INDEX 自己資本の充実の状況 自己資本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 自己資本調達手段・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117 自己資本充実度評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・117 信用リスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 信用リスク削減手法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 派生商品取引・長期決済期間取引・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 証券化エクスポージャー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 オペレーショナル・リスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 銀行勘定における出資、株式等エクスポージャー・ ・・・・・・・・・・・・・・・・128 銀行勘定における金利リスク・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 113 自己資本の充実の状況 自己資本 ■単体自己資本比率 (国内基準) (単位:百万円) 項 目 資本金 うち非累積的永久優先株 新株式申込証拠金 資本準備金 その他資本剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 基 本 的 項 目 93,487 その他有価証券の評価差損 (△) − 新株予約権 − 営業権相当額 (△) − のれん相当額 (△) − 企業結合により計上される無形固定資産相当額 (△) − 証券化取引により増加した自己資本に相当する額 (△) − 負債性資本調達手段等 計 (B) 控除項目 (C) 自己資本額 (A) + (B) - (C) = (D) 資産 (オン・バランス) 項目 リスク・アセット等 − 1,440,830 − 補完的項目不算入額 (△) 自 己 資 本 額 − − 一般貸倒引当金 目 4,296,285 自己株式申込証拠金 土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額 項 − 自己株式 (△) うちステップ・アップ金利等を上乗せする特約を付す等償還を行う蓋然性を有する株式等 除 − − 計 (A) 控 3,500,000 その他 社外流出予定額 (△) 補 完 的 項 目 平成24年度末 オフ・バランス取引等項目 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 9,143,628 − − 454 − − 454 − 9,144,082 10,212,098 436,338 3,197,587 計 (E) 13,846,024 単体自己資本比率 (D) / (E) 66.04% 単体Tier1比率 (A) / (E) 66.03% 注:1 「 銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」 (平成18年金融庁告示第19号。以下 「自己 資本比率告示」 という) に基づき算出したものであり、国内基準を採用した単体ベースの計数となっています。 2 当行は、 自己資本比率の算定に関し、 「自己資本比率の算定に関する合意された手続による調査業務を実施する場合の取扱い」 (日本公認会計士協会業種別委員会実務指針第30号) に基づ き、有限責任 あずさ監査法人による外部監査を受けています。なお、当該外部監査は財務諸表の会計監査の一部ではなく、 自己資本比率の算定に係る内部管理体制の一部について合意 された手続による調査業務を実施し、その結果を当行に報告するものです。外部監査人が自己資本比率そのものや自己資本比率の算定に係る内部統制について意見を表明するものでは ありません。 114 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 会社データ (単位:百万円、 %) 項 目 平成25年度末 経過措置による不算入額 コア資本に係る基礎項目 普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額 9,404,306 うち資本金及び資本剰余金の額 7,796,285 うち利益剰余金の額 1,702,007 うち自己株式の額 (△) − うち社外流出予定額 (△) 93,987 うち上記以外に該当するものの額 − 普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る新株予約権の額 − コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 336 336 うち適格引当金コア資本算入額 − 適格旧非累積的永久優先株の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の四十五パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − コア資本に係る基礎項目の額 財務データ うち一般貸倒引当金コア資本算入額 (イ) 9,404,643 コア資本に係る調整項目 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 − 37,795 − − うちのれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 − 37,795 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 − − 適格引当金不足額 − − 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 − − 