PDF 3.3MB - あいおいニッセイ同和損保

あいおいニッセイ同和損保らしさ
CSR の考え方と体制
「経営理念」
(P4)の実現に向けて、ステークホルダーの期待に配慮しながら、
あらゆる事業活動を通じて、企業価値の向上と、持続可能で健やかな地域社会の発展を目指します。
【あいおいニッセイ同和 損 保のCS R ~明るく元気なCSR活動~】
【MS&ADグループの価値創造ストーリーとCSR取り組み】
●ステークホル ダ ーとCSRの 目 的
「社会」
「 経済」
「 環境」
に対する社会的責任を果たしていくため
に、CSR経営を経営戦略の中核に位置付けています。
MS&ADグループの目指す
「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来」
を支えるために、リスクをいち早く見つけ、その
MS&ADインシュアランス グループで定める
「経営理念」
「経
発現を防ぐとともに、
リスクが現実となった場合に備えたさまざまな商品・サービスを提供することで、世界中のチャレンジする
営ビジョン」
および、当社独自の指針を加えた
「行動指針」
を柱と
お客さまが安心して生活や事業活動を行うことのできる環境づくりを行う、これが当グループの価値創造ストーリーです。
し、
「 地域密着」
「 現場主義」
の実現により、持続的な成長と企業
企業価値の向上と、社会やステークホルダーの
皆さまとともに、持続的成長を実現
「リスクと安心を担う総合サービス企業」
「良き企業市民」
として、
ステークホルダーに評価され、
強い信頼関係を維持
価値の向上を図っています。
活力ある社会の発展と地球の健やかな未来
MS&AD を支える資源
̶ MS&AD の強み ̶
財務資本
●
気候変動による甚大な自然災害
人的資本
●
●
グローバルで多様な人財
保険・リスク関連等の知識に精通したプロ
フェッショナルな人財
安 定した人 々 の 生 活
多発する事故・災害
連結純資産:2兆7,252億円
高齢化に伴う介護・医療の負担増
連結従業員数:40,617名
地域社会の活力の低下
●
資本効率の向上 ● 株価の上昇
●
適正な利益還元
活 発な事 業 活 動
●
●
社 会をとりまく多 様なリスク
さらに働きがいを実感し、成長できる職場
環境の提供
安定し、かつ、
ワークライフバランスにも配
慮した雇用
知的資本
●
●
知的資本
事業の長い歴史と経験に支えられた知見
と信用力
●
MS & AD
国内・ASEANで最も豊富なリスクデータ
社会・関係資本
●
国内およびASEAN No.1の規模を誇る顧客層
国内個人お客さま数※:約4,200万人
国内法人お客さま数※:約230万社
ASEAN域内 No.1の正味収入保険料
●
国内No.1の代理店ネットワーク
国内損害保険代理店数※1:95,819
国内営業拠点※2:257部支店・1,050課支社
国内事故対応拠点※1:447ヵ所
海外拠点※3:46ヵ国・地域 (2016年4月1日現在)
※1 国内損害保険会社の代理店数・拠点数の単純合算値、
※2 国内保険会社の拠点数の単純合算値、※3 SLI Cayman
Limited(金融サービス事業)があるケイマン諸島を含む
●
トヨタグループ、日本生命グループ、三井グ
ループ、住友グループなど、異業種のトップ
企業とのリレーションシップ
自然資本
(生物多様性を持った自然環境)
安心・安全の提供
グローバルな保険・金融サービス事業
リスクを見つけお伝えする
リスクの発現を防ぐ・
リスクの影響を
小さくする
●
リスク関連の調査研究成果の社会への提供
●
適切かつ迅速な保険金の支払い
国内生命保険事業
●
事故・災害を未然に防ぐサービスの提供
金融サービス事業
●
●
●
リスク関連サービス事業
高品質かつ多様な代理店ネットワーク
の提供
取引先との協力関係による社会的責任
の遂行
社会インフラや行政サービスなどの社会資
本をリスクから守る商品・サービスの提供
自然資本
企業価値創造を支える仕組み
(健やかな地球)
環境
(を守るため)
の負
荷の軽減
●
環境変化を見据えた事業構造の変革
チャレンジする企業文化と人財育成
最適な資源配分とリスクの適切な管理
コーポレートガバナンスの強化
●
●
生物多様性の維持への貢献
社員によるさまざまなボランティア活動
※ 上記は、国際統合報告評議会
(IIRC)
が2013年12月に発表した
「国際統合報告フレームワーク」
に掲載されている
「価値創造プロセス」
の図を参考に、当社グループのミッションの実現に向けたプロ
セスを図示したものです。
※ 上記
「社会的課題」
は、ステークホルダーとの対話やISO26000、持続可能な開発目標
(SDGs)
等を参考に、当社グループの重要課題として抽出したものです。
持 株 会 社にC S R 推 進 部 署を設 置
し、グループ一体となったCSR活動を
推進するとともに、グループ国内保険
会社のCSR活動を支援しています。
取締役会
グループ
経営会議
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コミュニケーションレポート&会社案内 2016
社会的課題・問題に対する、当社の本業や
ステークホルダー
お客さま
代理店・扱者
社員
取引先
株主
2015年度
地域社会・国際社会
地球環境
1.本業を通じた取り組み
(1)
より高品質なサービスの提供
(2)
事故防止・事故低減に資するサービスの提供と活動
(3)
環境保全・社会貢献に資する商品・サービスの提供と
