News Release タイトル 発表日時:平成 27 年 11 月 30 日(月) 9:30 コミュニティFM放送局の予備免許を取得 富士吉田市が民間事業者と連携して開局を進めておりますコミュニティFM放 送局「FM富士五湖」の予備免許が、総務省関東総合通信局(局長:山田俊之)か ら、平成27年11月13日付けで交付されました。 地域住民の暮らしと地域の安全・福祉に寄与し、地域経済の振興の一助となるこ とを目的に開設するもので今後、試験放送を行い、検査を経て本免許の後にエフエ ム富士五湖は FM 放送を開始します。 詳細は、別紙を参照してください。 内容 問合せ先 まちづくり戦略課 担当者名 勝俣 連絡先 内線 296 備考 配信元:富士吉田市役所市民協働推進課広報グループ 内線 214 平成27年11月30日 報道関係 各位 株式会社エフエム富士五湖 コミュニティFM放送局の予備免許を取得 エフエム富士五湖設立準備委員会(委員長:武川以爾身)が総務省関東総合通信局(局長:山田俊之) へ免許申請をしたコミュニティ放送局は、平成27年11月13日付けで予備免許を受けました。 地域住民の暮らしと地域の安全・福祉に寄与し、地域経済の振興の一助となることを目的に開設する もので今後、試験放送を行い、検査を経て本免許の後にエフエム富士五湖は FM 放送を開始します。 〔設立の目的〕 エフエム富士五湖は、防災力を強化したコミュニティ FM として、暴風・豪雨・洪水・地震などの自然 災害のほか大規模火災など、その被害状況や避難情報、給水・停電や交通機関の情報などもリアルタイ ムで地域住民に提供することを第一とし、地域社会における命と安全を守るため、いざという時すぐに 防災情報が住民の耳に入るので「普段から市民が聞ける」 「利用できる」「役に立つ」ラジオであること、 地域情報やまちづくり情報等、地域に密着したコミュニティメディアとして身近な情報を常に発信する ことを目的とします。 〔設立の概要〕 エフエム富士五湖は、富士吉田市の補助事業として公設民営で開局。 〔目標・今後の方針〕 エフエム富士五湖は、地域住民に対する情報伝達手段として以下の多様な視聴方法を展開します。 1)通常の FM ラジオ・ステレオコンポ・カーラジオ等 2)インターネットを利用したサイマルラジオで、パソコンやスマートフォン等のモバイル機器に より、放送区域外でも視聴可能な環境を提供します。 3)加入率100%近い CATV 富士五湖の伝送網を使用し、放送と同じ周波数で伝送するので山間 地等の FM 放送の受信不良地区を無くしケーブルテレビ加入者全世帯での良聴取環境を提供し ます。 4)CATV 富士五湖のコミュニティチャンネルのデータ放送を活用して「テレビで聞く FM 放送」 を構築し、FM ラジオ等が無くても聴取可能な環境を提供します。 ※3)及び4)の展開により、山中湖村全域、富士河口湖町(旧勝山村・足和田村地区) 、 鳴沢村においてもケーブルテレビ加入者はエフエム富士五湖の視聴が可能です。 開局後に実際の視聴可能エリアを確認しながら、中継局等を設置することも検討していきます。 配信元:富士吉田市役所市民協働推進課広報グループ 内線 214 〔放送局の概要〕 免許人 所在地 株式会社エフエム富士五湖 山梨県富士吉田市中曽根4-10-26 呼出符号 JOZZ3CF-FM 呼出名称 エフエムふじごこ 76.8MHz 20W 送信所 山梨県富士吉田市上吉田 演奏所 山梨県富士吉田市中曽根 山梨県富士吉田市、西桂町、富士河口湖町の各一部 富士吉田市 18,693世帯(97%) 富士河口湖町 6,359世帯(64%) 西 桂 町 1,225世帯(80%) 識別番号 周波数 空中線電力 無線設備の設置場所 放送対象地区 放送区域内世帯数 ( )内は、市内世帯数に対する放送区域内世帯数の百分率 【参考】コミュニティ放送局の開局状況(平成27年11月4日現在) 全国295局 関東総合通信局管内 51局(山梨県内 3局) 〔開局予定〕 平成 27 年 12 月に試験電波を発射し、平成 28 年 1 又は 2 月頃の開局を予定しています。 