総長 挨拶 現代が求める禅仏教 教育後援会の皆様には、日頃から本学の教育方針にご理解いただ き、物心両面にわたって多大なご協力ご支援を賜っておりますこと、 記して心から感謝申し上げます。 懸案の130周年記念棟の建設も、本年5月から本格的に着工しま した。第一期の本工事は2017年12月に落慶予定で、二期工事まで の全計画が完成する暁には、約2万5千平米近い壮麗な学舎が出現 し、より一層充実した教育環境が整うことになります。工事期間中、 学生諸君に不自由不便を強いてはいけないと、智慧を出し合い快適 な環境を整えるべく、目下、様々な具体策を講じています。どうか 教育後援会の皆様にはこの点ご心配なきようお願いいたします。 駒澤大学 総長 池田 魯參 ところで、本年6月8日、各国立大学長・機構長に宛てて、文科 大臣からこんな通知がありました。18歳人口の減少に伴う社会変化 に応じ、教員養成系と人文社会科学系の学部と大学院は、組織の 廃止や社会的要請の高い分野への転換を含め、早急に組織の見直 し計画を策定するよう求める、というものです。 私立大学には関係ないことといって済まされるはずもなく、殊に 仏教の、曹洞禅の宗旨を掲げて教育研究を行う本学の存在意義は、 一体どうなるのか、改めて再考をせまられるところです。 最近、 『誕生のインファンティア』 (西平直著・みすず書房2015年 4月刊)という興味深い題名の哲学書を読みました。誰となく子供 の頃、ふっと感じたことがある、この世に生れこうしてある自分や、 生れたくても生れて来なかった生命の存在に対する疑問に対し、現 代の生殖医療や誕生前検診、堕胎等々の諸問題を合わせて思索を深 ぶ も みしょう いぜんの めていました。何より驚いたのは、この重い課題に「父母未生以前 ほんらいの めんもく 」とい 本 来面目(父や母が生れる以前のお前の顔はどうであったか) ばんけい ふしょう う禅語で発問していたことです。終りも盤珪の有名な「不生(生れ ない・生れて来ない)禅」で結んでいました。現代哲学もこういう問 題に踏み込むのかという感慨と共に、禅仏教を専門とする私たちは 一体、何をしているのか、という反省の念とが入り混じった妙な読 後感でした。 人間の劣化現象としかいいようのない非道極悪な事件がひきもき らず起る現代社会にあってはなおのこと、人文社会学や教育学など の統合知が要請されるのではないでしょうか。本学の建学の理念は 今以上に評価されなければならないと確信したことです。 3 会長 挨拶 教育懇談会の継承 皆様、こんにちは、駒澤大学教育後援会(以下、教育後援会と称す) の会長を務めさせていただいております桐畑秀司でございます。 この場を借りて、駒澤大学と駒澤大学教育後援会が協力して取り 組んでいる事業を一つご紹介します。 まず、駒澤大学は、1592年に駒澤大学の前身である「学林」に遡 れば420年以上に及ぶ長い歴史と伝統を持っている大学です。現在 は、約1万6千人の学生が、7学部17学科と8つの大学研究科で学ぶ 総合大学に発展しました。 次に、教育後援会は、昭和34年に在学生父母の会として発足し、 今年の8月で56周年を迎えます。当会は、駒澤大学に在籍するご子 駒澤大学教育後援会会長 桐畑 秀司 女のご父母・保護者の皆様を会員とし、 「大学と家庭との緊密なる連 絡を図り、その教育的効果の向上に資するとともに、併せて会員相 互の親睦と福祉に寄与すること」を目的として活動しているのが教 育後援会です。大学キャンパス整備の支援、備品の寄贈、サークル 応援、サークル活動に対する祝賀金や助成金、奨学金の寄附など、 大学・学生へ多岐にわたって支援しております。また、会員(在学 生のご父母・保護者)の皆様には、一泊参禅研修会、新年賀詞交歓 会といった行事を実施し、会員同士の交流を深める事業にも取り組 んでいます。 今回ご紹介したい行事は、駒澤大学と駒澤大学教育後援会の共催 により開催している教育懇談会です。この教育懇談会は1983年に福 岡・仙台の2地区でテストケースとして実施し、当時は、開校100周 年記念映画の上映、大学当局より近況報告と就職活動に関する説 明などが行われました。今年度は、平成27年5月23日から7月5日ま で全国26会場において、大学代表の教員を筆頭に、教務部・キャリ アセンター・学生部の職員が各会場を訪れ、説明や個別面談を行い、 特に「疑問に思っていること」 、 「不安に思うこと」など、様々なご質 問ご意見を賜っております。同時に、同じ地方の保護者同士が知り 合い交流を深める場でもあります(今年度の実施状況や、参加者の 声を33~38ページに記載しておりますので、ぜひご覧ください) 。私 にとって教育懇談会は、大学と保護者が交流する重要な事業の一つ だと確信しております。教育懇談会が33年間も継承されてきたのは、 学生を想い、大学と保護者が手と手を取り合って『輪』になり、新 しい『力』を創り出す一助になっているからではないでしょうか。 駒澤大学教育後援会は、大学、学生、そして会員の皆様にとって 『力』になれるよう一層励んで参ります。今後とも、教育後援会の活 動に対して会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 4 2016年卒業予定者から、就職活動における企業の採用スケジュールが大きく変更になりました。 それにともなって新たな対策が必要となり、学生の悩みや不安は増す一方です。ここでは、就活を 無事に終えた4年生お2人の活動スケジュールを紹介。いつ頃から何を始めたのか、就職活動を進 める上でのアドバイスなど、貴重な体験談をお聞きしました。 一言 アドバイス 就活は楽しんだ者勝ちです!「就活=苦痛」というイメージ を持つ人が多いと思います。不安だらけで悩むことも辛いこと ! もたくさんあります。ですが私は、その中でどれだけポジティ ブな気持ちで行動し続けられるか、あきらめない気持ちを持ち続けられる かが鍵だと思います。また就活以外で、これ以上自分自身と向き合う機会 や様々な企業の方とお会いできる機会はないと思います。大学名なんて関 経済学部商学科4年 佐川 明香里 係ありません!就活を“チャンス”だと思って、とことん楽しんでください。 〈内定先〉 広告業界 3 年 9 月 10 月 11 月 12 月 SPI の本、業界地図購入。 学内就活ガイダンス(パネルディスカッション)出席。 インターネット広告会社でのインターンシップ開始。 (~2月末まで) →広告業界に興味を持つキッカケ→第一志望業界に。 1 月 2 月 ゼミの教授と面談。就活について考え始めた。 学外でのセミナーに参加(金融系)/初めての OB・OG訪問(広告会社) 合同企業説明会、学内・学外のセミナーに本格的に参加し始める。 →面接対策、エントリーシート対策など。 企業(インターネット広告・ベンチャー系)の説明会参加。 エントリーシート作成開始。自己分析開始。SPI 開始。 3 月 4 年 エントリースタート!!証明写真を撮る。 毎日のように様々な企業の説明会に足を運んだ。OB・OG訪問も並行して行った。 初めての選考会参加。 4 月 面接も本格的にスタート。エントリーシートの作成に追われる。 SPI ができず苦戦。→2冊を3周(4、5月で) 5 月 一旦落ちつく。就活少なめ。 初めて最終面接経験→失敗。 6 月 大手企業のエントリーシート作成に追われる。 テストセンター対策で、様々な企業で練習。 7 月 上旬、全てのエントリーシート提出完了。 初めて内々定を1社もらう。 大手企業の面接前に OB・OG訪問増やす。 8 月 大手企業面接スタート! 毎日のように面接。最終面接(広告業界)受ける。 (8/26) 9 月 9/1に広告業界に内定をもらう。 5 特集 1 気になる就職活動 就職活動、 何をいつから始めるの! ? 一言 「先を見据えて人よりも早く行動を起こし、最後まで アドバイス 粘り強く努力し続けたこと」が就職活動を成功させる ! ことができた一番の理由だと感じています。 私は、3年の8月の早い段階からインターンシップの選考として、 エントリーシートやWEBテスト、面接を受けることで数多くの実 践を積み重ねました。この経験により、本選考で自分の力を存分 に発揮できたことが良い結果に結びついたのだと思います。 一番苦労したことは、実際に足を運び企業の雰囲気を掴むため、 グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科4年 武居 諒 〈内定先〉 金融業界 3 年 授業の合間に業界を絞らずに100回以上のセミナーに粘り強く参 加し続けたことです。 就職活動は困難なことや辛いことも多いですが、将来の自分の 幸せのために自分の意志を強く持ち、最後まで走り抜けてください。 8月 以前から興味のあった金融業界を中心に WEB で情報収集を開始する。 夏、秋のインターンシップ応募開始。 「5社程度」 9月 10 月 就職ガイダンスに出席。先輩の体験談を聞き、相談に乗ってもらう。 インターンシップ参加。 11 月 12 月 1 月 インターンシップの募集をチェックしつつエントリーシート、WEB テストの勉強を始める。 金融業界のインターンシップに参加し、業界研究をさらに深めた。 キャリアセンターで就活全般の相談に乗ってもらう。 今までの自分の経験を小学校からさかのぼり整理する。 「自己分析」 自分の性格及び経験から金融業界の志望動機がほぼ固まる。 2 月 大学の SPI 対策講座に参加。 企業説明会に多数参加し始める。 春のインターンシップ応募開始。 「3社」 3 月 4 年 就職活動解禁。 インターンシップ先企業の最終面接を通過。内々定を貰い、 就職活動に対する自信に繋がる。 業界絞らずに企業にプレエントリー開始。 企業説明会に多数参加する。 4月 金融業界中心に幅広い業界の企業説明会、セミナーに多数参加し続ける。 春のインターンシップ参加。 キャリアセンターでエントリーシートを添削してもらう。 エントリーシート提出開始。 5月 春のインターンシップ参加。企業の特別セミナー、座談会参加。 学校の授業とエントリーシートの提出で苦労する。 6 月 7 月 企業の特別セミナー、座談会参加。 学校の定期試験と座談会の両立に苦労する。 8 月 6 金融業界のエントリーシート提出開始。企業の特別セミナー、座談会参加。 第一志望の最終面接。金融業界内定。 特集 1 気になる就職活動 キャリアセンターからお知らせ 2017卒生の就活も本格化! 2016 年卒( 現学部4年生 ・修 士2年生 )の就職活動が続いていますが、 いよいよ 2017 年卒(現学部3年生・修士1年生) の就職活動も本格化してい きます。3 月スタートといえど、準備は必要不可欠です。 そこで今回は 2017 年卒に対する就職支援について、ご父母の皆様へご 紹介いたします(一部抜粋)。なお、学生にはホームページ・キャリナビ・メー ル・ツイッター・フェイスブック・学内掲示等で詳細を告知しています。 平成 27 年度 学部 3 年生・修士 1 年生対象 就職・キャリア支援(主なプログラム) 11月以降 しごと研究講座 随時 人事担当者による業界・職種研究講座です。 (様々な業界のトップ級が集合) 11月末 学内開催 12月上旬 OB・OG訪問会 様々な業界から本学のOB・OGを招いて、パネルディスカッションおよび座談会を実施 します。 STEP1:就活を成功させるための“はじめの一歩”! より具体的に「やるべき」ことの 整理、心構え等をお伝えします。STEP2:自己PRで差をつけろ! 自己分析から自己 11月末以降 後期就活集中セミナー PR、 学生時代に打ち込んだことまでを振り返ります。STEP3:人事がうなる志望動機! 随時 STEP1~STEP4 志望動機作成のポイントを踏まえて実際に作成してみます。STEP4: 面接&GD&GW 対策! 心構えから、実際のテクニックまでを体験します。 ES完成講座 3/1から始まるエントリー作業。入力時に必要な“自己PR” “学生時代に打ち込んだこと” 12月以降 (自己PR・学生時代 力を “志望動機”を完成させます。 随時 入れたこと・志望動機) 12月以降 基礎編 GD・GW 実践編 GD・GW 随時 基礎編では、突然の選考にも焦らないように、ワークを通じてGD・GWを体験します。 実践編では、実際の選考の場に近い形でGD・GWを実施します。 12月以降 基礎編面接 実践編面接 随時 基礎編では、 面接官の視点等を解説し、 ワークを通じて面接を体験します。 実践編では、 面接風景をビデオ撮影し、 直接面接官からフィードバックを受けることができます。 11月 4 年生内定者による 相談会 座談会形式で、4年生内定者が就職活動を控えた3年生の質問に答えます。 1/26~ 1/28 第 4 回就職ガイダンス 4年生内定者を交えながら、 就職活動におけるスケジュール管理や進め方を確認します。 3月以降 随時 企業セミナー 3/8~ 3/11 人事担当者が駒大生のために来校して、企業について説明します。 (様々な業界のトップ 級が集合) 第 1 回合同企業説明会 4日間で約400社をお招きして、学内合同企業説明会を開催します。 秋・冬季インターンシップ 就職活動の時期が3年生3月からと後ろ倒しになり、秋から冬にかけてインターンシップ(就業体験)を実施する企 業が増えています。目的は優秀な学生と早期に接触し、自社の採用選考への応募に繋げるためです。 キャリアセンターでは、本学学生の受入枠があるインターンシップ(大学経由)と、学生が各自で応募するインター ンシップ(自由応募)の情報を、キャリナビで随時公開しています。情報を逃さないよう定期的に確認することをお勧 めします。 第1回 合同企業説明会のご案内 3月8日(火)~ 11 日(金)の4日間、合計約 400 社を 招聘して大規模な合同企業説明会を開催いたします! 1 日につき、最大 8 社の説明を受けることができます。皆 さんもご存じのあの企業や、業界研究をしているとよく名 前の出る優良企業が多数参加予定です。 早い時期に企業との接点をもつことは、就職活動を有利 に進めるため大変重要です。 ぜひご子女にお勧めください。 (年明け頃から順次情報を更新します) 7 このゼミに注目! 第13 回 青木 ゼミ このゼミに注目! 第 13 回 経営学部市場戦略学科 教授 青木 茂樹 専門分野 流通システム論 演習テーマ モノと情報の流通システム研究 大阪大学との研究発表会 ゼミ運営は“ 織物”の如し 青木 茂樹 教授 大学生の学力の低 トプットを実践するプロジェクトの “ 行学一如 ” で 下が話題となる一方 動いており、サブゼミを含めると1日4時間半を週 で、社会が求める人 2回で取り組んでいる。特にプロジェクトは問題発 財 の Skill や Will は 見→企画立案→実行を企業や外部団体とともに取り 高くなっている。に 組み、道を拓き自ら歩む。 もかかわらず、経済 未来を生きる彼(女)らの発想や情報活用能力は、 的な要因などから学 ときに私の理解の範囲を超える。むしろ彼(女)ら 生のアルバイトの掛 に寄り添いながら、適宜、巨視的な観点からアドバ け持ちは当たり前と イスし支援するのみだ。 なった。学生の本分 ゼミ合宿や納会は青木ゼミの真骨頂だ。月並みな を忘れてバイトに奔 企画では通らない。青春の一幕にならんと全エネル 走する姿は本当に親 ギーを集中する。OB・OG 会(萬会)には同じ釜の 孝行なのだろうか。目の前の時給に釣られて生涯の 飯をともにした仲間が後輩を鼓舞しにくる。 大きな機会を失ってはいないか。 こうして先輩から継承してきた縦糸と、同期の横 青木ゼミは知のインプットを鍛える輪読と、アウ 糸が一枚の青木ゼミを織り成すのだ。 ゲストスピーカーの招聘 ゼミのスケジュール 豊洲のマルシェ全体を企画・運営 シゲキ的 2年[基礎力] ゼミ環境 前期:輪読で基礎力養成&プロジェクトとい うゼミの流れをつかむ。 後期:財務分析を学び、 “企業を読む”力の要 請&プロジェクトで戦力に! 3年[応用力] 前期:輪読で後輩を巻き込み議論を促す&プ ロジェクトリーダーとなる。 後期:卒論へつなげる一万字論文を作成する。 4年[飛翔力] 前期:教育の集大成となる卒論作成開始&社 会への展開として就活準備する。 経営学部 後期:後輩へスキルを継承し育成&卒論を仕 市場戦略学科3年 上げて社会へ飛翔! 齋藤 勇輝 8 企業へ商品開発企画の発表 私は青木シゲキ先生の型にはまらない講義と情熱 に惹かれ、ゼミに加入しました。 「全力で学び、全力で遊べ」のコンセプトのもと、 学習以外にも合宿や納会を通して Neo 餃子作りや 駅伝大会など、遊びの中にも協創と競争を入れゼミ の結束力を高めています。 学習面では専門書を読む以外にも、プロジェクト では自分たちですべてマネジメントを行い、様々な 方からアドバイスをもらいながら成果を出せるよう に日々精進しています。 ゼミひいては大学の醍醐味は人と人をつなげる場 所であり、様々な人と出会うたびに生涯の財産とな る知識や経験を授けてくれるシゲキ的な環境です。 部員が考え、打ち込める環境作りを 私たちは週 6 日、玉川キャンパスで活動しています。その中で、主将である私 は選手とコーチ、監督などのスタッフ間の橋渡し役として双方とコミュニケーショ ンを図ることに尽力しています。また、ラグビーでは身体を張ってのハードワー クはもちろんですが、複雑な戦術や課題解決へのアプローチなど頭脳を使う面も 主将 経済学部 経済学科 4 年 川上 雄也 多いので、今年からより多くミーティングなどの「考えて、共有する」機会を取 り入れています。人数も少なく、学内外でも知名度の低い団体ですが、多くの人 に応援していただけるよう一生懸命活動していきますのでよろしくお願いします。 