為替相場条件付預金(DCD) - オーストラリア・ニュージーランド銀行

為替相場条件付預金(DCD)約定
為替相場条件付預金ノックイン(KI DCD)約定
オーストラリア・ニュージーランド銀行
[商号]オーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループ・リミテッド(銀行)
06.2014
円高の場合においても当行は相対通貨(外貨)に
交換せず円貨で償還する権利は留保します。)
②外貨投資型
判定日(原則満期日の2営業日前、ただし海外市
場の休日などにより判定日が満期日の3営業日以
上前になる場合があります。)の東京時間午後3
時時点で、円の預入通貨に対する基準為替レート
が設定為替レートと同値または円安の場合、元本
および税引前利息は、設定為替レートで円に交換
され、同時点で円の預入通貨に対する基準為替レ
ートが設定為替レートよりも円高の場合、元本お
よび税引前利息は預入通貨のままとなります。満
期日に、利息に関わる税金を差引き後、ANZ通
知預金へ入金、もしくはあらかじめご指定された
方法により払い戻します。(ただし円安の場合に
おいても当行は円に交換せず外貨で償還する権利
は留保します。)
③外貨ペア型
判定日(原則満期日の2営業日前、ただし海外市
場の休日などにより判定日が満期日の3営業日以
上前になる場合があります。)の東京時間午後3
時時点で、預入通貨(外貨)の相対通貨(外貨)
に対する基準為替レートが設定為替レートと同値
または預入通貨高の場合、元本および税引前利息
は、設定為替レートで相対通貨に交換され、同時
点で預入通貨(外貨)の相対通貨(外貨)に対す
る基準為替レートが設定為替レートよりも預入通
貨安の場合、元本および税引前利息は預入通貨の
ままとなります。満期日に、利息に関わる税金を
差引き後、ANZ通知預金へ入金、もしくはあら
かじめご指定された方法により払い戻します。
(ただし預入通貨高の場合においても当行は相対
通貨に交換せず預入通貨で償還する権利は留保し
ます。)
第3条 取引開始条件
(1)預入通貨は、日本円または当行が定める通貨としま
す。
(2)預入金額
預入金額は当行が定める金額以上とし、預入単位は、
預入通貨が円の場合は1円単位、外貨の場合は、預
入通貨の補助通貨単位とします。なお、預入金額に
ついては予告なく変更することがあります。
(3)為替相場条件付預金(DCD)申込書等を要するも
のとします。預金者は、申込書等に必要事項を記入
し、届出印を捺印または署名し、当行に通知するこ
ととします。なお、必要事項の内、利率、預金作成
時為替レートおよび設定為替レートについては必ず
当行担当者とご確認いただきます。
(4)海外市場の休日などによりお申し込みいただけない
場合があります。
第4条 預入期間
(1)預入期間は、『為替相場条件付預金(DCD)商品
説明書』に定められた期間とし、本預金申込時に預
金者が選択した期間とします。本預金は自動継続の
対象とはなりません。
(2)預金開始日は、預金者が本預金の申し込みを行って
預金金額を当行に交付し、当行が承諾した日の2営
為替相場条件付預金(DCD)約定
預金者はオーストラリア・ニュージーランド銀行 定期/通
知預金取引約定を承諾のうえ、オーストラリア・ニュージー
ランド銀行(以下「当行」)との為替相場条件付預金
(DCD)(以下「本預金」)の取引について次の事項を確約
します。なお、本預金に関し、預金者はその商品構造(特に
オプション取引)、申込条件および本預金に伴うリスクについ
て、申し込みに先立ちそれぞれ詳しい説明を受け、本約定の
各条項および別途配布する『為替相場条件付預金(DCD)
商品説明書』を十分理解してそのリスクを確認し、自己の判
断と責任において本預金を申し込むことを確約します。
第1条 反社会的勢力との取引拒絶
この預金口座は、第10条(1)④から⑦のいずれにも該
当しない場合に利用することができ、第10条(1)④か
ら⑦の一にでも該当する場合には、当行はこの預金口座の
開設をお断りするものとします。
第2条 為替相場条件付預金(DCD)の条件
(1)商品概要
為替相場条件付預金(DCD)とは、預金者から定
期預金(本預金での取扱い通貨に限る)を当行がお
預かりし、判定日(原則満期日の2営業日前、ただ
し海外市場の休日などにより判定日が満期日の3営
業日以上前になる場合があります。)の東京時間午
後3時時点で、基準為替レートが設定為替レートよ
りも預入通貨安の場合には、元本および利息は預入
通貨で、基準為替レートが設定為替レートと同値ま
たは預入通貨高の場合には、元本および利息は相対
通貨で支払われる商品です。
