LEADING THE CHANGE

日本通運株式会社
annuaL rePort 2007
Annual Report 2007
2007 年 3 月期
Leading the Change
Aiming to be the No. 1 Logistics Provider
〒 105-8322
東京都港区東新橋 1 丁目 9 番 3 号
TEL:03-6251-1111
URL:http://www.nittsu.co.jp/
1515
このリーフレットは環境対応大豆
油使用インキを使用しています。
本文用紙に FSC 認証紙が使用されています。
Printed in Japan
付加価値を高めたサービスを拡大し、業界日本 No.1 企業から世界の
株式情報 (2007年3月31日現在)
日本通運株式会社は、日本と世界 37 カ国で総合物流サービスを提供する、日本の運輸会社では最大規模の
国際ネットワークを有する企業です。日本では、多くの事業で No.1 のシェアを誇ります。国際的で付加価値の高い、
m 上場証券取引所
東京、大阪
多角的な総合物流に対する需要がますます高まる中、日本通運グループはお客様満足の向上のため、さらなる成長を目指します。
m 株式数
発行可能株式総数 : 3,988,000,000 株
発行済株式総数 : 1,062,299,281 株
m 株主数
64,734 名
m 株主名簿管理人
三菱 UFJ 信託銀行
m 所有者別株主数
拠点
(2007 年 3 月末)
97.6%
� 金融機関
43.7%
� その他の法人
1.4%
� 個人、その他
21.2%
� 外国法人
0.6%
� 外国法人
27.1%
� 金融機関
0.3%
� その他の法人
6.5%
� 証券会社
0.1%
� 証券会社
1.5%
所有株式数
(千株)
氏名又は名称
朝日生命保険相互会社
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
65,474
6.16
56,236
5.29
株式会社みずほ銀行
51,766
4.87
日本興亜損害保険株式会社
50,294
4.73
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
44,706
4.21
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
43,464
4.09
株式会社みずほコーポレート銀行
41,477
3.90
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口4)
32,976
3.10
日通株式貯蓄会
23,252
2.19
株式会社三菱東京 UFJ 銀行
20,554
1.93
ザチエースマンハツタンバンクエヌエイロンドン
(常任代理人株式会社みずほコーポレート銀行)
カ国
都市
� 個人、その他
m 大株主の状況(2007年3月31日現在)
37
196
340
m 所有者別保有株式数
m 株価の推移と出来高
米州
欧州
アジア・オセアニア
米国
英国
ポルトガル
インド
メキシコ
アイルランド
オーストリア
フィリピン
チリ
フィンランド
スイス
シンガポール
カナダ
ベルギー
チェコ
タイ
ブラジル
ドイツ
ルクセンブルグ
ベトナム
オランダ
ポーランド
インドネシア
フランス
トルコ
マレーシア
イタリア
ロシア
中国
ハンガリー
(円)
1,000
800
600
(千株)
150,000
400
120,000
90,000
台湾
南アフリカ
韓国
アラブ首長国連邦
オーストラリア
スペイン
ニュージーランド
200
60,000
30,000
0
1997
4
1998
4
1999
4
2000
4
2001
4
2002
4
2003
4
2004
4
2005
4
2006
4
2007
4
0
Nippon Express Annual Report 2007 53
トップ企業へと成長を加速しています。
日本国内シェア
No.1
21.8
27.4
42.7
37.7
No.1
国際航空貨物
アジア地域と日本、欧米間の貨物の取扱いの
増加にともない、収益性の高い航空輸送も
拡大しています。
%
No.1
国内航空貨物
トラック輸送、航空輸送、海上輸送や鉄道輸送など
あらゆる輸送モード、倉庫業などとの連携により、
安定した取扱量を確保しています。
%
No.1
鉄道輸送
環境への負荷を削減するため、トラック輸送から
鉄道輸送へのシフトが続いています。
No.1
日本通運グループの国内・海外子会社、関連会社
海外
68
国内
289
合計
357
%
倉庫 21 社統計
%
グループ力を鍵に、拡大を続けています。
(2007 年 3 月末、JAFA、Jr FrEiGHt、Mlit 発表)
日本通運グループは、
子会社 300 社(連結子会社 273 社、
持分法適用子会社 1 社)および関連会社 56 社
(うち持分法適用関連会社 18 社)で構成されています。
Nippon Express Annual Report 2007
1
財務ハイライト
(金額:千米ドル)
(金額:百万円)
種類別・所在地別セグメント売上高
(連結)
および事業別売上内訳
(単体)
2007
2006
2005
2004
2003
2007
¥ 1,866,267
¥ 1,793,925
¥ 1,753,306
¥ 1,666,945
¥ 1,676,918
$ 15,809,124
営業利益
50,325
43,187
43,025
46,156
42,802
426,305
当期純利益
33,208
18,663
32,190
27,263
23,330
281,307
純資産
517,516
488,205
444,940
421,128
367,551
4,383,878
総資産
1,360,694
1,315,599
1,287,351
1,262,383
1,205,103
11,526,422
31.84
17.71
30.64
25.93
22.08
0.2697
会計年度:
売上高
事業の種類別セグメント売上高
(連結)
その他の事業
会計年度末:
0.3%
販売事業
15.0 %
運送事業
84.7%
合計
1,866,67
1 株当たり当期純利益(円、米ドル)
(百万円)
※ 米ドルの記載は参考情報です。2007 年 3 月 31 日のレートである 1 米ドル=118.05 円を換算レートとして採用し、千米ドル単位未満を切り捨てて表示してあります。
※ 純資産額の算定にあたり、2007 年 3 月期連結会計年度から
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 企業会計基準第 5 号 平成 17 年 12 月 9 日)
および
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第 8 号 平成 17 年 12 月 9 日)を適用しています。
所在地別セグメント売上高
(連結)
欧州
3.%
売上高
アジア・オセアニア
5.1%
米州
.4%
(百万円)
当期純利益
(百万円)
(百万円)
2,000,000
60,000
35,000
50,000
30,000
1,500,000
合計
1,866,67
営業利益
(百万円)
25,000
40,000
日本
89.3%
20,000
1,000,000
30,000
15,000
20,000
10,000
500,000
10,000
0
事業別売上内訳
(単体)
付帯事業他
航空
16.6%
海運
10.9%
0
純資産
総資産
(百万円)
(百万円)
600,000
1500,000
0
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
1 株当たり当期純利益
(円)
40
16.4%
重量品・建設
4.3%
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
5,000
500,000
鉄道取扱
合計
1,316,001
(百万円)
30
7.3%
400,000
1000,000
倉庫
4.7%
300,000
20
自動車
39.8%
200,000
500,000
10
100,000
0
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
Nippon Express Annual Report 2007
0
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
0
’03 ’04 ’05 ’06 ’07
目次
社長インタビュー
4
特集
1:加速する海外展開
10
2:総合ロジスティクス体制の強化
12
:差別化事業の展開
14
海外所在地別セグメントの概況
米州
16
欧州
18
アジア・オセアニア
20
CSR 推進体制
22
環境と社会貢献への取り組み
25
取締役・執行役員・監査役
28
財務セクション
29
グローバルネットワーク
50
会社情報
52
株式情報
53
Nippon Express Annual Report 2007
