平成13年12月14日第三種郵便物認可 平成17年12月10日発行 通巻第157号(毎月1回10日発行) 12 2005.12月号 ●今月の水源地 池原貯水池(池原ダム・奈良県下北山村) ∼豊かな緑と歴史、清らかな水につつまれて∼ ●散歩道(パセオ) 神流川・水のふるさと体験 ●みんなでつなぐダム水源地 淀川水系ダム水源地ネットワーク活動 ∼淀川水のふるさとフェア2005(ダム水源地の恵みと文化を訪ねて)∼ ●地域活性化レポート 点から線へ面への村づくり ●森と湖に親しむ旬間 みどりの水源地域活性化大賞 水源地域活性化大賞」銀賞受賞 平成17年度「花・人・みどりの水源地域活性化大賞」 吉野川源水をはぐくむ会のその後 下 流 に は 、 旧 河 川 敷 を 利 用 し こ の 巨 大 な ア ー チ ダ ム の き な 力 を 発 揮 し て い ま す 。 れ 、 両 地 域 の 電 力 供 給 に 大 に 、 関 西 や 中 部 地 方 に 送 ら ﹁ 池 原 ダ ム ﹂ ︵ 池 原 貯 水 池 ︶ 池原貯水池 (池原ダム) が 完 成 所 は ら 備 で 下 れ え こ し ま 発 流 、 た の し 生 の こ 水 ダ た し 七 こ 力 ム 。 た 色 で 発 は ・ 発 電 、 電 小 生 所 揚 気 森 し と 水 と 両 た し 機 と 発 電 て 能 も 電 気 知 を な な い ろ を 利 用 し 、 村 の 中 央 部 を 貫 流 す る 北 山 川 に 、 昭 和 39 年 に 村 は 、 わ が 国 で も 屈 指 の 多 雨 地 帯 で 、 こ の 豊 か な 水 源 ま す ま す 増 え る こ と が 期 待 さ れ ま す 。 も 選 ば れ る な ど 、 こ の 地 域 一 帯 を 訪 れ る 観 光 客 は 、 今 後 れ ま し た 。 ま た 、 こ の た び 池 原 貯 水 池 が ﹁ ダ ム 湖 百 選 ﹂ に い け は ら 道 ・ 大 峰 奥 駈 道 を 含 む 紀 伊 半 島 一 帯 が 世 界 遺 産 に 登 録 さ 園 ﹂ の 一 部 に 指 定 さ れ て い る ほ か 、 平 成 16 年 度 に は 熊 野 古 ら の 山 岳 美 、 森 林 美 が 高 い 評 価 を 受 け 、 ﹁ 吉 野 熊 野 国 立 公 連 な り 、 東 部 に は 大 台 ケ 原 山 地 が 広 が っ て い ま す 。 こ れ 1 5 0 0 ∼ 1 8 0 0 m 級 の 山 々 が 峰 で あ る 釈 迦 ケ 岳 、 涅 槃 岳 な ど し ゃ か ね は ん と も 称 さ れ て い る 大 峰 山 脈 の 高 に 接 し 、 西 境 に は ﹁ 近 畿 の 屋 根 ﹂ ︵ 飛 地 ︶ 、 東 南 部 は 三 重 県 熊 野 市 奈 良 県 池原ダム 下 北 山 村 位 置 し 、 南 部 は 和 歌 山 県 北 山 村 下 北 山 村 は 奈 良 県 の 東 南 端 に 三 重 県 し も き た や ま 池 原 貯 水 池 ︵ 池 原 ダ ム ・ 奈 良 県 下 北 山 村 ︶ ∼ 豊 か な 緑 と 歴 史 、 清 ら か な 水 に つ つ ま れ て ∼ 2 2005.12月号 12 ●今月の水源地 池原貯水池(池原ダム・奈良県下北山村) ∼豊かな緑と歴史、清らかな水につつまれて∼ ――――――― 2 今月の行事 ――――――― 4 ●散歩道(パセオ) 神流川・水のふるさと体験 ――――――― 5 ダム所在市町村全国協議会 会長 群馬県 鬼石町長 関口 茂樹 ●ワンポイント・ぜみなーる 特定外来生物による生態系等に係る 被害の防止に関する法律の施行について ―――― 6 ●みんなでつなぐダム水源地 淀川水系ダム水源地ネットワーク活動 愛知県豊根村役場 総務課 課長 田辺 久伸 ●森と湖に親しむ旬間 平成 17 年度「花・人・みどりの水源地域活性化大賞」銀賞受賞 吉野川源水をはぐくむ会のその後 ――――――― 12 吉野川源水をはぐくむ会 事務局長 浜口 圭章 ●情報ホットライン 全国水の郷サミットの開催 ―――――――― 13 第 4 回世界水フォーラム (メキシコ) に 向けた準備活動 ―――――――――― 14 バ ス ・ フ ィ ッ シ ン グ が 盛 ん で 、 大 物 が 釣 り 上 げ ら れ る こ と ち の 実 せ ん べ い 、 と ち 餅 、 南 朝 み そ 春 ま な 漬 け ︵ ま な の す し ︶ 、 ま た 、 池 原 貯 水 池 は 、 80 年 代 初 め よ り 注 目 さ れ 始 め た れ た 人 の 心 と 体 を と き ほ ぐ し て く れ ま す 。 が 平 成 8 年 に 完 成 し 、 大 自 然 に 抱 か れ た 環 境 の 中 で 、 訪 さ れ て い ま す 。 ま た 敷 地 内 に は 、 下 北 山 温 泉 ﹁ き な り の 湯 ﹂ バ ン ガ ロ ー 、 オ ー ト キ ャ ン プ 場 等 の ア ウ ト ド ア 施 設 が 整 備 が 12 面 、 パ タ ー ゴ ル フ 場 な ど の ス ポ ー ツ 施 設 、 コ テ ー ジ 、 野 球 や サ ッ カ ー が で き る グ ラ ウ ン ド が 2 面 、 テ ニ ス コ ー ト 万 ß で 、 都 会 で は 考 え ら れ な い 広 大 さ で す 。 公 園 内 に は 、 て 整 備 さ れ た 下 北 山 ス ポ ー ツ 公 園 が あ り ま す 。 総 面 積 は 19 ● イ ベ ン ト : 点から線へ面への村づくり ――――――― 10 と で も 有 名 で す 。 こ の よ う に 、 下 北 山 村 は 、 恵 ま れ た 水 ● お み や げ ● 交 通 ︵︵︵ 熊奈大 野良阪 かかか ららら ︶︶︶ 国国西 道道名 42 24 阪 号号自 かか動 らら車 国国道 道道か 309 169 ら 号号国 でで道 約 約 169 45 3 号 分時で 間約 3 時 間 30 分 の 資 源 を 利 用 し て 発 電 ・ 電 力 供 給 と い う ラ イ フ ラ イ ン を : ●地域活性化レポート 杉 岡 貴 司 担 う 一 方 、 人 々 を 温 か く 迎 え る 豊 か な 自 然 と 開 放 的 な レ : ∼淀川水のふるさとフェア 2005 (ダム水源地の恵みと文化を訪ねて)∼ ――――― 8 奈 良 県 下 北 山 村 役 場 総 務 課 ジ ャ ー の 基 地 と し て の 側 面 を 備 え て い ま す 。 秋 ま つ り ︵ 10 月 中 旬 ︶ 山 の 音 楽 祭 ︵ 9 月 上 旬 ︶ 夏 ま つ り ︵ 8 月 中 旬 ︶ 桜 ま つ り ︵ 4 月 上 旬 ︶ ダム湖百選認定プレート トピックス ――――――――― 16 夏まつり 〔今月の表紙〕 ダム湖(池原貯水池)が果たすまちづくり ●編集事務局:財団法人 ダム水源地環境整備センター ダム広報センター 所 在 地:〒 102-0083 東京都千代田区町 2 − 14 − 2 TEL 03-3263-9051 FAX 03-3263-9085 http://www.wec.or.jp/ E-mail:[email protected] 下北山温泉「きなりの湯」 問い合わせ先 ■下北山村役場 TEL 07468-6-0001 FAX 07468-6-0377 http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/ 3 【 《北海道》 下旬∼3 月/ワカサギ釣り 場所Z南富良野町 かなやま湖畔(金山ダム) 主催Z南富良野町【企画商工課@0167-52-2115】 内容Zかなやま湖が全面結氷すると、ワカサギ釣り場が開設される。 年間シーズン券、または1日券を購入して利用する。予約不要 《東 北》 18 日 (日) /冬の体験教室 場所Z山形県長井市平山地内 野川まなび館 主催Z長井ダム工事事務所 内容Zダム教室、松ぼっくりのツリーづくり。1 カ月前から、野川 まなび館にて受付。定員40人になり次第締切り 【野川まなび館@0238-83-1343】 URLZhttp://www.thr.mlit.go.jp/nagai/topics/manabikan/index.html 《関 東》 12 月∼ 1月の毎週木・土・日曜日/多摩川水源森林隊 場所Z多摩川上流(東京都奥多摩町、山梨県甲州市、丹波山村、 小菅村)小河内ダム水源地 主催Z東京都水道局【多摩川水源森林隊事務所@0428-83-2045】 内容Zボランティアによる森林保全活動を行う。冬季の活動は枝 打ち作業等。