CARTO Location Intelligence 「能登里山里海マイスター」育成プログラム CARTO（カート） データインポートから共有まで 2016年12月03日 13:30-16:30 2 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込み 作った地図に一工夫 データの解析 データの入手先 自分でデータを作る ロケーション インテリジェンス ●等値線を描く https://carto.com/location-data-services/isolines/ ブラウザに貼ると実際の地図を見る ことができます webデザイナが webGIS 開発者に！ ●Hobbit ロケ地ホームページ http://cartodb.github.io/cartodb.js/examples/TheHobbitLocations/ http://cartodb.github.io/cartodb.js/examples/TheHobbitLocations/ みんなのつぶやきを可視化 ●ヨーロッパチャンピオンズリーグ2014 http://cartodb.github.io/lisbon-2014/#/2/24.8/-7.2/0 http://cartodb.github.io/lisbon-2014/#/2/24.8/-7.2/0 スマートシティ ●メルボルン市の樹木管理 http://melbourneurbanforestvisual.com.au/#about http://melbourneurbanforestvisual.com.au/#about オープンデータ利用 ● スミソニアン火山データから https://pssmaps.carto.com/u/yy/builder/0279302c-5162-11e6-9200-0ecd1babdde5/embed https://pssmaps.carto.com/u/yy/builder/0279302c-5162-11e6-9200-0ecd1babdde5/embed センサーデータの可視化 ●ニューヨークの道は凸凹！ https://vr00n.carto.com/viz/71ce78ca-7049-11e4-92e6-0e4fddd5de28/embed_map https://vr00n.carto.com/viz/71ce78ca-7049-11e4-92e6-0e4fddd5de28/embed_map リアルタイムで更新 ●サンタンデールのバスの現在位置 http://telefonica.cartodb.io/ http://telefonica.cartodb.io/ リアルタイムで更新 ●全米の Amtrack 現在位置 http://asm.transitdocs.com/?train=5&day=8 http://asm.transitdocs.com/?train=5&day=8 CARTO を使ったウェブアプリ ●Avenza Maps 形式の地理院地図ダウンロード http://pdf-maps.jp/?page_id=2494 http://pdf-maps.jp/?page_id=2494 QGIS との連携 位置情報統合プラットフォームとして利用 GNSS データ解析 Global Navigation Satellite System アプリ開発 GISデータ IoT CARTO の魅力 美しく、説得力のある地図 専門家でなくても簡単に使える インストール不要！ インターネットさえあればどこにいても使える ビッグデータにも対応 会社のサーバーにもインストールできる 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込み 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る 必要なもの • パソコン • インターネットブラウザ （Google Chrome がお勧め） • インターネット接続 • メールアドレス CARTO 無償アカウントの作成 https://carto.com/signup を開いて、 ユーザー名、メアド、パスワードを登録する。 登録後、数分で「登録完了」のメールが送られてくる。 （英文です） ※ 無償アカウントを作るときの注意 • ユーザー名はGoogle検索に引っかかるので本名より もニックネームが無難 • Eメール宛に登録情報が送られてくるので、すぐに受 信できるものにする CARTO にログイン https://carto.com/signup を開いて、 登録したユーザー名とパスワードで ログインする。 CARTO にログイン直後の画面 ログイン直後の画面です。 画面の日本語化 ブラウザで、cartodb translator を検索 Google Chrome の拡張機能 を追加する。 米国 CrestoneDigital と Pacific Spatial Solutions が 協力して開発 CartoDB Translator のインストール 1. Google Chromeで、キーワード「cartodb translator」 で検索 2. CartoDB Translatorプラグインを追加 3. CartoDB Translator アイコンをクリックして「オプショ ン」（右図） 4. 