社長インタビュー
「もう一回り大きく、強い日本通運グループを創り、さらなる躍進を期す」を
基本目標とする中期経営計画「パワーアップ ヵ年計画」の初年度である
200 年 月期は、同計画に基づくさまざまな施策の実施により、
海外関連事業が 2 桁の成長を維持するとともに、国内事業も回復へと転じ、
過去最高の売上高、当期純利益の達成など、大きな成果を得ることができました。
Q
200 年 月期は、新中期経営計画「パワーアップ ヵ年計画」の
初年度でした。まず、この 1 年を終えての手応えをお聞かせください。
順調なスタートとなった中計初年度
ランド、アラブ首長国連邦でも営業を開
新中期経営計画のスタートということで、
始し、事業地域が大きく拡大しました。
確かに当期は重要な期となりました。結
一方、すでに事業を行っている国での事
果を先にお話しさせていただければ、各
業拡大にも取り組み、メキシコやフィリピ
部門の努力もあり、売上高 1 兆 8,662
ンで現地法人を増やしたほか、ベトナムの
億円
(前期比 4.0% 増)
、営業利益 503
ホーチミンとハノイ、ハンガリーのブダペ
億円
(同 16.5% 増)
、経常利益 574 億
ストなどで新たに倉庫を開設しています。
円
(同 17.2% 増)
、当期純利益 332 億
さらに、中国では三菱商事との提携で
円
(同 77.9% 増)の増収増益で、売上
内陸部の拠点網を拡充、台湾では現地
高および当期純利益は過去最高の
企業の立欧股 有限公司から海運事業
数字を達成することができました。
を買い取り、海運貨物のフォワーディング
営業利益率は 2.7%、経常利益
を直接手がけられる体制を築きました。
率は 3.1% で、いずれも新中期経
このような積極的な施策を展開した
営計画に掲げた最終年度の目標
結果、海外関連事業は前々期および前
数値を達成しており、計画達成
期に続く 2 桁の 伸び率を示し、連 結 売
に向け順調な歩み出しになった
上高
(単体の海 外関連 売 上高と海 外セ
と思っています。
グメント米州、欧州、アジア・オセアニ
アの売上高の和)における海外比率も
2 桁の伸びを続ける
28.2% まで高まりました。
海外関連事業
手応えとしては、まず 1 つに海
差別化商品に手応えのあった国内事業
外関連事業が好調だったことが
また、ここ 2 年ほど厳しい状況だった国内
あげられます。当期はロシア、ポー
事業についても、当期は売上・利益とも回
復基調に転じることができました。中で
も、当社グループの優位性を際だたせる差
代表取締役社長
別化商品と位置づけた「重機建設」
「警備
輸送」
「引越」
「鉄道輸送」がいずれも順調
に伸び、国内事業の回復を牽引しています。
Nippon Express Annual Report 2007
重機建設については、おおむね 4 年に
能な梱包資材を用いて、引越における環
日本通運グループ「パワーアップ カ年計画」
1 度のサイクルで需要の山が訪れるシャッ
境面と労力の負荷を軽減する「えころじ
̶改革への挑戦、お客さまとともに̶
トダウン・メンテナンス
(石油化学工場な
こんぽ」が非常に好評で、2007 年 5 月 1
どで製造を止めて行う定期保全工事)の
日から全国に展開を広げています。
営業のパワーアップ
新しい事業や専門特化分野、
新しいサービスの営業に果敢に挑戦します。
ピーク時期に乗ったという環境面の追い
鉄道輸送についても環境負荷の低減
風もありますが、組織改編により重機建
に貢献できるということで、活用される
現場力のパワーアップ
設事業部として独立させたことも成長の
お客さまが当期から本格的に増えてき
人材の確保や育成、品質の即時改善、
業務の効率化を推進します。
加速に寄与したと考えています。
ました。ジャスト・イン・タイムの納入が
また警備輸送については、集配金業務
基本となっている自動車や電機・精密関
をアウトソーシングする金融機関が増え
連製品の部品輸送では、万が一列車の
ており、そうしたニーズをとらえ当社の
運行にトラブルが起きた場合の緊急輸
(キャッシュ・セーフティ・デリバリー)
CSD
送 体制が問題となりますが、その点で
サービスが順調に伸びています。
総合的な輸送力を備え発着一貫体制を
引越事業については、2005 年度から
大都市圏で導入を始めた、反復使用が可
Q
取っている当社への信頼は厚く、他社に
対する大きな競争力となっています。
CSR 実践のパワーアップ
コンプライアンス経営の徹底、危機・安全管理や
環境経営を徹底して推進します。
経営体質のパワーアップ
経営資源の効率的運用、コスト構造改革、
資金効率の追求など、利益の拡大を目指します。
小口貨物事業のパワーアップ
改革推進、販売体制の再構築、
品質とサービスを徹底します。
当期の好調を今後につなげることが重要になると思いますが、
200 年 月期の、国内事業における課題と施策を教えてください。
この 1 年で小口貨物の改革方針を決断
れについて日本トラックや備後通運、徳島
国内事業の一番の課題は、小口貨物事
通運、東北トラックといった関連会社を含
業の再編にあると認識しています。当社
め、
グループ一体で路線配送網を構築しよ
のペリカン便は、現在の状況から迅速に
うと、
体制の整備を進めているところです。
能率・効率の向上を図るには、自社の力
また、2006 年度に手応えを得た差別化
だけでは限界があると思われるため、他
商品ですが、
重機輸送は 2007 年度はシャッ
社とのアライアンスにより規模を拡大す
トダウンメンテナンスの需要停滞期にあた
るか、非効率な部分をアウトソーシング
り、売上の減少を予想しています。
しかし収
に委ねるか、どちらかに進む先を定めな
益構造の転換が進んでおり、売上は落とし
ければならないと考えています。重要な
ても利益面ではそれほどのダウンはなく乗
問題なので、さまざまな角度から検討を
り越えられそうです。この他の警備輸送や
重ね、本年度中には方向性を決めます。
引越、鉄道輸送などは、拡大するニーズに
小口貨物にはこの他、B to B 中心の路
しっかりと対応しているので、
引き続き好調
線貨物「アロー便」がありますが、現在、こ
を維持できるものと考えています。
Nippon Express Annual Report 2007
社長インタビュー
PL・不動産・金融などで成長を加速
2006 年 10 月に設立した金融子会社
一方、新たな伸びが 期待できるものの
の日通 キャピタル も、今 年 4 月から営
( サード・
1 つが、倉庫を基軸とした 3PL
業を開始しました。金融サービスを加え
パーティー・ロジスティクス)事業です。
ることで、
3PL 事業のさらなる高度化な
2006 年度は新規倉庫の立ち上げが少な
ど、さまざまな期待を持って設立した会
く停滞した感もありましたが、この間に
社ですが、まずは CSD の資金管理やグ
計画を進めてきたものが順次稼働を始
ループ内金融など基本的な業務をこな
めるため、2007 年度から 3PL 事業の拡
しながら、スムーズな事業立ち上げを図
大が加速します。
りたいと考えています。
また、2006 年度の機構改革で新たに
さらに 2007 年 3 月に事業買収した人
発足した不動産開発部の活動も本格化
材派遣会社の
「キャリアロード」について
します。当社グループが持つ不動産資産
も、人材派遣の内製化や、人口減少時代
の有効活用を主な目的にしており、すで
における作業人材の確保など、将来にわ
に新宿や横浜、大阪などで開発プロジェ
たる事業基盤を固める上で、大きな役割
クトが進行中です。
を果たしてくれるものと期待しています。
Q
順調な拡大が続いている海外事業については、
200 年 月期はどのような課題と施策を考えていますか。
北米での倉庫新設と、ロシア事業の強化
ないスピードを実現すべく、体制を整え
地域別にあげていくと、まず北米では、
ています。さらに、サービス力を高める
自社で保有する航空機を使い陸上輸送
ため、ロサンゼルスとシカゴに新たな自
と組み合わせて運輸サービスを提供す
社倉庫の建設を進めています。
るインテグレーターにどう対抗していく
欧州については、近年、日本企業が相
かが課題の 1 つです。これに対して当社
次いで進出しているロシアでの事業拡
は現在、ロサンゼルス、シカゴ、ニュー
大が大きな課題です。同国では 2006 年
ヨークを起点に北米をカバーし、夜間の
にサンクト・ペテルブルグに現地法人を
トラック継送でインテグレーターに劣ら
設けていますが、2007 年度に入り、
モス
クワにも営業拠点を設けました。東欧で
パワーアップ カ年計画経営数値の実績と目標
売上高
営業利益
売上高営業利益率
(%)
経常利益
売上高経常利益率
(%)
200 年度実績
200 年度目標
1,793.9
1,866.2
2,000.0
す。このほか、当社が欧州エリアとして
43.1
50.3
54.5
いる中では、中東のドバイにも現地法人
2.4
2.7
2.7
49.0
57.4
60.0
2.7
3.1
3.0
33.2
35.3
1.0
1.8
1.8
総資本利益率
(ROA)
(%)
1.4
2.4
2.7
株主資本利益率
(ROE)
(%)
4.0
6.7
