バスの運転手は男性? 女性運転手も活躍中!

広報
6−4号
市政と暮らしを結ぶ情報紙
No.914
毎月4回発行
(日曜日)
ケータイ
2011年(平成23年) 6月26日 発行
主
な
内容
……医療機関でのがん検診・特定健診
……集団がん検診、リーバーナホール催物、かがやき催物
……7月からの2次救急医療体制、ひまわり
発行/名張市企画財政部広報対話室 〒518-0492 名張市鴻之台1-1 0595−63−7402 [email protected] http://www.city.nabari.lg.jp バスの運転手は男性?
女性運転手も活躍中!
23
29
男女共同参画社会とは⋮
男女共同参画社会とは、男女の
性 別 に よ る 区 別︵
﹁男らしさ﹂や
えることが、夢や希望の持てる社
会につながっていくのではないで
しょうか。
市の市民意識調査︵平成 年度︶
で、
﹁ 男 は 仕 事、 女 は 家 庭 と い っ
当たり前を見つめなおし、
生き生きと暮らせる社会
た男女の固定的な役割分担に同感
十 分 に 発 揮 で き る 社 会。
﹁男だか
し な い ﹂ と の 問 い に﹁ そ う 思 う ﹂
ありません。一人ひとりが性別に
らこうあるべき﹂とか﹁女だから
22
﹁女らしさ﹂
︶を否定するものでは
こうあるべき﹂といった、性別を
答えた人の割合は ・4%。この
﹁どちらかといえばそう思う﹂と
49 75
かかわりなく、その能力と個性を
理由とした役割分担ではなく、一
55
人の個人としてそれぞれが持って
国︵ ・1%︶と比較すると高い
と自由にもっと生き生きと暮らせ
結果は、三重県︵ ・0%︶や全
る社会をみんなでつくりませんか。
いる個性と能力を発揮できるよう
人にはいろいろな価値観や才能
割合となっています︵※︶
。
が あ り ま す。 そ う い う さ ま ざ ま
しかし、男は仕事、女は家庭と
いった固定的な意識は、わたした
とをもう一度見つめなおし、もっ
21
な社会です。
ちの行動や社会制度、慣行の中に
同
21
な価値観や才能が花開くような社
三重交通株式会社
伊賀営業所(西田原)
バス運転手 宮田 和美さん
根強くあり、職場や家庭生活に存
家
線バスの運転。時間は不規則で、
出勤時間が午前 5 時のときもあ
れば、帰宅時間が午前 1 時を過
ぎるときもあります。不規則な
勤務でつらいこともありますが、
お客様から「話しやすい」「今日
は女性の運転手さんでよかった」
などといわれると嬉しいですし、
励みにもなりますね。ただ、重
いタイヤチェーンを取り付ける
ことは、わたし一人ではできま
せん。そんなときには、男性の
同僚に協力してもらっています。
に帰れば、夫と二人暮らし。
夫は、勤務が不規則になる
バスの運転手になることを理解
してくれました。また、夫は平
日の日勤業務で土・日曜日が休
日なので、掃除や洗濯など家事
を分担してくれているのでこの
仕事を続けられるのだと思いま
す。 僚の協力や、家族の理解に
感謝しながら、これからも
バスの運転手として頑張ってい
きます!
手を始める前は、運送会社でト
ラックを運転していましたが、
そのときに「三重交通で女性運
転手が頑張っているよ」という
話を聞いて、びっくりしたこと
を覚えています。わたし自身、
トラックを運転する女性はたく
さん見ましたが、バスを運転す
る女性を見たことがなかったで
すし、「バスの運転手は男性」と
思っていました。まさか自分が
バスの運転手になるとは思って
いなかったですね。
会、だれもがお互いを尊敬し、チ
務は、名古屋行きなどの高
ャンスに向けて努力していくこと
スの運転手を始めて、2 年
バが経ちました。バスの運転 勤速バスの運転や、市内の路
※三重県⋮平成 年の三重県﹁男女共
同参画﹂に関する県民意識基礎調査
全国⋮平成 年の内閣府﹁男女共同
参画に関する世論調査﹂
「同僚の協力や家族の理解に感謝」
レンジを同じように評価してもら
インタビュー
在しています。
今まで当たり前と思っていたこ
人権・男女共同参画推進室
63‐7559
ができる社会。そして、そのチャ
6月 日 ∼ 日
男女共同参画週間
これまで男性の職業と考えられていた分
野で女性が活躍したり、女性の職業と考え
られていた分野で男性が活躍したりしてい
ます。男性も女性もライフスタイルが変化し
ている今、これまでのような固定観念にとら
われていては、お互いの可能性を十分に生か
せません。
今号では、多くの男性に囲まれる職場で、
自分らしさをを発揮し、バスの運転手とし
て働く、宮田和美さんにお話を伺いました。
「日本女性会議 2011 松江」参加者募集
開催期日 10月14日 ∼16日 場所 くにびきメッセ、松江テルサ(島根県松江市)
テーマ 語ろう・紡ごう、“だんだん”の縁(えにし)
を世界へ 内容 講演(田部井 淳子さん)など
参加費 3,500円 ※交通費や宿泊費など別途必要
申込期間 7月1日 ∼9月13日
◎申込方法など詳しくは、問い合わせ先へ
人権・男女共同参画推進室 63‐7559
本日開催 三重県内男女共同参画連携映画祭2011映画「うまれる」を上映 日時 6月26日 午後1時30分∼ 場所 総合福祉センターふれあい(丸之内)
内容 命の大切さや家族のあり方を問いかけるドキュメンタリー 入場料 500円(中学生以下無料) 定員 200人 男女共同参画センター 63‐5336