科目コード/科目名 (Course Code / Course Title) ゼミナ-ル (単年度

科目コード/科目名
(Course Code / Course ゼミナ-ル (単年度)
Title)
テーマ/サブタイトル等
(Theme / Subtitle) 中東からみる世界経済と国際関係― 「テロ」 の背景を捉える―
担当者名
(Instructor)
学期
(Semester)
山中 達也(YAMANAKA TATSUYA)
単位
(Credit)
通年(Full year)
科目ナンバリング
(Course Number)
4単位(4 Credits)
言語
(Language)
備考
(Notes)
授業の目標(Course Objectives)
世界各地で多発する 「テロ」 や紛争。 その背景には何があるのか?グローバルな視点と同時に民衆の目線か
ら中東・イスラーム世界を捉え、 それらの問題の根源に迫ります。
授業の内容(Course Contents)
1948年のイスラエル建国以来、 中東では悲劇的な争いが激化し、 人的被害のみならず、 世界経済にも深刻な
影響を与えてきました。 さらに2011年に勃発した 「アラブの春」 以降、 各地で武装集団が勢力を拡大し、 治
安の悪化が顕著となっています。 本演習では、 同地域で多発するテロや紛争の背景にある 「貧困・格差の拡
大」 「汚職・腐敗の蔓延」 「宗教対立」 といった社会・経済の諸問題に焦点を当て、 さらに外国勢力との関
わり (国際関係) を歴史的に学んでいきます。 「アラブの春」 とはいったい何だったのか?またアラブの民
衆はどのような思いを抱いているのか? 「イスラーム過激派テロ」 「独裁政権」 「富裕な産油国」 といった
イメージで語られることの多い中東諸国の情勢を世界経済および民衆の目線から捉え直すことをこの演習の
目的とします。 授業では関連するドキュメンタリーや映画などの視覚教材も使用します。
授業計画(Course Schedule)
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春学期のガイダンス
文献輪読 (中東の歴史1)
文献輪読 (中東の歴史2)
文献輪読 (中東の歴史3)
文献輪読 (中東の歴史4)
文献輪読 (中東の歴史5)
対テロ戦争 (アフガニスタン)
対テロ戦争 (イラク)
世界金融危機と中東
「アラブの春」 (チュニジア、 エジプト)
「アラブの春」 (リビア、 シリア)
「イスラーム国」 の台頭
世界各地で多発する 「テロ」
春学期のまとめ
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秋学期のガイダンス
個人レポートのテーマ発表
アメリカと中東
日本と中東
EUと中東
レポート草稿報告・文献輪読1
レポート草稿報告・文献輪読2
レポート草稿報告・文献輪読3
レポート草稿報告・文献輪読4
レポート草稿報告・文献輪読5
レポート発表
レポート発表
レポート発表
秋学期のまとめ
授業時間外(予習・復習等)の学習(Study Required Outside of Class)
初回のガイダンスで具体的に指示します。
成績評価方法・基準(Evaluation)
最終レポート(Final Report)(30%)/プレゼンテーション(30%)/出席・ディスカッション(40%)
テキスト(Textbooks)
山口直彦 『アラブ経済史 1810~2009年』 (明石書店 2010年) エドワード・W・サイード 『オリエンタ
リズム 上・下』 (平凡社 1993年) 酒井啓子 『中東から世界が見える――イラク戦争から 「アラブの春」
へ』 (岩波ジュニア新書 2014年) 栗田禎子 『中東革命のゆくえ: 現代史のなかの中東・世界・日本』
(大月書店 2014年)
参考文献(Readings)
アルンダティ・ロイ 『帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ― 』 (岩波新書 2003年)
ッド・ハーヴェイ 『新自由主義―その歴史的展開と現在―』 (作品社 2007年)
その他(HP等)(Others(e.g.HP))
注意事項(Notice)
デヴィ