともに社会の仕組みについての理解深化
を図り、自律的な社会関与の姿勢の修得に資するため、正課授業における学力及び適性に
関するアセスメント、キャリアセンターにおけるキャリアカウンセリング、インターンシ
ップ(実施後のアセスメント、報告会を含む)及び講演会等を実施するとともに、それら
に関する経過及び結果等の情報をホームページやシンポジウムを通じて広く公開すること
を目的とする。
�平成 �� 年度入学生の経年的変化
本年度は、プロジェクト 2 年目であるので、本プロジェクト対象学生(平成 21 年度入
学生)に対し、2 回目の調査を実施し、経年的変化を把握する。
2�正課授業�講学生に対するアセスメント
���
手順 1
9月
対象学生を本学教室に集合させ、アスリートHAME検査を実施し、
学生の個々の行動傾向(素養)・価値観を定量的に把握した。
手順 2
11月
被調査学生に対しをアスリートHAMEの結果(個票)を返却し、
学生に自己分析・結果をふまえた今後の行動計画の作成を示した。
��検��
全体:487名
●スポーツ科学専攻
●舞踊学専攻
●健康スポーツ学専攻
●幼児発達学専攻
207名
65名
183名
32名
- 14 -
��アスリート ���� の��
スポーツ
舞踊
健康
幼児
全体
昨年度
標本数(n)
207
65
183
32
487
538
向上心
54.9
54.9
57.5
56.5
56.0
56.6
度胸
51.5
52.0
51.2
52.0
51.5
50.7
復元力
50.0
51.6
51.7
51.8
51.0
51.4
持続力
49.8
50.9
51.6
49.9
50.6
50.8
責任感
54.2
52.8
56.1
52.8
54.6
54.6
精神力
48.9
49.9
50.3
46.6
49.4
49.4
情報力
51.2
51.7
52.9
52.6
52.0
51.7
創造力
50.2
53.2
51.8
50.3
51.2
51.1
論理力
46.9
47.5
48.9
46.6
47.7
47.7
運営力
49.9
50.5
51.6
49.1
50.6
51.0
対処力
53.6
54.6
55.3
52.9
54.3
53.7
観察力
55.3
56.1
56.6
57.2
56.0
55.6
共感力
56.9
56.2
58.6
59.4
57.6
57.0
協調力
54.3
52.4
56.2
56.8
54.9
54.1
交渉力
52.4
50.4
53.4
51.9
52.5
52.7
説明力
51.8
52.2
53.3
54.3
52.5
52.2
指導力
54.8
55.1
56.2
55.5
55.4
55.8
配慮力
60.8
60.1
61.7
62.5
61.2
60.4
精神欲
58.5
62.4
58.8
60.8
59.3
59.4
挑戦欲
60.7
61.1
60.1
62.8
60.7
60.6
個人欲
52.2
54.3
51.6
53.1
52.3
52.5
物質欲
57.0
58.0
57.9
58.1
57.5
56.4
安定欲
61.6
59.0
62.5
62.8
61.7
60.8
社会欲
60.0
57.6
60.0
63.7
59.9
60.0
自 分を 強 く す る 力
専攻
チー ムを 強く す る 力
仲 間を 強く す る 力
価値観
注:昨年度の数値はインターンシップ(3 年生)のデータが含まれているため、標本数が多い。
22 年度調査では、最もスコアが高かった項目は【安定欲(61.7pt)】であり、【配慮力
(61.2pt)】
、
【挑戦欲(60.7pt)】
、
【社会欲(59.9pt)】、
【精神欲(59.3pt)】と続く。高い項目の多
くは、
「価値観」のカテゴリーであり、すなわち、人生全体に対する意欲が高いことが伺え
る。
全体傾向として大きな変化はなかったが、昨年度と比較して、ポイントが上昇した項目
は、24 項目中 15 項目であり、減少した項目は 9 項目だった。
- 15 -
3�全�報告�
�アスリート����と人��の��
平成 23 年 3 月に全学教職員を対象にアスリート HAME の結果を報告した。
参加者数は49人だった。
4���のア�ス��トに��て
���
�����
HAME の実施(23年9月)
検査結果の返却(学生自らによる自己分析、行動計画の作成)
大学側:指数平均値の経年変化の把握
����������
���
�����������
HAME の実施(9月)
検査結果の返却、数値の経年変化(学生自らによる自己分析、行動計画の作成)
大学側:指数平均値の経年変化の把握
��������������
HAME の実施(9月)
正課授業(女性と仕事)によるキャリア意識の醸成(自己分析、行動計画を含む)
大学側:指数の平均値の把握(他大学との相対的比較)
大学機関誌へ研究論文として投稿(平成 23 年 3 月発行)
- 16 -
日本女子体育大学におけるキャリアカフェ 2年間を終えて
<インターンシップ・キャリアカフェ・授業担当>
影山陽子 准教授
��日本女子体育大学におけるキャリアカフェ
2009 年度と 2010 年度の 2 年間、日本女子体育大学ではキャリアカフェと呼ばれる試
みを行った。
その概要は以下のとおりである。
開催目的は、スポーツやダンス活動などに多くの時間を費やす本学学生の、社会経験お
よび周辺知識の少なさを補うため、社会の第一線で活躍している社会人を招き、キャリア
についての考え方やその築き方、あるいは社会の仕組みについての知識や働く上での心構
え等について、講師ご自身の体験談を交えて聞き、語り合うことである。
対象は、基本的に本学学生(女子大学生)であり、講師は、様々な分野で活躍している
現役の社会人である。教員や研究者に限るといったしばりはなく、一般社会で活躍してい
る方々(男女とも)をお願いした。
開催場所は、学生の参加のしやすさを第一に考え、本学キャリアセンター内のラウンジ
を利用した。開催頻度としては、長期休暇期間(8 月・2 月・3 月)以外の時期に月に一度
のペースで開催した。結果、1 年間で 9 回の開催となった。
実施時間は、放課後の 16:30~18:00 であり、講師による講話が 70 分程度、その後
20 分程度の語り合いの時間を基本的な配分とした。もっとも、講師によってはワークショ
ップ形式をとったり、途中で語りの時間を入れたりする等、それぞれ工夫を凝らしていた
だいた。語り合いが盛り上がり、18:00 の終了予定を大幅にオーバーするような回もあっ
た。
学生達のテーブルには、毎回お茶と簡単なお茶菓子が並び、それらをいただきながらリ
ラックスした雰囲気で、話を聞いたり、話し合ったりする形式とした。また、人数は十名
前後を適切な人数と考えており、テーブルを 4 テーブル用意し、各テーブルに 3-4 人が座
るようなスペース配分であった。
学生は無料で参加ができた。講師には、大学から、あるいは文部科学省から交付された
補助金から、謝礼が支払われた。
- 17 -
2�� 年間のキャリアカフェ実施��
この 2 年間で、計 18 回のキャリアカフェを実施することができた(2009 年度、2010
年度ともに各年度 9 回開催)
。
実施日時、講演タイトル、講演者名、所属等の一覧表を記載する。また巻末に付録とし
て、広報に使用したチラシ一覧も添付しておく。
1 年目と 2 年目の違いとしては、2 点があげられる。1 点目としては、講演者の幅が広が
った。本学の舞踊学専攻の教員に講師紹介の協力をしてもらえたため、1 年目に比べ、舞
踊学関連のキャリアカフェを多く開催することができた。また、キャリアセンターの協力
で、本学 OG にも登場してもらえた。2 点目としては、1 点目とも重なる部分であるが、
本学の OG によるキャリアカフェを行ったところ、学生から「大変身近に感じられた。も
っと OG の話を聞きたい」という要望があり、それに応えることができた。
(1)2009 年度
9 回実施
実�日時
��タイトル
����
所��
2009/4/14
未来は自分で創る~天職に出会うまで~
吉川美有紀
(株)アクサ生命
2009/5/12
働くことのリアリティ~仕事選びのバリエーションを広げる~
中嶋隆
(株)八千代銀行
2009/6/9
プロになる為に~チャンスのつかみ方~
阿久津知宏
写真家
2009/7/14
ピンチをチャンスに
石田珠里
ビジネスコーチ
2009/9/29
仕事観は就職してからも変化する?!