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 − − 前払年金費用の額 − − 自己保有普通株式等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 − − 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 − − 少数出資金融機関等の対象普通株式等の額 − − 特定項目に係る十パーセント基準超過額 − − − − うちその他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額 − − うち繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 − − − − − − 特定項目に係る十五パーセント基準超過額 うちその他金融機関等の対象普通株式等に該当するものに関連するものの額 うちモーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 − − うち繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 − − コア資本に係る調整項目の額 (ロ) − (ハ) 9,404,643 開 示 項 目一覧 うちモーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 自 己 資 本の充 実の状 況 うちのれんに係るものの額 自己資本 自己資本の額( (イ) - (ロ) ) 115 (単位:百万円、 %) リスク・アセット等 信用リスク・アセットの額の合計額 13,482,628 うち経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 △ 618,934 うち無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを 除く。) 37,795 うち繰延税金資産 − うち前払年金費用 − うち他の金融機関等向けエクスポージャー △ 656,730 うち上記以外に該当するものの額 − マーケット・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 − オペレーショナル・リスク相当額の合計額を八パーセントで除して得た額 3,070,695 信用リスク・アセット調整額 − オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 − (ニ) 16,553,324 自己資本比率 自己資本比率( (ハ) / (ニ) ) 56.81% 注:1 自 己資本比率告示に基づき算出したものであり、国内基準を採用した単体ベースの計数となっています。 2 当行は、 自己資本比率の算定に関し、 「自己資本比率の算定に関する合意された手続による調査業務を実施する場合の取扱い」 (日本公認会計士協会業種別委員会実務指針第30号) に基づ き、有限責任 あずさ監査法人による外部監査を受けています。なお、当該外部監査は財務諸表の会計監査の一部ではなく、 自己資本比率の算定に係る内部管理体制の一部について合意 された手続による調査業務を実施し、その結果を当行に報告するものです。外部監査人が自己資本比率そのものや自己資本比率の算定に係る内部統制について意見を表明するものでは ありません。 116 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 自己資本調達手段 会社データ 【自己資本調達手段の概要】 当行は、普通株式により自己資本を調達しています。その概要については、以下のとおりです。 ■株式数 発行済株式の総数 普通株式 150,000千株 自己資本充実度評価 よびオペレーショナル・リスクを合算したリスク量とを対比す の取得リスク量とを対比することで資本の充足性を評価する ることによって評価し、 また、資本の質については、 リスク資本 とともに、資本構成に関して、自己資本に占める普通株式に における普通株式に係る株主資本の比率を確認することに 係る株主資本の比率など資本の質についての評価も実施し、 よって評価しています。 取得リスクに応じた財務基盤の確立を図っています。 これらの評価については、ALM委員会において月次でモ 具体的に、資本の充足性については、 自己資本にその他有 ニタリングを実施するとともに、四半期ごとにALM委員会、 価証券の評価損益の一部と期中の予想利益を加えたリスク 経営会議および取締役会などへ報告し、 自己資本の充実を図 資本と、モニタリング期間における市場リスク、信用リスクお る態勢となっています。 財務データ 当行においては、自己資本と市場リスクや信用リスクなど ■単体総所要自己資本額 (単位:百万円) 平成24年度末 標準的手法が適用されるポートフォリオ 539,305 423,357 533,127 2,579 3,040 証券化エクスポージャー CVAリスク相当額 3,137 中央清算機関関連エクスポージャー − マーケット・リスクに対する所要自己資本の額 (B) オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額 (C) 基礎的手法 単体総所要自己資本額 (A) + (B) + (C) 平成25年度末 425,937 自 己 資 本の充 実の状 況 信用リスクに対する所要自己資本の額 (A) − 127,903 122,827 127,903 122,827 553,840 662,132 注:1 信用リスクに対する所要自己資本の額は、信用リスク・アセットの額に4%を乗じた額です。 2 オペレーショナル・リスクに対する所要自己資本の額は、 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除した額に4%を乗じた額です。 3 単体総所要自己資本額は、 自己資本比率算出上の分母に4%を乗じた額です。 