ぶりき・ ティンフリースチール もくじ はじめに 1 ぶりき・TFS商品一覧 2 特 長 3 皮膜構造 7 用途例 8 製造工程 10 仕様および製造寸法範囲 12 梱包と表示 15 ご使用上の注意点 16 ご注文・ご照会について 17 はじめに は じ め に ぶりきは、薄い冷延鋼板にすずをめっきしたもので、非常に美 しい金属光沢を有するとともに、耐食性、半田性、溶接性等に おいて、優れた特性を持つ素材です。 その用途は食缶・飲料缶・18リットル缶・美術缶等、容器分野 全域にわたっており、最近では、容器分野だけでなく、電機部品 等幅広い分野で使用されています。 また、経済的要請から生まれた電解クロム酸処理鋼板である ティンフリースチール(TFS)は、ぶりきよりも優れた塗装性、塗 料密着性とその経済性から、飲料缶・18リットル缶のみならず、 近年印刷基板・光ケーブル用保護材料等にも、使用されており ます。 さらに、金属容器における溶接缶の急速な伸びに対応し、経済 的でかつ高速溶接性と塗装後耐食性の優れた極薄ニッケル錫 めっき鋼板「JFEウェルト」を、また溶接前にめっき皮膜を研磨 除去する必要があるTFSの無研磨溶接を可能にした「JFE ブライト」をラインアップしております。 近年、地球環境保全への取り組みが全世界的にクローズアップ されてきています。当社では、 TFSをご使用になる際の塗装 工程や洗浄工程を省略し、排出ガスや水の使用を抑えられる よう、 TFSの上にPETやポリプロピレンフィルム等をラミネー トした鋼板「ユニバーサルブライト(UBT)」も提供しています。 当社では、このぶりき・TFS系商品を原料から最終製造工程ま で、 ISO9001に基づいた一貫した品質管理体制のもとで製 造し、品質面で高い評価をいただいております。 今後も引き続き皆様のご要望にお応えできるよう、品質向上・ 新商品開発に向け努力を続けてまいりますので、ご愛顧いただ きますようお願い申し上げます。 1 ぶりき・TFS商品一覧 以下の商品をご提供しております J F E 対 比 表 商品名・規格名一覧表 ぶりき (SPTE, JFEET) ぶりき系 JFEウェルト (Ni−Sn) ティンフリースチール (TFS) TFS系 2 (JFEWL) (SPTFS, JFEEC) JFEブライト (無研磨溶接用TFS) (JFEBT) ユニバーサルブライト (ラミネート鋼板) (UBT) 特 長 1 ぶりき系商品の特長 特 長 ぶりきの特長 美しい金属光沢があり、原板の表面仕上の選択により各種 1.美しい外観 の表面粗度の製品ができます。 2.良好な塗装性・印刷性 各種のラッカー塗装・インク印刷が美麗に仕上がります。 テンパー度の選択により各種の用途に加工でき、かつ、加 3.優れた加工性と強度 工後の必要強度が得られます。 4.優れた耐食性 めっき量の選択により、各種内容物に耐食性を有します。 5.優れた溶接性・半田性 溶接缶と半田缶に多く使用されています。 JFE ウェルトの特長 1.ぶりきより優れている特長 ●溶接性 島状すずの形成により、少ないすずめっき量で優れた溶 接性を有しますので、経済性に優れた溶接用素材です。 ●塗料密着性 特殊電解クロメート処理皮膜により、ぶりきより密着性が 格段に優れています。 2.ぶりきと異なる特長 ●外 観 ぶりきと同一の原板表面仕上げができますが、皮膜構造 特有の銀白色の光沢があります。 ●耐食性 JFEウェルトは塗装後の耐食性が優れているので、通常両 面塗装して使用しますが、内容物によっては内面無塗装で 使用できる場合があります。 ●半田性 半田適性はありません。 3 特 特 長 2 TFS系商品の特長 長 TFSの特長 1.ぶりきより優れている特長 ●塗料密着性 ぶりきより密着性が格段に優れているのでTFSはDRD缶、 および接着缶に使用されています。 ●耐熱性 加熱による変色・変質はありません。 ●耐硫化黒変性 耐硫化黒変性に優れていますので、内面塗装すれば魚肉 缶用素材として最適です。 2.ぶりきと異なる特長 ●外 観 ぶりきと同一の原板表面仕上げができますが、金属クロム 特有の表面光沢があります。 ●耐食性 TFSは塗装後の耐食性が優れているので、通常両面塗装 して使用しますが、内容物によっては内面無塗装で使用で きる場合があります。 ●半田性 半田適性はありません。 ●溶接性 TFSのめっき層を除去すれば、溶接できますが、ぶりきに 比べると溶接性は劣ります。 JFEブライトの特長 1.TFSより優れている特長 ●溶接性 薄酸化クロム皮膜により、溶接前にめっき皮膜を研磨除去 することなく溶接ができますので、研磨工程が省略できク リーン缶の製造が可能です。 2.TFSと異なる特長 ●耐プレス疵付性 TFSと同様通常両面塗装して使用しますが、内面無塗装 でご使用の場合には、ワックス等のプレス潤滑剤のご使用 をお勧めします。 4 特 長 ユニバーサルブライト(UBT)の特長 1.TFSより優れている特長 ●環境保全性 塗装工程が省略できます。 ●バリアー性 裸耐食性、耐硫化黒変性に優れます。 (両面ラミネートの場合) ●加工性 塗装鋼板同等以上の優れた加工性を有しますので、プレ ス潤滑剤なしで深絞りが可能です。 (両面ラミネート + WAX塗布の場合) 2.TFSと異なる特長 ●耐熱性 塗装、印刷工程後の加熱工程を経ると特性が劣化する場 合があります。 5 特 長 特 長 機能の比較表 ぶりき(g/m2) 2.8 耐 錆 JFE ウェル ト 5.6以上 TFS ユニバーサルブライト JFE ブライト PET PP 注)8 性 酸 性 裸使用 耐 耐食性 耐 ア ル カリ性 (密閉) 注)1 耐硫化黒変性 耐応力割れ性 塗 装 注)5 注)5 注)5 注)5 注)5 注)5 注)5 注)5 注)6 注)6 性 塗 装 後 耐 食 性 注)2 耐 糸 状 錆 性 塗 料 密 着 性 内 面 無 地プレス性 半 田 溶 付 け 接 性 性 注)3 耐 熱 性 注)4 注)7 注)1 裸使用耐食性:密閉状態を前提としての評価です。 実際にお使いの内容物により各品種の評価が変わることがあります。 あらかじめお問合せの程を、お願い申し上げます。 注)2 クロスカット腐食試験による評価:実際にお使いの条件により各品種の評価は変わることがあります。 注)3 めっき層を研磨せずに溶接した場合の評価 注)4 めっき層を研磨せずに溶接した場合の評価 : 溶接機、溶接条件により評価が変わる場合があります。 注)5 ユニバーサルブライトの各種性能は、実際にお使いの条件により各品種の評価が変わることがあります。 お問合せの程を、お願い申し上げます。 注)6 ユニバーサルブライトの溶接性は、 ラミネート被覆のないニスよけ代での評価を前提としております。 従いまして、溶接機、溶接条件により評価が変わる場合があります。 注)7 耐熱性 : 塗装・印刷時の加熱工程を経ると、特性が変化する場合があります。 注)8 両面ラミネートの場合 6 皮膜構造 ぶりき系 皮 膜 構 造 ●ぶりき 油膜 クロム水和酸化物 すず 鉄すず合金 地鉄 ●JFEウェルト 油膜 クロム水和酸化物 すず すず すず すず 金属クロム 鉄すず合金 (鉄すずNi合金含む) 地鉄 TFS系 ●TFS 油膜 クロム水和酸化物 金属クロム 地鉄 ●JFEブライト 油膜 クロム水和酸化物 金属クロム 地鉄 ●ユニバーサルブライト(UBT) PETまたはPPフィルム クロム水和酸化物 金属クロム 地鉄 7 用 途 例 用 途 例 用 途 例 8 9 製造工程 製 造 工 程 製 銑 冷間圧延 洗浄・焼鈍 調質圧延・精整 表面処理 製 品 製 造 工 程 電気錫めっきライン ホットコイル 調質圧延機 洗浄ライン 静電塗油機 コイル準備ライン バッチ焼鈍炉 コイル 製 ルーバー塔 鋼 前処理 錫めっき ルーバー塔 クエンチ 