電話・ホームページから申し込み受付 URLZhttp://www.waterworks.metro.tokyo.jp/volunteer_index.htm 3日 (土) ∼25 日 (日) /第20回記念開催 宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい 場所Z神奈川県清川村 宮ヶ瀬ダム 主催Z宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい実行委員会【@046-288-1340】 内容Zジャンボクリスマスツリーをシンボルとしたイベントを開催。 都市と地域の交流や、ふれあいをテーマとした水源地域と都 市部の住民との交流イベントを実施 URLZhttp://www.miyagase.or.jp/event/event.html 10 日 (土) ∼ 25 日 (日) /クリスマス IN 丹沢湖 場所Z神奈川県山北町 三保ダム 主催Zクリスマスイベント実行委員会 内容Z丹沢湖無料駐車場周辺のイルミネーション、および18 日 (日)にはコンサート (予定) や花火が行われる 【山北町産業観光課@0465-75-3646】 URLZhttp://www.town.yamakita.kanagawa.jp/kankou/ news/20051102_xmass_tanzawako.html 《近 畿》 上旬∼ 1 月下旬の毎週日曜日 (予定) /わくわくおもしろ教室 場所Z福井県永平寺町 九頭竜川資料館 主催Z国土交通省 九頭竜川資料館 内容Z川辺に生えている「ヨシ」を利用した草苗作りやペットボト ルを再利用した工作などの体験学習を行う(回によって内容 は異なります)【鳴鹿大堰管理所@0776-63-7100、九頭竜川 資料館@0776-63-7125】 《中 国》 23 日 (金・祝) /八千代町里山保全祭り 場所Z広島県安芸高田市八千代町 土師ダムサイクリングターミナル 主催Z八千代町湖畔祭り実行委員会 内容Z土師ダム湖畔の会場にて、餅つき、しめ縄、門松、正月飾 りなどを手作り体験する。12月16 日 (金) まで申し込み受付。 定員70人程度、先着順 【八千代町サイクリングターミナル@0826-52-2841】 】内は各行事の問い合わせ先です。 31 日 (土) ∼1月3日 (火) /ダム堤体と噴水のライトアップ 場所Z島根県太田市 三瓶ダム 主催Z島根県川本土木建築事務所 太田土木事業所【@0854-84-9753】 内容Z期間中、ダム堤体と噴水のライトアップが行われる 《九 州》 28 日 (水) ∼1月3日 (火) /厳木ダムのライトアップ 場所Z佐賀県厳木町 厳木ダム 主催Z厳木ダム管理所【@0955-63-2500】 内容Z夕方から22 時まで、ダムを美しくライトアップして、地元 や観光客の皆さんに楽しんでもらう 《北海道》 29 日 (日) /第 21 回 おけと湖氷上釣り大会 場所Z置戸町 鹿ノ子ダム 主催Z置戸町観光協会 内容Zおけと湖において氷上釣り大会が行われる。小学生以下の 部・一般の部に分かれて、釣れたワカサギの数を競う。1 月 26日 (木) まで申し込み受付予定。100 名になり次第締切り 【置戸町農林商工課 商工観光係@0157-52-3311】 《北 陸》 8日 (日) /田島祇園祭 御党屋御千度参り 場所Z福島県田島町 田島ダム周辺 主催Z田島町住民 内容Zその年の祇園祭を取り仕切る当番のお党屋組が祭りの無事 を祈り、心身を清めて祭礼行事を成し遂げる決意を新たに する儀式【田島町企画振興課 商工観光係@0241-62-6200】 《中 部》 21 日 (土) /梅津神楽 場所Z静岡県川根本町 接岨峡温泉会館 長島ダム周辺 主催Z梅津神楽保存会 内容Zこだま石神社・若宮神社の両神社に文明年間から伝わる神 楽で、神代の神話・岩戸神楽を模したもの。梅津神楽の奉 納を行う【川根本町まちづくり観光協会@0547-59-2746】 《近 畿》 22 日 (日) /第 3 回 建築家 安藤忠雄講演会 in 狭山池 場所Z大阪府大阪狭山市 大阪府立狭山池博物館 狭山池ダム 主催Z狭山池さくら満開委員会 内容Z狭山湖周辺での清掃活動や樹木の育成活動などをさらに発 展させることを目的に、狭山池博物館の設計者である建築 家の安藤忠雄氏を招き、市民による街づくりについての講演 会を行う【大阪府 ダム砂防課@06-6944-6039】 《九 州》 15 日 (日) /みどりかわ湖どんど祭り 場所Z熊本県美里町 緑川ダムイベント広場 主催Zみどりかわ湖どんど祭り実行委員会 内容Zどんど (やぐら) を作成し、正月に使用した正月飾りを焼く 【美里町企画観光課@0964-47-1111】 URLZhttp://www.misato-t.kumamoto-sgn.jp/web/event/event_0111.htm 《沖 縄》 28 日 (土) ∼ 29 日 (日) /第 44 回 名護さくら祭り 場所Z名護市名護中央公園、さくら公園、名護十字路大通り 主催Z名護さくら祭り実行委員会【@0980-53-7755】 内容Z市民の親睦を図るとともに、名護市を広く内外にアピールす る。名護城を中心にさまざまな催し物が行われる。近くに羽 地ダムがある URLZhttp://kanko.city.nago.okinawa.jp/ ●行事は直前に変更される場合があります。おでかけの際はご確認ください。「行事予定」の情報ご提供をお待ちしております。ダム広報センター FAX03-3263-9085 ダム水源地ネット 2005.12 4 と 考 え 、 こ れ か ら も 頑 張 り た い と 思 い ま す 。 私 た ち 山 間 地 の 町 に 課 せ ら れ た 重 要 な 役 割 だ 森 林 と 河 川 環 境 の 保 全 は 困 難 な 仕 事 で す が 、 え ま し ょ う 。 も 森 に 人 の 手 が 入 っ て 初 め て 可 能 と な る と い 林 の 公 益 的 機 能 が 高 く 評 価 さ れ ま す が 、 そ れ い ま す 。 地 球 温 暖 化 防 止 や 水 源 涵 養 な ど 、 森 か ん よ う め ざ し 、 県 産 材 供 給 基 地 の 建 設 に 取 り 組 ん で 町 で は 今 、 林 業 の 復 活 と 元 気 な 森 づ く り を に は 過 疎 指 定 を 受 け ま し た 。 ト ン ︶ の 建 設 な ど で 人 口 は 減 少 し 、 平 成 4 年 ダ ム ︵ 昭 和 43 年 完 成 、 総 貯 水 量 1 億 3 千 万 移 転 を 余 儀 な く さ れ た 首 都 圏 の 水 瓶 ・ 下 久 保 が め な っ て い ま す 。 林 業 の 衰 退 や 、 3 0 0 世 帯 の と 接 し 、 一 帯 は 群 馬 の 三 大 林 業 地 帯 の 一 つ に 置 し て 利 根 川 の 支 流 ・ 神 流 川 を 挟 ん で 埼 玉 県 か ん な 率 80 パ ー セ ン ト の 町 で す 。 群 馬 県 の 西 南 に 位 人 口 7 0 0 0 人 、 53 平 方 キ ロ メ ー ト ル 、 林 野 鬼 石 町 は か つ て 木 材 の 集 散 地 と し て 栄 え た お に し 神流川・水のふるさと体験 ダム所在市町村全国協議会 会長 群馬県 鬼石町長 れ ば と 願 っ て い ま す 。 5 れ 、 守 ら れ て い る こ と に 少 し で も 理 解 が 深 ま さ ま ざ ま な 努 力 で 水 を 育 む 森 や ダ ム が 維 持 さ 交 流 事 業 に よ っ て 水 と 森 の 大 切 さ を 学 び 、 そ 守 っ て い く こ と が 可 能 で す 。 森 や 川 へ の す べ て の 人 々 の 理 解 が あ っ て こ の 山 間 地 だ け で は と て も 守 り 切 れ ま せ ん 。 い た し ま し た 。 元 気 で 健 康 な 森 や 川 は 上 流 清流・神流川 に 取 り 組 み 、 ﹁ 水 の ふ る さ と ﹂ を 実 感 て 、 日 常 生 活 で は 体 験 で き な い 事 業 の 中 で ダ ム の 仕 組 み を 見 学 し た り し 入 る こ と の で き な い 巨 大 ダ ム の 堰 堤 え ん き で 間 伐 に 汗 を 流 し た り 、 普 段 で は そ う と し た 森 林 の 中 、 慣 れ な い 手 つ で 開 催 さ れ ま し た 。 参 加 者 は 、 う っ 流 事 業 実 行 委 員 会 主 催 ︶ が 、 鬼 石 町 ふ る さ と 体 験 ﹂ ︵ 利 根 川 水 系 上 下 流 交 48 組 96 人 が 参 加 し て ﹁ 夏 休 み ・ 水 の 8 月 18 日 、 群 馬 県 と 東 京 都 の 親 子 ダム水源地ネット 2005.12 ● 飼 育 、 栽 培 、 保 管 お よ び 運 搬 す る こ と ︵ 以 下 、 ﹁ 飼 養 等 ﹂ と い う 。 ︶ を 原 則 禁 止 が あ り ま す 。 特 定 外 来 生 物 に 指 定 さ れ た も の に つ い て は 、 次 の 制 約 H 特 定 外 来 生 物 の 規 制 に つ い て ま た 、 今 後 さ ら に 第 2 次 指 定 が 行 わ れ る 予 定 で す 。 ︵ 写 真 ︱ 2 ︶ 、 ブ ル ー ギ ル ︵ 写 真 ︱ 3 ︶ な ど も 含 ま れ ま す 。 の 水 域 で 見 ら れ る オ オ ク チ バ ス ︵ 写 真 ︱ 1 ︶ 、 コ ク チ バ ス 外 来 生 物 に 指 定 さ れ て い ま す 。 こ の 中 に は 現 在 で は 多 く 現 在 ま で に 、 第 1 次 指 定 と し て 表 に 示 す 37 種 類 が 特 定 だ け で は な く 、 卵 ・ 種 子 ・ 器 官 な ど も 含 ま れ ま す 。 特 定 外 来 生 物 は 生 き て い る も の に 限 ら れ ま す が 、 個 体 を 行 う こ と と し て い ま す 。 輸 入 と い っ た 取 り 扱 い を 規 制 し 、 特 定 外 来 生 物 の 防 除 等 特 定 外 来 生 物 と し て 指 定 し 、 そ の 飼 養 、 栽 培 、 保 管 、 運 搬 、 そ の た め に 、 問 題 を 引 き 起 こ す 海 外 起 源 の 外 来 生 物 を こ と を 通 じ て 、 国 民 生 活 の 安 定 向 上 に 資 す る こ と で す 。 生 命 ・ 身 体 の 保 護 、 農 林 水 産 業 の 健 全 な 発 展 に 寄 与 す る 林 水 産 業 へ の 被 害 を 防 止 し 、 生 物 の 多 様 性 の 確 保 、 人 の 外 来 生 物 法 の 目 的 は 、 生 態 系 、 人 の 生 命 ・ 身 体 、 農 生 物 法 ﹂ と い う 。 ︶ に つ い て 、 簡 単 に 概 要 を 紹 介 し ま す 。 生 態 系 等 に 係 る 被 害 の 防 止 に 関 す る 法 律 ﹂ ︵ 以 下 、 ﹁ 外 来 平 成 17 年 6 月 1 日 に 施 行 さ れ た ﹁ 特 定 外 来 生 物 に よ る G は じ め に 表 特定外来生物(第1次指定) 分類群 哺 乳 鳥 種名 類 タイワンザル、 カニクイザル、 アカゲザル、 アライグマ、 カニクイアライグマ、 ジャワマングース、 クリハラリス (タイワンリス含む)、 トウブハイイロリス、 ヌートリア、 フクロギツネ、 キョン 種類(種類数) 11種 類 ガビチョウ、 カオグロガビチョウ、 カオジロガビチョウ、 ソウシチョウ 6種 4種 写真− 1 オオクチバス (写真提供:高橋清孝氏 NPO法人シナイモツゴ郷の会) 爬 虫 類 カミツキガメ、 グリーンアノール、 ブラウンアノール、 ミナミオオガシラ、 タイワンスジオ、 タイワンハブ 両 生 類 オオヒキガエル 1種 類 オオクチバス、 コクチバス、 ブルーギル、 チャネルキャットフィッシュ 4種 類 ヒアリ、 アカカミアリ、 アルゼンチンアリ 3種 魚 昆 虫 無脊椎動物 ゴケグモ属のうち4種 (セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモ、 ジュウサンボシゴケグモ、 クロゴケグモ)、 イトグモ属のうち3種、 ジョウゴグモ科のうち2属全種、 キョクトウサソリ科全種 植 ナガエツルノゲイトウ、 ブラジルチドメグサ、 ミズヒマワリ 物 合 計 写真− 2 コクチバス (写真提供:茨城県内水面水産試験場) 1科、4属 (5種類) 3種 1科4属32種 (37種類) 写真− 3 ブルーギル (写真提供:茨城県内水面水産試験場) ダム水源地ネット 2005.12 国 土 交 通 省 河 川 局 河 川 環 境 課 特 定 外 被来 害生 の物 防に 止よ にる 関生 す態 る系 法等 律に の係 施る 行 に つ い て 6 飼育/栽培 野外に放つ/ 植える/まく 許可を受けていない者に対しての 譲渡し/引渡し 保管 個体等を識別する 措置の義務 運搬 輸入 き 、 特 定 外 来 生 物 に 適 切 に 対 処 す る こ と と し て い ま す 。 る 他 の 主 体 と 連 携 を 図 り つ つ 、 従 来 ど お り 河 川 法 に 基 づ 河 川 管 理 者 と し て は 外 来 生 物 法 に 基 づ く 防 除 を 実 施 す に よ っ て ﹁ キ ャ ッ チ ア ン ド リ リ ー ス ﹂ が 禁 止 さ れ て い る ス ﹂ も 規 制 対 象 と は な り ま せ ん ︶ 。 し か し な が ら 、 条 例 象 と は な り ま せ ん ︵ 釣 り で い う ﹁ キ ャ ッ チ ア ン ド リ リ ー 来 生 物 の 防 除 を 行 う と さ れ て い ま す 。 が あ る 場 合 で 、 必 要 で あ る と 判 断 さ れ た 場 合 は 、 特 定 外 に よ る 被 害 が す で に 生 じ て い る 場 合 ま た は 生 じ る お そ れ 外 来 生 物 法 で は 前 述 の 規 制 だ け で な く 、 特 定 外 来 生 物 捕 ま え た 場 合 で も 、 そ の 場 で す ぐ に 放 す こ と は 規 制 の 対 当 す る た め 、 禁 止 さ れ て い ま す 。 た だ し 、 野 外 に お い て 合 、 持 っ て 帰 る こ と は 外 来 生 物 法 に お け る ﹁ 運 搬 ﹂ に 該 た と え ば 、 特 定 外 来 生 物 を 野 外 に お い て 捕 ま え た 場 I 河 川 管 理 者 と し て の 対 応 許 可 さ れ ま す 。 を 持 っ て い る な ど 、 特 別 な 場 合 に は 飼 養 等 お よ び 輸 入 が 法 人 の 場 合 は 最 大 1 億 円 の 罰 金 が 科 せ ら れ ま す 。 な お 、 本 法 律 に 違 反 し た 場 合 、 個 人 の 場 合 は 最 大 3 0 0 万 円 、 チ ッ プ を 埋 め 込 む な ど の 個 体 識 別 等 の 措 置 を 講 じ る 義 務 許 可 を 受 け て 飼 養 等 す る 場 合 、 そ の 個 体 等 に マ イ ク ロ 含 む ︶ こ と を 禁 止 て い な い 者 に 対 し て 譲 渡 し 、 引 渡 し な ど を す る ︵ 販 売 も し て い き ま す 。 び に 河 川 全 体 の 生 態 系 等 に 配 慮 し つ つ 、 可 能 な 限 り 協 力 河 川 管 理 者 と し て は 、 河 川 法 に 基 づ き 、 治 水 、 利 水 な ら 理 者 に 対 し 、 防 除 の 実 施 に 際 し 依 頼 等 が あ っ た 場 合 に は 、 ま た 、 外 来 生 物 法 に 基 づ く 防 除 を 行 う 主 体 か ら 河 川 管 パ ン フ レ ッ ト 等 を 用 い た 防 除 の 内 容 や 必 要 性 の 周 知 地 域 の 関 係 者 や 一 般 市 民 に 対 す る 、 ホ ー ム ペ ー ジ 、 看 板 、 図 特定外来生物で規制される事項 の ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。 ど う さ 合 獰 な い は 猛 ま お 。 、 な た 安 動 、 、 全 物 特 外 の も 定 来 た 含 外 生 め ま 来 物 、 れ 生 法 む ま 物 に や す の 関 み 。 中 す に そ に る 近 の 詳 づ よ は 細 か う カ に な な ミ つ い 生 ツ い よ 物 キ て う を ガ は に 見 メ 、 し つ の 環 て け よ 境 く た う 省 だ 場 な う 場 合 に は 、 事 前 に よ く 確 認 し て お く こ と が 必 要 で す 。 適 切 な 処 理 を 求 め ら れ る こ と も あ り ま す の で 、 釣 り を 行 場 合 は 、 釣 っ た 魚 を 指 定 さ れ た 場 所 に 持 っ て 行 く な ど の ま え た と き は 注 意 が 必 要 で す 。 今 後 、 特 定 外 来 生 物 を 見 つ け た と き や 釣 り を し て 捕 J お わ り に ● 研 究 目 的 な ど で 逃 げ 出 さ な い よ う に 適 正 に 管 理 す る 施 設 ● ● ● 許 可 を 受 け て 飼 養 等 す る 者 が 、 飼 養 等 す る 許 可 を 持 っ 野 外 へ 放 つ 、 植 え る お よ び ま く こ と を 禁 止 輸 入 す る こ と を 原 則 禁 止 の 生 息 ・ 生 育 状 況 に 関 す る 情 報 の 提 供 河 川 水 辺 の 国 勢 調 査 等 を 通 じ て 得 ら れ た 特 定 外 来 生 物 ● ● 具 体 的 に は 、 次 の よ う な こ と が 考 え ら れ ま す 。 