開 示 項 目一覧 117 ■信用リスクに対する所要自己資本の額 (オン・バランス項目の内訳) (単位:百万円) 項 目 平成24年度末 平成25年度末 1 現金 0 0 0 2 わが国の中央政府および中央銀行向け 0 0 0 3 外国の中央政府および中央銀行向け 14,340 12,790 4 国際決済銀行等向け 0 − - 5 わが国の地方公共団体向け 0 0 0 0〜100 5,988 5,082 7 5 6 外国の中央政府等以外の公共部門向け 7 国際開発銀行向け 0〜100 8 地方公共団体金融機構向け 10〜20 2,291 2,697 9 わが国の政府関係機関向け 10〜20 16,260 14,255 20〜100 10 地方三公社向け − 15 11 金融機関および第一種金融商品取引業者向け 20〜100 73,975 85,216 12 法人等向け 20〜100 221,012 292,864 13 中小企業等向けおよび個人向け 75 − - 14 抵当権付住宅ローン 35 − - 15 不動産取得等事業向け 16 三月以上延滞等 17 取立未済手形 18 信用保証協会等による保証付 19 株式会社地域経済活性化支援機構等による保証付 20 出資等 20 上記以外 21 22 23 100 4,026 7,830 50〜150 3,652 13,748 20 − - 0〜10 − - 10 − - 100〜1250 (うち出資等のエクスポージャー) (うち重要な出資のエクスポージャー) 54,961 100 42,221 42,221 1250 100〜250 - 9,387 61,870 (うち他の金融機関等の対象資本調達手段のうち対象普通 株式等に該当するもの以外のものに係るエクスポージャー) 250 43,782 (うち特定項目のうち調整項目に算入されない部分に 係るエクスポージャー) 250 11,049 (うち上記以外のエクスポージャー) 100 7,039 証券化(オリジネーターの場合) (うち再証券化) 証券化(オリジネーター以外の場合) (うち再証券化) 20〜1250 − 40〜1250 − - - 20〜1250 2,579 3,040 40〜1250 80 69 24 複数の資産を裏付とする資産 (いわゆるファンド) のうち、 個々の資産の把握が困難な資産 − − - 25 経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 − 1,511 26 他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係 る経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 − △ 26,269 合 計 注:1 所要自己資本の額は、信用リスク・アセットの額に4%を乗じた額です。 2 リスク・ウェイトは、 自己資本比率告示で定めるものです。 118 (参考) リスク・ウェイト (%) ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 − 408,483 516,882 ■信用リスクに対する所要自己資本の額 (オフ・バランス項目の内訳) (単位:百万円) 項 目 任意の時期に無条件で取消可能または自動的に取消可能 なコミットメント 0 平成24年度末 平成25年度末 − - 2 原契約期間が1年以下のコミットメント 20 8 - 3 短期の貿易関連偶発債務 20 − - 4 5 6 特定の取引に係る偶発債務 (うち経過措置を適用する元本補てん信託契約) NI FまたはRUF 原契約期間が1年超のコミットメント 7 − - 54 6,108 (うち借入金の保証) 100 3,660 2,729 (うち有価証券の保証) 100 − - (うち手形引受) 100 − - (うち経過措置を適用しない元本補てん信託契約) 100 − - (うちクレジット・デリバティブのプロテクション提供) 100 1,515 1,919 買戻条件付資産売却または求償権付資産売却等 (控除前) 50 - − - 100 − - − - 100 0 18 有価証券の貸付、現金もしくは有価証券による担保の提供 または有価証券の買戻条件付売却もしくは売戻条件付購入 100 8,616 11,010 - 2,537 2,091 - 2,537 2,091 - 2,537 2,091 外為関連取引 - 2,002 2,545 金利関連取引 - 487 577 金関連取引 - − - カレント・エクスポージャー方式 派生商品取引 株式関連取引 - − 0 貴金属 (金を除く)関連取引 - − - その他のコモディティ関連取引 - − - クレジット・デリバティブ取引(カウンターパーティー・リスク) - 48 43 一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果(△) - − 1,075 - 0 - - 1 1 0~100 − - 長期決済期間取引 12 未決済取引 13 証券化エクスポージャーに係る適格流動性補完および 適格なサービサー・キャッシュ・アドバンス 14 上記以外のオフ・バランスの証券化エクスポージャー 合 計 100 - − - 17,453 19,285 自 己 資 本の充 実の状 況 - 先物購入、先渡預金、部分払込株式または部分払込債券 派生商品取引および長期決済期間取引 11 50 財務データ 10 - - 54 控除額 (△) 9 − − 6,235 買戻条件付資産売却または求償権付資産売却等 (控除後) 8 50 50 100 信用供与に直接的に代替する偶発債務 会社データ 1 (参考) 掛 目 (%) 開 示 項 目一覧 注:1 所要自己資本の額は、信用リスク・アセットの額に4%を乗じた額です。 2 掛目は、 自己資本比率告示で定めるものです。 3 平成25年度末から一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果を勘案しています。 119 信用リスク 【信用リスク管理の方針および手続の概要】 P53〜55 (信用リスク管理) に記載しています。 