マスター聖句の教え方視聴覚資料を持つ一連の聖句をつなげていくことです。マスマスター聖句の学習過程では，視聴覚資料を利ター聖句に関連のある聖句を4つか5つ選びます。用することもできます。適切な音楽や視覚教材を最後の聖句と最初の聖句をつなげてチェーン（鎖）用いてから，該当する聖句を探し，それについてを完成させます。聖句は脚注や聖句ガイドから探話し合います。不適切な印象を与えるものや，下してもかまいません。品なもの，セミナリーのクラスにふさわしくないものは使ってはいけません。新聞の見出し，映画や地元の広告，絵や写真をチェーンの最初に来るマスター聖句を覚えておくように，聖句ガイドに丸で印を付けておくとよいでしょう。クラスに見せるか，グループごとに新聞を配ります。5分間で復習すべき聖句に関連する記事，漫画，問題解決物語，広告をできるだけ多く見つけます聖句の価値を分かってもらう方法の一つは，そ（ Copyrights, CES Policy Manual〔2004年〕5− れが生徒の生活にどう当てはまるか理解できるよ 4参照）。う助けることです。クラスで生徒が質問したり，悩みを打ち明けてきたりしたら，聖文の中から答掲示板掲示板やポスターは，マスター聖句を視覚に訴えて継続的に強調する方法です。以下に例を挙げます。えを見つけられるよう助けてください。可能であれば，マスター聖句を使います。またクラスで紹介できる例がないか普段から気を配っておきます。クラスの質問箱を用意します。質疑応答をする日に先立ち，質問を生徒に配り，聖文から答えを ● 年度の初めにマスター聖句のテーマを中心と見つけるように割り当てます。黒板にマスター聖した掲示板を作って，週ごとに強調する新し句の場所を幾つか書いておき，生徒はその中からい聖句を掲示する。質問の答えとなる聖句を選び，なぜその聖句を選んだのか説明する。 ● 「聖句当て」ボードを作って，その週に学ぶ聖句のヒントを毎日加えていく。生徒は推測した答えを書き出して毎日提出する。生徒の話生徒一人一人に特定のマスター聖句を割り当て，脚注，聖句ガイドや個人の経験を用いて話を準備す聖句のチェーン作り聖句のチェーン作りは，共通するテーマや概念るよう割り当てます。クラスや家庭で準備する時間を十分に与えます。マスター聖句の教え方 1 話は導入，聖句の引用，物語または例で構成さクラスを幾つかのグループに分けます。各グルれるようにします。最後はそこで話された福音のープにマスター聖句を渡し， 5分間でデモンスト原則についての証で締めくくります。レーションを計画させます。グループごとにクラスの前で聖句のロールプレーをし，ほかの生徒は『聖文の中に答えがある』それに合うマスター聖句を当てます。黒板の隅に「聖文の中に答えがある」と書いておきます。その下に，一つの質問と，その答えが教師を困らせる示されているマスター聖句を毎日書きます。例：この活動では生徒が教師を困らせます。何枚か「伝道のためにどんな準備ができるでしょうか。」のマスター聖句のカードを数人の生徒に配ります。（アルマ37：35を見ましょう。）生徒は与えられた聖句から連続した5つの言葉を読聖文を研究し，教えるときに，このような聖句むか，歴史的背景，教義，伝道活動への応用，自が見つけられるよう日ごろから注意を払っておき分自身への応用を読みます。それから教師がそのます。この方法に慣れてきたら，質問と答えを生聖句の場所を言います。教師が正解すれば教師の徒に考えさせてもよいでしょう。得点，教師が正しい聖句の場所を言えなければ，クラスの得点となります。年間の得点合計を記録今週の聖句しておくとよいでしょう。一つ聖句を採り上げて，一週間様々な方法で強調します。ブックチェース生徒が聖句探しをうまくできるようになるには， ● 一週間，毎日クラスでその聖句を読む。まず標準聖典の中の各書がどこにあるか学ぶ必要があります。そのための一つの方法は，マスター ● 一人の生徒が開会行事で読む。聖句探しと同じように様々な書を扱い，生徒が各書の場所を素早く見つけられるようにすることで ● 聖句を掲示板にはる。す。 ● 毎日聖句をノートに書く。聖句のジェスチャーゲーム生徒をグループに分け，各グループに別々のマ ● 毎日聖句を少しずつ暗記する。スター聖句を与えます。生徒は割り当てられた聖句に関連する実際の状況を考えます。ある程度のロールプレーロールプレーとは，生徒がクラスの前で役を演じ，原則，聖句，話を実演する方法です。 2 マスター聖句の教え方時間を使って準備してから，各グループはクラスの前に出てジェスチャーをします。