(2)設定為替レートとは、本預金口座開設時の預入通貨
と相対通貨の市場実勢銀行間取引為替レートを基準
として当行が指定する差額により設定された為替レ
ートで、本預金開設時に預金者が選択したものをい
います。
(3)基準為替レートとは、預入通貨と相対通貨の市場実
勢銀行間取引為替レートを基準に当行が決定する為
替レートをいいます。
(4)相対通貨とは、預金中の資金を第2条(5)に定め
られている設定為替レートで交換する際に支払われ
る通貨(以下「相対通貨」といいます。)で、当行
が認める通貨の中から預金者が指定します。
(5)設定為替レートの適用条件
①円投資型
判定日(原則満期日の2営業日前、ただし海外市
場の休日などにより判定日が満期日の3営業日以
上前になる場合があります。)の東京時間午後3
時時点で、円の相対通貨に対する基準為替レート
が設定為替レートと同値または円高の場合、元本
および税引前利息は、設定為替レートで相対通
貨(外貨)に交換され、同時点で円の相対通貨に
対する基準為替レートが設定為替レートよりも円
安の場合、元本および税引前利息は円貨のままと
なります。満期日に、利息に関わる税金を差引き
後、ANZ通知預金へ入金、もしくはあらかじめ
ご指定された方法により払い戻します。(ただし
-1-
目的または第三者に損害を加える目的をもって
するなど、不当に反社会的勢力を利用したと認
められるとき
d.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または
便宜を供与するなどの関与をしていると認めら
れるとき
e. その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき
関係を有しているとき
⑦預金者が、自らまたは第三者を利用して、暴力的
な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、
取引に関して脅迫的な言動をし、もしくは暴力を
用いる行為、風説を流布し、偽計を用いもしくは
威力を用いて当行の信用を毀損し、もしくは当行
の業務を妨害する行為、その他これらに準ずる行
為のいずれかに該当する行為をしたとき
(2)預金者について次の各号の事由が一つでも生じた場
合、当行は何ら通知を要しないで、直ちに本預金を
解約することができます。
①支払の停止、または破産手続開始、民事再生手続
開始、会社更正手続開始、会社整理開始もしくは
それに準ずる手続の開始の申し立てがあったとき
②手形交換所の取引停止処分を受けたとき
③預金その他の当行に対する債権について仮差押、
保全差押、差押またはこれに準ずる手続の命令、
通知が発送されたとき
④住所変更の届出を怠るなど預金者の責めに帰すべ
き事由によって、預金者の所在が不明になったと
き
(3)預金者について次の各号の事由が一つでも生じた場
合、当行は預金者にその旨を通知し、通知後3日以
内にその事由が是正されないときは、当行は本預金
を、直ちに解約する権利を有します。
①預金者が債務の一部でも履行を遅滞したとき
②預金者が当行との取引約定に違反したとき
③前各号のほか債権保全を必要とする相当の事由が
生じたとき
(4)本条(1)、(2)、または(3)により本預金が
解約された場合、当行は何らの通知を要しないで、
預金に内包された為替予約取引を清算し、それにつ
いて不足額が生じた場合(債務)、預金の期限のい
かんにかかわらず、ただちに預金元本と相殺できま
す。
(5)本条(1)、(2)、または(3)によって差引計
算をする場合、預金利息、損害金等の計算について
は、その期間を計算実行の日までとし、利率・料率
は当行の定めによるものとします。また同様に為替
決定にかかわる外国為替相場・市場金利等について
は当行所定の計算実行時の相場を適用するものとし
ます。
第11条 免責事項
(1)本預金に関する諸届出用紙に捺印・記入された印
影・署名を、届出の印鑑・署名と相当の注意をもっ
て照合し、相違ないと認めて取り扱ったうえは、た
とえそれらの書類等が偽造、変造された場合におい
ても、かかる事故によって生じた損害はその理由の
如何にかかわらず当行は何ら責任を負いません。
(2)為替交換、送金の規制、徴用、強制送金、戦争行為、
業日後となります。(海外市場の休日などにより預
金開始日が3営業日以上先となる場合もあります)
第5条 利息
(1)利率は預入時の約定利率とし、利息は、預入期間お
よび当該約定利率によって計算します。
(2)付利単位は、円投資型は1円単位、外貨投資型、外
貨ペア型は預入通貨の補助通貨単位とします。
(3)付利方法は単利計算とし、1年は365日として計算
します。