魂のタックルで優勝します! 副将 経済学部 経済学科 4 年 松本 輝 激しく熱いスポーツです! 今年から新たにコーチを迎 マネージャーは私を含めて え、昨年よりチームが活気づき 2 人と、人数が少なく大変な 毎日充実した練習を行っていま こともありますが、縁の下か す。昨年までは選手が主体とな らチームを支えることにやり り方針・課題への対策・戦 術 がいを感じています。自分を 等を決めていましたが、コーチ が加わり選手の意識も変化し、 ラグビーに対してより熱く、真剣 に取り組めるようになりました。 マネージャー 経済学部 経済学科 2 年 片桐 美佳 成長させてくれる環境に感謝 し毎日厳しい練習を重ねる選 手を精一杯サポートしていき たいです。大変魅力的な熱 私は主将を支え、リーグ戦優勝、上位リーグ昇格を いスポーツなのでぜひ一度グラウンドに見に来て 果たすため誰よりも身体を張って戦いたいです。 ください。応援よろしくお願いいたします。 取材を終えて 教育後援会文化部取材班 久しぶりに晴れた9月5日、玉川キャンパスのグ ことが間違ってなかったことを後輩たちに伝えて、 ラウンドを訪れると、互いに声を掛け合い、格闘 やる気を起こさせたい」と熱く意気込みを語って 技のごとく身体をぶつけ合って、真剣にボールを くれました。ラグビーの魅力は、9割がしんどい 奪い合っているラグビー部員たちの姿が目に飛び ことばかりだが、1割の喜びを仲間と共に分かち 込んできました。闘志を前面に出した、激しい練 合えることだそうです。 習風景に圧倒されてしまいました。 9月 12 日のリーグ初戦は創価大に 50 - 26 で勝 練習の合間に、キャプテンの川上君、副キャプ ちました。変革が功を奏していると確信しました。 テンの松本君、バックスリーダーの清水君にお話 今後の試合も期待できそうです。皆で応援してい を伺いました。昨年はリーグ戦4部で6位という きましょう。 不本意な結果に終わってしまいましたが、今年か らコーチに指導してもらうようになり、いろいろ な変化が起こっているそうです。 まず、意識改革を行なって、追い込みが足りな かった今までよりも、練習の質や取り組み方が変 わりました。 「ミーティングが増え、部員全員が同 じ方向を向いている。結果を残して、やってきた 9 特集② サークル紹介 ラグビー フットボール部 Circle Pick Up サークル情報 ●創立年 1969 年 ●部員数 計 37 人(男 34 人/女 3 人) ●部 長 石川 祐二 教授(経済学部) ラグビーフットボール部とは 駒澤大学体育会ラグビーフットボール部は、関東大学ラグビー フットボール連盟に所属し、玉川キャンパスのグラウンドで日々練 習に励んでいます。部員は現在 37 人で、昨年から女子ラグビー選 手の募集も始めました。また、ラグビー教室に参加するなど部とし ての活動の幅を広げています。 1 年間の主な活動として、セブンス大会、オープン戦、夏合宿、リー グ戦を行います。夏合宿は長野県・菅平で毎年行い、チームの結束 を高めて秋から始まるリーグ戦に挑みます。今年度から新たに駒大 ラグビー部 OB の方をコーチとして迎え、リーグ戦優勝、昇格に向 けて練習しています。 チームの勝利のために体を張って闘うラグビーフットボール部へ のご声援よろしくお願いいたします。 ラグビーフットボール部 年間活動予定 1〜3月 4月 セブンス大会・オープン戦 5月 オープン戦 6月 オープン戦・前期納会 7月 オフシーズン 8月 夏季合宿 9〜 12 月 12 月 10 オフシーズン 秋季リーグ戦 秋季リーグ戦(入れ替え戦) ・納会 KPSとして活動するにあたって 私は、大学1年生からKPSに所属しています。この4年間、 「私にしかできない 話を、私の言葉で伝える」ことを自らのテーマとして、オープンキャンパスの企画 運営や声掛け、大学案内等積極的に活動していました。受験する高校生はもちろん のこと、保護者の方にも安心して応援していただけるよう、日々の些細なことこそ 法学部 法律学科 4 年 穂谷野 圭 お話するよう心掛けています。学年が上がるにつれ後輩も増え、K PSの中でも学年・ 学部の垣根を越えてなんでも話しやすい関係をつくれるよう努力しています。 「駒澤大学の顔」として 法学部 法律学科 4 年 藤原 朋弘 やりがいのある仕事です!! オープンキャンパスでは、 大学1年生の頃から、KPS 受付や誘導、相談対応などの として活動させていただいて 業務があります。 「駒澤大学の おります。KPS のメインの活 顔」として見られるので、丁 動のオープンキャンパスでは、 寧な対応を心掛け、来場者の 高校生や保護者の方の相談に 方々に積極的に声掛けするよ うにしています。また、今年 は最上級生として後輩たちの 仏教学部 仏教学科4年 伊藤 かれん 答えたり、本学の良さを PR する活動などを行っています。 どれもとてもやりがいのある仕 指導にあたることもあり、良きお手本となるよう意 事ばかりです。高校生が私の話で自信を持ってくれ 識していました。KPS を通じて出会った様々な人 たり、前向きな気持ちになってくれることがとても たちから、新たな発見や良い刺激をもらい、自分自 嬉しく、これからも1人でも多くの高校生に駒澤大 身の成長に繋がりました。この4年間の経験は、大 学の魅力が伝わるオープンキャンパスであり続けて 学生活における大きな財産です。 欲しいです。 取材を終えて 教育後援会文化部取材班 「KPS」って何をしているサークルなんだろう?今回の取 材はそんな疑問からスタートしました。4年生3人に話を聞 き、その疑問はすぐに解消しました。取材当日開催されてい た「オープンキャンパス」。その運営をする大学の入学セン ターのお手伝いをするボランティアスタッフとして、来場す る高校生及びその家族の皆さんに駒澤大学の魅力を知っても らおうと、熱い情熱を持って活動していること がひしひしと伝わってきました。KPS スタッフ の「オープンキャンパス」での活動を通じ、駒 大に入学しよう、駒大生になろうと思う高校生 のみならずその家族がいたことも、今回の取材 で知ることができました。駒大生の代表として これからも成長していってほしいとの印象を強 く持った取材でした。 11 特集② サークル紹介 KPS (KOMAZAWA PROMOTE STAFF) Circle Pick Up サークル情報 ●部員数 計 162 人 (男 65 人/女 97 人) KPS とは K PSとは、KOMAZAWA PROMOTE STAFF(コマザワ・ プロモート・スタッフ)の略称で、入学センター管轄のボランティ ア団体として、受験生向けの大学広報活動をサポートしていま す。オープンキャンパスをはじめ、大学に来校される高校生への キャンパスツアーの実施や、各種受験生向けイベントのお手伝い など、現役学生ならではの目線から駒澤大学をPRすべく日々活 動を行っています。駒澤大学で学ぶ学生として、また自らの受験 体験等をふまえての対応は、高校生にも好評です。イベントのサ ポートだけではなく、時には広報媒体の撮影やインタビューに協 力するなど、広く募生広報活動に関わっています。今後は現行の イベントの充実のみならず、更に活動の幅を広げていくべく、活 動してまいります。 KPS 年間活動予定 12 4~5月 新規メンバー募集説明会 6月 新規メンバー向け研修会 7月 オープンキャンパス直前説明会 7~9月 オープンキャンパス実施 11月 入試相談イベント等実施 3月 春のオープンキャンパス実施 毎月 定例会の実施・高校生キャンパスツアー対応 出雲駅伝応援記 今年も駅伝シーズンを迎えました。三大駅伝の最初の大会「出雲全日本大学選抜駅伝競走」が 10月12日に行われ、駒澤大学は3位となりました。鳥取県支部の会員の皆さまや東京から駆けつけ た役員、委員の方たちが声援を送りました。ここに応援記をご紹介します。 I Z 教育後援会副会長 齋藤 誠 U O E K I D E N に 」 とい う 細 か な 配 慮 も 欠 か さ ず に 設 置。 や ようしっかり固 定といった歴代の委 員から引 や強 風 とあって、ガードレールから 外 れない 日 本 大 学 選 抜 駅 伝 競 走( 出 雲 駅 伝 ) 」 。 この 駅 き 継 がれ た丁 寧 な 仕 事 で 最 終 中 継 所の応 援 準 の光景を体 感するとどんな人でも『駅 伝ファ 向かう最終中継所付近は、早くから他大学の まず 最初に向かった応援の準 備は、6区の 中 継 所 の あ る「 島 根 ワ イ ナ リ ー」 。 ゴールに 色の大応援団が1区 とりに配布し、紫紺 応援グッズを一人ひ 13 M やおよろず 八 百 万の 神 々が 集 う「 出 雲 」の 地で 平 成 元 年 の 月( 神 在 月 ) に 産 声 を あ げ た 「 出 雲 全 伝は、 「 全日 本 大 学 駅 伝 」 「箱根駅伝」と並び、 備 完 了で す 。 應援指導部ブルーペガサスとともに 出 雲 大 社の そして向かったスタート地点し。 んもん 門 前町大社メインストリート神門通りは、多 この応援に教育後援会からは、桐畑秀司教 育 後 援 会 会 長を含め執 行 部 役 員と後 援 会 役 員 ン』になってしまうという「人びとの高揚感」 くの出場校が応援合戦を繰り 広げていて、こ で構 成する代 表 応援団十一人、鳥取県支部か 日、 出 雲 へ で 溢 れ て い る 場 所 で す。 駒 澤 大 学 の 応 援 は、 月 は、このブルーペガサスと共に、沿道に集まっ 人が応援に向かいました。 行 く 道 中 は、 『 八 雲 立 つ 出 雲 八 重 垣 妻 籠 すさのおのみこと に …』 と 須 佐 之 男 命 が 詠 ん だ 和 歌 の と お り 、 た駒澤OB、後援会会員、そして多くの駒澤 『 駒 澤 大 学 應 援 指 導 部 ブ ル ー ペ ガ サ ス 』 に よる、気 合いの入った迫 力 ある応 援。私 たち 幾 重 に も 雲 が 立 ち の ぼ り、 雲 が 湧 き 出 る とい 手が来るのを待ちま した。また、教育後 援会応援団は、沿道 『 幟 』 も 目 に つ き ま す。 私 た ち 一 団 も 数 十 本 の選手を待ちます。 を駒澤色にするべく を超 える幟 を沿 道いっぱいに掲げるため、数 表 が あ る の で「 選 手 か ら 大 学 名 が 見 え る よ う のぼり 百メートルの幟を設 置いたしました。幟は裏 午後1時5分過 ぎ。出雲大社正面鳥 沿道を駒澤色に 思議な感覚になりました。 ファンが手 拍子と大声 援で応援しながら、選 12 う 名の「出雲の国」に導かれているような不 10 らは 米 積 支 部 長 を 筆 頭 と す る 代 表 応 援 団 十 六 八雲立つ出雲の国へ に開催しています。 幕 開 け を 飾 る 大 会 と し て、 毎 年「 体 育 の 日 」 大 学三大駅 伝 として、また、駅 伝シーズンの 10 (選手写真提供:駒大スポーツ) 応 援 記 し た 選 手 で す。 沿 道 の 駒 と な り、 銅 メ ダ ル を 獲 得 本 人 トップとなる 第3位 ト ル 」 種 目 に 出 場 し、 日 会 」では、 「 男 子 1万メー ユニバー シ ア ー ド 競 技 大 箱 根 駅 伝 で は 3 区 で 1 位、 の 中 谷 圭 佑 選 手。 今 年 の ま し た。 1 区 は、 3 年 生 門 通 り を一瞬 で 駆 け 抜 け は私 たち 応 援 団がいる神 が 響 き わ た り、 選 手 た ち すぐにこちらにも大声援 したという 情 報 が入ると、 居 前( 勢 溜 ) を ス タ ー ト 繋 ぐ 瞬 間 も 大きな 拍 外の 他 校 選 手 が 襷 を 援団は、駒澤大学以 た あ と も、 私 た ち 応 潮になりました。駒澤大学の選手が通り過ぎ 平 選 手 に 1 位 で 襷 を 繋 ぎ、 応 援 の 声 援 も 最 高 介選手は、1秒という 僅差で第6区の大塚祥 目 の 前 の 中 継 所 を 通 過 で す。 第 5 区 の 西 山 雄 継 用 の ヘ リ コ プ タ ー が 近 づ く と、 い よ い よ、 繰り 広げていました。曇天の上空にテレビ中 駒 澤 大 学 が 青 山 学 院 大 学 と の デッ ド ヒ ー ト を シーンもありました。その映像を見ていると、 ンもいて、私 たちの方がびっく り してしま う 片 手 に テ レ ビ を 持 ち な が ら 観 戦 す る 駒 澤 ファ ら た め て そ の 人 気 を 感 じ ま す。 選 手 名 鑑 を こ で も、 駒 澤 大 学 の フ ァ ン が 本 当 に 多 く 、 あ そして中継所に到着すると、朝とは違い沿 道のファンが 少 し ずつ増 えていき ました。こ 向かいました。 手 と声 援 を送 り 続け らって最 終 中 継 地点の「島 根ワイナリー」に 夢 舞 台 出 雲 」 を 象 徴 す る 存 在 で す。 私 た ち は選 手の奮 闘 を心から願い、そのパワーをも スポット出雲 大 社は、その壮 大さが「神 話の た だいた 鳥 取 県 支 部 の 手 配、 様 々 な 尽 力 を い す が、 応 援 の 細 や か な 援記の最 後ではありま 経 験 で し た。 ま た、 応 は、 本 当 に 素 晴 ら し い し た「 全 力 で 応 援 し て、 ひ と つ に な る こ と 」 様々な出 会い、そして感 謝。この駅 伝で経 験 きたことの一体 感でした。駒 澤 大 学 を通じて ファンも 含 め、駒 澤 大 学の一員 として応 援で を応援するということの素 晴らしさ。沿 道の 後援会の代表 応援団として参加してわかっ た こ と は、 自 分 の 息 子 で は な い 選 手( 学 生 ) 替えができました。 学駅伝」 「箱 根 駅 伝」 を応 援 することに切 り という 気 持 ちがあったので、次の「全日本 大 をしました。私たちも「精一杯の応援をした」 力を出し切って走った選 手たちに大きな拍 手 応 援 団一同、いったんは 落 胆 しま したが、 全 駒 澤 大 学 が 3 位 と い う 結 果 が わ か り ま し た。 全 ての 選 手 が 走 り 終 え た 後、 朝 設 置 し た 幟 の撤 収 をし、一団 はバスで 移 動。その車 中で 」 」という大声 澤 を 応 援 す る「 行 け ー 「頑 張 れー ま す。 必勝祈願 出雲大社から 最終中継地点へ W 全力で応援し、ひとつになる 援 は、 他 の ど の 大 学 よ り ました。このような 皆様に心より感謝申し 回 も 大 き かった よ う に 思い 応援スタイルは、本 上 げ ま す。 あ り が と う 7 月 に 行 わ れ た「 第 最 終 中 継 地 点への 移 動 の 前 に、 私 た ち 一 団 は 必 当に素晴らしいと思 A A 勝 祈 願のため出 雲 大 社へ Z ございました。 A います。 28 ! O M 参 拝。 日 本 有 数 の パ ワ ー K 14 ! 2区其田選手から 1区中谷選手 3区工藤選手 (区間賞) 4区馬場選手 5区西山選手から 5区西山選手 6区大塚選手 (区間賞) 6区大塚選手 ゴールの瞬間 大学施設紹介 年間行持 について 入寮式(4月) 臘八摂心(12 月1日〜 12 月8日) 1年生を寮生として 迎え入れる法要である。 駒澤大学の入学式の日 に行われる。ここから1 年生の指導期間が本格 的に始まる。 臘八摂心とは、釈尊 が菩提樹の下で8日間 坐禅をして8日目の朝 に 成 道し たことから、 12月1日から12月8 日の朝まで昼夜を通し て坐禅をすることであるが、寮生は学校があるため 朝に約100分、夜に約40分坐禅を行う。授業が ない寮生は自主的に坐禅堂に行き、坐禅に打ち込む。 法戦式(5月) 1年生から首座が指 名され、4問の問答を 行う。1年生の指導期 間の集大成ともいえる 法要。基本的に1年生 が配役に当たり、首座、弁事、侍者、侍香、殿行、 鐘司、問者の計13人が配役を務める。 施食会(7月) 有縁無縁の諸精霊の 供養をする法要。寮の 年間行持で数少ない公 開法要で、この日は寮 の近隣の方々を寮にお 招きする。今年は駒澤 大学国際交流館の留学生の方々も参列してくださっ た。 施食会法要の前には、本学総長池田魯參老師に よる法話も行われる。 成道会(12 月8日) 釈 尊 が 12 月8日の 朝に成道されたことか ら、臘八摂心の8日目、 12 月8日に成道会が行 われる。寮では、達磨 忌にならぶ大きな法要 である。12 月1日から朝晩と坐禅をし、この厳しい 期間を乗り切り、成道会までやり切った後は、やは り1年生上級生含め、寮生全員の顔は自然と和むも のである。 高祖降誕会(1月 26 日) 1月 26 日は曹洞宗の本山である永平寺の開祖道 元禅師のお生まれになった日である。曹洞宗では道 元禅師のことを瑩山禅師と並べ高祖と尊称する。高 祖降誕会は道元禅師の誕生日を祝う法要である。 両祖忌(9月 29 日) 退寮式 曹洞宗の本山である永平寺の開祖道元禅師と總 持寺の開祖瑩山禅師の命日は太陽暦に換算するとど ちらも9月29日にあたるので、この日に両祖を偲 び、報恩感謝の法要を行う。 年度末の閉寮に際し、今まで4年間寮で暮らして きた4年生を送り出す、いわば寮の卒業式のような 法要。その4年生のほとんどが本山へ安居すること となるが、この寮での経験を生かして、頑張ってい くことになる。学年によって、4年生と生活してき た年月は違うが、誰もが4年生との別れを惜しむ。 1年を締めくくる法要である。 