燕市介護予防・日常生活支援総合事業事業者説明会(第1回) 次第 日時:平成28年5月27日(金)午後1:30~3:30 会場:燕市吉田公民館3階講堂 流 れ 時 間 1.開会 午後1:30 2.挨拶 午後1:30 ~1:40 3.議題説明① 午後1:40 ~2:20 (40分) 内 4.議題説明② 説明者 燕市健康福祉部長寿福祉課長より挨拶 【1】介護予防・日常生活支援総合事業の概要~【4】燕市の地域づくりに向けた取り組み概 要(一般介護予防事業・生活支援体制整備事業の推進) 岡田(介護保険係長) 【5】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の対象者~【8】相談からサービス利用までの 流れ 渡邉(介護保険係主任) 休憩 午後2:30 ~3:20 (50分) 容 午後2:20~2:30(10分) 【9】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の内容等~【13】住所地特例対象者への対 応・各種負担軽減制度 渡邉(介護保険係主任) 【14】介護予防・生活支援サービス事業の事業者指定~【16】利用者との契約 原田(長寿福祉課課長補佐) 【17】介護予防ケアマネジメント 桑原(健康づくり課主査) 【18】まとめ・今後のスケジュール 塚原(長寿福祉課課長) 午後3:20 ~3:25 燕市の「訪問型・通所型サービスB(住民主体)」立ち上げに向けた展開イメージ 5.その他 諸連絡 午後3:25 ~3:30 ❶参入に向けての意向調査のお願い ❷質問票について 6.閉会 午後3:30 車田(生活支援コーディネー ター) 渡邉(介護保険係主任) 資料1 燕市介護予防・日常生活支援総合事業 事業者説明会(第1回) 平成28年5月27日 燕市健康福祉部長寿福祉課介護保険係 本資料は平成28年5月20日現在の検討状況をもとに作成しています。 今後、一部内容が変更・追加される可能性があります。 目 次 【1】介護予防・日常生活支援総合事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.1~5 【2】燕市で実施する介護予防・日常生活支援総合事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.6~13 【3】燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.14~20 【4】燕市の地域づくりに向けた取り組み概要(一般介護予防事業・生活支援体制整備事業の推進)・・・・・・・・・・・・・P.21~24 【5】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.25~27 【6】基本チェックリストの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.28~31 【7】要支援認定の有効期間延長および基本チェックリスト(事業対象者)の有効期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.32~34 【8】相談からサービス利用までの流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.35~40 【9】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の内容等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.41~47 【10】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の指定基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.48~55 【11】燕市の介護予防・生活支援サービス事業の単価・加算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.56~61 【12】日割り請求の考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.62~65 【13】住所地特例対象者への対応・各種負担軽減制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.66~67 【14】介護予防・生活支援サービス事業の事業者指定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.68~72 【15】請求に関する概要・指導監査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.73~75 【16】利用者との契約・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.76~78 【17】介護予防ケアマネジメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.79~82 【18】まとめ・今後のスケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.83~86 【参考】様式(見本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.87~88 (その他配布資料) ❶燕市訪問型(通所型)サービス基準一覧(案)(資料2) ❸質問票 ❹参入意向調査票 ❷燕市サービスコード表(案)(資料3) 【1】介護予防・日常生活支援総合事業 の概要 1 地域包括ケアシステムの構築について ●団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで 続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制(地域包括ケアシステム)の構築を実現。 ●今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が 重要。 ●人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する町村部等、高齢化の進展 状況には大きな地域差。 ●地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていく ことが必要。 病気になったら・・・ 地域包括ケアシステムの姿 医 療 介護が必要になったら・・・ 介 護 病院: 急性期、回復期、慢性期 通院・入院 日常の医療: ・かかりつけ医、有床診療所 ・地域の連携病院 ・歯科医療、薬局 通所・入所 住まい ・地域包括支援センター ・ケアマネジャー ■在宅系サービス: ・訪問介護 ・訪問看護 ・通所介護 ・小規模多機能型居宅介護 ・短期入所生活介護 ・福祉用具 ・24時間対応の訪問サービス ・複合型サービス (小規模多機能型居宅介護+訪問看護)等 ■介護予防サービス ・自宅 ・サービス付き高齢者向け住宅等 相談業務やサービスの コーディネートを行います。 いつまでも元気に暮らすために・・・ 生活支援・介護予防 ■施設・居住系サービス ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・認知症共同生活介護 ・特定施設入所者生活介護 等 ※ 地域包括ケアシステムは、おおむね 30分以内に必要なサービスが提供さ れる日常生活圏域(具体的には中学校 区)を単位として想定 2 老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO 等 制度改正の趣旨 ●介護予防給付のうち訪問介護・通所介護について、市町村が地域の実情に応じた取組ができる介護保険制度の地域支援事業「介護予防・日常生 活支援総合事業」に移行する。財源構成は給付と同じ(国、都道府県、市町村、1号保険料、2号保険料)。 ●既存の介護事業所による既存のサービスに加え、NPO、民間企業、ボランティアなどの地域の多様な主体を活用して高齢者を支援する。高齢 者は支え手側に回ることも。 地域支援事業の全体像 <改正前> 【財源構成】 介護給付 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 予防給付 (要支援1~2) 1号保険料 22% 国 39.0% 都道府県 19.5% 市町村 19.5% 1号保険料 22% 介護給付(要介護1~5) 改正前と同様 予防給付(要支援1~2) 事業に移行 ○ 二次予防事業 ○ 一次予防事業 介護予防・日常生活支援総合事業の場合 は、上記の他、生活支援サービスを含む 要支援者向け事業、介護予防支援事業。 全市町村で 実施 多 様 化 ○ 介護給付費適正化事業 ○ 家族介護支援事業 ○ その他の事業 包括的支援事業 ○ 地域包括支援センターの運営 ○ 在宅医療・介護連携推進事業 ○ 認知症施策推進事業 ○地域包括支援センターの運営 任意事業 ○ 介護予防・生活支援サービス事業 ・訪問型サービス ・通所型サービス ・生活支援サービス(配食等) ・介護予防支援事業(ケアマネジメント) ○ 一般介護予防事業 (左記に加え、地域ケア会議の充実) 包括的支援事業 ・介護予防ケアマネジメント、総合相談支援 業務、権利擁護業務、ケアマネジメント支援 新しい介護予防・日常生活支援総合事業 (要支援1~2、それ以外の者) 訪問介護、通所介護 又は介護予防・日常生活支援総合事業 地 域 支 援 事 業 <改正後> 訪問看護、福祉用具等 介護予防事業 2号保険料 28% 【財源構成】 (要介護1~5) 介護保険制度 充 実 (認知症初期集中支援チーム、認知症地域支援推進員 等) 地 域 支 援 事 業 ○ 生活支援体制整備事業 (コーディネーターの配置、協議体の設置等) 任意事業 ○ 介護給付費適正化事業 ○ 家族介護支援事業 ○ その他の事業 3 制度改正の目的 総合事業は、市町村が中心となって地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することにより、地域の支 え合いの体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目的とする。 予防給付の見直しと生活支援サービスの充実 地域支援事業 予防給付 (全国一律の基準) 移行 既存の訪問介護事業所による身体介護・生 活援助の訪問介護 NPO、民間事業者等による掃除・洗濯等の 生活支援サービス 訪問介護 住民ボランティアによるゴミ出し等の生活支 援サービス 移行 既存の通所介護事業所による機能訓練等 の通所介護 ・専門的なサービスを必要とする人に は専門的サービスの提供 (専門サービスにふさわしい単価) ・多様な担い手による多様なサービス (多様な単価、住民主体による低廉な 単価の設定、単価が低い場合には 利用料も低減) NPO、民間事業者等によるミニデイサービス 通所介護 サービスの充実 ・多様なニーズに対 するサービスの拡 がりにより、在宅生 活の安心確保 同時に実現 費用の効率化 コミュニティサロン、住民主体の運動・交流の場 リハビリ、栄養、口腔ケア等の専門職等関与 する教室 介護予防・生活支援の充実 ・住民主体で参加しやすく、地域に根ざした介護予防活動の推進 ・元気な時からの切れ目ない介護予防の継続 ・リハビリテーション専門職等の関与による介護予防の取組 ・見守り等生活支援の担い手として、生きがいと役割づくりによる互助の推進 ・支援する側とされる側という画一的 な関係性ではなく、サービスを利用 しながら地域とのつながりを維持で きる ・能力に応じた柔軟な支援により、 介護サービスからの自立意欲が向上 ・住民主体のサービ ス利用の拡充 ・認定に至らない 高齢者の増加 ・重度化予防の推進 4 介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)の全体像 ●訪問介護・通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具等)は、引き続き介護予防給付によるサービス提供を継続。 ●地域包括支援センターによる介護予防ケアマネジメントに基づき、総合事業(介護予防・生活支援サービス事業及び一般介護予防事業) のサービスと介護予防給付のサービス(要支援者のみ)を組み合わせる。 ●介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して「介護予防・生活支援サービス事業対象 者」とし、迅速なサービス利用を可能に(基本チェックリストで判断)。 ※第2号被保険者は、基本チェックリストではなく、要介護認定等申請を行う。 従 来 の 要 支 援 者 要支援認定 要 支 援 者 基本チェックリスト※で判断 介護予防・生活支援サービス事業対象者 ※2次予防事業対象者把 握のための基本チェックリ ストの配布は行わない 一般高齢者等 地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施 介護予防給付 訪問看護、福祉用具等 ※全国一律の人員基準、運営基準 介護予防・生活支援サービス事業 総合事業 ①訪問型・通所型サービス ②その他の生活支援サービス(栄養改善を目的とした配食、定期的な安否確認・緊急時の対応 等) ※事業内容は、市町村の裁量を拡大、柔軟な人員基準・運営基準 一般介護予防事業(要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実等。全ての高齢者が対象。) 5 【2】燕市で実施する介護予防・日常生活 支援総合事業の概要 6 燕市の高齢者を取り巻く状況① 燕市人口の推移(推計) 介護度別認定者の推移(推計) 燕市人口(人) 認定者(人) 100000 80000 60000 40000 20000 0 24.9% 31.4% 75歳以上 65~74歳 40~64歳 40歳未満 ※燕市人口は8万人を割り、高齢化率は31%を超える推計。 ⇒若年層・生産年齢層が減り、高齢者が増加する、いわゆる逆ピ ラミッドの構造が顕著になっていく。 6000 5000 4000 3000 2000 1000 0 介護5 介護4 介護3 介護2 介護1 要支援2 要支援1 ※高齢化の進展に伴い、総合事業に関係する要支援1・2(介護1 までを含めると)認定者数は、かなり増加していく。 7 燕市の高齢者を取り巻く状況② 給付費(円) 180,000,000 要支援者の通所介護・訪問介護 給付費・利用者数の推計 燕市介護保険料 (円) 利用者(人) 7,000 600 6,000 500 5,000 160,000,000 140,000,000 120,000,000 5,800 4,300 6,300 4,800 4,000 400 3,000 100,000,000 300 80,000,000 60,000,000 基準月額 200 給付費(年間) 利用者(月平均) 2,000 1,000 40,000,000 100 20,000,000 - 0 0 ※現行の予防通所介護・予防訪問介護だけのサービスを継続した場合 給付費は増加していく。 ※高齢化の進展に伴い、介護保険料も年々増加てしてお り、このままではさらに上がっていくことが想定される。 燕市においても多様なサービス主体による多様なサービスの充実・一般介護予防事業の推進が急がれる。 8 燕市第6期介護保険事業計画での位置づけ 基本目標 目標内容 1 健康づくりの推進 健康寿命を延ばすため保健事業の推進 2 いきいきと活躍できる地域 社会づくり 高齢者が意欲を持って活躍できる地域社会づくり 3地域全体で支える基盤整備 高齢者が在宅で医療・介護サービスを受ける基盤整備 4地域における相互支援シス テムづくり 要介護者など方が在宅で安心して暮らすことのできる 地域づくり 5介護予防の総合的な推進 要支援者が多様なサービスを受けることができる環境 づくり 地域包括ケア システムの 構築 9 燕市の総合事業移行の基本的な考え方 【基本姿勢】 総合事業は「サービスづくり」ではなく、「地域づくり」である ●従来の事業をそのまま継承しながら、選択肢として、サービスを多様化する。 ⇒要支援者へのサービスが低下することはなく、より選択の幅が広がるイメージ ●サービス提供を重視するよりも、地域づくり(住民主体の活動の活性化、支え合いの体制強化、 支援ニーズの把握等)に重点を置き、長期的スパンで取り組んでいく。 ●生活支援体制整備事業(生活支援コーディネーター配置、協議体設置)にも積極的に取り組む。 ●現行相当サービス、短期集中予防サービスCは、訪問・通所ともに総合事業ガイドラインの考え 方に従い、実施する。 ●基準緩和サービスAは、訪問・通所ともに総合事業ガイドラインに沿って、試行的に導入し、見直 しながら、徐々に拡大をねらう。 ●認定手続きの簡略化、要支援認定有効期間延長など、総合事業の利点を最大限に活用する。 10 燕市の基本的な取組方針 1.高齢者が要支援・要介護状態になることをできるだけ予防するとともに、高齢者が自身の 能力を最大に活かしつつ、住み慣れた地域でいつまでも生活できるよう、自立に向けた支 援を行う。 2.既存の介護事業者の提供するサービスから、元気な高齢者をはじめとした市民が担い手と なる支援まで、サービスの多様化を図り、高齢者の多様なニーズに対応できる体制をつくる。 3.高齢者が住み慣れた地域で、人とのつながりを持ちながら、生き生きと暮らしていける、多 様で柔軟な生活支援へ向けての地域づくりを行う。 4.地域包括支援センター等のケアマネジメントにより、自立支援の観点に基づいた適切な支援 へつなげていく仕組みをつくる。 5.サービス利用者には、要介護状態にならないように、また要支援状態の維持・向上を目指し、 自ら介護予防に積極的に取り組んでもらえるような支援を行う。 6.生活支援コーディネーターの配置や協議体の開催等を通じて、地域の支え合いの体制づくり を推進する。 11 燕市介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)の構成 総合事業は、旧介護予防サービスから移行し、要支援者等に対して必要な支援を行う「介護予防・生活支援サービス事業」と、全ての 第1号被保険者等が対象となる「一般介護予防事業」から構成される。 ⇒ヘルパーによる身体介護 多様な担い 手による生 活支援 =29年4月から本市で 実施予定のサービス ⇒現在のデイサービスで専門職により対応 多様な担い 手による対 応 ○専門職は中重 度のケアへ ○担い手(高齢 者)の介護予 防につながる ⇒基本チェックリストで対象者把握 レインボー健康体操・スクエアステップ普及啓発 多様な担い手の育成(介護予防サポーター養 成)・元気高齢者の活躍 地域づくり・介護予防推進 12 燕市介護予防・日常生活支援総合事業を構成する各事業の内容及び対象者 (1)介護予防・生活支援サービス事業(サービス事業) ○対象者は、制度改正前の要支援者に相当する者。 ①要支援認定を受けた者(認定有効期間の開始年月日が 平成29年4月以降の要支援者) ②基本チェックリスト該当者(事業対象者) 事業 内容 要支援者等に対し、掃除、洗濯等の日常生活 訪 問 型 サ ービ 上の支援を提供【現行の訪問介護相当、訪 ス 問型サービスA、B、C】 要支援者等に対し、機能訓練や集いの場など 通 所 型 サ ービ 日常生活上の支援を提供【現行の通所介護 ス 相当、通所型サービスA、B、C】 (2) 一般介護予防事業 ○対象者は、第1号被保険者の全ての者及び その支援のための活動に関わる者。 事業 収集した情報等の活用により、閉じこ もり等の何らかの支援を要する者を把 介護予防把握事 握し、介護予防活動へつなげる 業 【基本チェックリスト郵送は段階 的に縮小・廃止検討中】 介護予防普及啓 発事業 その他の生活 要支援者等に対し、栄養改善を目的とした配 支援サービス 食や一人暮らし高齢者等への見守りを提供 介 護 予防 ケア 要支援者等に対し、総合事業によるサービス マネジメント 等が適切に提供できるようケアマネジメント ※事業対象者は、要支援者に相当する状態等の者を想定。 ※基本チェックリストは、支援が必要だと市町村や地域包括支援セン ターに相談に来た者に対して、簡便にサービスにつなぐためのもの。 ※予防給付に残る介護予防訪問看護、介護予防福祉用具貸与等を利 用する場合は、要支援認定を受ける必要がある。 内容 地域介護予防活 動支援事業 一般介護予防事 業評価事業 地域リハビリテー ション活動支援事 業 介護予防活動の普及・啓発を行う 【介護予防活動推進講演会、レイ ンボー健康体操/スクエアステッ プ講演会・体験会】 住民主体の介護予防活動の育成・支 援を行う【地域での介護予防活動に 携わる人材育成(介護予防サポー ター養成講座)、運動自主グルー プ立ち上げ・継続支援】 介護保険事業計画に定める目標値の 達成状況等を検証し、一般介護予防 事業の評価を行う 介護予防の取組を機能強化するため、 通所、訪問、地域ケア会議、住民主体 の通いの場等へのリハビリ専門職等 による助言等を実施 13 【3】燕市の介護予防・生活支援サービス 事業概要 14 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 対象者:要支援認定を受けた者、基本チェックリスト該当者 ①現行の訪問介護・通所介護相当のサービス ●既存の介護サービス事業所から継続してサービス提供してもらう。(専門職によるサービス) ●対象となるケースは、身体介護が必要なケース、専門知識に基づく関わりが必要なケース等 ●国が示した上限額に設定。 ●料金体系を月単位から1回当たりの単価に見直す。 メリットは・・・ ●1回当たりの単価にすることにより、現行相当サービスと基準緩和サービスA等を併用するこ とが可能となり、利用者それぞれの状況に応じた利用ができる。 ●要支援2で、週1回利用の方が2割いる。1回当たりの単価にすることで、介護保険の事業費 の削減が見込める。 15 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 ②訪問型・通所型サービスA(緩和した基準によるサービス) ●現行の人員基準を緩和し、サービスの従事者は専門職でなくてもよい。 ●対象となるケースは、身体介護を含まない見守り程度の援助しか必要としないケース。生活支援や外出・ 交流目的のケース。 ●サービス利用の単価は、現行相当サービスの8割に設定。 ⇒新潟県内の他市町村も現行相当の8割に設定が多い。 ●燕市独自の加算を設ける。⇒一定の改善が見られた場合は「軽症化加算」、基本チェックリス ト非該当となった場合は「自立化加算」を算定できる。 