(4)利息計算期間は初日を含み、その最終日は含まない
ものとします。
第6条 預金の支払い
預金元本は、第2条(5)に定める設定為替レートの適用
条件により円貨または外貨にてそれぞれ支払います。この
場合の支払方法は預金者があらかじめ指示した方法としま
す。
第7条 満期前の解約
預金者からの満期前の解約は出来ません。
第8条 譲渡、質入れの禁止
当行の承諾なしに本預金の譲渡、質入れは出来ません。
第9条 取引計算書
本預金の預け入れあるいは払い戻しがなされた場合には、
その事実を証するため取引確認書または満期手続完了のご
案内を発行するものとし、定期預金証書、通帳等は発行し
ません。
第10条 期限の利益の喪失及び差引き計算
(1)預金者について次の各号の一つでも該当した場合は、
当行はこの預金取引を停止し、または預金者に通知
することによりこの預金口座を解約することが出来
るものとします。通知により解約する場合には、到
達のいかんに関わらず、当行が解約の通知を届出の
あった氏名、住所にあてて発信した時に解約された
ものとします。なお、この解約によって生じた損害
については、当行は責任を負いません。また、この
解約により当行に損害が生じたときは、その損害額
をお支払いいただきます。
①この預金口座の名義人が存在しないことが明らか
になった場合、または預金口座の名義人の意思に
よらずに開設されたことが明らかになった場合
②預金者が第8条に違反した場合
③この預金が法令や公序良俗に違反する行為に利用
され、またそのおそれがあると認められる場合
④預金者が口座開設申込時にした表明・確約に関し
て虚偽の申告をしたことが判明した場合
⑤預金者が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力
団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴
力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会
運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団、その他
これらに準ずる者)に該当することが判明した場
合
⑥預金者が反社会的勢力と、以下の一にでも該当す
る関係を有することが判明した場合
a. 反社会的勢力が経営を支配していると認められ
るとき
b.反社会的勢力が経営に実質的に関与していると
認められるとき
c. 自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る
-2-
合(受託者等)、預金者は、当行の要求があれば随
時、資金の受益権者の詳細を当行に提供することに
合意します。
(5)預金者は、預金者の指示に従い当行が行う取引の過
程が日本またはその他の国における法または規則に
違反することはない旨を当行に宣言し、保証します。
第13条 準拠法および管轄裁判所
当行との取引には、日本の法律、諸規定(金融および為替
管理などに関する政省令、行政行為を含みます)を適用し
ます。また、万一この預金ならびにこの約定に関して裁判
上の紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を専属管轄裁
判所とすることとします。
第14条 約定の準用
当行の取引に関し、本約定に定めのない事項については、
定期/通知預金取引約定その他当行の規定、規則、手続慣
例等(以下「定期/通知預金取引約定等」)すべて当行の
定めるところによるものとします。なお、本約定と定期/
通知預金取引約定等の内容に齟齬がある場合には、本約定
の内容が優先的に適用されるものとします。
第15条 約定の変更
当行は、相当の事由がある場合には、本約定の内容を変更
することができます。本約定の内容を変更する場合には、
原則として国内の支店/出張所またはウェブサイトでの表
示など、相当な表示手段をもって事前に告知いたします。
変更日以降は変更後の内容に従っていただきます。
暴動、災害またはやむを得ない事由により当行の履
行が阻まれた場合には、当行は何ら責任を負いませ
ん。
(3)やむを得ない事由による通信機器、回線等の障害に
より払い戻しが受けられなくても、当行は何ら責任
を負いません。
第12条 マネーロンダリング防止および制裁
(1)預金者は、当行が下記の事項について疑いを持つ場
合または疑いを持つ合理的な理由を有する場合に、
当行が一切の責任を負うことなく、当行が、取引の
進行を遅らせ、停止し、または拒否することができ
ることに合意します。
①取引が、日本またはその他の国の法または規則に
