2013年3月5日四国財務局地域密着型金融に関するシンポジウム事例発表海外ビジネスマッチングの推進・コンサルティング機能の強化（鹿児島相互信用金庫）海外トレードミッション「そうしんＴＯＢO会」の取組み１９９０年海外トレードミッション開始。（主に輸入）海外へ活路を見出す買付け売込みに特化した小規模２００２年ビジネスツアー「ミニTOBO会」も開始。具体的な商談に結びつけられる環境づくりに努める。・長年にわたり築き上げた海外人脈を活用し、海外ビジネスマッチングを推進、県内中小企業の海外進出を支援。「ＴＯＢＯ会（とぼかい）」とは、ＮＨＫ大河ドラマ「翔ぶが如く」で頻繁に使われた台詞、「飛ぼかい、泣こかい、泣こよかひっとべ」（困難にぶつかった時、何もせずその場で泣きくれているより、思い切って行動してみよう）から命名。主な取組み ①.鹿児島県農林水産品の輸出支援大連市とは特に信頼関係構築焼酎・魚・木材・茶・菓子などの県産品輸出支援。海外進出支援。海外での富裕層の拡大、国内需２００５年要の縮小などにより、鹿児島県産農林水産品の輸出支援開始。・「経済貿易協力協定」締結 (2010年) ・「大連星海友誼賞」稲葉理事長受賞 (2012年) ②.輸入支援２００６年極東ロシアへミッションを派遣。幅広い販路開拓の場を提供。海外貿易相談室開設（2012 年4月）中国人採用（11月） ③.知的財産権の保護当初より継続。食品・建築用資材などの輸入。貿易ビギナーには混載便による輸入支援。委託加工。インターネット検索網「中国商標網」と、上海の知的財産代理事務所を活用した抜駆け商標登録問題への取組み。Ｓ２００８年中国商標登録問題（抜駆け登録）への取組み開始。ベトナム訪問。チャイナプラスワン２０１０年を模索する県内企業に幅広いビジネスチャンスを提供。 11月9日、8回目の訪問となる大連２０１０年市と「経済貿易協力協定」締結。以後、同市と県内中小企業の経済交流が進展。２０１１年上海プラスワンの中国内陸部開拓。成都訪問２０１２年東南アジア開拓：ベトナム訪問。アジア最後のフロンティアミャンマー訪問。 ④.海外インターンシップ支援産学連携。鹿児島国際大学と中国大連企業をマッチング。学生を派遣し企業研修実施。学生の国際感覚の醸成、語学力の向上目的。貿易ミッションを２３年間継続中。中国・東南アジアなどでTOBO会を26回開催。 ⑤.海外富裕層メディカルツアー誘致県内病院・ホテル・旅行社などと連携し、医療（検診・治療）観光ツアーを誘致、交流人口の増加、鹿児島の知名度アップにつなげる。２０１２年度TOBO会実施先 5月：中国大連インターンシップ 5月：ミニTOBO会中国(上海） 7月：ミニTOBO会ベトナム（ﾎｰﾁﾐﾝ) 8月：中国大連インターンシップ実施 10月： TOBO会中国（ﾊﾙﾋﾟﾝ･大連）（延期） 1月：ミニTOBO会ミャンマー（ﾔﾝｺﾞﾝ）信用金庫の海外支援取組みに協力地域コンサルティング機能の強化 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 海外販路開拓支援各国情報収集諸手続知的財産権の保護代金決済資金調達・信用金庫でも海外取引支援の動きが広がっており、2011年は 2月信金中金（東京）にて発表。 10月 TOBO会に2信金参加。 10月 8信金が来訪研修。 11月他県信金ビジネスフェアに中国人バイヤー派遣。