答 申 書

答 申 書
嘉麻市地域情報化推進計画の進捗状況の点検・評価について
平成29年1月
嘉麻市地域情報化推進協議会
Ⅰ.推進計画の取り組み状況について(総括意見)
推進計画については、平成27年度からの3ヶ年の計画期間であり、今回、初年度(平成2
7年度)における進捗状況についての点検及び評価を行った。
本計画の事業全ての基盤となる「環境整備」の超高速ブロードバンド整備については、計画
どおりに市内全域における整備が完了し、また、合併以来、長年の懸案事項であったケーブル
ネットワーク事業についても円滑に民間事業者への譲渡が完了し、一定の目的が達成できたこ
とは評価するところである。
なお、取り組みが遅れている公衆無線LAN整備については、本計画で提供されるサービス
の利便性を考慮すると重要性は高いと考えられるので、市単独の検討に加えて他市町村の取り
組みの調査や国県からの支援活用など積極的な推進が望まれる。
各事業の取り組み状況に対する自己評価については、本協議会として客観的な立場から考慮
すると評価に対する意識が乖離しているような印象を受ける。これは、事業ごとに評価方法や
評価基準が曖昧であるため、今後は年度毎に具体的かつ明確な目標を設定し、より詳細な分析
を基に自己評価することが望まれる。
各事業内容については、
「ICTで魅力あるまちづくり」という最終的な目標に対して、I
CT利活用が目的とならないように緻密に各担当課で再検討し、事業達成の有効な手段として
のICT利活用を目指していただきたい。また、取り組み状況から判断すると、嘉麻市総合計
画との連動性が感じられず縦割り行政の感が否めないので、市が求めるまちづくりに対しては、
その弊害をなくし、他の計画と一体となって推進していくことを望む。具体的に、「サービス
提供」においては各事業の並行進行を見直し、使用可能予算を鑑みながら市を特色づける事業
を優先的に実施し、具体的(代表的)な小目標の設定とそれを実現する事業名ならび計画を関
連付けて、市としての計画であることを積極的に対外アピールできるようにすることが考えら
れる。
また、
「市民のICTリテラシー向上」や「推進体制の充実」については、今後2年間で持
続可能な体制作りを市が主導し、推進計画終了後に民間に協力や実施委託が可能な形で長期的
に進めていけるように考慮されることが望ましい。
最後に今後の事業の推進や実施計画の策定にあたっては、情報セキュリティの意識を強く持
ち取り組んでいただきたい。
Ⅱ.各取り組みの柱について(個別意見)
1.環境整備について
(1)推進計画の取り組み事業すべての基盤となる「超高速ブロードバンドの整備」について
は、計画どおりに市内全域での整備が完了し、市内における情報通信基盤の環境格差が
解消され、第一の目的は達成できたが、民設民営方式とはいえ、多額の公的資金が投入
-1-
されていることを踏まえ、今後は、行政としてもこの情報通信基盤を積極的に利活用し、
行政サービスの向上に努めていただくことを期待する。
(2)市ケーブルネットワーク事業は、計画どおりに民間への譲渡が完了し、今後は民間活力
を利用し、サービス内容の充実やエリア拡張が図られると思われるが、ケーブルテレビ
は、災害情報や議会放送など市からの重要な情報源となり得ることから、行政としても
積極的に支援し、エリア拡張に努めていただきたい。
(3)公衆無線LAN整備については、国においても「日本再興戦略2016」の中で第4次
産業革命を支える情報通信環境整備として、2020年までに主要な観光・防災拠点に
おける重点整備箇所(避難所・避難場所に指定された学校等を含む)について、本年度
中に作成する整備計画に基づき、Wi-Fi 環境整備の推進を加速することから、嘉麻市と
しても、災害に強く地域活性化の重要なツールとして有効な Wi-Fi 環境の整備を積極
的に推進してほしい。
(4)Wi-Fi 環境整備については、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのキャン
プ地の誘致活動を行っている近隣自治体との連携を含め、広域的に取り組むことも提案
する。
2.サービス提供(1)生活安全
(1)生活安全分野に係る取り組みが全体的に計画より遅れていることは、本協議会としても
懸念するところである。市民の安全安心な暮らしに直結しているこの分野、特に防災対
策関連事業については、昨今の異常気象による豪雤災害や熊本地震などの大規模災害か
ら考慮すると、もっと優先的に取り組み、災害の尐ないまちを目指していただきたい。
それが結果的に市民サービスの向上に繋がり、
「嘉麻市に住みたい、住み続けたい」と
思われる魅力的なまちとなる。
(2)防災・防犯情報の効果的な発信については、SNSなどを利用している市民から災害情
報などを提供してもらうことでより一層、情報入手が早くでき、効果的な情報発信が可
能になると思われるので、そのような仕組みを検討していただきたい。
(3)河川等監視カメラのライブ映像配信については、調査票では、今年度に市民向けではな
く庁内用としての計画となっているが、大雤時の河川の危機的状況の把握については、
市民の関心も高いので、市民がリアルタイムに情報を得る仕組みの導入も検討していた
だきたい。
(4)災害活動支援システム構築の検討にあたっては、熊本地震での状況などを考慮すると近
隣自治体との広域的なシステムを導入することで被災者支援が機能しやすいとの意見
