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2020年に向けた 持続可能な調達 国際フェアトレード認証

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2020年に向けた
持続可能な調達
国際フェアトレード認証
特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
事務局長 中島佳織
2016年6月10日
© Santiago Engelhardt
国際フェアトレード認証ラベル
世界74か国、165万人以上の生産者・労働者が参加
世界125カ国以上で32,000以上のフェアトレード認証製品が流通
特に欧州各国では90%以上の消費者が認知
ISO17065(製品認証機関の認定基準)
に則した監査・認証制度
生産者
輸出
輸入
製造
販売
組合
原材料の生産~輸出入~製造~
完成品になるまでの
サプライチェーンを監査・認証
消費者
主な認証対象原材料・製品
その他、砂糖、大豆、はちみつ、ナッツ類、ゴマなど原材料ベースで300種類以上
コーヒー
茶葉
カカオ
コットン
香辛料
バラ
バナナ
スポーツボール
公共調達におけるフェアトレード
世界27カ国、1,802の自治体がフェアトレードタウン認証(2016.5.18時点)
ロンドン、パリ、ローマ、ブリュッセル、アムステルダム、ストックホルム など首都も
・熊本市
2011年6月 アジア・日本初のフェアトレードタウン認定
・名古屋市
2015年9月19日 日本第2号のフェアトレードタウン認定
・逗子市
2016年4月15日 平井竜一市長フェアトレードタウン宣言
・韓国・ソウル 市長自らがフェアトレードシティを目指し積極的に推進
2015年9月19日 名古屋市の「フェアトレードタウン」認定式。写真中央は河村たかし名古屋市長
写真出所: http://www.huffingtonpost.jp/hiroyuki-abe/fairtrade-town-nagoya_b_8164462.html
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ユーロ紙幣にフェアトレード認証コットン使用 (オランダ 2007年~)
オランダ銀行
「持続可能な調達方針(Sustainable Procurement)」
ユーロ紙幣にフェアトレード認証コットンを使用
アフリカとインドの小規模農家から調達
サステナブルコットン使用率40%達成(2015年)
遅くても2019年までに100%を目指す
コットン/繊維のサプライチェーンが
より持続可能なものになることを目指す
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制服業界でもフェアトレード認証コットン採用の動き
全スタッフユニフォームにフェアトレード認証
コットン使用(2016年3月14日発表)
2015年、フェアトレード認証コットンを使った
最初の制服10万着を発注
2015年11月~スタッフへの配給スタート
オーストラリア南東、ニューサウスウェールズ州
Hazelbrook Public School
同国内で初めて、フェアトレード認証コットン&
リサイクルポリエステルを使用した制服を採用
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日本の教育現場でも
■ 教科書にフェアトレード掲載
社会、英語、家庭科など
高校入試、大学入試センター試験に出題も
■ 文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」
国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を目的
複数の学校が 「フェアトレード」 を学習・研究テーマに
(H26~28年度: SGH指定校123校/SGHアソシエイト56校)
■ 学内での調達や販売 (学校給食、オリジナル商品化など)
名古屋市の小学校給食12万食にフェアトレード認証食材(白ごま)
生徒×企業
共同企画で学校オリジナルのフェアトレード商品化
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名古屋市 小学校給食にフェアトレード認証食材採用
名古屋市教育委員会は、5月のフェアトレード月間に合わせ、
市内の小学校給食でフェアトレード認証白ごまを使った
「ちりめんじゃこのつくだ煮」を提供。
給食だけでなく家庭での使用にも繋げようと、
ユニー株式会社が展開する名古屋市内の総合スーパー、
アピタ・ピアゴも協力し、給食に使用されたフェアトレード
認証ごまを店頭で販売。
白ごまは、明治19年創業のごまの総合メーカー、
九鬼産業株式会社(本社、三重県四日市市)が、
ニカラグア共和国のフェアトレード認証を取得した
生産者組合DelCampoからフェアトレードで取引。
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ロンドンオリンピック・パラリンピックでもフェアトレード 2012.7.27-9.9
調達基準にフェアトレードを採用
全開催地域で、フェアトレード認証のコーヒーや紅茶、
チョコレート、砂糖、バナナ、ワイン、オレンジを提供
オリンピック開催中の6週間での推計提供数量
・フェアトレードバナナ
1000万本
・フェアトレード紅茶
750万杯
・フェアトレードコーヒー
1400万杯
・フェアトレードワイン
220万本
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2020年に向けた提案
■ 世界に通用する認証基準の採用を
・ 「公正な」取引、「適正な」労働環境
・・・ とかく曖昧になりがち
・ 生産者への「適正」価格、「適正な」労働環境
・・・ 明確な基準化が重要
・ 児童労働・強制労働の排除
・・・ 第三者の監査が有効
原料の生産現場~最終製品化までのサプライチェーンで監査・認証が重要
■ 東京都がリードして公共調達等にフェアトレードを
・ 例えば東京マラソンのTシャツや配布バナナをフェアトレード認証製品に
・ 国際会議での飲料・食事にフェアトレード認証製品を
・ 海外代表チームの合宿地やホテル等宿泊施設にフェアトレード認証製品を
シンボリックな催事を通して、ビジネスや国民の意識啓発を
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2020年に向けた提案
■ 特に途上国産品の代表5品目にフェアトレードを
・ コーヒー
・・・ 一次産品としては石油に次ぐ取引量。生産者はいまだ貧困
・ カカオ
・・・ 特に西アフリカ諸国での児童労働が深刻
・ コットン
・・・ 貧困、児童労働、農薬による健康被害・環境破壊が深刻
・ バナナ
・・・ 欧州ではフェアトレードが主流
コーヒー
カカオ
(チョコレート)
コットン
(スイス市場シェア54%、UK市場シェア35%)
バナナ
紅茶
海外でも浸透度の高い代表的な産品は特にフェアトレードを
その他、2012年ロンドン大会では十分な配慮が実現しなかったもの
・ 選手・スタッフユニフォーム: 原料コットンへの人権配慮、製造工程での劣悪な労働環境
・ サッカーボール:
製造現場での児童労働の排除・劣悪な労働環境
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