違反する可能性がある場合
②取引が、米国、国際連合、欧州連合、超国家的機
関、公的機関もしくはいずれかの国により課せら
れる経済制裁または貿易制裁を受ける者(自然人、
法人、政府、信託、パートナーシップまたはその
他の人)または当該者に直接的もしくは間接的に
関連している者が関与している(またはその可能
性がある)場合
③取引が、直接的もしくは間接的に、日本もしくは
その他の国において違法とされる行為に関与して
いる場合または当該行為を目的として為される場
合
(2)預金者は、下記の事項を実施するために、当行が合
理的に要求する全ての情報を当行に提供しなければ
なりません。
①マネーロンダリング、テロ組織への資金供与また
は経済制裁および貿易制裁のリスクの管理
②日本またはその他の国における法または規則の遵
守
③管轄権を有する政府またはその他権限ある機関に
より適用のある指針、要求または要件(法による
強制力の有無を問わない。)の遵守
(3)預金者は、当行および当行グループ会社(当行の子
会社および関連会社)が、預金者に事前に通知する
ことなく、預金者に関する情報を下記に従って開示
することができることに合意します。
①日本またはその他の国における法または規則によ
り要求される場合、法執行機関、規制機関または
裁判所
②管轄権を有する政府またはその他あらゆる国の権
限ある機関の指針、要求または要件(法による強
制力の有無を問わない。)に従って、当行および
当行グループ会社(当行の子会社および関連会
社)に対して開示が要求される場合
③当行および当行グループ会社(当行の子会社およ
び関連会社)が行政上および営業上の職務(リス
ク管理、債権回収、エクスポージャーの合算、デ
ータ処理、システムの開発・試験、信用スコア格
付、従業員の教育および市場または顧客の満足度
調査を含む。)を遂行する場合
(4)預金者が受託者として行為する場合または他者の代
理を務める旨を明示している場合を除き、預金者は、
本契約が預金者自らのために締結されるものである
ことを保証します。預金者が他者の代理を務める場
以上、本為替相場条件付預金(DCD)約定は、2014年6月
2日より適用します。
-3-
判定日の為替相場水準が預金設定日に設定した
「設定為替レート」よりも円安の場合、元本及び
利息は円貨のまま支払われます。
満期日に、利息に関わる税金を差引き後、ANZ
通知預金へ入金、もしくはあらかじめご指定され
た方法により払い戻します。(ただし円高の場合
においても当行は相対通貨(外貨)に交換せず円
貨で償還する権利は留保します。)
②外貨投資型
「ノックイン事由」が発生し、かつ、判定日の為
替相場水準が、預金設定日に設定した「設定為替
レート」と同値または円安の場合、元本及び利息
は、設定為替レートにて円に交換されます。
「ノックイン事由」が発生しなかった場合は、満
期日に元本及び利息は預入通貨(外貨)のまま支
払われます。また、「ノックイン事由」が発生し
たとしても、判定日の為替相場水準が預金設定日
に設定した「設定為替レート」よりも円高の場合、
元本及び利息は預入通貨(外貨)のまま支払われ
ます。
満期日に、利息に関わる税金を差引き後、ANZ
通知預金へ入金、もしくはあらかじめご指定され
た方法により払い戻します。(ただし円安の場合
においても当行は円に交換せず外貨で償還する権
利は留保します。)
③外貨ペア型
「ノックイン事由」が発生し、かつ、判定日の為
替相場水準が、預金設定日に設定した「設定為替
レート」と同値または預入通貨(外貨)高の場合、
元本及び利息は、設定為替レートにて相対通貨
(外貨)に交換されます。
「ノックイン事由」が発生しなかった場合は、満
期日に元本及び利息は預入通貨(外貨)のまま支
払われます。また、「ノックイン事由」が発生し
たとしても、判定日の為替相場水準が預金設定日
に設定した「設定為替レート」よりも預入通貨
(外貨)安の場合、元本及び利息は預入通貨(外
貨)のまま支払われます。
満期日に、利息に関わる税金を差引き後、ANZ
通知預金へ入金、もしくはあらかじめご指定され
た方法により払い戻します。(ただし預入通貨高
の場合においても当行は相対通貨に交換せず預入
通貨で償還する権利は留保します。)
第3条 取引開始条件
(1)預入通貨は、日本円または当行が定める通貨としま
す。
(2)預入金額
預入金額は当行が定める金額以上とし、預入単位は、
預入通貨が円の場合は1円単位、外貨の場合は、預
入通貨の補助通貨単位とします。なお、預入金額に
ついては予告なく変更することがあります。
(3)為替相場条件付預金申込書等を要するものとします。
預金者は、申込書等に必要事項を記入し、届出印を