http://www.env.go.jp/nature/intro/ 7 ダム水源地ネット 2005.12 開会宣言 て い た だ き 、 ス タ ッ フ 一 同 、 準 備 の 甲 れ ま し た が 、 予 想 以 上 の 方 々 に 来 場 し ど の く ら い の 入 場 者 が あ る の か 心 配 さ 当 日 は 、 あ い に く の 雨 模 様 の 天 気 で 、 市 に 移 し て 行 わ れ て い ま す 。 て い ま し た が 、 昨 年 か ら は 会 場 を 大 阪 で 、 こ れ ま で は 、 京 都 市 内 で 開 催 さ れ 平 成 11 年 か ら 、 毎 年 開 催 し て い る も の こ の イ ベ ン ト は 同 ネ ッ ト ワ ー ク が 、 0 5 ﹂ が 開 催 さ れ ま し た 。 場 ︶ ﹂ で ﹁ 淀 川 水 の ふ る さ と フ ェ ア 2 0 区 弁 天 町 の ﹁ O R C 2 0 0 ︵ オ ー ク 広 日 、 淀 川 の 下 流 域 に 位 置 す る 大 阪 市 港 が 交 流 を 図 る イ ベ ン ト と し て 、 10 月 15 し て い た だ き 、 上 流 域 と 下 流 域 の 人 々 ダ ム と 水 源 地 の 役 割 の 重 要 性 を 理 解 畿 圏 の 母 な る 川 ・ 淀 川 を 守 っ て い ま す 。 全 し 農 業 を 営 む な ど 、 ダ ム と と も に 近 ダ ム が あ る 水 源 地 で は 、 広 い 森 林 を 保 つ の ダ ム 、 そ し て 琵 琶 湖 等 が あ り ま す 。 ル ギ ー で あ る 水 力 発 動 を 行 う た め の 7 業 用 水 を 供 給 し 、 ま た 、 ク リ ー ン エ ネ 1 4 0 0 万 人 の 飲 料 水 や 農 業 用 水 、 工 淀 川 水 系 に は 、 洪 水 を 防 ぎ 、 京 阪 神 源 地 ネ ッ ト ワ ー ク ﹂ で す 。 7 月 に 発 足 し た 団 体 が ﹁ 淀 川 水 系 ダ ム 水 の 19 市 町 村 ︵ 当 時 ︶ が 連 携 し 、 平 成 11 年 の 三 重 県 ・ 滋 賀 県 ・ 京 都 府 ・ 奈 良 県 内 や 地 域 づ く り を 目 指 し て 、 淀 川 上 流 域 く た め の 情 報 発 信 、 水 源 地 の 環 境 保 全 ま な 魅 力 を 多 く の 方 々 に 知 っ て い た だ こ れ ら 上 流 の 自 然 を は じ め 、 さ ま ざ 琵琶湖 京都府 滋賀県 淀川 大阪府 お絵かきコンクール ダム水源地ネット 2005.12 奈良県 三重県 淀川 ∼ 淀 川 水 の ふ る さ と フ ェ ア 2 0 0 5 ︵ ダ ム 水 源 地 の 恵 み と 文 化 を 訪 ね て ︶ ∼ 淀 川 水 系 ダ ム 水 源 地 ネ ッ ト ワ ー ク 活 動 8 ぬいぐるみショー お茶点 茶 の 名 産 地 で あ る こ と か ら こ れ を 紹 介 紹 介 し て い ま し た 。 特 に 宇 治 市 は 、 お デ オ や グ ッ ズ 配 布 、 工 芸 品 の 展 示 等 を れ の 市 町 村 や 機 関 が 工 夫 を 凝 ら し て ビ ﹁ 国 淀 土 川 交 水 通 系 省 水 源 淀近 地 川畿 ネ ダ地 ッ ム方 ト 統整 ワ 合備 ー 管局 ク 理 ﹂ 矢事 会 口務 員 所 博 之 や 関 係 行 政 機 関 の ブ ー ス で は 、 そ れ ぞ 一 方 、 ネ ッ ト ワ ー ク 各 会 員 の 市 町 村 を 超 え る ほ ど の 盛 り 上 が り ぶ り で し た 。 り だ く さ ん の 演 目 が あ り 、 予 定 の 時 間 た ち に 人 気 の キ ャ ラ ク タ ー シ ョ ー な ど 盛 さ ら に は 、 中 国 琵 琶 の 演 奏 や 子 ど も も の に し て い き た い と 考 え て い ま す 。 に 水 の 役 割 を 知 っ て い た だ け る よ う な れ か ら の イ ベ ン ト も 、 よ り 多 く の 方 々 へ の ア ン ケ ー ト 集 計 結 果 等 を 基 に 、 こ し い 状 況 に あ り ま す が 、 今 回 の 来 場 者 現 在 、 ダ ム 設 置 に つ い て は 非 常 に 厳 の 魅 力 を 感 じ ま し た 。 い く 、 司 会 者 と し て 第 一 人 者 な ら で は を 誘 い 、 自 分 の 話 の 中 に 引 き 込 ん で 了 し ま し た 。 が あ り 、 イ ベ ン ト は 大 成 功 の う ち に 終 雨 に も か か わ ら ず 、 予 想 以 上 の 来 場 を 受 賞 し た 大 阪 市 内 の 保 育 園 児 に よ り 、 賞 ︵ 2 点 ︶ ・ 銅 賞 ︵ 2 点 ︶ が 表 彰 さ れ 、 銀 賞 ク ー ル の 表 彰 式 に 移 り 、 金 賞 ︵ 1 点 ︶ ・ 銀 保 育 所 児 童 を 対 象 と し た お 絵 か き コ ン 行 わ れ た ダ ム 水 源 地 下 流 域 の 幼 稚 園 ・ 斐 ま 機 さ 長 そ し 構 つ ︵ ま が の た か が 代 ず あ り 後 。 ら あ 理 川 、 当 、 ﹁ そ り 端 ネ ま し 大 れ 、 国 修 ッ た 好 ぞ 土 副 ト 。 き れ 交 市 ワ ! ご 通 長 ー 川 祝 省 ︶ ク ﹂ 辞 と か の ら 会 を 水 開 長 タ い 資 会 の イ た 源 の 宇 ト だ 開 あ 治 ル で き 発 い 市 か わ ば た お さ む 管 に た と え 、 軽 妙 な 喋 り で 観 客 の 笑 い シ ョ ー が 始 ま り 、 水 の 大 切 さ を 体 の 血 ﹁ 団 ぬ す に ち で 面 6 活 い こ 天 元 続 す を 人 し た の 正 ま に い 方 上 に 今 気 い 。 か の た も 太 み た 依 ぐ 々 下 、 回 な ぶ 演 も の 鼓 、 頼 る に 流 ダ は 声 て っ 者 の が は だ 郷 し み 感 に ム 、 で 、 て が で 、 、 れ 土 て シ 謝 興 の 淀 開 浜 太 そ す 地 戦 太 芸 公 ョ す 味 役 川 会 村 鼓 れ 。 元 国 鼓 能 演 ー る を 割 下 宣 を ぞ こ の 時 ﹂ 淳 が と を を 心 持 に 流 言 打 れ の 皆 代 披 し 行 企 を た つ 域 が 氏 ち 違 太 さ か 露 い 画 育 せ い に 行 に 鳴 っ 鼓 ん ら さ て ま し む 、 て 住 わ よ 名 ら た の の 伝 れ し 、 目 そ 学 む れ る す 動 特 熱 承 ま 張 た 専 的 こ ぶ 子 ま ト と 物 徴 意 さ し 市 。 門 で に と ど し ー の 創 暮 と も た こ の は で れ た か 劇 作 ら も た 。 ク ろ 仮 、 復 て 。 ら て い た だ き ま し た 。 行 っ て い た だ き 、 多 く の 方 々 に 購 入 し 山 添 村 か ら は 、 郷 土 物 産 の 即 売 会 を そ の 他 、 京 都 市 ・ 名 張 市 ・ 余 呉 町 ・ は う れ し い 悲 鳴 と な り ま し た 。 が 足 り な い と い う 、 ス タ ッ フ に と っ て ま し た 。 ま た 、 予 定 し て い た 抽 選 枚 数 ち が 列 を 作 っ て 順 番 を 待 つ 状 態 と な り 想 外 に 人 気 で 、 回 答 を 済 ま せ た 人 た な 商 品 を 抽 選 で 提 供 し ま し た が 、 予 員 各 市 町 村 か ら 提 供 さ れ た さ ま ざ ま リ ー を 行 い ま し た 。 全 問 正 解 者 に 会 て 答 え が 分 か る よ う に し た ク イ ズ ラ ブ ー ス の 展 示 の 中 を 見 る こ と に よ っ ま た 、 各 ブ ー ス 毎 に 問 題 を 設 定 し 、 道 の 先 生 を 招 い て 茶 室 を 開 き ま し た 。 で 来 場 者 に 飲 ん で い た だ け る よ う に 茶 す る た め 、 会 場 で お 茶 を 点 て 、 そ の 場 http://www.yodoyynet.jp/ 9 ダム水源地ネット 2005.12 点から線へ面への村づくり 茶臼山 旧富山村 豊 根 村 豊 根 村 役 場 453 愛 知 県 新豊根ダム 豊 根 村 大 入 川 佐久間ダム 豊 根 村 の 半 径 50 Ü 圏 内 に は 新 城 市 と 飯 田 市 に は 愛 知 県 唯 一 の ス キ ー 場 を 開 設 し ま し た 。 