もあることから、この点も留意しながら地域の実情に応じた仕組みを研究する必要があ
る。
(5)災害時の避難所開設など市民の安全に関わるような情報発信については、インターネッ
トが使えない高齢者や障がい者などの情報弱者に対して、ICT利活用以外での情報伝
達手段も含めて検討していただきたい。
-2-
3.サービス提供(2)保健・福祉
(1)嘉麻市は、他の自治体に比べて高齢化率が高く、今後ますます、高齢者等の見守りや買
い物支援の問題が深刻になることが予想される。高齢者等の見守りや買い物支援策につ
いては、市長の重点施策としての位置づけでもあり、昨年度に実施計画も策定している
ことから、他の関係機関と連携し、早期に実現していただくことを望む。
(2)地域医療連携システムの検討については、現時点では広域的なシステム構築は、困難で
あると思われるので、医師会などとのコラボ事業でICTを効果的に活用し、生活習慣
病の受診率を向上させるような取り組みなどを検討していただきたい。
(3)保健・福祉分野の事業に関しては、他の地域にない先駆的な取り組みとして、嘉麻市発
の市民サービスの構築に向けて取り組んでいただきたい。
(4)システム及びサービスの構築と平行して、各種民間クラウドや市管理サーバなどの情報
集約及び管理場所の設計とセキュリティ対策まで含めた取り組みが必要と考える。
4.サービス提供(3)教育・文化
(1)学校ICT化基本計画の策定については、市長の重点施策の位置づけであるが、計画よ
り遅れて進捗している。国においても2020年代に向けた教育の情報化に関して、今
年度「教育の情報化加速化プラン」を策定し、教育分野での効果的なICT利活用推進
を加速化することから、嘉麻市としても、現状の市内の学校におけるICT環境の整備
状況などを詳細に分析し、速やかに基本計画の策定に取り組んでいただきたい。
(2)学校ICT化基本計画の策定については、事業概要から判断すると理想的な学校現場で
のICTを利活用した内容だと思うが、ICTはあくまでも手段であり、計画策定にあ
たっては、最終的な目的を明確にし、学校現場の意見も参考にしながら取り組んでいた
だきたい。
(3)郷土資料等のデジタルアーカイブ化については、嘉麻市特有の貴重な知的財産等をデジ
タル化し保存することでインターネット上での公開など利用価値も高まると思われる
が、現時点では、体制的に厳しいことや他の事業より優先度が低いと感じられるため他
の市町村の取り組みや既に提供されているサービスや成果を精査の上、計画を再検討す
ることが望ましいと考える。
5.サービス提供(4)産業振興
(1)ICTを利活用したテレワークの推進については、国においても地方創生の取り組みの
ひとつとして推進していることもあり、光ブロードバンドやケーブルネットワークの情
報通信基盤が整備されている環境を活かして、嘉麻市へ移住、定住や雇用創出に繋がる
ような取り組みを実現していただきたい。
(2)特産品や農産物のブランド化については、昨今のふるさと納税の取り組みにも繋がるこ
とから、ホームページなどのICTを効果的に活用し、特産品のPRを積極的に行うと
-3-
ともに、地元の生産者や事業者と連携し、新たな地域ブランドの確立に向けた取り組み
も推進していただきたい。
6.サービス提供(5)協働・コミュニティ・行政
(1)
「自主放送番組の充実」及び「地域ディレクターの育成」に関して、ケーブルネットワ
ーク事業の民間譲渡に伴い、直接的な事業自体は終了しているが、今後は民間活力を最
大限活かしていただき、譲渡先事業者による自主放送の充実や市民協働の番組づくり等
に取り組めるよう市としても引き続き関与し、支援する必要がある。
(2)
「自主放送番組の充実」に関連して、ケーブルテレビでの市議会放送は、エリア外の市
民は視聴できないのが現状である。市議会については、市民の関心も高く、市の施策等
の重要な審議もあることから、市議会の見える化を推進するためにも、インターネット
配信等の導入について検討していただきたい。
(3)地域コミュニティ情報の発信強化については、市内外の人たちに有益な情報を入手しや
すく、タイムリーな情報を効果的に発信する必要がある。今後の取り組みとして期待さ
れる移住・定住関連施策や観光・特産品のPRなどは、観光ポータルサイトが中心とな
り、他の関連サイトと連携強化を図りながら嘉麻市の魅力を最大限発信していくように
努めていただきたい。
7.市民のICTリテラシー向上
(1)
「ICTで魅力あるまちづくり」を実現していくためには、行政だけでなく、市民のI
CTリテラシー向上の取り組みも積極的に推進していく必要がある。ICT講習会など
は持続的な体制作りを市が主導し、それに基づく形で民間に協力、委託する形で取り組
むことが望ましいと考える。また、参加者の増加を図る工夫も必要である。
(2)インターネットトラブルについては、高齢者や青尐年のインターネット利用が広がりを
見せる中で、今後ますます危惧されるところである。学校などの関係機関と連携しなが
ら、トラブルに巻き込まれないよう啓発効果の高い媒体を検討する必要がある。
8.推進体制の充実
(1)推進体制の充実に関しては、本計画の取り組みを実行していく上では、大変重要な要件
である。最終的な目的に対しての各分野の事業の進捗状況や取り組み内容を見ると自己
評価も含めて全体的に本協議会との認識の違いが生じているように感じる。
庁内組織である地域情報化推進委員会及び本協議会への報告や点検評価を受けること
