平成27年度第1回周南市情報公開・個人情報保護審査会 議事の概要 日 時 平成27年5月11日(月) 16時30分~17時20分 会 場 本庁2階第2応接室 出席者 委員5人 石橋委員、大木委員、小田委員、清木委員、前田委員 職員4人 近光部長、杉岡課長、末次課長補佐、池田 1 会長及び職務代理者の選出について 委員の互選により、会長に小田委員が、会長の指名により職務代理者に石橋委 員が選出された。 2 社会保障・税番号制度について 事務局より資料に基づき番号制度について概要説明を行った。(説明につい ての質疑は、次のとおり。 ) 会長: 番号制度導入に関し、当審査会が主に関係するのは、特定個人情報保護評 価の第三者点検の部分ですか。 事務局: 今後の予定としましては、番号法による情報提供ネットワークシステム とのオンライン結合及び番号法に係る条例の整備について当審査会でご説明 をさせていただくことを予定しています。特定個人情報保護評価の第三者点 検を当審査会でしていただくことについては、全項目評価が必要となった場 合(重点項目評価に係る事務に事故が生じた場合)にお願いすることになる と思われます。 委員: 番号制度の導入により、市民の利便性は向上するのでしょうか。 この制度は、パソコン(インターネットでの利用)が必需品なのでしょう か。 事務局: 添付書類の削減など行政手続の簡素化による国民の負担の軽減。また、 行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からのサービスの お知らせを受け取ったりできる情報提供等記録開示システムが利用できるな どの利便性の向上が、期待される効果として挙げられています。 市の窓口等においては、パソコンが必需品となるものではありません。 委員: 市がサーバー内に保有している個人情報に個人番号がひもづけて使用され るということで、行政が保有する個人情報の利用形態がこれまでと異なって くると思いますが、番号制度に対応したセキュリティポリシーを制定する必 要はないのでしょうか。 事務局: 国から特定個人情報の適正な取扱いについいのガイドラインの中で、セ キュリティポリシ―のことへの言及があったと思いますが、本市におきまし ても特定個人情報の適正な取扱いについて推進していくことが必要となりま す。なお、本市でもすでに情報セキュリティ対策についての指針として、周 南市情報セキュリティポリシーを定めておりますが、広報情報課での調整事 項とさせていただきたいと思います。 会長: システムを構築していく作業や、その運用がかなり重要になってくると思 いますが、他市と運用方法の違いについて情報交換する場はあるのでしょ うか。 事務局: 番号法の利用については、法で定められた社会保障・税・災害対策の分 野の事務とこれらに類する事務で条例で定める事務について利用ができる ことになっています。本市におきましては、まず、法に定められた分野の 事務で利用できる体制づくりを進めております。他団体においては、独自 事務をかなり進めている団体もあると聞いています。 3 その他 事務局より、平成26年度の情報公開及び個人情報保護の開示実績を説明 委員:昨年度の不服申立ての内容はどのようなものですか。 事務局:2件が同一人によるもので、結果は、1件は開示対象文書の特定に関して 改めて開示決定がされ、もう1件はもう尐し開示しても良いのではないかという 結論に達したものです。 委員:今後のスケジュールは。 事務局:番号法の関係については、7月頃を予定しています。 委員:審査会としては、市長等の開示決定等について異議申立て等が提出された場 合は、随時開催され、タイトなスケジュールとなる場合があります。
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