2016 年 6 月 22 日 【少しずつバリアフリー化】 40 年前に建てられた県民

2016 年 6 月 22 日
【少しずつバリアフリー化】
40 年前に建てられた県民ホールは、建物がバリアフリー化されている訳ではありません。大
ホールにエスカレーターはなく、段差も多く、多目的トイレも最新式ではありません。これ
らがある日魔法のようにポンと生まれ変わる...といかないのが現実です。
建物を変えられないなら、私たちスタッフの意識を変えるところから始めよう。そう考えて、
バリアフリーの勉強を続けてきました。
昨日は新横浜にある障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で、スタッフの方にお話
をうかがってきました。そこで聞いたこと、見たものすべてが思わず「なるほど!」と声に出
してしまう発見の連続でした。
こうして学んだことを、これからの施設運営に反映させていきます。
”少しずつ”変わってい
く県民ホールを、今後フェイスブックやホームページで、”少しずつ”ご報告してまいります。
2016 年 6 月24日
【少しずつバリアフリー化】その2
今日のお昼のプロムナードにいらした方 ちょっとした変化に気づかれましたか。
お配りした パンフレットの書体です。 実験的に
今までの明朝体から 丸みのあるゴシ
ック体に変更してみました。
パンフレットは ポスターなどと同じく 書体も非常に重要なデザイン要素なので こうし
た変更はなかなか難しいのです。ちょっと 実験です。
それは 6 月の初めの「アジア太平洋ディスレクシア・フェスティバル」で
す。 視覚的に 読むこと
学んだことで
書くことが 難しい方々がいます。 その人その人 見えかた
が違うので 「これ」というお手本はありません。それでも カクカクした角をもったり
装飾性の高い書体は となり同士や上下の文字と ぶつかり合ってしまったり まざってし
まったりすることが 多いそうです。また 文字が
飛ぶように見える方もいるということ
で 文章を四角で囲むことで読みやすくなる一方 読点(「、
」)は 邪魔になることがある
そうです。なるほど。
。
。
こうして学んだことを これからの施設運営に反映させていきます。
“遅々として進む”バ
リアフリーを “少しずつ” 報告していきます。
2016 年 6 月 29 日
【少しずつバリアフリー化】その3
写真の場所は、大ホールロビー前のテラスです。運ばれているものはなんでしょう。
答えの前に、このテラスの説明です。ここは、コンサートや催しがあるとき、大ホールのロ
ビーの一部になるので、たくさんの人で溢れるときがあります。開場前のコンサートグッズ
の先行販売の場所や、ちびっ子に人気の公演の時には、ちびっ子たちの大切なバギー(ベビ
ーカー)駐車場になったりと、とても賑わうのです。
建物の中には、ベビーカーや車いすでも入れるように、スロープがあるのですが、この屋外
のテラスへは階段だけです。
さて、この運ばれているものを、階段に置いて、パタパタと開いていくと.......あっという間に
スロープの出来上がりです。
小ホールには以前からありましたが、本日、大ホールのテラス用として、新しく届きました。
これでロビーを経由しなくても、車いすでテラスへの行き来ができるようになります。
大ホールの催しのとき、活躍します。
今後も、バリアフリーに向けた取り組みを “少しずつ” 報告していきます。
2016 年7月 2 日
【少しずつバリアフリー化】その4
まずは、動画をごらんください。
(フェイスブックでは動画をアップしました)
超天然ロックンロールバンド「サルサガムテープ」のボーカル YouGo さんが のっている
のは リフターです。
40 年前に建てられた県民ホールは
れた設計でしたが
その時代の最新の建物でした。当時は
大ホール舞台裏への経路は
どれもが
充分に考えら
階段を使うものでした。今日
やっと 階段を使わない ルートが出来ました。
この機器「フレックスステップ」は
通常は
階段として使用し 必要なときは階段がフ
ラットに変化し リフターになります。利用者第1号は
のみなさん と スタジオ
「サルサガムテープ」のメンバー
クーカさんの人形劇団「ふもっふっ 2 代目」のメンバーのみな
さんでした。みなさん この新しい
リフターを 楽しみながら使ってくださり
に入ってくださいました。そのサルサガムテープさんより
とても気
動画出演のプレゼントをいただ
きました。本当にありがとうございます。
今後も フェイスブックやホームページで
“少しずつ”進むバリアフリー化を
いきます。
(フェイスブックでは動画でご覧いただけます)
報告して
2016 年7月14日
【少しずつバリアフリー化】その 5
みなとみらい線「日本大通り」駅から
車いすで 県民ホールへ来るときの道順を
ホーム
ページのアクセス情報に加えました。
http://www.kanagawa-kenminhall.com/wheelchair
道順の分かりやすさ
道の広さ 傾斜と凹凸の少なさを
最優先しています。ベビーカーの
方も お役立てください。
今後も フェイスブックやホームページで
いきます。
“少しずつ”進むバリアフリー化を
報告して