で、より確実にこの推進計画の実効性が担保されると考えられるので、これまで以上に
推進体制の強化に努めていただきたい。
-4-
9.その他
(1)全体的に各取り組み事業における自己評価については、市の関与や計画に対する達成度
は「A」
(計画通り、または別の手段で実現)であっても、サービス提供の持続性や自
主発展性を鑑みると「B」
(概ね計画通り、または別の手段で対応中)が適当と思われ
る事業が多く、それらを考慮した検討が必要である。
(添付資料)
・嘉麻市地域情報化推進計画 取り組み状況調査票(平成28年3月31日)
・嘉麻市地域情報化推進協議会委員名簿
以上
-5-
嘉麻市地域情報化推進計画 取り組み状況調査票(平成28年3月31日現在)
自己評価区分
1.基本目標 「ICTで魅力あるまちづくり」
A:計画通りまたは別の手段で実現(完了・目標達成)
2.基本方針 ①民間活力の利用 ②市民との協働 ③地元大学や関係機関との連携 ④モデル事業の実施
B:概ね計画通り、または別の手段で対応中(継続)
3.取り組みの柱 ①環境整備 ②サービス提供(生活安全/保健・福祉/教育・文化/産業振興/協働・コミュニティ・行政)
C:計画より遅れているが達成に向け検討中(調整)
③市民のICTリテラシー向上 ④推進体制の充実
D:計画より遅れており、見直しや廃止を含め検討中(停滞)
取り組
み
の柱
NO
事業名
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
備 考
★市長重点施
策
1
市民や市内事業者が等しくICT
稲築地区及び碓井地区
の恩恵を受けるため、民設民営
計画どおりに市内全域の整
4月上旬 住民説明会
方式により市内全域に光ファイ
備は進んでおり、稲築地区
中旬 サービス開始
バによる情報通信基盤を整備
総務課
及び碓井地区は4月、山田
超高速ブロードバン
山田地区及び嘉穂地区
し、超高速インターネット接続、I (旧地域情報 取り組み済み 地区及び嘉穂地区は7月に
ドの整備
6月 中旬 住民説明会
P電話、テレビなどの多様なサー
課)
光ブロードバンドサービスの
7月 サービス開始
ビスを一体的に享受できるように
提供が開始される予定で
※6月までに整備が完了し、
します。本計画の事業すべての
す。
7月よりサービス開始です。
基盤ともなります。
譲渡計画に基づき、譲渡先
地上波再送信サービスや自主放
事業者として選定した九州
送サービスなどを提供している
事業については終了しまし
テレ・コミュニケーションズ
市のケーブルネットワーク事業
た。今後は九州テレ・コミュ
総務課
(株)と譲渡契約を締結(5
については、民間事業者に設備
ニケーションズ(株)の運営
(旧地域情報 取り組み済み 月)しました。その後移行作
機器も含めて事業を譲渡し、民
によりサービス内容の充実
課)
業を行い、平成28年3月31
間活力を利用する手法でサービ
及びサービスエリアの拡大
日の財産譲渡式を以って無
ス内容の充実及びサービス提供
を図っていきます。
事に民間譲渡が完了しまし
エリアの拡大を目指します。
た。
2
市ケーブルネット
ワーク事業の民間
譲渡
3
市内各学校を結ぶネットワークを
整備し、情報セキュリティを確保
した上で情報の共有化を行うな
学校におけるネット ど、ICT環境の整備を行います。
ワーク構築等ICT環 教材データなどの教育情報や児 学校教育課
境整備
童生徒に関する情報共有を図る
ほか、学校間の意見交換や情報
交換を可能とし、授業支援・教育
支援につなげます。
4
災害発生時の情報伝達手
市役所、図書館、美術館、公民
段としてSNSの有効性が高
館などの公共施設、及び農産物
国の事業である観光及び防 まっている現状からWi-Fi整
直売所などの民間施設に無線L
災拠点における施設への
備も行政として積極的に検
ANホットスポットを整備し、無料
総務課
Wi-Fi整備を検討しました
討していく必要があります。
公衆無線LAN整備 で開放することで、観光客、来訪 (旧地域情報 取り組み予定
が、後年度負担等の関係
今後は国の補助事業等を有
者や市民の利便性を向上すると
課)
上、更なる精査が必要となり 効的に活用するともに費用
ともに、災害時における防災関
ました。
負担が尐なくなるような仕組
連情報の通信手段を確保しま
みを検討したうえで整備を進
す。
めたいと考えます。
①
環
境
整
備
市民の利便性や安心度向上及
び災害時の通信手段の確保の
ため、山間地域における携帯電
話不感地域の解消や移動通信
のエリア拡大・高速化を移動通
信事業者に働きかけます。
取り組み予定 ICT環境の状況を確認。
学校間ネットワークの調査・
検討を行います。
山間地域における携帯電話
総務課
不感地域については、携帯 基地局の整備が完了し、そ
(旧地域情報 取り組み済み
電話の基地局が設置中であ の後供用開始の予定です。
課)
ります。
5
移動通信のエリア
拡大・高速化
6
災害時に避難所となる市内の公
国の事業である観光及び防
共施設において、緊急情報や安
総務課
災拠点における施設への
否情報など、詳細な災害関連情 (旧地域情報
ICTを利活用した避
Wi-Fi整備を検討しました
報の入手手段として、無線LAN
課)
取り組み予定
難所の環境整備
が、後年度負担等のコスト
によるインターネット利用環境整 防災対策課ほ
面等更なる精査が必要とな
備などのICTを利活用した情報
