H.R.H. Hereditary Grand Duke Guillaume of Luxembourg ルクセンブルク ギヨーム皇太子殿下 1981 年 11 月 11 日にルクセンブルクにてアンリ大公とマリア=テレサ大公妃の長男 として誕生。 2012 年 4 月より婚約中であったステファニー・ド・ラノイ伯爵令嬢と 2012 年 10 月 20 日に成婚。 教育:ルクセンブルクで中等教育を受けスイスにてバカロレアを取得後、2001 年よ りイギリス・サンドハースト王立陸軍士官学校での訓練を経、2002 年 12 月士官に任 命され、現在の階級は中佐。地政学に強い関心を持ち、2005 年にニューヨークで行 われた国連ミレニアム会議に参加。英国、スイス、フランスで国際政治を学ぶ。2009 年 6 月にアンジェ大学を優秀な成績で卒業し、人文学部政治学専攻の学士取得。 研修 :2003 年に UCB(ベルギーに本拠をおく製薬会社)にて研修、翌年にはドイ ツ銀行ロンドン支店でのインターンシップを通じて、国際金融業界での経験を得る。 2005 年にはアルセロール(現アルセロールミタル)スペイン支社にて様々なプロジ ェクトに関わった。 公務:2000 年 10 月 7 日の父アンリの大公即位を受け、同年 12 月 18 日に皇太子に 即位。 2001 年 1 月よりルクセンブルク経済開発委員会の名誉委員長を務め、ルクセンブル ク経済発展へ寄与するべく 2001 年 4 月の韓国訪問を皮切りにイタリア、ロシア、カ ナダ、アメリカなど各国との経済交流の陣頭に立つ。2009 年学位取得後、ルクセン ブルクに帰国。2010 年にロシア、アメリカ、中国(上海万博)、スウェーデンを、 2011 年には韓国と日本を経済使節団長として訪問。 2005 年 6 月より国家諮問院のメンバーとして委員会、国民議会に定期的に参加し、 ルクセンブルクの議会制度の法的及び立法部門にも精通するようになった。 また、皇太子が理事を務める財団 Fondation du Grand-Duc et de la Grand-Duchess は、社会 的に困難な立場の人々の自立支援を目的としており、設立以来 30 年間、そのような活動を 推進するプロジェクトや活動団体を財政面で支援することで、国内外のあらゆる差別に立ち 向かい、また直接的、迅速的に支援が必要な家族のケアにも携わる。また、財団の活動は、 発展途上国の貧困に苦しむ子供たちの支援を含む。 皇太子は、とりわけ 2006 年にノーベル平和賞を受賞したムハンマド・ユヌスの提唱 するソーシャルビジネスといった貧困脱却に繋がる、経済的に持続可能なビジネスモ デルに深く共感している。 経済、社会、文化的な活動やスポーツ関連の活動の他に、大公家が関わる国家行事や、 式典に定期的に参列。 後援:皇太子は、ルクセンブルクサイクリング財団、ルクセンブルクユースホステル 協会、交通事故犠牲者連盟、ルクセンブルク管弦楽団、欧州連合ユース吹奏楽団、青 年起業家協会を後援している。 人道的活動:1997 年夏、ネパールでの人道支援キャンプに参加。森林再生プロジェ クト等に貢献。 1999 年にメキシコへの慈善使節団に参加、教育、社会的に恵まれない子供たちを支 援。2010 年には、10 年余り会長職を務めた慈善財団、Fondation Kraizbierg の名誉 総裁に任命された。 興味・趣味: 政治、経済、哲学、読書(伝記、歴史小説) 音楽鑑賞(古典、現代)、ピアノ、ギター、合唱・歌、演劇、スポーツ(サッカー、 テニス、スキー、水泳、ウォータースポーツ) 言語:ルクセンブルク語、仏語、英語、独語、スペイン語 兄弟:フェリックス王子(1984 年 6 月 3 日)、ルイ王子(1986 年 8 月 3 日)、ア レクサンドラ王女(1991 年 2 月 16 日)、セバスチャン王子(1992 年 4 月 16 日)
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