堤宇一
(株)日立総合経
柳美里
営研修所
心に響くもの~世界の中の自分について考える~
高橋美保
JICA 専門家
感性を磨こう~大学時代の一生懸命体験がその後の人生の基礎
浦崎友恵
英会話教室主催
渡辺茂一郎
(株)コンサルティングホーム
藤井ミカ
(株)カラフルリンクス
2009/10/13
2009/11/10
になる~
2009/12/14
スポーツウーマンは季語湯で成功する!!!!かもね?~企業で成
2010/1/26
あなたの色はあなたの光~自分磨き、自分育て~
功する秘訣教えます~
もいちろう 代表
代表
(2)2010 年度 9 回実施
実�日時
��タイトル
����
所��
2010/4/20
舞台と仕事がしたい
上原広美
厚木市文化会館
2010/5/11
感動を伝えたい~テレビディレクターの仕事~
八木順也
NHK
2010/6/8
企業の仕事 NPO の仕事
堤康彦
NPO 法人
芸術家と子
どもたち 代表
2010/7/13
想定外を楽しむ秘訣~就職活動に迷っているあなたへ
サハラ 福田英子
砂漠からのメッセージ~
2010/9/28
一般 社 団法 人
ンニジェール
大学生活には無限のチャンスがある~好きなことにどう対峙し
コモ
代表
吉田純子
(株)朝日新聞
仁田雅士
(株)東急文化村
木村愛
スポ ー ツト レーナ ー
【OG】
他
どう活かすか~
2010/10/19
劇場への誘い~裏側から見た劇場の魅力~
2010/11/8
人生なんとかなるさ~NO!と言わずにここまできた~
2010/12/14
スポーツが教えてくれたこと~スポーツ経験が実社会でどのよ 田中裕行
うに役立っているか~
2011/1/24
(株)ワイ・ゾーン
代表
就職のための学生生活???~人と出会い、学び、発見する~
今田麗
【OG】
- 18 -
太田区教育委員会
また、1 年目のキャリアカフェアンケートの「今後、話を聞きたい希望分野」において
以下のような意見が出ていたことを考えると、2010 年度のキャリアカフェでは、これらの
意見にも応えることができた。このように参加学生の希望を取り入れながら、プログラム
を進められたのが、2010 年度の大きな成果であったと思われる。
Q: 次回以降どんなお話を聞きたいですか。希望分野などあったら教えてください。
<2009 年度のキャリアカフェアンケートより>
・芸能関係やテレビ局内での仕事について
・世界を飛び回って仕事をしている人
・ダンス関係の仕事をしている人
・いろんな分野のプロの話
・海外での生活
・上手にコミュニケーションをとる方法
・留学について
・スポーツ職関係
・食品会社、化粧品会社についている方のお話
・就職という選択を具体的に選ばなかった方
・教育関係
・幼児系の職業について(保育園・幼稚園以外の仕事)
・自分やみんなをキレイにする仕事をしている人
・女性の経営者
・人生を輝かせること
��今後の課題
ニチジョぢからプロジェクトも 2 年を終え、これからの 2011 年度は最終年度となる。
残された 1 年間を有意義なものとするため、今後の課題について考察したい。
2010 年度のキャリアカフェの成果として、参加学生の要望に応えることができたことが
あげられる。また、キャリアサークルスタイルという学生の自主サークルが、キャリアカ
フェの運営に協力をしてくれた。それは、当日の会場づくりであったり、お茶やお菓子の
買い出しであったり、キャリアカフェの開催時の挨拶であったりした。
2011 年度は、これら萌芽的な学生の力を育て、
「学生の学生による学生のためのキャリ
アカフェ」を実現できるよう尽力していきたいと考えている。
たとえば、学生の企画とコーディネートによるキャリアカフェの開催や、学生記者によ
るキャリアカフェレポートの HP 上への配信などである。この試み自体を学生の手に少し
ずつ委ねるようにすることにより、学生によりリアルな社会体験を提供することや、この
キャリアカフェの意味づけをより深いものにすることができると考えるからである。
2011 年度には、そういった学生への支援を行いながら、
「学生の学生による学生のため
のキャリアカフェ」を実現できるようにしたい。
- 19 -
2009年度
人�の������の���こう!
人�の������の���こう!
�������� �����������
●���
������
�������� �����������
●���
●���未�は��で�る���に��う�で��
中� � �
�������
��������の����
ア�サ��������
����支� ���
��������������������������
(今で言うフリーター!?)
������マイ�ス��の��
(スーパーのカリスマ売り子!?)
(世界は広いと実感したMDRT)
��������に��た�子�!?
����たな�に����
・ア�リ�のロック�手 �リー・����
�認��ラ�ン
・スー�ー�ー�ス「��ク・ド�・�レイ�」
日本�演�認��ラ�ン
・�本�プロ��ース「タン�・�スタ��ア」
�認��ラ�ン
・その�、����、����、����、
����、����場の�アーにも��
�����に�る�企業�のはなし
●多摩地域の産業
●多摩地域の大企業
●多摩地域の中小企業
���と�
●働くことのリアリティ
人�の������の���こう!
������� �����������
����� �(写��)
●ライン部門・製造・オペレーション
●接客部門・販売・サービス・営業
●事務支援部門・経理・総務・人事・教育
●スタッフ部門・企画・広報
◆会場 キャリアセンター前
◆定員 30名
◆申込 キャリアセンター窓口にて
�����に���������との��い
人�の������の���こう!
●講演者
���リア�な��事の���のはなし
��代�� 府中��長
府中次世代経営者研究会 事務局
さがみ野経営品質研究会 顧問
経営品質協議会認定セルファセッサー
(紺のスーツは着たくない!)
�����の�事�����した���
◆会場 キャリアセンター前
◆定員 30名
◆申込 キャリアセンター窓口にて
4/6(月)~4/13(月)
●���働くことのリアリティ
��事�びの�リ�ーション�広�る� 』
�������� �����������
●���
��� 「プロになる�に~チャンスのつかみ方」
��� ��ンチをチャンスに』
�� �理 �
��自己紹介
��日本の��からア�リ�の��、���
Ⅰ.「��コーチ」って�?
���スコーチ
自己紹介
Ⅱ.�ンチをチャンスに�
本日の講演の目的:悩みの中にこそ成長のチャンスがある
(�)�����発��認定コーチ
ス�ードチ�ン�認定プロコーチ
(自分を見つける発想転換)
��就職活動 ~��の��代���
(人気企業に就職しては見たものの・・・?)
Ⅲ.自分を�っていますか?
自分を客観的に見てみよう、自分の価値をみつけよう
経� ������期���業
Ⅳ.社会人だって悩んでいるんです
���企業に就職、11年��務��職
コーチングのクライアント
その�����クリ�ックの手�いをしながら、
(30~40代の社会人の先輩たち)の悩み
セラ�スト、�ラーコー�ィ�イトを��
Ⅴ.悩んだ��うすれ�いい?
��コー�ィ�イターの��会社�ち上�
コーチの役目
スタッフとして転職
Ⅵ.自己イ�ー�を上�て、自己��をしていこう�
�に���の会社にア�スタントとして転職�、
��い�、転職����の�かないプロの世��
(仕事を楽しみながら競争力をつけるには?)
��プロフ�ッ����である�に
(仕事に求めることって?プロの条件って?)
��有名になる人は�かが�う��
(キレイだから?才能があるから?それとも根性?)
�����
◆会場 キャリアセンター前
・実物より30%キレイに写る方法を教えます
◆定員 30名
・芸能人の裏話多数有り
◆申込 キャリアセンター窓口にて
・Q&A なんでも聞いて
���スコーチとして��、��に�る
「評価ではない、フィードバックというもの」
を上手に受け止めよう
��ーク�自分の��なとこ�リスト』を��う�
◆会場 ����セ��ー前
◆定員 30名
◆申込 ����セ��ー窓口にて
人�の������の���こう!
人�の������の���こう!
�������� �����������
●���
��������� �����������
●���
��� �仕事観は就職してからも��する?�』
� �� �
� �� �
��会社 ��総�経営���
◆会場 ����セ��ー前
◆定員 30名
◆申込 ����セ��ー窓口にて
�� �� �
Ⅰ.転職3���りたいことは、自分の中に(��)
��的な”�性社員�の期��を�り�えて(��)
経�
●����に�く�の
�世界の中の��に�い���る�
���������
���������?
1993.3 ��大� 人��部�業
���教育とは?
1993.4 企業 営業�
1995 �������で�ンビアに�� ����������とし�の経�
���世界の中の��
1997 �ンビア���� ��で教�
(未知の世界に飛び込む/知ることの重要さ)
2001 �ンビア���で教�
2002 �ンビア教育��������の ����と�(�����の��)
アシスタン�
2004 JICA(������)�ンビア事務�
2007-2009 ����フィ�ー事務�
�ランティア���
Ⅱ.仕事観の�り��り
(1)就職活動期
(2)社会人1~3年目期
(3)社会人4年目以降期
Ⅲ.�ッセー�「人�の�役は自分」
◆会場 キャリアセンター前
◆定員 30名
◆申込 キャリアセンター窓口
- 20 -
2009年度
����������������
����������������
��������������������
��������� �����������
●���
●講��
●���������
�������������
������������』
�� �� �
����
1985� ������������������
�����������
1996� �������������
1999� ���������
���������������
2002� ������������
「�ラ�ライン��ッシ�」��
2004年 FIFA�ー���ップにて��イ����チーム
��イ�ン��
2005年 ��������学講�講師
2006年 �����にて「こと��������会」
2007年 「��でおし���ランチ」を��的に��
�����������������������
�������������������������������
�����������������������
��������������������
�������������������������
������������������������
������������������������
���
�������������������� �����
������������������������
����������������������
����
「スキー・一人旅・ヒッチハイク」
Ⅱ.�の転勤人生
Ⅲ.いつも自�を��て�れたの����
「旅で学んだ勇気と自信&転勤で出会った人々」
Ⅳ.��を�こう
「今しかできないこと・今だからできること」
�����������������
�学年��
講�会
人生の先輩から話を聞こう!!