か
りました。
通信環境を整備します。
-6-
災害発生時の情報伝達手
段としてSNSの有効性が高
まっている現状からWi-Fi整
備も行政として積極的に検
討していく必要があります。
今後は国の補助事業等を有
効的に活用するともに費用
負担が尐なくなるような仕組
みを検討したうえで整備を進
めたいと考えます。
A
A
B
C
※SNS
ソーシャルネッ
トワーキング
サービス
フェイスブック
やツイッター等
A
C
※4 公衆無線
LAN整備と関
連
取り組
み
の柱
NO
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
取り組み予定 なし
タブレット端末による市情報
の受発信について、電子回
覧板を取り扱っている業者
から関連資料を収集し、実
際にどの程度まで行政区長
の事務作業の軽減及び効
率化を図れるのか、使用面・
財政面の観点から検討し、
導入の可否を検討予定で
す。
C
8
防災・防犯情報の
効果的な発信
災害発生時の避難情報や不審
者情報などをエリアメールなどの
緊急速報メールやメールマガジ
ンを効果的に活用して発信し、
地域の安全・安心につなげま
防災対策課
す。多様な手段を用いて発信を
行うことで、できるだけ多くの市
民への周知ができるようにしま
す。
取り組み予定 取り組みなし
災害発生時の避難情報を緊
急速報メールで迅速に発信
できるシステムを平成28年度中
に導入します。
B
9
災害のおそれがある河川や洪水
の危険性の高い道路などに監視
カメラを設置し、リアルタイムに
河川等監視カメラの
情報を得ることができるようにす 防災対策課
ライブ映像配信
るとともに、インターネットにライ
ブ映像を配信することで住民生
活の安全性の向上を図ります。
取り組み予定 取り組みなし
平成28年度は庁内用として
遠賀川河川事務所のライブ
カメラ映像がリアルタイムに
見れるようにします。
C
7
②
サ
ー
ビ
ス
提
供
事業名
(
1
)
生
活
安
全
回覧文書の低減など、行政区長
の事務作業の軽減及び効率化
ICTを利活用した行 を図るため、行政情報の共有化
政区長の事務効率 やリアルタイムに情報を受発信
化の検討
することができる環境について、I
CTを利活用した構築を検討しま
す。
総務課
国や県を含めた関係各機関と連
携し、防災・減災に資することが
できるよう災害に強い情報通信
基盤の構築や改修を図ります。
これにより、ICT強靱化を推進
し、防災業務全般の高度化を目
指します。
防災対策課
取り組み予定 取り組みなし
平成29年度以降に災害に強
い情報通信基盤の構築につ
いて情報収集を行います。
C
消防などの活動を行う消防団車
両に、消防水利情報や要援護者
ICTを利活用した災
情報などの災害時の活動に有
11 害活動支援システ
用な関連情報を参照できるタブ
ムの構築
レット端末を導入し、消防などの
活動支援を強化します。
防災対策課
取り組み予定 取り組みなし
平成29年度以降に災害活
動支援システムの構築につい
て情報収集を行い、導入年
度を計画します。
C
10
災害に強いネット
ワークの構築検討
-7-
備 考
取り組
み
の柱
NO
事業名
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
★市長重点施
策
庁内の作業部会で検討(6
回開催)。
高齢者等の見守り
12 支援システムの構
築
高齢者や障がい者を地域全体で
見守り、助けあうことができる支
≪関連≫
援システムを構築します。社会
ICT利活用以外で、民生委
福祉協議会や民生委員などの
員にひとり暮らし高齢者等
高齢者介護課 取り組み済み
関係機関と連携し、ICTを利活用
見守り事業に係る情報提供
した安否確認や情報共有など、
(対象者名簿の更新)を実
効果的な支援システムを構築
施。また嘉麻警察署と認知
し、手厚い見守りを目指します。
症高齢者(情報提供シート
により事前に登録した者)の
情報を共有。
情報収集・検討。
≪関連≫
H27年度に引き続き、民生委
員や嘉麻警察署との連携を
図ります。
高齢者がスマートフォンやタブ
レット端末などを活用して、介護
≪関連≫
予防や認知症対策のプログラム
≪関連≫
H27年度までの取り組みとあ
ICTを利活用した健 を自宅や公民館で行うことがで
高齢者介護課
ICT利活用以外の運動教室 わせて、新たにオレンジサロ
13 康増進プログラム構 きるシステムを構築します。これ
取り組み済み
健康課ほか
を実施。(iPadを使った介護 ンに対する補助制度を創設
築
により、端末操作能力の向上を
予防のメニューもあり)
し、市内6ヶ所で法人等がオ
図るとともに、ゲーム感覚で楽し
レンジサロンを実施。
みながら健康増進に取り組むこ
とができます。
②
サ
ー
ビ
ス
提
供
(
2
)
保
健
・
福
祉
備 考
B
B
★市長重点施
策
市内事業者及び関係機関と連携
庁内で作業部会を立ち上
し、高齢者のコミュニティの場な
げ、ICTを利活用した買い物
どを利用しながら、テレビ画面や
支援についての実施計画を
ICTを利活用した買
産業振興課
インターネットを活用した買い物
策定しました。
14 物弱者支援体制の
高齢者介護課 取り組み予定
支援体制を構築します。併せて
計画策定にあたっては、事
構築
ほか
健康相談や各種事業と組み合
業者へのヒアリングや先進
わせることで、効果的な買い物
