住宅ローン金利動向 2016年8月

住宅ローン金利動向
2016年8月
一般財団法人住宅金融普及協会
今月掲載の住宅ローン金利幅
最低
最高
変動金利
0.499%
4.400%
1年固定
0.850%
2.800%
2年固定
0.300%
3.480%
3年固定
0.300%
4.000%
5年固定
0.350%
4.550%
10年固定
0.350%
4.950%
35年固定
0.770%
5.500%
(データ出典)住宅金融普及協会ホームページ「住宅ローン金利 金利情報」
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今月の住宅ローン金利動向
○変動金利(店頭表示金利)
4行とも据え置いた。
金利水準は21年2月から91か月連続で横ばい
(三菱東京UFJ銀行は21年4月から89か月連続で横ばい)。
なお、21年4月以降89か月連続で4行同一の金利。
主要都市銀行
店頭表示金利
前月比
みずほ銀行
2.475%
(据え置き)
三菱東京UFJ銀行
2.475%
(据え置き)
三井住友銀行
2.475%
(据え置き)
りそな銀行
2.475%
(据え置き)
(データ出典)各銀行ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○3年固定(店頭表示金利)
みずほ銀行は0.10%、りそな銀行は0.05%引き下げた。
その他2行は据え置いた。
主要都市銀行
店頭表示金利
前月比
みずほ銀行
2.50%
-0.10
三菱東京UFJ銀行
2.90%
(据え置き)
三井住友銀行
2.75%
(据え置き)
りそな銀行
2.85%
-0.05
(データ出典)各銀行ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○5年固定(店頭表示金利)
みずほ銀行は0.10%、三菱東京UFJ銀行とりそな銀行は
0.05%引き下げた。三井住友銀行は据え置いた。
主要都市銀行
店頭表示金利
前月比
みずほ銀行
2.50%
-0.10
三菱東京UFJ銀行
3.00%
-0.05
三井住友銀行
2.90%
(据え置き)
りそな銀行
2.85%
-0.05
(データ出典)各銀行ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○10年固定(店頭表示金利)
みずほ銀行は0.10%、その他3行は0.05%引き下げた。
主要都市銀行
店頭表示金利
前月比
みずほ銀行
2.50%
-0.10
三菱東京UFJ銀行
3.00%
-0.05
三井住友銀行
2.90%
-0.05
りそな銀行
2.85%
-0.05
(データ出典)各銀行ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○フラット35
・フラット35(買取型)の8月の金利(金利幅)は、以下のとおり。
〈融資率が9割以下の場合〉
返済期間21年以上の最頻値(最も多い金利)は2か月連続の下降、
返済期間20年以下の最頻値(最も多い金利)も2か月連続の下降と
なった。
返済期間21年以上35年以下
の金利幅
0.900% ~ 1.570%
(最も多い金利は0.900%)
返済期間20年以下の金利幅
0.830% ~ 1.500%
(最も多い金利は0.830%)
(データ出典)住宅金融支援機構ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○フラット35
〈融資率が9割超の場合〉
返済期間21年以上の最頻値(最も多い金利)は2か月連続の下降、
返済期間20年以下の最頻値(最も多い金利)も2か月連続の下降と
なった。
返済期間21年以上35年以下
の金利幅
1.340% ~ 2.010%
(最も多い金利は1.340%)
返済期間20年以下の金利幅
1.270% ~ 1.940%
(最も多い金利は1.270%)
(データ出典)住宅金融支援機構ホームページ
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今月の住宅ローン金利動向
○フラット35
・フラット35(保証型)の8月の金利(金利幅)は、以下のとおり。
〈融資率が8割以下の場合〉
返済期間21年以上35年以下
の金利幅
0.770%
~
1.230%
1.090%
~
1.550%
〈融資率が9割超の場合〉
返済期間21年以上35年以下
の金利幅
(データ出典)住宅金融支援機構ホームページ
※現在、新規受付を実施している金融機関のフラット35(保証型)は、融資率が
8割以下または9割超で、返済期間が21年以上35年以下の場合に限定
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今月の住宅ローン金利動向
○フラット50
フラット50の8月の金利幅は、以下のとおり。
〈融資率が9割以下の場合〉
1.440% ~ 1.940%
(最も多い金利は1.690%)
〈融資率が9割超の場合〉
1.880% ~ 2.380%
(最も多い金利は2.130%)
(データ出典)住宅金融支援機構ホームページ
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金融市場・金融政策の動向
○長期金利
長期金利の指標である2016年7月の新発10年物国債利回りは、前月末に比
べ0.030%低い△0.260%で始まった。英国の欧州連合(EU)離脱決定
で世界経済の成長が抑制されるとの懸念から、安全資産とされる国債に投資マネー
が流入し、日米欧の長期金利は過去最低水準に低下(価格は上昇)する中、8日に
は、国内株価が15,106円と6月24日以来2週間ぶりの安値となったことか
ら、投資家のリスク回避姿勢が高まり日本国債は買われ、長期金利は
△0.285%まで低下(価格は上昇)した。
その後、米雇用統計の改善で米国株が上昇し投資家心理が好転し、また、10日
の参院選の与党勝利により大規模な景気対策を期待した株高の進行で投資家が日本
国債を売る動きに転じたことから長期金利は21日には△0.225%まで上昇
(価格は下落)した。
しかしその後、日銀が28~29日に開く金融政策決定会合で追加的な金融緩和
に踏み切るとの思惑が広がり、持高調整売りにより株価が下落したことから日本国
債は買われ、長期金利は27日には△0.295%まで低下(価格は上昇)した。
月末の29日、日銀は金融政策決定会合において、マイナス金利は維持し、「9
月に異次元緩和の効果を総括して検証する」と表明したことで、投資家は、マイナ
ス金利引き下げや国債購入増額が難しいとの思惑から国債の売りに転じ、長期金利
は前日よりも0.080%高い△0.195%まで大幅上昇(価格は下落)した。
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金融市場・金融政策の動向
○短期金利
・政策金利(無担保コール翌日物金利)の誘導目標
0%~0.10%程度
※2010年10月5日から据え置き。
・基準貸付利率(旧公定歩合)
0.30%
※2008年12月19日決定から変更なし。
・日銀の補完当座預金制度適用利率
△0.10%~0.10%
※2016年1月29日決定(マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入)
2016年7月のコールレートは、前月末に比べ0.006%高い
△0.058%で始まり、15日には△0.034%、22日には
△0.030%、27日には△0.028%まで上昇したが、月末の
29日は△0.046%に低下した。
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