【使用する適格格付機関等】 ■リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等 当行では、 リスク・ウェイトの判定にあたり、株式会社格付投資情報センター (R&I) 、株式会社日本格付研究所 (JCR) 、 ムーディー ズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) 、 スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) の4社および 経済協力開発機構 (OECD) を使用しています。 ■エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等 当行では、下記のエクスポージャーごとに使用する適格格付機関等を次のとおり定めています。 なお、複数の適格格付機関等から格付などが付与されている場合、 リスク・ウェイトの判定にあたっては、 自己資本比率告示の規 定に則り、付与された格付などのうち二番目に小さいリスク・ウェイトに対応する格付などを用いることとしています。 エクスポージャー 中央政府および中央銀行向け R&I、JCR、Moody’ s、S&P 非居住者 Moody’ s、S&P、OECD わが国の地方公共団体向け R&I、JCR、Moody’ s、S&P 外国の中央政府等以外の公共部門向け Moody’ s、S&P、OECD 国際開発銀行向け Moody’ s、S&P 地方公共団体金融機構向け R&I、JCR、Moody’ s、S&P わが国の政府関係機関向け R&I、JCR、Moody’ s、S&P 地方三公社向け R&I、JCR、Moody’ s、S&P 金融機関向け 第一種金融商品取引業者向け 法人等向け 証券化 120 使用範囲 居住者 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 居住者 R&I、JCR、Moody’ s、S&P 非居住者 Moody’ s、S&P、OECD 居住者 R&I、JCR、Moody’ s、S&P 非居住者 Moody’ s、S&P R&I、JCR、Moody’ s、S&P 【地域別および業種別、残存期間別エクスポージャー残高等】 ■地域別および業種別、三月以上延滞エクスポージャー額 (単位:百万円) 地域 業 種 貸出金・預け金等 農業、林業、漁業、鉱業 合 計 その他 三月以上延滞 − − − − − − 219,395 853,122 − 2 1,072,519 − 電気・ガス等、情報通信業、運輸業 184,141 4,670,648 − 8,126 4,862,915 − 108,639 34,872,348 (29,043,516) 金融・保険業 建設業、不動産業 22,257 161,956 − − 5,746,656 125,833 39,624 133,451 − 0 270,596 40,784,462 (29,043,516) 155,709 − − − 各種サービス業、物品賃貸業 1,148,632 344,079 − 2,005 1,494,717 − 国、地方公共団体 2,783,565 142,852,606 − 6,354 145,642,526 − その他 3,420,249 − − 278,165 3,698,414 − 42,759,229 154,762,521 (29,043,516) 125,833 334,277 外国政府・地方公共団体 外国銀行 その他 計 合 計 197,981,861 (29,043,516) − 54 4,083,757 − 498 4,084,311 − 769,019 3,792,007 90,065 2,782 4,653,875 − 456,430 6,641,962 47 24 7,098,464 − 1,225,504 14,517,727 90,112 3,306 15,836,651 − 43,984,733 169,280,249 (29,043,516) 215,946 337,583 213,818,513 (29,043,516) − 財務データ 計 国外 デリバティブ 製造業 卸売業、小売業 国内 有価証券 会社データ 平成24年度末 (単位:百万円) 平成25年度末 業 種 貸出金・預け金等 農業、林業、漁業、鉱業 - - 合 計 その他 - 三月以上延滞 - - 140,011 759,535 - 0 899,548 - 電気・ガス等、情報通信業、運輸業 118,160 4,764,875 - 7,840 4,890,876 - 105,930 45,697,032 (25,117,339) 金融・保険業 建設業、不動産業 164,175 - 2 5,293,034 44,692 52,881 270,107 51,087,641 (25,117,339) - - 11,501 124,223 - 0 135,724 - 1,037,178 396,561 - 51,240 1,484,980 - 国、地方公共団体 2,342,276 130,936,501 - 9,079 133,287,857 - その他 4,576,316 - - 261,373 4,837,690 0 54,028,408 142,438,906 (25,117,339) 44,692 382,419 各種サービス業、物品賃貸業 計 外国政府・地方公共団体 外国銀行 その他 計 合 計 196,894,427 (25,117,339) 0 112 4,969,381 - 570 4,970,063 - 1,088,927 4,272,918 43,797 1,555 5,407,198 - 274,934 10,748,534 41 124 11,023,634 - 1,363,974 19,990,834 43,838 2,249 21,400,897 - 55,392,383 162,429,740 (25,117,339) 88,531 384,669 218,295,324 (25,117,339) 0 開 示 項 目一覧 国外 デリバティブ 製造業 卸売業、小売業 国内 - 有価証券 自 己 資 本の充 実の状 況 地域 注:1「貸出金・預け金等」 は、貸出金、預け金、 コールローンおよびデリバティブ以外のオフ・バランス資産などにより構成されています。 ( ) 内は、 (独) 郵便貯金・簡易生命保険管理機構への担保の提供 (オフ・バランス資産) の別掲です。 