言語設定を「Japanese」に設定して保存 ここをクリック メニュー等が日本語表示される 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込み 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る CARTO の基本画面構成 地図 CARTO データ セット 地図リスト と データセットリスト の切り替え 地図リスト データセットリスト 最初のリスト画面に戻るには... 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込みと地図の公開 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る データを読み込む手順 １ 1. 講習会準備のページからデータをダウンロード http://pacificspatial.com/kindai2016/ 国勢調査1985、国勢調査2000、国勢調査2015 市町村界1985、市町村界1985、市町村界2015 ２ 2. CARTO に各データをドロップ データ画面を表示させる データ（zipファイル）を、ひとつずつドラッグアンドドロップ 読み込みに成功すると、地図画面またはデータ画面が表示される CARTO に国勢調査データを読み込む １ 地図データは地図リストに、緯度経度が 含まれない表データはデータリストに... 地図リスト データセットリスト ２ ファイルを落とすだけ！ 地図の読み込みが完了したとき １ ウェルカム画面で 青ボタンをクリック ２ 地図が表示される Excel の読み込みが完了したとき いきなりデータが表示される。 地図画面 地図リストに戻る 地図タイトル編集、メタデータ（説明情報）編集など レイヤリスト 公開/共有 するときの オプション 地図の拡大/縮小 背景図の変更 公開/共有 データ画面 地図リストに戻る 地図タイトル編集、メタデータ（説明情報）編集など 並べ替え、列名変更、文字型⇔数値型の変更など 地図を公開してみる １ 「SHARE」を押して... ２ 「PUBLISH」を押して... 地図の公開ｰ２ ３ UPDATE を押して リンクをコピーして ４ ３ ４ 地図の公開ｰ３ ５ コピーしたリンクをメールで送ったり、SNS に晒したりすることも可能 リンクをブラウザで 開いたところ CARTO 最初のステップのまとめ 1. CARTO を使いはじめるための準備 パソコン、インターネット、ブラウザ インストールなどの手間なし 2. CARTO アカウントの開設 メールアドレスが必要 3. データの読み込みと地図作成 データファイルのドラッグ＆ドロップ 4. 地図の公開・共有 そのままURLを公開、ホームページやブログに貼る 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込みと地図の公開 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る データの中身を地図に表示する 地図を作った直後は、ポイントをクリックしても情報は何も出ない。 ポップアップウィンドウの設定 クリックしたときに、情報をポップアップ表示 ポップアップの作り方 １ 1. 地図画面のレイヤリストで地図レイヤのアイコンをクリック ２ 2. 「POP-UP」を選択 2 １ ポップアップの作り方 ３ 1. ポップアップのデザインを選択して、下へスクロール ４ 2. 表示したい項目をオンにして表示名を変更 ※オンにした順番が、ポップア ップの中の表示順になる 3 4 下へスクロール 背景図を変更する CARTO に最初から用意されている背景図を選ぶ方法 背景図レイヤを開く 背景図を選ぶ（CARTO 標準のもの） 背景図に地理院地図を使う 国土地理院が CARTO などの位置情報システムで使いやすいように整備している。 すべて無料で使えるが、測量法の規定に沿う必要がある。 2 背景図レイヤを開く ところまでは同じ １ 3 背景図に地理院地図を使う 次のステップで、ここに地理院地図のURL を入れる。 背景図に地理院地図を使う ４ 1. ブラウザの別タブで「地理院タイル一覧」を検索 http://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html ５ 2. 地図の種類を選択（今回は淡色地図） URLをコピー ６ 3. 前ページの画面の URL 欄にペースト 設定した地理院タイルを表示する Basemap の CUSTOM を選択 先頭の背景図を選択 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込みと地図の公開 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る データをより深く理解する いろいろな地図表現 シンプルな地図 クラスター地図 ヒートマップ 密度地図 データのフィルタリング その１ CARTO にデータを投入 マップ一覧を表示させておいて、２つのファイルをひとつずつドラッグ＆ドロップ。 