達磨忌(10 月5日) ダルマさんの愛称で 知られ る達 磨 大 師 は、 初めてインドから中国 へと禅の教えを伝えた とされ、禅宗の初祖と される。その達磨大師 が亡くなったとされる 10 月5日を達磨忌として報 恩の法要を行う。寮の年間行持の中では比較的大規 模な法要になり、寮生はいつもにも増して気合を入 れてのぞんでいる。 太祖降誕会(11 月 21 日) 11 月 21 日は曹洞宗の本山である總持寺の開祖 瑩山紹瑾禅師のお生まれになった日である。曹洞宗 では瑩山禅師のことを太祖と尊称する。太祖降誕会 は瑩山紹瑾禅師の誕生日を祝う法要である。 1年間を通して、日分行持に加え、これだけの年 間行持を行っていくわけだが、これらの法要すべて に馴らしというものが存在する。 上級生が1年 生に配役を指導 し、その法要を 寮監先生、寮生 全員で確認する ためにある。 15 「竹友寮」 って、 どんなところ? 仏教研修館竹友寮は、駒澤大学仏教学部 現在の寮舎は地下1階地上3階建て。寮生 に在籍し、かつ曹洞宗の僧籍を有する学生 は10畳間に基本的に2人で生活しており、 が、学業と並行して、日常生活の中で両祖 平成27年現在で40人が在籍しています。 の教えに従い、宗侶としての基本作法、心 ここでは、竹友寮での“一日の様子”と、年 構えを修得することを目的として創設された 間を通じて行われている様々な“行持”につい 学生寮です。 て、寮生の方からご紹介いただきました。 寮 の 一 日 月曜日〜木曜日 5: 30 振 鈴 起床を告げる鳴らしもの。目覚ましの意味を果たす。 5: 45 暁天坐禅 5時 45 分から6時 25 分まで坐禅堂で坐禅をする。 6: 30 朝 課 月曜日と水曜日には、朝課を はっとう 行う。法堂に移動して、約50 分間、お経を唱える。 火曜日と木曜日には、暁天坐 禅後、そのまま坐禅堂で朝課 を行い、その後、坐禅を組み ながら朝食をとる(坐禅堂飯台) 。飯台は精進料理といい、野菜や豆など植物性の食 材のみで調理された食事をいただく。 7:20 清 掃 朝課または飯台が終わり次第、清掃を行う。法堂、坐禅堂はもちろん、廊下、洗面所、 東司(トイレ)など寮生全員で寮の隅々まで清掃を行う。 7: 50 〜 9: 00 17 : 00 朝 食 飯台がない日は食堂で朝食をとる。 朝食後、各自、授業に出る。 晩 課 木曜日のみだが、法堂にて夕方のお勤めをする。 17 : 00 〜19: 00 17 : 30 〜23 : 00 21 : 00 23 : 00 夕 食 食堂で夕食をいただく。 入 浴 細かな作法を守りながら、入浴する。 門 限 消 灯 金曜日、土曜日は暁天坐禅、朝課ともに無く、7時 00 分 に振鈴が鳴り、その後、点呼と清掃が行われる。日曜日は、 放参といい、公務はお休みである。 16 寮生から見た竹友寮 私はこの寮において学べることは、 法服の着方や法要の仕方だけでは ないと思います。先輩後輩の上下 関係の厳しさや指導される側、指 導する側のそれぞれの大変さ、厳 しい関係の中に芽生える信頼など、 私はここでたくさん学びました。 この寮で共に生活している友人は 一生の友人になると思うと私は嬉 しく思います。仏教研修館とはい うものの、日々の生活の中から多 くのことを感じ取れることが、 こ の寮での一番の魅力です。 教育後援会奨学金を 受給して 教 育 後 援 会 で は、経 済 支 援 と し て 奨 学 金 を 給 付していますが、本年は、国内学生五十人と私費 留 学 生 十 人 が 受 給 し ま し た。そ の 受 給 生 か ら 感 謝のことばが寄稿されましたので、 ご紹介します。 と で、 家 族 の 大 切 さ や、 家 族 が い な い 寂 し さ や 苦 労 に 気 づ く こ と が で き ま し た。 同 時 に、 上 京 し て か ら で き た 友 人 や、 周 り の 人 々 を 通 徐々に身についていく感覚にうれしさを覚え 学 ん だ 法 の 詳 細 を 学 び、 学 習 し て い る こ と が と 感 じ て い ま し た が、 2 年 生 で は、 1 年 生 で れ の 法 の 概 要 を 学 び、 理 解 す る こ と は 難 し い た 日 々 を 送 っ て い ま す。 1 年 生 で は、 そ れ ぞ で 学 ぶ こ と が で き て、 と て も 楽 し く、 充 実 し 私 は、 法 学 部 法 律 学 科 で 学 ん で い ま す。 中 学生の頃から入りたいと思っていた法律学科 こ の た び は、 教 育 後 援 会 奨 学 生 と し て 採 用 し て い た だ き 誠 に あ り が と う ご ざ い ま し た。 バ イ ト が で き る 時 間 も 限 ら れ て し ま い、 経 済 め、 そ の 後 に 勉 強 す る 時 間 を 考 え る と、 ア ル 週 6 日 で あ り、 6 時 限 目 ま で あ る 日 も 多 い た バ イ ト を し て い ま す が、 今 年 は 学 校 の 授 業 が 費 が た く さ ん か か っ て し ま い ま す。 私 は ア ル け る 際 に か か る 費 用 等、 学 費 以 外 で も、 教 育 で 勉 強 す る た め の 問 題 集 や 単 語 帳、 試 験 を 受 ま す。 し か し、 学 校 の 教 材 費 用 に 加 え、 自 分 き で、 将 来 海 外 に 行 け た ら と 思 い 勉 強 し て い り 組 め て い ま す。 そ の 中 で も、 私 は 英 語 が 好 中 の 宗 教 等、 自 分 が 興 味 を 持 っ た 授 業 に も 取 題 を 知 っ て、 新 た な 対 策 や 勉 強 方 法 を 考 え る ま だ ま だ 勉 強 が 必 要 で す が、 自 分 の 今 後 の 課 ました。試験は、よりよい成績を出すために、 し ま し た。 ま た、 9 月 に は 英 語 の 試 験 を 受 け そ の 思 い か ら、 さ っ そ く、 奨 学 金 を い た だ い た 夏 休 み に 新 し い 問 題 集 や、 参 考 書 を 購 入 改 め て 思 う こ と が で き ま し た。 に、 目 標 に 向 か っ て さ ら な る 努 力 を し よ う と 感 謝 し て い ま す。 こ の 感 謝 の 気 持 ち を 励 み こ の よ う な、 家 族 や 周 り の 友 人、 駒 澤 大 学 の教育後援会奨学金というサポートにとても り が た さ に も 気 づ く こ と が で き ま し た。 教育後援会奨学金受給生 て い ま す。 専 門 の 教 科 の 多 く は 3 年 生 か ら 履 的 に 厳 し い で す。 そ の た め、 こ の 教 育 後 援 会 等、 目 標 に 一 歩 近 づ く こ と が で き ま し た。 卒 奨学金で行いたいこと 修 で き る た め、 3 年 生 に な る の が 待 ち 遠 し い 奨 学 金 が 法 律 や 資 格 の 勉 強、 英 語 の 勉 強 を 続 業 す る ま で に は 目 標 を 達 成 し た い で す。 最 後 し て、 周 囲 に 助 け て く れ る 人 が い る こ と の あ と さ え 思 い ま す。 け て い く 上 で、 大 き な 助 け と な っ て い ま す。 に な り ま し た が、 教 育 後 援 会 の 奨 学 生 に 採 用 ま た、 大 学 生 に な っ て か ら 親 元 を 離 れ た こ 大 学 で は、 法 律 の ほ か に も さ ま ざ ま な 科 目 を 履 修 す る こ と が で き、 外 国 語 や 歴 史、 世 界 17 学生寄稿 れ る こ と な く、 学 業 に 励 み、 あ と 数 年、 学 生 上 げ ま す。 奨 学 生 と し て、 感 謝 の 気 持 ち を 忘 し て い た だ き、 関 係 者 の 皆 様 に 深 く 御 礼 申 し ざ い ま し た。 て い き た い と 思 い ま す。 本 当 に あ り が と う ご 生 活 を よ り 一 層 有 意 義 で、 充 実 し た も の に し からのご支援および奨学金のおかげだと思っ こ の よ う に、 駒 澤 大 学 で と て も 有 意 義 な 留 学生活を過ごしています。それは、多くの方々 て い ま す。 東 京 に 留 学 す る た め に は、 多 く の 費 用 が か か り ま す。 そ の 費 用 は、 私 の 両 親 に 時 と っ て す ご く 大 き な 負 担 と な っ て い ま す。 少 し で も 両 親 の 負 担 を 減 ら し た く、 普 段 週 書 を 必 ず 事 前 に 予 習 す る こ と を 決 め ま し た。 か」 を 考 え た 結 果、 授 業 に 使 わ れ て い る 参 考 うすれば授業に対する理解度を上げられる を 理 解 で き な い 部 分 が 多 く あ り ま し た。「 ど し い 専 門 用 語 が 多 く 使 わ れ て い て、 授 業 内 容 業 は 今 ま で の 日 本 語 学 校 で の 授 業 と 違 い、 難 で 日 本 語 を 1 年 半 勉 強 し ま し た が、 大 学 の 授 私が駒澤大学経営学部に入った最初の頃 は、 日 本 語 に 苦 戦 し て い ま し た。 日 本 語 学 校 学び、人間として、大きく成長した気がします。 てはす ごく 貴 重な 時 間でした。沢 山のことを 経 ち ま し たが、この5 年 半の間 は、私 に とっ 2010年4月に駒 澤 大 学に入 学し、現 在 の大 学 院 修 士課 程2年に至って、も う5年 半 こ の 度 は、 教 育 後 援 会 奨 学 生 と し て 採 用 し て い た だ き、 誠 に あ り が と う ご ざ い ま す。 専 門 的 な 研 究 に 打 ち 込 ん で い ま し た。 最 終 的 と を 決 め ま し た。 そ の 後、 毎 日 図 書 館 に 通 い 門的な知識を学ぶために大学院に進学するこ し た。 よ く 考 え た 結 果、 就 職 で は な く よ り 専 なって相談に乗ってアドバイスをくださいま 進 路 を 考 え る と き に、 周 り の 先 生 方 が 親 身 に あ っ と い う 間 に 3 年 生 に な り ま し た。 今 後 の 流 に 貢 献 し ま し た。 充 実 し た 日 々 を 過 ご し、 園 祭 に 出 店 し た り し て、 自 分 な り に 留 学 生 交 で は な く 積 極 的 に イ ベ ン ト を 企 画 し た り、 学 加 し ま し た。 サ ー ク ル 活 動 で は、 私 は 受 け 身 す。 ゼ ミ 以 外 に も、 留 学 生 交 流 サ ー ク ル に 参 議論を交わしたことはいまだに覚えていま 方 が 多 く、 毎 回 マ ー ケ テ ィ ン グ に つ い て 熱 く せ ん で し た が、 ゼ ミ の メ ン バ ー は 勉 強 熱 心 な 指 し ま し た。 ゼ ミ の 時 間 が 週 1 回 し か あ り ま に 参 加 し、 よ り 専 門 的 な 知 識 を 学 ぶ こ と を 目 け橋となるように努めていきたいと思ってい た 留 学 生 活 を 過 ご し、 将 来 母 国 と 日 本 と の 懸 学 の 学 生 と し て、 奨 学 生 と し て、 よ り 充 実 し 皆 様 に 深 く 御 礼 申 し 上 げ ま す。 今 後 も 駒 澤 大 最 後 に な り ま し た が、 こ の 度、 教 育 後 援 会 の 奨 学 生 と し て 採 用 し て い た だ き、 関 係 者 の 指 し て 頑 張 っ て い こ う と 思 い ま し た。 を 胸 に 常 に 目 標 を 持 っ て、 さ ら な る 頂 点 を 目 変 な こ と が た く さ ん あ り ま す が、 そ の お 言 葉 自 分 が 成 長 し た 気 が し ま す。 今 後 も き っ と 大 した。確かに、大変なことを乗り越える度に、 振 り 返 っ て み て、 大 変 な こ と に 多 く 出 合 い ま え て く れ る チ ャ ン ス 」。 今 ま で の 留 学 生 活 を た だ き ま し た。「 大 変 な こ と と は、 大 き く 変 今年度の奨学金の受給式の時に教育後援会 会 長 か ら 「大 変」 と い う お 言 葉 を 聞 か せ て い ま し た。 ら し、 研 究 に 費 や す 時 間 を 増 や す こ と が で き 教育後援会奨学金受給生(留学生) そ う い っ た 努 力 を 重 ね て、 授 業 に 対 す る 理 解 に、 無 事 大 学 院 に 合 格 し 現 在 も 研 究 に 励 む ま す。 本 当 に あ り が と う ご ざ い ま し た。 「感謝」 間 く ら い ア ル バ イ ト を し て い ま す が、 奨 学 金 度 が 段 々 上 が っ て、 一 緒 に 勉 強 す る 友 達 も で 日 々 が 続 い て い ま す。 を頂いたおかげでアルバイトの勤務時間を減 き ま し た。 2 年 生 か ら マ ー ケ テ ィ ン グ の ゼ ミ 18 25 短期語学セミナーに参加して 駒 澤 大 学 で は 毎 年、 異 文 化 と の ふ れ あ い と 語 学 の 向 上 を 目 的 と し て、 短 期 語 学 セ ミ ナ ー 協 定 校 へ の 留 学 セ ミ ナ ー を 実 施 し て い ま す。 約 1 カ 月 の 留 学 を 通 し て 参 加 し た 学 生 さ ん は、 さ ま ざ ま な こ と を考え、感じ、 成長して帰ってきます。このセミナー ア大学アーバイン校に語学留学に行ってきまし 文学部社会学科の土屋陸です。私は2015 年8月から1カ月間、アメリカのカリフォルニ たです。 けでも沢山の発見が見つかってとても面白かっ きたのには驚きました。キャンパス内を歩くだ を歩いていたところ、歩道にリスが飛び出して があ り、さらには公園があ り ま す。公園 近 く 屋やレストランが集合したショッピングモール 施設も充実しています。キャンパスの中に洋服 ところ、友 達 と一緒に迷 子になったほどです。 ったです。初日にキャンパス内を散歩していた 初めにキャンパスの様子から。私の行ったア ーバイン校のキャンパスはめちゃくちゃ大きか ま ず はアメリカでの学 校の様 子 をお 話 しま す。 学をして英語を学びたいと考えている方にとっ とてもマッチしていました。私以外にも海外留 語を話せるようになりたい」と考えていた私に とを勧めていました。この先生の指導方法は 「英 や発音が間違っていてもとにかく話してみるこ 決して笑ったり怒ったりしません。むしろ文法 くれま す。私の先 生は私 たち 生徒の間 違 えを 配はいりません。先生がとても親切に訂正して なものでした。文法や発音が間違えていても心 議論するという経験はとてもエキサイティング 人のクラスメートと与えられたテーマについて の授業内容でした。英語を使って中国人やタイ 内で頻 繁に行 う ため、英 語 を話 す 練 習 をたく 土屋 陸 に参加した方に感想を寄せてもらいました。 た。この度はアメリカでの学校の様子やアメリ 次に授 業の様 子です。授 業は学 力 別にクラ ス分けされ、自分に合った難易度のクラスで勉 て、UCI語学研修は最適な機会だと思います。 ディスカッションやプレゼンテーションを授 業 カ留学を通して感じたこと、私の周りに起こっ 強できます。授業は全て英語で行われ、クラス さんしたいと思っていた私にとってはピッタリ た素晴らしいことの数々をお話したいと思いま 是非チャレンジしてみてください。 す。 文学部 社会学科 3 年 CP ミーティングのメンバーとハンバーガー屋で メートと話すのにも英語を使いました。また、 興奮、感動、 そしてまた感動した カリフォルニアでの 1カ月 19 学生寄稿 ています。初めて会った外国人と自分の使って 神に縋るような気持ちで「助けてください!道 きました。彼らがパエズファミリーです。私は 達ができました。ドリブルのコツを教えたアラ ました。このチャレンジを通してたくさんの友 き、初めて会った人とボールを蹴って遊んでい がない日はほぼ 毎 日 家の近 くにある公 園に 行 の一つが近所の公園での草サッカーです。予 定 す。その考えのもと、いくつかやっていた活動 英語を使って話していたいと考えていたからで 以 外でもできるだけ 多 くの時 間 を 外 国の方 と に出かけるように努めていました。授業の時間 一つ目は家の近くでやっていた草サッカーで す。私は放課後でもなるべく家にこもらず、外 っ暗な道で迷子になりました。歩いている人は 行ってしまったのです。私は知らない土地の真 なんとあろうことか私は家とは逆方向に歩いて 思っていました。しかし、不運が起こりました。 った時にヘトヘトの私は「やっと帰れる!」と た。帰りのバスが私の家の最寄のバス停で止ま 私 はその日 夜 遅 く までサッカー を していま し 8月5日、まだ英語にも慣れていない時期です。 な意味を持つものとなりました。出会ったのは 二つ目はパエズファミリーとの出 会いです。 彼らとの出会いは私にとってとてつもなく大き も印象的な出来事です。 あまりの興奮でよく寝られませんでした。とて す。この研 修に行 く 機 会 を与 えてくれた両 親 っていなければ経験できなかったことばかりで 私はこの語 学 研 修でとても 大きな 経 験 をた くさんしました。