ぐーんと奄美ポータルネット販売取り組みに関するコンセプト（１）インターネット販売に係る現状と課題奄美群島においては、インターネット販売への取り組みはみられるものの、次のような課題がある参考：奄美群島内で、島や群島の特産品を取り扱うインターネット販売サイトは少なくとも３０程度は運営されている ①奄美群島の農林水産物の知名度不足への対応島外での奄美群島特産品の認知度は高くなく、販売以前に、特産品の認知度向上や奄美のイメージを発信していくことが必要な状況「奄美特産品」と検索してもらえるようなイメージの浸透が必要。検索エンジンでヒット率を高めていくためには、個々のサイト運営には限度がある。 ②小規模事業者にとっての機能性向上と負荷軽減小規模事業者が個人で常設の販売サイトを持つことは、商品ラインナップ確保やサイト運営負担の面から困難が伴う。（一方、通年で商品がラインナップされていないサイトは利用しにくく、消費者が離れてしまう。）小規模事業者が旬の時期や在庫処分など必要な時だけでも利用でき、サイト運営の負荷が小さい仕組み作りが必要（常設出店による価格競争の激化を防ぐ効果も持たせる必要がある） ③多品種少量の購買ニーズへの対応ネット販売の顧客は多品種少量を選択する傾向が強い。奄美群島ではネット販売における末端購入価格において、物流コストが占める割合が高い発送単位における物流コストの割合を削減するためには、多品種少量の注文を多く一括で受け、集出荷する体制の整備が必要ただし、島間で集出荷する体制を構築することは、物理的な制約から困難（一つでも商品が揃わないと発送できないというリスクを抱えることになる。）ぐーんと奄美ポータルネット販売機能構築に関するコンセプト（２）インターネット販売のコンセプト ①事業者・消費者参加型プラットフォームの構築 ①奄美群島の農林水産物の知名度不足への対応奄美群島の農林水産物の知名度を高めるため、販売機能だけでなく、特産品や事業者、生産地等のＰＲサイト等の情報発信機能のほか、消費者からのフィードバック機能を持たせ、マーケティングにも活動できる体制とする。そのためには、多数の事業者（出品者）と消費者が参加できるプラットフォームを構築する。 ②島単位サイトと群島ポータルサイトの構築 ②小規模事業者にとっての機能性向上と負荷軽減 ③多品種少量の購買ニーズへの対応小規模事業者でも参加しやすく、また、多品種少量の消費者購入ニーズにも対応したサイトとするため、多数の事業者参加が期待できる単位でサイトを構築する。（これにより、通年で商品ラインナップが豊富なサイトを維持・運営することができる。）その際、島間で一体のサイトを基本とすると、物流面での制約が発生することから、島を最小単位としたサイトを構築する。また、検索エンジンのヒット率を高めるため、群島でのポータルサイトを構築し、各島のサイトへ円滑に誘導できる二層式のサイト構造とする。 ③出品の柔軟性の高さと品質保証の両立小規模事業者が主品したい時期にしたい量で主品できるよう柔軟なサイト構造とする。一方、群島のポータル化は一つの不祥事が全体のイメージダウンにつながるため、一定の基準を満たせる事業者のみが主品できる体制とする。（明瞭な決済システム／表示等法規制への対応／品質管理／クレーム対応等）ぐーんと奄美ポータルネット販売機能構築に関するコンセプト（３）インターネット販売の実施体制消費者消費者個々の島に関心を持ち個別に検索消費者既存のサイトとリンク既存のＩＣサイト（事業者）既存のＩＣサイト（事業者）消費者消費者個々の島に関心を持ち個別に検索「奄美特産品」等で検索奄美群島の特産品（一覧）の紹介、生産者のＰＲなど奄美群島物産ポータルサイト（奄美群島観光物産協会運営）各島のサイトとリンク発注・コメントフィードバック機能発注・コメントフィードバック機能喜界島サイト奄美大島サイト徳之島サイト（出品プラットフォーム）（出品プラットフォーム）（出品プラットフォーム）事業者は出品のみに裁量と責任を負う。常時の出品は課されないＡ社 B農園 D農園 D会 E社Ｆ社沖永良部島（出品プラットフォーム） C農園 C社与論島サイト（出品プラットフォーム） A農園 B社役場・商工会等による管理・運営（既存のプラットフォームを活用した負担の削減） ※主品基準も一元的に管理 ■インターネット販売サイト構築のイメージぐーんと奄美ポータルサイトイメージ観光・特産品一元情報（新着情報含む）既存サイトDB移行・再整理or内容更新ぐーんと奄美 facebook フリーペーパー島コーディネーター特集 ECサイトリンク外部サイトのリンク黒糖焼酎特設ページページ作成機能を活用特設サイト旬なテーマで期間限定公開特産品販売機能あまみシマ博覧会特設ページ受注・決済機能（特産品販売・体験メニュー予約受付等）リンク集会社概要会社資料等