地視察等を行いました。
支援体制の構築を目指します。
糖尿病などの生活習慣病の治
療に有効な市民自らの自己管理
の推進や、地域における疾病管
理を目的として、嘉穂・鞍手保健
福祉環境事務所を中心とした医
療機関における地域医療連携シ
ステムの構築を飯塚医師会管内
の市町村と検討します。この中
でICTの利活用についても検討
します。
実施計画書に基づき、ICTを
利活用し、市内事業所にお
ける買い物支援サービスの
情報提供のほか、ケーブル
テレビを活用した買い物支
援についても実証する予定
です。
B
★市長重点施
策
管内2市1町の足並みが揃
わずシステム構築は難しい
ため、それぞれ単独での取
り組みになっています。嘉麻
取り組み予定 市は、、糖尿病の治療者に
糖尿病連携手帳を配布し、
糖尿病地域連携のツールと
して医療や介護の現場で役
立ててもらっています。
今後も糖尿病患者が、糖尿
病連携手帳を活用し、円滑
な質の高い糖尿病診療が受
けられるように地域連携に
取り組んでいきます。
C
子育てに関する情報を満載
した子育てガイドブック『か
子育て中の親や子育て支援団
まっていいよBOOK』を作成
体が子育てに関する情報を共有
し、関係各機関へ配布を行
できる子育て支援ポータルサイト
い、子育て情報を発信した。
ICTを利活用した子 などを開設し、子育て中の親へ
また、今後も母子手帳交
16 育て支援体制の構 の支援を強化します。これによ
こども育成課 取り組み予定 付、転入、新生児等の手続
築
り、子育てを支援するコミュニ
き時において随時配布を行
ティの紹介やコミュニティの創成
い、子育て情報を発信する。
を支援し、子育て世代の交流を
子育て支援ポータルサイト
推進します。
開設については、補助対象
にならなかったため、開設を
取り止める。
ポータルサイト開設の代用と
して、ガイドブックの内容を
ホープページ、フェイスブック
等に掲載し、子育て情報を
発信する。
B
15
地域医療連携シス
テムの検討
健康課
-8-
取り組
み
の柱
NO
事業名
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
備 考
★市長重点施
策
17
18
②
サ
ー
ビ
ス
提
供
(
3
)
教
育
・
文
化
学校ICT化推進基
本計画の策定
社会の急速なICT化に適切に対
応するため、学校ICT化推進基
本計画を策定し、学校におけるI
CT化を計画的に推進します。計
画では、電子黒板やタブレット端
末を活用した先進的な教育推
進、学校におけるICT支援教員
の配置、ICT活用指導力の向上
などに取り組みます。
校務のデータセン
ター管理
現在各学校において管理してい
るファイルサーバについて一元
管理するためのデータセンター
の整備やクラウドでの管理を検
討します。これにより、災害など
学校教育課
から生徒の個人情報やその他重
要な教育関連情報を、安全かつ
安心に一括管理できる体制を整
備します。
図書館及び美術館のデジタル対
応機能を強化し、郷土に伝わる
伝統文化などをデジタルアーカ
イブ化して、インターネットなどに
伝統文化等の保存
19
情報発信する体制を構築しま
と発信
す。これにより、これらを継承す
る人や団体の活動を支援すると
ともに、市民の郷土学習や伝統
文化を学ぶ機会を創出します。
ICTを利活用し、デジタルミュー
ジアムとしての機能を持たせる
などさまざまな表現を可能にし
ICTを利活用した美 て、来訪者への効果的な情報提
20 術館デジタル対応 供サービスを実現します。また、
機能強化
教育現場との融合を図りながら
デジタルアーカイブやインター
ネットによる情報提供を検討しま
す。
学校教育課
学校ICT化推進基本計画策
学校ICT化推進基本計画の
取り組み予定 定のため調査検討を行いま
計画・立案を行います。
した。
C
一部地域の光回線導入に伴
い、稲築地区小・中学校の 光回線導入後、随時データ
データセンターへの移行終 センターへ移行予定です。
了。
A
取り組み済み
生涯学習課
デジタルアーカイブ化し情報
発信体制の構築について
は、現体制ではでは難しい。
しかし、地域の歴史や郷土
収蔵画像のうち、必要に応じ 芸能に関する資料の収集
取り組み済み
てデータ化を図っている。
は、文化財の保護、継承、
活用につながります。郷土
に伝わる伝統芸能に関する
資料を収集し、必要に応じて
画像のデータ化を図る。
C
生涯学習課
公式ホームページ、公式ア
カウントのSNS(フェイスブッ
ク、ツイッター)を運用し、情
取り組み済み 報提供を行っています。
デジタルアーカイブの情報
発信は、運用システムが
整っておらず未実施です。
継続して公式ホームペー
ジ、公式アカウントのSNS
(フェイスブック、ツイッター)
を運用し、情報提供を行い
ます。
デジタルアーカイブの情報
発信は未定です。
B
広域的な図書館利用サービ
スについては、筑豊地区公
共図書館協議会の中で、今
取り組み予定 後の課題として検討していく
こととして、関係図書館相互
の共通認識が図られまし
た。
デジタルアーカイブ化につい
ては、現在の人員では着手
することが難しい。
他地域との広域サービスに
ついては、筑豊公共図書館
協議会の中で、先進事例を
参考に検討を進めていきま
す。
市内学校図書室との連携に
ついては、学校教育課と検
討を行います。
C
郷土資料や貴重書のデジタル