それらはカリフォルニアに行 ても感動しました。 うか。私の中に強烈な何かが流れ込んできてと にこれほどまで優しく接したことはあっただろ はあっただろうか。そして私は初めて会った人 会った人にこれほど優しく接してもらったこと な」と優しい言葉をかけてくれました。初めて ているなら家の中に入ってピザでも食べていき 家の住 所 と電 話 番 号 はわかるか?」と即 座に ました。すると彼らは「大丈夫、心配するな。 すが いる英語で新しい友達をつくるという体験は痺 に迷ってしまいました 」と彼らに助けを求め よ!」と頼まれたり、そこで会った香港人の青 どこにもいなかったので、助けを求めることも をはじめ、関わった全ての人に感謝します。あ 次に学校生活以外で印象に残っている出来事 を二つご紹介したいと思います。 れるほどの衝撃で、初めてトライした日の夜は 年 とは 帰 国 し 分ほど歩いてい 歳の少 年 には「 個 人コーチに なって た 今 で もメー できませんでした。しかし、 対応し助けてくれました。その上「お腹が空い 草サッカーで会ったライアンと ショーンと ブ 系の ルを 通 じて 連 20 !! りがとうございました。 ホストマザーのリズと 30 てついた駐車場にやっと人を見つけることがで 学校のキャンパス 絡 を 取 り 合っ パエズファミリーと 12 学生寄稿 グローバル・メディア・スタディーズ学部では、グローバル な人材を育てるため、長期・短期の海外留学などを積極的に 推奨・支援しています。ここでは「海外演習実践講座」に参 加した学生さんたちからの貴重な体験談をご紹介します。 ち ら の 学 校 も、 国 籍 は 多 様。 ク ラ ス の 出 身 国 グローバル・メディア・スタディーズ学部 『海外演習実践講座』 に参加して す。 内 容 は 短 期 ・ 長 籍は カ 国 以 上。 多 様 な 文 化 を 背 景 に も つ 学 期 の 留 学、 海 外 イ ン 後のレポート課題提 の 事 前 準 備 と、 帰 国 と し て、 海 外 渡 航 前 が 条 件 で す が、 特 徴 験」 を経験すること 3週間以上の海外体 こ の 科 目 は、「 最 低 に 気 付 い た わ け で す。 G M S 学 部 な ら で は の た。 つ ま り 「 海 外 体 験 を 通 し た 共 通 の 収 穫 」 返ってみますと同じ想いに辿り着いていまし と を 学 び ま し た が、 4 年 生 に な っ た 今、 振 り 私 た ち 三 人 は、 大 学 2 年 次 に こ の 科 目 を 履 修 し、 三 人 三 様 の 海 外 体 験 を 通 し て 様 々 な こ 鈴木と松丸はカナダのトロントで3週間の 語 学 留 学 を 経 験。 全 く 異 な る 語 学 学 校 で 学 た 家 庭 の 温 か さ も 身 に 染 み た 5 週 間 で し た。 ミリーの心の触れ合いのおかげで国境を超え バ ー バ ル な 会 話 の 大 切 さ を 痛 感。 ホ ス ト フ ァ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 唯 一 の 息 抜 き と な り、 ノ ン れ る 毎 日。 オ フ ィ ス 内 で 身 振 り 手 振 り の コ ミ 四 苦 八 苦。 最 初 の 2 週 間 は 電 話 を 途 中 で 切 ら 予 約 の 手 配 が 業 務 で し た。 初 め て の 電 話 に は ー の 書 類 作 成、 レ ス ト ラ ン ・ ホ テ ル と 電 話 で 経 験。 従 業 員 四 十 人 程 度 の 旅 行 会 社 で、 ツ ア インターンシップを 旅行会社で5週間の 池田はアメリカの ロサンゼルスにある で す。 ボランティアと様々 タ ー ン シ ッ プ、 海 外 発 見 し、 そ こ か ら 全 こ と 」。 様 々 な 違 い を 自 分 の 五 感 で 体 験 し、 で 生 き る た め に は、 こ と は「 異 文 化 の 中 海 外 体 験 を し ま し た が、 今、 共 通 し て 感 じ る あ り ま す。 私 た ち 三 人 は、 そ れ ぞ れ に 異 な る そのためにはまず多様性を受け入れる必要が 「 多 様 な 立 場 や 分 野 の 人 が 連 携 す る こ と で イ ノ ベ ー シ ョ ン が 起 こ る 」 と 言 わ れ ま す が、 言 っ て い ま し た。 時 で も 半 袖 半 ズ ボ ン、 寒 さ は 感 じ な い ん だ と じ 方 も 様 々 で す。 ブ ラ ジ ル 人 は ど ん な に 寒 い 過 ご す 程、 そ の 違 い に 気 付 き ま す。 気 温 の 感 ブ ラ ジ ル 人 は 肉 と 豆 の プ レ ー ト、 ウ ク ラ イ ナ 種 の る つ ぼ で し た。 韓 国 人 は 白 飯 と キ ム チ、 生 が 集 ま り、 ト ロ ン ト の 街 と 同 様、 ま さ に 人 三人三様の体験から得られた 〈共通の収穫〉 出を通して海外での び、 ホ ス ト フ ァ ミ リ ー も 別 々。 3 週 間 は 全 く てが始まる気がして グローバル・メディア・スタディーズ学部 実地体験を自分自身 会 う こ と も な く、 そ れ ぞ れ の コ ミ ュ ニ テ ィ で い ま す。 池田 麗美 / 鈴木 優海 / 松丸 拓也 グローバル・メディア学科4年 の深い学びとするこ 異 文 化 を 満 喫 し て 英 語 に 集 中 で き ま し た。 ど 多様性を受け入れる 人 は サ ン ド ウ ィ ッ チ と、 毎 日 一 緒 に 過 ご せ ば とを目的としていま 10 21 問題はほとんどない時代になったと言っても 過 言 で は な い で し ょ う。 つ ま り、 異 な る 文 化 で 育 っ た 人 た ち と 共 に 働 き、 共 に 暮 ら す と い う 環 境 が グ ロ ー バ ル 社 会 で あ り、 多 様 性 の 中 でいかに生きるのかを真剣に考えることが 我々の課題になったと言えるのではないでし ょ う か。 そ し て、 メ デ ィ ア を 現 代 社 会 で 必 須 の 〝教 養〟 と し て 捉 え、 複 合 的 な 研 究 を 目 指 す コ ン 年 間 一 貫 し て 継 続 し て い ま す。 平成 年4月に開設されたグローバル・メ ディア・スタディーズ学部(GMS学部)は、 に 生 き る 我 々 に は 必 須 で す。 ど の 分 野 に 限 ら 術 を 主 体 的 に 使 い こ な す こ と は、 も は や 現 代 セ プ ト は、 《グローバルな環境で活躍できる人材育成》 ず、 メ デ ィ ア 技 術 の 変 化 を 追 わ ず に 済 ま さ れ こうした環境 で生き抜くため と に あ り ま す。 用し貢献するこ 様々な分野で活 ール〉として た め の 手 段〈 ツ 標を実現させる を 身 に 付 け、 目 体的に活かす術 本 質 を 知 り、 主 な く、 地 球 に 生 き る 我 々 す べ て が メ デ ィ ア の 日々刻々と進化するインターネットや通信技 を 目 標 に 掲 げ、 複 数 の 学 問 分 野 を 基 礎 に お い 移 動 が 国 境 を 超 え て い る こ と は も と よ り、 一 ん で い ま す。 人 の 移 動、 モ ノ の 移 動、 お 金 の に よ り、 世 界 の グ ロ ー バ ル 化 は 目 覚 ま し く 進 る こ と を 意 味 し ま す。 イ ン タ ー ネ ッ ト の 出 現 グ ロ ー バ ル と は、 国 境 を 超 え、 球 形 の 地 球 を 常 に 念 頭 に 置 き、 俯 瞰 し た 鳥 の 目 で 思 考 す れ ま し た。 応できる人材を育てることを意図して創設さ では表現し切れない社会の動きにいち早く対 今 ほ ど 使 わ れ て い ま せ ん で し た が、〝 国 際 〟 ま し た。 開 設 当 初、 グ ロ ー バ ル と い う 言 葉 は て い ま す。 今 年 で 早 る 仕 事 は 皆 無 と な り ま し た。 こ の 学 部 の 趣 旨 10 た学際学部として横断的教育・研究を追究し 各務 洋子 はメディアの専門家を育成することだけでは グローバル・メディア・ スタディーズ学部長 年を迎えることになり 18 国 家、 一 民 族、 一 言 語、 一 学 問 で 解 決 で き る 22 10 10 周年記念 GMS学部創立 グローバル・メディア・スタディーズ学部は、今年で学部創立10年目 を迎え、この1年は記念事業として多くの企画が開催されています。 ここでは、GMS学部開設10周年を記念して、学部長の各務先生 にご執筆いただきました。 10年目を迎えた グローバル・メディア・スタディーズ学部 す。 ス タ デ ィ ー ズ が 複 数 で あ る こ と は、 大 き せで新しい学問分野を切り開くことが肝要で 野 と 様 々 な 形 で 連 携 し、 更 に 新 し い 組 み 合 わ す。 必修科目として履修する方法をとっていま ( 経 済、 経 営、 政 治、 法 律、 情 報、 文 化 ) を 合 い、 思 考 を 深 め る こ と を 意 図 し て、 6 分 野 が で き て い ま す。 特 に、 未 知 の 学 問 分 野 に 出 な可能性を秘めた発展途上の学問分野である に は、 一 つ の 学 問 分 野 を 超 え、 複 数 の 学 問 分 こ と を 表 現 し た 結 果 で す。 第 4 に、 産 学 連 携 の 『実 践 メ デ ィ ア ビ ジ ネ ス 講 座』 と し て 実 務 家 を 招 い た 実 践 的 教 育 を 提 供 し て い ま す。 卒 業 後 の キ ャ リ ア を 考 え る 環 境 で す。 多 国 籍 の 教 員 が 担 当 す る 授 業 の 効 ィー度合については日本国内ではまずまずの ま す。 女 性 比 率 2 割 を 含 め て、 ダ イ バ ー シ テ ィンランドと外国籍の教員が常に3割を占め た が、 イ ギ リ ス、 ア メ リ カ、 韓 国、 中 国、 フ 年で多少動きまし す が、 国 籍 別 に し ま す と、 日 本 国 籍 比 率 は 一 し て き ま し た。 わ ず か 二 十 二 人 の 専 任 教 員 で ずは教員の構成からグローバルな環境を維持 と が で き ま す。 本 学 部 で は 開 設 当 初 よ り、 ま グ ロ ー バ ル な 環 境 と は、 国 境 を 超 え て 異 文 化の人々と共に活動する場であると捉えるこ 第 2 に、 グ ロ ー バ ル に 活 躍 す る た め の 実 践 的 英 語 教 育 を 徹 底 し て い ま す。 1 年 次 に 5 科 い ま す。 にカリキュラムに組み込む取り組みを続けて 外 演 習」 を 開 設 し て お り、 海 外 体 験 を 積 極 的 科 目 と し て 「海 外 演 習 実 践 講 座」 お よ び 「海 を 作 っ て い ま す。 G M S 学 部 な ら で は の 独 自 験を組み込んでも4年間で卒業できる仕組み い う 短 期 経 験 だ け で な く、 1 年 と い う 長 期 体 し て い る と い う こ と で す。 夏 休 み、 春 休 み と 学中に一度は海外体験を味わうことを方針と ー バ ル と い う 思 考 の 軸 を 確 立 す る た め に、 在 すでに1期生から6期生までの約千八百人 超 の 学 生 が 卒 業 し、 多 方 面 で 活 躍 し て い ま ょ う。 の様々なことを学ぶ絶好の場となることでし 合 宿、 懇 親 会 な ど 楽 し い 企 画 を 通 し て、 人 生 ネ ッ ト ワ ー ク を 広 げ、 教 室 を 離 れ て 夏 や 冬 の 共 通 の 学 問 を 通 し て 学 ぶ 同 期 や、 先 輩 後 輩 の 第 5 に、 少 人 数 で 学 ぶ 大 学 な ら で は の ゼ ミ ナ ー ル と い う 科 目 は、 学 問 の 専 門 性 を 深 め、 げ る 科 目 で す。 生 の 声 か ら 現 実 を 学 び、 将 来 の ビ ジ ョ ン に 繋 つの学問分野の基礎を踏まえた実務家たちの 現役学生に大変人気の高い講義科目として4 果 は 絶 大 で す。 日 本 的 な 解 釈 を 超 え た 専 門 分 目、 2 年 次 に 3 科 目 の 必 修 英 語 科 目 は、 す べ す。 外 資 系 企 業、 メ デ ィ ア 技 術 を 深 め て I T ダイバーシティー(多様性)を 1 体感する仕組み 野 の 教 育 現 場 で、 学 生 た ち は 日 本 に 居 な が ら てネイティブスピーカーによる少人数制を採 業 界、 海 外 の 大 学 院 へ 進 学、 海 外 市 場 を タ ー 月 科 目 を 設 置 し て お り、 メ デ ィ ア を 軸 と し て 六 に し て グ ロ ー バ ル な 空 気 に 接 し、 多 文 化 共 生 用 し、 使 え る 英 語 を 実 践 し て い ま す。 ゲ ッ ト に 営 業 な ど、 就 職 先 は 多 彩 で す。 割 以 下 を 維 持。 の 現 実 を 肌 で 感 じ て い る よ う で す。 第 3 に、 メ デ ィ ア と い う キ ー ワ ー ド を 軸 と し て、 G M S の 特 色 で あ る 〈学 際 性〉 を 身 に 貫して 2 カリキュラムの独自性 付 け る た め に、 六 つ の 専 門 分 野 を 学 ぶ 仕 組 み 日にはGMS学部の同窓会を結成すること 10 10 第 1 は、 G M S 学 部 の 考 え 方 と し て、 グ ロ に な り ま し た。 現 役 学 生 を 集 め て、 G M S ブ 31 7 23 年 を 振 り 返 り、 学 部 そ 意 味 が あ る と い う の が そ の 真 意 で す。 そ し 須 で あ り、 グ ロ ー バ ル 社 会 で は 「違 い」 に こ る 中 で は、 個 の ア イ デ ン テ ィ テ ィ の 確 立 が 必 のスローガンを“ Be different, Be global ”に し ま し た。 国 境 を 超 え て 人 の 移 動 が 活 発 化 す し、 情 報 化 役割」と題 メディアの ンの進展と リゼーショ た こ と で し た。 G M S ページ左上写 ラ ン デ ィ ン グ・ プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム を 結 成 てロゴマークを作りました( 社会におけ テーマは 「グローバ この1年は〝グローバル〟と〝メディア〟の 本 質 を 改 め て 考 え 直 す 1 年 に し たい と 考 え、 真)。これはグード図法という世界地図です。 るメディア 一 人 ひ と り が 手 書 き で ス ロ ー ガ ン を 書 き、 決 ホームページのトップに交代で掲載される 学 生 た ち は 全 員、 現 役 の G M S 学 部 生 で す。 い ま す。 フ ォ ー ド 大 学 よ り ル チ ア ノ・ フ ロ リ ィ デ ィ で 検 討 を 行 い ま す。 基 調 講 演 に は、 オ ッ ク ス いてグロー え し、 学 生 一 人 ひ と り が 学 部 長 ス タ ジ オ で 写 通信学会からアカデミック分野の代表として 著“ The Fourth Revolution ”に基づき議論の 枠 組 み を ご 提 示 い た だ き ま す。 我 が 国 の 情 報 バルな視点 して同じ字体のない個性溢れる一人としてG 真 撮 影 に 臨 ん で い ま す。 1 年 を 通 し て G M S 三 友 仁 志 氏、 政 府 の 立 場 と し て 総 務 省 情 報 通 信 政 策 研 究 所 長 の 泉 宏 哉 氏、 情 報 通 信 の 民 間 企 業 代 表 と し て N T T か ら 栗 山 浩 樹 取 締 役、 そ し て、 ジ ャ ー ナ リ ス テ ィ ッ ク な 立 場 か ら、 情報分野に深い造詣のある日本経済新聞論説 委 員 の 関 口 和 一 氏、 そ し て、 主 催 校 と し て、 からのパネリストとしてディスカッションを 駒 澤 大 学 法 学 部 富 崎 隆 氏 を お 招 き し、 各 分 野 よりご後援いただ Telecommunication Society き、また駒澤大学マスコミュニケーション研 International 月 日(金) 時より国際シンポジウムを 開 催 し ま す。 国 際 学 会 で あ る GMS学部創立 年記念事業・ 国際シンポジウム ( / )の開催(後期) を 振 り 返 る 発 信 基 地 に 仕 立 て て み ま し た。 す。 G M S 学 部 長 室 を 撮 影 ス タ ジ オ に 模 様 替 MS全体を支えていることを表現していま ( Luciano Floridi ) 教 授 を お 招 き し、 情 報 革 命のもたらす本質的な意義について論じた近 22 20 10 し、 同 窓 会 で も 様 々 な 企 画 を 発 信 し ま す。 すでに4月より様々な企画を実施しています。 グローバルな視野で物事を俯瞰して観察する の役割につ 10 GMS学部創立 年記念事業 最初に取り掛かったのは 年目を記念して 学部ホームページを記念バージョンに刷新し 視点を忘れないで欲しいという意味を込めて 10 10 11 14 展 開 し て い た だ き ま す。 