佐倉市印旛沼周辺地域活性化調査業務委託に係る 公募型プロポーザル

佐倉市印旛沼周辺地域活性化調査業務委託に係る
公募型プロポーザル実施要領
佐倉市
産業振興部農政課
佐倉市印旛沼周辺地域活性化調査業務委託
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公募型プロポーザル実施要領
業務の説明
(1)業務名称
佐倉市印旛沼周辺地域活性化調査業務委託
(2)業務の背景及び目的
印旛沼の周辺は、沼の豊かな水の恩恵により、古くから水田と漁場が確保されてい
る地域である。また、印旛沼を見下ろす丘陵地帯では、ハウス園芸のほか多様な農作
物が生産されている。自然の景観が美しく、来訪者には憩いの場としてかけがえない
場所となっている。しかし、農村集落の定住人口は年々減少しており、また高齢化と
ともに山野も荒れだしてきている。中心的産業である農業の従事者は減少化傾向にあ
り、後継者不足も進みつつある。印旛沼周辺の大型水田では、地権者から受託した農
事法人による稲作耕作が増えているものの、畑作については、高齢化等の進展により
遊休農地や不耕作農地が急増することが懸念されている。
同地域飯野台には、昭和54年に「佐倉草ぶえの丘」が開設され、①自然観察など
自然に親しむ活動の場の提供、②農業体験の場の提供、③都市と農村の交流事業、④
市民の健康増進及びレクリエーション活動の場の提供、⑤研修及び宿泊のための施設
の提供
を目的として春から秋にかけて様々な事業が行われピーク時(平成4年度)
には年間14万人を超す人々が来場した。しかしながら、開設後30年余りが経過し、
施設の老朽化とともに社会情勢の変化もあって入場者数が減少化傾向にある。
また、印旛沼湖畔(飯野)には、市が設置した風致公園を含む「佐倉ふるさと広場」
がある。佐倉ふるさと広場内には、オランダ風車が設置されている。これは、江戸後
期の佐倉藩において蘭医学が盛んであったことから、これにちなみ印旛沼の自然と触
れ合う交流の場、さらには国際親善の場となるよう設けられたものである。この広場
には、春にはチューリップ、初夏にはひまわり、秋にはコスモスなどの花が咲き誇る。
また夏には、花火などのイベントが行われ、人々が集う交流の場となっている。しか
しながら、一年を通して楽しめる場所にはなっていない。また、市の自然の象徴とも
なっている印旛沼について学んだり、余暇体験活動等ができる機会がほとんどない。
さらに、印旛沼を見下ろす丘陵地には、オートキャンプやテニスを楽しむことので
きる公共施設「サンセットヒルズ」がある。丘からは、南印旛沼を眼下に、天気の良
い日には西に富士山や丹沢、東京スカイツリーも見ることができる。北側には筑波山
や秩父の山並みを望む絶景スポットである。また、野鳥を見ることのできる野鳥の森
が隣接している。どの施設も附帯施設や環境整備が不十分であり、来客数も横ばいで
ある。
本業務は、同地域の基幹産業である農業を次代に引き継ぐための施策等とともに、
同地域の定住人口及び交流人口の増加を図るための施策等を検討・具体化し、その結
果を同地域の活性化のための基本構想として、また、農山漁村の活性化のための定住
等及び地域間交流の促進に関する法律(平成19年法律第48号)第5条第1項の活
性化計画(以下「活性化計画」といいます。)として取りまとめようとするものです。
(3)業務内容及び要求仕様書
別添「佐倉市印旛沼周辺地域活性化調査業務委託 仕様書」
(以下「仕様書」といい
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ます。
)のとおりとします。
(4)契約期間
契約日から平成26年2月末日まで
(5)業務の場所
佐倉市役所(当市指定場所)
(6)契約方法
公募型プロポーザルによる随意契約とします。
(7)予算限度額
4,515千円(消費税相当額を含む)
※この金額は、契約時の予定価格を示すものではなく、業務の最大規模を示す金額
となっていることにご留意ください。
(8)事務局
ア)担当部署
佐倉市役所産業振興部農政課
イ)事務局長
農政課長
ウ)担当者
笠井、渡辺
エ)所在地
〒285-0003 千葉県佐倉市飯野 820 番地
オ)連絡先
(電話)043-484-6141
カ)電子メール
[email protected]
小川
裕章
(FAX)043-484-5061
(9)企画提案書及びプロポーザル時における言語、通貨及び単位
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ア)言語
日本語
イ)通貨
日本国通貨
ウ)単位
計量法(平成4年法律第51号)に基づく単位
参加申込み
(1)参加資格
本業務のプロポーザルに参加する提案者は、公告日現在において次の要件の全てを
満たすものとします。なお、複数の事業者による共同提案は認めないものとします。
ア)佐倉市建設工事請負業者等指名停止措置要領(平成4年5月1日制定)に基づく
指名停止又は佐倉市建設工事等暴力団対策措置要綱(平成11年11月25日制
定)に基づく指名除外を公告日から導入候補者決定の日までの間受けていないこ
と。
イ)地方自治施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない
者であること。
ウ)次のいずれにも該当しない者であること。
①手形交換所による取引停止処分を受けてから2年間を超過しない者、又は前6か
月以内に手形もしくは小切手を不渡りした者。