化成処理 DR圧延機 冷間圧延機 切板 ティンフリーライン コイル 連続焼鈍設備 ルーバー塔 クロム めっき 前処理 化成 処理 静電塗油機 切板 調質精整機 熱間圧延 ラミネートライン クロム めっき 加熱セクション オイラー コイル ルーバー塔 前処理 ルーバー塔 クエンチ ラミネート 連続焼鈍設備 すずめっきライン 冷間圧延機 連続焼鈍設備 製造工程付記 特に製鋼で介在物最小化重点管理を行い、熱延 ぶりきおよびTFSは、全製造工程で厳しい品質管 と冷延で板厚精度重点管理を行った原板は、 DI 【製 理を行っており、製缶材料として要求される高度 缶およびイージーオープン蓋用ぶりき、DRD缶 【熱間圧延】仕上げ温度と巻き取り温度、 な耐食性と、均一な材質を持っております。 用TFSとして使用されています。 鋼】化学成分、介在物の最小化 板厚プロフィール 切板 TFSライン 主要製造工程での重点管理項目は以下の通りです。 【焼 【冷間圧延】板厚、形状 10 化成 処理 鈍】加熱温度、均熱温度、冷却温度、 雰囲気ガス成分 【調質圧延】形状、表面粗度 【表面処理】めっき量、化学処理、塗油量、 ラミネート加熱温度 11 仕様および製造寸法範囲 1.製造寸法・範囲 仕 様 お よ び 製 造 寸 法 範 囲 《シート》 T1 〜 T5 製造可能範囲 板 板 厚 幅 剪断長 mm 0.15 〜 0.60 DR8 〜 DR10 通常製造範囲 0.18 〜 0.50 製造可能範囲 DR8 DR9 通常製造範囲 0.13 〜 0.60 0.15 〜 0.25 DR10 0.13 〜 0.60 0.20 〜 0.36 mm 457 〜 1,067 650 〜950 457 〜 1,067 690 〜950 mm 406 〜 1.110 500 〜1,050 406 〜 1,110 500 〜1,050 《コイル》 T1 〜 T5 板 厚 mm 板 幅 mm 内 径 mm (インチ) 外 径 製造可能範囲 通常製造範囲 0.15 〜 0.60 0.18 〜 0.50 457 〜 1,067 製造可能範囲 DR8 DR9 通常製造範囲 0.13 〜 0.60 0.15 〜 0.25 DR10 0.13 〜 0.60 0.20 〜 0.36 457 〜 1,067 690 〜950 650 〜950 406 ・ 419 ・ 508 (16 ・ 16.5 ・ 20.0) 406 ・ 419 ・ 508 (16 ・ 16.5 ・ 20.0) 最大 2,130 最大 2,130 mm コイル単位質量 t DR8 〜 DR10 1.0 〜 18.0 3.0 〜15.0 1.0 〜 18.0 3.0 〜15.0 注)1. コイルの場合溶接部が含まれることがあります。 2. 通常製造範囲外で、製造可能範囲内のご注文に際してはご相談下さい。 2.テンパー度(調質度) 用 調質度 硬度 HR30T 一 T-1 49 ± 5 柔軟性の大きいことが要求される深絞り缶、口金等 T-2 53 ± 5 普通程度の深絞り用で、やや強靭性を要する用途 T-2.5 55 ± 5 絞り性からはT-2、強靭性からT-3の性質を兼ねたもので、一般用 T-3 57 ± 5 座屈を少なくするために適当な強靭性をもたせたもので、一般用 T-S 59 ± 5 T-4に比べ、やや加工しやすいもの(当社規格) T-4 61 ± 5 比較的大きな強靭性を持ち、缶胴、天地、王冠等に使用されている T-5 65 ± 5 優れた座屈抵抗を要する用途、缶胴、天地 DR-8 73 ± 5 剛性、強度を要する丸缶の胴板 回 DR-9 76 ± 5 剛性、強度を要する丸缶の天地板 回 圧延製品 二 圧延製品 DR-9M 77 ± 5 DR-10 80 ± 5 DR-9と同じ 強度を要する特殊用途 注)1. 焼鈍方法には、箱焼鈍法と連続焼鈍法があります。 連続焼鈍法をご指定頂いた場合には、調質度記号の後にCAを追記致します。 