このへんに落とす tatsumaki.zip youchien_hoikuen_17ishikawa.xlsx いろいろなビジュアライズ例 いろいろなビジュアライズ例 時系列のデータをアニメーションで表示することもできる。 アニメーション設定 １ 「ANIMATED」を選ぶ ２ 「COLMUN」で時系列データを選択 情報を絞り込む（フィルタ） 必要な情報だけを地図に表示させる 数値またはカテゴリーによる絞込み １ 「DATA」で竜巻の持続時間列を選ぶ ２ フィルタを操作して絞り込む データをより深く理解する その２ データの結合と重ね合わせ 過去20年の国勢調査データから人口の分布を作って移り変わりを見る 1985年、2000年、2015年のデータを使う 分布図のベースとなる白地図には各年代の国土数値情報を使って、人 口データと結合する 5歳ごとの世代別人口から、赤ちゃん世代（0－4歳児）の分布を作成 して、幼稚園の分布を重ねてみる 赤ちゃん分布図のデータと白地図は、2000年の総務省小地域データ を使って結合する 幼稚園・保育所の分布は、国土数値情報の公共施設データを使う データの結合１ 1985年、2000年、2015年の国勢調査データに各年代の国土数値情報 を結合する施設データを使う データセット画面から、「border_17ishikawa1985」を探してクリック データの結合２ データ画面が開くので、「CREATE MAP」をクリック データの結合３ 青ボタンを押すと、地図が表示される。 データの結合４ レイヤ一覧の、border_17ishikawa データの結合５ １ ２ データの結合６ ３ ４ データの結合７ ５ input #2 に 「jinkou_17ishikawa1985」を選ぶ Foreign Keys 欄では、 BORDER_17ISHIKAWA に、 「n03_007」（市町村コード） JINKOU_17ISHIKAWA に、 「code」（市町村コード） https://makiritsu.carto.com/dataset/jinkou_17ishikaw を選ぶ a1985 ６ データの結合８ ７ Columns 欄では、 BORDER_17ISHIKAWA に、 「n03_004」（市町村名称） を選ぶ ８ JINKOU_17ISHIKAWA に、 「total」（男女人口合計） を選ぶ https://makiritsu.carto.com/dataset/jinkou_17ishikaw a1985 ９ 最後に、APPLY データの結合９ 11 10 青ボタンを押す （または、DONE してから STYLE タブを選ぶ） FILL で「BY BALUE」を選んで、 から、「right_total」を選ぶ データの結合10 12 Polygon Style を調整 データの結合11 13 ← を押してレイヤ一覧に戻る データの結合12 「ADD」を押して、 レイヤ追加画面を出す データの結合13 データセット画面から、「border_17ishikawa2000」を探して青ボタンを押す。 以降、同じ手順で、 「jinkou_17ishikawa2000」と結合する データの結合14 データセット画面から、「border_17ishikawa2000」を探して青ボタンを押す。 以降、同じ手順で、 「jinkou_17ishikawa2000」と結合する データの結合15 「ADD」を押して、レイヤ追加画面を出す。 データの結合16 データセット画面から、「border_17ishikawa2015」を探して青ボタンを押す。 以降、同じ手順で、 「jinkou_17ishikawa2015」と結合する データの結合17 1985、2000、2015のデータを結合できたら、Map Options を設定して完成。 データの重ね合わせ１ マップ一覧を表示させておいて、２つのファイルをひとつずつドラッグ＆ドロップ。 小地域_世界測地系緯度経度_珠洲市.zip suzushi_population2010.xlsx このへんに落とす データの重ね合わせ２ マップ一覧を表示させておいて、２つのファイルをひとつずつドラッグ＆ドロップ。 小地域_世界測地系緯度経度_珠洲市.zip suzushi_population2010.xlsx このへんに落とす データの重ね合わせ３ 読み込んだデータのうち、データセットから、「suzushi_population2010.xlsx」を 見つけて開く データの重ね合わせ４ key_code 列の設定から、「Change data type」を選んで「String」にする 最初にここをクリックする データの重ね合わせ５ 次に、地図一覧から、珠洲市の地図が表示されている地図画面を出して、 「h12ka17205」のアイコンをクリック データの重ね合わせ６ 読み込んだデータのうち、珠洲市の地図が表示されている方の地図画面を出して、 「h12ka17205」のアイコンをクリック。