メリットは・・・ ●人員基準緩和により、専門職はより中重度利用者のケアに移行できる。 ●元気な高齢者を人材として活用することにより、その人自身の生きがいづくりや介護 予防につながっていく。 ※訪問型・通所型サービスAへの参入の状況や専門職以外の者(一定の研修受講者)を雇用する意向の有無 等を踏まえて、平成29年度より燕市独自の生活支援サービスの担い手(雇用労働者、ボランティア等) 育成のための研修を実施予定。(現在検討中) 16 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 ③訪問型サービスB(住民主体による支援) ●燕市シルバー人材センターに委託予定。 ●現在一般会計で行っている「燕市軽度生活支援事業」は、対象者やサービス内容等を見直して、総合事業 へ組み入れる予定。(現在検討中) ●対象となるケースは、訪問型サービスAと同様。その他、保険外のサービスのニーズがあるケース。 ●利用者負担は、1時間当たり200円(現在の軽度生活支援事業相当) メリットは・・・ ●元気な高齢者が支援の担い手になることで、地域の支え合いの体制を推進するきっかけとなる。 ※平成28年度は、燕市シルバー人材センター独自で訪問型サービスBの従事者向けの研修会を予定して いる。 17 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 ④通所型サービスB(住民主体による通いの場) ●燕市シルバー人材センターと調整中 ●対象者は、外出や交流を主な目的としているケース ●体操、運動、趣味活動、茶話会、会食会など、介護予防につながる内容を盛り込めば、自由に 設定可能 ●立ち上げのための費用や運営費の一部を補助(助成)⇒補助額は現在検討中 メリットは・・・ ●身近な地域に通いの場があることで、地域とのつながりを持った生活を継続することができる。 ●元気な高齢者の自身の生きがいづくり、介護予防につながる。 ●地域の支え合い(見守りやちょっとした生活支援等)へ発展する可能性もある。 ●地域の集いの場の拠点ができることで、引いては多世代交流や障害を持った人の居場所などへ も発展できる。 ※平成29年度以降公募予定。公募時従事者となる者には一般介護予防事業の「介護予防サポーター養成講 座」等を受講してもらう予定。また、介護予防サポーターが活躍できる場となることも想定。 18 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 ⑤訪問型サービスC(短期集中予防サービス) ●専門職(看護師、保健師等)による居宅での相談指導等 ●対象者は、短期間(3~6カ月)に集中的な支援により改善が見込まれる人 ●利用者負担はなし(無料)⇒他のサービスへつながるきっかけとなる事業と考えるため。 ●運動機能向上、認知機能低下予防、うつ・閉じこもり予防に向けての支援 ●1~2週間に1回の訪問で、1回60分程度、原則3ヶ月間(必要時6カ月まで延長) ●3か月終了後は通所型サービスや一般介護予防事業などへとつなぐ。 ●状況に応じて再利用は可とするが、利用を終了してから9ヶ月間の再利用は原則不可とする。 メリットは・・・ ●専門職による集中的かつ個別的な指導により、機能維持・改善の効果が期待できる。 ●サービス利用の入り口として、終了後は他のサービス等へつながり、適切な支援を受けるきっか けとなる。 ※現在、栄養改善に向けた指導(栄養士)、口腔機能改善に向けた指導(歯科衛生士)を実施できるか、栄養 士会および歯科医師会と検討中。実施可能であれば、サービスのバリエーションが増える予定。 19 燕市の介護予防・生活支援サービス事業概要 ※平成29年4月よりスタート予定の事業 ⑥通所型サービスC(短期集中予防サービス) ●専門職(リハ職、運動指導者、歯科衛生士等)による、運動機能・口腔機能改善に向けた教室実施。 ⇒現在の通所型介護予防事業の「健康教室」を移行する。 ●対象者は、短期間(3~6カ月)に集中的な支援により改善が見込まれる人 ●利用者負担はなし(無料)⇒他のサービスへつながるきっかけとなる事業と考えるため。 ●運動機能向上、認知機能低下予防、うつ・閉じこもり予防、口腔機能向上に向けての支援 ●1週間に1回の訪問で、1回90分~120分程度、原則3ヶ月間(必要時6カ月まで延長) ●3か月終了後は、他の通所型サービス、一般介護予防事業や訪問型サービスCへつなぐ。 ●状況に応じて再利用は可とするが、利用を終了してから9ヶ月間の再利用は原則不可とする。 メリットは・・・ ●専門職による集中的な指導により、機能維持・改善の効果が期待できる。 ●サービス利用の入り口として、終了後は他のサービス等へつながり、適切な支援を受けるきっか けとなる。 ※現在、健康教室を委託している法人へ委託予定(調整中) 他の事業者を公募するか等は今後検討予定。 20 【4】燕市の地域づくりに向けた取り組み概要 (一般介護予防事業・生活支援体制 整備事業の推進) 21 燕市の一般介護予防事業概要 ①介護予防把握事業 ●基本チェックリストで対象者を把握⇒平成28年度は70歳代の奇数年齢の方(約4,500人)に一斉に 郵送にて配布。 ●平成29年度からは、関係機関(医療機関、民生委員、保健センター、地域包括支援センター 等)や一般市民への周知・普及へ力を入れ、郵送でチェックリストを配布・回収することは段階 的に縮小・廃止の方向。 22 燕市の一般介護予防事業概要 ②介護予防普及啓発事業 ●介護予防活動推進講演会、レインボー健康体操講演会・体験会、スクエアステップ講演会・体験会等を実施 し、介護予防の重要性や取組のきっかけとなるようにする。 ●燕市社会福祉協議会に委託 ③地域介護予防活動支援事業 ●地域での介護予防活動に携わる人材の育成(健康運動サポーターやスクエアステップリーダー、介護予防サ ポーターの養成講座開催⇒平成28年度より総称して「燕市介護予防サポーター養成講座」とする予定 ●運動自主グループの立ち上げ支援・継続支援 総合事業の通所型サービスB(住民主体サービス) ●地域での通いの場の立ち上げ支援・継続支援 へとつながるような仕掛けが必要! ●燕市社会福祉協議会に委託 23 生活支援・介護予防の体制整備におけるコーディネーター・協議体の設置 生 活 支 援 ・ 介 護 予 防 の 基 盤 整 備 に 向 け た 取 組 (1)生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配置 ⇒多様な主体による多様な取組のコーディネート 機能を担い、一体的な活動を推進。コーディネート機能は、以下のA~Cの機能があるが、当面AとBの機能を 中心に充実。 (A)資 源 開 発 (B)ネットワーク構築 ○ 地域に不足するサービスの創出 ○ サービスの担い手の養成 ○ 元気な高齢者などが担い手として活動する 場の確保 など (C)ニーズと取組のマッチング ○ 関係者間の情報共有 ○ サービス提供主体間の連携の体制づくり な ど ○ 地域の支援ニーズとサービス提供主体の活 動をマッチング など エリアとしては、第1層の市町村区域、第2層の日常生活圏域(中学校区域等)があり、平成26年度は第1層、 平成29年度までの間に第2層の充実を目指す。 ① 第1層 市町村区域で、主に資源開発(不足するサービスや担い手の創出・養成、活動する場の確保)中心 ② 第2層 日常生活圏域(中学校区域等)で、第1層の機能の下で具体的な活動を展開 ※ コーディネート機能には、第3層として、個々の生活支援・介護予防サービスの事業主体で、利用者と提供者をマッチング する機能があるが、これは本事業の対象外 (2)協議体の設置 ⇒多様な関係主体間の定期的な情報共有及び連携・協働による取組を推進 生活支援・介護予防サービスの多様な関係主体の参画例 NPO 民間企業 協同組合 ボランティア 社会福祉法人 ※コーディネーターの職種や配置場所については、一律には限定せず、地域の実情に応じて多様な主体が活用できる仕 組みとする予定であるが、市町村や地域包括支援センターと連携しながら活動することが重要 等 ●燕市では平成28年 度から社会福祉協 議会に業務委託。 生活支援コーディ ネーター1名配 置。 ●地域包括支援セン ターと連携しなが ら活動を展開予 定。 ●平成29年度以降、 第2層(四生活圏 域)の生活支援 コーディネーター の配置および協議 体の設置を目指 す。 24 【5】燕市の介護予防・生活支援サービス 事業の対象者 25 介護予防・生活支援サービス事業の対象者① 【サービス事業対象者とは】 …制度改正前の要支援者に相当する状態の者を想定 ●介護予防・生活支援サービス事業を利用することができる者を【サービス事業対象者】とする。 ●燕市においては、以下の①または②に該当する者をする。 ①事業対象者…65歳以上の者で、心身の状況、その置かれている環境その他の状況から要支援(要介 護)状態となることを予防するための援助を行う必要があるとして、平成29年4月1日以降に「基本 チェックリスト」の実施により該当し、事業対象者と判定された者 ②平成29年4月1日以降に、新しく要支援1または2の認定を受けた者(新規・区分変更・更新認定) (認定有効期間の開始年月日が平成29年4月1日以降の要支援者) ただし、事業対象者が利用できるサービスについては、介護予防ケアマネジメントに基づいて利用すること となる。 ※注意 ・第2号被保険者は、がんや関節リウマチ等の特定疾病に起因して要介護状態等となることがサービスを受 ける前提となるため、基本チェックリストを実施する対象にならない。 ・予防給付に残る「介護予防訪問看護」「介護予防福祉用具貸与」等を利用する場合は、要支援認定を受け る必要がある。 ・事業対象者は、要支援に相当する状態の者を想定しているので、そのような状態等に該当しないケースに ついては、「一般介護予防事業」の利用等につなげることとなる。 26 介護予防・生活支援サービス事業の対象者② 【認定有効期間とサービス移行のタイミング】 ●平成29年3月31日までに要介護認定の申請をし、要支援の認定を受けた者は、認定の有効期間の間は、 従前の予防給付(介護予防訪問介護・介護予防通所介護)でのサービス利用となる。 要支援認定者全員が1年の期間を経て更新を迎えるため、完全移行は平成30年4月1日となる。 平成29年 3月 4月 5月 6月 7月 8月 平成30年 9月 10月 11月 12月 1月 2月 ▼総合事業スタート(平成29年4月1日) ①認定有効期限 H29.3月末 ④新規要支援 認定 ⑤認定更新で 要介護⇒要支援 4月 5月 ▼完全移行 ▼認定更新 介護予防・生活支援サービス事業 ▼認定更新 ②認定有効期限 H29.12月末 ③認定有効期限 H30.3月末 3月 介護予防・生活支援サービス事業 予防給付 ▼認定更新 ▼新規認定 予防給付 ▼新規認定 介護予防・生活支援サービス事業 ▼認定更新 介護給付 介護予防・生活支援サービス事業 27 【6】基本チェックリストの概要 28 事業対象者に該当する基準 29 基本チェックリストの考え方 30 基本チェックリスト実施対象者と認定申請対象者の区分 認定者 3~24ヶ月 31 【7】要支援認定の有効期間延長および 基本チェックリスト(事業対象者) の有効期間 32 要支援認定の有効期間の延長 ※新しい総合事業を実施する平成29年4月以降は、更新申請時の要介護認 定に係る有効期間を、一律原則12か月(延長は上限24か月)とする。 