普及
2.地域・社会への貢献
(1)
地域密着を具現化する地域や社会への貢献活動
(2)
被災地に向けた取り組み
(3)
地域・社会に貢献する文化活動
(4)
次世代を担う子どもたちへの教育支援
(5)
CSR大賞の創設
3.地域・社会とのコミュニケーション
CSR推進部門
各部門
CSR推進部門
各部門
CSR推進部門
各部門
AD:あいおいニッセイ同和損保
MS:三井住友海上
5.企業風土・人財育成
(1)
役割革新を通じた個の力の向上とチームワーク発揮に
よる風土醸成
(2)
人財育成、ワークライフバランスの促進、ダイバーシティの推進
2016年度課題
主な成果
コンタクトセンターが、HDI(ヘルプデスク協会)が認証する「五つ星認
証プログラム」において認証を取得【国内損保業界初】
● 親族と離れて暮らす高齢者の、「緊急時には親族に連絡して欲しい」というニーズ
に応えるサービス「親族連絡先制度」を三井住友海上と共同開発【損保業界初】
● テレマティクス技術を活用した自動車保険「つながる自動車保険」発売
● 「民間救急(患者等搬送)事業者賠償責任保険」を発売
● Web約款への切替推進【選択率74.5%】
●
地域貢献活動が定着【全部支店で実施、219取り組み、1万人超参加】
社内外より収集したベルマーク点数を東日本大震災被災地の19校へ寄贈
【190万点(190万円相当)】
● 障がい者スポーツ応援活動活発化【11大会、1,087人が声援を送る】
● CSR表彰制度(CSR大賞)を創設。部支店・個人の地域・社会貢献活動の
発展・継続を目指す
●
●
各地域で、当社活動のマスコミへの積極的な働きかけを実施
コミュニケーションレポートを活用した対話促進、アンケート収集により
ステークホルダーの意見を収集
● 社内報で各地域の歴史的建造物等を訪ねて当社の歴史や地域とのつながり
を再発見する企画をシリーズ化、社員へ地域と当社のつながりを情宣
●
●
●
●
●
グループ国内保険会社
連携
個人情報保護
関連ノウハウの提供・活用による改善取り組み
重点課題
(1)
地球温暖化防止に向けたエネルギー使用量の削減
AD各部門
各部門
コンプライアンス
情報開示
内部統制・管理態勢の継続的強化/適正・適切な業務運営
各部支店・
CSR推進責任者
CSR推進委員
報酬委員会
MS各部門
総合企画部
CSR推進室
リスク管理
ERM委員会
4.地球環境保全の取り組み
報告
CSR委員会
コンプライアンス
委員会
(1)
地域社会における活動情報の発信
(2)
ステークホルダーに対するコミュニケーションの強化
(3)
地域社会と当社との歴史の理解
● CSR 推進体制
MS&ADホールディングス
コーポレート・ガバナンス
本社CSR・
環境実行委員会
環境への責任
● C S R 重 点 課 題:I S O 2 6 0 0 0を準 拠として、C S R 委 員 会・取 締 役 会で 決 定
社会・関係資本
国内損害保険事業
リスクが現実となったときの
影響を小さくする
変化する多様なお客さまニーズにお応
えする商品・サービスの提供
5つの事業ドメイン
海外事業
※ 三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の顧客数の単純合算値
●
本社CSR・
環境会議
人事委員会
専門性の高い社員の育成
経営理念
経済的責任
社会的責任
CSR委員会
人的資本
レジリエントかつ
持続可能な社会
あいおいニッセイ同和損保
● CSR 推進体制
取締役会
財務資本
社会的課題
お客さまのリスクを引き受けるのに十分か
つ健全な財務基盤
ステークホルダーとともに
創出する価値
●
●
●
ISO14001認証更新
エネルギー使用量削減【電力:△2.9%(△1%)、ガソリン:△4.4%(△
2%)OA紙:+2.6%(△4%)】( )は目標
生損保初、環境省等主催「環境人づくり企業対象2014、2015」受賞(MS&ADグループ)
全階層の社員が一段上の役割を担う「役割革新」の積極推進
女性管理職、候補層の増加【部長職以上:11名 管理職:221人】
海外研修制度を公募制に変更、社員が積極的にチャレンジできる基盤を整備
1.本業を通じた取り組み
(1)
品質向上取り組み
(2)
社会的環境変化を踏まえた商品・サービスの開発
(3)
防災・減災、事故防止・低減に向けた取り組み
(4)
環境保全・社会貢献に向けた取り組み
(5)
責任投資の取り組み
2.地域・社会への貢献
(1)
「地方創生」
取り組みを中心に地域密着を
具現化する地域や社会への貢献
(2)
被災地支援に向けた取り組み
(3)
地域・社会に貢献するスポーツ・文化・教育活動
3.地域・社会とのコミュニケーション
(1)
地域・社会における活動情報の発信
(2)
ステークホルダーに対するコミュニケーション強化
(3)
地域・社会と当社との関係について理解促進
4.地球環境保全の取り組み
(1)
地球温暖化防止に向けた取り組み
5.企業風土・人財育成
(1)
コーポレートガバナンスコード対応
(2)
コンプライアンスを重視した企業風土
(3)
人財育成・ダイバーシティ推進
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
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あいおいニッセイ同和損保らしさ
「お客さまにとって
No.1 の保険会社」へ
「お客さまの声」への対応の基本方針
1.
