ヒロシマ平和映画祭 2013「異郷の記憶」

6(金)
12/
12/
広島大学東千
広島大学東千
田キャンパス
1F 共用講義室
16:30open/
16:30open/17:00start
(1)入場無料
(2)(3)各 1000 円
「オープニ
「オープニングプログラム・故郷から異郷へ」
ープニングプログラム・故郷から異郷へ」
(1)17:00~『いのちの詩』(監督:カーチャ・エッソン/2011 年/53 分/日本語字幕付き)
戦争やジェノサイドの記憶から詩をもって生き延びた、各国・各地域の 6 人の詩人
たちの繊細かつ力強い記録。広島から/への「異郷の記憶」の旅を開くオープニン
グ上映。
(2)18:15~『ヒロシマ 1966』
(監督:白井更生/1966 年/東京国立近代美術館フィルムセ
ンター所蔵)
『ヒロシマ・モナムール』日本側助監督による、ベトナム時代の広
島での問い。第三回 HPFF で衝撃を与えた作品、再映。
(3)19:50~『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』
(監督:長田紀生/2012
年/97 分)
ベトナム戦争さなかのベトナムでロケを敢行、日本・日本人を問う。製作時、日の
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目を見なかった未完の作品が昨年、完璧版として完成し、今、封印が解かれる。
*重本泰彦さん(『いのちの詩』出演者・詩人)、長田紀生監督(『ナンバー10 ブルース』)来場トークあり
7(土)
12/
12/
シネツイン新天地
/広島市まちづく
り市民交流プラザ
6F マルチメディア
<1>森弘太監督特集
森弘太監督特集
*両会場とも森弘太監督来場、トークあり。
10:45start
入場 1000 円
(2)まちづくり
市民交流プラザ
沖縄を拠点に、沖縄の現在と向き合いながら、また戦争の記憶の継承という課題に
も取り組みながら、独特の身体性を感じさせる映像作品を制作し、最近では森美術
館で展覧会を開催するなど目覚ましい活躍を続けているアーティスト山城知佳子
さんを迎えて、近作をご紹介いただく。米軍基地敷地内の闇市で肉屋を営む女性を
18:00start(~
start(~19:30)
19:30)
主人公とする《肉屋の女》
(2012 年)や、サイパン戦の体験者の語りに自分を重ね
入場無料
map る《あなたの声は私の咽喉を通った》
(2009 年)などの近作を(時間によっては一
参加自由
部抜粋で)上映予定。
12/
12(木)
カフェ・テアトロ・
アビエルト
19:00open/
19:00open/19:30start
1000 円
15:10open/15:30start
資料代 1000 円 Map
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「原爆スラム」の貴重な映像も交え、セミドキュメンタリーで描く被爆者の現実。
亜寒帯と温帯の境界、小川原湖(青森県)の自然と農漁民の営みを伝える映像詩。
『下北核半島からの報告
核燃料サイクル』(1988 年/58 分/DVD 上映)レポ
13(金)
広島朝鮮学園
4F 多目的
ホール
9:30open
9:30open/
0open/10:00start
一般 1000 円/
通し券 3000 円
シニア通し券 2000 円
学生通し券 1000 円
『原発切抜帖』(1982 年/45 分/製作:青林舎/監督:土本典昭/製作:山上徹二郎
/企画:
樋口健二:40 年もの間、原発労働者を撮り続けてきた写真家。
「今までボロ雑巾のように捨てられた
労働者たちのために、今オレが語るしかない」
(『ローリング・ストーンズ』誌インタビューより)と
いう気概で写真を撮影、発表、講演も続けている。1937 年、長野県生まれ。
横川シネマ
(1)18:30~『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』
(監督:森崎東/1985 年/105 分)
<2>トーク・セッション:ジェノサイドの後に映画を撮る
ことはいかにして可能か?──ルワンダ虐殺 20 周
年を前に、ルワンダからの映画を考える──
『笹の墓標』全5章
『笹の墓標』全5章
*イアン・トーマス・アッシュ監督来場。
「異郷・原発列島」
12/
12/
解説:高木仁三郎
2014 年、ジェノサイドから 20 周年を迎えるルワンダ。今映画は、虐殺の記憶をど
18:00open/
18:00open/18:30
18:30start のように伝え、そして共存の未来をどのように切り開こうとしているのか。ルワン
入場無料
ダで最近作られた優れた短編映画を、現地で映画の理論と実践を伝える研究者らの
お話とともに紹介する。
ゲスト:ミック・ブロデリック(オーストラリア・マードック大学准教授)、イヴ・
カムロンジ(キガリ・ジェノサイド記念センター副所長)
上映作品:キヴ・ルホラホザ『告白』
(2009 年)、セレスティン・ヌタウィレマ『未
来への希望』
(2011 年)の 2 篇の短編作品を、ルワンダからの、あるいはルワンダ
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の記憶をめぐる作品の抜粋とともに上映予定。
8(日)
他 /ナレーター:伊藤惣一)
マスコミ報道とは異なるアクチュアルな現場報告/ルポルタージュとしてのニューズリールというべ
き水俣報告をつくり続けた土本の 1976 年時点での「まとめ」というべき一作。
湖の四季』(1986 年/59 分/DVD 上映)企画:建設省高瀬川総合開発工