2「有価証券」 は、国債、地方債および社債などにより構成されています。 3「デリバティブ」 は、通貨スワップおよび金利スワップなどにより構成されています。 4「三月以上延滞」 は、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーの再掲です。 5 エクスポージャー額は、個別貸倒引当金控除前かつ信用リスク削減手法適用後の残高を記載しています。 6 経過措置により信用リスク・アセットの算出対象となった無形固定資産は含まれておりません。 121 ■残存期間別エクスポージャー額 (単位:百万円) 残存期間 平成24年度末 貸出金・預け金等 25,386,414 (29,043,516) 1年以下 1年超3年以下 635,720 有価証券 デリバティブ その他 合 計 35,160,610 17,956 44,550 60,609,531 (29,043,516) 48,946,748 83,599 4,505 49,670,573 3年超5年以下 1,251,031 28,898,902 44,858 1,014 30,195,807 5年超7年以下 980,373 19,490,502 45,434 36 20,516,347 7年超10年以下 550,966 28,915,600 23,975 − 29,490,542 2,154,438 3,482,342 121 − 5,636,902 13,025,789 4,385,542 − 287,476 17,698,808 169,280,249 215,946 337,583 213,818,513 (29,043,516) 10年超 期間の定めのないもの 合 計 43,984,733 (29,043,516) (単位:百万円) 残存期間 平成25年度末 貸出金・預け金等 26,405,631 (25,117,339) 1年以下 有価証券 34,235,698 デリバティブ その他 62,188 60,706,374 (25,117,339) 1年超3年以下 714,812 42,386,041 41,983 2,733 43,145,571 3年超5年以下 1,086,922 24,738,189 32,084 146 25,857,343 5年超7年以下 480,288 19,516,950 9,940 2 20,007,181 7年超10年以下 873,168 30,842,861 1,666 - 31,717,696 1,439,183 2,905,918 - - 4,345,101 24,392,375 7,804,080 - 319,598 32,516,054 162,429,740 88,531 384,669 218,295,324 (25,117,339) 10年超 期間の定めのないもの 合 計 55,392,383 (25,117,339) 注:1「貸出金・預け金等」 は、貸出金、預け金、 コールローンおよびデリバティブ以外のオフ・バランス資産などにより構成されています。 ( ) 内は、 (独) 郵便貯金・簡易生命保険管理機構への担保の提供 (オフ・バランス資産) の別掲です。 2「有価証券」 は、国債、地方債および社債などにより構成されています。 3「デリバティブ」 は、通貨スワップおよび金利スワップなどにより構成されています。 4 エクスポージャー額は、個別貸倒引当金控除前かつ信用リスク削減手法適用後の残高を記載しています。 5 経過措置により信用リスク・アセットの算出対象となった無形固定資産は含まれておりません。 【業種別または取引相手の別の貸出金償却の額】 貸出金償却はありません。 122 合 計 2,856 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 【一般貸倒引当金、個別貸倒引当金および特定海外債権引当勘定の期末残高および期中の増減額】 ■地域別 期末残高 (単位:百万円) 平成25年度末 一般貸倒引当金 208 141 個別貸倒引当金 - - 特定海外債権引当勘定 - - 期中増減 会社データ 平成24年度末 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 一般貸倒引当金 △6 △ 66 個別貸倒引当金 − − 特定海外債権引当勘定 − − 注:1 一般貸倒引当金については、国内・海外の区分を行っていません。なお、一般貸倒引当金のみ計上しているので、国内・海外区分の開示を行いません。 2 金融再生法開示債権である貸出金等に係る貸倒引当金について記載していることから、P92 「貸倒引当金の期末残高および期中増減額」 の金額とは 一致しません。 財務データ ■業種別 期末残高 (単位:百万円) 平成24年度末 平成25年度末 一般貸倒引当金 208 141 個別貸倒引当金 - − 特定海外債権引当勘定 - − 期中増減 (単位:百万円) 平成24年度 平成25年度 △6 △ 66 個別貸倒引当金 - − 特定海外債権引当勘定 - − 自 己 資 本の充 実の状 況 一般貸倒引当金 注:1 一般貸倒引当金については、業種別の区分を行っていません。なお、一般貸倒引当金のみ計上しているので、業種別の開示を行いません。 2 金融再生法開示債権である貸出金等に係る貸倒引当金について記載していることから、P92 「貸倒引当金の期末残高および期中増減額」 の金額とは 一致しません。 【リスク・ウェイト区分ごとのエクスポージャー額】 (単位:百万円) リスク・ウェイト 0% 平成24年度末 格付あり 平成25年度末 格付なし 168,333,759 格付あり 47,770,475 格付なし 167,668,045 45,073,172 2% - - 4% - - − 4,887,048 941 4,464,314 20% 12,135,307 − 13,728,579 1,999 35% − − - - 50% 4,201,053 − 5,314,832 - 75% − − - - 100% 2,740,029 2,726,416 3,833,312 2,550,009 150% 67,936 − 229,138 - 332,704 215,609 - - 250% 1250% その他 合 計 注:1 2 3 4 3 − 4 - 187,478,089 55,383,940 191,107,557 52,305,105 開 示 項 目一覧 10% 格付は適格格付機関等が付与しているものに限っています。 