②会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続き開始の申し立てが
なされていない者、又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生
手続き開始の申し立てがなされていない者であること。ただし、手続き開始の決
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定後、佐倉市長が別に定める入札参加資格の再認定を受けた者を除く。
③警察当局から暴力団が実質的に経営を支配する建設業者又はこれに準ずるものと
して、国土交通省発注工事等から排除要請があり、当該状態が継続している者。
エ)同一の法人、団体又は代表者が、重複して参加表明をしていないこと。
オ)佐倉市一般(指名)競争入札参加資格者名簿に登録されている者であること。登
録されていない場合は、以下の書類を提出すること。
①登記事項証明書(法人の場合)又は身分証明書(個人の場合)の写し
②印鑑証明書の写し
③国税及び地方税の納税証明書の写し
カ)過去に国、地方公共団体等において、地域の活性化を目的とした計画を策定した、
又はその策定に資する調査を実施した実績(以下「関連業務実績」といいます。)
があること。
(2)参加申込み
本業務への参加希望者は、下記アに掲げる書類を提出し、参加申込みを行うものと
します。
ア)提出書類及び提出部数
次に掲げる書類を各1部提出してください。
①様式1「参加申込書」
②様式2「使用印鑑届兼委任状」
※代理人が提出する場合又は代表者以外の印を使用する場合のみ提出が必要です。
③企画提案書
※詳細は本要領「4企画提案書作成上の注意」を参照してください。
④見積書及び見積内訳書
※見積内訳書に記載する内訳項目は、仕様書で定める業務内容に準じたものとし
てください。
⑤様式3「関連業務実績」及び関連業務実績が証明できるもの(契約書の写し等)
※関連業務実績の証明として契約書の写しを提出する場合は契約書の表面(契約
者が証明できる部分)及び仕様書等のみとし、約款等が記載されている部分の
提出は不要とします。
⑥様式4「配置予定技術者」
イ)提出期限
平成25年4月16日(火) 午後5時15分まで
ウ)提出方法
事前に電話確認の上、事務局に持参してください。郵送・電子メールでの提出は不
可とします。
※提出可能時間は、開庁日の午前8時30分から午後5時15分までとします。
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質問及び回答
(1)質問書の提出
質問は、様式5「質問書」により提出することとします。
ア)提出期限
平成25年4月8日(月)
午後5時15分
イ)提出方法
事務局メールアドレス宛に電子メールに添付して提出してください。件名は【[代表
参加者名]:印旛沼周辺地域活性化調査質問書】とします。
なお、やむを得ない事情により、電子メールによる提出ができない場合は、FAX
での提出を可とします。
電子メール又はFAX送信後は、事務局に電話による確認連絡を行うようお願いし
ます。
(2)質問書に対する回答
質問書に対する回答は、平成25年4月11日(木)午後5時15分までに電子メ
ール又はFAXにて行うとともに、佐倉市産業振興部農政課ホームページに掲載しま
す。なお、質問に対する回答は、本要領の追加又は修正として取り扱います。
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企画提案書作成上の留意事項
(1)企画提案書の書式
A4横書き表示とし、ページ番号を付番することとします。なお、用紙方向は任意
とします。
(2)企画提案書の制限
①企画提案書に盛り込む提案は、一案に限ることとします。
②企画提案書は、表紙及び別に添付するカタログ・パンフレット等を除き、30ペ
ージ以内の構成とすることとします。
③用紙方向が縦長の場合は用紙左側に、用紙方向が横長の場合は用紙上側(それぞ
れ綴る側)に25mm 以上の余白を設けることとし、原則として文字サイズは1
1ポイント以上を使用することとします。
(3)企画提案書の構成
企画提案書には、会社概要(創立年月日、資本金、前年度売上高、従業員数等)の
他、以下の項目に係る提案を記載することとします。なお、別添資料として、カタロ
グ・パンフレット等の資料を併せて提出することも可とします。
ア)現状・課題を把握するための方針・手法等
イ)佐倉草ぶえの丘、佐倉ふるさと広場及びサンセットヒルズを有機的に連携させる
とともに、印旛沼周辺地域の豊かな自然環境を活かした活性化計画を作成するに
当たり、適切な活性化計画の区域
ウ)イ)の区域において定住等及び地域間交流を促進するため、既存施設の活用を含
めた実現可能な講ずべき施策及びその効果
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(4)提案のための費用負担
本業務企画提案に要する費用は、全て提案者の負担とします。
(5)当市からの疑義照会
提出のあった企画提案書等の内容について、審査の過程で疑義が生じた場合は、後
日、必要に応じて当市から疑義事項の照会を行うことがありますのでご了承ください。
(6)企画提案書の取扱い
①提出された企画提案書等の著作権は、提案者に帰属するものとします。
②企画提案書等提出後における当該企画提案書等の内容の追加又は変更は原則とし