ダム水源地ネット 2005.12 課 題 で も あ り ま す 。 着 々 と 観 光 拠 点 と し て の 整 備 を 行 い 、 同 61 年 域 の 活 性 化 、 夢 あ る 地 域 づ く り は 最 も 重 要 な て 共 通 の 悩 み を 抱 え る 村 で あ り 、 今 後 こ の 地 小 の 自 治 体 と な り ま す 。 両 村 と も 水 源 地 と し 茶 臼 山 高 原 道 路 の 開 設 、 国 民 休 暇 村 の 誘 致 等 、 国 定 公 園 に 指 定 さ れ 、 野 外 活 動 ロ ッ ジ の 整 備 、 昭 和 43 年 に は 茶 臼 山 高 原 一 帯 が 天 竜 奥 三 河 5 ・ 9 1 à 、 人 口 1 6 2 9 人 と 愛 知 県 で は 最 小 規 模 の 合 併 を し ま し た 。 合 併 後 は 面 積 1 5 平 成 17 年 11 月 27 日 、 隣 村 旧 富 山 村 と 全 国 最 交 流 施 策 を 進 め て き ま し た 。 る 中 、 村 で は こ う し た 立 地 条 件 を 生 か し 観 光 か つ て 村 の 基 幹 産 業 で あ っ た 林 業 が 衰 退 す 村 過 疎 の 村 で す 。 と み や ま と い え ま す 。 愛知県豊根村役場 総務課 課長 0 0 人 、 65 歳 以 上 が 40 % を 超 え る 典 型 的 な 山 口 減 少 に 歯 止 め が か か ら ず 、 現 在 は 人 口 1 4 昭 和 30 年 に は 人 口 4 5 0 0 人 を 超 え た 村 も 人 都 市 と の 交 流 に は 可 能 性 を 秘 め た 立 地 に あ る 名 古 屋 市 、 静 岡 市 な ど の 大 都 市 が 多 数 含 ま れ 、 が あ り 、 半 径 1 0 0 Ü 内 に は 浜 松 市 、 豊 橋 市 、 さ ら に 同 48 年 に は 新 豊 根 ダ ム の 完 成 に よ り 、 1 7 年 の 歴 史 を 刻 み 、 昭 和 31 年 の 佐 久 間 ダ ム 、 明 治 22 年 10 月 1 日 に 村 制 を 施 行 し て 以 来 1 温 は 12 ℃ 、 年 間 降 雨 量 は 2 2 0 0 Ù 程 度 で す 。 臼 山 ︵ 1 4 1 5 Û ・ 県 内 最 高 峰 ︶ で 、 年 間 平 均 気 標 高 は 役 場 付 近 で 5 2 6 m 、 一 番 高 い 所 は 茶 は 村 外 の 人 が 所 有 し て い る 状 況 で す 。 が 困 難 と な り 、 手 放 す 人 も 多 く 、 全 体 の 52 % 後 継 者 不 足 等 の た め 、 間 伐 や 枝 打 ち な ど 管 理 め 、 天 然 林 は ご く わ ず か で す 。 村 は 高 齢 化 と ha の う ち 、 人 工 林 が 8 6 8 1 ha ︵ 77 % ︶ を 占 村 の 92 % は 森 林 で 、 森 林 面 積 1 万 1 2 2 1 村 で 、 約 1 2 0 à の 広 大 な 面 積 を 有 し ま す 。 岡 県 浜 松 市 水 窪 町 ・ 佐 久 間 町 と 接 す る 県 境 の み さ く ぼ 県 天 龍 村 ・ 阿 南 町 ・ 売 木 村 ・ 根 羽 村 、 東 は 静 あ な ん う る ぎ ね ば 豊とよ 根ね 村 は 愛 知 県 北 東 端 に 位 置 し 、 北 は 長 野 ダム見学を兼ねたウォーキング 10 草餅つき体験 の ︶ と 名 付 け 、 湖 畔 に ﹁ 川 と 森 の レ ク リ エ ー ︵ 由 来 は 湖 面 に 映 る 周 辺 の 木 々 を 表 現 し た も り 、 夏 に は 郷 土 料 理 の 創 作 会 、 鮎 と り 等 交 流 ま す 。 管 理 は 地 元 住 民 に よ る 組 合 で 行 っ て お 四 季 を 通 じ さ ま ざ ま な 色 を み せ る 山 村 風 景 を す ﹁ 数 山 。 自 々 村 然 の 、 で が 施 森 友 策 は 、 達 を 先 川 お 行 人 な ら い か ど が 、 ら 自 の 村 受 然 豊 の け に 根 キ 継 恵 ﹂ ャ い ま と ッ だ れ 名 チ 自 て 付 フ 然 い け レ を る て ー 中 村 い ズ 心 は ま も に 、 ま た 、 村 民 公 募 に よ り ダ ム 湖 を ﹁ み ど り 湖 ﹂ の 他 の 滞 在 施 設 等 を 手 掛 け て き ま し た 。 し ま し た 。 そ の 後 も 平 成 9 年 に 温 泉 施 設 、 そ 年 間 50 万 人 が 訪 れ る 村 の 観 光 拠 点 と し て 定 着 こ れ に よ り 通 年 型 観 光 地 と し て 、 四 季 を 通 じ ジ を 5 棟 整 備 し 、 年 間 貸 付 料 70 万 円 で 公 募 し た 。 最 近 で は 、 地 元 の 材 料 を 使 用 し た コ テ ー 自 然 と 交 流 で き る 環 境 整 備 を 進 め て き ま し シ ョ ン ゾ ー ン ﹂ を 設 け 、 遊 び や 体 験 を 通 し て アマゴつかみ体験 そば打ち体験 五平餅作り体験 進 め て い ま す 。 し て い く こ と の で き る 空 間 と な る よ う 整 備 を く り の 中 で 、 人 と 自 然 が よ り よ い 関 係 で 共 存 ダ ム 周 辺 環 境 に つ い て も 、 そ う し た 地 域 づ え て い ま す 。 な げ て い く こ と が 、 村 に 課 せ ら れ た 命 題 と 考 な ど 、 す べ て に お い て 点 か ら 線 へ 、 面 へ と つ 最 終 的 に は 働 く 場 の 確 保 に 展 開 し て い く こ と か ら 滞 在 型 へ 。 都 市 と の 交 流 を さ ら に 移 住 へ 。 そ の 一 方 で 、 日 帰 り 型 、 通 過 型 の 観 光 交 流 の 一 つ と し て 掲 げ ら れ て い ま す 。 に 価 値 あ る 自 然 を 残 し て い く こ と が 住 民 目 標 新 し い 豊 根 の 景 観 づ く り と 、 後 世 、 孫 子 の 代 と が 林 業 や 観 光 の 発 展 に 欠 か せ な い と し て 、 踏 ま え 、 自 然 や 景 観 に 価 値 を 持 た せ て い く こ 第 4 次 総 合 計 画 の 中 で は 、 そ う し た 現 状 を う 疑 問 の 声 が 聞 か れ ま す 。 が 密 集 し 、 河 川 も 昔 あ っ た 清 流 だ ろ う か と い れ て 災 害 の 危 険 性 さ え 潜 み 、 沿 道 に は 人 工 林 し か し 最 近 で は 、 山 に は 人 手 が 入 ら ず 、 荒 源 と な っ て い ま す 。 は じ め 、 何 よ り も 豊 か な 自 然 が 一 番 の 観 光 資 た と こ ろ 多 数 の 応 募 が あ り 、 満 室 と な っ て い 行 事 が 盛 ん に 行 わ れ て い ま す 。 http://www.vill.toyone.aichi.jp/ 11 ダム水源地ネット 2005.12 吉野川源水をはぐくむ会のその後 吉野川源水をはぐくむ会 事務局長 こ の ﹁ 那 賀 川 流 域 フ ォ ー ラ ム 2 0 3 0 ﹂ は 、 徳 島 県 南 部 吉野川源流モニュメント 現 に 向 け て 行 動 を 開 始 し ま し た 。 碑 ﹂ ・ ﹁ 源 流 モ ニ ュ メ ン ト ﹂ を 創 ろ う と い う 声 が 上 が り 、 実 た 。 そ の 折 、 那 賀 川 に も 流 域 の シ ン ボ ル と し て ﹁ 源 流 平 成 15 年 6 月 に 実 施 し た 吉 野 川 源 流 点 登 山 に 参 加 し ま し と し た ﹁ 那 賀 川 流 域 フ ォ ー ラ ム 2 0 3 0 ﹂ の 委 員 3 名 が 、 を 流 れ 、 紀 伊 水 道 へ そ そ ぐ 一 級 河 川 で あ る 那 賀 川 を 中 心 も う 一 つ は 、 他 の 河 川 団 体 と の 交 流 で す 。 徳 島 県 南 部 河 川 管 理 者 に 提 言 書 を 提 出 し 解 散 し て い ま す 。 会 は 、 平 成 16 年 10 月 、 さ れ た 組 織 で す 。 