捺印または署名し、当行に通知することとします。
なお、必要事項の内、利率、預金作成時為替レート、
ノックイン為替レートおよび設定為替レートについ
ては必ず当行担当者とご確認いただきます。
為替相場条件付預金ノックイン(KI DCD)約定
預金者はオーストラリア・ニュージーランド銀行 定期/通
知預金取引約定を承諾のうえ、オーストラリア・ニュージー
ランド銀行(以下「当行」)との為替相場条件付預金ノック
イン(KI DCD)
(以下「本預金」)の取引について次の事項
を確約します。なお、本預金に関し、預金者はその商品構造
(特にオプション取引)、申込条件および本預金に伴うリスク
について、申し込みに先立ちそれぞれ詳しい説明を受け、本
約定の各条項および別途配布する『為替相場条件付預金ノッ
クイン(KI DCD)商品説明書』を十分理解してそのリスクを
確認し、自己の判断と責任において本預金を申し込むことを
確約します。
第1条 反社会的勢力との取引拒絶
この預金口座は、第10条(1)④から⑦のいずれにも該
当しない場合に利用することができ、第10条(1)④か
ら⑦の一にでも該当する場合には、当行はこの預金口座の
開設をお断りするものとします。
第2条 為替相場条件付預金ノックイン(KI DCD)の条件
(1)商品概要
為替相場条件付預金ノックイン(KI DCD)とは、
定期預金に「元利金の支払いに関する特約」を組み
合わせた商品であり、預金設定日から判定日の東京
時間午後3時までの間に、為替相場水準が、1度も
預金設定日に設定された「ノックイン為替レート」
に達しなかったと当行が判断した場合は、お利息及
び元本が、満期日に預入通貨のまま支払われます。
一方、1度でも「ノックイン為替レート」に達した
と当行が判断した場合(「ノックイン事由」)には、
お利息及び元本が、預入通貨で支払われるか、また
は相対通貨で支払われるかは、本条(5)記載の通
り、預金設定日に設定した「設定為替レート」と判
定日の為替相場水準に基づき決定されます。
(2)設定為替レートとノックイン為替レートは、本預金
口座開設時の預入通貨と相対通貨の市場実勢銀行間
取引為替レートを基準として当行が指定する差額に
より設定された為替レートで、本預金開設時に預金
者が選択したものをいいます。
(3)基準為替レートとノックイン為替レートは、預入通
貨と相対通貨の市場実勢銀行間取引為替レートを基
準に当行が決定する為替レートをいいます。
(4)相対通貨とは、預金中の資金を第2条(5)に定め
られている設定為替レートで交換する際に支払われ
る通貨(以下「相対通貨」といいます。)で、当行
が認める通貨の中から預金者が指定します。
(5)設定為替レートの適用条件
①円投資型
「ノックイン事由」が発生し、かつ、判定日の為
替相場水準が、預金設定日に設定した「設定為替
レート」と同値または円高の場合、元本及び利息
は、設定為替レートにて相対通貨(外貨)に交換
されます。
「ノックイン事由」が発生しなかった場合は、満
期日に元本及び利息は円貨のまま支払われます。
また、「ノックイン事由」が発生したとしても、
-4-
これらに準ずる者)に該当することが判明した場
合
⑥預金者が反社会的勢力と、以下の一にでも該当す
る関係を有することが判明した場合
a.反社会的勢力が経営を支配していると認められ
るとき
b.反社会的勢力が経営に実質的に関与していると
認められるとき
c.自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る
目的または第三者に損害を加える目的をもって
するなど、不当に反社会的勢力を利用したと認
められるとき
d.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または
便宜を供与するなどの関与をしていると認めら
れるとき
e.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき
関係を有しているとき
⑦預金者が、自らまたは第三者を利用して、暴力的
な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、
取引に関して脅迫的な言動をし、もしくは暴力を
用いる行為、風説を流布し、偽計を用いもしくは
威力を用いて当行の信用を毀損し、もしくは当行
の業務を妨害する行為、その他これらに準ずる行
為のいずれかに該当する行為をしたとき
(2)預金者について次の各号の事由が一つでも生じた場
合、当行は何ら通知を要しないで、直ちに本預金を
解約することができます。
①支払の停止、または破産手続開始、民事再生手続
開始、会社更正手続開始、会社整理開始もしくは