6.6
売上高当期純利益率
(%)
Nippon Express Annual Report 2007
の重要性が今後さらに増してくるはずで
200 年度実績
18.6
当期純利益
はハンガリーの好調が続く一方、ロシア
(十億円)
を設立しましたし、当面はトルコを事業
化するかどうかの判断が課題だと思って
います。
成長するアジアで着実に事業を拡大
の海運事業を買収したことで、航空・海
アジアは、2007 年 4 月にインドの物流
運とも直接手がけられるようになった効
会社を買収し、
同国で最大規模の日系物
果を本格的に発揮していきます。台湾で
流 企業となり、本 格 進出を果たしまし
はこれまで日本企業のお客さまがほと
た。インドでは日系自動車関連企業の進
んどでしたが、今後は買収した事業会社
出が続いており、IT 関連や電機・精密関
がもともと持っていた台湾のお客さまと
連の倉庫・配送業務の需要も高まって
の接点も活かし事業拡大に取り組む考
いることから、今後の事業拡大を期待し
えです。
ています。
連結・単体売上高実績と目標
(十億円)
連結
単体
1,794
1,296
1,866
1,316
2,000
1,384
このほかでは、当社が事業化していな
中国は三菱商事との提携で一気に拡
い地域としてアフリカがありますが、需
充が進んだ拠点網を活用して、さらに事
要動向のリサーチを続け、適宜、必要に
業を伸ばしていきたいと考えています。
応じて対応してまいります。
0
0年度
実績
0年度
実績
0年度
目標
また、台湾では 2007 年 1 月に現地企業
Q
そうした国内・海外でのさまざまな施策を実施した上で、
200 年 月期の業績はどのように予測していますか。
目標のいち早い達成を目指して
もなっています。その点を勘案すれば、
2008 年 3 月期については、連結で売上
中期経営計画で最終年度目標とした経
高 1 兆 9,050 億円
(前期比 2.1% 増)
、営
常利益 600 億円を、1 年前倒しで達成す
業利益 492 億円
(同 2.2% 減)
、経常利益
ることになります。
(同 2.5% 減)
、当期純利益 335
560 億円
計画目標の達成はもちろん重要なこと
億円
(同 0.9% 増)という見通しを発表さ
ですが、私どもは目標数字を 1 つの通過
せていただきました。これには税制改革
点ととらえています。いずれ通過するの
に伴う減価償却費の負担増として 40 億
であれば、なるべく早く通過すべきだと
円を見込んでおり、営業利益および経常
考え、これからもより未来の成長を視野
利益における前期比減の大きな要因に
に入れながら経営にあたってまいります。
Q
日本通運が中長期的な将来に目指しているのは
どのような企業像なのでしょうか。
国際的な総合物流企業へ
ことになるトラック単独から、当社の資産
中長期的には、これまでに培った総合力
やシステム、幅広い対応力などを活かした
を活かし、事業ミックスを進めていくこ
「倉庫を基軸とする総合物流企業」へと進
とを目指しています。
化を遂げたいと考えています。同時に、実
具体的には、管理費の負担が軽くコス
運送中心から、資産リスクが低く収益性の
ト面で優位な中小事業者と直接競合する
高い「フォワーディングを中心とした事業
Nippon Express Annual Report 2007
社長インタビュー
は、企業風土の変革も欠かせません。しか
日本通運グループの事業変遷
主な
事業展開
以前
現在
今後
サービス
国際物流
投資
国内物流
国内+
日本発着
日本向け、日本発の国際物流
個別のモードによる物流
国際輸送
日本および
日本、米州、欧州、アジアを
世界 3極間の
3PL
拠点とした国際物流
国際運送
世界各国で
地域に根づい
国際的金融サービスを含む多角的総合物流
た事業展開
しこれは一朝一夕に成るものではなく、そ
のために私は折に触れ、従業員たちに
「有
資本の充実、
グループの育成
グループ会社による
再投資
パートナーシップ、
M&Aを
含む多彩な展開
言実行」ということを語り続けています。
運輸業はある面で労働集約型の産業
であり、従業員 1 人ひとりがいかに情熱を
持って自分の仕事に取り組めるかで、結
果が大きく異なってきます。また、お客さ
構造」へと転換を図ります。さらに、今後
まのニーズを最も早くとらえることがで
の大きな伸びが難しい国内は基盤をしっ
きるのが最前線にいる従業員であり、皆
かりと確保しつつ、より成長性の高い「国
がお客さまの立場ですべきことを自由に
際事業へのシフト」
を加速させる考えです。
話し合い、成長の原動力とするような企
こうした新たな企業に生まれ変わるに
業風土を作り上げたいと考えています。
株主・投資家の皆さまへの利益還元方針と、
Q
メッセージをお願いします。
創立 0 周年を記念に年間 10 円への
のであり、一晩で多大な利益を手にするこ
増配を予定
とができるような業種ではありません。ま
利益還元については、株主の皆さま、従
た、競争環境も厳しさを増していますが、
業員などのステークホルダーへの還元
当社はそうした中にあっても着実に利益を
とともに、会社の成長に必要な再投資
生み出せる体制を作り上げてきました。
資金についても考慮しつつ、安定した配
さらに、現在 力を注いでいる 3PL 事
当を続けることを基本姿勢としておりま
業や海外関連事業などは収益性が高く、
す。そして、的確な投資によって利益を
これらの事業を広げることが当社の利
高め、配当水準をより高めていきたいと
益率の向上に結びつきます。現在の中
考えています。
期経営計画で最終年度の目標としてい
なお、2008 年 3 月期の配当について
る、売 上高 2 兆円・経常利 益 600 億円
は、当社が 2007 年 10 月に創立 70 周年
の数値は、達成に目途が立ってまいりま
を迎えることもあり、通常配当の 8 円
したが、これでも売上高経常利益率は
に中間・期末とも 1 円の記念配当を
3% であり、満足して良いレベルではな
加え、年間 10 円の配当とさせてい
ただく予定です。
いことは十分に認識しております。
当社は今後とも、さらなる収益向上を
目指し、より高い水準の利益還元を安定
さらなる利益向上と株 主
Nippon Express Annual Report 2007
して行えるよう努めてまいります。株主・
還元のために
投資家の皆さまにおかれましては引き
運輸業は日々の実直な努
続きご支援を賜りますようお願い申し上
力の継続により成り立つも
げます。
特集
Stronger by the Minute
日本通運グループは、
「パワーアップ 3 カ年計画」を確実に
実現するため速やかに、着実に、新しい事業を推進しています。
特集 1: 加速する海外展開
Globalization
10
特集 2: 総合ロジスティクス体制の強化
Logistics
12
特集 : 差別化事業の展開
Differentiation
14
Nippon Express Annual Report 2007
特集 1: 加速する海外展開
Globalization
(国際航空運送協会)ランキング
200 年 IATA
地図中の数字は、それぞれの国における現地法人のランキングです。
全世界エアーフォワーダーランキングでは 2 位、アジア・パシフィックエリアでは 1 位でした。
※円の大きさは取扱額の大きさです。
ベルギー
オランダ
ドイツ
英国
米国
スペイン
1
1
1
香港
22 フランス
メキシコ
ハンガリー
22
ブラジル
10 Nippon Express Annual Report 2007
10
タイ
シンガポール
マレーシア
フィリピン
1 インドネシア
さらなる収益性の向上と成長のために、海外事業の展開を加速
日本通運は、世界 37 ヵ国・196 都市に 340
こうした強みと実績を活かし、当社グルー
拠 点 を 展 開し
(2007 年 3 月 末 現 在 )
、日
プは今後も海外事業の展開に積極的に取り
本の運輸会社では最大規模の国際ネット
組み、さらなる成長を目指す考えです。具体
ワークを有する企業です。
的には、海外での事業を活発化させる日系企
海外での事業展開は歴史も長く、1962
業を中心としたお客さまのニーズを的確にと
年に米国日本通運株式会社を設立して米
らえ、現地の運輸関連企業との提携や M&A
国での事業を本格化し、1977 年のオラン
も活用して事業エリアの拡大、倉庫などの設
ダ日本通運株式会社の設立を機に欧州地
備・物流ネットワークの充実を加速。商流管
域でも拠点を拡充。さらに 1990 年代以降
理機能やファイナンス機能の付加など、総合
はアジア地域の拠点網も急速に充実させ、
力の強化も海外事業に活かしていきます。
当社は日本を代表するグローバルな物流
企業グループへと成長を遂げました。
地域別の主な戦略としては、北米では自
社倉庫の拡充を図ると同時に輸送の効率
こうして早くから構築を進めてきた国際的な
化とスピードアップを推進、欧州では日系
営業ネットワークを活かし、現在では世界の生
企業の進出が積極化している中東欧など
産拠点となったアジア地域と、日本・北米・欧州
でのサービス力を強化していきます。
との貨物の取扱いを大きく拡大。さらに、それ