同 平 成 14 年 3 月 に 結 成 公 募 の 民 間 人 36 名 で 吉野川源流碑 ど の 活 動 を 行 っ て い ま す 。 揖 保 川 の 源 流 点 調 査 を 行 い 、 源 流 点 に 目 印 を 設 置 す る な 体 ﹁ 関 西 ナ シ ョ ナ ル ・ ト ラ ス ト 協 会 ﹂ の 方 々 は 、 兵 庫 県 ・ ま た 、 吉 野 川 源 流 点 登 山 に 参 加 し た も う 一 つ の 交 流 団 た 者 と し て 喜 ば し い 限 り で す 。 し く 交 流 す る こ と が で き た こ と は 、 そ の き っ か け を 作 っ の メ ン バ ー と 、 当 は ぐ く む 会 の 会 員 と が 一 堂 に 集 ま り 、 親 開 催 さ れ ま し た が 、 ﹁ 那 賀 川 ア フ タ ー フ ォ ー ラ ム ﹂ の 委 員 平 成 17 年 10 月 29 日 、 こ れ ら 源 流 碑 の 竣 工 ・ 除 幕 式 等 が モ ニ ュ メ ン ト ﹂ の 自 力 設 置 へ と つ な が っ て い き ま し た 。 業 等 を 動 か し 、 那 賀 川 の 源 流 点 を 定 め 、 ﹁ 源 流 碑 ﹂ ﹁ 源 流 メ ン バ ー の 熱 い 思 い が 、 流 域 全 体 の 人 々 ・ 行 政 ・ 企 し ま し た 。 吉野川源水をはぐくむ会 事務局 TEL ・ FAX 088-625-7626 ダム水源地ネット 2005.12 ﹁ 那 賀 川 ア フ タ ー フ ォ ー ラ ム ﹂ を 結 成 し 、 そ の 活 動 を 継 続 さ れ る か 見 届 け よ う と 同 フ ォ ー ラ ム の 委 員 、 有 志 26 名 で 、 そ の 後 、 自 分 た ち が 出 し た 提 言 書 が 、 ど の よ う に 実 現 な か 登 山 す る 吉 野 川 源 流 点 登 山 が あ り ま す 。 そ の 人 々 と と も に ﹁ 源 流 モ ニ ュ メ ン ト ﹂ が あ る 源 流 点 ま で 域 の 人 々 と ﹁ 源 流 碑 ﹂ を 訪 ね 、 夜 は 交 流 会 を 行 い 、 翌 日 は し 動 み 今 か で 平 ま が ど 回 ら つ 平 成 す 他 り 、 そ な 成 14 。 の の 本 れ ぐ 15 河 水 年 ま ダ 年 年 川 源 度 で ム 2 か 団 地 ﹁ の 水 月 ら 体 域 森 活 源 号 新 等 活 と 動 地 本 た に 性 湖 、 ﹂ に ︶ 誌 波 化 に 以 欄 ﹁ 始 親 大 後 で こ 及 め し 賞 し の 、 ち た む 計 当 ら た ﹂ 活 の こ 受 旬 画 会 ダ 動 と 賞 間 等 の ム の を 水 を を ﹂ 一 に 発 発 源 足 中 機 お つ 心 に け 表 ︵ 地 に ︵ に 、 る し 平 ﹂ 、 ご 私 ﹁ ま 成 現 吉 報 た 花 し 6 ﹁ 野 告 ち ・ た 年 み 川 上 い の 人 の 8 ん 月 な 流 た 活 ・ で 、 ︶ 名 を 会 の 運 営 に 加 え 、 べ く 、 学 識 経 験 者 2 県 に 提 言 書 を 提 出 す 理 者 で あ る 国 ・ 徳 島 子 に つ い て 、 河 川 管 整 備 計 画 書 の 原 案 骨 い て 議 論 を し 、 河 川 川 整 備 の 方 向 性 に つ で の あ る べ き 姿 、 河 賀 川 ﹂ の 2 0 3 0 年 ま の 一 級 河 川 で あ る ﹁ 那 那賀川源流モニュメント 携帯電話 090-3782-0792 12 国土交通省 土地・水資源局 水源地域対策課 ホスピタリティ表現が少ない事例 ホスピタリティ表現が豊かな事例 営 が 進 む こ と が 期 待 さ れ ま す 。 の 郷 市 町 村 の 今 後 の 地 域 づ く り や 行 政 運 今 回 の サ ミ ッ ト で の 議 論 に よ っ て 、 水 が な さ れ ま し た 。 す る 行 政 職 員 の 役 割 等 に つ い て 意 見 交 換 化 さ せ る ﹂ た め の 方 法 や 、 こ れ ら に 関 与 源 を う ま く 使 っ て ﹂ ﹁ 地 域 を 持 続 的 に 活 性 わ れ 、 ﹁ 無 駄 な お 金 を か け ず ﹂ ﹁ 地 域 の 資 受 け た 後 、 パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が 行 す る 取 り 組 み に つ い て 日 野 市 か ら 紹 介 を け る 清 流 の 復 活 や 水 辺 の 復 元 ・ 再 生 に 関 さ ら に 、 日 野 市 内 を 流 れ る 用 水 路 に お 告 が あ り ま し た 。 こ れ ら の 取 り 組 み に よ り 、 起 債 制 限 比 率 役 場 職 員 の 削 減 と 意 識 改 革 等 が 紹 介 さ れ 、 設 資 材 支 給 事 業 、 合 併 処 理 浄 化 槽 の 導 入 、 路 工 事 等 に 要 す る 資 材 を 村 が 支 給 す る 建 題 す る 講 演 が 行 わ れ 、 住 民 が 施 工 す る 道 條 村 の 伊 藤 村 長 か ら ﹁ 自 立 の 村 づ く り ﹂ と 本 年 の サ ミ ッ ト で は 、 ま ず 、 長 野 県 下 タ リ テ ィ 表 現 、 の 二 つ が 不 可 欠 で あ る 旨 の 報 こ と と 、 ② 訪 問 者 を 大 事 に も て な す ホ ス ピ も の に 邪 魔 さ れ ず 良 く 見 え る よ う に す る 異 な る こ と を 認 識 し た 上 で 、 ① 資 源 が 他 の る と い う 状 態 と 資 源 を 活 か す こ と が 全 く 活 性 化 を 図 っ て い く た め に は 、 資 源 が あ 用 し て 多 く の 来 訪 者 を 集 め 、 地 域 の 経 済 が 全 国 1 0 7 地 域 を 認 定 し た も の で す 。 い る 市 町 村 を 平 成 7 年 ∼ 8 年 に 旧 国 土 庁 と と も に 、 優 れ た 水 環 境 の 保 全 に 努 め て ぐ る 歴 史 や 生 活 文 化 を 維 持 ・ 発 展 さ せ る づ く り に 資 す る た め 、 地 域 固 有 の 水 を め ﹁ 水 の 郷 百 選 ﹂ と は 、 水 を 活 か し た 地 域 教 授 か ら は 、 森 林 や 水 等 の 地 域 資 源 を 活 説 明 が あ り ま し た 。 ま た 、 東 京 大 学 の 堀 オ マ ス エ ネ ル ギ ー の 供 給 可 能 性 に 関 す る 資 源 の 将 来 の 見 通 し と こ れ に 基 づ く バ イ い て 、 愛 知 県 豊 根 村 に お け る 人 口 と 森 林 枯 渇 後 に も 持 続 可 能 な 社 会 の あ り 方 に つ の 共 催 で 開 催 さ れ ま し た 。 水 の 郷 サ ミ ッ ト ﹂ が 、 日 野 市 と 国 土 交 通 省 定 さ れ た 全 国 の 市 町 村 が 参 加 し て ﹁ 全 国 の 高 野 助 教 授 か ら 、 石 油 等 の 地 下 資 源 の が 行 わ れ ま し た 。 こ こ で は 、 名 古 屋 大 学 そ の 後 、 地 域 づ く り に 関 す る 事 例 紹 介 2 号 館 講 堂 に お い て 、 ﹁ 水 の 郷 百 選 ﹂ に 選 い る こ と が 報 告 さ れ ま し た 。 10 月 26 日 、 東 京 ・ 霞 ヶ 関 中 央 合 同 庁 舎 が 1 ・ 4 % と い う 健 全 な 財 政 が 達 成 さ れ て http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/mizusato/mizunosatohyakusen/ 13 ダム水源地ネット 2005.12 日本水フォーラム チーフオフィサー 枠組みテーマ 1. 成長と発展のための水 2. 統合水資源管理(IWRM)の実践 3. すべての人のための水供給と衛生 4. 食料と環境のための水管理 5. 危機管理 分科会 1 横断的課題 A. 地域の水イニシア ティブに対する資 金調達のための新 しいモデル B. 制度開発と政治的 プロセス C. 能力開発と社会的 学習 2 3 4 5 A B 分科会 C D. 科学、技術、知識 の適用 D E. 目標、モニタリン グ、実施の評価 E 図−1 フォーラムの構成 予 定 さ れ た 1 5 0 を 選 こ の 5 6 2 案 の 中 か ら 対 し て 提 出 さ れ ま し た 。 3. 2. 1. 