「お客さまの声」
に対しては、お客さまの立場に立ち、誠意をもって迅速に対応し、問題解決
に努めます。
2.
「お客さまの声」
は、当社にとって業務改善に向けた重要なものであり、真摯に受け止め、
積極的に経営に活かし、改善に取り組むことにより、業務品質の一層の向上を図ります。
「 お 客 さ ま にとって
No.1の 保険会社」へ
~一人ひとりのお客さまの声を大切に~
当社は、お客さまに安心と満足をお届けするために、「全力サポート宣言」のもと、
品質向上に取り組んでいます。
私たちは
「すべてはお客さまの安心のために」
を
すべての「お客さまの声」に感謝するとともに大切に受け止め、
経営理念とし、お客さまに寄り添い、安心と安全
より良い商品やサービスの開発・改善に活かし、
をお届けすることを念頭に置いています。お客さ
「お客さまにとって№1の保険会社」を目指してまいります。
まのご要望にワンストップでお応えし、身近に
お客さまからいただいたおほめ・感謝の声
紛争・おほめ・感謝の声など
高齢の私に対し、代理店の担当の方が親切
にわかりやすく説明してくださったので、とて
も理解しやすかったです。
お客さま
初めての事故でとても不安でしたが、担当の
方の対応が非常に早く、相手の方との交渉も
スムーズに進めていただき安心しました。
感じていただけるよう、顔の見える保険代理店で
「お客さまの声」
を受け止める
問い合せ・相談・要望・苦情
お客さまの声
あることを心掛けております。
店舗等の窓口
お客さまの声
お電話の窓口
お客さまの声
Web 等の窓口
お客さまの声
外部機関
「お客さまの声」
の集約
株式会社 山田保険事務所
代表取締役
(東京西支店小金井支社)
山田 英夫
しっかりと
「聴く」
、一人ひとりに合わせた
「臨機応
変な対応」、
「お客さまに寄り添う」ことを常に
大 切にしています。一人でも多くのお客さまに
「お客さまの声」
対応方針に沿って、お客さまから寄せられ
た貴重な声を真摯に受け止め、商品・サービスの開発・
改善に活かす仕組みを整えています。
保険証券についている
「安心カード」
は、切り
離して免許証ケースに入れて持ち歩けるの
で便利です。
満足をお届けし、当社のファンになって頂ける
「お客さまの声」を活かす
よう心掛けています。
コンタクトセンター事業部
大阪カスタマーセンター
藤本 麻衣子
分析
一 人のお客さまの声は、すべてのお客さまが
お客さまのご要望にお応えした
商品・サービスの提供
効果検証
施策への
反映
「心に秘めた想い」
であると捉えています。今回の
熊本地震においても、お客さまの声は
「今求めて
いるものは何か」
を率直に教えてくださるもの
であり、代 理 店と二 人 三 脚で応 対したことが
保険金の迅速なお支払い並びにお客さまへの
お客さまの声にもとづく改善事例(一例)
お客さまの声
自転車事故のケガの補償内容や、
他の人にケガを負わせてしまった
時の賠償が心配・
・
・。パンフレット
に分かりやすい説明が欲しい。
安心のご提供につながったと思います。
2016年4月改定「タフ・ケガの保険」
パンフレットに、自転車運転中の事故
の補償に関する説明を追加しました。
消費生活アドバイザーを
交えての定例会議を実施
「お客さまが何を求めているのか」
を発見し、 お客さまの視点で改善に
つなげるため、各部門の代表者に社
外の消費生活アドバイザーを交え、定
例会議を実施しています。
お客さまの声グループでは、お客さまから当社へ
24時間365日、常にお客さまに寄り添い、お一人
寄せられたご相談、ご要望やご不満、感謝の声を
おひとりのニーズに合わせた事故対応を心掛け
日々大切に受け止めています。いただいた声は
ています。いつでもお客さまに早く安心していた
集約・分析の上、社内の関連各部にフィードバック
し、商品・サービスの改善に役立てています。
業務品質向上推進部
お客さまの声グループ
長澤 徹冶
だけるよう、夜間・休日であっても平日と変わらな
い対応に取り組んでいます。
熊本支店
熊本第一支社
薦野 剛
あんしん24
損害サービス部
所沢あんしん
サポートセンター
西沢 直子
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コミュニケーションレポート&会社案内 2016
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
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あいおいニッセイ同和損保らしさ
安心・安全な
社会の実現に向けて
先 進 技 術 の 活 用・研 究
英国テレマティクス※自動車保険最大手Box Innovation Group Limited
(BIG社)
の買収
(2015年3月)
により獲得したテレマ
ティクス技術の活用高度化、新たに設立した米国事業会社における先進技術の研究などを通じて、
「自動車保険のパイオニア」
とし
て新たな価値を提供し続けます。
※「テレコミュニケーション(通信)
」と「インフォマティクス(情報工学)
」を組み合わせた造語。 カーナビや GPS などの車載機と移動体通信システムを利用してさまざまな情報や
サービスを提供する仕組み。
社会の複雑化やIT、代替エネルギー等の技術革新、グローバル化の加速が、新たなリスクを生み、