アジアでは、重要な市場となっている中国
らの貨物が日・米・欧をきめ細かく網羅した当
において、陸上・海上輸送を合わせて 80 都市
社グループの倉庫や配送網を流れることで、各
を結ぶ充実した配送網を活かすとともに、付
地域の事業拡大を加速させています。その結果、
加価値の高い新サービスを導入して売上を伸
当社グループの海外事業関連事業は 2007 年 3
ばしていきます。また台湾、韓国では現地企業
月期で、連結売上高の 28.2% を占めるまでにな
との提携・M&A により通関対応力や営業力を
りました。加えて海外貨物の増加は、収益性が
強化。インドでも現地企業の買収により日系
高い航空および海上輸送の拡大につながり、当
物流会社で最大の営業基盤を持つに至って
社グループの利益率の向上にも寄与しています。
おり、この体制拡充を事業拡大につなげます。
個別の海外関連売上、
海外セグメントの売上推移と
その連結総売上に占める割合
海外セグメント
日本発着
海外比率
(億円)
(%)
3,500
35
3,000
30
2,500
25
2,000
20
1,500
15
1,000
10
5
500
0
0/
0/
0/
0/
0
Nippon Express Annual Report 2007 11
特集 2: 総合ロジスティクス体制の強化
Logistics
PL 事業
商・物流を連結・統合化してお客さまのサプライチェーンを完結します。
商・物流システムの
提案・構築
商・物流システムの
管理・運用
お客さまの
日本通運グループの
商・物流形態に
人材、資産
カスタマイズした (国内・海外拠点 、設備)
、
情報・運用システム
資金、情報システム
を提案・構築
で管理・運用
ソフト
12 Nippon Express Annual Report 2007
商・物流オペレーションを
日本通運グループで完結
商流オペレーション
物流オペレーション
受発注
調達
輸出入代行
在庫管理
販売
梱包
倉庫管理
フォワーディング
輸送
Jit納入
ハード
総合物流企業への進化を目指し、全国各地で物流拠点を増強
日本通運グループは、トラック輸送・航
SCM の広がりとともに、近 年、倉庫
空輸送・海上輸送・鉄道輸送というあら
に対するニーズは在庫を 1ヵ所にまとめ
ゆる輸送モードを揃え、スピードやコス
ることのできる大 型化・集中化へと向
ト、ジャスト・イン・タイム納入など多種
かっており、当社グループではこうした
多様なニーズに応えることで、幅広いお
要望に応える大規模な倉庫の開設を積
客さまと信頼関係を築いてきました。
極化していきます。2007 年 3 月期には
また、在庫管理や通関業務関係など
約 300 億円を投資して倉庫建設を加速。
で高度な情報システムを構築・運 用し
当期中に竣工した原木
(千葉)、富浜
(愛
ているほか、業 種ごとに専門の知識と
知)などに加えて、この間に投資した施
経験を備えた人材の育成にも力を注い
設のほとんどが 2008 年 3 月期中に稼働
できたことによるハード、ソフト両面で
を始め、当社グループが国内で運営する
の総合力が、お客さまの事業の効率化
営業倉庫の営業所管面積は従来より約
を物流面から支援する SCM
(サプライ・
1 割増えることになります。さらに倉庫
チェーン・マネジメント)の構築サポート
への積極投資は 2008 年 3 月期も継続し
や、3PL
(サード・パーティー・ロジスティ
ていく計画です。
クス)といった新たなビジネスへと広が
また、2006 年 10 月には金融子会社と
り、市場における競争力の強化に結びつ
して日通キャピタルを設立しました。こ
いています。
れにより、従来からの日通商事による商
そして、競争の厳しさが増す運輸業界
流管理機能に加えファイナンス機能も提
で一段と高い成長を実現するために重
供できることになり、総合物流企業とし
要な戦略の 1 つとしているのが、あらゆ
てのサービスの幅を広げています。
る輸送モードを揃えた強みと、積極的な
拡充を図っている倉庫事業を組み合わ
せた、総合物流企業への進化です。
個別倉庫関連売上と「建物」投資実績
(PL 事業拡大への布石)
倉庫
付帯-保管庫
「建物」投資
科目変更分
(億円)
700
600
500
400
300
200
100
0
0/
0/
0/
0/
Nippon Express Annual Report 2007 13
特集 : 差別化事業の展開
Differentiation
「物流+金融サービス」でさらなる事業拡大
グループ内金融の効率化および物流事業に金融サービスを付加します。
日本通運
物流
入出荷・
在庫情報
ベンダー
物流
物流管理機能
発注計画・
発注
発注計画・
物流作業指示
日通商事
発注計画
融資
発注計画・
発注
商品流通管理機能
日通キャピタル
金融機能
バイヤー
融資
融資
次世代新幹線 N700 系電車は、2007 年 7 月 1 日からの
営業運転開始に備え、日本通運が輸送しています。
14 Nippon Express Annual Report 2007
独自の強みを活かし、差別化商品の“差”をさらに拡大
あらゆる輸 送 モードに対応し、ロジス
ら据付工事までを一貫して担える事業
ティクスに関する多様なサービスを提供
者として多くの実績を築いており、2005
する総合力。その強固な競争力を背景に、
年 10 月には重機建設事業部を発足。こ
日本通運グループは鉄道輸送事業、重機
の体制整備を機に、シャットダウン・メ
建設事業、警備輸送事業、引越 事業を
ンテナンス(石油化学工場などでの定期
他社との差別化を図る分野に位置づけ、
保全工事)のほか、風力発電所建設やプ
その拡大を図ることでグループ全体の成
ラント建設、液晶・半導体工場の建設な
長に結びつけていきます。
ど、国内外の大型設備投資の伸びを確
鉄道輸送は近年、地球温暖化の要因と
実にとらえ業績を伸ばしています。
なる CO(
の排出が少ない
2 二酸化炭素)
警備輸送は、法規制の強化に伴う専門
環境配慮型の輸送として関心が高まって
業者へのアウトソーシング化という追い風
おり、国内の大手企業の間でも利用拡大
もあって需要が拡大しました。当社は、多
の動きが本格化してきました。こうした
くの現金を扱う量販店や外食店などに機
動きに対応して、当社は 10トントラックと
器を設置し、警備輸送車が定期的に回収
同量の貨物が積み込める 31フィート鉄道
して両替金の配送も行うCSD(キャッシュ・
コンテナを増強。トヨタ自動車の専用貨
セイフティ・デリバリー)や、銀行 ATM への
物列車
「トヨタロングパスエクスプレス」
配金業務への対応など、付加価値の高い
や、列車と船で日本各地と韓国を結ぶ国
サービスを武器に受注を広げていきます。
際複合一貫輸送
「Rail-Sea-Rail サービス」
さらに引越事業では、環境に配慮し反
などを運行しており、今後もニーズに応
復利用が可能な梱包資材を使う「えころ
じて鉄道輸送の拡充を図っていきます。
じこんぽ 」 の独自性と好評を活かし、さ
また重機建設事業については、当社
らにラインアップ を 充 実させることで、
は発電所設備、石油化学等のプラント設
引越における「えころじこんぽ」ブラン
備、大型産業機械など重量品の輸送か
ドの確立と浸透を図ります。
差別化商品の拡販の実績
鉄道
引越
警備輸送
重機建設
(億円)
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
0/
0/
0/
Nippon Express Annual Report 2007 15
海外所在地別セグメントの概況
所在地別セグメントによる
営業利益の推移
米州
欧州
アジア・オセアニア
日本(右軸)
(億円)
(億円)
50
500
40
400
30
20
300
20
22
200
1
100
10
0
0/
0/
0/
0/
0
The Americas
全体概況
品質に裏付けられたサービスの向上に
鮮品輸出の好調を維持するとともに新規
米州地域においては、米国、カナダ、メ
努め、競争力の強化を図っています。
顧客の開拓に努めて同 0.8 億円、
17.3%
キシコ、ブラジル、チリの 5 カ国 13 社の
2006 年度の同地 域の 売 上 高は、前
増、当期の 2006 年 4 月に開設したティ
現地法人が事業を展開しており、堅調な
年度 比 15.0% 増の 568.2 億円となり、
ファナ日本通運は、営業開始後約 3 ヵ月
米国経済および拡大基調にある中南米
営業 利益も前年度 比 49.3% 増の 33.1
間を顧客開拓に費やしたものの、徐々に
地域の経済を背景に、米州地域におけ
億円を達 成するなど、順調な展開を見
業務を軌道に乗せ始めました。
る事業は順調に拡大しています。この事
せました。
航空貨物輸入
業の拡大にともない、同地域ではメキシ
コ・ティファナに新現地法人、ティファナ
航空貨物輸出
米国日本通運が機械・電子機器の堅調
日本通運を設立、また、米国日本通運の
米国日本通運は自動車関連の取扱いが
な推移により、営業収 入で前年同期比
コロンバス支店
(オハイオ州)がリッケン
減少したものの電子機器が堅調で、営業
3.9 億円、