それに準ずる手続の開始の申し立てがあったとき
②手形交換所の取引停止処分を受けたとき
③預金その他の当行に対する債権について仮差押、
保全差押、差押またはこれに準ずる手続の命令、
通知が発送されたとき
④住所変更の届出を怠るなど預金者の責めに帰すべ
き事由によって、預金者の所在が不明になったと
き
(3)預金者について次の各号の事由が一つでも生じた場
合、当行は預金者にその旨を通知し、通知後3日以
内にその事由が是正されないときは、当行は本預金
を、直ちに解約する権利を有します。
①預金者が債務の一部でも履行を遅滞したとき
②預金者が当行との取引約定に違反したとき
③前各号のほか債権保全を必要とする相当の事由が
生じたとき
(4)本条(1)、(2)、または(3)により本預金が
解約された場合、当行は何らの通知を要しないで、
預金に内包された為替予約取引を清算し、それにつ
いて不足額が生じた場合(債務)、預金の期限のいか
んにかかわらず、ただちに預金元本と相殺できます。
(5)本条(1)、(2)、または(3)によって差引計
算をする場合、預金利息、損害金等の計算について
は、その期間を計算実行の日までとし、利率・料率
は当行の定めによるものとします。また同様に為替
決定にかかわる外国為替相場・市場金利等について
は当行所定の計算実行時の相場を適用するものとし
ます。
(4)海外市場の休日などによりお申し込みいただけない
場合があります。
第4条 預入期間
(1)預入期間は、『為替相場条件付預金ノックイン(KI
DCD)商品説明書』に定められた期間とし、本預
金申込時に預金者が選択した期間とします。本預金
は自動継続の対象とはなりません。
(2)預金開始日は、預金者が本預金の申し込みを行って
預金金額を当行に交付し、当行が承諾した日の2営
業日後となります。(海外市場の休日などにより預
金開始日が3営業日以上先となる場合もあります)
第5条 利息
(1)利率は預入時の約定利率とし、利息は、預入期間お
よび当該約定利率によって計算します。
(2)付利単位は、円投資型は1円単位、外貨投資型、外
貨ペア型は預入通貨の補助通貨単位とします。
(3)付利方法は単利計算とし、1年は365日として計
算します。
(4)利息計算期間は初日を含み、その最終日は含まない
ものとします。
第6条 預金の支払い
預金元本は、第2条(5)に定める設定為替レートの適用
条件により円貨または外貨にてそれぞれ支払います。この
場合の支払方法は預金者があらかじめ指示した方法としま
す。
第7条 満期前の解約
預金者からの満期前の解約は出来ません。
第8条 譲渡、質入れの禁止
当行の承諾なしに本預金の譲渡、質入れは出来ません。
第9条 取引計算書
本預金の預け入れあるいは払い戻しがなされた場合には、
その事実を証するため取引確認書または満期手続完了のご
案内を発行するものとし、定期預金証書、通帳等は発行し
ません。
第10条 期限の利益の喪失及び差引き計算
(1)預金者について次の各号の一つでも該当した場合は、
当行はこの預金取引を停止し、または預金者に通知
することによりこの預金口座を解約することが出来
るものとします。なお、通知により解約する場合、
到達のいかんに関わらず、当行が解約の通知を届出
のあった氏名、住所にあてて発信した時に解約され
たものとします。なお、この解約によって生じた損
害については、当行は責任を負いません。また、こ
の解約により当行に損害が生じたときは、その損害
額をお支払いいただきます。
①この預金口座の名義人が存在しないことが明らか
になった場合、または預金口座の名義人の意思に
よらずに開設されたことが明らかになった場合
②預金者が第8条に違反した場合
③この預金が法令や公序良俗に違反する行為に利用
され、またそのおそれがあると認められる場合
④預金者が口座開設申込時にした表明・確約に関し
て虚偽の申告をしたことが判明した場合
⑤預金者が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力
団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴
力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会
運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団、その他
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ク管理、債権回収、エクスポージャーの合算、デ
ータ処理、システムの開発・試験、信用スコア格