また気候変動に伴う大規模な自然災害が頻発しています。
【 テレマティクス技術を活用した商品・サービスの提供 】
先進技術の活用等により、誰もが安心して安全に暮らせる社会の実現に取り組んでまいります。
当社の持つテレマティクス技術を活用し、安全・安心・便利なモビリティ社会の構築に貢献していきます。
当社の持つテレマティクスノウハウ
ハ ザ ードマップ を活 用した 取り組 み
近年、気候変動・地球温暖化の影響が随所に現れ、台風の大型化・ゲリラ豪雨・熱暑等
安全・安心・便利なモビリティ社会の構築に貢献
の異常気象、また大規模地震も頻発しています。そうした中で
「ハザードマップ」
を活用し、
備えの重要性と正しいリスク認識をお伝えしています。損害保険の持つ力、機能を多くの
海外の取り組み
国内の取り組み
方々にご理解いただくことが重要と考えています。
テレマティクス技術を活用した商品を提供
英国テレマティクス自動車保険最大手BIG社買収(2015年)
<個人のお客さまへ>
被害に遭いました。 水が引いたあと、軍手・マスク持参で、被災し
たお客さまをお見舞い訪問すると共に、改めて作成したハザ-ド
マップを用いて、お客さまの財産を守るべく、災害等の情報提供
や保険についての提案を行い大変喜ばれました。
お客さまから多くの
「ありがとう!」
を頂くことが、私たち代理店を
この仕事に向かわせる原動力となっています。
地 震 保 険 普 及 の 取り組 み
地震保険の必要性や制度内容を正しく伝え、お客さまに理解
いただくことが損害保険会社の使命です。当社では、地震リスク
に関するアドバイスを行うなど、普及のための取り組みを行って
います。
2015年10月~2016年3月には
「地震保険普及活動」
を実施
し、475千件の契約をいただきました。
この契約件数1件につき5〜10円を
各 都道府県に寄付し、地域での防災
栃木支店小山支社
有限会社テイクス
代表取締役
髙平 丈也
様
小山市ハザードマップ
アプリケーション の 提 供
トヨタ自 動 車・トヨタファイナンシャルサービス社と共 同で
Toyota Insurance Management Solutions USA, LLCを
設立、3社のノウハウを集約させることで、よりお客さまにご満
足いただける保険サービスの提供を目指します。
当社指定車載器※を活用
したフリート契約者向け
のテレマティクスサービ
スで、企業のお客さまの
車両運行管理と事故低減取組みを強力に
ご支援します。
タイ初の走行距離連動型保険認可取得
(2016年)
2016年内にタイでの新商品発売を目指すとともに、グローバ
ルに展開を進め、テレマティクス自動車保険の世界主要プロバ
イダーとなることを目指します。
※当社指定車載器とは、富士通テンの「T500」と
トヨタ自動車の「TransLog」を指します。
【 サポ NAVI(ナビ)】
自動 車 事 故の未 然 防 止や万
【 ICT(情報通信技術)を活用した商品・サービスの創出 】
が一の事故時に役立つ無料
の スマートフォンアプリ「 サポ
当社は、今後見込まれるさまざまな技術革新や
NAVI」。警察・消防の要請代行
機能を損保業界で初めて搭載し
ています。
社会環境の変化を捉え、ICTを活用したお客さま
●
ビッグデータやIoT※1等の先進技術を活用した商品・サービスの開発
ニーズに応える商品・サービス等の開発を進めて
●
フィンテック企業をはじめとした異業種との連携等による新たなビジ
ネスモデルの創出
いきます。
●
●米国で事業会社を設立(2016年3月)
ます。
サポ NAVI トップ画面
(2016 年 7 月時点)
100%子会社Aioi Nissay Dowa Insurance
保険販売・損害調査等の各種業務におけるAI※2等の活用
当社の持つテレマティクス技術を活用し、
安全・安心で便利なモビリティ社会の構築に貢献していきます。
Services USA Corporationを設立、自動運転
やAI等の先進技術の調査研究・情報収集により
次世代の戦略を検討していきます。
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
米国でテレマティクス自動車保険サービス会社を設立(2016年)
<法人のお客さまへ>
対 策 費 用として 役 立 て て い た だき
19
欧州の自動車保険マーケットにおける事業基盤の一層の拡充
により、当社事業の拡大を図ります。
トヨタのつながるサービス
「 T - C o n n e c t 」により
実現した先進的・合理的な
自動車保険です。
「安心・安全・お得」
の3つのメリットでお客さま
をサポートします。
2015年9月の台風18号で、栃木県小山市は甚大な浸水・冠水
※ 1 Internet of Things の略。世の中に存在するさまざまな「モノ」に通信機能を持たせ、インター
ネットへの接続や相互通信を可能とする概念
※ 2 Artificial Intelligence の略。人間が知能を使って行う作業を模倣するソフトウェアやシステム
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
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あいおいニッセイ同和損保らしさ