て認めません。
③提出された企画提案書等は、一切返却しません。
④提出された企画提案書等は、審査等の過程において複製することがあります。
⑤提出された企画提案書等は、提案者の営業上の秘密に該当する部分が含まれてい
る可能性があることから、原則として公開しないものとしますが、佐倉市情報公
開条例の規定に基づき、開示請求者に開示することが考えられます。企業秘密等、
公開されることにより事業者が不利益を被るおそれのある情報については、極力
含まないよう留意し、当該情報が含まれている場合には、マル秘マークを付加す
る等、適切な措置を講じることとします。
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審査方法
(1)書類審査(1次審査)
提案者が4者以上の場合には、提出書類による1次審査を行い、上位3者を選定し
ます(平成25年4月下旬審査予定)。
ア)審査方法
市長が庁内に設置する選定委員会(以下「選定委員会」といいます。)において、
提案内容について総合的に審査します。
また、佐倉市一般(指名)競争入札参加資格者名簿に登録されていない事業者
については、佐倉市が実施している入札参加資格審査と同様の審査を実施し、当
該事業者の適格性についても審査に含めることとします。
イ)結果通知
審査結果については、平成25年4月下旬に結果の如何にかかわらず書面にて
通知します。
ウ)その他
審査の経緯及び審査内容に関しての問い合わせには応じません。また、審査結
果に対する異議申し立ては受け付けないこととします。
なお、選定されなかった者は、選定されなかった理由の説明を求めることがで
きます。説明を求めるときは、通知を受けた日の翌日から起算して7日以内に書
面(様式自由)により請求してください。
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(2)提案プレゼンテーション(2次審査)
1次審査にて選定された者は、2次審査として提案プレゼンテーションを実施して
いただきます。2次審査の日程及び場所については、1次審査の結果通知の際にお知
らせすることとします。
なお、2次審査において、1次審査における提案内容と著しく異なる事実が判明し
た場合は、失格又は減点することがあります。
ア)提案プレゼンテーション実施概要
①日時
平成25年4月30日(火)
②場所
佐倉市役所(当市指定場所)
③人数
6名以内
※予定
④プレゼンテーション時間
・提案者からの説明時間として30分以内
・佐倉市からの質問時間として30分以内
⑤機器類の準備
プロジェクター及びスクリーンは、当市が準備します。
その他、必要な機器は提案者が準備してください。
※1次審査を行わない場合は、2次審査の日程が早まる可能性がありますのでご留
意ください。
イ)審査方法
選定委員会において、提案プレゼンテーションと企画提案書等の内容から総合
的に判断し、候補者及び次点候補者を選定します。
また、1次審査を行わない場合においては、佐倉市一般(指名)競争入札参加
資格者名簿に登録されていない事業者は、佐倉市が実施している入札参加資格審
査と同様の審査を実施し、契約の適格性についても審査に含めることとします。
なお、提案者が1者のみの場合であっても、選定委員会の定める最低基準に満
たないときは選定せず、再度プロポーザルを行うものとします。
ウ)結果通知
審査結果については、平成25年5月上旬に結果の如何にかかわらず書面にて
通知します。
エ)その他
審査の経緯及び審査内容に関しての問い合わせには応じません。また、審査結
果に対する異議申し立ては受け付けないこととします。
なお、選定されなかった者については、選定されなかった理由の説明を求める
ことができます。説明を求めるときは、通知を受けた日の翌日から起算して7日
以内に書面(様式自由)により請求してください。
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公募型プロポーザル実施要領
2次審査選定後における辞退
2次審査において候補者に選定された者が正当な理由なく協議又は契約を辞退する
場合は、佐倉市建設工事請負業者等指名停止措置要領に基づく指名停止等の処分を行
う場合があります。
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契約方法
提出された提案書、提案プレゼンテーションの内容に基づき、当市と候補者にて詳
細設計及び契約内容の協議を経て、随意契約により契約を締結します。なお、導入候
補者との協議において双方が合意に至らなかった場合には、導入次点候補者との協議
を行うものとします。
契約手続は、佐倉市財務規則等に定めるところにより行います。なお、契約締結後
において受注者に本提案における失格事由(「2参加申込み(1)参加資格」に掲げる
要件を一つでも満たさないこととなる事由をいいます。)、不正又は虚偽記載と認めら
れる行為が判明した場合は、当市は契約を解除できるものとします。
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別添様式等
(1)様式1:参加申込書
(2)様式2:使用印鑑届兼委任状
(3)様式3:関連業務実績
(4)様式4:配置予定技術者
(5)様式5:質問書
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