エクスポージャー額は、個別貸倒引当金控除前かつ信用リスク削減手法適用後の残高を記載しています。 エクスポージャーの一部に信用リスク削減手法を適用した資産については、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイト区分に計上しています。 経過措置を適用した資産については、経過措置を適用しない場合のリスク・ウェイト区分に計上しています。 123 信用リスク削減手法 【リスク管理の方針および手続の概要】 当行では、 自己資本比率の算出上、 自己資本比率告示に定 本比率算出上勘案するための手法であり、適格金融資産担 める 「信用リスク削減手法」 を適用しています。信用リスク削 保、貸出金と自行預金の相殺、保証ならびにクレジット・デリバ 減手法とは、担保や保証などの信用リスク削減効果を自己資 ティブが該当します。 ■適格金融資産担保の種類 当行が適格金融資産担保として利用している担保の種類は、現金、 自行預金および有価証券です。 ■担保に関する評価、管理の方針および手続の概要 適格金融資産担保の適用に際しては、 自己資本比率告示に定める 「簡便手法」 を適用しています。 約款などにより担保に関する契約を締結のうえ、適格金融資産担保の適時の処分または取得が可能となるよう、行内手続を整 備しています。 ■貸出金と自行預金の相殺を用いるにあたっての方針および手続の概要ならびにこれを用いている取引の種類、範囲等 貸出金と自行預金の相殺を用いるにあたっては、銀行取引約定書などの相殺適状の特約条項に基づき、貸出金と自行預金の相 殺後の額を、 自己資本比率に用いるエクスポージャー額とすることとしています。 なお、現在、貸出金と自行預金の相殺を用いる取り扱いはありません。 ■保証人およびクレジット・デリバティブの主要な取引相手の種類およびその信用度の説明 主要な保証人は、被保証債権よりも低いリスク・ウェイトが適用される中央政府などです。 なお、信用リスク削減手法を用いるクレジット・デリバティブの取り扱いはありません。 ■派生商品取引およびレポ形式の取引について法的に有効な相対ネッティング契約を用いるにあたっての方針および手続の概 要ならびにこれを用いている取引の種類、範囲等 当行では、取引国毎の法制度等に照らし、有効なネッティング契約を締結している金利スワップや通貨スワップなどの派生商品 取引については、その効果を勘案しています。 ■信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクおよびマーケット・リスクの集中に関する情報 主要な信用リスク削減手法は、現金および自行預金を担保とした適格金融資産担保であることから、信用リスクおよびマー ケット・リスクの集中はありません。 ■信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー額 (単位:百万円、 %) 項 目 平成24年度末 エクスポージャー額 適格金融資産担保 保 証 合 計 47,346,924 平成25年度末 構成比 エクスポージャー額 87.59 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 構成比 88.53 6,703,773 12.40 5,841,094 11.46 54,050,698 100.00 50,937,299 100.00 注:1 当行が適格金融資産担保として利用している担保の種類は、現金、 自行預金および有価証券です。 2 主要な保証人は、被保証債権よりも低いリスク・ウェイトが適用される中央政府などです。 3 投資信託等のファンドに含まれるエクスポージャーは含みません。 124 45,096,205 派生商品取引・長期決済期間取引 会社データ 【リスク管理の方針および手続の概要】 ■担保による保全および引当金の算定に関する方針、当行の信用力の悪化により担保を追加的に提供することが必要となる 場合の影響度 当行では、必要に応じて、派生商品取引の取引相手との間 ありますが、その影響は軽微であると考えています。 において、発生している再構築コストなどに応じた担保の受 なお、平成25年度末現在、派生商品取引に係る担保提供 渡を定期的に行い、信用リスクを削減する契約を締結してい は1,054,561百万円です。 ます。このような契約下においては、当行の信用力が悪化し 引当金の算定に関する方針は、通常のオン・バランス資産 た場合、取引相手に追加的な担保提供が必要となる場合が と同様です。 ■与信限度枠およびリスク資本の割当方法に関する方針 派生商品取引についてはすべての取引相手に対し債務者 格付を付与したうえ、当該債務者格付に応じた与信限度枠を 財務データ の価値変動リスクを考慮した、 カレント・エクスポージャー方 式により算出しています。 設定し、 日次でのモニタリングを実施しています。また信用リ 派生商品取引に係るリスク資本の割当は、他の取引と同様 スク管理上の与信残高は、派生商品取引の時価および将来 です。 ■派生商品取引・長期決済期間取引の実績 (単位:百万円) 項 目 平成24年度末 平成25年度末 7,713 5,407 グロスのアドオンの額 208,232 217,524 グロスの与信相当額 215,946 222,931 172,377 182,050 43,568 40,880 0 − 外国為替関連取引 金利関連取引 長期決済期間取引 ネッティングによる与信相当額削減額 (△) ネットの与信相当額 担保の額 有価証券 ネットの与信相当額 (担保による信用リスク削減効果勘案後) 自 己 資 本の充 実の状 況 グロスの再構築コストの額 134,399 88,531 1,312 1,312 88,531 与信相当額は、 「カレント・エクスポージャー方式」 により算出しています。 派生商品取引および長期決済期間取引について、与信相当額の算出を要する取引に限って計上しています。 投資信託等のファンドに含まれる派生商品取引・長期決済期間取引は含みません。 