新幹線遮音壁 の防音 防音壁直下 dB(F) 100 100 dB(A) 新幹線の既設遮音壁にアルミラスクボー 設置前 90 ドを取り付け、新幹線の営業速度走行中 ラスク設置時 80 80 70 70 ド帯域の dB(F)データを取り、これを dB(A) 60 60 に換算してAP、dB(A)を求めた。 50 50 の騒音レベルを周波数分析記録装置を用 い、25Hz∼20kHz、1/3オクターブバン 40 40 AP 31.5 アルミラスクボード取り付け後、実測時は 63 125 250 500 は、データからも裏付けられた。 1k 2k 4k AP 31.5 8k 1/3オクターブバンド中心周波数(Hz) 聴感覚的には直下が静かであり、12.5m と 25m では大差がない様に思われた。これ 設置前 90 ラスク設置時 防音壁より12.5m 100 dB(F) 100 80 値がAP値を支配しており、ラスクボード設 70 置前と比べて、設置後のテスト時にはパン 60 60 タグラフのスパーク音などが音源としては 50 50 っきりと意識されるように感じられたことか 40 廻り込みの影響が少なく、聴感(A特性)上 静かであったが、ラスクボード設置後のテ 4k 8k 80 70 40 AP 31.5 63 125 250 500 1k 2k 4k AP 31.5 8k 63 125 250 500 1k 2k 4k 8k オクターブバンド中心周波数(Hz) 1/3オクターブバンド中心周波数(Hz) 防音壁より25.0m 100 既設遮音壁直下では、塀を越える騒音の 2k ラスク設置時 A特性値では、500Hz∼1kHz 付近の数 ことは確かといえる。 1k 設置前 ラスク設置時 ら、防音壁の遮音効果が補強されている 125 250 500 dB(A) 90 設置前 90 63 オクターブバンド中心周波数(Hz) dB(F) 100 設置前 90 dB(A) 設置前 90 ラスク設置時 ラスク設置時 80 80 70 70 60 60 50 50 スト時にはさらに静かになっており、F特性 値でも大きく減音されていることから、ラス クボードの吸音性能による軌道側の音圧 40 低下の効果もでているものと考えられる。 AP 31.5 63 125 250 500 1k 2k 4k 8k 1/3オクターブバンド中心周波数(Hz) 40 kabe AP 31.5 63 125 250 500 1k 2k 4k 8k オクターブバンド中心周波数(Hz) グラフ化はしていないが、dB(F)のデータでAP値が異常に大きな値を示していることは、可聴周波数帯域 以外(20Hz 以下)の超低周波成分が、かなりのレベル《データで87∼90dB(F)》で発生していることを意味 しており、既設の遮音壁自体の板振動や高架構造の振動などが低周波数帯域の音圧源になっていること を裏付けている。アルミラスクボードの設置により少なくとも防音壁自体の板振動は軽減されたものと判断 して支障はないものと思われる。 AP値(dB) 100 dB(F) 90 (-6.5dB) (-6.0dB) (-5.0dB) 80 (-2.0dB) 70 60 (-4.5dB) (-3.0dB) 設置前 ラスク設置時 50 防音壁 直下 ラスク設置前 測定点 防音壁 直下 12.5m 地点 25m 地点 12.5m 地点 25.0m 地点 ラスク設置後 dB(F) dB(A)換算 dB(F) dB(A)換算 1 96 70 90 68 2 96 69 89 65 平均 96 69.5 89.5 66.5 1 90 76 84 75 2 94 78 88 75 平均 92 77 86 75 1 90 76 85 73 2 90 77 85 71 平均 90 76.5 85 72 効果 dB(F) dB(A)換算 -6.5 -3.0 -6.0 -2.0 -5.0 -4.5
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