20 究 所 と 共 催 と い う 形 で 開 催 い た し ま す。 24 11 10 周年記念 GMS学部創立 ピックアップ 〜スポーツフェスティバルを終えて〜 近隣の方々との交流を深め、駒澤大学そして駒澤大学体育会サークル活動を身近に感 じてもらうために、 「スポーツフェスティバル」が 月4日に開催されました。 〝スポー 会本部副委員長から報告を寄せてもらいました。 来場者の方により楽しんでいただける行事となりました。ここに実行委員長である体育 ツ教室〟の他に、 〝活動見学会〟では、今年初めて景品付きのスタンプラリーを導入し、 10 2015年 月 4 日( 日 ) サッカー・野 球・洋 弓・チアリーディング・体 操競技・卓球・少林寺 拳法の8種目のスポーツ ベントです。主に世田谷 区の小中 学 生や一般の ポーツを通して楽 しく 交 流できるスポーツイ 駒 澤 大 学 体 育 会 学 生 や O B・ O G ゲ ス ト と ス し ま した。スポーツフェスティバルは、現 役の ス ポ ーツフェステ ィバルin玉 川 」 を 開 催 い た Bの石毛宏典さん、陸上競技教室には陸上競技 な工夫をしました。野球教室には硬式野球部O スポーツ教 室は、それぞれがメニューにゲー ム性を織り込み、より楽しんでいただけるよう なっておりました。 よ り 様 々 な ス ポ ー ツ に 触 れ てい た だ け る よ う に で当日参加も可能、途中参加や退出も可能とし、 教 室 と、ゴルフ・ラクロス・空 手・剣 道・自 動 方々を対 象にスポーツ教 室や 活 動 見 学 会 を 行 部 O Bの 藤 田 敦 史 さ ん を そ れ ぞ れ ゲ ス ト に お 迎 に駒澤大学玉 い、スポーツを通して世田谷区民の皆さんとの えし、熱く分かりやすい指導もしていただきま 車・ オ ー ス ト ラ リ ア ン フ ッ ト ボ ー ル の 6 種 目 の 交流を深め、スポーツをより 楽しいものと感じ した。プロとして一線で活 躍されていた方に指 川キャンパス ていただけるようなものとなっております。 導していただき、参 加 者の皆さんにとって、と 活動見学会を行い、全て経験や年齢、性別不問 今 年 は、 應 援 指 導 部 ブ ル ー ペ ガ サ ス に よ る オ ー プ ニン グ セ レ モ ニ ー や チ ア リ ー デ ィ ン グ 部 にて「2015 10 ても貴重な経験となったかと思います。 齋藤 郁美 の演技によって盛大に開幕しました。陸上競技・ 実行委員長 体育会本部副委員長 経済学部商学科 4 年 大盛 況で終 えたスポーツフェスティバル 学内イベント 25 学内イベントピックアップ していた団 体のスポーツをやりたいと思ってく 者 に ご 好 評 い た だ き、 中 に は 活 動 見 学 会 を 開 催 小 学 生 以 下の 小 さ な お 子 様 や 教 室 終 わ り の 参 加 て 景 品 付 き の ス タ ン プ ラ リ ー を 導 入 し ま し た。 活 動 見 学 会は、この機 会に一つでも 多 くのス ポ ー ツ に 触 れ て い た だ き た い と 考 え、 今 年 初 め ス ポ ー ツ フ ェス テ ィ バ ル で の 交 流 を 通 し て、 体 育 会 学 生 も 初 心 に 帰 る こ と が で き、 そ し て ご おり ま す。 室や活動見学会を楽しんでいただけたと感じて る ご 来 場 者 数 と な り、 多 く の 皆 様 に ス ポ ーツ 教 六百五十人を超えました。一昨年を大きく上回 ら幸いです。 参加していただきました皆様にも貴重な経験と で 多 く の 方 々 に ご 参 加 い た だ き、 ご 来 場 者 数 は ださった参加者の方もいらっしゃいました。 な り 、 今 後 の 各 々 の 活 動 に 生 か し てい た だ け た 日協力 今 回 大 会 等で 教 室や 活 動 見 学 会 を 開 催でき な かった団 体につきましても、実行 委員としてイ ベントの運営をスムーズに行 うために していただきました。普段は活動や目標が違う ト の 石 毛 様・ 藤 田 様 、 駒 澤 大 学 関 係 者 の 皆 様 、 だ き ま し た 近 隣 地 域 の 自 治 体 の 皆 様、 O B ゲ ス 最 後になり ますが、スポーツフェスティバル 開 催 に あ た り ま して ご 後 援いた だ き ま し た 世 田 体育会学生の強みだと思います。 誠 に あ り が と う ご ざ い ま し た。 ま た、 今 回 運 体育会ですが、今回のようなイベント等では各 昨 年 は 台 風 直 撃 と な り、 安 全 面 等 を 考 慮 して 急遽中止となってしまいましたが、今年は快晴 営に携わっていただきました体育会学生の皆さ 谷 区、 駒 澤 大 学 教 育 後 援 会 の 皆 様 、 ご 協 力 い た の中、スポーツフェスティバルを盛大に開 催 す ん、お疲れ様でした。皆様のご協力のおかげで 担当で責任を持って迅速に行動できるところは ることができました。小さなお子様から大人ま 大 き な 問 題 も な く 無 事 に 閉 幕 す ること がで き ま した。心より感謝申し上げます。 駒 澤 大 学 体 育 会 の 各 団 体 は これ か ら も 大 学 や 部の看板を背 負い、日々精進してまいりますの で 今 後 も ご 声 援 並 び に ご 協 力 の 程、 よ ろ し く お 願いいたします。今回ご参加いただきました皆 様 も、 今 後 も 目 標 や 健 康 の た め に 様 々 な ス ポ ー ツ活 動 を頑 張ってください。皆 様にとってこれ 26 か ら も ス ポ ー ツ が 楽 し く、 身 近 な も の で あ り ま すように。 Sports Festival 1 。 「 禅 」の 今、世界で注目されている「禅」 思想はどのようにして海外に広がり「ZEN」 として受け入れられたのでしょうか。 このコーナーでは、仏教学部の石井清純先 生に、海外の「禅センター」をご紹介いただ きながら、欧米における禅の歴史と現在の多 の 食 料 品 店の 空 き 倉 庫 で 坐 禅の 指 導 を 開 始 し ち 上 げ た 1 9 6 7 年 、 弟 子 丸 泰 仙 師 が、 パ リ 前 号 で も 触 れ た と お り、 北 米 に おいて 鈴 木 俊 隆 師が二つ目の禅センターをタサハラに立 今 回は、ヨーロッパの禅 受 容について少 し お話ししてみたいと思います。 惹 き 付 け、 渡 仏 し て 2 年 後 に は、 「国際禅協 のでした。これによって、 多 くの人々の心 を (無 所 得) 」という三つのフレーズを「決 profit めゼリフ」とし、それに坐禅 を「見せる」 も (私 を 衝 く) 」のほか、「 De mon âme à ton âme の心から君の心へ=以心伝心) 」そして「 non 様な姿を、分かりやすくご解説いただきます。 ました。 を 算 え、 会 員 した彫刻「蟠龍」が、日展に入選したことが す。しかし、在 家 時 代の弟子 丸 師をモデルに ため、渡仏を懸念する声 も高かったと聞きま その求 心 力ということになるでしょうが、当 た理由の第一は、弟子丸師の精力的な活動と、 に弟子 丸 師の禅が急速に受け入れられていっ 数 は 十 六 万 人 に 及 ん だ と いい ま す 。 こ の よ う 年後には、関連寺院は 象 徴 す る よ う に、 師 の 坐 相 は 極 め て 美 し く、 時の環境が、禅という 外来の「文化」を受け け、 その坐相と、持ち前の骨太な性格で懸念を払 1971年)において、西 欧の物 質 文 明の限 こ れ は、 弟 子 丸 師 自 身 も 感 じ て い た よ う で、 『禅僧ひとりヨーロッパを行く』 ( 春 秋 社、 入 れ て い こ う と い う 気 風 に あった こ と も 影 響 その教 え 方は、前 号でも 触れた「 push the floor with your knees and the sky with the ( 膝 で 地 を 推 し、 頭 頂 で 空 top of your head 拭し、ヨーロッパ各 地で精 力 的に禅 を広めて 当 時 の 弟 子 丸 師 は 出 家 し て わ ず か 数 年、 経 験 も 浅 く 、 フ ラ ン ス 語 に も 堪 能 で は な かっ た 会( Association Zen Internationale )」を立ち 上 げ る こ と に な り ま す。 そ の 組 織 は 成 長 を 続 【ご執筆】 仏教学部教授 石井清純先生 していると考えられています。 60 いくことになるのです。 10 N E Z 第 2 回 27 3 特集 また、本年3月まで、4年半にわたってヨー ロッパ国 際 布 教 総 監 部の職 員であった 釜田 尚 明の構築へと向かったと分析されています。 入れ、それと調 和 することによって新たな文 る精 神 的 飢 渇が、東からやってきた禅を受け 界と、そこから回帰 すべき宗 教の形骸 化によ 発 想とはまったく 違い、寺 院などの整った施 いうこと。さらにその実践 形 態が、日本 的な た 禅 の 実 践 を し てい る 集 団 が 多 数 に の ぼ る と 本 か ら 伝 わっ た 曹 洞 宗 臨・ 済 宗 の 禅 だ け で な く、台湾や韓国、あるいはベトナムから伝わっ ま ず、現 在のヨーロッパの禅は 多 様で、日 様性にも由来しているといえます。 中的に坐禅を行 う 催し)へと参加する、その の間、 お寺の主催するサマーキャンプ摂心(集 て 行 く、ま た、フランスでは、 夏のバカンス を持 ち、坐禅の後は、日々の仕 事へと出かけ のではなく、しっかりと家庭(あるいは恋人) 人々は、そのよう な 施 設において、毎日坐 禅や勤 行 をするのですが、そこに住んでいる 回 紀 師 は、 「 Air Mail海 外 ZEN 通 信 」 第 ような形式が、ヨーロッパのZENへのコミッ トメントの基本スタイルといえるそうです。 それでも、いや、それゆ えに、というべき でしょう か、ZENのイメージは、かな り 社 う 日 本 の 宗 派 組 織 で く く るこ と が 極 めて 困 難 営 さ れ て い ま す 。 そ れ ゆ え、 「 曹 洞 宗 」 とい グ と 解 釈 し て い る 傾 向 の 強 い 人 々 に よ って 運 い う 時 に「 Z E N で い こ う よ 」 と い う フ レ ー ちをリセットして冷 静な話し合いに戻そうと と 表 現 し た り、 議 論 が 紛 糾 し た 時 な ど に 気 持 度 の 高 い も の を 評 価 す る 時 に「 Z E N だ ね 」 たシトロエンC3の「 Special Zen Selection 」 も その一つです が、他に も、落 ち 着いて 完 成 会 に 浸 透 し て い る よ う で す。 前 回 ご 紹 介 し になっているのです。 ズを用いたり す るそ うです。一説には、パリ このよう な「道 場」は、仏 教の一宗 派に所 属 す る と い う 意 識 は と て も 希 薄 で、 む し ろ、 を 行 う「 Dojo (道場) 」と呼ばれる場所で行 われていることによります。 設 で は な く、 個 々 に 自 由 な 形 態 の も と で 坐 禅 ( 『 Sousei 』156号、 2012年2月)において、 AZI設立の前後、パリ五月革命、プラハの春 やベトナム反戦運動など、ヨーロッパ社会全体 が愛と自 由と平 和 を求めて振 動し加 熱した時 期であったことが、禅の熱狂的受容に繋がった このように、禅を、宗 派を問わず 自己の精 神 や 思 想 を 表 現 す る も の と し て 受 け 入 れ、 実 の地下鉄に、 静かに坐ることの求められる「Z 登録 寺院数は 数カ寺 となっています。ただ ペースを 持つもの、日 本でいう お 寺の本 堂の などの小さなものから、百人 程 度が坐れるス しこれは、あくまでも日本 曹 洞 宗への登録 数 ZENを精 神 的 安 定に効 果のあるトレーニン 践 することは、北アメリカにおける参 禅 者の ENシー ト 」 な る ものが あ る と も 聞 き ま し た のではないかと分析しています。 こ の よ う な 社 会 的 背 景 の 上 に 広 まっ た 禅 に ついて、現 在、曹 洞 宗ヨーロッパ国 際 布 教 総 傾向とも共通するものといえます。 が、 確 認 す る こ と は で き ま せ ん で し た の で、 ヨーロッパの禅の特徴 監 部 が 把 握 し て い る 曹 洞 宗 僧 侶 は 四 百 人 弱、 この「道 場」は、ま ず 坐禅 するスペースの 確 保されていることが基本 的ですが、その規 いうことです。 よ う な 施 設 まで 整 備 さ れ た ものまで 存 在 して さ て、 そ の よ う な 多 様 な 受 容 形 式 の 中 で、 AZIについて 単なる都市伝説かもしれません。 で、坐禅を実践している場 所や信 者 数の全体 模 や 形 態 は 極 め て 多 様 で、 ア パ ー ト の 室 像については把 握し切れていないのが現 状と それは、弟子 丸 師 亡きあと、永 年に亘って 日 本 か ら の 働 き か け が 行 わ れ て い な かっ た こ います。 1 とも あ り ま す が、同 時にヨーロッパの禅の多 28 3 30 弟子 丸 泰 仙師の立ち上げたAZIは、現 在で は、ヨーロッパの曹 洞 禅の中 核 を担 う 組 織 と なっています。現在、AZ Iに所 属している寺 院や 道場は、公式ホームページ に よ れ ば 下 記 表(※1) のよ うに分類され、リストアッ プされています。 ここにみえる修行施設 の分類は、日本にはまった く な く、 と て も 興 味 深 い も の で す。 所 在 地 は、 フ ラ ン ス が 最 も 多 く、 隣 接 す る ド イ ツ ス・ イ ス や ス ペ インの北部などヨーロッパ 全域に広がっています。 ❷ ︲1 理しているのが、2001年にミラノに設 置 施されています。また、それらを包括 的に管 と は い え、 そ れ ぞ れ に ま っ た く 独 立 し て い る とい う こ と は な く、 研 修 会 な ど も 合 同 で 実 統からなっています。 立ち上げ たグループがあって、合 計三つの系 修 行に来て、資 格を得て本国に帰って道場を 禅 堂のよ うに、ヨーロッパから独 自に日 本に タリアのフォルザーニ慈 相 師の、明 けの明 星 の日 本 僧 が 建 設 した 系 統 が一つ、あ とは、イ 寺(前角博雄師開山)など、弟子丸師とは別 普 門 寺( 中 川 正 寿 師 開 山 ) や オ ラ ン ダ の 禅 川 い く つ か の 系 統 が 存 在 し て い ま す。 ド イ ツ の 1〉が入り口、弟子丸師直 筆の「泰西仏教第 墓 所 に 向 か っ て い る と こ ろ で す。 〈写 真 ❷︲ お 勤 め の 後、 参 加 し た 僧 侶 た ち が 弟 子 丸 師 の 禅 道 尼 苑 の 中 心 と な る お 城〈 写 真 ❶ 〉 は、 ゲ ス ト ハ ウ ス と し て 使 用 さ れ て い ま す。 朝 の は、とても良い経験となりました。 僧 侶が集って開 催されるものです。私として に一度、ヨーロッパ全 土か ら 指 導 者 クラスの う かがった時のものです。この研 修 会は、年 写 真は、私が2013年に曹 洞 宗ヨーロッ パ国 際 布 教 総 監 部 主 催 の 研 修 会 の 講 師 と し て ま す。 な ど が 点 在 す る 修 行 道 場 と し て 運 営 さ れ てい 、鐘楼 し た 本 堂 や 衆 寮( 修 行 者 の 生 活 施 設 ) しゅりょう していた古城を中心に、弟子丸師自身が建立 された曹洞 宗ヨーロッパ国際 布 教総監部とい 一道 場」の木 牌 と師のポートレートが 掛かっ 言 え ま す が、ヨーロッパの曹 洞 禅は、この他 う こ と に な り ま す 。 総 監 部 は 現 在 は パリ の 瀟 て い ま す。 〈 写 真 ❷ ︲ 2〉 は 木 牌 を 拡 大 し た でもないものの、不 思 議 と居 心地の良かった 洋 風なのは当然ですね。けっして広くも贅沢 〈 写 真 ❸ 〉 は 建 物 内 部 の 様 子、 〈写 真 ❹〉が 寝室です。もとがお城ですから、徹 底的に西 ロッパ全土から人が集まってくるのです。 修 会や摂心などの大きな行 事があると、ヨー 持 つ ト リ エ 道 光 師 ほ か 十 人 程 度。 ひ と た び 研 多 く は な く、 曹 洞 宗 の 国 際 布 教 師 の 資 格 を す 。 と は い え、 こ こ に 常 駐 し て い る 修 行 者 は の 中 心 と 位 置 づ け ら れ てい た こ と が 分 か り ま もの。 弟 子 丸 師が、ここをヨーロッパ曹 洞 禅 室に移 転し、総 監ほ 洒 な ア パル ト メ ン ト の か三人の職員によって運営されています。 禅道尼苑 ヨ ーロッパ 曹 洞 禅 の 概 略 を 述 べた と ころ で、その本山的な性 格 を持つ禅 道 尼 苑につい て、少しご紹介をしたいと思います。 