資 金 調 達 と 投 資 災 害 軽 減 | 危 機 管 理 と 危 機 の 削 減 ダム水源地ネット 2005.12 効 率 的 な 水 利 用 | 水 の 生 産 性 の 改 善 局 ︵ メ キ シ コ 事 務 局 ︶ に 世 界 水 フ ォ ー ラ ム 事 務 が メ キ シ コ の 第 4 回 の 間 に 5 6 2 の 提 案 会 登 録 締 め 切 り ま で す 。 9 月 30 日 の 分 科 つ 、 計 1 5 0 の 予 定 で つ の テ ー マ ご と に 30 ず お り 、 分 科 会 の 数 は 5 1 日 が 割 り 当 て ら れ て 枠 組 み テ ー マ ご と に 3 つ に ま と め ま し た 。 ア ・ 太 平 洋 地 域 に 共 通 す る 課 題 と 挑 戦 を 以 下 の 10 月 25 日 に サ マ リ ー 文 書 の 作 成 を 行 い 、 ア ジ な 議 論 が 行 わ れ ま し た 。 こ の 結 果 を 踏 ま え て 翌 を 取 り ま く 諸 課 題 を 解 決 し て い く た め の 積 極 的 ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 に 共 通 す る 水 問 題 や そ れ ら 名 、 国 内 の 参 加 者 80 名 、 の 計 1 0 0 名 が 参 加 し 、 平 洋 諸 国 の 在 京 大 使 館 な ど 海 外 か ら の 参 加 者 20 た 。 各 サ ブ 地 域 の 代 表 、 ビ ー コ ン 、 ア ジ ア ・ 太 ア ・ 太 平 洋 会 議 を 10 月 24 日 に 東 京 で 開 催 し ま し ピ ッ ク に 関 し て 分 科 会 が 開 催 さ れ ま す 。 め に 、 第 4 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム に む け た ア ジ 図 ︱ 1 に 示 す と お り 、 そ れ ぞ れ が 交 差 す る ト サ ブ 地 域 ご と の 準 備 会 合 の 結 果 を ま と め る た テ ー マ と 5 つ の 横 断 的 課 題 が 定 め ら れ て お り 、 関 係 者 の 意 見 を 集 約 し て き ま し た 。 第 4 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム で は 、 5 つ の 枠 組 み で 、 サ ブ 地 域 の 準 備 会 合 を 開 催 し 、 さ ま ざ ま な ■ フ ォ ー ラ ム の 構 成 央 ア ジ ア 、 オ セ ア ニ ア & パ シ フ ィ ッ ク ︶ 、 こ れ ま 分 け ︵ 北 東 ア ジ ア 、 東 南 ア ジ ア 、 南 ア ジ ア 、 中 国 内 で の 活 動 も 行 っ て い ま す 。 の 積 極 的 な 参 加 を 推 進 す る た め に 、 さ ま ざ ま な 継 組 織 で あ る こ と か ら 、 前 回 ホ ス ト 国 日 本 か ら で は 、 ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 を 5 つ の サ ブ 地 域 に 問 題 も 多 様 で す 。 こ の た め 、 日 本 水 フ ォ ー ラ ム ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 は 広 大 で 人 口 も 多 く 、 水 開 催 さ れ た 第 3 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム 事 務 局 の 後 3 月 に 京 都 、 滋 賀 、 大 阪 の 琵 琶 湖 ・ 淀 川 流 域 で ま た 同 時 に 、 日 本 水 フ ォ ー ラ ム は 2 0 0 3 年 い て 、 ビ ー コ ン と 呼 ば れ る 役 割 を 務 め て い ま す 。 マ の う ち の ひ と つ で あ る ﹁ 危 機 管 理 ﹂ テ ー マ に つ め る と と も に 、 フ ォ ー ラ ム の 5 つ の 枠 組 み テ ー け た ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 の コ ー デ ィ ネ ー タ ー を 務 フ ォ ー ラ ム は 、 こ の 第 4 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム に 向 ど が 期 待 さ れ て い ま す 。 の 公 約 、 優 良 事 例 、 地 域 か ら の 報 告 書 の 作 成 な と の 準 備 活 動 の 成 果 と し て は 、 行 動 計 画 や 行 動 心 と し た 準 備 活 動 が 始 め ら れ て い ま す 。 地 域 ご の 5 つ に 分 け ら れ た 地 域 ご と に 地 域 委 員 会 を 中 洋 、 ア フ リ カ 、 ア メ リ カ 、 中 東 、 ヨ ー ロ ッ パ の プ ロ セ ス が 重 要 視 さ れ て お り 、 ア ジ ア ・ 太 平 す プ 結 2 ぶ ま 。 ロ 果 日 た た グ を に め 、 ラ 受 メ の フ ム け キ 調 ォ 案 た シ 整 コ 会 ー が メ 議 キ ラ 発 シ の が モ ム 表 コ ン 、 の さ 事 テ 去 準 れ 務 レ る 備 る 局 ー 10 活 予 内 で 月 動 定 の 開 31 に に 最 催 日 お な 終 さ 、 い っ 調 れ 11 て て 整 、 月 は い の そ 1 地 ま 後 の 日 域 、 、 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム が 開 催 さ れ ま す 。 日 本 水 国 の 首 都 で あ る メ キ シ コ シ テ ィ に お い て 、 第 4 2 0 0 6 年 3 月 16 日 か ら 22 日 ま で 、 メ キ シ コ ■ は じ め に 14 3/17 (金) 3/18 (土) 3/19 (日) 3/20 (月) 3/21 (火) 3/22 (水) 地域からの発表 アメリカ 地域からの発表 ヨーロッパ 地域からの発表 アフリカ 地域からの発表 中東 地域からの発表 アジア太平洋 世界水の日 基調講演 基調講演 基調講演 基調講演 基調講演 3/16 (木) 午 前 効 率 性 の 改 善 世界水発展 報告書 閣僚との対話 開会式 午 後 分科会 分科会 分科会 分科会 分科会 京都水大賞 発展と成長の ための水 統合水資源管理 (IWRM) の実践 すべての 人のための 水供給と衛生 食料と環境の ための水管理 危機管理 閣僚宣言採択 ハッサン2世 水大賞 閉会式 円卓会議 文化イベント 図− 2 第 4 回世界水フォーラムのプログラム つ 庁 と の を 者 催 定 ブ を け 各 で ー 行 、 日 あ 、 も ス 出 の さ 第 参 す ス え 商 本 り 財 大 ペ 展 活 れ 4 加 。 、 る 談 パ ま 団 き ー す 動 ま 回 イ よ や ビ す 、 な ス る を す 世 者 ン う パ リ 。 企 展 を 予 発 。 界 の 業 示 予 定 表 日 水 タ に ー オ 出 な と 約 で す 本 フ ー す テ ン 展 ど な し す る 水 ォ ネ る ィ の 料 か る て 。 場 フ ー ッ ほ ー 中 、 、 ら 予 お 入 と ォ ラ ト か ま 央 日 出 定 り り し ー ム コ 、 た に 本 展 で 、 口 て ラ で ー イ プ は 水 希 す エ 付 ﹁ ム は ナ ン レ 共 フ 望 。 キ 近 日 は 、 ー フ ゼ 有 ォ が 現 ス の 本 日 エ も ォ ン ス ー 寄 在 ポ 約 パ 本 キ 設 メ テ ペ ラ せ 、 で 7 ビ の ス 置 ー ー ー ム ら 関 は 0 リ 水 ポ す シ シ ス か れ 係 も 0 オ 関 が る ョ ョ を ら つ 省 っ ß ン 係 開 予 ン ン 設 の ﹂ 第 4 回世界水フォーラムに向けたアジア・ 太平洋地域会議 会場風景 進 め て い く 予 定 で す 。 世 界 水 フ ォ ー ラ ム で の 設 立 発 表 に 向 け た 準 備 を ル ダ ー の 方 々 と 意 見 交 換 を 行 い な が ら 、 第 4 回 考 に し 、 ま た 地 域 内 の さ ま ざ ま な ス テ ー ク ホ 今 後 、 他 地 域 の 同 様 の 機 関 な ど の あ り 方 を 参 参 加 者 か ら の 支 持 を 得 ま し た 。 