平成25年度蕨市母子保健連絡調整会議 日 議事録概要 時 平成26年2月19日 午後1時30分~午後3時 場 所 保健センター(健康教育室) <出席者> 委員:島崎会長 飯田委員会長 山﨑委員 三谷委員 佐々木委員 大坪委員 土屋委 員 川﨑委員 國井委員 池上委員 須永委員 事務局:小川庶務係長 髙橋保健師 田澤保健師 <欠席者> 水野委員 配布資料:①「蕨市母子保健連絡調整会議次第」、②「平成25年度蕨市母子保健連絡調 整会議」 、③「蕨市審議会等の会議の公開に関する要綱」 、④「蕨市母子保健連絡調整会議 の傍聴にかかる取り決め(案)」、⑤「平成24年度蕨市保健事業統計」 、⑥「未熟児養育医 療の申請方法」 、⑦「健康長寿に係る先進的な取組事例」、⑧「わらび健康アップ計画(概 要版)」、⑨「蕨市母子保健事業の体系図」、⑩「新生児訪問事業とこんにちは赤ちゃん事 業との比較」 、⑫「こんにちは赤ちゃん訪問事業からの課題と考察」、⑬「乳幼児健診未受 診児フォローフローチャート」、⑭「平成24年度母子保健連絡調整会議議事録」 議事 <(1)蕨市母子保健連絡調整会議の公開について> ◆事務局説明:会議公開に関する取り決め事項等を説明 ○委員:これから市の会議はすべて公開になるのか。 事務局:第8条第1項の規定に基づく審議会等の会議については、非公開事由に該当 しない限り原則公開となる。 ◆会議の公開と、 「蕨市母子保健連絡調整会議の傍聴にかかる取り決め(案)」について、 委員より承認された。 <(2)平成26年度実施事業について> ◆事務局説明:平成24年度事業結果、平成25年度及び平成26年度主要事業・新規 事業について説明。 ○委員:平成25年度から妊婦健康診査の自己負担助成が始まったが、妊婦の方に制度 のお知らせをどのようにしているのか。 事務局:母子手帳の交付時にお知らせしている。里帰り出産をする方には、保健セン ターから里帰り先医療機関に連絡をして、市と委託契約をしてもらえるよう依 頼をしている。契約ができない医療機関には、後から償還払いを行うが、手続 き等妊婦の方に負担がかかるため、なるべく契約してもらえるようにお願いし ている。 ○委員:今年度、大人の風しん予防接種の助成を行ったが、今後も続けていくのか。 事務局:平成26年度は実施しない予定。風しん罹患者が最近減少傾向になってはき ており、状況に応じて検討していく。 会長:予防接種の助成がなくなると、急に接種しなくなってしまう。 委員:県で風しん抗体検査の助成が始まる予定と聞いている。 会長:蕨市は、MR2期の接種率が83.8%以上と60%~70%の東京都に比べ て高く優秀。何かお知らせをしているのか。 事務局:年度始めに対象者全員に通知し、後半に再度未接種者に、接種勧奨通知を送 付して、合計2回通知をしている。蕨市は、4歳6か月健診の中でも勧奨をし ているので、効果が出ているのではないか。 委員:川口保健所管内でも、予防接種をしていない母親から生まれた赤ちゃんから先 天性風しん症候群が出たケースが1件ある。男性から妊婦の方が罹患するケー スが多い。できれば続けてほしい。県内の助成状況は、どうなっているか。 事務局:1部を除いてほとんどの市町村が今年度で終了すると聞いている。 委員:水痘ワクチン以外の予防接種の定期化について、今の時点で情報はあるか。 事務局:国からは、水痘ワクチン高齢者肺炎球菌ワクチンが定期化になることが承認 されたと通知があった。 委員:国では今後、任意の予防接種を随時定期化にもっていく方向だと聞いている。 会長:平成25年11月に肺炎球菌ワクチンが、7価から13価になった。医師会で は、7価しか受けていない6歳未満の子どもの追加接種の実施についての要望 書を市へ提出している。さいたま市は実施している。 委員:12月に要望書を市長あてでいただいており、県内での実施状況を含めて検討 している。 <(3)こんにちは赤ちゃん訪問事業実施からの考察について> ◆事務局説明:こんにちは赤ちゃん訪問事業の事業実績や対応方法を説明し、「親子の 孤立化」を防ぐために、各部署の連携の必要性や求められている支援体制 について説明。 ○委員:95.2%も実施できているのはすごい。アプローチを工夫されているのでは ないか。どのくらいのタイミングで訪問しているか。 事務局:一般的には、1か月健診後、2か月から4か月健診前までに訪問することが 多い。1か月健診前に母親からヘルプの電話が入ることもある。 委員:子どものことを考えると1か月健診後、2か月以降からのほうがいいが、母親 のことを考えると、1か月前の方がいいこともある。 委員:新生児訪問とこんにちは赤ちゃん事業訪問は、同時に行っているのか。その場 合、常勤と非常勤職員がいっしょに訪問するのか。 事務局:1人が2つの内容の訪問を同時に行っている。蕨市では、訪問するのは、全 員、保健師・看護師・助産師などの専門職で、家庭の中に入って、赤ちゃんを 裸にして計測などを行い、寝かされている場所なども確認することができる。 委員:訪問する職種の割合はどうなっているか。 事務局:約9割は委託している非常勤の方が訪問しているが、未熟児で生まれた子は 細やかな支援が必要になるので、常勤保健師が訪問している。心配なケースは、 常勤保健師が引き継いで訪問し、切れ目なくかかわるようにしている。 委員:未実施の4.8%の家庭についてのその後の状況はどうか。 事務局:訪問できなかった方は、4か月健診での状況把握や未受診時フォローでコン タクトは取れている。 会長:訪問を拒否する場合、虐待などの心配もある。訪問拒否した4件について、連 絡が取れているのはすごいと思う。心配なケースはなかったか。 事務局:今後、細かく見守っていかないと心配なケースもあり、保健所にも協力をい ただきながら、4か月になるまで週1回の訪問を続けた例もある。母親の中に は、外に1歩踏み出せない人もいる。地区担当保健師が、他の部署と連携をし ながら、きっかけづくりなども行っている。 委員:電話での相談はどうか。 事務局:訪問前に電話で連絡したとき相談されることも多い。 <(4)乳幼児健診未受診児の現状について> ◆事務局説明:乳幼児健診未受診児への対応の必要性や今後の対応方法について説明。 ○委員:蕨市は、乳幼児健診を保健センターで行っているのか。 事務局:すべて保健センターにおいて集団で行っている。 委員:受診日は、個別で連絡をしているのか。 事務局:1か月前に個別で通知をしている。 <(5)その他について> ○委員:訪問指導員として新生児訪問をしているが、母親から、児童センターは何か月 くらいから利用できるのかという質問を多く受けるが、いつぐらいから利用でき るのか。 委員:乳幼児コーナーもあり、0歳~3歳児向けの事業や、母親の仲間作りの講座な どもある。 午後2時50分、事務局より閉会を宣言。 平成26年3月28日議事録確定 蕨市母子保健連絡調整会議 会長 島崎 信次郎
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