アーカイブによる蓄積を行い、IC
Tを利活用した効果的かつ高度
ICTを利活用した図 な情報提供を行います。また、市
21
生涯学習課
書館機能強化
外利用者を含めた広域的な図書
利用サービスや市内の学校図書
室との連携についても検討しま
す。
-9-
取り組
み
の柱
②
サ
ー
ビ
ス
提
供
(
4
)
産
業
振
興
NO
事業名
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
★市長重点施
策
超高速ブロードバンドの整備に
併せ、企業誘致に向けた情報発
信機能を強化します。市の魅力
企業誘致に向けた や立地のメリット、支援制度やサ
情報発信の強化及 ポート体制の情報を、ホーム
22
び起業支援策の検 ページなどを利用して効果的に
討
発信できる体制を整えます。ま
た、起業希望者を支援するた
め、ICT面からの起業支援サー
ビスメニューを検討します。
産業振興課
在宅就業に直接つながるテレ
ワークを推進し、新たな雇用機
会を創出します。これにより、ひ
ICTを利活用したテ
23
とり親や育児期の親の子育てし
レワークの推進
ながらの就業が可能になるほ
か、新たに定住を希望する方に
雇用の場を提供します。
国の「ふるさとテレワーク事
業」のセミナーやテレワーク
産業振興課
協会主催の研修会に参加
総務課
取り組み予定 し、先進事例等の情報収集
(旧地域情報
に努めています。
課)
また、サテライトオフィス(鳥
栖市)の視察も行いました。
24
市内事業者のICT
利活用支援
備 考
取り組み予定 未着手
ICT産業を地域の産業、雇用とし
て根付かせるための仕掛けづく
りやセミナーの開催、また必要と
総務課
なるICT人材の育成や支援策に
(旧地域情報
ついて検討します。ICTスキルを
取り組み予定 実施なし
課)
もった人材を育成し、有能なICT
産業振興課
人材が地域や企業におけるICT
の推進役として活躍する環境を
整えます。
市の特産品や農産物の販売促
進、ブランド化や6次産業化を進
めるため、大学や関係機関と連
携し、ICTを利活用した取り組み
ICTを利活用した特
を行います。ブランド化を推進す
25 産品や農産物のブ
産業振興課
るため、特産品や農産物の生産
ランド化
者情報やローカルレシピのデー
タベース化を行い、販路の拡大
と販売促進及び安全な食の提供
を目指します。
市内の代表的な観光名所にお
いて、AR技術などを用いた観光
アプリサービスを来訪者に提供
します。これにより、パンフレット
ICTを利活用した観 による観光案内にとどまらず、
26
光振興事業
ゲーム感覚を加えた複合的な
サービスを提供します。また、市
内の自然豊かな山々を楽しむ登
山者が快適に安心して登山でき
る仕組みも検討します。
産業振興課
企業誘致サイトをH28年10
月開設予定です。
6月補正予算にホームペー
ジ制作委託料を計上
C
NTT西日本との包括連携協
定項目のひとつとしてテレ
ワーク推進を連携して取り
組むこととしています。また、
ICT地域マネージャ制度を
活用して本市のテレワーク
の基本的な計画を策定しま
す。
B
市内の商工団体と連携し、
事業者に対してICT利活用
支援の聞き取り等を行い、
事業者が希望している内容
を整理した上で、各種セミ
ナーの開催等を検討しま
す。
また、ICT人材育成に関して
は、九州工業大学と連携し
て検討します。
C
取り組み予定 未着手
ICTを活用し、6次産業化の
商品を含めた「嘉麻ブラン
ド」の構築を図かる。また将
来的には販路拡大としてPP
Pを取り込んだ海外事業の
展開も目指す。
B
取り組み予定 未着手
大学と連携し、観光アプリを
開発予定。市観光まちづくり
協会のトレッキング観光商
品等と連動し、来訪者の
サービス向上を図る。
C
- 10 -
※PPP
行政と民間が
パートナーを
組んで事業を
行うこと。
新しい「官民連
携」の形
取り組
み
の柱
②
サ
ー
ビ
ス
提
供
(
5
)
協
働
・
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
・
行
政
NO
事業名
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
★市長重点施
策
今後は、九州テレ・コミュニ
即時性、多様性のあるケーブル
ケーションズ(株)が提供す
テレビの特性を活かし、市民が
市が運営していたケーブル る嘉麻市番組「かまっちゃら
求める行政情報や地域情報など
テレビでは定期的に番組編 ん!?」の放送の他、イベン
を放送することで市の情報発信
総務課
成委員会を開催し、より良い トの告知や行政情報等を提
自主放送番組の充 機能の強化を図ります。また、議 (旧地域情報
番組づくりに反映させてきま 供する広報番組の制作委託
27
取り組み済み
実
会をインターネットライブ中継と
課)
した。具体的には、情報番 を予定しています。またデー
録画により視聴可能とすること
議会事務局
組「しっとく嘉麻」やアーカイ タ放送についても内容を充
で、重要な施策や課題を幅広く
ブ放送など提供してきまし 実させます。
市民に知ってもらい、開かれた
た。
議会のインターネット配信に
市政の実現につなげます。
ついては、配信設備や提供
の仕組み等を検討します。
A
地域の人材を活用して、市民自
らが地域の見所や話題を題材に
譲渡先事業者である九州テ