��2�日(�) ����0�
(�)�ラフ��ンクス �����
【講師略歴】
講師
��� 「ス�ー��ーマン��業で��する����
����������������
��������������
Ⅰ.�にとって��となった出��
�����������������
�� ��� �
�ラーライフプロ��ー�ー
�� ��
������生�れ
1994 �学�業������������学������学�の
【内容】
��として勤�
1) 教員時代は○○○○期だった!?
2001 ���工会���ラー�ー���ー�ー
����日本�ラー�ー�シー�ン認����スト の�����
2)パーソナルカラーとの出会い 独立起業
2002 �年�の��経�を経て�������のあった��の��に
3) 人生にいっさいの“無駄”なし!
転�・��
フ�ーの�ラー���ストとして��を��に��を��
4) 大切にしていきたい想い
2005 �フ�スを��に�転
~あなたの色と光を見つけよう~
2006 (�)�ラフ��ンクスを���パー����ラーを��いれた
����スを����人のイ�ー��ップ�お見合い��
�け�ン��テ�ン���ライダ���業����学,��の
��テ����ン��ン�講師������ラーの�能�を
��ながら�������
キ����ン�ー
- 21 -
かも�� � �業で��する�����す �」
���業���ス�ー�と��
����の�つの��
①合理的思考を持っていること
②時空認識ができること
③底力があること
���と�
著�
『落ちこぼれ営業マンが見つけた「勝利の法則」』
(すばる舎、2004年)
『営業のプロになる』
(日本実業出版社 共著 2006年)
����
日本経営工学会 経営システム誌
「法人営業におけるパラダイム
シフトと『してもらう能力』」
2010年度
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
உᲬᲪଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
ᲯஉଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
講師 上原�美 �
【講師略歴】
中央大学文学部社会学科卒業後、大手劇団にて
公演の計画やチケットセールスなどの講演を担当。
2008年、神奈川県相模原市の中学1年生全員
(37校6500名)を招待するプロジェクトを立ち上
げる。
現在は、厚木市文化会館事業担当として開館主
催事業の企画・制作・運営業務を担当。市民が舞
台に出演・運営するあつぎ舞台アカデミーや市内
の学校への出張公演なども担当している。
【講師略歴】
講師 �木�� �
1�68年生まれ 中学、�校�代は�上部の長��ラン�ー�った。
�人�代に��エを�て��る。人生が�わった。
1�8�年 ��大学演劇学科に�学。��エ��の日�を�る。
1��3年 日本��協会に�社。
音楽�統芸���部に��。��エ・ダンスの��は��、クラシック音楽、オペラ、
�らには日本の��芸�の��制作に�わる。いくつかの�勤を経て2005年より
��音楽�統芸���部に��。現在、当部の芸術劇場���デスク。
【内�】
1)自���
2)学生�代と�職活動
3)大手劇団�代
4)現在の活動
芸術と仕事をするということは・・・
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
� �もな制作�� �
・�イビジョン��「エトワール�後の60日」(2009)
・芸術劇場「�ジャール・ガラ」(2009)�か�くの��エ中�。
・�51回NHK�ューイ�ーオペラ�ンサート(2008)
・��ュエル・ル�リのスー�ー��エ�ッスン(2006)
【内�】
1)人生が�わった「��の�」
2)好きこそものの上手なれ
3)���くり���
4)この舞台、この�動
�ならどう映像化する�
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
ᲰஉᲲଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
ᲱஉᲫᲭଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
想定外を楽しむ秘訣~�職活動に�っているあなたへ
講師 ��� �(���法人芸術家と子どもたち
【講師略歴】
1965年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。1987~97年、東京ガス㈱に勤務。その
間に会社が開設したホールやギャラリーでダンス・音楽・美術等のシリーズ企画をプロ
デュース。退社後、芸術普及NPOや大阪府立大型児童館の勤務を経て、99年より独立。現
代芸術家を小学校等へ派遣しワークショップ型授業を実践する活動「エイジアス」をスタート。
01年NPO法人化。03年「アサヒビール芸術賞」受賞。04年、東京都豊島区の廃校に拠点を
移し、地域向けプロジェクト「ACTION!」を始動。学校教育と地域(まち)の2つのフィールド
で子どもに関わる事業を展開する。
� �� �
『子どもたちの想像�を育む アート教育の�想と実践』(��/��学・�����)
『子どもたちの�ミュ�ケーションを育てる』(��/���代美�)
『こどものためのワークショップ その��は�れのもの�』(��/ワークショップ��
��会�)。
サ�ラ��からの�ッセージ~
代�)
講師 ���子�(��社団法人
【内�】
1 企業の中で自分のやりたいことをするため
には…
2 退職し、自分のNPOを立ち上げる!
3 NPOの仕事
~子どもたちとアーティストの出会いの場
をつくる
4 NPOを経営すること
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
【講師略歴】
��ン・�ジェール 代�)
【内�】
1978年 �ラン��のために��した�についてサ�ラ��の��中
(�ジェール�� 国)キャンプに日本��として�めて2年間�在 1. サ�ラ��との出会いと��での�らし
2. 向��子��との出会いと�ジェール��
1980年~ �リで7年間�らす。��テロにも��
1987年~ 子�2人とともに���ジェールへ�都�ア�に5年間�在、
3� �ジェール��国
その間に ��を経�
4� 想定外を楽しむ秘訣
1991年 日本に�国
~サ�ラ��からの�ッセージ~
2009年 『��社団法人��ン・�ジェール』を設立。
日本の24�間中、1�間�は ��国�ジェールの�ランで��している
ということを日本で�ってもらう活動と�ジ ェールの子��を��すること
を��としている。
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
くいが
ᲳஉᲬᲲଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
உଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
大学生活には��のチャンスがある
講師 �����(株)東急文化村専務取締役
~好きなことにどう対峙し どう活かすか~
��)
講師 ���子�(�日新�社
【講師略歴】
���市生まれ。
1��3年東京芸術大学 音楽学部 楽理科卒業
1��6年�大大学� 音楽��科(��音楽�)��
3�より�ア�を、15�より作�を始める。
在学中よりオーチャードホール主催「�ーストリ・�ー��
ルト」などの演�会プロ�ラ�やエッセイを��。
1��7年�日新��社
現在���文化�ループ(音楽担当)在�
˟‫ئ‬ᲴǭȣȪǢǻȳǿȸ
劇場への�い~��から�た劇場の��~
【講師略歴】
(株)東急文化村専務取締役(兼)文化街区新劇場開業準備室長
1949年兵庫県生まれ。国立音楽大学(器楽科クラリネット専攻)
クラシックの声楽家団体『二期会』でオペラ制作のキャリアをス
タート。1985年からは複合文化施設“Bunkamura ”の開業準備に
参加。“1995年からは“Bunkamura”の音楽・演劇・美術・映像の全
てのホールの企画・制作・運営を統括。
本年2月からは “東急文化会館”の跡地に建設中の複合タワー
「Shibuya Hikarie」の象徴となる大型ミュージカル劇場“東急シア
ターオーブ”の開業準備室長として、2012年の開業に向け陣頭指
揮にあたっている。
1991年~1997年 新国立劇場開設準備音楽専門委員会委員
2003年~2009年 (社)日本クラシック音楽事業協会理事
【内�】
1. 音楽担当新���の仕事とは
2. 音楽�外の��を�ることの��
3� 東京芸術大学を�指した�
4� 東京芸術大学�代
~好きなことにどう対峙し どう活かすか~
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
- 22 -
【内�】
1. 劇場の型や劇場の��
2. そこで�く人�とと役�
3� ��な人との出会いや��
申込:キャリアセンターまで
(予約優先 30名まで)
2010年度
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
ʴဃƷέ᠚Ɣǒஜ᪦ƷᛅǛᎥƜƏᲛ
உଐ
உ᳸ ˟‫ ئ‬ǭȣȪǢǻȳǿȸ
ᲫᲬஉᲫᲮଐᲢ້ᲣᲫᲴ᳸Ჴ
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スポーツが教えてくれたこと
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~スポーツ経験が実社会でどのように役立っているか~
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ボランティア?
青年海外
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高齢者*
運動指導
学校教員!
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み��自��験�のはら(��:���用��)」の� 「社会教育の専門職」&「非常勤職員という働き方」
Ⅱ就職のための学生生活??