2. 軟質材(T-1〜T-3)も連続焼鈍法で製造が可能です。ご相談下さい。 3. DR-8、 DR-9、 DR-10は原板をさらに冷間圧延したもので、薄くて強度のある材料です。 4. 他のテンパー度(調質度)をご希望の場合はご相談下さい。 12 途 3.めっき量 《ぶりき》 付着量表示記号・呼び付着量 (g/m2 ) 旧付着量表示 2.8/2.8 # 25 5.6/5.6 # 50 8.4/8.4 # 75 11.2/11.2 #100 2.8/5.6 #25/50 2.8/8.4 #25/75 2.8/11.2 #25/100 5.6/8.4 #50/75 5.6/11.2 #50/100 8.4/11.2 #75/100 等厚めっき 仕 様 お よ び 製 造 寸 法 範 囲 差厚めっき すず付着量の多少は、その用途によって使いわけられ、付着量の多いぶりきは、 高耐食性を要する缶詰、または無地で使用し、付着量の少ないぶりきは、比較 的耐食性への要求が少ないもの、あるいは塗装、印刷後に使用されます。 差厚表示 差厚めっきの場合、付着量の差異を明確にするため、エッジ部白線でディファレ ンシャルマークを施し、マーク側の付着量表示記号のあとにDを付加します。 (例:2.8D/5.6) 他のディファレンシャルマークについてはご相談ください。 《TFS》 最小平均付着量 最大平均付着量 金 属 ク ロ ム 層 50mg/m2 150mg/m2 クロ ム 水 和 酸 化 物 層 5mg/m2 35mg/m2 13 仕様および製造寸法範囲 4.表面仕上 仕 様 お よ び 製 造 寸 法 範 囲 表面仕上 記 号 表面粗度目標値 Ra BE ≦ 0.20μm B 0.25 BR 0.30 R1 0.40 R2 0.60 マ ッ ト M 1.00 シルバー1 S1 1.00 シルバー2 S2 2.50 S3 3.00 ブライトE ブライト 軽 粗 粗 面 面 (ストーン1) 極 粗 面 (ストーン2) シルバー3 (サテン) 5.鋼 特 長 と 用 途 最も光沢のある仕上げ 光沢のある仕上げ 一般的に使用される 軽度の砥石目のある仕上げ 砥石目のある仕上げ 印刷・製缶中のきずが目立たない 粗い砥石目のある仕上げ ダル仕上げ。王冠やDI缶用 (ぶりきの場合はノーメルト) ダル仕上げ。DI缶や美術缶用 (メルト材でぶりきの場合のみ) 粗いダル仕上げ。美術缶用 (メルト材でぶりきの場合のみ) 粗いダル仕上げ。美術缶用 (メルト材でぶりきの場合のみ) 種 特に御指定がない限り、連続鋳造によるアルミキルド鋼を使用しております。 鋼 種 MR 備 残留微量成分が少ないもので、優れた耐食性をもち、広く一般的用途に用いる。 L Cu、Ni、Co、Moその他の残留微量成分が特に少ないもので、ある種の食品 に対して極めて優れた耐食性をもつ容器用材料として用いる。 D Alキルド鋼であって、深絞り加工やリューダース模様の発生しやすい加工を 受ける用途に用いる。 注)1. 上記以外の鋼種についてはご相談に応じます。 14 考 梱包と表示 商品損傷防止のため、下記のような梱包を行っております。 また、梱包外装には、製造履歴を明示したラベルが貼付してあり、内側には、サービスカードが入っており ます。 梱包ごとに規格、寸法、等級、枚数(切板の場合)、重量、検査番号、 コイル番号、製造年月日が記入されて おります。 梱 包 と 表 示 梱包例 シート 〈外 装〉 〈内 装〉 防錆紙 天板 段ボール 当金 シール ラベル フープ 側板 スキッド フープ コイル 防水ボール紙 防水ボール紙 防錆紙 フープ シール 内周当金 外周当金 15 ご使用上の注意点 ご 使 用 上 の 注 意 点 ぶりき使用上の注意点 1. ぶりきは、表面がやわらかいすずめっき層で覆われていますので取り扱い時の疵 や輸送中の振動には充分ご注意下さい。 2. 疵・指紋・汗などをつけないよう充分ご注意下さい。