「トキと佐渡文化を学ぶトークショー＆クイズ」２００９年１月２５日（日）１２時∼１６時イオン新潟南ショッピングセンター２００８年９月にトキ 10 羽が放鳥され、佐渡島内外で目撃されるようになりました。しかし、数が少ないため、見つけるのは難しいかもしれません。トキの生態やどんな環境を好むのか、また環境と共生する佐渡文化のあり方などをＮＰＯ法人トキどき応援団の仲川純子さんからお話していただきました。トキや佐渡文化に関するクイズも用意し、参加者には抽選で素敵な賞品をプレゼントしました。会場内では、ウェブ「新潟文化物語」を実際に操作できる体験ブースも設け、クイズのヒントなどをパソコンから探せるようにしました。また当日は、「トキめき新潟国体・トキめき新潟大会」マスコットキャラクターのトッキッキも登場しました。【スケジュール】 12:00∼ クイズボード展示＆ウェブ「新潟文化物語」体験ブース 14:30∼ トークショー 15:50∼ クイズ解答発表＆プレゼントトキに関するクイズボードやパネル展示に、イオン店内でお買い物中のお客様が大勢足を止めて見ていました。皆さん、今後のトキの様子が気になるようで、中には熱心にスタッフに質問する方もいらっしゃいました。隣では、ウェブ「新潟文化物語」が体験できるパソコンブースがあり、こちらは子供たちに大人気。同サイトの中にあるデータ「地域文化情報」を元にしたクイズに挑戦していました。途中で、「トキめき新潟国体・トキめき新潟大会」マスコットキャラクターのトッキッキも登場し、親子連れが写真を撮ったりと、会場内は大賑わいです。 NAMARA 所属の森下英矢さんの司会で始まったトークショーでは、ゲストに「ＮＰＯ法人トキどき応援団」事務局長の仲川純子さんをお招きし、仲川さんからトキの生態やどんな環境を好むのか、また環境と共生する佐渡文化のあり方などをお話していただきました。同法人は、トキの餌場づくりとして佐渡市新穂地区にある清水平のビオトープ整備や、トキや佐渡島内の自然環境に関する勉強会などを定期的に開催しています。放鳥されたトキがどのようにして餌を食べているのか、という調査も行っているそうです。そこでわかったのは、ドジョウ、カエル、タニシ、昆虫などを各餌場に行って順番に食べているということでした。「好き嫌いなく、バランスよく食べているので驚きました」という仲川さん。また、同法人の会員の皆さんは、放鳥されたトキにそれぞれニックネームをつけて「○○ちゃんが、今日はあっちの餌場にいたよ」といった話をしているそうです。仲川さんからは、トキに関するクイズの解説もしていただきました。会場に参加の皆さんは、トキが佐渡島内でどのように生活してきたのか、野生復帰に向けて必要なことなどに、熱心に耳を傾けていました。最後に、プレゼント当選者の発表です。プレゼントは、佐渡コシヒカリ「海舞（うまい）」やトキの固体識別の仕方が載った「トキ野生復帰活動マップ」などユニークなプレゼントに驚いている方もいらっしゃいました。佐渡コシヒカリ「海舞（うまい）」は、佐渡海洋深層水で作られており、数量限定で販売しています。アクアグリーン佐渡ヶ島 http://www.owarai-jima.jp/umai/ トキの固体識別の仕方が載った「トキ野生復帰活動マップ」は、「トキの野生復帰連絡協議会」のＨＰからダウンロードもできます。地図は他に、「トキモニタリングマップ」「トキ交流会館周辺マップ」があり、用途に合わせて活用できます。トキの野生復帰連絡協議会 http://toki-sado.jp/main/ トキと佐渡文化については、当サイトの「特集記事 file-15 にも掲載していますので、こちらもぜひご覧ください。再びトキの舞う空をめざして」