地域の皆さまとともに
ベ ル マークを通じた 社 会 貢 献
損害保険会社で唯一のベルマーク協賛会社として、自動車保険をはじめ、主に一般家庭を対象とする
当社は行動指針に「地域密着」を掲げ、常に、地域社会とのつながりを大切にしています。
商品にベルマークをつけています。また、ベルマーク収集活動にも注力し、社内外で収集したベルマークは
地方創生の取り組み支援やベルマークを通じた社会貢献活動など、当社ならではの取り組みを通じ、
役職員が仕分けを行い、ベルマーク財団を通じて被災地の学校へ寄付しています。
地域社会の発展に貢献します。
●ベルマーク収集活動の推進
ご協力を呼びかけ
地 方 創 生 プ ロジェクト
2011〜2015年度
収集活動
参加企業
【 地方創生の取り組み 】
国による地方創生政策を受けて、地方公共団体や地域金融機関は、各地域における推進役として課題を持って取り組みを推進し
当社社員
2,800社
2016年度
収集点数
1,170万点
ています。この取り組みを支援するために、当社では地方創生プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、地域の
「まち・
役職員が
仕分け
ひと・しごと」
に係る課題に対して、安全なまちづくり支援、災害対策支援、中小企業・産業振興支援など課題解決に役立つメニュー
の提供を行うことにより、地方創生の取り組みを支援していきます。また、当社は、多世代コミュニティ事業を推進する株式会社
コミュニティネットに出資、業務提携を行うなど、
「 生涯活躍のまち」構想の実現に取り組んでいます。
HPを見た
学校等からの
寄付
寄贈
東日本大震災
被災地の学校
118校
東日本大震災の被災地の
小中学校等
企業や団体、代理店・扱者の皆さま
この取り組みを通じて、当社の行動指針に掲げる
「地域密着」
の一つの形を実現していきます。
平成28年
(2016年)
熊本地震
被災地の学校
地域における地方創生の取り組み
まち
地方公共団体
ひと
課題
地域金融機関
感 謝 の 月「 地 域 の 皆さま お か げさまで!」活 動
地域の皆さまへの感謝の気持ちを
しごと
地域企業
地域住民
2003年度より実施
伝える活動を、2003年度より実施し
ています。
2015年度は損害保険会社らしい
社会貢献活動として、地域の方々や
地方創生の課題解決に役立つメニューの提供等を通じて取り組みを支援
警察署と合同で交通安全をテーマに
した取り組みを行うとともに、地域の
2015
〈英国で若年貧困層や障がい者等
に、スポーツ競技の大会に参加する
機会を提供している慈善団体の寄
付活動に参加〉
清掃、文化遺産の保護活動など、地域
地域密着の一つの形
の実情に応じ幅広い分野での活動を
年度
219
取り組み
10,600
約
が参加
名
展開しました。
〈千葉で干潟の保全活動を実施〉
地 域 企 業と地 方 創 生を支 援
〈オリジナル黄旗を活用しての交通
安全活動〉
【 地域 AD 倶楽部 】
知り合う
(企業交流)
「情報提供」
「 企業交流」
「 地域貢献」の3つの柱で、
の企業の皆さまと一緒になって取り組んでいるベル
マーク収集活動での被災地支援のほか、無事故推進
運動など、
地域と企業を元気にする活動を行っています。
参画企業数
26,100
21
役立つ
(情報提供)
「あいおいニッセイ同和損保らしさ」
等をキーワードとして、全国で寄付・寄贈活動を行っています。
http://www.adclub.jp/
助け合う
(地域貢献)
社(2016 年 3 月末)
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
M S & A D ゆにぞ んスマイルクラブ
役職員一人ひとりが気軽に参加できる社会貢献活動として募金制度を運営しています。防災・減災対策への寄付をはじめ、
「環境」
、
「子ども」
、
地域の皆さまのお役に立つ活動に取り組んでいます。
各種講演会や企業交流会を全国で開催、
また、地域
〈ハワイ州交通省の公共サービス活動
(道路の清掃・美化活動)
に参加〉
●防災・減災対策への寄付・寄贈
●子どものための
寄付・寄贈
●復興支援
●海外支援
●車いす寄贈
など
〈携帯簡易トイレ〉
〈タイで乳幼児教育施設建設〉
〈復興支援イベントに協賛〉
〈東日本震災被災地に図書寄贈〉
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
22
あいおいニッセイ同和損保らしさ
あいおいニッセイ同和損保らしさ
地域の皆さまとともに
より良い環境を次の世代へ
当社は、全社を挙げて、障がい者スポーツの魅力を伝える活動を行っています。
MS&ADインシュアランス グループは、「グローバルな保
各地域で行われる大会や競技の応援、アスリートの就労支援など、地域に根差した活動を全国で進めていきます。
険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提唱し、活
MS & AD インシュアランス グループ環境基本方針
力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」とい
1. 主要課題