5.2% 増となった一方、カナダ
バッカー航空貨物営業所を開設するな
収入は前年同期比 7.8 億円、
4.3%増とな
日本通運は電子機器の取扱いの減少が
ど、新事業拠点の積極的な展開を推進し
りました。また、カナダ日本通運は新規
響 き 同 0.6 億 円、
19.5% 減 と な りまし
ました。同時に、各拠点における ISO 認
顧客の開拓とチャーター便の獲得などが
た。メキシコ日本通運は 2005 年末から
証や米国日本通運の C-TPAT 実証取得、
あり同 1.9 億円、31.1% の伸びとなってい
の大幅な増加が続いて好調を維持し同
優秀な人材の育成や品質管理の徹底等、
ます。メキシコは、メキシコ日本通運が生
0.3 億円、31.7%、ティファナ日本通運も
16 Nippon Express Annual Report 2007
カナダ
カルガリー
フォートエリー
ハリファックス
モントリオール
トロント
バンクーバー
ウィンザー
米国
アンカレッジ
アトランタ
オースティン
ボストン
シャーロット
シカゴ
シンシナティ
クリーブランド
コロンバス
ダラス
デンバー
デトロイト
エルパソ
ハートフォード
ホノルル
ヒューストン
インディアナポリス
ラレード
レキシントン
ロサンゼルス
マッカレン
メンフィス
マイアミ
ミルウォーキー
ミネアポリス
ナッシュビル
ニューヨーク
(& ニュージャージー)
ニューポートニューズ
オマハ
フィラデルフィア
フェニックス
ピッツバーグ
ポートランド
ローリー
ロチェスター
ソルトレークシティー
サンアントニオ
サンディエゴ
サンフランシスコ
サンファン
(プエルト・リコ)
サバナ
シアトル
セントルイス
トロイ
ワシントン
ブラジル
カンピナス
マナウス
リオデジャネイロ
サントス
サンパウロ
メキシコ
アグアスカリエンテス
グアダラハラ
マンサニヨ
メキシコシティー
モンテレイ
ティフアナ
チリ
サンティアゴ
電子機器の受注があり全般的に順調な
輸送等が増え増収となっています。メキ
たもののわずかな補完に留まりました。
立ち上がりとなっています。
シコ日本通運でも工場の新規開設に伴
メキシコ日本通運は倉庫の増床に伴って
う機械輸送プロジェクトの相次ぐ獲得
取扱いを増やし同 0.1 億円、121% 増を
海運貨物輸出
が あり、前 年 同 期 比 1.9 億 円、
米国日本通運は食品・飼料が堅調だった
336% 増という大幅な増収に
ものの電子機器が減少し、全体の営業
なりました。
達成しています。
収 入は前年同期比 0.1 億円、
0.2% 減と
なりました。メキシコ日本通運も海運の
輸出については不振でした。
倉庫配送
米国日本通運で、電
子機 器関連や中堅
海運貨物輸入
顧客からの受 注 が
米国日本通運は自動車関連や電子機器
増 え、営 業 収 入 は
が好調で、営業収入は前年同期比 11.7
前 年 同 期 比 15.1 億
億 円、
24.1% 増 の 大 幅 増を 達 成しまし
円、22.4% 増となりました。
た。カナダ日本通運でもオンタリオ州へ
カナダ日本通運では大手顧客
の自動車関連工場の進出が続いて設備
を失った分を新規顧客の開拓で補っ
Nippon Express Annual Report 2007 17
海外所在地別セグメントの概況
英国
ダービー
(イーストミッドランド)
グラスゴー
レスター
ロンドン
マンチェスター
ニューカッスル
スウィンドン
所在地別セグメントによる
営業利益の推移
米州
欧州
アジア・オセアニア
日本(右軸)
(億円)
アイルランド
コーク
ダブリン
フィンランド
ヘルシンキ
ベルギー
アントワープ
ブリュッセル
ドイツ
コローニュ
デュッセルドルフ
フランクフルト
ハンブルク
ハノーバー
ミュンヘン
ニュルンベルク
シュトゥットガルト
フランス
リヨン
ミュルーズ
パリ
イタリア
フィレンツェ
ミラノ
ローマ
チュリン
ハンガリー
ブダペスト
(億円)
50
500
40
400
2
30
スペイン
バルセロナ
ビルバオ
マドリッド
マラガ
300
2
200
20
12
100
10
0
オランダ
アムステルダム
ロッテルダム
フェンラユ
0/
0/
0/
0/
南アフリカ
ヨハネスブルク
アラブ首長国連邦
ドバイ
ポルトガル
リスボン
オポルト
オーストリア
ウィーン
0
Europe
スイス
ジュネーブ
チューリッヒ
ロシア
モスクワ
サンクト・ペテルブルグ
チェコ
プラハ
トルコ
イスタンブール
ルクセンブルグ
ルクセンブルグ
ポーランド
ブロツラフ
全体概況
年度比 13.8% 増の 664.0 億円となり、
きく影響し同 0.5 億円、
欧州地域では、14 社の現地法人が EU
営 業 利 益 は 前 年 度 比 6.7% 増 の 34.3
7.4% 減となっています。
主要国において事業を展開しています。
億円となりました。
アイル ラ ンド 日 本 通 運
EU 加盟国の拡大により、同地域ならび
に周辺地域における市場は急速に拡大
は主 力の 航 空 貨物輸出で 大 幅
航空貨物輸出
な値下げ要求、輸送モードの変
しており、
日本通運グループにおいても、
ドイツ日本通運の営業収入が大手顧客
更、生 産ラインの移管といった
ロシアでサンクト・ペテルブルグ日本通
の単価下落などにより前年同期 比 4.4
厳しい環境にあったものの、既
運を設 立したのに加え、ドイツ日本通
億円、
7.1% 減となった一方、ベルギー日
存 顧 客 の 深 耕や 新 規ビジネス
運のポーランド支店、中近東のドバイで
本通 運 が中国向けを中心にブラジル、
の獲得などで補完し、0.1 億円、
現地法人中東日本通運合同会社を設立
インド向けも好調で同 3.8 億円、
10.7%
0.5% 増を確保しています。
するなど、営業地 域の拡大に積極的に
増となりました。フランスも 早 期から
取り組みました。また、ドイツ日本通運
の 顧 客 対応 および 付 帯 事 業 の 取り込
がブダペストにハンガリー BILK 倉庫を
みに努めた結果、前期を大幅に上回る
オランダ日本通 運 で 電子機 器
完成させる等、物流拠点の整備に努め
8.3 億 円、22.6% 増 の 営 業 収 入となり
の 増 加が あり営 業 収 入は前年
ました。
ました。スイス日本通 運は大手顧客 の
同 期 比 0.8 億 円、
6.3% 増、
喪失と出荷先の変更に伴い数量減が大
ドイツ日本通 運もとくに
2006 年度の同地 域の売 上高は、前
18 Nippon Express Annual Report 2007
航空貨物輸入
東欧
(ハンガリー、チェコ、ポーランド
総じて低 調に推 移しました。ベルギー
ベ ル ギ ー 日 本 通 運 で も 同 0.3 億 円、
など)向けの転送貨物が好調で営業収
日本通 運は中国をはじめとするアジア
24.0% 増、スペ イン 日 本 通 運 も 新 拠
入 は 前 期 より 3.0 億 円、
13.2% 増とな
向けや米国向けの貨物取扱いが安定し
点 の 共 用 開 始 や 業 務 拡 大 に より 1.2
りました。フランス日本通運はアジアか
ており、前期比 1.5 億円、
15.2% 増とな
億 円、
16.9% 増、そ の 他 アイル ランド
らの電子機器が好調に推移し 2 桁台の
りました。フランス日本通 運は前 期に
日本通運やポルトガル日本通運なども
増 収となったも の の、転 送
ミネラルウォーターの集中出荷があっ
伸び、欧州の倉庫配送は全般的に好調
料金の 値下げなどの影 響
た 反 動を受ける懸 念 があったもの の、
でした。
を受け全体では 0.6 億円、
ワインおよびアンティーク関連での新
3.8% 減となりました。
規顧客の開拓が奏功し、減少を最低限
にとどめました。アイルランド日本通運
海運貨物輸出
ド イツ日 本 通 運 は一 部
も既存顧客の輸出が比較的好調で営業
収入は前期比増となりました。
に新規 案件 の獲 得もあ
りましたが、ユーロ高に
倉庫配送
よる輸出総 量 の 減 少お
オランダ日本通運で前期比 26.9 億円、
よび 競 争 の 激化により
39.9% 増の大幅な増収となりました。
Nippon Express Annual Report 2007 19
海外所在地別セグメントの概況
所在地別セグメントによる
営業利益の推移
米州
欧州
アジア・オセアニア
日本(右軸)
(億円)
(億円)
50
45
40
500
400
33
29
30
20
300
200
17
100
10
0
04/3
05/3
06/3
07/3
0
Asia & Oceania
全体概況
高い事業展開の効果が現れました。
アジア・オセアニアにおける日本通運グルー
プは、34 社の海外現地法人による総合ロジ
ベトナム日本通運が同 4.6 億円、44.9% の大幅
増、インドネシア日本通運が同 4.5 億円、22.4%
航空貨物輸出
増、タイ日本通運が IT 関連部品や光学機器関
スティックサービスを展開しております。特
中国では、天宇客貨運輸服務有限公司
(持分
連を中心に取扱いを伸ばし、同 7.8 億円、14.5%
に経済成長の著しい中国においては、19 社
法適用関連会社)が電子機器の日本・北米向