また開梱後はできるだけ裸の まま放置しないようにして下さい。 3. ぶりきは、製造後時間がたつほど塗装印刷性、はんだ性、機械的性質が劣化する恐 れがあります。従って、納入後はできるだけ早くご使用下さい。 4. ぶりきは、優れた耐食性を備えていますが、湿気を含む大気中では錆が発生しやす い性質をもっています。従って、開梱後はできるだけすみやかにご使用下さい。 5. すずは強アルカリ溶液中で溶解しますので、アルカリ性内容物にご使用の場合には、 缶内面を塗装してご使用下さい。 6. 硫黄を含む内容物にご使用の場合には、ぶりき表面が黒変することがありますので、 缶内面を塗装してご使用下さい。 JFEウェルト使用上の注意点 1. ぶりきと同様に、疵・指紋・汗などをつけないよう充分ご注意下さい。また開梱後は できるだけ裸のまま放置しないようにして下さい。 2. JFEウェルトは、半田づけおよびDI加工には適しませんが、塗装すれば、ぶりきが使 用できるほとんどの用途に適用できます。 3. 缶外面は防錆のために塗装してご使用願います。 4. 缶内面については、用途によっては無塗装でご使用いただけますが、内容物等を考 慮して、塗装してご使用されることをおすすめします。 TFS使用上の注意点 1. TFSは、半田づけおよびDI加工には適しませんが、塗装すれば、ぶりきが使用でき るほとんどの用途に適用できます。 2. 溶接する場合は、TFSめっき層の電気抵抗値が高いので、溶接部分のめっき層を 事前に除去する必要があります。 3. TFSは、湿気を含む大気中では錆が発生しやすい性質をもっております。開梱後 はできるだけすみやかにご使用下さい。缶外面は防錆のために塗装してご使用下 さい。 4. 缶内面については、内容物がモーターオイルや、食油等の場合を除き、防食のため 塗装する必要があります。 5. TFSには、ぶりきのような犠牲防食性がありません。製缶時塗装後のTFS表面に 疵をつけないように、充分に注意するご使用下さい。 16 JFEブライト使用上の注意点 TFSに無研磨溶接性を付与したもので、基本的な特性はTFSと 1. JFEブライトは、 同じです。 2. JFEブライトは、無研磨で溶接できる素材ですが、溶接機の種類・溶接速度・電源 周波数・電極加圧力等の条件によっては溶接部分のめっき層を事前に除去する必 要があります。 3. JFEブライトは、用途によっては無塗装でご使用いただけますが、塗装して使用さ れることをおすすめします。特に外面は必ず塗装あるいは印刷してご使用下さい。 ご 使 用 上 の 注 意 点 / ご 注 文 ・ ご 照 会 に つ い て ユニバーサルブライト(UBT)使用上の注意点 1. UBTのラミネート被覆面は、優れた裸耐食性を備えていますが、切断面は鉄地です。 また片面ラミネートの非被覆面はTFSです。よって他の商品と同様取り扱い・保管 には十分ご注意下さい。 2. 切断時にラミネートフィルムの屑が生じる場合がありますので、加工工具の磨耗・ クリアランス等にご注意下さい。 ご希望の特性が得られない場合がありますので、お 3. 内容物や塗装焼付け等により、 客様に最適のラミネート鋼板をご提供するため、 ご使用の前にはあらかじめご相談 下さい。 ご注文・ご照会について ご注文、またはご照会される場合は、次の事項をご指示願います。 1. 品名、等級 2. めっき量(ぶりきのみ)テンパー度、表面仕上、寸法 3. 圧延方向 4. 数 量 5. 用途、納期 6. 切板の場合は1梱包当りの枚数 7. コイルの場合は内径、1コイルの最大許容重量及びコイルの最大外径 8. ラミネート製品の場合、フィルム種類、色及び内容物等使用環境情報 9. その他お気づきの事項 なお、 ご用命に際してのご不明点やご使用に際しての技術的なご相談は下記で承っております。 