等 に よ る ネ ッ ト ワ ー ク 機 構 ︶ を 発 表 し 、 多 く の N G O 、 学 会 、 水 パ ー ト ナ ー シ ッ プ 、 国 際 機 関 洋 地 域 の 開 発 & 地 域 銀 行 、 ド ナ ー 機 関 、 政 府 、 ジ ア ・ 太 平 洋 水 フ ォ ー ラ ム ﹂ 構 想 ︵ ア ジ ア ・ 太 平 し た 。 こ れ を 受 け て 、 日 本 水 フ ォ ー ラ ム は ﹁ ア い ネ ッ ト ワ ー ク が 構 築 さ れ た こ と が 評 価 さ れ ま 地 域 で の こ れ ま で の 準 備 プ ロ セ ス を 経 て 、 新 し 4 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム に 向 け た ア ジ ア ・ 太 平 洋 10 月 24 日 の ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 会 議 で は 、 第 ■ 新 し い 動 き い た し ま す の で 、 定 期 的 に ご 確 認 く だ さ い 。 詳 細 に つ い て は 、 随 時 ホ ー ム ペ ー ジ 上 で 紹 介 通 訳 ・ ボ ラ ン テ ィ ア の 派 遣 等 で す 。 局 用 作 業 ス ペ ー ス の 設 置 ︵ ホ テ ル ・ ニ ッ コ ー 内 ︶ 、 ラ ム 期 間 中 の 活 動 拠 点 と も な る 日 本 関 係 者 事 務 ■ 日 本 パ ビ リ オ ン メ キ シ コ シ テ ィ 間 の チ ャ ー タ ー 便 の 運 行 、 フ ォ ー す 。 具 体 的 に は 、 日 本 パ ビ リ オ ン の 運 営 、 東 京 ∼ 3. 2. 1. 陸 削 水 標 水 と 減 関 の 関 水 連 増 連 の 災 大 施 接 設 害 点 と に の 人 対 保 的 す 全 資 る と 源 人 復 の 間 元 開 の を 発 脆 通 の 弱 じ た 性 た め の 水 の 大 利 投 幅 用 資 の な 目 ニ ン グ セ ン タ ー の 設 置 も 検 討 さ れ て い ま す 。 ま ざ ま な 技 術 や 情 報 を 学 ぶ こ と が で き る ラ ー フ ォ ー ラ ム が 予 定 さ れ て い る ほ か 、 参 加 者 が さ に 対 す る 支 援 も 責 務 と 考 え 、 準 備 を 進 め て い ま フ ォ ー ラ ム の ホ ス ト 国 で あ る 日 本 か ら の 参 加 者 日 本 水 フ ォ ー ラ ム と し て は 、 第 3 回 世 界 水 ス 世 界 水 フ ォ ー ラ ム 、 議 員 フ ォ ー ラ ム 、 地 方 自 治 い ま す 。 内 容 は 、 世 界 子 ど も 水 フ ォ ー ラ ム 、 ユ ー の 積 極 的 な 参 加 に 向 け た 取 り 組 み も 進 め ら れ て ■ 第 4 回 世 界 水 フ 日ォ 本ー かラ らム のへ 参の 加 支 援 第 4 回 世 界 水 フ ォ ー ラ ム で は 、 主 要 グ ル ー プ ム ペ ー ジ 、 ニ ュ ー ス レ タ ー で ご 案 内 し ま す 。 の 優 先 目 標 と し て 、 以 下 の 3 つ が 挙 げ ら れ ま し た 。 そ し て 、 こ れ ら の 課 題 に 取 り 組 ん で い く た め れ て い ま す 。 は 、 日 本 水 フ ォ ー ラ ム の ホ ー ム ペ ー ジ に 掲 載 さ 会 議 の 成 果 文 書 お よ び 発 表 さ れ た 原 稿 ス ペ ー ス の 利 用 等 ︶ に つ い て は 決 定 次 第 、 ホ ー ア の 派 遣 、 プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン ス ペ ー ス 、 会 議 サ ポ ー ト シ ス テ ム ︵ 荷 物 の 無 料 送 付 、 ボ ラ ン テ ィ http://www.waterforum.jp/eng 15 ダム水源地ネット 2005.12 尾原ダム 菜種まき体験&天ぷら交流会 2 平 成 十 七 年 十 二 月 号 ︵ 通 巻 一 五 七 号 ︶ 平 成 13 年 12 月 14 日 第 三 種 郵 便 物 認 可 お ばら 9月25日、尾原ダム建設用地内(雲南市木次町尾崎)で上下流域住民交流事業の一環とし て尾原ダム菜種まき体験&天ぷら交流会を行いました。この取り組みは、尾原ダム建設に よる移転者(雲南市、奥出雲町)の方々とその恩恵を受ける下流域の住民の方々が相互に理 解を深めることを目的として、NPO法人 斐伊川くらぶ が毎年実施しているものです。 当日は、斐伊川下流域の松江市白潟地区の住民44名が参加して、ダム湖予定地である旧 耕作地に菜種をまきました。種まき体験の後、尾原ダム林原相談所へ移動し、天ぷら交流 会を行いました。はじめに、小谷 武理事長(斐伊川くらぶ)から交流会の趣旨について説明をいただいたあと、用地内の菜種か ら作った油で天ぷらを揚げたり、地元の野菜を使った味噌汁などをふるまい、移転者の方々と交流を深めました。交流会の最 後は、参加者代表から移転者の方々へお礼のあいさつがあり、参加者は尾原ダムに対する認識、理解をより一層深めていま した。 (西橋) ∼水上のバトル∼ 行幸湖で県民総体カヌー大会開催 10 月8 日、平成17年度埼玉県民総合体育大会カヌーフラットウォーターレーシング競技会が み ゆき 埼玉県幸手市・栗橋町、茨城県五霞町に隣接する行幸湖(権現堂調節池)で開催され、県内の小学 生、中・高校生から全日本大会で活躍する大学生を含めた一般の部まで、男女合わせて総勢64 名の選手が参加し、500mの仮設コースで熱戦を繰り広げました。 この大会は昨年、埼玉県で開催された「彩の国まごころ国体」カヌー競技会場のPRと県内での カヌー競技の普及・強化を目的に、戸田のボートコースで高校生を中心に開催されていた同大会を平成14年度から行幸湖に誘 致するとともに、大勢の県民が参加できる大会として開催されています。 行幸湖は、地元「行幸湖カヌークラブ」のホームグラウンドとして活用されているほか、毎年5月には「20人乗りドラゴン 発 行 人 / 財 団 法 人 ボート大会」をはじめ、高校生のカヌー大会、水上でのバスケットボールともいえる「県民ポロ大会」を開催、また、平成20年 度に埼玉県で行われる「インターハイカヌー競技場」に決定されるなど、埼玉県のカヌー拠点として注目されています。 (保坂) ダ ム 水 源 地 環 境 整 備 セ ン タ ー 〔平成18 年1 月31 日締切〕 ー平成18 年度 ダム水源地域サポート事業ー (財)ダム水源地環境整備センターでは、今年もダム水源地域サポート事業の支援対 象団体を募集しています。 代 表 者 / 加 藤 上川町立上川中学校 SGG 昭 問い合わせ先 この事業は、ダム水源地の自立的・持続的な発展や活性化のために、継続的に行わ 〒 102-0083 東京都千代田区町 2-14-2 (財) ダム水源地環境整備センター 調査第一部 TEL 03-3263-9925 FAX 03-3263-9922 定 価 3 0 0 円 ︵ ︶ 募集のお知らせ ●平成17年度認定団体より れるダム水源地における、次のような活動に対して、機材・材料・資材等の諸経費な らびに運賃・通信費・印刷費・交流活動費等の支援を行う制度です。 <ダム水源地における諸活動> ①育成活動 ②上下流交流活動 ③情報発信活動 ④環境学習活動 ⑤山林保全活動 等 詳細は、本誌平成17 年9 月号付録(ダム水源地域サポート事業「募集案内」)を、ま た、本年度の認定結果等については、同5 月号(14頁∼)をご覧ください。なお、当セ ンターホームページから申請書をダウンロードできます。 ●「トピックス」にふさわしいタイムリーな情報をお待ちしております。 ● 記載記事についての問い合わせは「ダム広報センター」まで 編集メモ FAX 03-3263-9085 ◆ 本誌は少ない誌面ながら、毎号、上下流交流・連携活動の状況などをお伝 えし、情報を通じて水源地域の活性化・まちづくり等の一助になることを 目指しています。この 1 年間これらの趣旨にご理解・ご協力をいただき、 各地から多くの情報、原稿等を発信いただき誠にありがとうございました。 http://www.wec.or.jp/ E-mail:[email protected] ◆ 全国には水源地域の活性化等に地道に取り組まれているグループ・個人の 方々が、まだまだたくさんいらっしゃることと思います。どうぞ編集部ま で活動状況をお寄せください。本誌でもご紹介していきたいと思います。 来年も引き続き本誌をよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
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