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卒業�は�大��の非常勤職員として「学��育��員」 ・「新卒採用」で人生は決まるのか
�経て
・「就職のための大学時代」でいいのか
現職「社会教育��員」として大��教育�員会に勤�� ・「自分の探し方」&「社会の歩き方」
申込:キャリアセンターまで(予約優先 30名まで)
- 23 -
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1. IT・印刷・スポーツそれぞれの業界
とその仕事
2. 大企業かベンチャー企業か
��サッカーで培われた私の強み
~個人の強みとその活用術~
申込:キャリアセンターまで
(予約優先30名まで)
2009 年度・2010 年度のインターンシップ報告
影山 陽子
1����子��大学におけるインターンシップ
インターンシップに対する大学としての位置づけは以下のとおりである。
(1)
「社会人基礎力」の涵養
社会で働く経験を通じて、より実践的に社会人に必要な能力を学ぶ。また、今後の課題・
目標を発見することで一層の自己啓発を促す。
(2)
「職業意識」の醸成
実際の職場で仕事に触れ社会人と交流することによって、自分にとっての「働く意味」
を考える契機とする。
(3)
「進路に対する視野」の拡大
実習を契機に自己理解と仕事理解を深め、より広い視野を持って将来の職業選択を行え
るよう支援する。
また、
インターンシッププログラムの流れは次のようになっており、インターンシッ
プノ実習を含め学生には 7 ヶ月間にわたるプログラムが用意されていた。
*インターンシッププログラムの流れ*
オリエンテーション
受け入れ先やスケジュールの説明・先輩の体験談
↓
登録カード 提出
オリエンテーションで配布される登録カードを提出して、エントリー
↓
事前研修開始
企業の仕組みやビジネスマナーを学ぶ(全 6 回)・履歴書作成・個人面談
↓
実習先 決定面接
集団面接
(キャリアセンター員の教員およびキャリアカウンセラーによる)
↓
実習先決定
↓
実習先企業 訪問
↓
実 習
↓
事後研修
参加者全員による情報交換・実習レポート作成・成果報告書作成
↓
成果報告会
実習先の担当者をお招きし成果報告・修了証授与
- 24 -
2�学生にとってのインターンシップ
また、学生の視点からのインターンシップの目的としては以下の 3 点を掲げた。
(1)社会と仕事の仕組みを知る
普段何気なく接しているサービスの裏には、多くの人たちの創意や工夫がある。イン
ターンシップ体験を通じて、サービスを受ける側から「提供する側」に立つことで、
社会や仕事の仕組みわかり視野が広がる。
(2)学生と社会人の違いを体感する
朝 9 時から夜 6 時まで、1 週間フルに働いてみる。スーツを着てヒールを履いて…。実
習を通じて、あなたはいろいろな職場で働く多くの社会人の先輩と出会うことになる。
「やっぱり、社会人って全然違うな」そんな経験をしてみてほしい。
(3)自分にとっての「働く」を考える
実習で見たこと、聴いたことが、進路選択での貴重な財産となる。今まで全く関心の
なかった仕事に目覚めるかもしれない。リアルな情報が得られる実習をきっかけに、
あなたにとっての働く意味を考えてみてほしい。
さらに、インターンシップで得られるものとして以下の 6 点を挙げた。
①会社の素顔を見ることができる!
研修中に、働く社員の方たちの姿を見たり話を聞いたりできるので、会社の素顔、社
員の本音を知るチャンスです。
②他大学学生とのネットワークができる
他大学の学生と一緒に実習を行うこともあるので、積極的に情報交換をして、よき就
活仲間になろう。
③採用試験でアドバンテージ!?
実習中のみなさんを人事の人たちはしっかり見ています。
「これは!」と思う学生を採
用したくなるのは当然。
④業界についての知識を深めることができる!
「業界」の話やライバル会社の話も積極的に聞いてみてください。第一線で働く社員
の話は、大いに役立ちます。
⑤自分と仕事の相性を知るきっかけとなる!
仕事を実際に体験して、自分が思っていたイメージと違うかどうかがわかり、意外な
発見があるかもしれません。
⑥心強い就職相談相手ができるかも!
実習が終わった後も、人事担当者の方とのつながりを大切にしよう。就職活動できっ
と役に立つと思いますよ。
2010 年度においては、マスコミなどでも就職活動の厳しさが連日報道され、学生の耳に
も届いていたため、このようなインターンシップの有用性は学生にも認識されやすく、2010
年度は 2009 年度に比べて、参加希望学生が大幅に増え、インターンシップ参加のための選
抜面接を行う必要にも迫られるほどであった。
- 25 -
��実績
2009 年度と 2010 年度のインターンシップの実績については以下のとおりである。
(1)2009 年度 インターンシップ実績
参加学生:22 名
インターンシップ先企業様:29 社
アビリティーズケアネット株式会社・株式会社イナホスポーツ・イワツキ株式会社・
株式会社エールライフ
佐川急便株式会社・株式会社志正堂・株式会社シミズオクト・株式会社ジャパンスポ
ーツ・世田谷区役所
株式会社千葉ロッテマリーンズ・中川特殊鋼株式会社・First Classroom 世田谷・株
式会社メガロス
横浜市芸術文化振興財団 杉田劇場・株式会社ワールドストアパートナーズ 等
(敬称略)
(2)2010 年度 インターンシップ実績
参加学生:48 名
インターンシップ先企業様:39 社
株式会社アンビションアクト・株式会社 一蔵・国際自然大学校・佐川急便株式会社
株式会社シミズオクト・株式会社ジャパンスポーツ・株式会社千葉ロッテマリーンズ
中川特殊鋼株式会社・株式会社西川産業・株式会社日産サティオ埼玉
フィデラルエクスプレスコーポレーション・富士屋ホテル株式会社・株式会社ホンダ
プロモーション・株式会社ミニミニ・
(財)横浜市芸術文化振興財団 杉田劇場・厚木
市役所・須坂市役所・世田谷区役所・千葉市役所・長野市役所・リッツカールトンホ
テル東京・First Classroom 世田谷・盛岡市役所 等
*ワンデーインターンシップ:株式会社ドウシシャ・有限会社インテグラルプラス・
ハーゲンダッツジャパン株式会社 等
(敬称略)
このように 2009 年度から 2010 年度にかけて、参加学生の人数は倍以上に増え、受け入
れ先も増えた。参加学生は、3 年生がメインであったが、2 年生の参加も 2010 年度は多く
見られた。受け入れ先は、公務員から商社、物流、不動産、ホテル、ブライダル、販売、
製造業、イベント企画運営、教育関連、スポーツクラブ、プロ野球球団までと多岐にわた
った。一企業に 2 年生と 3 年生が同時にお世話になるというパターンもあった。また、2
年次と 3 年次の 2 年間にわたってインターンシップに参加し、1 年目には物流業界を、2 年
目には営業の仕事を体験した学生もいた。
- 26 -
��参加学生の声
2010 年度に参加した学生の声を少し紹介したい。
・就職することについて具体的なイメージがなかったが、インターンシップで子どもと
コミュニケーションする仕事を体験し、アルバイトでは感じることのない「責任の重さ」
を体感しました。以前よりも自分に自信がついた気がします。
(2 年生:教育施設)
・言葉の言い回し、対応力、判断力など、学ぶことだらけの日々でした。たくさんの人
たちと関わって仕事をするうちに、自分の長所や短所に気づいたり、新しい自分を発見
できたりしました。何事も、興味を持ったら即チャレンジがいいと思います。
(2 年生:
プロ野球球団)
・インターンシップに参加したのは大学の先生に勧められたのがきっかけでした。それ
までスポーツ関係ばかりに興味がいっていたのですが、今回イベント運営の仕事を体験
して、就職に対する考え方が変わったような気がします。
(2 年生:イベント企画・運営)
・以前から気になっていた「営業」の仕事を体験してきました。私がイメージしていた
仕事(訪問販売)は全体のごく一部で、実際には他にも車検やアフターフォローの事務
仕事などがいっぱいで驚きました。
(3 年生:自動車販売)
・一年後のシュウカツで迷ってしまわないようにと思い参加しました。イベント企画の
立案・実行・反省の一連の流れを体験できました。ほかにも、社会人のマナーを学んだ
り、ここで出会った人たちと繋がることが出来たのが収穫です。
(2 年生:スポーツマネ
ジメント)
・華やかな表舞台の裏側で、本当にたくさんの人が時間をかけて努力しているんだとい
うことを知りました。社員の方や他大学の人と関わっていくうちに、
「社会に出る」とい
うイメージがはっきりしてきました。
(3 年生:ブライダル)
・将来に漠然と不安を抱いていました。インターンシップ参加前、
「やっておかなくちゃ」
という気持ちだったのが、参加後「もっといろいろインターンシップに参加したい」に
代わっていました。視野が広がったのかなと思います。
(2 年生:不動産)
・仕事には色々役割があって、度の仕事にも嫌だとおもうことは存在するけど、それを
自分で工夫してやりがいを見出していくのも仕事だと教えてもらいました。それと自分
の弱点に気づいて(パソコン操作)ただいま勉強中です。
(3 年生:市役所)
・興味のある業界を詳しく知りたいと思い、参加しました。他大学の学生も一緒だった
ので、お互いに就活話などができてとても励みになりました。自分の考えが浅いことに
気づかされたのが、参加してよかった点だと思います。
(3 年生:スポーツマネジメント)
・自分は何が得意で何が苦手なのか…今まで知らなかった自分を知ることができました。
社員の方は、どんなイレギュラーな出来事が起きても柔軟に対応していて、先のことを
考えていろんな手段を持っておくことが大切なんだと学びました。
(3 年生:自動車販売)
- 27 -
キャリアカウンセラー実施報告書①
<キャリアカウンセラー>
※中村
一樹
1�実施内容