33 基本チェックリストの有効期間 ●基本チェックリストの有効期間:基本チェックリスト実施日より24か月間 (要支援認定者の上限の有効期間と同様にする) ※担当ケアマネジャーは、モニタリング等の実施により、適宜計画の更新・変更や認定申請につなげるなどしてほしい。 ※基本チェックリストを実施後、3か月以上サービス事業を利用せずにいた者が、改めてサービス事業の利用を希望した 場合は、再度基本チェックリストを実施する必要がある。 ※基本チェックリストの有効期限の約2カ月前を目途に、地域包括支援センターに1月ごとの基本チェックリスト更新者 の一覧表を提供する。⇒地域包括支援センターは、都度基本チェックリストを再実施していただきたい。 事業対象者の有効期間 事業対象者の有効期間 一般高齢者⇒事業対象者 要支援認定⇒事業対象者 事業対象者⇒要支援(介護)認定 基本チェックリスト実施日から24か月間 認定の有効期間開始日の前日まで 支給限度額 利用者区分 支給限度額 事業対象者 5,003単位 (要支援1と同じ) 要支援2 10,473単位 要支援1 5,003単位 34 【8】相談からサービス利用までの流れ 35 36 相談からサービス利用までの流れ ➊相談 ●被保険者は窓口【市長寿福祉課・各地域包括支援センター(おおまがり、さわたり、吉田地区、分水地区)】に相談 ●他圏域の相談者が窓口に総合事業対象者として申請に来られた場合は、当該圏域地域包括支援センターに申し送りを行う旨 を確認して受付を行う。 ❷聞き取り ●窓口担当者は、被保険者から相談の目的や必要と考えているサービス、被保険者の心身の状況等を聞き取る。 ●相談内容から、サービス事業、要介護認定等の申請、一般介護予防事業について説明を行う。 ●基本チェックリストの実施を希望した場合、担当包括を案内する。 ⇒○明らかに要介護認定が必要な場合や予防給付・介護給付サービスを希望している場合等は認定申請の手続きにつなげる。 ○介護予防のための住民主体の通いの場など、一般介護予防事業のみの利用を希望する場合は、それらにつなぐ。 上記以外の者には、総合事業の説明・基本チェックリスト実施を案内する。 ※第2号被保険者は、要介護認定等申請を案内する。 ❸総合事業の説明 ●総合事業の目的、内容、メニュー、手続き等のほか、以下についても説明する。 ⇒○サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して基本チェックリストを用いて事業対象者と し、迅速なサービスの利用が可能であること。 ○事業対象者となった後やサービス事業によるサービスを利用し始めた後も、必要な時は要介護認定等の申請が可能であ ること。 ○利用したいサービスを確認し、必要に応じて地域包括支援センター等で介護予防ケアマネジメントを実施すること。 37 相談からサービス利用までの流れ ❹基本チェックリストの説明・実施 ●基本チェックリストは、相談窓口において、必ずしも認定を受けなくても必要なサービスを利用できるよう、本人の状況を 確認するツールである。 ●実施に際しては、基準に該当していれば事業対象者へ移行することと、実施した基本チェックリストは市長寿福祉課、担当 地域包括支援センターに提供されることについて相談者からの同意を得る。 ●「基本チェックリストの考え方」に基づき、質問項目の趣旨を説明しながら、本人が記入または本人に聞き取りを行い、市 長寿福祉課や地域包括支援センター職員が記入する。 ●サービス事業利用のための手続きは、原則被保険者本人が直接窓口に出向いて行うが、本人や家族より相談があった場合は 必要に応じて訪問を行う。 ❺事業対象者の特定 ●基本チェックリストの点数を算出し、事業対象者の基準に該当するか判断する。 ●基本チェックリストの活用・実施の際には、質問項目と併せて利用者本人の状況やサービス利用の意向を聞き取り、振り分 けし、事業対象者を特定する。 ●事業対象者基準に該当しない場合、民間サービスや一般介護予防事業等を紹介する。 ❻基本チェックリストおよび介護予防ケアマネジメント依頼届出書の提出・受理 ●事業対象者基準に該当した場合、基本チェックリスト・介護予防ケアマネジメント依頼届出書、被保険者証(あれば)を市 長寿福祉課に提出する。 ●事業対象者基準に非該当の場合、基本チェックリストのみ市長寿福祉課に提出する。 ※地域包括支援センター・居宅介護支援事業所等からの代行による提出可 ●市は被保険者(事業対象者)や地域包括支援センター等から、基本チェックリストおよび介護予防ケアマネジメント依頼届 出書を受理する。 38 相談からサービス利用までの流れ ❼被保険者証・負担割合証の発行 ●市は被保険者証・負担割合証を発行し、被保険者(事業対象者)に送付する。(届出受理後、おおよそ1~2週間程度で発送 予定) ❽アセスメント、ケアプラン(原案)作成、サービス担当者会議、サービスの案内 ●担当地域包括支援センターは、被保険者(事業対象者)に対してアセスメントを行い、結果に基づきケアプラン(原案)の 作成、サービス担当者会議(必要時)の開催、サービスの案内等を行う。 ❾ケアプランの同意 ●被保険者(事業対象者)はケアプランに同意し、契約を締結する。 ❿サービスの利用開始 39 介護予防ケアマネジメントの依頼届出・被保険者証の発行 居宅サービス計画 作成依頼届出書 介護予防サービス 計画作成依頼届出 書 介護予防ケアマネジ メント依頼届出書 備考 介護給付から予防給付に 移行する場合 ×(不要) ○(必要) ×(不要) 居宅介護支援事業所から地域包括支援センター へケアマネジメントの実施者を変更 介護給付から介護予防・ 生活支援サービス事業に 移行する場合 ×(不要) ×(不要) ○(必要) 居宅介護支援事業所から地域包括支援センター へケアマネジメントの実施者を変更 移行区分 予防給付から介護予防・ 生活支援サービス事業に 移行する場合 ×(不要) ×(不要) ×(不要) 指定介護予防支援から介護予防ケアマネジメン トへ移行することとなるが、要支援者であるこ とに変わらず、ケアマネジメントを実施する地 域包括支援センターも変わらない 要支援者から基本チェッ クリストによる事業対象 者に移行する場合 ×(不要) ×(不要) ○(必要) 介護予防ケアマネジメント依頼届出によりサー ビス事業対象者として登録する ○(必要) 市窓口では地域包括支援センターが委託するか 否か判断できないため、自動的に担当地区の地 域包括支援センター名が記載された被保険者証 が発行される。 市役所の窓口で届出を受 理後地域包括から居宅介 護支援事業所へケアマネ ジメントを委託した場合 ×(不要) ×(不要) ※住所地特例対象者は、施設所在市町村に届け出ることになる。 ※予防給付または事業から介護給付に移行した場合、要支援者またはサービス事業対象者から要介護者に移行した場合等は、現行どおり「居 宅サービス計画作成依頼届出書」の提出が必要。 40 【9】燕市の介護予防・生活支援サービス 事業等の内容等 41 訪問型サービスの内容等(指定事業者が行うサービス) 現行の介護予防訪問介護相当のサービス 基本的な 考え方 主な 対象者 サービス 内容 緩和した基準によるサービス (訪問型サービスA) ●既存の介護サービス事業所から継続して提供してもらう。 ●料金体系を月単価から1回当たりの単価に見直す。 ●元気高齢者がサービスの担い手として活躍できる体制を整える。 ●既存の有資格介護職の処遇が悪化することがないようにする。 ●既にサービスを利用しており、継続して利用する必要がある ケース ●自立を支援するための専門的かかわりが必要なケース ●入浴・食事・排泄などの身体介護が必要なケース ●認知症の症状があり専門知識に基づく関わりが必要ケース ●退院直後で状態が変化しやすく、専門的サービスが特に必要 なケース ●医療的なケアが必要なケース 病気・症状の観察が必要な ケース ●制限のある食事が必要なケース ※状態を踏まえながら、安定したり、特別な支援が不要となれ ば、多様なサービスの利用を促進 ●身体介護を含まない、調理、掃除、買い物代行などの生活援助が 必要なケース ●現行の介護予防訪問介護相当(老計第10号の定める範囲) ●現行の介護予防訪問介護相当で身体介護を除く家事支援 (老計第10号の定める範囲で身体介護のぞく) ●サービス提供時間:1回当たり60分程度 ※状態を踏まえながら、住民主体によるサービスの利用を促進 利用者 負担 ●原則1割、一定以上の所得者は2割(介護サービスと同様) 限度額 管理 ●限度額管理の対象 国保連で管理 ●事業対象者(チェックリスト該当者)・要支援1:5,003単位、要支援2:10,473単位 42 訪問型サービスの内容等(指定事業者以外のサービス①) 住民主体の自主活動(訪問型サービスB) 基本的な考え方 主な 対象者 ●元気高齢者がサービスの担い手として活躍できる体制を整える。 ●支えあい活動の活発化を図る。 ●身体介護を含まない、調理、掃除、買い物代行などの生活援助が必要なケース ●保険外のサービスのニーズがあるケース ●老計第10号の範囲を超えるものを含む(今のシルバー人材の家事援助サービス 屋内整理・掃除・洗 濯・買い物・食事作り・留守番・ペットの世話・布団干し・換気扇掃除・収納・引っ越し手伝等・・・ サービス内容 必要時、相談に応じる) ●燕市シルバー人材センターに委託予定 ●シルバー人材センター独自に新規会員等向けに研修を実施する予定 ※今後、人材育成等を進める中で、サービスの活性化、新規参入を促していく 利用者負担 限度額管理 ●自己負担 1時間当たり200円 ※軽度生活支援事業のその他の援助員の利用額 ●限度額管理の対象外 43 訪問型サービスの内容等(指定事業者以外のサービス②) 短期集中予防サービス(訪問型サービスC) 基本的な考 え方 主な 対象者 サービス 内容 ●看護師、保健師、栄養士、歯科衛生士等による居宅での相談指導等 ●短期間(3~6か月)に集中的な支援により改善が見込まれる人を対象とする ●要支援1・2の認定者 基本チェックリストに該当した方 ●体力の改善に向けた支援が必要な人で屋内歩行が不安定な人 ●健康管理の維持・改善が必要な人 ●閉じこもりに対する支援が必要な人 ●日常生活動作(ADL)や手段的日常生活活(IADL)の改善に向けた支援が必要な人 (運動機能向上) ●筋力、体力維持のために自宅でできるプログラムを作成し、実施方法等の助言 ●日常生活動作の機能向上及び維持のための助言・指導 (栄養改善) ●健康管理の維持・改善のための指導、助言 等 (認知機能低下予防) ●認知症予防のために自宅でできるプログラムを作成し、実施方法等を助言 (うつ・閉じこもり予防) ●早期介入による閉じこもり予防、改善、社会参加等へ向けた助言、傾聴 (口腔機能向上) ●口腔内の清掃、摂食、嚥下機能に関する指導 等 ●1~2週間に1回 ●原則3か月 ●1回60分程度 ●介護予防ケアマネジメントまたは介護予防サービス計画の評価の際にその期間を超える支援が必要と判断された場合、最大3 か月まで、1回に限り延長利用を可能とする。 ●既に本サービスを利用した人が、再度本サービスを利用することについては、状態の変化があり、介護予防ケアマネジメント または介護予防サービス計画にて必要と判断された場合は利用可能。但し、利用を終了してから原則9か月間の再利用は不可 とする。 利用者負担 なし(無料) 限度額管理 ●限度額管理の対象外 44 通所型サービスの内容等(指定事業者が行うサービス) 現行の介護予防通所介護相当のサービス 基本的な 考え方 主な 対象者 サービス 内容 緩和した基準によるサービス (通所型サービスA) ●既存の介護サービス事業所から継続して提供してもらう。 ●料金体系を月単価から1回当たりの単価に見直す。 ●元気高齢者がサービスの担い手として活躍できる体制を整 える。 ●積極的な筋トレ等の運動の実践で機能維持。(レクリエー ションとは区別する) ●既にサービスを利用しており、継続して利用する必要があるケース ●「多様なサービス」の利用が難しいケース ●入浴・食事・排泄などの身体介護が必要なケース ●生活機能を向上させるための専門的な機能訓練が必要なケース ●認知症の症状があり専門知識に基づく関わりが必要なケース ●医療的なケアが必要なケース 病気・症状の観察が必要なケース ●制限のある食事が必要なケース ●集中的に生活機能の向上のトレーニングを行うことで改善・維持 が見込まれるケース ※常に状態像を把握し、状態の改善、意欲の向上等が見られた 場 合は、多様なサービスの利用を促進 ●運動や外出・交流などを主な目的にしているケース ●入浴、送迎、活動時に見守り程度の援助しか必要としない ケース ●現行の介護予防通所介護相当のサービス ●積極的な生活機能向上のための機能訓練、筋トレ等の運動 会話・交流 ※状態を踏まえながら、住民主体によるサービス、一般介護 予防事業の利用を促進 利用者 負担 ●原則1割、一定以上の所得者は2割(介護サービスと同様) 限度額 管理 ●限度額管理の対象 国保連で管理 ●事業対象者(チェックリスト該当者)・要支援1:5,003単位、要支援2:10,473単位 45 通所型サービスの内容等(指定事業者以外のサービス①) 住民主体の自主活動(通所型サービスB) 基本的な考え方 主な 対象者 サービス内容 利用者負担 限度額管理 ●住民ボランティアの主体性を尊重する ●住民ボランティアの活躍、生きがいづくりの促進となる ●外出や交流などを主な目的にしているケース ●体操・運動、趣味活動、茶話会・会食等(介護予防につながる内容であれば、自由に設定可能) ●利用者負担額等はサービス提供主体が設定 (例:食事代、茶菓子代などは実費負担) ●限度額管理の対象外 46 通所型サービスの内容等(指定事業者以外のサービス②) 短期集中予防サービス(通所型サービスC) 基本的な考え方 主な 対象者 サービス内容 ●理学療法士、作業療法士、運動指導者等による生活機能向上のための機能訓練・運動・レク等、歯科衛生士等による口腔機能向上プログ ラム等を複合的に実施 ●短期間(3~6か月)に集中的な支援により改善が見込まれる人を対象とする ●要支援1・2の認定者 基本チェックリストに該当した方 ●体力の改善に向けた支援が必要な人で屋内歩行が不安定な人 ●健康管理の維持・改善が必要な人 ●閉じこもりに対する支援が必要な人 ●日常生活動作(ADL)や手段的日常生活活(IADL)の改善に向けた支援が必要な人 (運動機能向上) ●筋力、体力維持のために自宅でも継続実施できるプログラムを指導 ●日常生活動作の機能向上及び維持のための助言・指導 (栄養改善) ●健康管理の維持・改善のための指導、助言 等 (認知機能低下予防) ●認知症予防のために自宅でも継続実施できるプログラムを指導 (うつ・閉じこもり予防) ●早期介入による閉じこもり予防、改善、社会参加等へ向けた助言、傾聴 (口腔機能向上) ●口腔内の清掃、摂食、嚥下機能に関する指導 等 ●1週間に1回 ●原則3か月 ●1回1時間30分~2時間程度分程度 ●希望者には送迎あり ●1クール3か月、年間3クール実施(5~7月、9~11月、1~3月) ●介護予防ケアマネジメントまたは介護予防サービス計画の評価の際にその期間を超える支援が必要と判断された場合、最大3か月まで、1 回に限り延長利用を可能とする。 ●既に本サービスを利用した人が、再度本サービスを利用することについては、状態の変化があり、介護予防ケアマネジメントまたは介護 予防サービス計画にて必要と判断された場合は利用可能。但し、利用を終了してから原則9か月間の再利用は不可とする。 ●介護予防ケアマネジメントまたは介護予防サービス計画の評価の際にその期間を超える支援が必要と判断された場合、最大3か月まで、 1回に限り延長利用を可能とする。 ●既に本サービスを利用した人が、再度本サービスを利用することについては、状態の変化があり、介護予防ケアマネジメントまたは介護 予防サービス計画にて必要と判断された場合は利用可能。但し、利用を終了してから原則9か月間の再利用は不可とする。 利用者負担 なし(無料) 限度額管理 ●限度額管理の対象外 47 【10】燕市の介護予防・生活支援サービス 事業の指定基準 48 訪問型サービスの指定基準(指定事業者が行うサービス) 現行の介護予防訪問介護相当のサービス 人員 ●管理者(※1) 常勤・専従1人以上 ●訪問介護員等 常勤換算2.5人以上 【資格要件:介護福祉士、介護職員初任者研修等終了者】 ●サービス提供責任者 常勤の訪問介護員等のうち、利用者40人に1人以上(※2) 【資格要件:介護福祉士、実務研修修了者、3年以上介護等の業務に従事 した介護職員初任者研修等終了者】 ※1支障がない場合、他の職務、同一敷地内の他事業所等の職務に従事 可能 ※2一部非常勤職員も可能 設備 ●事業の運営に必要な広さを有する専用の区画 ●必要な設備・備品 運営 ●個別サービス計画の作成 ●運営規定等の説明、同意 ●提供拒否の禁止 ●訪問介護員等の清潔の保持・健康状態の管理 ●秘密保持等 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供等 (現行の基準と同様) 安全配慮 ●保険加入の義務 実施方法 ●事業者指定 サービス 提供者 (例) ●訪問介護員(訪問介護事業者) 緩和した基準によるサービス (訪問型サービスA) ●管理者(※3) 専従1人以上 ●従事者 必要数(1人以上) 【資格要件:介護福祉士、介護職員初任者研修等修了者または一定の研修受講 者(※4)】 ●訪問事業責任者 従事者のうち必要数(1人以上) 【資格要件:従事者に同じ】 ※3支障がない場合、他の職務、同一敷地内の他事業所等の職務に従事可能 ※4一定の研修とは、サービス提供の基本的な考え方や高齢者の理解等の研 修(旧訪問介護員養成研修3級程度の研修等) ○生活支援サービスの担い手(雇用労働者、ボランティア)育成のための研修 実施については検討中 ●必要に応じ、個別サービス計画の作成 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供 ●主に雇用労働者(訪問介護事業者、NPO等) 49 訪問型サービスと訪問介護を一体的に実施する場合の介護給付の基準 50 訪問型サービスの指定基準(指定事業者以外のサービス) 住民主体の自主活動(訪問型サービスB) 人員 ●従事者 必要数 ●生活支援サービスの担い手(雇用労働者、ボランティア)育成のための研修実施については検討中 設備 ●事業の運営に必要な広さを有する区画 ●必要な設備・備品 運営 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供 安全配慮 ●保険加入義務なし 実施方法 ●補助/委託 サービス提供者(例) ●ボランティア主体(シルバー人材、ボランティア団体等) 短期集中予防サービス(訪問型サービスC) 申し込み方法 実施方法 サービス提供者 ●市または地域包括支援センターに申し込み ●地域包括支援センターと調整した上で、介護予防サービス計画又は介護予防ケアマネジメントに位置 付ける ●市直営(在宅の看護師、保健師、栄養士等に依頼) ※但し、口腔に関しては委託 ◎現在、栄養士会および歯科医師会と検討中 ●(直営)在宅の看護師、保健師、栄養士等 ●(委託)市歯科医師会(※口腔) 51 通所型サービスの指定基準(指定事業者が行うサービス) 現行の介護予防通所介護相当のサービス 人員 設備 運営 緩和した基準によるサービス (通所型サービスA) ●管理者(※1) ●生活相談員(※2) ●看護職員 ●介護職員(※2) 常勤・専従1人以上 専従1人以上 専従1人以上 利用者15人まで 専従1人以上 利用者15人以上 利用者1人につき専従0.2人以上 ●機能訓練指導員 1人以上 ※1支障がない場合、他の職務、同一敷地内の他事業所等の職務に従事可能 ※2生活相談員・介護職員の1人以上は常勤 ●管理者(※4) 専従1人以上 ●生活相談員 不要 ●看護職員(※5) 不要 ●従事者 利用者15人まで 専従1人以上 利用者15人以上 上記に加え1人以上(利用者1人に必要数) 【資格要件:一定の研修受講者(※6)】 ●機能訓練指導員 不要 ※4支障がない場合、他の職務、同一敷地内の他事業所等の職務に従事可能 ※5体調急変時には、看護職員と連携が図れていること ※6一定の研修とは、サービス提供の基本的な考え方や高齢者への理解等の 研修(旧訪問介護員養成研修3級程度の研修等) ●食堂及び機能訓練室(3㎡×利用定員以上) ●静養室、相談室、事務室 ●消火設備その他の非常災害に必要な設備 ●必要な設備・備品 ●サービス提供するために必要な場所(3㎡×利用定員以上) ●必要な設備・備品 ●個別サービス計画の作成 ●運営規定等の説明、同意 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●秘密保持等 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供 ●提供拒否の禁止 ●必要に応じ、個別サービス計画の作成 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供 安全配慮 ●保険加入の義務 実施方法 ●事業者指定 ●事業者指定/委託 ●介護予防通所介護事業所の従事者(介護従事者) ●介護予防通所介護事業所の従事者及びNPO、ボランティア団体等 サービス 提供者 (例) 52 通所型サービスと通所介護を一体的に実施する場合の介護給付の基準 53 通所型サービスの指定基準(指定事業者以外のサービス①) 住民主体の自主活動(通所型サービスB) 人員 ●従事者 必要数 ●団体の代表者 1人以上 ※現在、シルバー人材センターと調整中 ※平成29年度以降、公募予定 ※公募時、従事者となる者は一般介護予防事業の「介護予防サポーター養成講座」等を受講し、高齢者と関わる上での基 礎知識を身に付ける。 