禅 道 尼 苑 は、ブロア 市 ジェンドロニエール ( La Gendroniére ) に 位 置 し て い ま す。 ヘ ク タ ー ル の 敷 地 面 積 を 持 ち、 購 入 時 よ り 存 在 80 ヨーロッパでは、このA ZIが最も大きな組織と ❶ ❷ ︲2 1 曹洞宗寺院として認定され、教師による指導 を受けられる場所。……………………………… 7カ寺 教師による指導によって修行全般の経験が 可能な場所。……………………………………… 10カ所 僧侶の指導によって禅の実践を行える場所… … 59カ所 坐禅を実践できる場所。… …………………… 158カ所 Temple Zen centre Dojo Group N E Z (※1) 29 3 特集 ❸ ❺ ❹ ❻ ❼ ことが印象的でした。 静かに、淀みなく配列が出来上がっていく 様 2階がドミトリーで、 続く〈写真❾〉が衆寮、 1階が食 堂と講 義 室となっています。そこで 子には、正直驚かされました。 の で す。 日 本 で 撮 影 し た 写 真 の よ う に 見 え ま 行 っ た 講 義 が〈 写 真 ❿ 〉 で す 。 私 が う か が っ 〈 写 真 ❺ 〉 が 研 修 会 参 加 者 の 集 合 写 真。 本 堂 に おいて 行 わ れ た 開 講 式 の 後 に 撮 ら れ た も すが、日本人は私一人だけです。 から参加されていました。 続く〈写 真 ❼〉が暁天坐禅(朝の坐禅)の 様 子、 〈 写 真 ❽ 〉 が 朝 の お 勤 め で す が、 永 平 れています。 行われましたが、別に小さな坐禅堂も建てら 修 会ということで、暁天坐禅もこの本 堂にて 極 め て 機 能 的 に 作 ら れ てい ま す。 この 時 は 研 お城や、 〈写真⓫〉のブティック(購買部)や、 これら修行道場の施設は、木造の日本的な 雰 囲 気 を 持つもので す が、一方で、メインの 鋭い質問もたくさん頂戴しました。 いっ た も の で し た が、 皆 さ ん と て も 熱 心 で、 典関連情報の使い方など、禅の基礎学習法と 『正法眼蔵』をはじめとし 講 義 の 内 容 は、 た宗 典の読 解 方 法や、インターネット上の仏 た年は百 人 を超 える方々が、ヨーロッパ全土 〈 写 真 ❻ 〉 の 法 堂 は、 修 行 僧 が 寝 泊 ま り 食 事をする衆寮とともに、土地購入後に弟子丸 寺を彷彿とさせる雰囲気です。このあたりは、 パン焼き小屋などは、ヨーロッパの伝統的な石 師自ら手がけられた建物で、修行道場として さ す が に 指 導 者 階 級 の 方 々の 集 ま り とい え る 造りの建物となっています。 ⓫ で し ょ う。 坐 禅 の 時、 あ ら か じ め 決 め ら れ た ❿ このよ うに、西 洋 と日 本の伝 統 的 な 建 造 物 ❾ 席 が あ る わ け で は な い の に、 入 堂 し た 順 に、 ❽ 30 般 的 な 黒 だ け で な く、 赤、 青、 紫 な ど カ ラ フ 年に、日本 人以 外で初めて国 際 布 教 総 監に就 いまここで、その変容の是非について論じる ことは差し控えます。それに代えて、2009 2009 フォルザーニ慈相師が3代目総監に就任。 《参考文献》 弟子丸泰仙『禅僧ひとりヨーロッパを行く』 (春秋社、1971年) 今村源宗 「ヨーロッパ国際布教の近況 (要旨) ( 」 『SOTO禅インターナショナル』 34号、SOTO禅インターナショナル事務局、2007年4月) フォルザーニ慈相「ご挨拶」 ( 『曹洞禅ジャーナル 法眼』25号、曹洞宗国 際センター、2010年3月) 釜田尚紀「Air Mail 海外ZEN通信」 ( 『Sousei』154号~ 161号、全国曹洞 宗青年会、2011年8月~ 2013年5月) 曹 洞 禅 ネット「 国 際 インフォメーション」 (http://www.sotozen-net.or.jp/ propagation/ki_backnumber 2015.10.2) 国際禅協会(http://www.zen-azi.org/, 2015.10.2) 続けるのではないでしょうか。 界に発 信するにあたっての重要な課題であり 持 するか、それもまた、これからZENを世 変えるべからざる部分をどう判断し、どう 保 この発言は、まさに異文化交流の中で必ず 起 こ り う る も の で す 。 そ れ を 受 容 し つ つ も、 25 す が、さ す がパリ と 思ったのが 坐 蒲で す。一 囲気を作り出しているのが、この禅道尼苑なの ル な 色 が 揃 って い る の で す 。 こ の よ う な 色 は が同一敷地内に点在し、一体となって独特の雰 です。 任したフォルザーニ慈相師の就任挨拶をご紹介 ナ ル 法 眼 』 号、 曹 洞 宗 国 際 セ ン タ ー、 2010年3月) ていかなければなりません。 」 ( 『曹洞禅ジャー があることです) 、それ自身の形態を見出し く( こ れ は な ん ど も 繰 り 返 し て 強 調 す る 価 値 し 込 も う と す る 魅 惑 的 な 誘 惑 に 屈 す ること な る相 違を消し去って単一の鋳 型に無理やり 押 日本には絶対にあり えないものですが、当地 2006 総監部、パリへ移転。 してむすびとしたいと思います。 2004 今村源宗師、ヨーロッパ布教総監に就任。 で は 需 要 が あ る の で し ょ う、 通 信 販 売 の ペー 2001 ミラノにヨーロッパ布教総監部再設。 そ の 中 で 私 が 最 も 興 味 深 く 感 じ たの が 購 買 部でした。当地の土産物が主流かと思いきや、 寺にヨーロッパ開教総監部(現・ヨーロッパ国際布教総監部)を設置。 ジでも大きく扱われています。 1982 逝去。 坐 蒲や 線 香 な どの法 具 も た く さん取 り 扱っ 1976 山田霊林禅師より、曹洞宗ヨーロッパ開教総監に任命され、パリ仏国禅 て い る の で す 。 確 か に 日 本 と 違 って 仏 具 や 法 (2003 北米開教センターは国際センターと改称) (1997 北米カリフォルニア桑港寺内に北アメリカ開教センターを設置) (この年、鈴木師逝去。リチャード・べーカーが後席を嗣ぐ) 「 ヨ ー ロ ッ パ の 仏 教 の 歴 史 は 人 間 の一生 に 比 べる な ら ば 長 い よ う に 思 え る か も し れ ま せ 1973『ヨーロッパ狂雲記』 ・ 『無一物からの出発』を出版。 このように、弟子 丸 師およびその他の日本 人 僧 侶 の 尽 力 に よ っ て ヨ ー ロッ パ に 広 ま っ た (この年、鈴木師 Zen mind beginner's mind を出版、ベストセラーとなる) 衣 は 簡 単 に は 手 に 入 り ま せ ん。 お 袈 裟 な ど 1971『禅僧ひとりヨーロッパを行く』を出版。 んが、実は非 常に短いのであって、仏 教 全 体 1970 パリに仏国寺を建立。 The European Zen Association (現:AZI) を設立。 禅は、当地の文化や伝 統と融和することによ 1969 国際禅協会(AZI)設立。 は、ほとんどの方が、縫 製 所において自 作 す 1968 イギリス、 ドイツで布教。世界宗教者会議へ参加。パリで五月革命が勃発。 の観 点から見るなら、実際は始まったばかり 1967 渡欧。食料品店の空き倉庫で坐禅を指導する。 り、 Z E N と い う 新 た な 心 の 支 え と し て 社 会 1966 ヨーロッパから来日した人々に坐禅を指導。 るのです が、それでは足 らない法 具 を、いろ (1961 鈴木師、現地の参禅者のため発心寺を開創) だ と 言っていいので す。 そ れ は、あ せって 結 1965 京都安泰寺において澤木興道師について出家。澤木師遷化。 に定 着しつつあると言 うことができるでしょ (1934 サンフランシスコ桑港寺開創) い ろ 作 って 販 売 し て い る よ う な の で す 。 近 年 1941 金保正智の「蟠龍」が日展に入選。モデルは弟子丸師。 果を早 急に望むのではなく、また(あたかも 英語を学ぶ。また臨済宗円覚寺「居士林」で坐禅 う。ただ、その様 相は、日本的な伝 統からす するも馴染めず。 す べての人に とって 正しい唯一の形 態 を 見つ 会う。 れば、少しはみ出た部 分が目立つものである 1933 横浜専門学校(現神奈川大学)に入学。経済学と は、パリに Boutique Zen とい う 名 の 仏 具 店 を 出 店 していま す。 扱っているのは、坐 蒲や 蒲 (1922 ロサンゼルス禅宗寺開創) け る こ と が で き る かのよ う に ) そ こに 存 在 す 1932 佐賀の真島家で澤木興道師(1880-1965)と出 かもしれません。 1914 佐賀県に生まれる。 団、線 香や小 磬などの一般 的な仏具や法 衣で 弟子丸泰仙師(1914-1982)略伝 N E Z 3 特集 31 学生の皆さんは、喫煙者は就職活動で不利になることがあるのをご存 知でしょうか? 近年、アメリカをはじめとして日本でも喫煙者を採用しない会社が徐々 に増えつつあるそうです。企業はいったん人を採用したら簡単に辞めさ せるわけにはいきません。今、社員の健康増進だけでなく、生産性や社 内環境を常に維持・改善するためには、喫煙者より非喫煙者を雇った方 が会社には利益が生じるという考え方が一部の会社にあるのです。 ある企業は会社の方針で「タバコを吸う人を採用すると作業効率、施 設整備、職場環境の点で会社の競争力が弱まる」という理由で喫煙者を 採用しないと公言しています。喫煙時間は休憩時間なので労働時間が短 くなる、非喫煙者に受動喫煙を強いる可能性がある、健康を害し病院に かかると会社の保険適用となる、喫煙室などの設備が必要になるし建物 が汚れる、のような理由で、仮に採用しても禁煙指導をしている会社も あるようです。一方ではタバコ休憩における他部署とのコミュニケーショ ン、情報交換の重要性を主張される愛煙家もいますが、近年は喫煙者自 体が23%程度と低いので、人間関係においてはそれほどの喫煙の利点が 見当たらないそうです。 いずれにしても、今後は就職試験で喫煙の有無を問われた喫煙者が不 利になる可能性が高まるでしょう。欧米では、太っている人と喫煙する 人を「自己管理のできない人・意思が弱い人」とみなす企業があるそうで す。日本においては、企業の大半は能力重視で学生を採用していると思 いますが、近年の社会風潮からすると、喫煙しない方が就職に有利にな ることは十分に考えられます。 逆に、就職試験で喫煙者を差別するのかと不満をお持ちの方もいらっ しゃるかもしれません。しかし、ある弁護士によると「受動喫煙は危害 にあたり、人の生命・人体・健康を侵害することになるので、喫煙の自 由は制限される必要がある」とのことで、「喫煙習慣の有無を考慮に入れ て採否を決定することも可能」で、更に「喫煙の有無等について申告を求 めること」も会社側には許されるようです。 人事担当者はよく見ています。新卒採用の説明会に来て会社の喫煙コー ナーで、タバコを吸っている学生さんがいたそうです。入社説明会に来 てまでもタバコを我慢できないような人は、採用されないかもしれませ ん。 「スーツにタバコのにおいが染み付いていた」例もあるようです。タ バコを吸っている学生の皆さん、今すぐ禁煙して就職試験に備えましょ う。 32 タバコと就職の話 保健管理センター所長 西尾 誠示 第2回 保健管理センターコラム 特集 学 生 生 活 を い か に 送 っ て い る か、 そ し て、 勉 学 の 状 況 は い か が か と い う こ と で す。 学 生 部 職員から学食のことや通学路のことなど丁寧 な 説 明 を 受 け、 教 務 部 職 員 か ら 履 修 確 認 表 の の説明・相談などですが、今年も東京会場を締めくくりとしてすべて無事終 も、 今 後 の 履 修 計 画 の こ と を お 聞 き に な り、 よ う で す。 2 年 生 以 上 の 学 生 の ご 父 母 の 方 々 提 示 を 受 け て、 ご 安 心 な さ っ た 方 が 多 か っ た 了しました。ここに懇談会を総括して、廣瀬学長と桐畑会長からご感想をお よ う な 試 み は、 他 の 会 場 で も 行 わ れ ま し た。 きありがたい」、「他の父母の方々と美味しい ま た、 こ の よ う に 「各 地 で 開 催 し て い た だ る学生への接し方などの注意事項をお聞きに 宇 都 宮 会 場 で は 県 労 働 政 策 課 の 荒 井 浩 己 氏、 昼 食 を い た だ け る こ と に 感 謝 し て い る 」、 な に関して、松本会場では県労働雇用課の牧加 度の教育懇談会 水 戸 会 場 で は、 県 就 職 生 活 総 合 支 援 セ ン タ ー ど の ご 意 見 を お 聞 か せ い た だ き ま し た。 な り、 う な ず か れ て い ま し た。 は、 6 月 6 日 ・ キ ャ リ ア カ ウ ン セ ラ ー の 岡 部 恵 介 氏、 高 崎 会 私は齋藤誠副会長とともに松本・名古屋会 代氏からお話を伺 うことができました。同じ や、 友 人 に 比 べ て 就 活 に 後 れ を 感 じ て 苦 悩 す タ ー 職 員 の 説 明 に よ っ て、 就 職 状 況 の 厳 し さ 安 堵 さ れ た よ う で し た。 ま た、 キ ャ リ ア セ ン 教育懇談会実施に思う 7日の松本会場 場では県若者就職支援センターU・Iターン 場 に 出 席 い た し ま し た。 齋 藤 副 会 長 の お 話 で 年 (松本東急RE 就 職 支 援 担 当 の 太 田 弘 子 氏、 新 潟 会 場 で は、 私は平成 Iホテル) と名 は 桐 畑 秀 司 会 長 の 方 針 で も あ る そ う で す が、 つ い で、 昼 食 懇 談 し、 そ の 後、 ご 父 母 の ご 県 労 政 雇 用 課 参 事 の 古 川 和 春 氏、 静 岡 会 場 で 会と同窓会の連携を模索するために同窓会長 希望により個々の学生に関する履修確認や就 古 屋 会 場 (メ ル パ ル ク 名 古 屋) に 参 加 い た し の萩野虔一氏が見学参加していただいていま 職 の 問 題 に 関 す る 面 談 が 行 わ れ ま し た。 職 員 各地のご父母同士のコミュニケーションを活 したので、萩野氏にも挨拶をいただきました。 の説明に聞き入る会員の方の姿や昼食懇談の は、 県 雇 用 推 進 課 の 勝 山 進 一 氏 に お 願 い し た つ づ け て、 本 懇 談 会 のメ イ ンで あ る 学 生 部・ 中 で の 会 話 を 通 じ て、 様 々 な ご 心 配 ・ ご 不 安 ま し た。 私 の 当 局 か ら の 挨 拶 に 続 き ま し て、 教 務 部・ キ ャ リ ア セ ン タ ー の 職 員 か ら 学 生 生 1 年 生 の ご 父 母 の ご 心 配 は、 遠 く 離 れ て、 な ど が 伝 わ っ て ま い り ま し た。 な 説 明 が 行 われました。また、U・Iターン 活・学 業 成 績・履 修 確 認・就 職について詳 細 発 に す る と い う こ と も あ り、 と く に お 母 さ ん 廣瀬 良弘 と の こ と で す。 あ り が と う ご ざ い ま し た。 駒澤大学 学長 学生のU・Iターンに役立つように教育後援 27 寄せいただきました。アンケートのまとめなども掲載しました。 教育後援会では、大学との共催で、当会会員の方々を対象に、地域ごとに 教育懇談会を開催しています。その内容は、授業、学生生活、就職について 本年度の教育懇談会を終えて 4 33 育後援会役員の方々の気配りにも御礼申し上 さ り げ な い ご 努 力 に も 感 心 い た し ま し た。 教 同 士 の 会 話 が 弾 ん で い た よ う で す。 副 会 長 の らせていただいております。 時 か ら 開 始、 各 代 し、 少 し で も ご 相 談 の 解 決 に 繋 げ る 対 応 を 取 部の職員と一人ひとりの保護者の方々と面談 概略のスケジュールは 表 者 の 挨 拶 及 び 各 部 署 の 説 明、 昼 食 と 懇 談 会 げ た い と 思 い ま す。 東 京 会 場 す な わ ち 本 校 キ ャ ン パ ス に お け る 昼 食 会 も 会 話 が 弾 み、 貴 重 平 成 年 度 に 実 施 し た 教 育 懇 談 会 は、 北 は 北海道から南は熊本まで全国 会場にて実施 を は さ み、 個 別 面 談、 終 了 は 進 み 具 合 に も よ 時 ま で 実 施 し て お り ま す。 洗 練 さ れ て い ま し た。 本 学 の 丁 寧 な 教 育 の 一 さ せ て い た だ き、 約 千 百 人 超 の ご 参 加 を 賜 り り ま す が、 端 が こ こ に 現 れ て い る よ う に 思 い ま す。 懇 談 た が、 ど の 会 場 の 職 員 の 説 明 も む ら が な く、 懇 談 会 に 出 席 し て 3 年 目、 9 回 に な り ま し な ご 意 見 を 伺 う こ と が で き ま し た。 10 ま し た。 最 終 会 場 は 毎 年 東 京 会 場 駒 澤 大 学 内 3 会 の 今 後 に も 期 待 し た い と 思 い ま す。 