平成22年度も昨年度に引き続き、キャリアカウンセラーとして学生のキャリア形成を行
う上での相談業務を行ってきた。主な内容としては以下の通りである。
A
就職活動の進め方全般に関する相談
B
1・2年次から将来のキャリアを考える上でできることに関する相談
C
教員試験対策・公務員試験対策として現段階でできることに関する相談
D
模擬面接・エントリーシート対策など具体的な就職相談
E
企業の筆記試験対策の勉強の質問応対
F
英語教育、その他語学を活かした就職に関する質問応対
G
資格取得に向けた具体的相談・指導
H
大学院進学に向けての入試の準備、研究計画の作成補助
I
学生向けの就職・学習を啓発する資料の作成
2���(平成 �� 年度�)
A 教員志望の学生に対する免許取得の機会増加の必要性
本学の場合には、指定カリキュラムの履修により、中学校1種(保健体育)
、高等学校1
種(保健体育)の教員免許の取得が可能である。しかし、教員免許取得のためのカリキュ
ラムは現在文部科学省でも様々な検討がなされており、それに伴い、大学側のフォロー体
制も柔軟に対応していなければならない。
たとえば、近年は公立の小中一貫教育を行っている自治体も少なくなくない。このよう
な場合に、中学校の教員免許だけではなく、小学校の教員免許も取得できるようなカリキ
ュラムを準備しないことには、採用の際に不利に扱われてしまう危険性がある。双方の教
員免許を取得することが採用の条件となっていない場合であっても、双方の免許を取得し
ている人の方が二次試験の際に優遇されてしまうことは否定できない。もちろん、小学校
- 28 -
における「体育」限定の免許状の発行を行っている教育委員会もあるが、そういった情報
などを当該免許の申請方法とともに学生に告知するような場を大学側として設けていかな
ければ、他校の学生に比べて、採用のチャンスを失ってしまう危険性がある。
同様のことが保育士・幼稚園教諭免許取得者に対してもいえる。近年の保育所保育指針・
幼稚園教育要領の改訂においても、また中央教育審議会から出されている答申などでも見
受けられるように、幼児教育においては小学校教育との連携をスムーズに図っていくこと
が強く望まれている。特に、公立の幼稚園教諭の採用においては、あくまでも一般論とし
てではあるが、小学校教諭の免許取得者が優遇されているという状況にある。併習できる
カリキュラムを設けている大学も少なくなく、今後は学生の進路の選択肢として小学校教
諭へのルートももう少し積極的に与えたほうが、入学を希望する学生の確保の観点からも
有望と思われる。小学校教諭の方が採用も多く、教員採用試験の合格という観点からもよ
い方向性になると思われる。現在の聖徳大学との協力体制による免許取得制度もいいが、
日本女子体育大学独自の取得の道についても今後は要検討事項といえよう。
また、
「司書教諭」資格の履修についても検討課題といえる。教員免許所持者に対しては
5科目・10単位の履修で取得できる資格であるし、採用後も各教育委員会で取得を奨励さ
れている資格であるので、学生時代に取得できる道を設けることが可能かどうかについて
も検討したい(夏季集中または春季集中の講義で実践している大学もあり、履修方法につ
いては工夫の余地はあると思われる)
。
さらに、既存の「保健体育」の免許以外にも、
「保健」の免許(中学校1種・高等学校1
種)を併習できるカリキュラムも検討してほしい。教員免許を複数科目取得することので
きるカリキュラムは履修科目数の増加という負担が多くなるものの、
「保健体育」と「保健」
であれば重なる科目も多く、学生にとってそれほどの負担増にはならない。また、特別支
援教諭の免許についても、実習先の確保という課題さえクリアできれば、実現してみたい
ところである。少なくとも教職課程が6年制になったときのために、今のうちから要検討
事項として念頭においておきたい。
複数校種・複数科目の免許を所持していることは採用にもつながるし、結婚・出産後の
再就職にも大きくつながるところである。こういったこともあり、現に学生の方からも、
複数科目の取得や隣接種の免許の取得の方法についていくつか問い合わせがあるが、現状
では他の通信制大学の課程の併修などをアドバイスするしかない。これには肉体的にも精
神的にも負担がかかる。本学で履修できる状況が作れるか(夏季休暇中の集中講座科目と
して、OGにも別料金で受講可能とすることも含めて)という点を今後5~10年の課題と
して検討していただきたい。
B
大学で取得できる資格・免許に対する見直し
現在のところ、日本女子体育大学で取得できる資格・免許についてはコースごとに大学
のサイト、または入学案内等で公開している。しかし、本当は同じカリキュラムで取得で
きるにもかかわらず、紹介されていないものもいくつかある。
たとえば「社会福祉主事」がその代表例である。これはほとんどの学生が卒業時には有
資格者となっている資格である。本資格は任用資格ではあるものの、公務員の福祉職とし
て働くことのできるものであり、しかもこの社会福祉主事の採用倍率は一般の公務員事務
- 29 -
職に比べて半分程度となっている(平成21年度の例でいえば、横浜市は2.9倍、川崎市は4.2
倍となっている)
。なお、この任用資格の取得の可否について学生からの相談があって、教
務課にて調べてもらった結果、取得できることを確認していただいたところである。
また、
「児童指導員」という資格もある。これは教員免許所持者であれば有資格者となる
ので、教職課程を履修している人にとっては進路の選択肢の一つとなる。例年、東京都特
別区や千葉市などで採用が定期的にあり、学生にとって新たな選択肢の一つとなることは
間違いない。
こういった教育・福祉関連の仕事につける可能性があるにもかかわらず、大学としてそ
ういった選択肢を学生や受験生に対して明示していないのでは、キャリア教育の一環とし
てまだ不十分さが残るところであろう。
今後は入学案内等で進路の可能性として紹介すること、キャリアセンターで行うガイダ
ンスや配布物でも紹介すること、教務課での履修科目ガイダンスで履修例を紹介すること
などをあわせて検討したい。
C
語学教育の充実
TOEICをはじめ、語学関連の資格を学生に要求する企業も多くなってきている。新
聞報道でも入社の条件として一定点数を課したり、入社後の研修を通して一定の点数を目
指させたりするものが多い。公務員試験や教員採用試験においても、TOEICの一定点
数取得者に対して優遇措置を設けるところも少なくない(一例をあげれば、警視庁はその
採用試験においてTOEIC470点以上の取得者に対して、一次試験における優遇措置を講
じることを明言している)
。
むろん、本学の授業においてもTOEICの対策を講じている。しかし、①一定の年次
にならなければその授業が履修できないこと、②授業後の継続学習にあまりつながってい
ないこと、③そもそも本試験を受験してみようという意欲に必ずしもつながっていないこ
となどから、改善の余地があると思われる。また、特に希望をしなければ1年前期で語学
の授業が終わってしまうというカリキュラムも、就職試験受験時における英語レベルの低
下につながっている。また、前期に授業があっても後期にはないなどのカリキュラム上の
問題点にも改善の余地はあると思われる。
今年度はキャリアセンターにおいて、希望する学生に対して英会話や語学関連の資格に
向けての受験指導を個人面談の一環として行っており、一定の成果をあげている。学生の
語学レベルは個人差があるものの、英語を学習してみたいという要望は決して少なくない
(中には自ら短期留学に出かけるような学生も複数名いる)
。今後はキャリアセンターの講
座として、または学校のイントラネットを利用したオンライン学習システムなどでTOE
IC対策を行うなどして、最低限の語学を、自分の好きなタイミングで学習できるシステ
ムを構築することが課題となってくる。
「英語もできる体育大生」というのは、就職戦線で
も大きな武器になるはずである。
D
1年次の早期キャリア教育に対する工夫
本学でも「女性と仕事」など、低学年からキャリア形成にかかわる講義はいくつかある。
- 30 -
また、教職員などの熱心な指導により、将来を考えたうえで充実した学生生活を送る学生
も多数いる。
しかし、今年一年間低学年生の相談は「将来に対する不安」
「自分の進むべき道」などが
中心となっている。学生も近年の就職状況に敏感に反応しつつも、自分のキャリア形成を
先送りし、その結果として他校学生に対して出遅れる傾向が見受けられる。相談に来る学
生はともかく、そういった状況に陥ってもどうしたらいいかわからず、自分で問題を抱え
込んでいる、または問題を先送りにしている学生も少なくないはずである。
1・2年次からのキャリア教育をどのように行っていくのかというのは各大学とも大き
な課題である。どうしても「出口」に目が行ってしまい、3・4年生を優先せざるを得な
いキャリアセンターの現状をどのように1・2年生に利用してもらうのか、今後の大きな
課題の一つである。
3�今後の��点など
A 小学校教員資格認定制度による資格取得支援
現在は文部科学省で「小学校教員資格認定制度」が実施されている。これは資格試験に
よって「小学校教諭2種普通免許状」を与えるもので、毎年9月に実施されているもので
ある(詳細についてはhttp://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/1292863.htmをご覧
ください)
。教員採用試験の対策も兼ねたうえで、この受験対策を大学として支援する体制
を導入すべきである。
試験については以下の科目で行うものの、本学学生にとって有利な点もあり、一考の価
値はある。また、低学年からも教員採用試験対策にもつながる可能性が高く、一定のニー
ズはあるものと思われる。
試験
科目
内容
一般教養
人文・自然・社会科学
大学3年生以上は受験免除。
教育原理・教育心理・
多くの科目を3年前期までの履修して