設備 ●サービスを提供するために必要な場所 ●必要な設備・備品 運営 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届出と便宜の提供 ●週1回以上の開催 ●一般介護予防事業で育成する「介護予防サポーター」の活用 ●必要時、サービス担当者会議や地域包括支援センター主催の個別ケース検討・地域課題検討の地域ケア会議への参加 安全配慮 ●保険加入義務なし 実施方法 ●補助/委託 サービス提供者 (例) ●ボランティア主体(シルバー人材、ボランティア団体等) 54 通所型サービスの指定基準(指定事業者以外のサービス②) 短期集中予防サービス(通所型サービスC) ●市または地域包括支援センターに申し込み 申し込み方法 ●地域包括支援センターと調整した上で、介護予防サービス計画又は介護予防ケアマネジメントに位置付 ける ●委託(平成29年度は旧通所型介護予防事業委託先に委託依頼予定) 実施方法 サービス提供者 ※29年度以降、他の事業者を公募するか検討中 ●(委託)理学療法士、作業療法士、運動指導者、看護師、介護職、歯科衛生士等 55 【11】燕市の介護予防・生活支援サービス 事業の単価・加算 56 訪問型サービスの単位・加算 ※詳細は、サービスコード表を参照 緩和した基準によるサービス (訪問型サービスA) 現行の介護予防訪問介護相当 サービス コード A1 みなし指定訪問介護事業者 A2 平成27年4月1日以降の指定訪問介護事業者 A3 単価設定 の単位 1回当たり ※1月の合計単価が「1月につき」の単価を超える場合は、「1月 につき」の単価を選択 1回当たり(現行の8割単価) ※1月の合計単価が「1月につき」の単価を超える場合は、 「1月につき」の単価を選択 単位 ●訪問型サービス費(みなし・独自)Ⅳ:266単位 (週1回程度、1月の中で全部で4回まで) ●訪問型サービス費(みなし・独自)Ⅴ:270単位 (週2回程度、1月の中で全部で5~8回まで) ●訪問型サービス費(みなし・独自)Ⅵ:285単位 (週2回を超える程度、1月の中で全部で9~12回まで) ●訪問型サービス費(みなし・独自)短時間サービス:165単位 (20分未満、1月につき22回まで) ※1月につきの単価 ○訪問型サービス費Ⅰ:1,168単位 (週1回程度) ○訪問型サービス費Ⅱ:2,335単位 (週2回程度) ●訪問型サービス費(独自)Ⅳ:213単位 (週1回程度、1月の中で全部で4回まで) ●訪問型サービス費(独自)Ⅴ:216単位 (週2回程度、1月の中で全部で5~8回まで) ●訪問型サービス費(独自)Ⅵ:228単位 (週2回を超える程度、1月の中で全部で9~12回まで) ●訪問型サービス費(独自)短時間サービス:132単位 (20分未満、1月につき22回まで) ※1月につきの単価 ○訪問型サービス費(独自)Ⅰ:934単位 (週1回程度) ○訪問型サービス費(独自)Ⅱ:1,868単位 (週2回程度) 1単位の 単価 10円 加算 現行の介護予防訪問介護の加算と同様の内容 訪問介護事業者(サービスを実施する全事業者) 10円 現行の介護予防訪問介護の加算と同様の内容 追加:燕市独自加算(軽症化加算、自立化加算) 57 通所型サービスの単位・加算 ※詳細は、サービスコード表を参照 現行の介護予防通所介護相当 緩和した基準によるサービス (通所型サービスA) サービス コード A5 みなし指定通所介護事業者 A6 平成27年4月1日以降の指定通所介護事業者 A3 通所介護事業者(サービスを実施する全事業者) 単価設定 の単位 1回当たり ※1月の合計単価が「1月につき」の単価を超える 場合は、「1月につき」の単価を選択 1回当たり(現行の8割単価) ※1月の合計単価が「1月につき」の単価を超える場合は、「1月につき」の 単価を選択 ●通所型サービス費(みなし・独自):378単位 (週1回程度、1月の中で全部で4回まで) ●通所型サービス費(みなし・独自):389単位 (週2回程度、1月の中で全部で5~8回まで) ※1月につきの単価 ○通所型サービス費:1,647単位 (週1回程度) ○通所型サービス費:3,377単位 (週2回程度) ●通所型サービス費(独自)(週1回程度、1月の中で全部で4回まで) ・送迎なし、3.5時間未満:273単位 ・送迎あり、3.5時間未満:293単位 ・送迎なし、3.5時間以上:283単位 ・送迎あり、3.5時間以上:303単位 ●通所型サービス費(独自)(週2回程度) ・送迎なし、3.5時間未満:282単位(1月の中で全部で5~9回まで) ・送迎あり、3.5時間未満:302単位(1月の中で全部で5~8回まで) ・送迎なし、3.5時間以上:292単位(1月の中で全部で5~9回まで) ・送迎あり、3.5時間以上:312単位(1月の中で全部で5~8回まで) ※1月につきの単価 ○訪問型サービス費(独自)Ⅰ:1,318単位 (週1回程度) ○訪問型サービス費(独自)Ⅱ:2,702単位 (週2回程度) 10円 10円 単位 1単位の 単価 加算 現行の介護予防通所介護の加算と同様の内容 現行の介護予防通所介護の加算と同様の内容 追加:燕市独自加算(軽症化加算、自立化加算) 58 緩和した基準によるサービス(通所型サービスA)の単位概要 ●基本チェックリスト該当のみのレベルの方では、送迎を希望しない場合も想定されるため、送迎あり・ なしで単価を区別する。 ●サービス提供時間の長さ(3.5時間未満・3.5時間以上)によっても単価を区別する。⇒利用者が 利用した分の負担を支払うような仕組みにするため。 送迎なしの場合:20単位減算(往復で) 提供時間短時間(3.5時間未満)の場合:10単位減算 3.5時間未満 送迎なし 送迎あり 事業対象者・要支援1(週1回程度) 273 293 事業対象者・要支援2(週2回程度) 282 302 3.5時間以上 送迎なし 送迎あり 事業対象者・要支援1(週1回程度) 283 303 事業対象者・要支援2(週2回程度) 292 312 59 燕市独自サービスに係る報酬加算について(訪問・通所共通) ※平成29年4月から算定開始 訪問・通所共通 軽症化加算 自立化加算 現行の介護予防訪問・通所介 護相当サービス 緩和した基準によるサービスA 設けない 6か月以上同じ事業者によるサービスを利用した結果、利用者の状態が改善 し、次に掲げる場合に該当するとき、当該事業者を利用した月数に加算単位 を乗じて加算する。12か月分を上限として1人の利用者に対して1回限り 算定する。 〇1月当たりの加算単位:訪問18単位、通所25単位 (1)要支援2⇒要支援1に区分変更された場合 設けない 6か月以上同じ事業者によるサービスを利用した結果、利用者の状態が改善 し、次に掲げる場合のいずれかに該当するとき、当該事業者を利用した月数 に加算単位を乗じて加算する。12か月分を上限として1人の利用者に対し て1回限り算定する。 〇1月当たりの加算単位:訪問36単位、通所50単位 (1)要支援2⇒非該当に区分変更され、さらに基本チェックリストでも非 該当となった場合 (2)要支援1⇒非該当に区分変更され、さらに基本チェッ クリストでも非 該当となった場合 (3)要支援2の利用者が認定更新せず、さらに基本チェックリストでも非 該当となった場合 (4)要支援1の利用者が認定更新せず、さらに基本チェックリ ストでも非 該当となった場合 (5)事業対象者が、再度の基本チェックリスト実施で基本チェッ クリスト 非該当と判定された場合 60 燕市独自サービスに係る報酬加算について(訪問・通所共通) 【参考】 現在の状態 元 の 状 態 事業対象者外 要支援2 要支援1 事業対象者 要支援2 ー 軽症化加算 ー 自立化加算 要支援1 ー ー ー 自立化加算 事業対象者 ー ー ー 自立化加算 (基本チェックリスト非該当) 各事業所には、自立支援へ向けたより質の高いサービス提供を期待したいため、今回上記のような燕 市独自の加算を新設した。 今後、実績に応じて、質の高いサービスを提供をする「優良事業所」として表彰するなど何かしらの 取り組みも検討中。 61 【12】日割り請求の考え方 62 日割り請求の考え方 ●1か月の提供回数が一定回数を超え、月額の単位数となる場合で、以下のいずれかに該当するときは日割り計算を行う。 ●日割りの算定方法については、実際に利用した日数に関わらず、サービス算定対象期間(※)に応じた日数による日割りとする。具体的には、 日額のサービスコード単位数に、サービス算定対象日数を乗じて単位数を算定する。 ※サービス算定対象期間:月の途中に開始した場合は、起算日から月末までの期間。月の途中に終了した場合は、月始から起算日までの期間。 ※引き続き月途中からの開始事由がある場合はその前日となる。※加算部分(月額)に対する日割り計算は行わない。 ※ 1か月の中で1日もサービス提供実績がない場合は報酬は算定できない。 月額報酬対象サービス 月途中の事由 介護予防・日常生活支援総合事業 ・訪問型サービス(みなし) ・訪問型サービス(独自) ・通所型サービス(みなし) ・通所型サービス(独自) ※月額包括報酬の単位とした場合 開 始 起算日 ・区分変更(要支援1⇔要支援2) ・区分変更(事業対象者⇒要支援) 変更日 ・区分変更(要介護⇒要支援) ・サービス事業所の変更(同一サービス種類のみ)※1 ・事業開始(指定有効期間開始) ・事業所指定効力停止の解除 契約日 ・利用者との契約開始 契約日 ・介護予防訪問介護の契約解除(月額報酬対象サービスが、訪問型サービス (みなし)、通所型サービス(独自)の場合) ・介護予防通所介護の契約解除(月額報酬対象サービスが、通所型サービス (みなし)、通称型サービス(独自)の場合) ・介護予防特定施設入居者生活介護または介護予防認知症対応型共同生活介護 の退居※1 ・介護予防小規模多機能型居宅介護の契約解除※1 ・介護予防短期入所生活介護または介護予防短期入所療養介護の退所※1 契約解除日の翌日 退居日の翌日 契約解除日の翌日 退所日の翌日 63 日割り請求の考え方 月額報酬対象サービス 月途中の事由 介護予防・日常生活支援総合事業 ・訪問型サービス(みなし) ・訪問型サービス(独自) ・通所型サービス(みなし) ・通所型サービス(独自) ※月額包括報酬の単位とした場合 ・区分変更(要支援1⇔要支援2) ・区分変更(事業対象者⇒要支援) ・区分変更(事業対象者⇒要介護) ・区分変更(要支援⇒要介護) ・サービス事業所の変更(同一サービス種類のみ)※1 ・事業廃止(指定有効期間満了) ・事業所指定効力停止の開始 起算日 変更日 契約解除日 (廃止・満了日) (開始日) 終 了 ・利用者との契約解除 ・介護予防訪問介護の契約開始(月額報酬対象サービスが、訪問型サービス (みなし)、通所型サービス(独自)の場合) ・介護予防通所介護の契約開始(月額報酬対象サービスが、通所型サービス (みなし)、通称型サービス(独自)の場合) ・介護予防特定施設入居者生活介護または介護予防認知症対応型共同生活介護 の入居※1 ・介護予防小規模多機能型居宅介護の利用者の登録開始※1 ・介護予防短期入所生活介護または介護予防短期入所療養介護の入所※1 契約解除日 サービス提供日の 前日 入居日の前日 サービス提供日 (通い、訪問又は 宿泊)の前日 入所日の前日 64 日割り請求の考え方 月額報酬対象サービス 月額報酬対象サービス全て(居宅 介護支援費、介護予防支援費およ び日割り計算用サービスコードが ない加算を除く) 月途中の事由 ・公費適用の有効期間開始 開 始 終 了 居宅介護支援費 介護予防支援費 介護予防ケアマネジメント費 日割り計算用サービスコードがな い加算 ※1 ※2 - ・生保単独から生保併用への変更(65歳になって被保険者資格を取得した場合) ・公費適用の有効期間終了 ・日割りは行わない ・月の途中で、要介護度に変更がある場合は、月末における要介護度に応じた報酬 を算定するものとする。 ・月の途中で、利用者が他の保険者に転出する場合は、それぞれの保険者において 月額包括報酬の算定を可能とする。 起算日 開始日 資格取得日 終了日 - ただし、利用者が月の途中で他の保険者に転出する場合を除く。月の途中で利用者が他の保険者に転出する場合 は、それぞれの保険者において月額包括報酬の算定を可能とする。 終了の起算日は、引き続き月途中からの開始事由がある場合についてはその前日となる。 65 【13】住所地特例対象者への対応・ 各種負担軽減制度 66 住所地特例対象者への対応 ●住所地特例対象者に対する総合事業の実施においては、住所地特例対象者が居住する施設が所在する 市町村が行うものとしている。 ●住所地特例対象者に対する総合事業による介護予防ケアマネジメントについては、施設所在市町村の 地域包括支援センターが行うこととなる。 各種負担軽減制度 【高額介護予防サービス費相当事業】 ●総合事業によるサービス利用に係る利用者負担についても、高額介護予防サービス費に相当する事業を 実施する予定。 ●その対象となるサービスについては、指定事業者によるサービス提供を行うものとする。 ●基本的には要支援1・2の者については個人で上限額に到達し、高額介護予防サービス費の対象となる ことは想定されず、夫が要介護で、妻が要支援であるなどの世帯合算の場合のみ該当なると考えられる。 【高額医療合算介護予防サービス費相当の事業】 ●該当事業により利用者負担を軽減した後においても、なお残る負担額と医療保険の自己負担額を合算し た額が年間の上限を超えた場合に、高額医療合算介護予防サービス費と同様に、総合事業による利用者 負担の軽減を実施する予定。 【生活保護法における介護扶助】 ●介護保険法改正に合わせて、生活保護法の改正が行われ、総合事業の利用者についても介護扶助が行 われる。手続きは、予防給付と同様。 ●指定介護事業所によるサービス提供については利用者の自己負担分について給付を行い、市町村によ る直接実施、委託による実施または補助による実施にて行われるサービスについては、利用者の利用 料負担分を給付することとする。 67 【14】介護予防・生活支援サービス 事業の事業者指定 68 総合事業における事業所指定について① 【総合事業のみなし指定】 総合事業の移行に当たって、総合事業に係る規定の施行日前日である平成27年3月31日において、介護予防訪問介護等 に係る指定介護予防サービスの事業者について、該当施行日において、総合事業による指定事業者の指定をみなす(改正法附 則第13条)旨の規定を設け、市町村および事業者の負担軽減を図っている。 【みなし指定の有効期間】 平成27年4月1日から平成30年3月31日まで(3年間) ※みなし指定を受けた事業者について、平成30年4月1日以降も事業を継続する場合には、市町村から総 合事業の指定の更新を受ける必要がある。 【みなし指定の対応表】 平成27年4月1日から平成30年3月31日までは、介護給付・介護予防給付・総合事業の3種類が並存 することになるため、事業者指定も3種類存在する。そのため、指定内容が変更になった際の変更届は、介護保 険給付と介護予防給付に係る変更届は新潟県、総合事業に係る変更届は燕市に届け出ることになる。 提供するサービス 必要な事業者指定 指定権者 訪問介護 指定訪問介護事業所の指定 新潟県 通所介護 指定通所介護事業所の指定 新潟県 地域密着型通所介護 指定地域密着型通所介護事業所の指定 燕市 予防給付 介護予防訪問(通所)介護 指定介護予防訪問(通所)介護の指定 新潟県 総合事業 旧来の介護予防訪問(通所)介護相当のサービス 総合事業の訪問型(通所型)サービス事業所の指定 介護給付 燕市 69 総合事業における事業所指定について② 【総合事業のみなし指定の効力の範囲】 ●みなし指定の有効期間(平成30年3月末まで)⇒全市町村に効力が及ぶ ●有効期間満了後、更新した場合⇒各市町村域の範囲内でのみ効力が及ぶ ●総合事業の指定権者は燕市であるから、総合事業に係る事業者指定は燕市の被保険者及び燕市に住民票のあ る住所地特例者のみに適応される。 被保険者 居住地 燕市 A市 所在地事業所 みなし指定の有効期間中 有効期間満了後、更新した場合 燕市事業所 利用できる 利用できる 利用できる H30年4月~ 燕市に更新申請を行うことによりサー ビスの提供ができる 燕市事業所 利用できる H30年4月~ A市に更新申請を行うことによりサー ビスの提供ができる A市事業所 利用できる A市事業所 利用できる 【総合事業の指定(みなし指定以外)有効期間】 ●総合事業の指定(みなし指定期間終了後に更新申請した場合、新規に申請した場合)の有効期間は、6年間 70 総合事業における事業所指定について③ 【みなし指定非該当事業者の指定について】 ●平成27年4月1日~平成29年3月31日の間に介護予防訪問介護または介護予防通所介護の指定を 受けた事業者は、平成29年4月1日付で総合事業の現行相当サービス事業者として指定する。 ●指定有効期間満了日は、総合事業現行相当サービス事業者指定日の6年後の前日である。(みなし指定事業所 とは異なる・・・1年差がある) 例)総合事業指定日:平成29年4月1日 指定有効期間満了日:平成35年3月31日(6年間) 【緩和した基準によるサービス(訪問型・通所型サービスA)の指定について】 ●みなし指定の適用は「現行相当サービス」のみのため、緩和した基準によるサービス(訪問型・通所型サー ビスA)を提供する場合は、燕市へ新規に事業者指定の申請を行う必要がある。 71 総合事業における事業所指定について④ 【文書の保存期間】 事業者が不適正な介護報酬を受け取った場合には、地方自治法に基づき、市から返還請求をすることになる。しかし、当該 返還請求の時効は5年である一方、省令による各種文書の保存期間は2年と定められている。 そのため、事業所に必要な文書が残っていないことも考えられることから、返還請求となった場合に確認が困難な事態とな らないよう、主に①介護計画 ②具体的なサービス内容に関する記録 ③従業者の勤務に関する記録等については、保存期間 を5年間とする予定。 【開始に向けて各事業者で準備すること】 ※予防給付における介護予防訪問(通所)介護の介護予防・生活支援サービス事業への移行にあたり、指定事業者は次の書類に ついて適宜整備が必要となる。 ①運営規定 ②契約書 ③重要事項説明書 ④定款(必要時)⑤その他サービス提供に係る書類 ●運営規定に定める内容を以下に例示する。 (訪問介護) (1)事業の目的及び運営方針(2)従業者の職種、員数及び職務の内容(3)営業日及び営業時間 (4)指定訪問介護相当サービスの内容及び利用料その他の費用の額(5)通常の事業の実施地域 (6)緊急時等における対応方法(7)苦情を処理するために講ずる措置の概要(8)その他事業の運営に関する重要事項 (通所介護) (1)事業の目的及び運営方針(2)従業者の職種、員数及び職務の内容(3)営業日及び営業時間 (4)指定通所介護相当サービスの利用定員(5)指定通所介護相当サービスの内容及び利用料その他の費用の額 (6)通常の事業の実施地域(7)サービスの利用に当たっての留意事項 72 【15】請求に関する概要・指導監査 73 請求に関する概要 ●平成29年4月1日認定更新の方から順次総合事業へ移行。(平成30年4月から完全移行) ●移行した方から総合事業に請求を切り替える。(総合事業専用コードに変更のため要注意!) ●平成29年4月から平成30年4月までは、予防給付と訪問型・通所型サービスが混在する。 ●事業者指定のサービス(現行相当サービス・緩和した基準によるサービスA)の請求は、従来通り国保連経 由で実施予定。 【現行の介護予防訪問・通所介護相当サービス】 ①みなし指定を受けている事業所 指定申請は不要(平成30年4月1日以降は更新申請が必要) サービスコード:A1、A5 ②みなし指定を受けていない事業所 指定申請が必要 サービスコード:A2、A6 【緩和した基準によるサービス(訪問型・通所型サービスA)】 ③実施を希望する全ての事業所 指定申請が必要 サービスコード:A3、A7 ※燕市サービスコード表(案)を本日の資料として配布していますが、現時点での暫定の コードになります。国保連との調整後に正式なコード表および単位数のマスタを公表予定 です。 74 指導監査について ●総合事業においても、予防給付に準じた指導監査を実施予定。 区分 指定事業者 指導 実地指導 集団指導 監査 介護予防・日常生活支援総合事業の適切かつ有効な実施 を図るための指針(厚生労働省告示第196号)に基づ き実施。 介護保険法第115条の45の規定により実施。 【今後の予定】 ●平成28年10月28日に事業者説明会(第2回)を実施予定。その際に、事業者指定につ いての詳細をお伝えする予定。 ●事業者指定(新規指定)については、次回説明会終了後から平成29年1月31日までの期 間で実施予定。 75 【16】利用者との契約 76 利用者との契約について① 総合事業によるサービスの提供には、「利用者との契約」および「重要事項説明書の交付・説明・同意」が必要 ※現在の介護予防訪問(通所)介護の提供に係る契約は、「介護予防訪問(通所)介護の提供」に関する事項だから、総合事 業には適用されない。 【サービスの種類(変更の例)】 現在 変更後(総合事業移行後) 介護予防サービス (介護保険法に基づく)介護予防・生活支援サービス事業 介護予防訪問介護 (介護保険法に基づく)第1号訪問事業 介護予防通所介護 (介護保険法に基づく)第1号通所事業 【利用料】 利用するサービスにより、料金表の変更 ※1回当たりの単価設定を導入することに伴い、利用料に変更が生じる。 【総合事業に係る契約締結を円滑に行うための例】 ●利用者との契約内容に総合事業に係るサービス提供も含まれていればよいので、契約書の中に総合事業移行後に効力が発 生する契約書の読み替え規定を盛り込む方法もある。 ●文面案を参考(次項)として、契約書文面との整合が必要であって、文面案をそのまま用いることができない場合があ ること、利用者に対する読み替え規定の説明を省略させるものではないこと等に留意されたい。 77 利用者との契約について② 【参考1】利用者との契約について(読み替え規定の例示) 介護予防訪問(通所)介護→総合事業において実施される旧来の介護予防訪問介護相当のサービス (介護予防・日常生活支援総合事業実施の際の読み替え) 第●条 利用者の保険者である燕市が介護保険法(平成9年法律第123号。以下「法」という。)第115条の45第1項に規定する 介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」という。)を実施する場合においては、本契約に「介護予防訪問(通所)介護」とあ るのは、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成26年法律第83号)第5条に よる改正前の法における介護予防訪問(通所)介護に相当するサービスとして、総合事業において実施される訪問型(通所型)サービス (次項において「介護予防訪問(通所)介護相当サービス」という。)」と読み替えるものとする。 2 当事業所が介護予防訪問(通所)介護相当サービスに係る法第115条の45の3第1項の指定を燕市から受けていない場合は、前項の 読み替えは行わない。 ※これは文面案の例示であって、この文面案により生じた損害等を燕市が負担するものではない。 【参考2】 ●地域包括支援センターから介護予防支援に係る再委託を受けている場合においても、同時に介護予防ケアマネジメントへの 読み替えが必要になる場合がある。 介護予防支援 介護予防給付のみまたは介護予防給付と総合事業を組み合わせた予防プランの作成 ※介護予防訪問(通所)介護は総合事業に移行するので介護予防給付は含まれない。 介護予防ケアマネジメント 介護予防給付を含まず、総合事業のみの予防プランの作成 78 【17】介護予防ケアマネジメント 79 介護予防ケアマネジメントの実施について 基本的な考え方 ●介護予防ケアマネジメントは、「高齢者が要介護状態なることを防ぐ」「要支援・要介護状態になってもそれ 以上悪化しないようにする」という介護予防を目的に、従来からのケアマネジメントのプロセスに基づき実施 するもの。 ●総合事業における介護予防ケアマネジメントは、利用者の状況を踏まえた目標を設定し、利用者本人がそれを 理解した上で、必要なサービスを主体的に利用し、目標達成に取り組んでいけるよう、ケアプランを作成してい く。 ●利用者の生活の困りごとに対して単にそれを補うサービスを当てはめるのではなく、自立支援に資するよう、地 域の中での「役割」「活動」「参加」「生きがい」にアプローチしていくことが重要。 介護予防ケアマネジメントに関するスケジュール ●介護予防ケアマネジメント実施の手順と給付管理、介護予防ケアマネジメントの様式等につきましては、 11月25日(金)のケアマネ説明会で説明予定。 ●地域包括支援センター主任ケアマネ部会で詳細を検討していきます。 80 介護予防ケアマネジメントの類型 ケアマネジメント類型 要支援 1・2 予防給付のみ 福祉用具レンタル 訪問看護等 予防給付+総合事業 現行相当訪問、通所 現行相当訪問、通所 基準緩和(訪問A通所A) 総合事業のみ 事業 対象者 総合事業のみ 介護予防支援 介護予防支援 ケアマネジメントA (原則的な介護予防ケアマネジメント) 請求 国保連 国保連 国保連 短期集中(訪問C通所C) ケアマネジメントB (簡略化した介護予防ケアマネジメント) 市 住民主体(訪問B通所B) ケアマネジメントC (初回のみの介護予防ケアマネジメント) 市 現行相当訪問、通所 基準緩和(訪問A通所A) ケアマネジメントA (原則的な介護予防ケアマネジメント) 短期集中(訪問C通所C) ケアマネジメントB (簡略化した介護予防ケアマネジメント) 市 住民主体(訪問B通所B) ケアマネジメントC (初回のみの介護予防ケアマネジメント) 市 国保連 81 ケアマネジメントの類型と報酬単価 ケアマネジメントの類型と 利用サービス ケアマネジメントA 現行相当訪問、通所 基準緩和(訪問A通所A) ケアマネジメントB 短期集中(訪問C通所C) ケアマネジメントC 住民主体(訪問B通所B) プロセス 単位 居宅介護支援事業所へ委託 アセスメント ケアプラン原案作成 サービス担当者会議 利用者へ説明・同意 ケアプラン確定・交付 サービス利用開始 モニタリング(3か月ごと) 給付管理 430単位 委託 可 アセスメント ケアプラン原案作成 利用者へ説明・同意 ケアプラン確定・交付 サービス利用開始 (サービス担当者会議とモニタリングは適宜) 430単位 委託 不可 アセスメント ケアマネジメント結果案作成 利用者への説明・同意 利用するサービス提供者へ説明・送付 サービス利用開始 430単位 委託 不可 ※ケアマネジメントB・Cでモニタリングを省略する場合、サービス提供者等から利用者の状況について地域包括支援センターに 連絡する体制を作っておくことが適当。(例)3~6か月ごとの状況報告。利用中止・無断欠席等の報告。 ※初回加算 300単位 介護予防小規模多機能連携加算 300単位 82 【18】まとめ・今後のスケジュール 83 まとめ(特に重要なこと) ●平成29年4月1日より総合事業へ移行。移行当初は以下のサービス類型を想定している。 ①介護予防訪問介護相当サービス ②介護予防通所介護相当サービス ③訪問型サービスA ⑤訪問型サービスB ⑥通所型サービスB ⑦訪問型サービスC ⑧通所型サービスC ④通所型サービスA ●平成29年4月1日より、燕市の被保険者に提供するサービスは、4月1日以降認定更新の方から順次総合 事業に移行する。 ●介護予防訪問(通所)介護相当サービスを提供するためのみなし指定の有効期間(平成30年3月31日ま で)以降は更新申請が必要。 ●平成27年4月1日以降に指定を受けた事業者は燕市への指定申請が必要。 ●緩和した基準によるサービスが新設される。訪問型・通所型サービスAへの参入の場合は、全事業者におい て新規の指定申請が必要。積極的な参入をご検討いただきたい。 ●総合事業への移行に当たり、報酬は「月額包括報酬」から「1回当たり単価」に移行。 ●燕市独自加算(軽症化加算・自立化加算)を新設。自立支援へ向けた質の高いサービス提供を期待している。 ●通所型サービスAは、単価をより細分化して設定。(送迎なしは-20単位、3.5時間未満の短時間提供は-10単位) ●請求は従来どおり、国保連合会に対して行うが、サービスコードは変更になるので注意が必要。 ●総合事業によるサービス提供には、「利用者との契約」および「重要事項説明書の交付・説明・同意」が必 要。これに伴う、一部文言の変更が必要。 ●訪問型・通所型サービスBは平成29年度当初は、燕市シルバー人材センターが取り組む予定。 ●平成28年度より、生活支援コーディネーターを配置(社協に委託)し、住民主体の生活支援・集いの場づ くりなど今後積極的に推進していく。各事業所も創意工夫しながら、積極的に関わっていただきたい。 84 まとめ(総合事業への参入について) 総合事業への参入に係るさまざまな場面について ●総合事業では多様な担い手による多様なサービスが提供され、これまでの介護サービスの垣根を越えたさま ざまな展開が想定される。 ●今回の改正で総合事業に移行しないサービスを提供する事業所であっても、住民活動の場の提供等も想定さ れ、多様な参入も可能である。 総合事業移行対象ではないサービスを提供する事業所の総合事業への参入について ●今回の改正による総合事業移行対象ではないサービス(介護予防訪問(通所)サービス以外のサービス)を 提供する事業所であっても、基準緩和型サービスはもちろん、現行相当サービスを含めて新規参入を妨げる ものではない。 総合事業への積極的な参入について ●各事業所においては、燕市の今後の高齢者の自立へ向けた生活支援、介護予防推進、地域の支え合い体制づ くり等へ積極的に関わっていただきたい。 ●地域の専門職としての力を最大限に発揮し、燕市の高齢者支援向上へ向けた取組を各事業所においても創意 工夫に努めていただきたい。 ●事業所としての「地域への社会貢献」という意味においても、総合事業への積極的な参入を期待している。 85 今後のスケジュール(予定) 時 期 内 容 ~平成28年6月30日(木)提出期限 ●事業所への総合事業への参入に向けての意向調査実施予定。 平成28年10月28日(金) 午後1:30~3:30 吉田公民館 3階講堂 ●事業者説明会(第2回)開催予定。 ※事業者指定申請の手続き等について 平成28年11月25日(金) 午後1:30~3:30 吉田公民館 3階講堂 ●事業者説明会(第3回)開催予定。 ※介護予防ケアマネジメント・窓口対応(基本チェックリストのかけ方、振り分け 方)等について 平成28年11月頃 ~平成28年1月31日 ●事業所指定申請書提出・書類審査(みなし指定外の事業者指定、訪問型・通所型 サービスA新規申請等) 平成29年1月上旬~ ●包括・居宅ケアマネ向けパンフレット、事業所情報冊子提供 ●現在のサービス利用者への周知:利用者向けパンフの配布(ケアマネ経由)、要支 援認定の更新案内通知や結果通知書へのチラシ同封 平成29年2月上旬~ ●事業者指定結果通知→指定決定 ●市民全般への周知:市民向けパンフレット配布(関係機関等へ配布、窓口設置) ●2月1日号広報つばめ(コラム)にてお知らせ(予告) 平成29年3月~ ●3月15日号広報つばめ(特集)にてお知らせ 平成29年4月~ 総合事業開始 ※必要な書類や様式等は決定次第、順次お知らせをする。市ホームページへも掲載予定。 86 【参考】様式(見本) 87 【参考】各種様式 負担割合証(見本) 被保険者証(見本) ※要支援認定者および事業対象者となった場合発行される。 88 燕市における「現行の介護予防訪問介護相当サービス」と 「緩和した基準によるサービス(訪問型サービスA)」のサービス基準の違い 項目 現行の介護予防訪問介護相当 サービス 緩和した基準によるサービス (訪問型サービスA) ●身体介護が必要なケース ●認知症の症状がある、退院直後、医療的なケアが必要 など専門的な関わりが必要なケース等 ●身体介護を含まない、生活援助が必要なケース ●現行の介護予防訪問介護相当 ●現行の介護予防訪問介護相当で身体介護を除く家事援助 介護報酬 ●国が示した上限額に設定 ●現行相当のサービスの8割に設定 ●燕市独自の加算「軽症化加算」「自立化加算」を設定 人員基準 ●管理者:常勤・専従1人以上 ●訪問介護員等:常勤換算2.5人以上 ●サービス提供責任者:利用者40人に1人以上 ●管理者:専従1人以上 ●従事者:必要数(1人以上)※一定の研修受講者でも可 ●訪問事業責任者:従事者のうち必要数(1人以上) 運営基準 ●個別サービス計画の作成(必須) ●運営規定等の説明、同意 ●提供拒否の禁止 ●訪問介護員等の清潔の保持・健康状態の管理 ●秘密保持等 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届け出と適宜の提供等 ●必要に応じ、個別サービス計画の作成 ●平成27年3月31日に介護予防訪問介護の指定を受 けている事業者は「みなし指定」、手続きは不要。 ●新たに市に指定申請が必要。 主な対象者 サービス内容 事業者指定 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届け出と適宜の提供 燕市における「現行の介護予防通所介護相当サービス」と 「緩和した基準によるサービス(通所型サービスA)」のサービス基準の違い 項目 現行の介護予防通所介護相当 サービス 緩和した基準によるサービス (通所型サービスA) ●身体介護が必要なケース ●認知症の症状がある、医療的なケアが必要、生活機能 向上が必要など専門的な関わりが必要なケース等 ●見守り程度の援助しか必要としないケース ●外出・交流目的のケース ●現行の介護予防通所介護相当 ●積極的な生活機能向上のための機能訓練、筋トレ等の運動、 会話・交流 介護報酬 ●国が示した上限額に設定 ●現行相当のサービスの8割に設定 ●送迎の有・無、3.5時間未満・以上で単価を細分化して設定 ●燕市独自の加算「軽症化加算」「自立化加算」を設定 人員基準 ●管理者:常勤・専従1人以上 ●介護職員:利用者15人まで 専従1人以上 利用者15人以上 利用者1人につき専従0.2人以上 ●生活相談員:専従人以上 ●看護職員:専従1人以上 ●機能訓練指導員:1人以上 ●管理者:専従1人以上 ●従事者:利用者15人まで 専従1人以上 利用者15人以上 上記に加え1人以上(利用者1人に必要数) ※一定の研修受講者でも可 ●生活相談員:不要 ●看護職員:不要 ●機能訓練指導員:不要 運営基準 ●個別サービス計画の作成(必須) ●運営規定等の説明、同意 ●提供拒否の禁止 ●訪問介護員等の清潔の保持・健康状態の管理 ●秘密保持等 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届け出と適宜の提供等 ●必要に応じ、個別サービス計画の作成 ●平成27年3月31日に介護予防訪問介護の指定を受 けている事業者は「みなし指定」、手続きは不要。 ●新たに市に指定申請が必要。 主な対象者 サービス内容 事業者指定 ●従事者の清潔の保持・健康状態の管理 ●従事者又は従事者であった者の秘密保持 ●事故発生時の対応 ●廃止、休止の届け出と適宜の提供
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