付、従業員の教育および市場または顧客の満足度
調査を含む。)を遂行する場合
(4)預金者が受託者として行為する場合または他者の代
理を務める旨を明示している場合を除き、預金者は、
本契約が預金者自らのために締結されるものである
ことを保証します。預金者が他者の代理を務める場
合(受託者等)、預金者は、当行の要求があれば随
時、資金の受益権者の詳細を当行に提供することに
合意します。
(5)預金者は、預金者の指示に従い当行が行う取引の過
程が日本またはその他の国における法または規則に
違反することはない旨を当行に宣言し、保証します。
第13条 準拠法および管轄裁判所
当行との取引には、日本の法律、諸規定(金融および為替
管理などに関する政省令、行政行為を含みます)を適用し
ます。また、万一この預金ならびにこの約定に関して裁判
上の紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を専属管轄裁
判所とすることとします。
第14条 約定の準用
当行の取引に関し、本約定に定めのない事項については、
定期/通知預金取引約定その他当行の規定、規則、手続慣
例等(以下「定期/通知預金取引約定等」)すべて当行の
定めるところによるものとします。なお、本約定と定期/
通知預金取引約定等の内容に齟齬がある場合には、本約定
の内容が優先的に適用されるものとします。
第15条 約定の変更
当行は、相当の事由がある場合には、本約定の内容を変更
することができます。本約定の内容を変更する場合には、
原則として国内の支店/出張所またはウェブサイトでの表
示など、相当な表示手段をもって事前に告知いたします。
変更日以降は変更後の内容に従っていただきます。
第11条 免責事項
(1)本預金に関する諸届出用紙に捺印・記入された印影
・署名を、届出の印鑑・署名と相当の注意をもって
照合し、相違ないと認めて取り扱ったうえは、たと
えそれらの書類等が偽造、変造された場合において
も、かかる事故によって生じた損害はその理由の如
何にかかわらず当行は何ら責任を負いません。
(2)為替交換、送金の規制、徴用、強制送金、戦争行為、
暴動、災害またはやむを得ない事由により当行の履
行が阻まれた場合には、当行は何ら責任を負いませ
ん。
(3)やむを得ない事由による通信機器、回線等の障害に
より払い戻しが受けられなくても、当行は何ら責任
を負いません。
第12条 マネーロンダリング防止および制裁
(1)預金者は、当行が下記の事項について疑いを持つ場
合または疑いを持つ合理的な理由を有する場合に、
当行が一切の責任を負うことなく、当行が、取引の
進行を遅らせ、停止し、または拒否することができ
ることに合意します。
①取引が、日本またはその他の国の法または規則に
違反する可能性がある場合
②取引が、米国、国際連合、欧州連合、超国家的機
関、公的機関もしくはいずれかの国により課せら
れる経済制裁または貿易制裁を受ける者(自然人、
法人、政府、信託、パートナーシップまたはその
他の人)または当該者に直接的もしくは間接的に
関連している者が関与している(またはその可能
性がある)場合
③取引が、直接的もしくは間接的に、日本もしくは
その他の国において違法とされる行為に関与して
いる場合または当該行為を目的として為される場
合
(2)預金者は、下記の事項を実施するために、当行が合
理的に要求する全ての情報を当行に提供しなければ
なりません。
①マネーロンダリング、テロ組織への資金供与また
は経済制裁および貿易制裁のリスクの管理
②日本またはその他の国における法または規則の遵
守
③管轄権を有する政府またはその他権限ある機関に
より適用のある指針、要求または要件(法による
強制力の有無を問わない。)の遵守
(3)預金者は、当行および当行グループ会社(当行の子
会社および関連会社)が、預金者に事前に通知する
ことなく、預金者に関する情報を下記に従って開示
することができることに合意します。
①日本またはその他の国における法または規則によ
り要求される場合、法執行機関、規制機関または
裁判所
②管轄権を有する政府またはその他あらゆる国の権
限ある機関の指針、要求または要件(法による強
制力の有無を問わない。)に従って、当行および
当行グループ会社(当行の子会社および関連会
社)に対して開示が要求される場合
③当行および当行グループ会社(当行の子会社およ
び関連会社)が行政上および営業上の職務(リス
以上、本為替相場条件付預金ノックイン「KI DCD」約定は、
2014年5月20日より適用します。
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