地域の日本語・世界の日本語を通じて 社会を知る,人を知る

徳島大学総合科学部「知の探求」 教員紹介
村上 敬一 むらかみ けいいち 地域創生コース 地域言語論研究室
地域の日本語・世界の日本語を通じて
社会を知る,人を知る,自分を知る
研究活動とメッセージ
「日本語」の研究が専門です。地域のことば(方言)と,日本語を母語
としない人たちへの日本語教育を研究しています。
方言は,私たちが最初に身につけることばです。その土地の歴史,
文化,地理,そして人間そのものを反映します。方言を研究してみる
と,その土地のいろいろなことがわかってきます。
学生時代には,日本語を学ぶ多くの留学生と親しくなりました。彼ら
のおかげで,日本に軸足を置いた国際交流を経験することができま
した。この経験を生かして,日本語を学びたい,日本のことを知りた
い,という人たちに役立つような研究にも取り組んでいます。
日本語を学ぶことで,地域から世界まで,周りの人から自分のことま
で,いろいろなことが見えてくるようになると思いますよ。
春休みを利用して,日本語を学ぶ台
湾の大学生との交流を行っています。
日本語から,世界が見えてきます。
卒業生のおもな卒業研究テーマ
 ソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用した異文化交流 -日本と台湾の大学生の事例から-
 日本語と韓国語における不満表明の対照言語学的研究
 徳島県の高校生における言語生活の実態 -阿波方言・共通語・関西方言の使い分けを中心に-
もっと詳しい情報
http://pub2.db.tokushima‐u.ac.jp/ERD/person/60529/profile‐ja.htm