事事務所
第二回 HPFF でも上映した森崎監督の今こそ再び。コザ暴動に原発労働…。原田芳雄さん追
悼の意も込めて。
(1)(2)各 1000 円
12/
12/
その 20 年』
(1976 年/43 分/製作:青林舎/監督:土本典昭/製作:高木隆太
郎 /撮影:大津幸四郎/高岩仁
*同日よりアビエルトでは<樋口健二写真展>開始(18 日まで)*
突然の核燃料サイクル計画に対抗し、学習会用に緊急制作した先見のレポート。
広島市
まちづくり市民
交流プラザ
6F マルチメディア
『水俣病
現場に介入することのできない現場をどのように伝えるか。小沢昭一の語りと高橋悠治の音
楽とともに、膨大な新聞切抜をモンタージュ。水俣を伝える映像作家は原発状況をどう見た
か。
ほか/広島市映像文化ライブラリー所蔵)
ーター:鎌田慧
「近代を問う」
土本典昭 /ナレーター:小沢昭一 /音楽:高橋悠治と水牛楽団 /撮影:渡辺重治)
炭じん爆発などで多くの人命を奪った三井三池炭鉱の粘り強い取材で知られる
森弘太監督は 1938 年生まれ。尾道市で育つ。大映京都を経て 65 年からフリー。第
三回 HPFF での『河 あの裏切りが重く』再上映で注目を集めた。ヒロシマ、原発、
自然環境にも広く確かな視点で迫ったその仕事に再び光を当てる。
(2)『小川原湖
2)
公開ワークショップ(作品上映+講義)
広島市立大学
講堂小ホール
(1)『河~あの裏切りが重く』
(1967 年/102 分/配給:日本 ATG/出演:佐藤慶、原泉
1)
(1)シネツイン新天地
山城知佳子
9(月)
12/
12/
一挙上映
(監督:影山あさ子・藤本幸久/企画・製作・著作:森の映画社/全 547 分)
戦時中、北海道に強制連行されダムや鉄道、飛行場の建設工事、炭坑で働かされた
朝鮮人の人びと。病気やけがで亡くなり建設現場付近に埋められた朝鮮人労働者の
遺体を日本、韓国、在日韓国人の若者たちが発掘する。15 年間の軌跡を追った9時
間にわたるドキュメンタリー。第三回 HPFF にて『アメリカ 戦争をする国の人び
と』で度肝を抜いた藤本監督が影山あさ子さんを共同監督に迎えての大作。今回は、
朝鮮学園の協力を得て、一気に 9 時間超上映+監督トーク。
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ヒロシマ平和映画祭
ヒロシマ平和映画祭 2013「
2013「異郷の
異郷の記憶」
記憶」
スケジュールには変更がある場合があります。ご確認の上、お出かけ下さい。 http://hpff2013.chobi.net/index.html 問い合わせ:090-3542-4052
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14(土)
12/
12/
横川シネマ/
横川シネマ/
広島県立大学
サテライト
キャンパス
(1)10:30start
1000 円
(2) 16:50 start
(〜19:30)
19:30)
参加自由、無料
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15(日)
12/
12/
浄土真宗本願寺派
応時山
眞光寺
12:00open/
12:00open/12:30start
(1)(2)(3)各 1000 円
通し券 2500 円
(2)20:25~『A2-B-C』(監督&撮影:イアン・トーマス・アッシュ/2013 年/71 分)
原発事故のあとに、何が起きているのか。グアム国際映画祭グランプリ受賞ドキュメンタリ
ー。
『X 年後』のもたらしたもの
南海放送(愛媛県)のテレビドキュメンタリー作品として製作され、2011 年の第四回 HPFF
では前形態で上映、観客に衝撃を与えた作品。それがのちに劇場公開および全国での地道な
上映活動が広がっていった『X 年後』だ。今、あらためて広島で上映! さらに会場を変え、
伊東監督らと、ドキュメンタリー、なかでもテレビが制作・放映するドキュメンタリーの可
能性と今後、
「ヒロシマ」が今、伝えなければならないことなどをテーマに討議をおこなう。
(1)横川シネマ 『放射能を浴びたX年後』(監督:伊東英朗/2012 年/83 分)
(2)広島県立大学サテライトキャンパス
トーク・セッション『X 年後のもたらしたもの』
伊東英朗監督、平尾直政(テレビドキュメンタリスト)、高橋博子(広島市立大広島平和
研究所)ほか。未公開映像などの参考上映もあり。
「異郷・東日本大震災
光と闇」
*全作監督来場、トークあり。
あれから2年半以上。故郷は壊滅してしまったのか、それは異郷でありつづけるの
か?東日本大震災で非業の死を遂げた無数の限りないいのち、その記憶。最終日は、
ヒロシマのお寺の本堂で、東日本大震災関連3本の記録映画を上映!
(1)12:30~『断章/大槌の風景 Ⅰ自然とともに 』(2013 年/55 分/監督:大久保
愉伊)
(2)13:45~ 『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録 2011.3.15-3.20』(2011
年/67 分/監督:朴思柔&朴敦史)+『After School 東北朝鮮学校の記録 part.2』
(2011 年/70 分/監督:朴思柔&朴敦史)
(3)17:00~『土徳流離~相双地方復興への悲願』撮影経過報告
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眞光寺では、田代一倫写真展『はまゆりの頃に
三陸、福島 2011~2013』も開催(期間調整中、無料)