Flu 添付文書改訂及びテストデバイス並びに包材表示変更のお知らせ

―――― 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。――――
添付文書改訂及びテストデバイス並びに包材表示
変更のお知らせ
2009 年 6 月
(09-030)
インフルエンザウイルスキット
標記製品につきまして、テストデバイスの表示変更及び添付文書を自主的に改訂いたしました。
併せて個装箱記載の操作方法・判定例の記載内容を整備しましたのでご案内申し上げます。
■添付文書改訂内容(改訂部分のみ抜粋)
改訂後
【測定原理】
改訂前
【測定原理】
(略)
また,反応に関与しなかった余剰の抗A型及び抗B型抗体
結合ラテックスはコントロールラインに固定化された抗マウス
免疫グロブリン(Igs)抗体(ウサギ)に捕捉され,ライン状の発
色を呈します。これはテストストリップ上で反応が正常に進ん
だことを示します。
(略)
また,抗A型又は抗B型抗体結合ラテックスはコントロールラ
インに固定化された抗マウス免疫グロブリン(Igs)抗体(ウサ
ギ)に捕捉され,ライン状の発色を呈します。これはテストスト
リップ上で反応が正常に進んだことを示します
テストデバイス説明図
テストデバイス説明図
注)上図はテストデバイスを模式的に示したもので,実際とは異なり
注)上図はテストデバイスを模式的に示したもので,実際とは異なり
ます。
ます。
改訂箇所(測定原理の記載を整備しました。テストデバイス説明図:試料滴加穴の右部に「←3 滴」、テス
トデバイス図右に「試料[3 滴]を滴加穴へ」を追記しました。)
改訂後
【用法・用量(操作法)】
改訂前
【用法・用量(操作法)】
3.検体の採取方法及び試料の調製方法
1)検体の採取方法
いずれの場合も適正な検体量[適量]を採取してくだ
さい。
3.検体の採取方法及び試料の調製方法
1)検体の採取方法
注)[適量]:綿球全体にわたって検体が付着した状態。
(略)
2)試料の調製方法
(2)検体を採取した綿棒を検体浮遊液に浸し,チューブの
外側から綿球部分をつまんで,検体を充分に浮遊させ
るために綿棒を回しながら上下に動かして数回撹拌
します。
記載なし
(略)
2)試料の調製方法
(2)検体を採取した綿棒を検体浮遊液に浸し,チューブの
外側から綿球部分をつまみながら,検体を充分に浮遊
させるために綿棒を回すようにして数回撹拌します。
下線部:改訂箇所(検体の採取方法の記載を整備しました。
)
裏面もご覧ください。
改訂後
【測定結果の判定方法】
2.判定上の注意事項
改訂前
【測定結果の判定方法】
2.判定上の注意事項
5)コントロールラインには抗マウス Igs 抗体が固定化されて
います。コントロールライン及びテストラインは,検体中の
抗原量又は検体由来成分によっては発色の色調や濃
淡が変化する可能性がありますが,発色が認められれば
検査結果は有効としてください。
6)原理上コントロールラインの色調は,反応しなかったA型・
赤色とB型・青色の各ラテックス量に応じた混合色又は単
一色となります。通常の場合,典型的な色調として,陰性
又は弱陽性では紫色,A型強陽性では青紫色~青色,B
型強陽性では赤紫色~赤色を呈します。
5)検体中の抗原量又は検体由来成分によっては発色の濃
淡が変化する可能性がありますが,発色が認められれば
検査結果は有効としてください。
6)コントロールラインには抗マウス Igs 抗体が固定化され
ています。検体中の抗原量又は検体由来成分によって
は発色の色調や濃淡が変化する可能性がありますが,
発色が認められれば検査結果は有効としてください。
下線部:改訂箇所(判定上の注意事項の記載を整備しました。)
改訂後
【使用上又は取扱い上の注意】
改訂前
【使用上又は取扱い上の注意】
1.取扱い上(危険防止)の注意
1)検体,試料,試料滴加後のテストデバイスの滴加穴及び
試料の接触した容器等は感染性があるものとして扱い,
検体採取,キットの操作,試料及び試料の接触した容
器等の廃棄等において,保護具(眼鏡,手袋,マスク
等)を着用の上,充分注意をして操作してください。
1.取扱い上(危険防止)の注意
1)検体,試料,試料滴加後のテストデバイスの滴加穴及び
試料の接触した容器等は感染性があるものとして扱い,
検体採取,キットの操作,試料及び試料の接触した容器
等の廃棄等において,保護具(眼鏡,手袋,マスク等)を
着用の上,充分注意をして操作してください。なお,イン
フルエンザウイルスはバイオセーフティーレベル2の病
原体に該当します。
点線部:削除箇所(取扱い上(危険防止)の注意の記載を整備しました。)
改訂後
改訂前
【主要文献】
【主要文献】
2)齋藤玲子ら:新しいインフルエンザウイルス抗原迅速診断
薬クイックナビTM-Fluの検討,医学と薬学,
60(2),323(2008).
記載なし
下線部:改訂箇所(主要文献を追記しました。
)
■テストデバイスの表示変更
テストデバイスの試料滴加穴の右部に「← 3 滴」を浮き彫り表示しました。
変更内容
変更前
変更後
テストデバイスの該当箇所を拡大
■個装箱記載操作方法・判定例表示変更
個装箱内蓋の操作方法・判定例の記載内容を整備しました。
詳細につきましては、個装箱記載の操作方法・判定例をご参照ください。
■変更した製品の Lot No.及び出荷予定時期
製 品
クイックナビ™ -Flu
変更 Lot No.
出荷予定時期
069061
2009 年 6 月初旬
流通事情によりお手もとに変更した製品が届くまでに多少日時がかかると存じますが、何卒ご了承ください
ますようお願いいたします。
販売
製造販売元