Murata Components Library for AWR Microwave Office®インストールマニュアル 1. はじめに 本マニュアルは、村田製作所(以下、当社)製品のパラメータを AWR 社の Microwave Office®(以下、 MWO)専用に提供するデザインキット(以下、ライブラリ)を使用するユーザを対象にしています。ライブラリのイン ストール、および MWO の Schematic ウィンドウ上でライブラリを使用する方法までを説明するものです。 ※本マニュアルに掲載されている手順によって必要な操作が行えますが、お使いになる環境によっては、本マニュアル と一部内容が異なる場合がございます。ご了承ください。 ※本マニュアルは、以下の動作環境をベースに記述しています。環境に合わせて関連する機器およびソフトウェアの マニュアルをご参照下さい。 <本マニュアルの環境> OS バージョン :Windows7/XP :10.0 ※ライブラリのインストールには管理者権限が必要です。 2. ライブラリのダウンロード ①ライブラリをダウンロードするため、下記の URL より当社 Web ページを開き、”ダウンロード”を押してください。 ◎URL:http://www.murata.co.jp/mwo/ ②①にて開いたダウンロードページから、「同意してダウンロードする」のバーを押し、ライブラリ (murata_library_mwo_v**.zip)を任意のフォルダ(例:C:¥temp)にダウンロードしてください。 ※ダウンロード先のパス/フォルダ名には日本語を使わないでください。ライブラリが動作しない場合があります。 1 3. ライブラリのインストール ・ ダウンロードしたファイルを、任意のフォルダ(例:C:¥temp)に解凍します。解凍後、C:¥temp に”Muarta”フォルダ が作成されます。 ・ 解 凍 し た ”Muarta” フ ォ ル ダ を 、 以 下 の よ う に MWO イ ン ス ト ー ル フ ォ ル ダ ( 通 常 、 C:¥Program Files¥AWR¥AWRDE¥10¥Library)の下に移します。(前バージョンがインストール済みの場合は、”Murata”フォルダご と削除し、あらためて”Murata”フォルダを移して下さい。 ) ・”Murata”フォルダにある” murata.dll”ファイルを C:¥Program Files¥AWR¥AWRDE¥10¥models に移します。 [C:¥temp¥の”Murata”フォルダ → インストールフォルダ¥Library の下に移す] [”Murata”フォルダの”murata.dll”ファイル → インストールフォルダ¥models の下に移す] ・上記 Library フォルダ下にある lib.xml ファイルをテキストエディタで開き、最後の行の 1 つ上に次の行があるか確認し ます。 <FILE Name="Murata">Murata¥parts.xml</FILE> この行がなければ追加し保存します(MWO を起動していた場合は再起動します)。この行が存在する場合は、 lib.xml ファイルの変更は不要です。 <?xml version="1.0"?> <XML_COMPONENT_DATA xmlns="urn:awr-lib-data"> <COPYRIGHT>AWR</COPYRIGHT> <SUMMARY>Entry point XML file for circuit libraries</SUMMARY> <FILE Name="* AWR web site">http://www.awrcorp.com/weblibs/9_0/top_v9.xml</FILE> <FILE Name="Murata">Murata¥parts.xml</FILE> </XML_COMPONENT_DATA> 2 4. ライブラリの使用 ・Elements ブラウサにて Murata カテゴリを開きます。品番表記は JIS と EIA の 2 種類があり(赤枠)、いずれかを使用 します。(ただし、インダクタは JIS と EIA では同じ内容です。) ・下図のようにドラッグ&ドロップすることで、Schematic 上にエレメントを置くことができます。 * Microwave Office は、AWR Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 3
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