【 アスリートの雇用とチームビルディング 】
障がい者アスリートのセカンドキャリア支援の一環として、積
極的な採用活動を行い、現在7名の選手が全国に在籍しています
【 大会を応援 】
競技を
「観て」
「 感じて」
「 体感する」
ことが大切であると考え、
積極的に大会会場に足を運び、応援活動を行っています
【加入時】
アスリートからのメッセージ
環境保護活動の一環として、ペーパーレス化につながる
eco保険証券・Web約款を導入し、紙資源やエネルギー
料が割引となります。
【 東京都スポーツ推進モデル企業に選定 】
「東京都スポーツ推進モデル企業」
小野 智華子
る車両保険です。
日本ユネスコ協会連盟
特に社会的な影響や波及効果の大き
い取り組みをしている企業等が認定さ
被災地支援
ハートフルリサイクル
(リサイクル部品使用特約)
当社を含め、13社が選ばれました。
more trees
被災地支援
車両事故の修理で部品交換を必要とする場
合に、
リサイクル部品を使用することをご契
環境保護
地域 NPO 団体
約時に決めていただくことで、車両保険料
環境保護
が割引となる特約です。
被災により就学が困難となった
児童を支援する
「ユネスコ協会就
学支援奨学金」
への寄付。
被災地周辺の地域産材を活用し
た木造仮設住宅等の建設や、フィ
リピンでの植林活動への支援。
地域に密着した環境保護活動を
行うNPO団体への寄付(約100
団体)
。
全損車両
ネットオークションシステム
使用済み自動車の適法な処分とリサイクル
部品の製品化を実現し、循環型社会の構築
に貢献します。
新 NGP ダイレクト
リサイクル部品が、Webで簡単に24時間画
像検索できる画期的なシステムです。
NGP エコひろば
リサイクル部品を活用した整備・修理を希望
するカーユーザーに優良整備工場をご紹介
するWebサイトです。
東京都スポーツ推進
モデル企業認定ステッカー
「AD Challenge Support」
を運営し、イベントや取り組みなど
あらゆる情報発信を行っています。
商品・サービスを支える基盤
自動車研究所
㈱あいおいニッセイ同和自動車研究所は、自動車の修理に関する研究・実験等を目的として
創設されました。国内損害保険会社で唯一の衝突実験設備を保有しています。
そのほか、以下の取り組みも行っています
全国での障がい者スポーツイベント開催
全国各地で開催する
「地域AD倶楽部」
(P21参照)
の講演会・企
業交流会において、アスリートによる講演や、体験会・写真展等を
行っています。
環境負荷の削減
当社では、役職員、代理店・扱者とともに、環境負荷やCO2の削減に取り組んでいます。
● エネルギー使用状況推移
電力(千kWh)
関連団体への協賛
各団体のビジョンに賛同し、次の4団体を支援しています。
<Webサイト>
選択件数に応じて寄付
突実験設備で評価し、車両保険料を割引す
都スポーツ推進企業」
102社の中で、
多くの方に障がい者スポーツの魅力を伝えるため、ウェブサイト
また、2016年度よりFacebookでの情報発信も開始しました。
お客さま
「壊れにくさ」
「 修理のしやすさ」
を当社の衝
れるものです。
【 ウェブサイト/ SNS 等での情報発信 】
エネルギー
削減
衝突実験から生まれた車両保険
「ドーン!とおまかせ」
は、2015年12月に認定された
「東京
人事部 競泳日本代表
(クラスS11:全盲)
紙使用量
削減
CNG車
(圧縮天然ガス自動車)
の場合、保険
ができ、競技でも応援していただける会社に魅力を感じていま
を両立できることが何よりの喜びです。
使用量の削減を推進しています。
ハイブリッド車・電気自動車・燃料電池車・
けつけてくれて、パワーをいただきました。仕事を通じて仲間
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
【自動車修理時】
(先進環境対策車割引)
リオ・パラリンピック選考会では、社員の皆さんが応援に駆
23
保 険・金 融サービス事業を通じた取り組み
ECO カー割引
会社の役に立ちたいと考えています。将来を考えて仕事と競技
❷ 事業プロセスにおける取り組み
保険商品・サービスを通じてお客さまとともに地球環境保全に取り組み、持続可能な社会づくりに貢献します。
開催し、アスリートの相互連携と社内の機運醸成を図っています。
す。社内のアスリート懇談会では刺激し合える仲間と知り合う
❶ 保険・金融サービス事業を通じた取り組み
❸ 環境啓発および保護活動
また、アスリートのチームビルディングが重要と考え、懇談会を
ことができ財産が増えました。今後はヘルスキーパーの業務で
❹ 生物多様性の保全
2. 行動基準
(2016年6月1日現在)
。
<Facebookページ>
❸ 環境負荷の低減
の主要課題・行動基準に従って取り組みを推進します。
障 が い 者 スポ ーツ 支 援
❶ 気候変動の緩和および気候変動への適応
❷ 持続可能な資源の利用
う経営理念のもと、経営戦略の一環として環境に関する4つ
・日本障がい者スポーツ協会
・日本車椅子バスケットボール連盟
・日本障がい者水泳連盟
・日本パラリンピアンズ協会
ガソリン(㎘)
2)
CO(t-CO
2
紙(t)
2011年度
81,875
3,343
40,812
7,240
2012年度