暗記規則に規則を加える聖句を文節に分け，最初の節を暗記できるまで暗唱繰り返し言います。その次の節を付け加えて，両生徒と一緒に聖句を声に出して何度も読みます。生徒が聖句の一部を見ないでも言えると感じたら，聖典を閉じるように言います。聖句を暗記できたと感じた生徒は，クラスの前で聖句を暗唱します。方を暗記できるまで練習します。さらにその次の文節を加えて，同様に行います。活動に変化を持たせ，より覚えを良くするために，後半の語句を暗記するときは，前半の語句は速度を上げます。テスト生徒が聖句を暗記する気になるようテストを行い言葉を消すます。テストの点数は，成績評価の対象に組み込暗記する聖句を黒板に書き出し，何度か繰り返むか，点数に応じて別の形で表彰します。以下はして読みます。それから一度に2つか3つの言葉をテストの用い方の例です。消して，生徒は消された後も全文を言います。黒板の言葉が全部消えても生徒がその聖句を言える ● 何も見ないで聖句を紙に書く。ようになるまで続けます。 ● 教師または別の生徒の前で聖句を暗唱する。例：「アダムが堕落したのは人が存在するためであり，人が存在するのは喜びを得るためである。」 ● 空所を設けた聖句のコピーを配り，空所を（2ニーファイ2：25）埋める。「アダムが＿＿のは人が＿＿ためであり，人が＿＿ ● 聖句の語順を並べ替えて，それを正しい順にするのは＿＿を得るためである。」並べ替える。最初の文字 ● ヒントとして各単語ので出しの音を教えて，聖句を完成する。暗記する聖句を黒板に書き出し，何度か繰り返して読みます。各語の最初の文字だけを残してすべてを消し，生徒が聖句を修得するまで繰り返し ● クラス全体で口頭によるテストを行う。生徒て読みます。それから黒板の文字すべてを消して，を一人ずつ指名し，指名された生徒は，単語全文を暗唱します。または文節（教師が決める）を言わなければならない。次に指名された人は，聖句の途中例：「ア＿だ＿ひ＿そ＿，ひ＿そ＿よ＿え＿。」から同様に行う。マスター聖句の教え方 3 学習資料個人や生活への応用学習資料や個人用ワークシートは，聖句を修得マスター聖句を生活に当てはめるにはどうしたするうえで効果的です。以下は生徒用の学習資料らよいか具体的に聞きます。生徒が聖句の教えにを作成するうえで利用できる様々な方法です。ついて感じていることを引き出せるような質問を学習資料は，生徒が聖文をよりよく理解するうします。えで必要な技術を養うために利用すべきです。こ自分の感じていることが聖文の中で最も大切なれらの技術を普段のレッスンの中で用い，聖文のことであると分かるようにします。そして，教え個人学習を行うときにも活用するよう生徒に言いられている原則に，より忠実に従うためにできるます。ことを挙げるように言います。名前を置き換える質問を書く生徒に，個々の聖句に登場する人物の名前を自分の名前に置き換えるよう勧めることができます。聖句を読むときに，分からない概念について質問を書くよう生徒に言います。こうすることで，生徒は聖文を身近に感じるようになり，聖文がどのように自分に当てはまるのかを理解することができます。クロスワードパズルマスター聖句の注釈を用いるか，教師が選んだ特定のキーワードを使ってクロスワードパズルを節と語を理解する意味を変えないように注意しながら，マスター作ります。聖句や特定の状況をヒントにすることもできます。2年目，3年目，4年目の生徒がいる場聖句を生徒が要約します。あるいは，省いたら意合は，以前の年度の聖句も入れるとよいでしょう。味が変わってしまう語句を探してもよいでしょう。また宿題にしてもかまいません。聖句を（25）字以内でまとめるとしたら，なくてはならない語はどれか話し合います。正誤問題一つの質問を投げかけるか，一つの文を提示し章の前書きます。その内容は正しいかもしれないし，間違っ生徒が学ぼうとしているマスター聖句の理解をているかもしれません。適切なマスター聖句を開深められるよう，章の前書きについて質問します。いて，その正誤を生徒が証明します。例：「聖霊は骨肉の体を持っています。」（誤。教義と聖約キーワードを見つける 130：22−23参照）マスター聖句の中で最も大切だと思う語を丸で囲みます。時には幾つかのキーワードを見つけるよう伝えてもよいでしょう。 © 2005 Intellectual Reserve, Inc. 版権所有。印刷：日本。英語版承認：1/05 4 マスター聖句の教え方翻訳承認：1/05 00097 300