〔エフエム富士五湖の概要〕 本社所在地 〒403-0007 山梨県富士吉田市中曽根 4-10-26 (株式会社CATV富士五湖内) たけかわ ひ ふ み 代表取締役社長 武川 以爾身 資 設立時 5,000万円 最終目標9,000万円 本 金 株 主 構 成 ㈱CATV 富士五湖、富士吉田市、富士吉田商工会議所、(一財)ふじよしだ観光 振興サービス、富士急行㈱、日本連合警備保障㈱、芙蓉建設㈱ 他 合計17 の行政、法人、個人 連 絡 先 U R L Mail TEL 0555-30-2255 FAX 0555-30-2266 http://www.fm2255.jp/ (準備画面) [email protected] 配信元:富士吉田市役所市民協働推進課広報グループ 内線 214 別 紙 〔設立までの経緯・経過概要等〕 富士吉田市におけるコミュニティ FM の開局は、2005 年度(平成 17 年)に、前年の新潟中越沖地震 を受けて㈱CATV 富士五湖と富士吉田市で開局の可能性を模索したことに始まります。地域住民を守る ために重要な災害情報を、出来るだけ早く、全ての人に知らせることは防災上きわめて重要なテーマで あり、防災無線・メール等様々な方法が検討され実施されてきました。 こうした中 2011 年 3 月(平成 23 年)に東日本大震災が発生し、富士吉田市全域及び周辺市町村が長 時間にわたる大規模停電となりケーブルテレビを通じての情報伝達も不可能な状況となり、これを機会 に停電時においても災害情報を住民に伝達する手段として再度コミュニティFM開局に向けた機運が 高まることとなりました。 2012 年(平成 24 年)富士吉田市と㈱CATV 富士五湖による合同視察団を編成し、宮城県登米市の コミュニティFM(被災直後から「臨時災害放送局(FM)」に移行し地域住民に必要な情報を提供し 続けた)を視察しました。この調査結果をもとに㈱CATV富士五湖においても住民への最終情報伝達 手段としてコミュニティFM開局に向けた検討を再開し、同年2月に総務省に対し、事業計画案を提出 するに至りました。また同時期に全国市長会においても災害時のコミュニティFMの活用が話題となり、 火山防災等も踏まえた情報伝達手段としてのコミュニティFM設置について富士吉田市でも調査を開 始することとなりました。 富士吉田市は、慶應義塾大学との連携する「防災部会」において、大震災で長時間停電した際の市民へ の情報提供の在り方として、震災時における行政防災無線へのコミュニティFMを活用した取り組み等、 災害時の情報提供について検討し、コミュニティFMによる行政防災無線の補完や将来的な防災無線の デジタル化への対応を見据える中で、コミュニティFMが活用できないか研究を開始しました。 2014 年(平成 26 年) 、開局に向けて富士吉田市側担当者を含む設立準備委員会が設置され、送信場所 の選定、電界調査を実施(関東エリアは割り当て周波数が逼迫している状況から可能性を確認)、放送 エリアは地域的な一体性から初期段階として富士吉田市及び西桂町全域と富士河口湖町の一部(船津・ 小立)とし、段階的に隣接市町村にエリアを広げ最終エリアを富士五湖広域行政事務組合加盟自治体全 域とする方針となりました。また同時に、 「防災協定」、「災害時の運用方法」、「割込み放送」等、行政 とケーブルテレビ、コミュニティFMが連携して防災情報を発信する方法等を検討しました。 阪神淡路大震災は地域のコミュニティメディアの重要性が明らかになった最初の災害であり、東日本 大震災ではコミュニティメディアの有効性が脚光を浴び、その価値が再確認されたのが「コミュニティ FM」によるラジオ放送でした。コミュニティFMは、放送エリアは小規模ではあるものの、その地域 の住民にとって必要な新しい情報を自分たちの言葉で素早く、しかも常に流し続けることが出来る放送 メディアであり、しかも停電時にも長時間受信が可能なため、常に新しい情報、正しい情報の入手が可 能です。これを最大限に生かすべく富士吉田市を中心とした地域にコミュニティ FM を開局します。 開局にあたり、広域行政事務組合を構成する全町村長に賛同のご意向を頂き開局へと進んでいます。 配信元:富士吉田市役所市民協働推進課広報グループ 内線 214
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