PRESS RELEASE

PRESS RELEASE 2015.3.27 特別展
パレットと自画像でさぐる 画家の素顔
2015 年 4 月 25 日(土)-7 月 5 日(日)
パレットと自画像は、画家の人となりを端的に語るも
のです。この展覧会では、そのパレットと自画像を中心
に紹介することで、画家の素顔に迫ります。ここに並ぶ
画家は総勢 59 名。出品点数 148 点の内訳は、パレット
が 45 点、自画像が 33 点、作品が 70 点となっています。
茨城県笠間市にある笠間日動美術館は、東京銀座にあ
る日動画廊の創業者、長谷川仁・林子夫妻が 1972 年に
創設した美術館です。パレットと自画像は、とりわけ同
館を特徴づけるものです。340 点を超えるパレットコレ
クションは、画廊創業 40 周年にあたる 1967 年、仁氏
が長年親交を深めた画家たちに願い出て愛用のパレット
を譲り受けたことに端を発しています。
この展覧会では、笠間日動美術館から 45 点のパレッ
トを含む 91 点の作品をお借りし、石橋美術館のコレ
クションと合わせて展示します。パレットと自画像を
通して、画家の新たな魅力を発見していただけたらと
思います。
出品数
148 点
会
場
石橋美術館
主
催
石橋財団石橋美術館、朝日新聞社、TVQ 九州放送
後
援
久留米市、公益財団法人久留米文化振興会
協
力
公益財団法人笠間日動美術財団
本館・別館
入館料
一般 800 円(600 円) シニア 600 円(500 円) 大高生 500 円(400 円)
前売券 500 円 ※チケットぴあ、ローソンチケット取扱店などにて販売(P コード 766-539
L コード 81977)
※中学生以下無料。( )内は 15 名以上の団体料金、シニアは 65 歳以上
休館日
月曜日(5 月 4 日は開館)
開館時間
10:00-17:00
交通案内
JR 博多駅より JR 久留米駅まで新幹線で 20 分(在来線あり)
福岡(天神)駅より西鉄久留米駅まで 特急で 30 分、急行で 40 分
本展に関する
お問い合わせ
※入館は閉館の 30 分前まで
公益財団法人石橋財団 石橋美術館
広報担当:泉田佳代
学芸担当:森山秀子
〒839-0862 福岡県久留米市野中町 1015(石橋文化センター内)
Tel 0942-39-1131 Fax 0942-39-3134 e-mail [email protected]
1 PRESS RELEASE 展覧会の構成
この展覧会で紹介する 59 名の中には、作品の他に、パレットと自画像の両方が残る画家、自画像
のみあるいはパレットのみが残る画家がいます。その残されたものによって、以下の 4 章構成で見
ていきます。
1) 自 画 像 が 語 る
藤島武二、山下新太郎、青木繁、坂本繁二郎、佐伯祐三ら 11 作家について、自画像を中心
に紹介します。
広
報
画
像
②
広
報
画
像
①
広
報
画
像
③
林倭衛《自画像》1938 年
青木繁《自画像》1903 年
佐伯祐三《自画像》1917 年
石橋美術館蔵
2) パ レ ッ ト と 自 画 像 が 語 る
安井曾太郎、梅原龍三郎ら、パレットと自画像の両方が残る 11 作家について紹介します。
広
報
画
像
⑤
平野 遼《パレット》1978 年頃
広報画像④
安井曾太郎《パレット》
広報画像⑥
平野 遼《自画像》1975 年
3) パ レ ッ ト が 語 る
アンリ・マティス、ラウル・デュフィ、荻須高徳、海老原喜之助、鴨居玲ら 16 作家について、
パレットを中心に紹介します。
広
報
画
像
⑧
ラウル・デュフィ《パレット》1944 年
広報画像⑦
ラウル・デュフィ
《アスコットの観覧席前のパドック》1931 年
鴨居 玲《パレット》1984 年
広報画像⑨
2 PRESS RELEASE 4) パ レ ッ ト の 魅 力
モーリス・ユトリロ、パブロ・ピカソ、東郷青児らのパレットに注目し、その人らしさが詰
まったパレットの魅力にふれます。パレットを持つ自画像もあわせて見ていきます。
21 作家を紹介。
広
報
画
像
⑪
北川民次《パレット》1967 年頃
広報画像⑩
※所蔵表記のないものは笠間日動美術館蔵
北川民次《画家の肖像》1931 年
広
報
画
像
⑫
福沢一郎《自画像》
展覧会の見どころ
1) パ レ ッ ト の 魅 力 ・ 自 画 像 の 魅 力
パレットに残された色は創作の秘密を、自画像は画家の風貌だけでなく、その生き方までも教
えてくれます。
2) 自 画 像 が 描 か れ た 年 齢 に 注 目
若い頃の自画像と年齢を重ねてからの自画像では、画家の意識に違いが見られます。
3) 自 画 像 の ま な ざ し の 行 方
自分自身を静かにみつめる画家もいれば、私たちのほうに鋭い視線をなげかける画家もいます。
4) パ レ ッ ト に 描 か れ た も の に 注 目
ほとんどのパレットには、その画家のトレードマークともいえるモティーフが描かれています。
パレットそのものに、その画家らしさが詰まっていると言えます。
関連事業
〇講演会「長谷川夫妻が語る画家の素顔」
講師:長谷川徳七氏(笠間日動美術館館長)・
日時:6 月 13 日(土)14:00-16:00
場所:石橋美術館別館ロビー(70 席)
聴講無料(本展チケットが必要)
長谷川智恵子氏(笠間日動美術館副館長)
〇ギャラリートーク
日時:会期中 土曜日(6/13 を除く)・日曜日 14:00-14:20
場所:石橋美術館本館または別館
参加無料(本展チケットが必要)
作品掲載に関するお願い 1. 作品掲載をご希望の方は別紙の「石橋美術館広報画像利用申込書」にて申請ください。
1. 本展覧会の広報を目的とした使用に限らせていただきます。二次使用はできません。
2. 作品の文字のせ、トリミングはできません。
3. 当館が指定するクレジットを必ず作品と一緒に掲載してください。クレジットは別紙の「石橋美術
館広報画像利用申込書」をご参照ください。
4. 広報用作品はプレスリリースに掲載のある 8 作品です。広報用作品以外の画像をご希望の場合は申
込書の「その他」の欄にタイトルを記入してください。
5. 掲載見本を必ず 1 部お送り下さい。
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