ANALYSIS の青ボタンを押す。 データの重ね合わせ７ データ結合の機能を追加する。 データの重ね合わせ８ INPUT #2 に「suzushi_population2010」を 指定する。 データの重ね合わせ９ ForeignKeys には、どちらも 「key_code」を指定する。 Columns の H12KA17205 には「JINKO」、 SUZUSHI_POPULATION2010 には「name」と 「t000002002」（0-4歳児人口）を指定する データの重ね合わせ10 STYLE は、「BY VALUE」を選 んで「right_t000002002 」を 指定する。 データの重ね合わせ11 データセットから、「h12ka17205」を見つけて開き「CREATE MAP」を押す データの重ね合わせ12 レイヤ一覧から、h12ka17205 の地図画面を開く データの重ね合わせ13 ANALYSIS の「ADD ANALYSIS」ボタンを押す データの重ね合わせ14 「Intersect second layer」を選んで、ADD ANALYSIS ボタンを押す データの重ね合わせ15 「INTERSECT LAYER」に youchien_hoikusho_17ishiawa を選ぶ データの重ね合わせ16 「APPLY」を押すと、黒画面が出るので「STYLE THIS ANALYSIS」を押す データの重ね合わせ17 それぞれの小地域の幼稚園・保育園数がカウントされている。 データをより深く理解する その３ データを重ね合わせることで、 アイデアが生まれる 思い切って都心に保育園を設置したらどうか？ 30 歳から 34 歳の女性の密度が高く、保育園密度が低いはどこ か？ 0 歳から 4 歳までの子供の分布と保育園の分布を比較 子供を生む次の世代の分布と保育園の分布を比較 土地評価価格のデータも加える ... 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込みと地図の公開 地図を加工する データの解析 データの入手先 自分でデータを作る 日本のデータ入手先 CD、DVD、書籍、雑誌 オープンデータ 日本政府、各都道府県、研究機関 http://www.data.go.jp/ http://openlabs.go.jp/opendata/ https://resas.go.jp/ ... データ入手先（国勢調査 e-stat.go.jp） 1 ２ データ入手先（公共施設・保育園） データ入手先（Data.go.jp） 本日のセミナーの内容 CARTOとは CARTOを使いはじめる準備 CARTOの基本画面構成 データの読み込みと地図の公開 地図を加工する データの入手先 データの解析 自分でデータを作る 自分でデータを作る 欲しい地図を誰かが作ってくれていれば良いけど... インターネット地図には 必要な情報が無い 町で見つけたものを 地図にしたい 既存のデータが見つ からない インターネットの地図はただの「絵」だし。 そこから情報を取り出すのは大変だし、 著作権の問題もあるし。 CARTO で地図を作ってしまえば。 Excel 写メ グーグルアース 緯度経度さえあれば！ （参考）Avenza Maps スマートフォン用のオフライン地図アプリ ネットワーク接続、携帯回線無しで、GPSさえ受信 できれば、地図を利用できる 携帯や Wi-Fi 契約が不要（コストゼロ） 海外でも問題なく利用 ネット地図が使えない山間地や災害時にも活躍 アプリ内のマップストアから地図を購入または無料ダウン ロード（地理院地形図全国整備済み・無料！） 地図にピンを刺して、写真の添付、メモ記入、アルバムの写真を 貼り付け、GPSトラッキング、GISデータ読み込み... 個人利用は無料、商用利用は有償 Pacific Spatial Solutions,LLC が日本総代理店 国土地理院の地形図を全国どこでも使えます！ ※Avenza Maps アプリの「ストア」を押してマップストアにアカウントを作ってください。 avenzamaps.jp からマップストアに接続 今居る場所からも探せます 地形図を持ち歩く！ まとめ CARTO 位置データを視覚化、活用するためのツール インターネットとブラウザだけでどこからでも使える ドラッグ＆ドロップだけでデータをインポートできる すぐにデータの分析を始められる 地図や解析結果をすぐに仕事仲間やクライアントと共有できる 様々な位置データを入れておく入れ物にできる CARTO leads the world of geospatial data analysis and visualization, empowering organizations and individuals to extract meaningful insights from location intelligence. 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