平成 25 年 9 月 12 日制定ＡＳＮＥＴ新車輸入取次コーナー利用規約本規約は、ＡＳＮＥＴにおける新車輸入取次コーナー（以下「本コーナー」という）の利用に関する事項について定める。第１条（定義）本規約において用いる用語の定義は、次の各号のとおりとする。 ①ＡＳＮＥＴ：株式会社オートサーバーが運営するインターネットを活用した自動車流通システム ②会員：ＡＳＮＥＴに加盟し、本コーナーにおいて車両を購入する会員 ③本部：株式会社オートサーバー ④ベンダー：本コーナーで車両を販売する事業者第２条（目的）本規約は、ＡＳＮＥＴにおける本コーナーでの円滑な取引実現を目的とし、会員、本部、ベンダーは、本コーナーの健全な運営のために、本規約を遵守しなければならない。第３条（営業日、営業時間）１．本コーナーの営業日及び営業時間は、次に掲げる日以外の午前９時より午後５時半までとする。 ①土曜日及び日曜日 ②国民の祝日に関する法律（昭和 23 年法律第 178 号）に規定する休日 ③本部が別に定める日２．本部は、必要に応じ、営業日又は営業時間を変更することができる。第４条（発注）１．ベンダーは販売する車両、本邦への輸送費及び輸入諸経費の目安の額を本部に提示し、本部はこれをＡＳＮＥＴに掲載する。２．会員は本部に対し本コーナーに掲載されている車両の見積もりを依頼することができる。３．本部は、会員から前項の依頼を受けたときは、速やかにベンダーに対して見積書の作成依頼を行う。４．ベンダーは、本部から前項の依頼を受けたときは、速やかに依頼時点の為替レートを用いて発注に必要な一時金（以下「手付金」という）の額を含む見積書を発行する。５．会員は、前項の見積書に基づき、本部に対して手付金を支払って車両の発注を行うことができる。第５条（個別契約）会員が前条に定める発注をし、本部がベンダーに代わってその発注を承認したとき、ベンダーと会員間において、発注した商品に関する売買契約（以下「個別契約」という）が成立する。平成 25 年 9 月 12 日制定第６条（決済と納入）１．ベンダーは、個別契約成立後、遅滞無く受注した車両を買い付け、本邦に輸入し、車両代金、輸送費及び輸入諸費用（以下、「車両代金等」という。）の実額を算出の上、本部を通じて会員に請求する。なお、第４条５項に基づき納付された手付金は、車両代金等の一部に充当することとする。２．前項の請求を受けた会員は、請求書受領後５営業日以内（受領日含む）に、本部の指定する銀行口座に支払う。その際の振込み手数料は会員が負担する。第７条（検収）１．ベンダーは、前条に定める支払いを受けた後に、会員に対し車両を納入する。２．車両の納入を受けた会員は、直ちに検収を行わなければならない。３．車両に関する瑕疵、欠陥、その他品質上の問題については、ベンダーは自らの責任において対応しなければならない。 ⒋．車両の所有権は、ベンダーが会員に車両と書類を引き渡し、会員がこれを受領したときに、ベンダーより会員に直接移転する第８条（個別契約の解除）１．会員は、自らの都合による個別契約の解除又は変更をすることはできない。ただし車両の検収前において手付金を放棄して解除する旨を文書にて、ベンダー宛に通知した場合はこの限りでない。２．ベンダーは、会員が第６条２項に定める決済期日までの支払いを怠ったときは、文書により本契約を即時解除して、手付金を没収することができる。第９条（遅延損害金）会員は、個別契約に基づく車両代金、輸送費及び輸入諸費用の支払いを怠ったときは、第６条２項に定める決済期日の翌日より支払い完了の日まで年１８．２５％の割合による遅延損害金をベンダーに支払う。第１０条（本部の責任について）本部は、販売車両の瑕疵、欠陥、その他品質上の問題については、一切責任を負わない。第１１条（保証期間、保証内容）車両の保証期間、保証内容、保証の範囲及びアフターメンテナンスは、車両毎にベンダーが定める。第１２条（システム停止時等の対応）１．本部は、ＡＳＮＥＴが停止した場合又は受注若しくは請求書交付手段に障害が発生した場合には、速やかに原因を調査し、その回復に努める。２．前項に定める対応を、本コーナーの運営に係る本部の唯一の責任とする。第１３条（契約解除及び利用停止）会員が下記の各号の一に該当する事由が生じたときは、残存債務全部の期限の利益を失い、即時にその全額を支払わなければならず、また、本部及びベンダーは、当該会員に対し、何らの通平成 25 年 9 月 12 日制定知催告を要せず、個別契約の解除とともに、若しくは解除することなく、被った損害の賠償を請求することができる。 ①売買代金の支払債務、その他一切の債務につき、支払義務を１回でも怠った場合 ②差押、仮差押、仮処分、租税滞納処分等を受け、又は破産、民事再生、会社更生、特別清算等の申立てをし、若しくは申立てを受けた場合 ③監督官庁より営業停止又は営業免許若しくは営業登録の取消処分を受けた場合 ④資本減少、営業廃止又は合併によらない解散の決議をした場合 ⑤支払停止、支払不能若しくは自ら振出し、又は引受けた手形、小切手につき不渡りが生じた場合 ⑥本規約の各条項の一に違反した場合 ⑦本部又はベンダーの信用を損なう言動をし、本部の指導にも拘らずその言動を繰り返した場合 ⑧他の会員の営業を妨害し、損害を与えた場合 ⑨その他財産状態が悪化し、又はその虞があると本部が認めた場合 ⑩会員又は会員の役職員が、暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、その他の反社会的勢力（以下「反社会的勢力」という）である場合、または、反社会的勢力であった場合 ⑪会員又は会員の役職員が刑法、古物営業法その他の法令に違反したことがある場合第１４条（改訂）１．本部は、必要に応じ、本規約を改訂することができる。２．本部は、改訂後の規約について、適切と判断する方法にて、ベンダー及び会員に通知する。第１５条（機密保持）会員、本部、ベンダーは、個別契約の履行から知り得た営業上及び技術上の秘密情報について、第三者に開示、漏洩してはならない。第１６条（権利義務の譲渡禁止）会員は、本規約及び個別契約に基づく権利及び義務を第三者に譲渡し、承継させ、又は担保に供してはならない。第１７条（裁定）本コーナーの利用に関し、本規約に定めの無い事項については、会員及びベンダーは本部の裁定に従わなければならない。第１８条（合意管轄）本規約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。附則（平成 25 年 9 月 12 日）本規約は平成 25 年 9 月 12 日より適用する。