増、マレーシア日本通運も同 9.0 億円、14.7%
の現地法人により、30 都市、71 におよぶ拠
け大口契約を受注したのに加え、情報通信端
増と、アジア地域の好調ぶりを示しています。
点を展開しております。このネットワークを
末や OA 機器、デジタル家電が好調、さらに自
活かし、自動車関連を中心とした日系進出
動車関連部品も増え、
営業収入は前期比 55.5
企業を中心に、積極的に事業を推進してい
億円、42.5% の大幅増となりました。
一方、上
中国の天宇客貨運輸服務有限公司は航空
ます。また、ベトナム、インドネシア、マレーシ
海通運国際物流有限公司
(持分法適用関連会
輸入の営業収入についても前期より 28.7
アなど他のアジア諸国においても、日系企業
社)は天宇客貨運輸服務有限公司への取扱
億円、12.0% 増、上 海 通 運国際 物流 有限
を中心に着実に事業の拡大を図っています。
いの移管などもあり同 5.7 億円、30.5% 減で
公司も既存顧客の貨物取扱いを伸ばして
2006 年度における、同地域の売上高は
した。香港日本通運は電子機器の取扱い減な
前期増となりました。香港日本通運も通期
前年度比 29.1% 増の 1,036.1 億円となり、
どがあり営業収入は前年同期並み、台湾日本
でアジア域内からの入荷が活況を呈し 3.7
順調な拡大をみせました。営業利益も前期
通運は同 5.0 億円、9.7% 増となっています。
億円、9.5% 増、台湾日本通運国際物流は、
比 33.9% 増の 45.2 億円となり、収益性の
20 Nippon Express Annual Report 2007
その他のアジア地域では、全般的に好調な
航空貨物輸入
従 来 の勢いは若 干 弱まったものの同 2.0
インド
バンガロール
ニュー・デリー
フィリピン
アンヘレス
ビニャン
カブヤオ
セブ
ラプラプ
リパー
マカティ
マルヴァール
マニラ
パラニャケ
ロサリオ
スビク
タイ
アユタヤ
バンコク
チエンマイ
チョンブリー
プランチンブリ
ラヨーン
ソンクラー
ベトナム
ハノイ
ホー・チ・ミン
シンガポール
シンガポール
インドネシア
バリ
バンドン
バタム
チカンペック
ジャカルタ
スラバヤ
中国
北京
長春
重慶市
大連
東莞
福州
広州
杭州
香港
恵州
嘉興
南京
南通
寧波
台湾
新竹
高雄
台中
台南
台北
桃園
青島
上海
瀋陽
深川
蘇州
天津
武漢
無錫
厦門
煙台
張家港
中山
珠海
オーストラリア
シドニー
メルボルン
韓国
インチョン
マサン
プサン
ソウル
シフン
ニュージーランド
オークランド
マレーシア
イポー
ジョホールバルー
クアラルンプール
クチン
マラッカ
ペナン
億円、6.9% 増を確保しています。NEX グ
ジスティクス韓 国は、同 1.1 億 円、76.1%
ローバルロジスティクス韓国は、同 0.5 億
ローバルロジスティクス韓国は、既存顧客
の 大 幅 な伸びとなっています。そ の 他で
円、227.2% という大きな伸びになりまし
の取扱い増と新規トラフィックの開拓があ
は、シンガポール日本通 運が大手顧客の
た。
この他のアジアでは、マレーシア日本通
り、同 1.2 億円、21.9% 増を達成しました。
輸送モードの変更などで前期比 2.9 億円、
運が同 1.0 億円、21.1% 増となりました。な
また、ベトナム日本通 運は 輸 入も好 調で
20.4% の 大 幅な減 収となりましたが、マ
お、オセアニア地域のオーストラリア日本通
6.5 億円、48.5% の大幅増を達成、インド
レーシア日本通運、インドネシア日本通運、
運、ニュージーランド日本通運は、輸出・輸
ネシア日本通運、タイ日本通運の営業収入
タイ日本通運では、増収を維持しています。
入とも前期より減収の結果となりました。
は、輸入については前期減となりました。
海運貨物輸入
海運貨物輸出
倉庫配送
中国の天宇客貨運輸服務有限公司は、営
中国では、天宇客貨運輸服務有限公司の営
中国では、天宇客貨運輸服務有限公司が
業収入を前期比 1.8 億円、62.9% 伸ばしま
業収入が前期比 4.1 億円 192.9% 増と大幅
海運輸出の営業収入でも前期比 5.7 億円、
した。上海通運国際物流有限公司は同 0.5
に伸張しました。その他では、
日通倉庫
(嘉
31.6% 増となりました。上 海 通 運国際 物
億 円、3.5% の 減 収となりました。香港日
興)が 0.8 億円、58.2% 増と大きく伸び、香
流 有限 公司も同 5.6 億円、20.8% 増を 達
本通運は、工場設備や部材の搬入が好調
港日本通運も同 2.7 億円、28.4% 増となっ
成。香港日本通運、台湾日本通運はともに
で同 3.8 億円、13.5% 増、台湾日本通運は
ています。またマレーシア日本通運が前期
前期並みでした。一方、NEX グローバルロ
同 2.6 億円、
57.1% 減となりました。NEX グ
比 0.6 億円、8.5% 増と伸びています。
Nippon Express Annual Report 2007 21
CSR 推進体制
CSR 推進体制の状況
日本通運は
『グローバル・ロジスティック
設立し、その下に
『法務コンプライアンス
ス企業』として、企業の社会的責任を果
部』
『個人情報管理部』
『環境部』の 3 部門
たし、その持続的成長を維持していくこ
を設置し、CSR 推進体制を整備しました。
2. 危機管理・安全管理の徹底
とを、重要な経営課題のひとつと位置づ
また、2007 年 5 月にコンプライアンス担
3. 環境経営の推進
けており、全グループをあげて
「CSR 経
当専任組織として、コンプライアンス部
を重要課題とし、全グループ会社および
営」のパワーアップに取り組んでいます。
に変更しました。
その全社員に向けたさまざまな活動を
2005 年 2 月には、本社に CSR 部門を
1. 法令やルールの熟知・順守
(コンプライアンス経営の実践)
この体制のもと、
展開しています。
内部統制システムの整備の状況
当社は、取締役および従業員が、法令、
程」を制定しています。
正行為、その他の企業倫理に違反する行
定款その他の社内規則および社会通念
具体的な活動としては、本社に社長を
為を防止、もしくは早期に発見して是正
などを順守した行動をとるための規範と
委員長とする
「コンプライアンス委員会」
するために、内部通報制度「ニッツウ・ス
して、
「日本通運行動憲章」を規定し、当
を設置して、全社的なコンプライアンス
ピークアップ」を導入し、運用しています。
社が企業活動を行っていくうえで果たす
の推進を図ると同時に、本社および各支
なお、会社法施行に伴い、2006 年 5
べき役割と責任を明確にしています。
店にコンプライアンス責任者、
コンプラ
月に
「内部統制システムの整備に関する
イアンス推進者を配置し、従業員のコン
基本方針」について決議、制定を行って
プライアンスの徹底を図っています。
います。
この行動憲章を具体化して、全従業員
が法令を順守して倫理性を確保するため
の行動指針として、
「コンプライアンス規
また、従業員の法令等の違反および不
コンプライアンス体制
コンプライアンス委員会
1. 委員長
社長
2. 副委員長
副社長(コンプライアンス部所管)
3. 委員(常時) 副社長(副委員長を除く)、
コンプライアンス部担当執行役員、
コンプライアンス部長、
総務・労働部長、監査部長
4. 委員(随時) 関係する本社の部・事業部担当執行役員、
関係する本社の部・事業部長
5. 顧問(随時) 顧問弁護士、公認会計士、税理士等
6. 事務局
コンプライアンス部
委員長
副委員長
委員
事務局
顧問
コンプライアンス部
監査部
企画・教育・指導
内部通報・相談
受付・調査
内部通報・相談
外部受付
(社内受付窓口)
(当社顧問弁護士受付窓口)
コンプライアンス本社推進グループ
1. リーダー
2. メンバー
3. 顧問
4. 事務局
社内調査チーム
1. コンプライアンス部員
2. コンプライアンス部長が
指名した一部の者
3. 弁護士等(必要に応じ)
コンプライアンス部長
関係する本社の部・事業部の
コンプライアンス推進者
弁護士等(必要に応じ)
コンプライアンス部
地域総括
監査部門
総括支店・支店
総括支店・支店内体制
22 Nippon Express Annual Report 2007
コンプライアンス責任者
※支店長
コンプライアンス推進者
※総務・業務部門担当課長等
コーポレート・ガバナンスの状況
当社は、コーポレート・ガバナンスの充実・
ち、
「迅速な意思決定によるスピード経
ために、経営上の組織体制を整備し、必
強化、コンプライアンスの徹底、経営の
営の実現」と
「責任体制の明確化」を基
要な施策を実施していくことを、最も重
透明性確保が重要であるとの認識に立
本方針としています。これらを実現する
要な課題の一つと位置づけています。
会社の機関の内容
当社は、監査役会設置会社であります。
監査役会は、社外監査役 3 名を含む
い、これらの結果を監査役会および取締
また、当社では、取締役会、監査役会に
監 査役 4 名
(2007 年 6 月 28 日現在)で
役会に報告しており、業務執行部門の職
加え、迅速な意思決定および業務執行