グロスの再構築コストの額は、0を下回らないものに限っています。 平成25年度末から一括清算ネッティング契約による与信相当額削減効果を勘案しています。 担保による信用リスク削減効果はリスク・ウェイトで勘案しており、与信相当額には勘案しておりません。 与信相当額算出の対象となるクレジット・デリバティブ、信用リスク削減手法の効果を勘案するために用いているクレジット・デリバティブともに取り扱 いがありません。 8 ネッティングによる与信相当額削減額は、 グロス再構築コストの合計額とグロスのアドオンの合計額から担保による信用リスク削減手法の効果を勘案 する前の与信相当額を差し引いた額と同じものです。 開 示 項 目一覧 注:1 2 3 4 5 6 7 125 証券化エクスポージャー 【リスク管理の方針およびリスク特性の概要】 当行は、投資家として証券化エクスポージャーを保有しており、 「外部格付」 の参照のみならず、 「裏付資産」 「 、優先劣後構造」 「 、ス キームの内容」 などを十分に検討したうえで、その他の有価証券投資と同様、債務者格付を付与し、与信限度内で購入しています。 購入後は、 「外部格付」 「 、裏付資産の回収状況」 などのモニタリングを行っています。また、証券化エクスポージャーの有する信用リ スクについては信用リスク量の算出対象としており、金利リスクについては市場リスク量の算出対象としています。このほか、市場 流動性リスクについても認識しており、 これらのリスクの状況については、経営会議などへ報告しています。 なお、再証券化エクスポージャーについても、証券化エクスポージャーと同様です。 【自己資本比率告示第249条第4項第3号から第6号までに規定する体制の整備および運用状況の概要】 当行は、保有する証券化エクスポージャーについて、包括的なリスク特性やパフォーマンスに係る情報を適時に把握する体制と なっています。具体的には、定期的に債務者格付の見直しを行っているほか、証券化エクスポージャーの裏付資産の質の低下や構 成の変化などが債務者格付に影響を及ぼす場合には、臨時に債務者格付の見直しを行うこととしています。 なお、再証券化エクスポージャーについても、証券化エクスポージャーと同様です。 【信用リスク削減手法として証券化取引を用いる場合の方針】 当行では、信用リスク削減手法として証券化取引を用いていません。 【証券化エクスポージャーについて、信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式】 当行では、証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出にあたり、 自己資本比率告示に定める 「標準的手法」 を用い ています。 【証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係る証券化取引を行った場合の当該証券化目的導管体の 種類および当該証券化取引に係る証券化エクスポージャーを保有しているかどうかの別】 当行では、証券化目的導管体を用いて第三者の資産に係る証券化取引を行っていません。 【当行が行った証券化取引に係る証券化エクスポージャーを保有する子法人等および関連法人等】 当行が行った証券化取引に係る証券化エクスポージャーを保有している子法人等および関連法人等はありません。 【証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関】 当行では、証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の算出において、次の適格格付機関を使用しています。 ◦株式会社格付投資情報センター (R&I) ◦株式会社日本格付研究所 (JCR) ◦ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) ◦スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) 126 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 【当行が投資家である証券化エクスポージャー】 ■証 券化エクスポージャーの額および主な原資産の種類 別の内訳(再証券化エクスポージャーの額を除く) ■再 証券化エクスポージャーの額および主な原資産の種 類別の内訳 原資産の種類 住宅ローン債権 オートローン債権 リース料債権 売掛債権 法人向けローン債権 その他 合 計 平成24年度末 (単位:百万円) 平成25年度末 258,922 311,121 2,645 11,803 771 63 1,080 137 94,889 94,783 2,944 1,692 361,254 419,601 注:1 オフ・バランス取引はありません。 2 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットはありま せん。 原資産の種類 平成24年度末 住宅ローン債権 平成25年度末 5,059 4,346 オートローン債権 − - リース料債権 − - 売掛債権 − - 法人向けローン債権 − - その他 − - 5,059 4,346 合 計 会社データ (単位:百万円) 注:1 オフ・バランス取引はありません。 2 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットはありま せん。 ■証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト別の残高および所要自己資本の額(再証券化エクスポージャーの額を除く) 財務データ (単位:百万円) リスク・ウェイト 平成24年度末 残 高 20%未満 平成25年度末 所要自己資本の額 残 高 所要自己資本の額 97,834 391 96,476 385 20% 263,419 2,107 323,124 2,584 50% − − - - 100% − − - - 350% − − - - - - 361,254 2,498 419,601 2,970 1250% 合 計 自 己 資 本の充 実の状 況 注:1 オフ・バランス取引はありません。 