教育史・教育法規など
いる。採用試験の出題問題でもある。
国語・算数・理科・社会・
全体で6割をとれば科目別最低点はな
体育・音楽・家庭・生活・
いので、体育などの得意科目で高得点
教職教養
一次試験
教科に
関する科目
二次試験
三次試験
日女生の有利な点
図工の中から6科目選択
を狙いにいけばよい。
教科に
上記9科目から1科目選
「体育」を選べば問題ない。
関する論文
択
実技試験
音楽・図工・体育から
幼稚園教諭免状取得者は全科目免除。
2科目選択
体育の教員免許状取得者は体育免除。
口述試験
面接試験
指導の実践
教育実習にあたるもの
- 31 -
教員免許状があれば免除。
教員免許状があれば免除。
教育実習の修了者も免除(単位取得者)
このように、教職課程を履修中の大学3・4年生が受験する場合には、一次試験を突破
すればかなり有力である。たとえそうでなくても、卒業後には二次試験以降も多くの科目
が免除されるので、有望といえる(そういった意味で、特に大学で教職課程履修済の大学
院生が受験する場合には優遇措置が多いといえる)
。
教職課程が6年制になった場合にも備えて、中間目標としてぜひ本資格の取得講座を設
定してほしいところである。実際、本試験会場では他の体育大学生も多く、本学の教員志
望者にも今後積極的に挑戦してほしい(現に、相談に来た学生の中で受験希望者が多く、
私が把握しているだけで平成23年度の試験では10名以上の学生が受験を希望しているよう
である)
。
B
キャリア形成に関する選択肢の提示(キャリアマップのフル活用)
先述のように、本学の学生にはさまざまな進路の選択肢があるにもかかわらず、その全
体像がまだ提示されていないものもいくつか見受けられる。これらについても明示したう
えで、学生により多くの選択肢を提示すべきである。自分の可能性の範囲を自ら決めさせ
るのではなく、無限の可能性を示してあげることが必要であろう。したがって、キャリア
マップにももっとさまざまな学生・OGの進路を反映していくべきで、可能性も示すべき
である。
そういった意味で、
「進路別ガイダンス」の取り組みは評価できる。また、今年度からは
じまった「キャリアマップ」は大きな意味があると思われる。これらをさらに更新してい
って、学生が自ら自分なりのキャリアマップを書くきっかけをもっと提供したい。また入
学希望者に対しても広く配布したい資料でもある。
C
就職対策のための一般教養を単位認定講座として3年次に実施
最近は民間企業を目指す学生も少なくない。特に3年次になれば教職課程を履修せずに、
民間企業の対策を始めたいという要望もかなりある。ただし、何をどのようにやっていい
かがわからないために、結局のところ参考書等を買っても、本棚に飾ってあるだけの学生
が多くなってきている。
こういった学生のために、私自身も昨年来キャリアセンターで自主的に勉強会などを開
催しており、現4年生に対しても一定の成果をあげてきた。自主講座ということで気軽に
参加できるものの、アルバイトや部活動等の時間上制約のある学生や、遠方より通学して
いる学生、帰省等により休暇中は参加することが難しい学生にとっては参加が難しくなっ
ている。
他校でも、民間企業の就職筆記試験対策の授業を単位認定講座として文部科学省に申請
し、実施しているところが少なくない。通年実施とまではいかなくても、3年次の後期に
履修できる科目として実施することを提言したい。時間割の編成上難しいのであれば、教
職科目のある時間帯に実施することを薦めたい。
本学では、3年次以降に教職課程を履修していない学生も少なくなく、教職履修者と比
べて空き時間が多く、授業を行う環境にはある。極論を言えば、卒業単位には含まれない
科目としてでも、就職筆記試験対策を行う授業は、それなりの履修者を集めることが予想
- 32 -
できるであろう。
本学の学生の場合には「筆記試験さえ突破すれば・・・」といった有望な人材が少なく
ないために、しっかりとした対策を行えば、もっと様々な企業を進路先として選ぶことが
可能となる。また、その必要性を感じて早期から対策を始めようとする学生も少なくない。
たしかに大学は教育機関の最高峰であり、就職をさせるための予備校ではない。ただし、
キャリア支援ということも考えれば、通常の講義時間中という時間的制約が少ない中で、
単位がもらえるという特典付きで就職試験向けの学習をさせる必要性を前向きに検討する
必要性も高いといえよう。
D
教職員全体の共通認識を随時更新
学生の進路も多様化しているので、キャリアセンターに限らず、大学の全教職員が現在
の学生の動向や意識などを学ぶ研修会などを開催していくことも必要であろう。もちろん、
学生のニーズを随時把握したうえで、臨機応変に対応していこうという認識は全教職員に
あるものの、それらの情報を共有し、タイムリーに随時更新していく体制をより密にして
いくべきであろう。そういった意味で、現在行っている学内の広報紙や大学のサイトにお
ける情報更新、各課や委員会、教授会における会議はもちろんのこと、全教職員に一斉同
報メールをできる各学科・部署・部活動発のプレスリリースを発行しつつ、共通認識をす
ぐに築けるようなシステムを構築するべきではないか。
学生満足度の向上は大学の質の向上につながり、ひいては他校との差別化にもつながる
ことである。学生のキャリアはもちろんであるが、教育カリキュラム、入試制度、部活動
の成績などについても、随時情報を更新しつつ、日々の学生支援に活かしていけるように
したい。
E
キャリア形成に関する指導の早期化
1・2年次の学生の場合、
「就職活動やキャリア形成はあくまでも3年以降のこと」とい
う認識が少なくない。また、キャリアセンターも1・2年生のための情報が少ないため、
行ってもしょうがないという認識がある程度あるようである。それどころか、先輩と顔を
合わせるのが嫌だといった別の理由により、キャリアセンターを訪れない学生もいるとい
う。
1・2年生のためのキャリア情報を充実させ、掲示板や情報コーナーを別途設けること
などを前向きに検討する必要がある。キャリアカウンセラーの面談も、
「1・2年生が優先
する日」というのを月に1回程度は設けて、気軽に相談に来られる環境を作っていくこと
が必要であると思われる。
F
「日女らしさ」の再認識
2月に他大学の学生も参加するなかで行われる「10大学合同模擬面接練習会」に参加
させていただいた。そこでみた現実は、かつての「日女らしさ」を他校学生がもっており、
日女生はむしろ他の総合大学の学生のように静まっていた(こういった現状を、全教職員
- 33 -
にもみていただきたかった)
。
世間が体育大学の学生に求めていることはさまざまある。ただ、体育大生がおとなしく、
消極的で、むしろ他校学生に一方的に押されている状況をみれば、これは普段の講義やゼ
ミでの態度はもちろん、他の教職員と接する場合の態度が影響しているものと思われる。
本学の「建学の精神」を再度全職員が認識し、どういった女性を世に送り出していくの
かという教育目標をふまえ、日ごろから学生と接するようにしなければならないと思われ
る。
以上
【プロフィール】
※中村 一樹(なかむら いつき)
。 資格専門学校である株式会社クイック教育システムズ
代表取締役社長。昭和 47 年生。東京大学卒。自らも 550 以上の資格試験に合格、 “平
成の資格王”の異名をとる。警視庁唯一公認の参考書他 SPI 試験、公務員試験、保育士
その他資格試験の関連著書多数。全国の大学で、企業や公務員のガイダンスをはじめ就
職試験、公務員試験、保育士・幼稚園教諭試験対策の講座を担当。さらに、企業や文部
科学省有識者会議等での講演と多忙。企業 SPI 試験の作成や監修も手がける。NHK や民
放 TV 各局の取材や出演も多数。ブログ“平成の資格王中村一樹の合格の扉”も好評。平
成 21 年 9 月から日本女子体育大学キャリアセンターにおいて、
キャリアカウンセラーを
務める。また、同大学公務員講座やキャリアセンターのガイダンス講師も担当。
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キャリアカウンセラー実施報告書②
日本女子体育大学
キャリアカウンセラー派遣に関するご報告
株式会社パソナ
営業総本部 スポーツメイト担当
鈴木
慶光
��スポーツメイトとして
スポーツ界の就業支援をすることを目的として、弊社ではスポーツメイト事業を立ち上
げた。
日本のスポーツ界には、様々な問題点がある。
昨今のスポーツ界では、
オリンピックでメダルを獲得することを至上命題として、
組織、
指導者、そして選手の『強化』をするためのメソットは、強豪国の強化方法などを率先し
て取り入れ、優秀な指導者を招聘、強化対象の選手を「エリート教育」して、海外派遣な
ども行い、必要な情報は入りやすい環境へと変化してきた。
但し、選手だけではなく、指導者も含めたスポーツに携わる人材の『引退後』に関するサ
ポートは、未だに確立されていない。
強化とは、
『今』という時間軸で行うものではなく、中長期的なプランを綿密に構築しな
ければならないはずであり、
『セカンドキャリア』についても『強化』の一環として考える
べき課題である。
残念ながら、この国の企業の中には「スポーツマンだから」と固定概念を抱き、
「人材」
として正しい活用をなさない場面が、数多く見受けられる。また、雇用される側のアスリ
ートも「勉強はしていないから」と自身のキャリアを卑下し、その輝かしい実績に蓋をし
て、社会でのキャリアアップを諦める傾向にある。
我々は、スポーツ界とビジネス界を人材面で繋ぐパイプ役となり、企業や地域に新たな雇
用チャンネルを提供し、雇用創出を図ることを目的としている。
そして、
『アスリートの社会的地位の向上』を目指し、この活動を続けている。
2�実�報告
下記2名については、株式会社パソナ『キャリアコーチ養成プログラム』修了生。
更に、スポーツメイト担当の鈴木がアドバイザーとして、6年間培ったアスリート向け