した映像(動画)を制作し、イン
NHK放送研修センターから
総務課
レ・コミュニケーションズ(株)
地域ディレクターの ターネットやケーブルテレビを
講師を招き、ディレクターとし
28
(旧地域情報 取り組み済み
と地域ディレクターや市民協
育成
使って情報発信を行う「地域ディ
ての知識と技術を習得する
課)
働による地域の情報発信の
レクター」を育成します。これによ
研修会を実施しました。
仕組み等を検討します。
り、市民協働による地域の情報
発信機能の充実を図ります。
A
地域の公民館や集会所などをIC
パソコンを保有していない方
T地域拠点とし、ICT機器を保有
等に対して、各図書館に設
していなくても、そこに行けば多
置しているノートパソコンを
総務課
様なICTサービスを受けることが
無料で利用できる環境が
地域におけるICT拠
(旧地域情報
29
できるICT地域拠点施設づくりに
取り組み予定 整っています。
点施設整備の検討
課)
ついての検討を行います。また、
・山田図書館 8台
関係各課
ICT地域拠点を将来的に市役所
・稲築図書館 1台
サテライトオフィスとして活用する
・碓井図書館 4台
ことについても検討を行います。
・嘉穂図書館 4台
市のICT地域拠点施設やサ
テライトオフィスについては、
新庁舎建設における各支所
機能のあり方にも関連する
ので注視しながら関係課と
検討します。
C
地域の話題やまちづくり関連団
体の情報を随時発信し、地域内
でのコミュニケーションを活発化
嘉麻市観光ポータルを中心
産業振興課
させることで、市民や団体などの
にツイッターやフェイスブック
総務課
まちづくりへの参画推進につな
取り組み済み も活用しながら、地域の話題
(旧地域情報
げます。具体的には、観光ポー
やイベント情報等の情報を
課)
タルサイト内の地域コミュニティ
積極的に発信しています。
関連情報を充実強化すること
で、これを実現します。
平成28年4月より観光協会
組織へと移行し、道の駅うす
い内に事務所を構えた「嘉
麻市観光まちづくり協会」に
よるフェイスブック等を活用
した、特産品、観光商品等
の更なる情報発信を図りま
す。
A
各担当課との調整を図り、
市への各種手続きや公共施設
市民からの要望が高く事務
の予約について、電子申請や届
軽減等が見込めるものにつ
出・申込書のダウンロードなどが
各担当者レベルでは、公共 いては、電子申請化を推進
自宅や職場から利用できるよう
総務課
施設の予約システム導入の します。また公共料金等のコ
施設予約等の電子 にサービスの拡充を図ります。ま (旧地域情報
31
取り組み予定 検討を行っていますが財源 ンビニ納付も同時に検討し
申請化の推進
た、各種証明書の自動交付機の
課)
やシステム管理の面から導 ます。
設置や、コンビニエンスストア、
関係各課
入には至っていません。
なお、郵便局での一部証明
銀行、郵便局などの身近な場所
書発行については、平成28
で行政手続きができる仕組みに
年6月より宮野郵便局、千
ついて検討します。
手郵便局で始まります。
C
30
地域コミュニティ情
報の発信強化
- 11 -
備 考
取り組
み
の柱
NO
32
③
市
民
の
I
C
T
リ
テ
ラ
シ
ー
向
上
事業名
ICT関連情報の積
極的な提供
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
ICTに対する市民の関心を高
市の情報化への取り組みや
め、また、理解を深めるため、広
市の事業に関連するIT用語
総務課
IT関連用語等を引き続き広
報誌や市ホームページなどでIC
等について市民の関心や理
(旧地域情報 取り組み予定
報紙や市ホームページ等を
T関連情報をシリーズ化して提供
解を深めるため、豆知識とし
課)
とおして積極的に情報提供
するなど、ICT関連情報を積極
て市広報紙に掲載しました。
していきます。
的に提供します。
B
ICTを安心安全に利用するため
のミニ冊子を制作し市民に配布
安全なICT利用方
総務課
します。冊子制作にあたっては、
33 法等啓発本(ミニ冊
(旧地域情報 取り組み予定 実施なし
すべての市民、特に高齢者にも
子)の作成と配布
課)
わかりやすいものとなるよう努め
ます。
インターネットやスマートフォ
ン等を利用する高齢者や学
生がトラブルに巻き込まれ
ず安心安全に利用するため
の啓発ミニ冊子の作成配布
を検討します。
C
高齢者のICTスキル習得を支援
高齢者を対象としたスマート
するとともに、人的支援によるサ
フォンの安全な使い方等の
ポート体制を構築します。また、
講習会を実施しました。また
総務課
高齢者がICTを使い 高齢者がICTを利用できる場を
ケーブルテレビの譲渡先で
34
(旧地域情報 取り組み済み
こなすための支援 提供するとともに、ICTを活用し
ある九州テレコミュニケー
課)
たサークル活動や地域活動を通
ションズ(株)によるインター
じた、コミュニティの創成も促進し
ネット教室(山田地区)も開
ます。
催しています。
地域情報化に関する包括連
携協定を締結したNTT西日
本と連携し、市民のICTリテ
ラシー向上を目的にインター
ネット教室等を開催します。
また、引き続き九州テレ・コ
ミュニケーションズ(株)によ
るインターネット教室(山田
地区)も開催します。
B
高齢者を対象としたスマート
フォンの安全な使い方等の
講習会を実施しました。また