78,519
3,151
47,698
6,319
2013年度
77,172
2,991
46,543
8,005
2014年度
75,421
2,855
51,060
6,404
2015年度
71,208
2,730
48,141
6,569
※表内の数値について
・当社国内全拠点における全エネルギー使用量
(省エネ法にもとづいた算定範囲)
および社有車等の
ガソリン使用量
・
「地球温暖化対策の推進に関する法律
(温対法)
」
の
「算定・報告・公表制度」
における排出係数を使用
(電力使用によるCO2排出量は、電気事業者別排出係数で算出)
・2012年度以降のCO2排出量は、原発停止による電力のCO2排出係数大幅アップの影響により増加
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
24
あいおいニッセイ同和損保らしさ
「明るく元気な社員がお客さまを
全力でサポートする会社」の
実現に向けて
当社では、お客さまのために自ら考え、行動できる「人財」の育成に取り組んでいます。
社員」
を目指す社員像としており、社員一人ひとりの
人材育成体系により
「学ぶ風土」
「 育てる環境」
を醸
「目指す社員像」
自ら学び自ら考え、
チャレンジし、
成長し続ける社員
明るく元気な
社員
育 てる 風 土
学ぶ風土
自ら学ぶ 意欲と姿勢
け社員の成長につなげます。
全社員の知識レベルの維持・向上を目的とした
「全社
●
自学自習で幅広い知識の習得を図る
「チャレンジアカ
研修
神奈川自動車営業部
営業第一課
米田 太実雄
呉 慧娟
【 ワークライフバランス 】
現在、育児をしながら営業担当として日々切磋琢磨する毎日です。
マレーシア赴任中の 2012 年と 13 年に、 上司・同僚の理解の下、
業 務 担 当 から 営 業 担 当 に 変 わって から の 一 番 の 不 安 は、育 児と
育児休暇を取得し、家事に育児にと懸命に働きました。数日間ではありま
仕事の両立でした。以前は育児にかける時間が短くなり、悩んだこともあり
したが、生まれたばかりの子どもと過ごした時間は一生の財産となりました。
ますが、今はどれだけ一 緒にいるかという「 量 」ではなく、どれだけ
2016 年 3 月の帰国の際、妻から、赴任期間中に最も嬉しかったことは、
愛情を込められるかという「質」だと感じています。
「どんな環境にいても
誰 に 対 し て も ベ ストを 尽 くす 」を モットー に、
仕事においても育児においても全力を尽くしたいと
この制度を利用して本当に良かったと思いました。
思っています。
●育児休業取得人数( )は2011年度実績
男性
女性
合計
29
(4)
271
(162)
300
(166)
福井支店 福井第二支社
千田 知佳
「明るく元気に輝いて、お客さまのために」をモットーに、女性メンバー
結婚を機に「あいムーブ」を利用し、2014 年より新潟で損害査定
で構成する職場ならではの考え・強みを生かした営業を展開しています。
職場全体で指導・育成にあたるFT
(ファミリートレーニ
業務についています。ライフスタイルが変わっても、これまで培ってきた
また、メンバー全員が「チームプレー」で結果を出すという意識の下、
ング)
体制
(OJT)
スキルを活かせる環境に感謝しています。新たな職場で学ぶものは多く、
コミュニケーションを活性化し、アイデアを出し合って室の運営体制を
また、自身の働き方次第でその職場に影響を与える
構築しています。
ポストチャレンジ制度
(海外研修、MBA派遣、本社・関
連企業の特定部署、ポストの応募等)
「いきいきと働ける職場づくりは、
コミュニケ-ションの活性化から」
当社は、
「明るく元気な社員がお客さまを全力でサポ-トする会社」
という
スロ-ガンのもと、明るく元気な社員がいきいきと働ける職場づくりに取り
組んでいます。具体的には、管理職層を対象にした
「コミュニケーション行動
ルール」の設定、
「 明るく元気にほめる日」の設定、上下関係をスムーズに
する運動として役職名ではなく
「さん付け」
で呼ぶ運営などを行っています。
これによりコミュニケ-ションの活性化を図り、
「いきいきと働ける」
職場
づくりを進めていきたいと考えています。
25
北海道損害サービス部
帯広サービスセンター
【 女性活躍推進 】
デミー
(社外通信研修)
」
の提供
●
応え、役立つように努めます。
個性豊かに情報発信できる組織を目指します。
OJT
員マスタープログラム」
の実施
●
これからも語学の強みを活かし、 多様化するお客さまのニーズに
対 応 力 向 上 にもつな がっています。 今 後も全 員 で、 明るく元 気 で
渡邉 誠士
自ら学ぶ風土の醸成とキャリア形成支援
階層別・テーマ別に実施する集合研修
事故対応や新規保険を提案をする場面もあります。
また、 障がいのある方への心遣いの定着が、 社内外の全ての方への
関西企業営業第三部
営業第一課
自己研鑽
●
今は、日本に在住する中国人のお客さまに母国語の中国語を活かし、
変革が促されて業務の見直しや効率化が進み、
働きやすさにつながりました。
多数行った旅行ではなく
「2 回の育児休暇」
だと言われ、
成し、自ら学ぶ意欲を育み、自ら学ぶ姿勢を身につ
●
でしたが、上司や先輩たちに助けられながら、乗り越えて来ました。