駒澤大学における 『教育懇談会』について 26 ( 以 下、 教 育 後 学教育後援会 皆 様、 駒 澤 大 駒澤大学の就職先や活動状況が理解できた」 有 で き た こ と 」「 個 人 の 就 職 問 題 だ け で な く か 心 配 」「 同 じ 地 域 の 方 と 知 り 合 え 情 報 が 共 よ く わ か っ て 良 か っ た 」「 単 位 が と れ て い る 得られた」「個人の活動では限界があるため、 り、 ご 不 便 を お か け す る こ と も ご ざ い ま す。 全地域で開催することは困難な状況であ 支 部 を 作 り た い」 と い っ た 有 り 難 い ご 意 見 を 向 き、 保 護 者 の 方 々 に 学 校 の 様 子、 授 業 の 様 よって実施しています。 大学関係者と教育後援会役員が各地域に出 「会議室が狭く感じた」「毎年自分の地域で開 また、一方では「開催会場が不便であった」 ます。 今後も積極的にご参加くださいますようお 良い教育懇談会が実施できるよう努めて参り 願 い 申 し 上 げ ま す。 催 で き な い か」 と い っ た ご 意 見 も 受 け 止 め て 子、 学 業 成 績 や 将 来 の 就 職 の 説 明 を 行 い、 大 頂 き ま し た。 こ の よ う な 皆 様 の 貴 重 な ご 意 見 を 参 考 に、 保護者の皆様にご安心いただけるようなより 参 加 す れ ば 良 か っ た 」「 知 ら な か っ た 情 報 が 4 お り ま す。 教 育 懇 談 会 は、 大 学 と 教 育 後 援 会 の 共 催 に 年目で初めて参加したがもっと早くから 援会と称す) の ていただいてお 「 は 学 年 に よ っ て 違 い ま す が、「 学 校 の 状 況 が ます。 この面談によって多かった相談や確認内容 にて教育懇談会を終えさせていただいており 27 会長を務めさせ 桐畑 秀司 り ま す、 桐 畑 秀 司 で ご ざ い ま す。 駒澤大学教育後援会 会長 学 の 代 表 と キ ャ リ ア セ ン タ ー、 教 務 部、 学 生 34 4 教育懇談会を終えて 特集 参 加 者 の声 会場 札幌 6月28日 会場 秋田 日 6 月 6 ● 法学部法律学科2年の母 ● 医療健康科学部 診療放射線技術科学科2年の父母 会場 盛岡 6月7日 平成 年度教育懇談会に、多数ご参加いただき、 誠にありがとうございました。ここに、参加され た会員の方々のご意見・ご感想をご紹介します。 初めて参加させていただきまし た。学生1人に対し、 多くのスタッ フが親身になってサポートしてい ただいていることが分かり、少し だけ安心しました。在学中いろん な人と出会ってますます大きな男 になってもらいたいと思っており ます。今日はありがとうございま した。 大学がどのように子どもたちと向 き合い、サポートしていただいて いるのかが分かり、また質問もさ せていただき不安が解消されまし た。さらに教育後援会が行ってい る学生支援など活動の詳細が実 際に聞けて良かったです。 27 潟会場 日 新 6月21 ● 法学部法律学科4年の母 とても親切に相談にのっていただ いてありがとうございました。 会場 東京 7月5日 ● 法学部政治学科3年の父母 今回で三度目の教育懇談会です。 キャリアセンターの個別相談では、 これから始まる就職活動について 親の立場から子どもに対する支援 のヒントをいただきました。また、 普段お会いする機会がない、副学 長やご父母の方々となごやかな会 食を過ごさせていただき、ありが とうございました。 宮会場 宇都 日 4 2 5月 ● 法学部政治学科2年の父母 一番良かったのは、就職状況のア ドバイス等の説明会でした。2年 連続で参加した理由は、子どもの 環境を少し理解したいと思ったか らです。 ● 法学部法律学科2年の父母 参加できて、とても良かったです。 学生生活のお話や、支援体制を 聞いてとても安心しました。成績 の話もわかりやすかったです。就 職の状況など具体的で良かったと 思いました。あと2年がんばって 過ごしてほしいと思います。本日 はありがとうございました。 35 特集 4 教育懇談会を終えて 会場 米子 5月31日 会場 大阪 5月31日 会場 金沢 5月30日 ● 文学部社会学科3年の父母 ● 文学部社会学科2年の父母 ● 経済学部経済学科2年の父母 私どもの相談に対して、幅広い知 識とチームワークで、細やかに対 応していただき感謝しています。 この会に来て良かったです。 去年も2人で参加しました。息子 からは普段連絡がないので、学校 の様子がわかって助かります。新 しい情報が入るので来年も参加し ます。 2年生で初参加です。今回参加 したことにより、本当に勉強にな りました。大学の流れを細かく説 明していただき、子どもだけでな く親も状況を理解することにより、 残りの大学生活を安心して任せる ことができそうです。 会場 高松 5月30日 ● 経営学部市場戦略学科1年の母 大学についての詳細が分かり、昼 食会で他の保護者や先生と交流 が持てたことが良かったです。あ りがとうございました。 会場 岡山 5月30日 ● グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科3年の父母 大学側の学生に対する厚い支援 の様子がわかり(学生生活、就職 等)安心することができました。 卒業時に成長した娘を見ることが 楽しみです。 会場 熊本 日 3 1 月 6 ● グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科3年の父母 就職に関して、大学の先生方がい ろいろと支援してくださっている のが、この教育懇談会に参加して 感じました。子どもには残された 駒澤大学での生活を有意義に過 ごしてほしいと思っております。 36 崎会場 日 高 0 2 6月 ● 文学部地理学科3年の父 教育懇談会に初めて参加させて いただきました。学生生活のこと、 就職等について大変参考になりま した。就職については、しっかり 息子と話したいと思います。この ような機会を与えていただきあり がとうございました。 1 4年生 15.3% 1 年生 31.5% 3年生 Q.1 ご子女の学年を教えてください。 1 ◉ 昨年に比べて、3 年生、4 年生の参加率が増加 しました。今年度から就職活動のスケジュールが後 ろ倒しになったことが影響しているのでしょうか。 26.5% 2年生 26.5% Q.2 2 2 参加を決めたきっかけは 何ですか。【複数回答可】 ◉「大学・教育後援会からの開催案内」 が決め手になった方が大多数です。 「以 前の教育懇談会への参加」によるリピー ターの参加者も増加傾向に あります。 以前の教育懇談会 への参加 2 5 教育後援会 ホームページ 2 5 17.6% 1.3% 教育後援会会報 6.4% 大学・教育後援会からの 開催案内 74.7% さ て、 教 育 懇 談 会 に 参 加 い た だ い た 方 々 よ り 1 0.2% 1 回 答 い た だ き ま し た ア ン ケ ー ト の 集 計 結 果 は 次 の 通 り で す。 大学院 無回答 悪かった 0.3% 0.3% Q.3 3 3 3 良かった 55.1% とても良かった 44.3% 6 参加されていかがでしたか。 6 3 ◉ 今後も皆様から頂戴したアン ケートに耳を傾け、より良い教育 懇談会を実施できるよう努めて 参ります。 大学紹介動画 無回答 0.9% 2.3% 個別面談 7.3% Q.4 4 4 8.2% 父母同士の 情報交換(昼食) 4 教育懇談会のプログラムで何が 9.7% 参考になりましたか。【複数回答可】 U ターン就職に ◉ 「就職等に関する説明」が断トツに関心 があることに加え、 「Uターン就職に関する 説明」は昨年に比べて 2 倍近い結果になり ました。依然として、就職活動への関心の高 さがうかがえます。 大学代表の近況報告 4 関する説明 7.3% 7 7 就職等に関する説明 (キャリアセンター) 25.2% 教育後援会代表の 活動報告 8.9% 学生生活等に関する 説明(学生部) 11.6% 学業成績等に 関する説明(教務部) 18.6% 37 特集 4 教育懇談会を終えて 1 Q.5 以前に教育後援会の活動に参加されたことはありますか。【複数回答可】 定期総会 5 4.7% 無回答 1.7% 6.7% 5 教育懇談会 参加なし 2 5 ◉ 教育後援会の活動に参加したことがある方は約半数でし た。地方在住の保護者の方は活動に参加することが難しい かもしれませんが、ぜひ教育後援会の会報やホームページ で活動状況をご覧ください。 スプリング フェスティバル 33.6% 49.0% 会員研修会 1.5% Q.6 新年賀詞交歓会 2.8% 6 教育後援会会報を読まれていますか。 ◉ 会報には、学生のサークル活動、ゼミ紹介、先生の特別 講座、保護者が参加できる行事の紹介など、大学の様子が 分かります。会報にしか載っていない貴重な記事もありま すので、ぜひご覧ください。 6 3 6 1 年生のため会報を 受け取っていない 28.4% 読んだことがない 1.8% ほとんど読まない 1.7% Q7.7 4 7 教育後援会ホームページを ご覧になりますか。 あることを 知らなかった 17.6% 7 よく見る 3.1% ときどき見る 35.8% 見たことがない 43.5% 38 ◉ 平成 27 年 8 月からホームページがリニュー アルしました。スマートフォンからも閲覧しや すくなっています。ご参加いただける行事のご 案内や、サークルの試合・行事の情報など、最 新情報はこちらでチェックできます。 https://www.komazawa-k.org/ 精読 15.3% 拾い読み 52.8% まずは駒沢キャンパスでの坐禅と禅文化歴 史 博 物 館 見 学 で す。 坐 禅 堂 で は 仏 教 学 部 修 士 筆 頭 に 三 人の 若い 僧 侶 が 私 た ち を 出 迎 え て く れました。 ま す。 反 対 に T シ ャ ツ に ジ ャ ー ジ の 超 リ ラ ッ ま だ 学 生 さ ん と は い え、 黒 い 袈 裟 の 気 高 さ と 佇 ま いの 清 廉 さ に 束 の 間 、 蒸 し 暑 さ も 忘 れ 来るぞ!来るぞ! クスモードの我々が恥ずかしい。 育後援会夏季委員研修会に参加しました。 たち駒澤大学教育後援会委員約五十人は、教 坐 禅 堂 で は 私 語 厳 禁 で す。 学 生 さ ん に 導 か れ、少し緊張しながら神妙な面持ちで坐禅堂 の置 き 方 、 呼 吸 法 。 の 組 み 方、 法 界 定 印 とい う 手 の 組 み 方、 目 線 ほっかいじょういん を教 えても らいま 若い僧侶に坐禅の作法 け っ か ふ ざ す。 坐 禅 堂 の 歩 き 方、 結 跏 趺 坐 とい う あ ぐ ら 当日のスケジュールは、午 前に大学 内にあ る 禅 研 究 館 内 の 坐 禅 堂 での 坐 禅 体 験 と 禅 文 化 で 歩 く 木 の 床 は ピ カ ピ カ に 磨 か れ て い ま す。 に 入 り ま す 。 坐 禅 堂 は 思っ た よ り 広 く 、 裸 足 後は玉川キャンパス見学です。 歴 史 博 物 館 見 学、 学 食 で の ラ ン チ を は さ み 午 18 11 明け を宣言しようか迷っていた7月 日、 私 嵐なのか、待ち望む梅雨明けなのか?台風 号 が 日 本 海 を 抜 け 、 気 象 庁 が い よい よ 梅 雨 小網 素女子 教育後援会厚生部 教育後援会 夏季委員研修会に参加しました にご参加いただいた方にご感想をお寄せいただきました。 会と禅文化歴史博物館の見学、玉川キャンパスの見学を実施しました。この研修会 駒澤大学教育後援会では、子女の学ぶ大学の各施設を見学して大学への理解を深 めるため、毎年「夏季委員研修会」を開催しています。今年は、禅研究館での坐禅 夏季委員研 修会に参加して 坐禅体験 5 特集 学食でのランチタイム 39 厳 か な 鐘 の 音 と と も に 坐 禅 が 始 ま り ま し た。 午 後に訪れた玉川キャンパスでは、教 育 後 援 会 費 で 平 成 年 度 に 整 備 さ れ た 素 晴 ら しい に 肩 を 平 たい 棒 で 叩 いて も ら う お な 坐禅中 きょうさく じみの警 策は、心のゆるみを正してもらうた はずなのについつい瞼が閉じます。 し目も 中々キープできません。緊 張していた 足 が 痛 み ま す。 畳 半 畳 ほ ど 前 に 視 線 を 置 く 伏 し く、 中 年 の 硬 い 体 で は う ま く 坐 禅 が 組 め ず り 熱い汗を流していました。他にも弓 道部や ていました。屋 内ではボクシング部が文 字 通 メ リ カ ンフ ッ ト ボ ー ル 部 の 学 生 が 練 習 を 続 け 隣 接 する美しい人工芝のグラウンドでは、ア い ま す 。 途 中 か ら 降 り 出 し た 小 雨 の 中 で も、 部 員 た ち が サッカ ー や 陸 上 競 技 の 練 習 を し て 陸 上 競 技 場 が ゆっ た り と 広 が り 、 各 運 動 部 の 正 式 な あ ぐ ら は 慣 れ てい な い と 想 像 以 上 に 難 め の も の で す が、 「 姿 勢 を 正 し、 法 界 定 印 の 体 操 競 技 部、 空 手 道 部 な ど 体 育 会 に 所 属 す る 団 体の多 くの学 生が玉川キャンパスに集い 境 地なのか、はたまた眠 気なのか、煩 悩だら 出 し 気 持 ち を 戒 め 背 筋 を 伸 ば し ま す。 無 我 の ま す。 と し た 清 々 し いス テ ン ド グ ラ ス は 当 時 の ま ま が不 思 議にマッチしています。ブルーを基調 井 に は 美 し いス テ ン ド グ ラ ス が 配 置 さ れ 和 洋 も潜り抜けてきました。仏教博物館なのに天 です。関 東大震災の直ぐ後に建てられ、戦火 駒沢キャンパスでのもう一つの見どころ「禅 文 化 歴 史 博 物 館 」 は 建 物 その ものが 文 化 遺 産 なのかもしれません。 張った 緊 張 感 漂 う こ の 坐 禅 堂 の 雰 囲 気 の せい 坐禅堂に冷房はありません。気掛かりだっ た 暑 さ を さ ほ ど 感 じ な か っ た の は、 ピ ン と リクエストに応えてくれた吹奏楽部の皆 れた優しいロッカー。校歌演奏の突然の さんおばさんにもわかる選曲をしてく 断 続 的 に 出 入 り す る 観 客 の た め、 何 度も演奏してくれたJAZZマン。おじ さんたちはグッときてしまいました。 ました。そのひたむきさにお父さんお母 研究 会、軽 音 楽 部ロック研究 会の皆さんの真 待っていてくれた吹 奏 楽 部、軽 音 楽 部ジャズ り ま す。 摯 で エ ネ ル ギ ッ シュ な 演 奏 を 聴 か せ て も ら い 渋滞でバスの到着が遅れたにもかかわらず、 だそ うで、アートとしても一見の価 値 あ りで けの心を反省しかけたところで終了の鐘。 また玉川キャンパスには教育 後援 会で支 援 している「駒 Dining 」 教 育 後 援 会 ホ ールが あ 気とは無縁となる」 。 学 生さんの言 葉 を 思い 両 手 で 美 しい 楕 円 を 作 る こ と に 集 中 す れ ば 眠 23 さん、本当にありがとう。 禅文化歴史博物館見学 39 す。 40 5 研修会報告 特集 玉川キャンパス 試験および成績評価について ◆成績評価 本学では、約3000から4000の授業科目が ありますが、その授業の内容や形式は、科目の特性 や担当教員の実施方法に応じて異なっています。そ のため、成績評価の方法についても、授業科目の特 性または担当教員の考えによって異なります。 多くの教員が行っている成績評価方法として は、筆記試験、レポート提出、出席状況、授業内 での小テスト実施等があり、この中から授業形態 に応じた方法によって、各教員が成績評価を行っ ています。それらについては、 「シラバス(KO NECOで閲覧可能) 」に明記されています。 3.授業内試験 教務部 ・1月に行われる 平常の授業時間内に担当教員が任意に行う試験 (レポート提出を含む)で、年間を通じて行われ るものですが、特に学年末の 授業内試験は、定期試験の代わりとして実施され る場合があります。 ◆成績発表および成績調査 学生への後期および通年授業科目の成績発表 は、2月 日(金)にwebの「KONECO」 月 日(金)に行います。 にて行います。追試験受験科目の成績発表は、2 12 また、成績に関して疑問がある場合は、2月 日(土)正午までに「成績調査願」を教務部窓口 後期授業最終日 な お、成 績 表 の 見 方 に つ い て は、 へお伝えください。 出 るよ う 学 生 本 人 必 ず 教 務 部へ届 け 変 更 し た 場 合 は、 しません) 。住所を 本 人へは 送 付いた い た し ま す( 学 生 業 成 績 表 」を 送 付 な お、3 月 中 旬 に保証人宛てに「学 に提出しなければなりません。 後期試験等に関する主な日程 ◆試験の種類(定期試験・追試験・授業内試験) 1.定期試験 1月 日(火)から 日(月)にかけて後期お よび通年科目を対象にして行う試験で、原則とし て平常の授業と同じ曜日・時限で行います。1月 日(月)のみ、土曜日の授業科目の試験を実施 します。試験形態は、筆記試験またはレポート試 験(あらかじめKONECO・掲示で発表された 課題について作成したレポートを試験時間内に提 20 次 号 の「 会 報 」に ▪駒澤大学 卒業アルバム2016年について ―後期個人写真撮影会(最終)のお知らせ― 学生卒業アルバム委員会 今年度の卒業アルバム個人写真の撮影は、多 数のお申込をいただき、内容の充実を図ること ができることを感謝いたします。