〈本社〉 缶用鋼板営業部 缶用鋼板室 TEL. 03(3597)3974 〈大阪〉 大阪鋼板営業部 薄板・缶用鋼板室 TEL. 06(6342)0727 17 Cat.No.B1J-006-03 http://www.jfe-steel.co.jp 本 社 〒100 - 0011 東京都千代田区内幸町 2 丁目 2 番 3 号(日比谷国際ビル)TEL 03(3597)3111 FAX 03(3597)4860 大 阪 支 社 〒530-8353 大阪市北区堂島 1 丁目 6 番 20 号(堂島アバンザ 10 F) TEL 06(6342)0707 FAX 06(6342)0706 名古屋支社 〒451-6018 名古屋市西区牛島町 6 番 1 号(名古屋ルーセントタワー 18 F) TEL 052(561)8612 FAX 052(561)3374 北海道支社 〒060-0005 札幌市中央区北五条西 2 丁目 5 番(JRタワー 17 F) TEL 011(251)2551 FAX 011(251)7130 東 北 支 社 〒980-0811 仙台市青葉区一番町 4 丁目 1 番 25 号(東二番丁スクエア 3 F) TEL 022(221)1691 FAX 022(221)1695 新 潟 支 社 〒950-0087 新潟市中央区東大通 1 丁目 3 番 1 号(新潟帝石ビル 4 F) TEL 025(241)9111 FAX 025(241)7443 北 陸 支 社 〒930-0004 富山市桜橋通り 3 番 1 号(富山電気ビル 3 F) TEL 076(441)2056 FAX 076(441)2058 中 国 支 社 〒730-0036 広島市中区袋町 4 番 21 号(広島富国生命ビル 7 F) TEL 082(245)9700 FAX 082(245)9611 四 国 支 社 〒760-0019 高松市サンポ−ト 2 番 1 号(高松シンボルタワ− 23 F) TEL 087(822)5100 FAX 087(822)5105 九 州 支 社 〒812-0025 福岡市博多区店屋町 1 番 35 号(博多三井ビルディング 2 号館 7 F) TEL 092(263)1651 FAX 092(263)1656 千葉営業所 〒260-0028 千葉市中央区新町 3 番地 13(千葉TNビル 5 F) TEL 043(238)8001 FAX 043(238)8008 神奈川営業所 〒231-0011 横浜市中区太田町 1 丁目 10 番(NGS太田町ビル 4 F) TEL 045(212)9860 FAX 045(212)9873 静岡営業所 〒422-8061 静岡市駿河区森下町 1 番 35 号(静岡MYタワー 13 F) TEL 054(288)9910 FAX 054(288)9877 岡山営業所 〒700-0821 岡山市北区中山下 1 丁目 8 番 45 号(NTTクレド岡山ビル 18 F) TEL 086(224)1281 FAX 086(224)1285 沖縄営業所 〒900-0015 那覇市久茂地 3 丁目 21 番 1 号(國場ビル) TEL 098(868)9295 FAX 098(868)5458 海外事務所 ニューヨーク、ヒューストン、ブリスベン、ブラジル、ロンドン、ドバイ、ニューデリー、ムンバイ、シンガポール、バンコック、 ベトナム、ジャ力ルタ、マニラ、ソウル、北京、上海、広州 お客様へのご注意とお願い 本力タログに記載された特性値等の技術情報は、規格値を除き何ら保証を意味するものではありません。 本力タログ記載の製品は、使用目的・使用条件等によっては記載した内容と異なる性能・性質を示すことがあります。 本力タログ記載の技術情報を誤って使用したこと等により発生した損害につきましては、責任を負いかねますのでご了承ください。 Copyright © JFE Steel Corporation. 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