「keikai」トピックス ∼数字とアイデアで美容室の悩みを解決∼ keikai 株式会社 第一印象は顔で決まる 初対面の第一印象は、やはり「顔」 。1000 人中 656 人が回答。2 位話し方(145 人)、3 位服装(74 人)。 顔が圧倒的だが、その顔を印象づけるのはヘアスタイル。 春は新生活がスタートする季節です。新たに社会人としてデビューする方や、すでに社会人として働いてい ても、異動、転勤などで「春から新しい環境で新生活をスタート!」と心を新たにする方も多い時期です。 そんな新しい環境で初対面の人の心を掴むにはどうすれば良いでしょうか。 第一印象で少しでも好感を持ってもらいたいものです。 「どの様な顔が好印象ですか?」と質問したところ、1 位パッチリ大きな目(561 人)、2 位 ナチュラルメイ ク(357 人)、3 位 美肌(260 人)が上位として挙げられました。以下、4 位 小顔(112 人)、5 位 プルっとした 唇(85 人)、6 位 高い鼻(67 人)、7 位 その他(37 人)という結果になりました。 回答を見ると、 モチモチのつるすべ肌の人に憧れます。(20 代 女性) 濃すぎる化粧は印象が悪いので、肌が綺麗で薄めの化粧の人は良いイメージ。(20 代 男性) キメが細かく、透明感ある肌の人は印象が良いです。(40 代 女性) など、肌やメイクに対する様々な意見が挙がりました。 素肌を綺麗に、メイクはほどほどにすることで男女ともに好印象を持たれる可能性が高まることが分りまし た。第一印象を与えるチャンスは 1 度きりです。自信を持って新生活をスタートし、第一印象で好感を持 たれるように美容師がヘアスタイルの提案していくと良いかもしれませんね。 リピート率 お客様のリピートは、どんな業種でも長期的な成功には必要不可欠です。 美容室でリピート率を上げるためにはカウンセリングが大切であり、お客様と担当者が悩みや課題を共有す ることがリピート率につながると思います。 マーケティングでよく言われることですが、お客様は商品やサービスを買っているのではなく、自分の悩 みや問題を解決する方法を買っています。 つまり、新規で美容室にご来店してくださったお客様は、前の美容室で毛髪の悩みや新しい髪型の相談等を 解決できなかったとも言えます。必ずしもそうではないでしょうが、美容室側がそういう意識を持っていれ ばお客様のことをより深く理解しようとして結果的にお客様満足につながっていくのでしょう。 ヘアスタイル・ヘアケアの専門家として、お客様と一緒に解決方法を考えて提案してあげる。そのようなス タンスで一人一人のスタッフが取り組めば、リピート率は驚くくらいに向上していくのではないでしょう か? ブランディング ブランディングについて考えてみたいと思います。 ブランディングとは、わかりやすく言えば「お店作り」だと私は思います。広い視点では、「立地」、 「空間 演出」、 「接客」、 「教育」まで総合的に考えていくのでしょうが、とりあえず「効果的な PR・広告」に絞っ てみます。 広告といえば、某有名全国紙が頭に思い浮かびますが、効果としては一過性であり、長期的な効果は見込め ません。クーポン目当てにしているお客様も多いので、定着率は低いのではないでしょうか? ただ、広告を「新規の顧客獲得」だけと考えるのではなく、自分のお店が得意とするヘアスタイルをアピー ルしたり、サロンのイメージを高める場として戦略的に掲載していくことで徐々に指名が増えたり、良い口 コミが増えていって結果的にブランドイメージが確立していくと思います。 今美容室で気になるサービス NO.1 は、「ヘッドスパ」! 40 代女性の美意識や気になるサービスや価値を聞いてみました。 (※ビューティ総研より転載) Q1. ファッションや髪型は土台となる 本来の体型や肌質・髪質があってこそだ Q2. ご自身の中で「キレイになる余地」があるところは? Q3. あなたが美容院・ヘアサロンで気になっているけど、受けたことがないサービスはありますか? Q4. あなたがおすすめされたらやってみたいサービスは? (複数回答) 街を歩くとお洒落で若く綺麗な40代をたくさん見かけるようになった。彼女達をターゲットにした商品も 美容サービスも 沢山あふれている。一方、若いころに比べ加齢による悩みも尽きない。 「髪の毛のハリやコシがなくなった」、「まとまりずらい」、「ツヤが少し無くなってきた」 だからこその、気になる美容室・ヘアサロンサービスは、「1 位 ヘッドスパ(35.0%) 」 「2 位炭酸シャンプーやクレンジング(31.9%)」といずれも頭に関するケアサービスが上位を占める。 仕事も育児も美容も忙しい 40 代大人女性のキレイの鍵は「ヘッドスパ」にあることが判明した。 プロセス・イノベーション ∼出発は利用する立場からの不満∼ QB HOUSE 創業者の小西國義氏は、以前、高級理容室を利用した際、髪を切るだけで半日もかかることに 疑問を感じていた。理容室に本当に求められているのは髪を切ることだけ、シャンプーやマッサージ、顔剃 りなどのサービスは理容室でしなくてもよいと考えて現在のビジネスモデルを構築した。 ∼サービス業のプロセス改革の極意∼ 生産と消費が同時に発生するサービス業では、業務プロセスを工程ごとに分類して効率化していくことが難 しいといわれる中、極めて科学的にサービス工程を細分化し、それぞれの工程を最適に組み合わせることで 業務プロセスの効率化に成功している。 研究開発→調達→製造→出荷→販売→サービス、といった明確かつ大括りの製造業のバリューチェーンとは 異なり、サービス業では業務プロセスをサービス提供者の個々のアクション単位で見ていく必要がある。 製造業では、製造プロセスや販売をアウトソーシングするなど、バリューチェーンの各プロセス単位での効 率化が図られているが、サービス業では、個々のアクション単位での効率化を図る必要があるということを QB HOUSE の事例は示唆している。 QB HOUSE は、サービス業における業務プロセス改革の大きな成功例であると言える。無駄を排除するた めの提供プロセスの工程の細分化も含め、仕組みづくり、準備の段階での構想・事業設計がうかがえる。 今後は、「海外展開を進める日本のサービス業」の先駆けとして、グローバル展開にも期待したい。 (※日経ビジネスより転載)
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