市民を対象にパソコンやタブレッ
ケーブルテレビの譲渡先で
ト、スマートフォンの操作や利活
総務課
ある九州テレコミュニケー
用方法を学ぶ講習会を実施し、I (旧地域情報 取り組み済み ションズ(株)によるインター
CT利活用能力の向上を図りま
課)
ネット教室(山田地区)も開
す。
催しています。
なお、一般市民や職員を対
象としたフェイスブックの研
修も実施しました。
地域情報化に関する包括連
携協定を締結したNTT西日
本と連携し、市民のICTリテ
ラシー向上を目的にインター
ネット教室等を開催します。
また、引き続き九州テレ・コ
ミュニケーションズ(株)によ
るインターネット教室(山田
地区)も開催します。
B
35 ICT講習会の実施
- 12 -
備 考
取り組
み
の柱
NO
事業概要
担当部署
取り組み状況 取り組み状況(平成28年3月 平成28年度以降の取り組み
自己評価
区分
31日現在)
予定
健康増進や高齢者見守り
等、各分野での担当職員に
総務課
対してICTデモンストレーショ
(旧地域情報 取り組み済み
ン等を適宜実施し、実際の
課)
業務におけるICT化の推進
を図っています。
行政内部においてNTT西日
本等から各分野におけるIC
T化に関するデモンストレー
ション実施や先進事例の情
報をいただきながら職員の
スキルアップを図っていきま
す。
B
平成26年度に情報化アドバ
地域における情報化を効果的に
イザー設置要綱を定め、こ
推進するため、知見を有する外
総務課
情報化アドバイザー
れまで鹿児島大学の升屋教
37
部の有識者を情報化アドバイ
(旧地域情報 取り組み済み
の設置
授に委嘱し、情報化に伴う
ザーに委嘱し、必要な指導や助
課)
必要な指導及び助言をいた
言を受けます。
だいています。
平成28年度も情報化アドバ
イザーとして升屋教授に委
嘱済みであります。今後も毎
年情報化アドバイザーを設
置する予定です。
A
県の事業である「ふくおかIT
ICTの利活用に向け、地元の大
地元大学との連携を強化す
Workouts」事業では、九州
学や地元の企業との連携を強化
る目的で平成28年度ではア
工業大学の学生と観光(登
し、先進的な実証実験やモデル
総務課
プリ等開発のための予算措
山)アプリを連携して開発中
事業に取り組みます。取り組み (旧地域情報 取り組み済み
置を行っています。また今後
であります。また、地域情報
に際しては、連絡会・協議会など
課)
は、大学との包括連携協定
化推進協議会の委員として
の連携体制の確立を目指しま
も含めた協議を重ねていく
同大学から1名(会長職)選
す。
予定です。
出していただいています。
A
情報化推進担当者に市町村アカ
総務省主催や民間が開催
総務課
情報化推進担当者 デミーや民間のICT研修を受講
する各種ICT利活用などの
39
(旧地域情報 取り組み済み
のスキルアップ事業 させ、情報化推進に必要なスキ
研修に随時参加し、スキル
課)
ルの向上を図ります。
の向上を図っています。
日々進歩するICT社会に対
応するためには、各種セミ
ナーや研修会等に積極的に
参加し、常に最新の事例や
情報を入手する必要がある
ため、今後も引き続き担当
者のスキルアップを図ってい
きます。
A
地域の学校、企業、団体など、
嘉麻市地域情報化推進協
広く市民の参画を求めて組織す
議会条例を制定し、識見
関係団体等で組織 る地域情報化推進協議会を設置
総務課
者、関係行政機関、公共的
40 する地域情報化推 し、地域における情報化の課
(旧地域情報 取り組み済み 団体等、市民公募選出の1
進協議会の設置
題、問題点や方向性を共有し、
課)
2名からなる協議会を設立
地域情報化を総合的に推進しま
し、2回の会議を実施しまし
す。
た。
地域情報化推進計画の取り
組みに関しての諮問(平成2
8年3月)を受け、協議会で
審議し答申を行う予定です。
A
36
④
推
進
体
制
の
充
実
事業名
職員へのICT研修
の実施
地元大学や関係機
関との連携強化
(産学官民協働によ
38
る情報化推進体制
の強化)
ICT利活用を効果的に進めるた
め、職員の能力に応じた研修を
実施し、ICTに関するさまざまな
ノウハウの向上を図ります。
- 13 -
備 考
平成 28 年度嘉麻市地域情報化推進協議会委員名簿
平成 28 年 7 月 12 日現在
役
職
名
かわはら
会 長
副 会
氏
けん じ
川原
長
しばた
柴田
憲治
識見を有する者
ひでお
公共的団体等
英生
こ ぼ り
ひらの
まつふじ
松藤
ふじわら
学
俊之
関係行政機関
ひでき
こ
美惠子
おおさと
よし か
おおの
大野
ながみつ
美郁
しげはる
繁治
ゆうこ
永光
祐子
さかもと
あきひろ
坂本
かの え
昭広
ゆ み こ
鹿江 由美子
ゆずりは
えつこ
悦子
嘉麻市立熊ヶ畑小学校
福岡県企画・地域振興部情報政策課
飯塚地区消防組合山田消防署
嘉麻警察署
(生活安全)
藤原
大里
九州工業大学 情報工学研究院
(生活安全)
英樹
え
関係行政機関
関係行政機関
としゆき
み
所属機関(団体)名
(教育・文化)
まなぶ
古保里
平野
選出区分
公共的団体等
嘉穂地区行政区長会
(協働・コミュニティ・行政)
公共的団体等
嘉麻市社会福祉協議会
(保健・福祉)
公共的団体等
嘉麻市誘致企業振興会
(産業振興)
市民公募
一般市民
市民公募
一般市民
市民公募
一般市民
市民公募
一般市民
12 名
- 14 -