岡山大学附属図書館 中央図書館 中央図書館の改修について ・ 附属図書館では、大学のご配慮と関係のみなさまのご協力をいただき、未改修となっていました 中央図書館本館2階・3階の北東部分、ならびに時計塔の2階部分の改修工事を実施いたしま した。 ・ このたびの改修では、特に本館2階を「サルトフロレスタ~飛翔の森~」と命名し、今までにない 新たなコンセプトに基づいた特色ある空間として整備いたしました。地元岡山県産材の薫り高い ヒノキに囲まれた居心地の良い学修空間であるとともに、学生・大学院生のみなさまが、研究者 や実業界の方をはじめ内外の多様な方々と学術を通して交流する場となっています。このような 交流を通して、学生・大学院生のみなさまの学修・研究への興味と熱意が喚起され、社会へ と羽ばたく意欲が醸成されることを願うものです。 ・ 今後、附属図書館では、サルトフロレスタを活用して、大学の教育にさらに貢献していきたいと 考えています。また、本学教員の皆様が主催される学術交流のイベントなどにもご活用いただき たいと考えています。今後ともご協力よろしくお願いいたします。 平成27年4月 改修エリアのご紹介 2階 サルトフロレスタ カイノキエリア 変化に富んだ森の木立をイメージしました。 思い思いの場所で、思い思いのスタイルで思索 に耽ってください。 ●夏には大きな木陰をつくり、秋には目の覚めるよう な美しい色に紅葉するカイノキ。孔子の墓所「孔 林」に弟子がこの木を植えたことから、学問の聖木 として親しまれてきました。中央図書館玄関口の左 右に対座するカイノキは岡山大学のシンボルです。 このエリアは、思索を巡らし、孔子の言のごとく知 を好み楽しむ場所となることを願って名付けました。 ●設備:座席 19 席+ベンチ、無線 LAN イチョウエリア 森の中でふと出会う開けた場所をイメージしま した。落ち着いた雰囲気の中で学術展示や研究 発表を味わってください。 ●清々しいまでに高く成長し、秋には輝くように美し い黄葉を見せてくれるイチョウ。気の遠くなるような 時を超え、人々に愛され、人々によって広められてき ました。南北通りのイチョウ並木は岡山大学に風情を 添えています。 このエリアは、多様な人々が集い、学問を軸に交流す る場所となることを願って名付けました。 ●設備:座席 10 席+ベンチ 無線 LAN 有線 LAN クスノキエリア 人の営みと共にある里山の明るい林をイメージ しました。産業界、グローバル社会、課題解決の 知識を、しっかりと自身のものにしてください。 ●初期の成長は遅くても、長い年月をかけて、やがて 巨木へと立派に成長するクスノキ。多くの神社仏閣の 境内にそびえ立つその姿は、独特の芳香とともに親し まれてきました。キャンパス内でも樹齢を重ねた木々 が大地にそびえています。 このエリアは、時間をかけて、しっかりとした学問の 土台を築く場所となることを願って名付けました。 ●設備:座席 37 席、書籍約 1300 点※、無線 LAN ヒノキエリア 森の中の小屋をイメージしました。学術展示を 話題にして、様々な人との交流を、自由で闊達 な語らいの中で深めてください。 ●心安らぐ香りを持ち、我々日本人の間では古くから 高級材として親しまれているヒノキ。その耐久性と保 存性で群を抜く世界最高級の建築材ですが、意外にも 日本の特産種。岡山県北は古くから全国有数のヒノキ の生産地として有名です。 このエリアは、ヒノキの香に誘われ、かけがえのない 友との出会いの場になることを願って名付けました。 ●設備:座席 14 席(予約制)無線 LAN スクリーン 改修エリアのご紹介 2階 時計塔 ヒヨセルーム 四角い部屋いっぱいに、丸く大きなテーブルを 置きました。 頭と心を切り替えたいとき、一息つきたいとき などに、ふらっと立ち寄ってください。 ●壁面のタイルは、岡山県が世界に誇る名陶、備前 焼です。釉薬なしに焼き締める備前焼では素材の土 が特に重要。室名はその素材土、備前市伊部の田圃 から採れる土「ひよせ」(干寄)から取りました。 皆様にとって、この図書館が、学修や研究の素材と して、窯変させる窯として、永遠に役立っていくこ とを願っています。 ●設備:座席 8 席 改修エリアのご紹介 無線 LAN 3階 サイレントエリア サイレントエリア 改修前と同様、静粛な環境の中で集中して学修・ 研究をしていただくエリアです。資料を西館に 移設することにより、座席数を増加させました。 ●設備:座席 122 席 PC 使用不可 本館2階 本館3階
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