構成され、原則として 3 カ月に 1 回およ
務の執行を監査しています。
を目的として執行役 員制度を導入して
び必要に応じて随時開催しています。監
執行役員会は、取締役兼務者 14 名を
います。
査役は、取締役会をはじめとする重要な
含む執行役 員 27 名
( 2007 年 6 月 28 日
取 締役 会は、取 締役 15 名
(2007 年 6
会議へ出席し、経営全般並びに個別案
現在)で構成され、原則として毎月 1 回
月 28 日現在)で構成され、原則として毎
件に関して客観的かつ公平に意見を述
および必要に応じて随時開催しており、
月 1 回および必要に応じて随時開催して
べ、また、適法性や内部統制の状況を調
取締役会での決定事項の伝達・指示を
おり、経営上の重要な事項の決定、業務
査することなどによって、取締役の職務
行うと同 時に、業 務 執行状 況 の 報 告、
執行の監督を行っています。取締役の任
の執行を監査しています。さらに、重要
重要 事 項の協議を行っています。執行
期は1年とし、取締役の各事業年度の経
な書類などの閲覧、主要な事業所への
役 員の 任期は、取 締役と同様に 1 年と
営に対する責任の明確化を図っています。
往査、子会社の調査を通じた監査を行
しています。
コーポレート・ガバナンス体制
株主総会
選任・解任
選任・解任
選任・解任
答申
会計監査人
監査役会
取締役会
監査
報告
選任
報告
社長
報告
会計監査
顧問弁護士
監督
コンプライアンス委員会
執行役会
監査
危機管理委員会
業務執行
監査部門
監査
執行部門
本社各本部、本社各部、各地域総括(国内・海外)、
各事業部、各支店、グループ各社
Nippon Express Annual Report 2007 23
リスク管理体制の整備の状況
当社は、企業経営に重要な影響をおよ
能とする危機管理体制の確立を目的と
設置し、リスク管理体制の整備に努め
ぼすリスクの未然防止や、万一発生する
して、
「危機管理 規程 」を制定していま
ています。
非常事態への迅速かつ的確な対応を可
す。また、本 社に
「危 機管 理委員会」を
内部監査、監査役監査および会計監査の状況
内部監査につきましては、本社に監査部
るために、監査規程に従って指導、助言、
社の内部監査部門、
監査役会との連携を
を設置し、各事業部・支店にも監査担当
勧告を行っています。
図りながら、年間会計監 査計画に基づ
者を配置しています。内部監査部門は、
監査役監査は、監査部および各事業
監査規程に従い、従業員の職務の執行
部・支店の監査担当者と連携しながら、
が法令および定款等に基づいて適正に
主要な事業所への往査、子会社の調査
行われているか臨店監査および書面監
を通じた監査を行っています。
査等の内部監査を実施し、適宜、監査役
会計監査人は、新日本監査法人を選
へ報告しています。また、内部監査部門
任しています。同監査法人は、独立の第
は、経営上発生する損失の危険を防止す
三者の立場から監査を実施しており、当
き、当社および連結子会社等の監査を
行っています。
内部監査、監査役監査および会計監
査を独立的かつ相互補完的に遂行する
ことにより、客観性を維持した監査体制
を構築しています。
個人情報保護方針
この度、個人情報保護の強化を目的に、
体制を整備するとともに、
『個人情報保
情報保護に関わる社内規程・規則等)を、
個人情報保護に関する法令およびその
護方針』を定めています。また、当社は
全ての役員および従業員が順守し、個人
他の規範を順守し、当社の企業理念、
事
本方針に基づいて策定した
『個人情報保
情報保護に努めています。
業内容にふさわしい自主的なルールと
護方針順守プログラム』
(本方針、個人
FTSEGood Index Series への選定
日本通運は、2006 年 9 月、社会的責任投資
(sri)の国際的銘
柄指標である FtsE4Good index に選定されました。このイン
デックスは企業の社会的責任や、
持続可能性に高い関心を持つ
投資家にとって重要な投資選択基準になっており、同インデッ
クスに採択されたことは、当社の Csr 活動が国際的に高い評
価を得ていることの証明でもあります。
当社は、今後も
『グローバル・ロジスティクス企業』
として顧客、
株主、取引先、社員、地域社会の皆さまなど、あらゆるステーク
ホルダーとの関係に配慮し、Csr 経営を強化していきます。
24 Nippon Express Annual Report 2007
環境と社会貢献への取り組み
環境に配慮した事業の推進
日本通運は、事業活動における燃料の
したモーダルシフトの推進など、事業活
(改正省エネ法)が施行され、日本通運
使用量、各事業所の施設での電力・ガス、
動全般におよぶ環境へ配慮した施策を
も法的報告義務を有する
『特定輸送事業
水道水の使用量などを把握し、その低
実施しています。
者』として指定されました。
減に取り組むととともに、環境配慮車両
また、日本が官民をあげて取り組んで
これを受け、日本通運は今まで以上の
の導入や梱包資材の省資源化、オフィス
いる
『京都議 定書』の目標 達 成に向け、
環境とエネルギーに配慮した業務を推
用品のリサイクル、産業廃棄物の安全な
『エ
2006 年4月に運輸部門を対象とする
進し、地球温暖化防止に向けた取り組み
処理や再利用の推進、荷主企業と連携
ネルギー 使 用の 合理化に関する法律』
を強化していきます。
200 年度の取り組み
「改正省エネ法」対応 CO2 排出量算出ソフトを開発
当社は CO2 排出量を算出するソフト、
「コ
負担になっていました。本ソフトは、日々
コ CALC !
(ココカルク!)
」を開発しまし
の出荷データから CO2 排出量を算出す
た。
「改正省エネ法」は輸送事業者だけ
るだけでなく、輸送モードを変更した算
でなく、荷主企業についても CO2 の排出
出シミュレーションにより、モーダルシ
削減を求めており、その排出量の算出が
フトの効果を認識することも可能です。
エコリサイクル BOX
「エコリサイクル便」に新サービスを追加発売
「エコ
2006 年 10 月より販売を開始した
「アローボックス」を利用し、書類を完全
リサイクル便」
(機密書類リサイクルシス
溶解処理するサービスで、これまで処理
テム)に加え、大口出荷に対応できる新
が困難だった複写式伝票等裏カーボン
商品
「エコリサイクル BOX 」を 2006 年
紙の書類についても取扱いが可能にな
「エコリサ
12 月より販売開始しました。
りました。
エコリサイクル便
イクル BOX 」は企業向けに販売していた
日通の引越商品「えころじこんぽ」が国土交通大臣賞受賞
「第 3 回エコプロダクツ
2006 年 11 月、
協議会、後援:財務省、厚生労働省、農
大賞」
(主催:エコプロダクツ大賞推進
林水産省、経済産業省、国土交通省、環
境省)のエコサービス部門において当社
の引越商品
「えころじこんぽ」が国土交
通大臣賞を受賞しました。同賞は、環境
負荷の低減に配慮した製品・サービスの
表彰を通じて、その普及を図ることを目
的にしており、当社はこの受賞を機によ
り一層環境問題への取り組みを強化し
ていきます。
食器トランク君
Nippon Express Annual Report 2007 25
「モーダルシフトキャンペーン」の実施
当 社 は、2007 年 1 月 1 日より 2 カ月間
とともに、当社が促進する
「グリーン物流
「モーダルシフトキャンペーン」を実施し
パートナーシップ会議」のモデル事業へ
ました。このキャンペーンは、モーダル
の応募を促進する目的で、2002 年度か
シフトの優位性に関する PR を強化する
ら年 2 回実施しています。
日通グループでグリーン購入「GREEN COOPS」を開始
当社は、グリーン商品の WEB 発注シス
発注できるシステムで、グリーン商品の
テム
「GREEN COOPS
( グリーンクープ
購入促進だけでなく、当社の経理システ
ス)」を 2007 年 4 月より本格稼動させま
ムとも連動、事務の簡素化も図れます。
した。これは、文具や事務機器の購入に
当社は同システムの稼働によってグリー
あたって、グリーン商品を中心に選択・
ン購入をさらに促進していきます。
社会貢献活動
幅広い社会貢献活動の推進
日本通運は、
かねてからさまざまな社会
行事の支援などさまざまな活動を通じ、
貢献活動を行なっています。次世代を担
よき企業市民として社会との共生を目指
う青少年との交流や、海外からの視察団
しています。
の受け入れ、日本および地域社会の伝統
日通ファミリーコンサート
日本通運が協賛している由紀さおり・安
日通ファミリーコンサートポスター
ています。
田祥子姉妹による童謡コンサート
「日通
また日通は、姉妹が
「童謡や唱歌を若
ファミリーコンサート」は 1986 年以 来
いひとたちに伝えたい」と、2002 年より
20 年、2,000 回記念公演を迎えるにい
全国各地の中学校へ出向いて開催して
たり、全国の多くのファンを魅了し続け
いる
「手づくり学校コンサート」にも協賛
しています。
地域の祭礼への参加
日本通運では全国各地の支店において、
その地域の祭礼に企業または個人とし