2 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットはありません。 3 所要自己資本の額は、信用リスク・アセットの額に4%を乗じた額です。 ■再証券化エクスポージャーのリスク・ウェイト別の残高および所要自己資本の額 (単位:百万円) リスク・ウェイト 平成24年度末 残 高 40%未満 平成25年度末 所要自己資本の額 残 高 所要自己資本の額 − − - - 5,059 80 4,346 69 100% − − - - 225% − − - - 650% − − - - - - 4,346 69 40% 1250% 合 計 5,059 80 オフ・バランス取引はありません。 保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用はありません。 自己資本比率告示附則第15条の適用により算出される信用リスク・アセットはありません。 所要自己資本の額は、信用リスク・アセットの額に4%を乗じた額です。 開 示 項 目一覧 注:1 2 3 4 【証券化取引に関する会計方針】 証券化取引に関する金融資産および金融負債の発生および消滅の認識、その評価および会計処理については、企業会計基準 第10号 「金融商品に関する会計基準」 (平成11年1月22日 企業会計審議会) 等に準拠しています。 127 オペレーショナル・リスク 【リスク管理の方針および手続の概要】 P56 (オペレーショナル・リスク管理) に記載しています。 【オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法】 当行では、 自己資本比率規制上のオペレーショナル・リスク相当額の算出にあたり、 自己資本比率告示に定める 「基礎的手法」 を 用いています。 銀行勘定における出資、株式等エクスポージャー 【リスク管理の方針および手続の概要】 銀行勘定で保有する出資又は株式等エクスポージャーのうち、 「その他有価証券」 は市場リスク管理/市場流動性リスク管理 (P51〜52) および信用リスク管理 (P53〜55) により管理する態勢としています。 「子会社株式」 については保有がありません。また、 「関連会社株式」 については個別に管理を行っています。 ■ 貸借対照表計上額および時価 (単位:百万円) 平成24年度末 貸借対照表計上額 上場株式等エクスポージャー 平成25年度末 時 価 − 貸借対照表計上額 − 時 価 − 上場株式等エクスポージャーに該当しない 出資等または株式等エクスポージャー 231,551 935 合 計 231,551 935 注:1 市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難なエクスポージャーを含んでいるため、金融商品の時価の算定方法と同様に時価開示の対象外として記載しています。 2 投資信託等に含まれるエクスポージャーは含みません。以下、同じです。 3 平成25年度末より、 バーゼルⅢを踏まえた国内基準に従い出資等または株式等エクスポージャーの集計対象を一部変更しています。 ■ 出資等または株式等エクスポージャーの売却および償却に伴う損益の額 平成24年度 損益 (単位:百万円) 平成25年度 - - 売却益 - - 売却損 - - 償却 - - 注:損益計算書における株式等損益について記載しています。 ■ 貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 平成24年度末 貸借対照表で認識され、 かつ、損益計算書で 認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 平成25年度末 928 - 注:1 時価のある株式等について記載しています。 2 平成25年度末より、 バーゼルⅢを踏まえた国内基準に従い出資等または株式等エクスポージャーの集計対象を一部変更しています。 ■ 貸借対照表および損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 平成24年度末 貸借対照表および損益計算書で認識されない 評価損益の額 注:時価のある関連会社の株式について記載しています。 128 ゆうちょ銀行 ディスクロージャー誌 2014 平成25年度末 - - − 銀行勘定における金利リスク 会社データ 【リスク管理の方針および手続の概要】 P51〜52 (市場リスク管理/市場流動性リスク管理) に記載しています。 【内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要】 P51〜52 (市場リスク管理/市場流動性リスク管理) に記載しています。 【アウトライヤー比率の状況】 銀行勘定の金利リスクにおけるアウトライヤー比率について、当行においてはバンキング勘定の金利リスク状況のモニタリング の一環として計測しており、平成25年度末の値は下表のとおりです。 (単位:億円、 %) 経済価値低下額 自己資本の額 アウトライヤー比率 平成25年度末 7,932 10,691 91,440 94,046 8.67 11.36 財務データ 平成24年度末 注:1 金利ショック幅は、保有期間1年、5年の観測期間で計測される金利変動の1%タイル値と99%タイル値によります。 2 平成25年度より、流動性預金のうち、引き出されることなく長期間銀行に滞留する預金(いわゆるコア預金)については、内部モデルにより残高の推 計と期日への振分けを行い、金利リスク量を算出しています。 3 平成24年度末の自己資本の額は、Tier1+Tier2 を使用しています。 4 アウトライヤー基準の適用については、当局が定めた 「主要行等向けの総合的な監督指針」 において、 「ゆうちょ銀行は、法令上、一部の資産について 国債等の安全資産の保有が義務付けられているため、 (アウトライヤー基準に該当する場合の) 監督上の対応をするに当たっては、当該特殊事情を 適切に勘案することとする。」 とされています。 自 己 資 本の充 実の状 況 開 示 項 目一覧 129
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