対応方法のノウハウを2名とミーティングの時間で共有した。所謂『キャリアカウンセラ
ー』とは違うアプローチ方法を目指し、スタッフ人選の際に心がけたことは、3点ある。
① 転職なども含めて、就業経験が豊富。
② スポーツとは、程遠い世界で生きてきた。
③ 何よりも『ホスピタリティ』の精神を持った人材
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①は自身が培った経験豊富な業務内容を、幅広い分野で、よりリアルに伝えることを目
的とし、②はスポーツに関する先入観なく学生と接し、
『知らない分野』を一つひとつ丁寧
に引き出し、本人からアウトプットさせることで、過去からの実績、経験を、能動的な自
己分析に役立てる。
③については、表現するまでもなく、学生に対する愛情を持ち、一個人として接し、自
分自身の実績を語ることではなく、目の前に座る学生の人生を共に考え、目線をフラット
にし、個々の学生それぞれの希望へと導かれることを目的とし、柔軟に対応出来得る人材
を採用した。
実�日� 実�対応 延��者 �年 進路確定 �年 �年 1年
ス�ッフ
���
�業 2010 年 11 月 9 日~
��10:00~17:00
36
41
156
22
17
18
0
1
48
41
190
12
10
26
1
2
82
346
34
27
44
1
3
���
���
�業 2010 年 11 月 26 日~
��10:00~17:00
月~�
��
(2011 年 2 月 20 日現在)
※ 短期間の中で学生の心の中に入り込み、学生自らの要望から集中的に対応し、1週
間で進路先を確定することも可能となった。
��対応��の考�
・
『能動的』アスリートを目指す
幼少時より『指導され』ているアスリートは、残念ながら、自らの意志でプレー出来ない
傾向にある。
年齢を重ねるごとに、その傾向は強まっている。我々は社会人としてもリーダーになりう
る人材であるアスリートが、主体性を持って活動出来る環境を目指している。
・
『コーチの必要ない世界』へ
指示を待つのではなく、自らが自分自身の強化に取り組み、将来を考え、競技以外の世界
を知り、視野の広い、豊かな感覚を持つ素養はあるはず。但し、現時点では現場での指導
も『ティーチング』が蔓延し、受動的なアスリートも、多く存在することは事実。
・自らのキャリアを切り拓く力
『考える』ことを意識し、自らのキャリアを切り拓く能力があれば、
『競技の強化』にも繋
がる。翻って鑑みれば、自らのキャリアを構築する能力が備われば、日本のスポーツ界の
未来は、
『強化』という観点からも明るいと言える。従って、選手だけではなく、
『尊重』
と『尊敬』の関係にある指導者の意識改革も必要。
- 36 -
・
『教える』ことではなく、
『思い出す』
アスリートは必ず『何か』の問題を解決したり、人生の中でターニングポイントに選択を
迫られる現象に遭遇してきた。
『競技』を続けるという選択も含めて、自らが決断し実行し
ている。従って、所謂『就職活動』のための“手法”を『教える』のではなく、自身の“経
験”を『思い出して』もらうだけで、自信と誇りを復活させることは、充分に可能なもの
と考えられる。
���部から�たキャリアセンターの良い点・改善すべき点
良い点
学生と『�しい』存在。
親しみやすい環境
改善すべき点
情報・�ータが、活用されていない
キャリアセンターの『熱意』が、
『体�』�有の慣習に対して、
学生にも伝�っている
学��に対�をする配慮
『立ち�りたい』と思える雰囲気、環境
予約の『キャンセル』を許す文化
<良い点>
・ 雰囲気、親しみやすい環境といった『学生の目線』に立ち、
『相談したい』という環境
面での自助努力は、他大学と比較するとレベルの高い組織と考えられる。
・ 一人ひとりに対する『時間』は、職員の方々の熱意の賜物と、接している空間にいる
と充分理解することが出来る。
<改善すべき点>
・ 豊富な情報、ツール(詳細別紙ご参照)がありながら、活用されておらず、学生は「一般
的」な方法での就職活動で戦っている現実。前述の『個々に対する時間』を大切にし
ている分、より具体的な方法、対策を伝えることは必要と考えられる。
・ 上下関係の厳しい世界にいる学生に対し、進路が決まらない上級生の前で、堂々と下
級生が就職活動を行うことは、なかなか難しい。良くも悪くも、その『慣習』が残る
社会では、
「窓口を分ける」などの配慮は必要なものと思料する。また、『部』によっ
ては率先して就職活動に理解を示す指導者も存在するが、学生同士に対する配慮も考
え、より「就職活動がしやすい」環境作りも、ご理解頂きたい。組織としての縦軸と
横軸の情報共有や、良い文化を残しつつ、悪しき慣習を排除することが望ましい。
・ 予約ボードに名前を記載しながら、当日に連絡もなく「キャンセル」をすることは、
許されることではない。社会人になるための「キャリアセンター」であれば、社会人
としての“厳しさ”を伝えることも、本当の“優しさ”ではないだろうか。
- 37 -
����
・
『優秀』な学生は、数多くいる
スポーツを通じ、様々な経験を積んできた学生は、全学年に存在する。
『仕事』
『社会』といったスポーツ以外の世界に踏み出す意欲よりも、全く違うフィールド
であることから、不安が先行してしまうことと、競技引退による『燃え尽き』傾向が、あ
る。
『認める』こと、自ら『アウトプット』してもらうこと、
『思い出』してもらうことで、
行動が伴った活動意欲を湧かせることは可能である。
自ら活動を創めれば、1 週間で『内定』獲得も可能なこと。
様々な大学、クラブチーム、競技団体の支援を行ってきたが、今回対応した貴校学生は極
めて優秀であり、方法さえ確立すれば、社会人として充分活躍出来る人材が数多く存在す
る。
貴校卒業生が「社会」において、
「体育」
「スポーツ」といった特定分野だけではなく、
様々なフィールドで活躍出来る人材であると、確信している。
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http://www.spobiz.net/job/index.php#saiyo
http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/skills/sports/sports/
JICAボランティア、20-39歳、求められる技術レベルスポーツ分野http://www.jica.go.jp/volunteer/
スポビズ.net
JICA 体育・スポーツ全般
http://job.mynavi.jp/
http://enjapan2012.com/
http://student.jobweb.jp/
https://job.nikkei.co.jp/2012/top/
https://bunnabi.jp/2012/index.php
http://www.gakujo.ne.jp/
http://www.shukatsu.jp/
http://www.studenthunting.com/
https://www2.ac-lab.jp/2012/
http://www.s-walker.net/
http://www.find-job.net/
マイナビ
en 学生の就職情報
ジョブウェブ(Jobweb)
日経就職ナビ
ブンナビ
学情ナビ
就活ナビ
逆求人ナビ
就職ラボ
就職ウォーカーネット
find Job(キャリアセンターWebサイト内リストにて紹介)
ブランドキャリアジュニア
ファッション・アパレルに特化
マスナビ
http://www.bc-j.com/
http://www.massnavi.com/2012/
http://www.passion-navi.com/
パッション業界就職ナビ
広告業界に特化
http://www.neo-navi.com/2012/
ネオナビ
ベンチャーに特化
http://www.rikunabi.com/
リクナビ
就職サイト
http://spjob.jp/
スポジョブ
2010年12月24日現在
ファッション・アパレル業界専門の新卒・第2新卒就職サイト
広告・Web・マスコミ業界に特化した就職サイト
100名以下のベンチャー企業に特化した就活サイト
ベンチャー企業に特化。動画も見れる
新卒もあった
就職偏差値テストに挑戦できる。エントリーシート例検索や字数カウントコンテンツがある。
逆求人という特殊なイベントを開催
『週間ダイヤモンド』のスペシャルコンテンツを記載。SPI、一般常識テスト、TOIEの模試に挑戦できる。
業界別の研究が充実している。企業へのインタビューをしたコンテンツが多い。
四季報データ上にある企業をさまざまな要素で検索し、比較することができる。
業界研究のページが充実している。SPI・WEBテスト・TOEICの模試に挑戦できる。自己分析もついている。
主にベンチャー企業が紹介されている。掲載企業に基準を設けている。各社説明会だけでなく、ビジネスセミナーも紹介している。
スポーツ産業への就職・進学情報サイト
スポーツ業界の新卒求人・就職活動情報
体育会学生を積極採用企業が満載、体育会学生の味方
http://2012.sportslinknavi.com/
スポーツリンク就職ナビ
スポーツ業界の新卒求人・就職活動情報
説明・メモ
https://www.asupura.com/navi2012/
サイト
アスリート就職ナビ
スポーツに特化した求人サイト、スポーツ関係
媒体名
キャリアセンター情報リスト (その他、関連情報も含む)
http://beauty.g-w.st/
http://www.kenkou-job.com/
BeAle(ビアーレ)
美プロ
http://shukatsu-type.jp/
http://swot.jp/
就活type
就職SWOT
http://job.mynavi.jp/conts/event/2011/intern/about.html
http://shigotobira.jp/
マイナビインターンシップ
