2007年3月22日 休日・夜間の救急医療体制の充実を図るため新築・移転

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2007年3月22日
休日・夜間の救急医療体制の充実を図るため新築・移転
「大和市地域医療センター」で開所式
休日・夜間の救急医療体制をさらに充実するため新築し、4
月1日に移転する「大和市地域医療センター」(大和市鶴間1‐
28‐5、℡(263)6800)で22日、関係者ら約50人を招いて
開所式が行われた。
現在の地域医療センター(大和市鶴間1‐25‐15)は社団法
人大和市医師会が建設したもので、昭和48(1973)年8月か
ら休日急患診療を開始し、内科と小児科の軽症患者の診療
(一次救急医療)を行っている。しかし同センターの敷地が狭く
建物の老朽化が進んでいること、さらに休日・夜間の救急医療体制の充実を図るため、大和市
が同センターの北東約200㍍の「福祉施設共同授産センター」(大和市鶴間1‐28‐5)跡地に新
たなセンターを建設した。4月1日にオープンし、大和市医師会の協力のもと迅速で適切な診療
ができるよう医療体制を充実させる。
敷地面積は1,456.6平方㍍。RC(鉄筋コンクリート)造り2階建てで、延べ床面積は1,34
6.62平方㍍。現在1室の診察室は3室となり、観察・回復室、調剤室、授乳室も設けられてい
る。
診療は、従来どおり内科と小児科。診察時間は、月曜日∼土曜日が午後8時から午後11時ま
で、日曜日と祝日および年末年始が午前9時から正午まで、午後2時から午後5時まで、午後8
時から午後11時までで、受け付けは各診療時間終了15分前までとなっている。
2階では、これまで大和市保健福祉センターで行っていた乳幼児の健康診査や予防接種、成
人のがん検診、健康相談などの保健事業を実施する。
開所式では、地域医療センターを運営する大和市医師会の菊田稔会長は「新しい場所で市民
の一時救急医療を担うことは喜び」とあいさつし、土屋侯保・大和市長は「この地域医療センター
のオープンは医療全体の発展につながる新たなスタートである」と生まれ変わった同センターに
期待を寄せていた。
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2008/03/03