私たち駒澤大 学学生卒業アルバム委員会では、思い出に残る アルバム、手にして良かったと思えるアルバム を作成できるよう、日々の活動に励んでおりま す。少しでも多くの方々にアルバムを手にとっ ていただきたいと思っております。 個人写真の撮影をされていない場合、顔写真 は ア ル バ ム に 掲 載 さ れ ま せ ん の で、 く れ ぐ れ も ご注意ください、つきましては、この旨を、ご 子息、ご息女にお知らせいただき、まだ撮影が お済みでない場合は、ぜひともお勧めください。 なお、このご案内につきましては、すでにお 手紙をお送りしましたが、住所変更等により届 かない場合もございますので、ご父母の皆様に ご連絡をさせていただきました。 記 月7日(月)〜 日(金) 何卒、よろしくお願い申し上げます。 時 年 時~ 《期間》平成 《時間》 《場所》記念講堂 ロビー ※撮影は無料、服装は自由です。 で詳細をお知らせいたします。ご了承ください。 ※ 都 合 上 日 時 変 更 を す る 場 合 は、 学 内 掲 示 板 な ど 11 出する)のいずれかになります。 2.追試験 定期試験をやむを得ない理由で受験できなかっ た場合、所定の手続を行い受ける試験です。「追 試験受験願」を提出する際には、受験できなかっ た理由を証明する書類(診断書・証明書等)を添 12 12 掲載する予定です。 27 18 25 付しなければなりません。 10 12 19 1月9日(土) 1月12日(火)~14日(木) 後期・通年科目定期試験 18日(月)~22日(金) 25日(月)※ 「追試験受験願」受付締切 1月27日(水) 2月9日(火)・10日(水) 追試験 12日(金)・13日(土) 15日(月)・16日(火) 成績発表(web にて) 2月12日(金) 「成績調査願」受付締切 2月20日(土)正午 成績表発送(保証人住所へ送付)3月中旬 ※1月25日(月)は土曜日授業の試験を実施 ※2月16日(火)は木曜日授業の追試験を実施 25 41 大学だより 奨学金について ●教育後援会奨学金の採用報告 学生部 説明会は 月中旬に複数回開催する予定です。 詳細は 月上旬に大学ホームページ及び奨学金掲 なお、奨学金継続願未提出の場合、次年度から 奨学金が廃止となりますので、ご注意ください。 ください。 示板・KONECO等でお知らせしますので、各 ①経済的理由による者(国内学生) 万円 5月下旬に願書配付。今年度の出願者は、国内 学生百三十六名(昨年度二百二十二名) ・留学生 ※今年度までで奨学金の辞退を希望される場合で 名・給付額 三十九名(昨年度六十三名)でした。 万円 日開催の役員会で 授与式は、 月6日に実施され、桐畑秀司会長 より各奨学生に「教育後援会奨学生採用決定通知 書」が手渡されました。 ●日本学生支援機構奨学生の手続きについて 【奨学金継続説明会の実施】 卒業年次生を除く奨学金貸与中の全学生を対象 に、 奨学金継続説明会を実施します。説明会では、 スカラネットPSによる継続願に関する手続方法 【卒業年次生対象 返還手続】 奨学金の貸与終了に伴い、学部・大学院の卒業 年次生を対象に、 月9日(月)から 日(木) 12 も、辞退の手続きについて説明しますので、説明 会の参加が必要となります。 採用数 自で確認をし、必ず参加するようご子女にお伝え 12 採用数 名・給付額 万円 ②私費により留学している者(留学生) 12 6月 日に選考役員会が開催され家計状況・家 族構成・成績等を考慮して、国内学生五十名、留 日に実施され、桐畑秀司会長より 学生十名の採用者が決定いたしました。なお、授 与式は、7月 が手渡されました。 ③成績優秀な者 採用数 名・給付額 名(昨年度百四十名) 、 21 24 四十五名が決定いたしました。 月 願書は9月 日、 日、 日に配付し 、受付は9 月 日〜 日に実施。今年度の出願者は百四十九 20 各 奨 学 生に「教 育 後 援 会奨 学 生採用決 定通知 書」 17 22 11 は、学生部③番窓口でご案内しています。 詳細 書 「預 ・ 貯 金 者 控」 の コ ピ ー ・ 手 続 済 の 口 座 振 替( リ レ ー 口 座 ) 加 入 申 込 ■提出書類 また、既に貸与終了している方で左記書類が未 提出の場合は至急提出する必要があります。 に奨学金返還説明会を実施しました。 11 30 30 を説明し、貸与額通知書の配付を行います。 ▪ 卒業アルバムの購入方法のご案内 卒業アルバムのご購入につきましては、先に 郵送させていただきましたダイレクトメール在 中の「振込用紙」に記載された住所に郵送させ ていただきます。用紙をご確認の上、お近くの 郵便局にてお振込みくださいますよう、お願い 申し上げます。 記 《代金》8000円(税・送料込み) ※お届けにつきましては、卒業後の2016年 5月末日を予定しております。 昨年度の卒業アルバムより 42 50 10 20 20 25 45 10 28 お知らせ 平成 27年度 学位記授与式(卒業式)について 日 程:平成 28 年 3月 23 日(水) ・24 日(木) 式 場:記念講堂(駒澤大学駒沢キャンパス内) 「父母寄稿欄」への 投稿をお待ちしております 原稿用紙 1 枚程度(400字程度) ※ふるさとだより、学生に関すること、会報に 対する意見などをお寄せください。 ● 卒業生・修了生の所属により実施日が指定されてお ※原稿には、タイトル・氏名・お子様の学部学 りますので、詳細については、大学ホームページ 科学年等をお書き添えください。顔写真など (https://www.komazawa-u.ac.jp/)をご確認くだ さい。 も一緒にいただけると幸いです。 なお、原稿はお返しいたしません。 ● 卒業生の保護者・付き添いの方々は、式場(記念講 堂)への入場はできません。キャンパス内の指定教 《送り先》 室にて、 「卒業式ライブ中継」をご覧いただくことが 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢 1- 23 -1 できます。 駒澤大学教育後援会事務局 宛 ● ご自宅でも、大学ホームページを通じて「卒業式ラ イブ中継」をご覧いただけます。 編集後記 2012年4月、娘との関わりをもてればと思い、教育 後援会委員をお受けしました。 一番、所属したくなかった文化部に配属されて、会 合あとの懇親会中心の活動が始まりました。駅から大 学までの道のり、人の良さそうな学生たちとすれ違う。 自分の学生時代を棚に上げて、なんとなく厳しい目で 学生を見ていました。 ところが、取材や、サークル応援で、実際に学生に 接すると、とても礼儀正しくて、明るくて、好青年が 多いことに嬉しくなりました。文化部だからこそ、学 生との接触が持てたのだと思います。 委員さんも、魅力的なお父さん、お母さんが多く、 親しくさせていただき、とても楽しい時間を共に過ご すことができました。 娘は、ゼミとアルバイトの日々、売り手市場と言わ れていた就職活動、どのように乗り越えるかと、心配 しておりました。6月に内定をいただこうと目論んで いたが、最終面接で落とされ、酷暑の中、就活を継続、 心配だから、進捗状況を聞きたいが、そこは、だまって、 見守ることに徹しました。オフィス街で、就活生を見 (メールでも受け付けております。) [email protected] 良い経験ができたことと思います。 私は、出席も少なく、他の委員さんにご負担をかけ てしまい、申し訳ありませんでした。残り少ない委員 活動となりましたが、駒澤大学に少しでも恩返しがで きればと思っております。有難うございました。 ―T洋大学まで徒歩3分なのに、駒澤を選んだ娘の父― (R・Y) 息子の入学からあっという間の4年間でしたが、教 育後援会という形で大学に通うことになるとは想像も していませんでした。 編集会議、サークル取材、サークル応援など活動の 多い文化部だけは…との思いでクジを引き、見事に当 てた時は戸惑いを感じました。しかし、文化部に所属 しサークル取材や各種活動の応援に参加することで学 生の皆さんの一面に触れられ、我が息子の出来の悪さ を実感したり、楽しい時間を過ごすことができました。 仕事の都合などで取材や応援に参加できないことも 多々ありましたが、文化部の皆さんのあたたかいご理 解やご協力には感謝で一杯です。 教育後援会文化部としての任期も残り僅かとなりま かけるたび、頑張れ、頑張れと念じる日々。おかげさ したが、学生たちの姿を最後まで伝えることができれ ばと思っております。 会報発行のためにお世話になった事務局の皆様、 教育後援会の皆様に感謝申しますと共に駒澤大学、教 まで、娘も志望の会社に内々定をいただき、就活を終 えました。苦労したけど、皆が通る道、本人もとても 育後援会のますますのご発展をお祈り申し上げます。 (K・H) 43 教育後援会だより 新年賀詞交歓会開催のお知らせ 今年度も恒例の賀詞交歓会を開催いたします。 駒澤大学教職員と会員の皆様の親睦を深める機会です。 多数の皆様のご参加をお待ちしております。 記 日 時 平成 28 年1月9日(土)午後2時開会(午後1時 40 分開場) 場 所 ホテルニューオータニ ザ・メイン宴会場1階「芙蓉」 東京都千代田区紀尾井町4―1 会 費 お一人様 5,000 円 キャンセル 12月 24日 (木)以降、会費の返金はできかねますので、あらかじめご了承ください。 申込方法 次ページをご覧ください。 駒澤大学教育後援会 新年賀詞交歓会へのお誘い 今 年 も 新 年 賀 詞 交 歓 会の ご案内の季節がやってきまし た。 6.應援指導部ブルーペガサスによる応援披露 教 育 後 援 会 で は、 会 員 の 皆 様 と 大 学 との 親 睦 を 深 め アカペラサークル鳴声刺心によるアカペラ演奏 るための、楽しい交歓会を年始に実施しております。 4.歓談中のアトラクション 会場のホテルニューオータニでは、ゆっくりお食事と ご歓談ができるように、着席スタイルになっております。 3.鏡割り及び乾杯 お一人でご参加されても、教職員などの大学関係者もお 5.福引抽選会 席のそばにおりますので、大学についていろいろとお話 ができる機会になるはずです。 料理は、名店「久兵衛」のお寿司をはじめとした多彩 なメニューをご用意。きっとご満足いただけることと思 います。また、アトラクションは、今年度は、お馴染み 應援指導部「ブルーペガサス」の大人気の応援と、初登 場のアカペラサークル「鳴声刺心」の歌声をお楽しみく 44 ださい。 7.閉会の辞 なお、ドレスコードはございませんので、平服でお気 軽にご参加ください。 2.会長・来賓挨拶 安西 正育 ご子女が駒澤大学に通われている期間の記念に、きっ と良い思い出にもなることでしょう。皆様のご参加をお 待ちしております。 1.開会の辞 ● 平成 27 年の模様 ● 今年度のプログラム(予定) 教育後援会総務部部長 新年賀詞交歓会 申込方法 (1) 申込書の記入 左の申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。 ①郵送 ※申込書の裏面に 82 円切手をお貼りください。 ② FAX ※読み取れない場合がございますので、送信後に事務局まで着信確認のご連絡 をお願いいたします。 ③メール ④ご子息ご息女が学生部窓口へ申込書を提出 (2) 申込先(お問い合わせ) 駒澤大学教育後援会事務局(駒澤大学学生部厚生課内) TEL:03-3418-9060 FAX:03-3418-8491 Mail:[email protected] 事務取扱 平日 9:00 ~ 18:00 (3) 受付完了のお知らせ 先着順となりますので、お早めにお申し込みください。定員を超えるお申し込みがあった 場合、お断りすることがございますので予めご了承ください。 受付完了後、12 月 18 日(金)に受付結果を郵送でお知らせします。会費の入金方法を同 封しますので必ずご確認ください。 申込締切日 平成 27 年 12 月 14 日 ( 月 ) 必着 ◆新年賀詞交歓会 会場アクセス◆ 徒歩での所要時間等 東京メトロ銀座線・丸ノ内線 東京メトロ半蔵門線 東京メトロ南北線 東京メトロ有楽町線 JR総武線・中央線 赤坂見附駅 永田町駅 四ツ谷駅 麹町駅 四ツ谷駅 D紀尾井町口 7番口 麹町口・赤坂口 2番口 麹町口・赤坂口 3分 3分 8分 6分 8分 45 新年賀詞交歓会参加申込書 平成 27 年 月 日 駒澤大学教育後援会 殿 キリトリセン 会 長 桐畑 秀司 平成28年新年賀詞交歓会(平成28年1月9日開催) に参加申込みいたします。 谷折り 参加者氏名 ① ② ※ご夫婦で参加される方は2名分のご記入をお願いいたします。 ご 住 所 (〒 ) 電 話 番 号 ( ) − ※日中ご連絡のつく番号をご記入ください。 学 生 氏 名 学部 学科 年 学 部 学 科 学生番号 ※茶封筒の宛名シール内6桁の英数字又は数字です。 ※会費振込確認時に必要になりますので、 必ずご記入ください。 キリトリセン この部分にのりをつけて、のりしろⒶに貼り付けてください。 この部分にのりをつけて、のりしろⒶに貼り付けてください。 ( フリガ ナ ) 谷折り キリトリセン 学生氏名、 学部、 学科、 学年、 学生番号は事務手続きに必要な情報です。 ⇧ 送信方向 Ⓐ Ⓐ 送信方向 申込締切日 平成27年12月14日 (月) のりしろ のりしろ ⇧ ※ファクシミリでお申し込みの方は、 キリトリセンより切り取り送信してください。 キリトリセン ファクシミリでもお申し込みいただけます。 FAX 03-3418-8491 ※学生氏名、 学部・学科・学年、 学生番号は事務手続きに必要な情報です。 ※ご記入いただいた情報は新年賀詞交歓会以外の目的での使用はいたしません。 キリトリセン この部分にのりをつけて、のりしろⒷに貼り付けてください。 教育後援会事務局 行 駒澤大学 東京都世田谷区駒沢1−23−1 さい。 〒154−8525 貼ってくだ キリトリセン 82円切手を キリトリセン 山折り 山折り キリトリセン のりしろ Ⓑ のり付け Ⓐ Ⓐ Ⓑ Ⓑ のり付け Ⓐ Ⓐ のり付け しっかりと貼り合わせ、封筒にしてお送りください。 キリトリセン 郵送の方は、 B部分を貼り合わせ、 封筒にしてお送りください。 (学生部窓口へお持ちいただくか、 FAXでも結構です。 ) アンケートにご協力ください 抽選で駒澤大学限定の「アメリカンフットボールキューピー」 を5名の方にプレゼント! 駒澤大学教育後援会「会報」第 163 号はいかがでしたでしょうか。 今後の誌面編集の参考に、下記アンケートにお答えください。お答えいただいたシートは、 郵送で駒澤大学教育後援会事務局までお送りください(1月 15 日必着) 。皆様の率直なご意 見、ご要望をお待ちしています。 Q 1.おもしろかった記事の番号に○をつけてください(いくつでも) 。 1)表紙について 2)巻頭挨拶 池田 魯參総長/桐畑 秀司会長 3)特集① 気になる就職活動 4)ゼミ紹介 青木ゼミ 5)特集② サークル紹介 ラグビーフットボール部/ KPS 6)出雲駅伝応援記 7)大学施設紹介 「竹友寮」って、どんなところ? 8)学生寄稿 教育後援会奨学金を受給して/短期語学セミナーに参加して/ GMS 学部「海外演習実践講座」に参加して 9)GMS 学部 創立10 周年記念 10)学内イベントピックアップ スポーツフェスティバルを終えて 11)特集③ 禅―ZEN― 第2回「弟子丸泰仙とヨーロッパの禅」 12)保健管理センターコラム 16)編集後記 17)教育後援会だより 新年賀詞交歓会へのお誘い Q 2.学部の教育内容や学生生活の状況、紹介してほしいゼミなど、特集で取り上げてほ しいテーマをお書きください。 Q 3.駒澤大学教育後援会「会報」に関するご感想、またお気づきの点がございましたら お書きください。 ご協力まことにありがとうございました。プレゼントを希望される方は下記に御住所、 御氏名をご記入ください。なお、ご記入いただいた個人情報はプレゼントの発送にのみ使 用させていただきます。お預かりした個人情報は駒澤大学教育後援会事務局が責任をもっ て管理します。 御住所) 〒 御氏名) アンケート送付先) 〒 154 - 8525 東京都世田谷区駒沢1- 23 -1 駒澤大学教育後援会事務局 宛 TEL 03 - 3418 - 9060 FAX 03 - 3418 - 8491 48 キ リ ト リ セ ン 13)特集④ 教育懇談会を終えて 14)特集⑤ 夏季委員研修会報告 15)大学だより - 応援します 輝く 今を - ●お問い合わせ先● 奨学金の 相談について 学業成績等の 相談について 留学について 就職関係について 学生部厚生課厚生 2 係 教務部教務 1 係 国際センター キャリアセンター 03-3418-9058 03-3418-9118 03-3702-9732 03-3418-9092 学費について 図書館について 保証人住所 変更について 教育後援会について 財務部学費係 図書館情報サービス係 教務部学籍係 教育後援会事務局 03-3418-9076 03-3418-9165 駒澤大学教育後援会 03-3418-9121 03-3418-9060 駒澤大学 https://www.komazawa-u.ac.jp/ 駒澤大学教育後援会 https://www.komazawa-k.org/ 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