シゴトビラ
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/jinzai.htm
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/05.html
大学等卒業年次の在学生及び大学等を卒業後3年以内の卒業生等 就職活動をバックアップする厚生労働省の機関
若年求職者がキャリアカウンセリングや就職相談、企業情報提供などの雇用関連サービスを1ヵ所でまとめて受けることが
できる、都道府県が設置するワンストップサービスセンター
http://dream-match.jp/index.html
http://job.gakusei.go.jp/F/F2000200.asp
http://www.meti.go.jp/policy/jobcafe/jobcafe_all.html
http://www.tokyoshigoto.jp/
http://www.tokyo-cci.or.jp/jinzai/shinsotsu.html
ドリームマッチプロジェクト【経済産業省の補助】
新卒応援ハローワーク【厚生労働省】
六本木ジョブパーク(新卒応援ハローワーク)
ジョブカフェ
東京しごとセンタ―
東京商工会議所 東商就職ナビ
東京商工会議所会員企業の採用情報を見ることができます
東京都のジョブカフェ 34歳以下の東京しごとセンター・ヤングコーナーあり
経済産業省の補助をもとに「中小企業採用力強化事業」を手掛ける日本商工会議所から、リクルートが委託を受け運営
http://www.hashiwatashi.net/student
やりがいのある仕事を求める人と、やる気のある人材を求める中小企業。 両者の想いをむすぶため、経済産業省中小企業
庁が行っている人材対策事業が「人材橋わたし」です。 出会いをサポートする「橋わたし」と即戦力を育てる「実践型研修」の
大きな2つの柱から成り立っています。
6ヶ月の実習 助成金 新卒者就職応援プロジェクト 中小企業の職場実習、実習生に日額7,001円(全国中小企業団体中央会)
厚生労働省としては、「経済対策」(平成22年9月10日閣議決定)や「緊急総合経済対策」(平成22年10月8日閣議決定)に基
づき、新卒者に対するきめ細かな就職支援を集中的に実施し、将来ある新卒者の就職の実現に全力で取り組んでまいりま
す
【中小企業庁】 新卒者の方を対象に、採用意欲のある中小企業の現場等において、実習プログラムに沿った長期間の職
場実習(いわゆるインターンシップ)を行う事業。
コーディネート機関が、事前カウンセリングから実習終了までをきめ細かく支援するとともに、実習生に対しては日額7,000円
の技能習得支援助成金を、受入企業に対しては日額3,500円の教育訓練費助成金を支給
大学生・高校生のための将来発見サイト(株式会社学情)
サイブリッジの運営する、インターン情報サイト
【中小企業庁】人材橋わたし
パソナ 新卒者就職応援プロジェクト 長期間の
http://www.pasona.co.jp/shinsotsushien/intern/
職場実習 (6ヶ月の実習 助成金)
【中小企業庁】新卒者就職応援プロジェクト
【厚生労働省】 新卒者・既卒者の就職支援を強化 http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2.html
【厚生労働省】 若年者雇用対策
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/jakunensha.html
http://www.at-internship.com/
アット・インターンシップ
インターン系サイトの中で一番アクセスがある
http://www.internship-soken.com/
インターンシップ総合研究所
4年生未内定者対象/既卒・第二新卒
新卒採用・中途採用を行なっている企業の特徴を『強み・弱み・機会・脅威』の4つに分類し、まとめた就職サイト
外資系コンサル、外資金融、総合商社などの集まる就活イベントを開催
エステティシャンの求人、美容師の募集など、美容業界の求人情報サイト
エステ・コスメ・ネイル・美容部員などのビューティ求人専門サイト
ファッション界就職情報
スポーツ系(医療・福祉・障がい者スポーツ施設、民間スポーツ施設(フィットネス・スクール)、民間スポーツ組織(企業)、公共スポーツ施設)
大学キャリアセンター
日女体が紹介するインターンシップ受入先
インターン
http://gaishishukatsu.com/
外資就活.com
その他
http://www.apr.co.jp/
アパレルナビ
エステ・アパレル・美容系
https://iishuusyoku.com/
http://re-katsu.jp/
http://dream-match.jp/sp/mailmag-volsp04.html
いい就職.com
Re就活
ドリームマッチプロジェクト メールマガジン
http://www.job-net.jp/
http://www.tokyoshigoto.jp/links.php?kbn=2&page_id=150
新卒者就職実現プロジェクト、3年以内既卒者トライアル雇用、3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金、新卒者企業実
http://www.roudoukyoku.go.jp/news/2010/20100927-setti/20100927-setti.html
習推進事業(新卒インターンシップ事業)
しごと情報ネット(厚生労働省職業安定局)
しごと情報ネット お役立ちリンク
新卒者 就職支援の強化について
http://book.jiji.com/kyouin/
http://archive.mag2.com/M0060994/index.html
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/index.html
http://www.city.adachi.tokyo.jp/032/d11100034.html
http://www.quick-edu.co.jp/goukaku.html
http://hoikushi.info/
http://www.tokyo-ac.co.jp/koumuin/
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/
時事通信出版局 - 教員採用試験対策サイト
東京都の先生になろう メルマガ
東京都教育委員会
足立区 授業支援員
公立保育士
保育士
東京アカデミー公務員
自衛官の採用情報サイト
ココキャリア
http://www.coco-cari.jp/2011/index.php
http://book.jiji.com/kyouin/app-guide/
自治体別 採用試験データベース
保育 他
http://www.koumuin.ne.jp/
公務員試験情報研究会
教員採用試験対策
私学教員 派遣紹介システム【E-staff】
http://www.e-staff.jp/
保育学生の就職情報サイト
東京都の先生になろう メルマガ バックナンバー
私学教員 派遣紹介システム 全国の私立学校の教員募集・教員採用情報
http://www.gakujo.ne.jp/2012/contents/iphone_app/index.html
就活専用スケジュール帳iPhoneアプリ i就活手帳
学校、講座
http://www.spo-sun.gr.jp/html/links/a_links.html
日本スポーツ産業学会
民間の職業紹介会社・求人情報提供会社、ハローワークなどに登録されている求人情報等のインデックス情報を検索できる
スポーツ産業に関するサイト
NEXT(インストラクター・トレーナーのキャリアマガジン) http://www.fitnessclub.jp/next/
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/
TOKYOはたらくネット
東京都の雇用就業に関する総合サイト
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/
東京の産業の活性化、雇用の確保を図るためのさまざまな施策、農林水産業や観光産業の振興に取り組んでいる
リトライ・リベンジ・リターン・リアルなどさまざまな意味を込めた25才までの就職活動応援サイト
第二新卒・既卒などに向けた就職活動求人支援サイト
PASONAフレッシュキャリア社員制度、新卒者就職応援プロジェクト
東京都産業労働局
情報
http://www.pasona.co.jp/shinsotsushien/
パソナキャリアサポートプログラム
http://www.creative-staff.co.jp/
http://work.generalpartners.co.jp/
http://navi.portam.jp/PWweb/index.html
T-POST(ティーポスト)
アットジーピー
PORTAM就職ナビ
ポータムワークス
障害者雇用・障害者採用・障害者求人・障害者仕事の情報
私学の幼稚園から高校までの教員採用情報、私学と教員志望者を結ぶ教員採用情報配信システム
日本女子体育大学
文部科学省【大学教育・学生支援推進事業】
学生支援推進ブ口グラム
「《自分を知り、社会を知る》
を中心とした
キャリア支援の拡充」プログラム
平成22年度活動報告書
平成 23 年 3 月発行
発行: 日本女子体育大学
〒157−8565 東京都世田谷区北烏山 8 −19 −1
Tel 03 −3300−2258 Fax 03−3300−0174
http://www.jwcpe.ac.jp/
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