国立大学法人 小 樽 商 科 大 学 平成28年度 経済産業省 産学連携サービス経営人材育成事業 地域包括ケアシステムの中核を担う医療経営人材育成事業 地域医療マネジメントコース[ミドル] 【募集要項】(案) 平成28年7月13日(水)現在 国立大学法人 小樽商科大学 グローカル戦略推進センター 産学官連携推進部門 地域医療マネジメントコース[ミドル] 実施概要 ●背景 医療・介護・予防・生活支援を一体展開する「地域包括ケアシステム」の推進が望まれる中、医 療機関内外の経営マネジメントを担う人材の育成が重要な課題となっています。 ●目的 今後、高齢化が進む地域においてQOL(生活の質)の維持・向上を図ることを目指し、健康寿命 の延伸や可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるような包括的な生活支援サービ スの内容の充実や予防・健康の維持・増進などの推進が求められています。 本教育プログラムでは、経営の基本的な知識を身に付け、多職種や他業種間とのコミュニケー ションやプレゼンテーション能力を高め、地域医療やヘルスケア等のイノベーションを創出しうる 経営人材の育成に向けて開発・実証に取り組んでいきます。 そこで、本年度は医療・福祉機関の職員やコンソーシアムの産業界の職員等が共に講義に参画す る受講形態をとります。 ●受講対象者 地域医療やヘルスケア産業等に関心のある「中間管理層(科・課長職等)程度」 ●受講要件 原則、プログラム全日程(ベーシック・アドバンス)参加可能な方 ●受講場所 小樽商科大学サテライトオフィス(札幌市中央区北5条西5丁目7番地sapporo55ビル)等 ●受講定員 30名程度(応募多数の場合には先着順) ●受 講 料 無料(交通費等は各自負担) ●募集〆切 平成28年 8月 3日(水)迄 平成28年度産学連携サービス経営人材育成事業概要 日本のGDPの3/4を占めるサービス産業では、産業構造の変化や技術革新が進んでおり、今後の日 本経済の持続的成長のためには個々の人材に求められる能力は複雑・高度化しています。 本事業では、大学等が産業界(主にサービス事業者)と連携し、サービス産業の次代の経営者や マネージメント人材を目指す学生や社会人を対象とした実践的かつ専門性を有する教育プログラム の開発、及び実証を行う取組を支援することにより、サービス産業における新たなイノベーション を創出しうるサービス経営人材の育成を目指しています。 本年度は、小樽商科大学の「地域包括ケアシステムの中核を担う医療経営人材育成事業」を含む 全国で16の大学が採択されました。 国立大学法人 小樽商科大学 グローカル戦略推進センター 産学官連携推進部門 地域医療マネジメントコース[ミドル] 『ベーシック』 ●『ベーシック』講義内容 ・講義時間 15時00分開始~18時15分終了予定 ※初回、別途オリエンテーション実施予定 ・講義形式 講義型形式(理論)と演習型形式(実践)による講義形式をとる。 講義型形式(理論) 座学による知識の蓄積、質疑応答による理解の浸透を図る。 ケーススタディやグループディスカッションを実施し、プレゼンテーションスキ 演習型形式(実践) ルを養う。 ※講義方法等は、講義の内容により異なる場合があります。 ●『ベーシック』スケジュール 日時 第1回 8/25 (木) 第2回 9/2 (金) 第3回 9/13 (火) 第4回 9/27 (火) 第5回 10/4 (火) 《期間:平成28年8月25日~平成28年10月4日》 講義名と主な内容 講師 地域包括ケアシステム概論 我が国の2025年問題や医療保険制度や介護保険 株式会社 北海道医療情報サービス 制度を踏まえ、地域包括ケアシステムの仕組みなどに 代表取締役社長 菊地 正則 氏 ついて、北海道の事例を取り入れながら講義をします。 株式会社 北海道医療新聞社 介護新聞編集部 主任 熊谷 知喜 氏 コスト・マネジメント基礎 コスト・マネジメントにおいては、計算手続につ いて熟知するのみならず、得られた情報を正しく活 用する必要があります。本講義では、具体的な計算 手法として、TOC(Theory of Constraints;制約条 件の理論)を取り上げながら、コスト・マネジメン トとは何かについて考察します。 ヒューマン・リソース・マネジメント基礎 近年の人事制度の特徴を学び、採用・教育・評価 等の人的資源管理方法が事業活動や従業員に与える 影響を知ることでミドルマネージャーが行うべきマ ネジメント方法を知ることを目指します。 小樽商科大学 商学部商学科 教授 乙政 佐吉 氏 キャリアバンク株式会社 取締役 人材開発事業部 部長 益山 健一 氏 マーケティング基礎 民間企業のマーケティング活用事例を踏まえ、基 凸版印刷株式会社 情報コミュニケー 本的なマーケティングフレームの活用方法を知るこ ション事業本部 トッパンアイデアセ とで医療機関等におけるマーケティング活動に役立 ンター東日本TIC部 課長 市村 剛一 氏 てる(民間企業との違いを理解)ことを目指します。 キャリアバンク株式会社 取締役 人材開発事業部 部長 益山 健一 氏 経営戦略概論 ヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源を戦略的 な観点から総体的に据え、各事業レベルのミドルマ ネジメント層の基本的役割や経営策定プロセスにつ いてできるだけ多くの事例を取り入れながら理解を 深めます。 小樽商科大学 グローカル戦略推進セン ター 産学官連携推進部門 部門長 教授 李 濟民 氏 ●『アドバンス』 ※「マネジメント」「連携・コミュニケーション」「イノベーション」に関する内容の講義を1モ ジュール2科目を3モジュール程度受講(コース選択)予定。 ※開講期間:平成28年10月中旬から2月を予定。詳細な内容が決まり次第、お知らせいたします。 国立大学法人 小樽商科大学 グローカル戦略推進センター 産学官連携推進部門
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