鎌倉シティブラス第 36 回定期演奏会 2015 年 11 月 15 日 (日)

鎌倉シティブラス第 36 回定期演奏会
2015 年 11 月 15 日 (日)
*今年のプログラムをご紹介します*
メンデルスゾーン
曲目
第Ⅰ部では古今の吹奏楽のオリジナル作品を、第Ⅱ部では今年生誕150 周年を迎えたグラズノフとシベリウスの作品を取り上げました。
(作曲者/編曲者)
吹奏楽のための序曲
F.メンデルスゾーン
第
Ⅰ
部
作曲
シンフォニック・プレリュード
A.リード 作曲
シアター・ミュージック
P.スパーク 作曲
バレエ音楽《四季》より〈秋〉
A.グラズノフ 作曲
/ 前田 卓 編曲
Ⅱ
第
部
カレリア組曲
J.シベリウス 作曲
/ 青山 るり 編曲
交響詩「フィンランディア」
J.シベリウス 作曲
/ 波多野 好美 編曲
注目パート
曲紹介・聴きどころ
クラリネット、ファゴット、
ホルンを核とした
アンサンブル
メンデルスゾーンが 15 才の時に作った曲。原型は 11 人編成の管楽器による室内楽で「夜想曲」というタイト
ルですが、この序曲では現代の吹奏楽の編成に合わせた編曲になっています。
大編成になっても原曲の美しさは変わらず表現されており、クラシックの大作曲家が遺した吹奏楽の貴重な遺産
です。現代の吹奏楽曲のような派手さはありませんが、音楽としての魅力が溢れています。
クラリネット
低音セクション
ティンパニ
アルフレッド・リードが亡くなって 10 年が経ちました。今年の演奏会でリードの曲を取り上げるにあたって曲
の豊富さに悩んだなか、私たちが選んだ曲は、このシンフォニック・プレリュードです。静かで切ない、深い表
現力を必要とする美しい曲で、1965 年の全国吹奏楽コンクールの課題曲に採用され、日本においてリードの名
が急速に広まっていくきっかけになりました。
すべての楽器に
ご注目ください!
現代の吹奏楽を牽引している作曲家の一人、スパークの作品です。リードと同様にたくさんの吹奏楽曲を作曲し
ていますが、私たちはこの「シアター・ミュージック」が大好きです。
「劇場音楽」というタイトルどおり、目の
前にパーッと情景が浮かんできます。
楽しくポップなスピード感と歌曲のような美しいフレーズなど、いかにもスパークらしい作品です。
フルート ホルン
木管セクション
金管セクション
私たち日本人の考える四季は春夏秋冬の順番ですね。今年生誕 150 周年を迎えたグラズノフの《四季》は、凍
てつくような寒い冬から始まり、収穫の喜びを祝う秋で終わります。
このバレエ音楽の終曲である「秋」には冬から夏のフレーズがすべて凝縮されています。そう、収穫の「秋」は
美味しいところが満載の曲なのです。
だからこそ吹奏楽コンクールの自由曲にも取り上げられるのではないでしょうか。コンクールだけでなく、演奏
会でもたくさん取り上げて欲しい名曲です。
(原調)
オーボエ クラリネット
サックス
ホルンパート
トランペットパート
シベリウスも今年生誕 150 周年。カレリアはフィンランドとロシアの国境に広がる、森林と湖沼の多い地方の
こと。この地を新婚旅行で訪れた時の印象を受けて作曲されたと言われています。
美しい自然の風景をそれぞれの楽器の音色、音域の特徴を十二分に発揮し、表現できるよう作られています。
この管弦楽の名曲を吹奏楽でどこまで美しく表現できるか挑戦です。
(原調)
すべての楽器に
ご注目ください!
シベリウスの作品の中でもっとも知名度の高い名曲。やはりこの名曲で演奏会を締めくくらなければなりません。
ご存知のとおり原曲は管弦楽曲ですが、吹奏楽で演奏しても違和感の少ない貴重な作品で、演奏しても聴いても
感動することのできる曲ですね。
ロシアからの圧政に苦しめられ、独立運動が起こっていたフィンランド。
「フィンランドは目覚める」という管弦
組曲の最終曲がこの「フィンランディア」です。中間部の美しいメロディは第二の国家として今でも広く歌われ
ています。
(原調)
グラズノフ
シベリウス