います。 社員の多様性は社内に新しい風を呼び、メンバーの働き方の
(2016年7月1日現在)
成長を積極的にサポートしています。
また、
「自己研鑽」
「研修」
「OJT」
を三つの柱とした
入社当初は事故対応の際、 言葉がきちんと伝わるか、 外国人かつ
女 性 の 営 業 担 当で代 理 店 の 皆さんはどう思っているのかなど不 安
帯広サービスセンターでは、 障がいを持つ3名の社員が活躍して
2.36%
その原動力となる社員が活躍し続けられる環境整備に、積極的に取り組んでいます。
「自ら学び自ら考え、チャレンジし、成長し続ける
【 職場におけるダイバーシティ】
障がい者雇用率
同時に、「明るく元気な社員がお客さまを全力でサポートする会社」を目指し、
目指す社員像
明るく元 気 に 活 躍 する 社 員
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
人 事 制 度・運 用
GOOD
C O M M U N I C AT I O N
こともできます。 役割革新が進む中でさらに質の
小林さん:持ち前のポジティブな性格を活かし、数字に執着をもち、
高い業務を目指すとともに、後輩の育成・指導にも
色々なことにチャレンジします。また、一緒に働く代理店の方へ感謝の
注力し、
前向きに、
さまざまな
気持ちを忘れずに、日々の営業活動に取り組みます。
こ と に チ ャレ ン ジ し て
いきたいと思っています。
甲信越損害サービス部
新潟第一サービスセンター
武内 彩夏
野崎さん:室長やリーダー、仲間の存在や言葉が
私のモチベーションアップにつながっています。
「責任感をもって仕事に向きあう」
ことを心掛け、
明るく楽しく仕事をしていきます。
ダイバーシティ経営企業100選表彰企業に選定
経 済 産 業 省 が 実 施している、
「 ダイ
バーシティ経営企業100選」
に2013年
女性管理職比率目標
度に選定されました。ダイバーシティ
2020年
目標
推 進 の 先 進 的 企 業として、他 企 業 の
モデルになることが求められています。
30%
東京企業営業第四部
住宅推進室
小林 未季(左)
野崎 瑠里子
コミュニケーションレポート&会社案内 2016
26
当社は、行動指針に「地域密着」を掲げ、地域社会や地域の皆さまとのコミュニケーションを大切にしています。
また、「全力サポート宣言」を企業メッセージとし、すべてのお客さまに「迅速」「優しい」
「頼れる」サービスをお届け
することを誓っています。
この宣言のもと、2016 年に発生した熊本地震では、全社を挙げて以下の対応を行いました。
【 平成 28 年(2016 年)熊本地震への対応 】
2016 年 4 月 14 日に熊本地方で大規模な地震が発生しました。この地震による地震保険金支払額は、損害保険業界全体で
3,200 億円を上回り、東日本大震災に次ぐ、史上 2 番目の支払い規模となりました。
1 日でも早く保険金をお届けするために
地震発生後速やかに対策本部と地
〈 当社の対応体制 〉
震保険サービスセンターを設置、最大
お客さま
で約 600 名の社員を派遣し、被害状
況を確認する「立会調査」
、もれなく
立ち会い調査
保険金を請求いただくための「お見舞
いコール・お見舞い訪問」
を行いました。
その結果、 発災から 1 ヶ月でお支払
完了率が 80%(全社平均約 50%)を
超えました。
事故受付
保険金支払
お見舞いコール、お見舞い訪問
最大時 570 名でサポート
【地震対策本部】
福岡支店ビル
熊本、大分、福岡を中心に
九州全域の対応
【地震対策本部】
熊本支店ビル:285名体制
動員:本社・営業98名、損害サービス79名、
鑑定人95名
【お見舞いコール
センター】
新宿ビル:20名体制
【地震保険
サービスセンター】
新宿ビル:246名体制
当社の迅速な対応へ、多くのお客さ
まから感謝の言葉をいただきました。
【本社対策本部】本社事務局を一元化し、第一線を全力サポート
当社の使命
日本全国でさまざまな大規模災害や異常気象が発生しており、新たな災害がいつ、どこで発生するか分かりません。
いつ、どんなことがおきても、「迅速」「優しい」
「頼れる」対応で、お客さまに一刻でも早く保険金をお支払いすることが
私たちの使命と認識し、東日本大震災や今回の震災対応での経験・学びをお客さまの対応につなげていきます。
被 災地を応援する取り組み
恵比寿本社で物産展開催
収集したベルマーク点数を
熊本・大分の学校へ寄贈予定
役 職 員 義 援 金 2,550 万 円 と 会 社
マッチングギフトの合計 3,550 万
円を寄贈【MS&AD グループ】
阿蘇郡西原村でボランティア活動
を実施、近隣住民の食事等を支援
【MS&AD グループ】
本冊子は、適切に管理された森林から生まれた
「FSC®認証紙」
を使
用し、VOC
(揮発性有機化合物)
成分ゼロの100%植物インキ、印
刷工程で有害廃液を出さない水なし印刷を採用しています。
本社 〒150-8488 東京都渋谷区恵比寿1-28-1
ホームページアドレス
http://www.aioinissaydowa.co.jp/
(05–180)
この報告書の印刷・製本行程で使用し
た電力量
(2000kWh)
は、グリーン電
力でまかなわれています。