て参加し、地域社会との共生や日本の伝
統文化を次世代へつなげる活動を続け
ています。例えば青森のねぶた祭りに参
加している青森支店では、毎年大型ねぶ
たを制作し、1947 年から今年まで 60 年
連続で出場しています。
青森ねぶた祭り
26 Nippon Express Annual Report 2007
物流博物館
物流博物館は、財団法人利用運送振興
会により設立された日本で初めての物
流専門の博物館です。
「物流」を広く社会
にアピールすることを目的に、1998 年 8
月東京都港区高輪に誕生しました。
収蔵資料はその多くが日本通運の保
有する資料で、文書資料史料約 10,000
点、実 質 資 料約 2,000 点、写 真 資 料約
40,000 点、映像資料約 100 点を収蔵し
東京両国通運会社川蒸気往復盛栄真景之図
ています。
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」への協賛
日本通運は、2006 年 8 月に開催された
とともに体験するワークショップ形式の
「Dialog in the Dark 2006 TOKYO」に
展覧会で、1989 年からヨーロッパを中
協賛しました。日常生活環境を織り込ん
心に 70 都市で開催、すでに 200 万人が
だ真っ暗な空間を、視覚障害者のガイド
体験しています。
こどもトラック 110 番
長崎県では、事件や事故に巻き込まれ
その趣旨に賛同、トラックの車体に
「こ
そうになったこどもや女性、高齢者の保
どもトラック 110 番」のステッカーを貼
護と警察への通報支援を目的とした
「こ
り、助けを求められた時の対応マニュア
どもトラック 110 番」の制度が、教育委
ルや、通報のためのチェックリストを用
員会と警察の協力を得てスタートしまし
意するなど協力体制を実施しています。
こどもトラック 110 番ステッカー
た。日本通運は、グループ会社とともに
運動部の活躍
日本通運は社会貢献活動の一環として、
大会で好成績を収めるとともに、地域の
各種運動部の運営を通じ国民スポーツ
青少年への指導なども行なっており、日
の振興に寄与しています。日通野球部を
本の伝統文化である武道の継承にも貢
はじめ、柔道部、相撲部、剣道部も各種
献しています。
美化活動
2004 年の環境月間に合わせて日本通運
店や日通グループ各社の営業所などの取
全社で始めた美化活動は、環境月間だけ
り組みにより、さらにその活動の幅を広
でなく定期的に実施する支店や、地域の
げています。
野球部の活躍
さまざま団体と協働する日本全国の支
Nippon Express Annual Report 2007 27
取締役・執行役員・監査役
岡部
正彦
代表取締役会長
海野
孝
川合
正矩
泉川
正
中谷
代表取締役社長
社長執行役員
代表取締役副社長
副社長執行役員
瀬川
大前
光藏
毅
隆一
瓶
桂一
渡邉
健二
代表取締役副社長
副社長執行役員
取締役
専務執行役員
大原
伊藤
孝雄
康生
取締役
常務執行役員
取締役
常務執行役員
取締役
常務執行役員
取締役
常務執行役員
取締役
常務執行役員
横堀
佐野
萩尾
細越
三井田
正司
取締役
常務執行役員
取締役
執行役員
常務執行役員
執行役員
丸本
智運
淡路
山下
義憲
中村
佐藤
克實
木村
潤
弘明
計二
取締役
執行役員
取締役
執行役員
常勤監査役
竹内
努
橋本
良一
千田
賢了
関
貴雄
横山
次郎
均
敬一郎
植松
榮
安部
修武
釣
洋一郎
守屋
正太郎
宮原
敏
監査役
藤田
28 Nippon Express Annual Report 2007
雅雄
取締役
執行役員
譲
實
財務セクション
主要経営指標 5 カ年推移
30
財政状態および経営成績の検討と分析
31
連結貸借対照表
34
連結損益計算書
36
連結株主資本等変動計算書
37
連結キャッシュ・フロー計算書
38
連結財務諸表注記
39
独立監査人の監査報告書
(翻訳)
49
Nippon Express Annual Report 2007 29
主要経営指標 5 カ年推移
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
2005
2004
2003
2007
¥ 1,866,267
¥ 1,793,925
¥ 1,753,306
¥ 1,666,945
¥ 1,676,918
$ 15,809,124
営業利益
50,325
43,187
43,025
46,156
42,802
426,305
当期純利益
33,208
18,663
32,190
27,263
23,330
281,307
純資産
517,516
488,205
444,940
421,128
367,551
4,383,878
総資産
会計年度:
売上高
会計年度末:
1,360,694
1,315,599
1,287,351
1,262,383
1,205,103
11,526,422
営業活動によるキャッシュ・フロー
123,058
63,966
83,139
83,108
48,315
1,042,426
現金及び現金同等物の期末残高
170,109
150,615
145,983
138,236
136,149
1,440,994
486.94
467.80
426.24
403.38
352.02
4.1249
31.84
17.71
30.64
25.93
22.08
0.2697
37.33
37.11
34.56
33.36
30.50
6.67
4.00
7.43
6.91
6.28
:
1 株当たり(円、米ドル)
純資産
当期純利益
比率(%)
:
自己資本比率(%)
自己資本利益率(%)
その他(名)
:
従業員数
(平均臨時雇用者数)
67,773
(23,796)
65,562
(24,190)
65,321
(24,400)
64,699
(25,321)
65,160
(25,701)
※ 売上高には、消費税等は含まれていません。
※ 米ドルの記載は参考情報です。2007 年 3 月 31 日のレートである 1 米ドル=118.05 円を換算レートとして採用し、千米ドル単位未満を切り捨てて表示してあります。
※ 純資産額の算定にあたり、2007 年 3 月期連結会計年度から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 企業会計基準第 5 号 平成 17 年 12 月 9 日)
および
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指針第 8 号 平成 17 年 12 月 9 日)を適用しています。
売上高
営業利益
当期純利益
(百万円)
(百万円)
(百万円)
2,000,000
60,000
35,000
50,000
30,000
1,500,000
25,000
40,000
20,000
1,000,000
30,000
15,000
20,000
10,000
500,000
10,000
0
03 04 05 06 07
30 Nippon Express Annual Report 2007
0
5,000
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
財政状態および経営成績の分析
企業連結と事業の状況
確立、資金効率の追求、IT の推進およびグループ経営の効率化推進に努め
日本通運グループは、日本通運とその子会社 300 社
(うち連結子会社 273
ました。さらに企業としての社会的責任を完遂するため、法令・ルールの周
社、持分法適用子会社 1 社)
および関連会社 56 社
(うち持分法適用関連会
知徹底、CSR 教育の実施、現場点検指導の強化等を通じて、コンプライア
社 18 社)の合計 357 社
(国内 289 社、海外 68 社)で構成され、貨物自動車
ンス経営の推進に努める一方、さらなる品質の追求を図るため、社内教育
運送業、鉄道利用運送業等の
「運送事業」を主軸とし、さらに各事業に関連
制度の充実や人材の育成に取り組み、現場力の強化を推進しました。
する
「販売事業」
および不動産業他の
「その他の事業」を展開しています。
運送事業は、国内では日本通運
(株)、日本トラック
(株)をはじめとする
経営成績
(株)以下英国日本通運
(株)、
238 社が、また、海外においては米国日本通運
売上高および売上原価
オランダ日本通運
(株)、ドイツ日本通運
(有)、香港日本通運
(株)、シンガポ
以上の結果、売上高は 1 兆 8,662 億円と前連結会計年度に比べ 723 億円、
ール日本通運
(株)等 60 社が担当しています。
4.0% の増収となりました。
販売事業は、国内では日通商事
(株)以下 28 社が、また、海外では日通商
事 U.S.A.
(株)
以下 6 社が担当しています。
所在地別では、国内 2.1%、米州 15.0%、欧州 13.8%、アジア・オセア
ニア 29.1% 増と前連結会計年度に引き続き各地域において増収となりまし
その他の事業は、国内では日通不動産
(株)等 22 社、海外では 2 社が担
た。海外売上高全体では、12.3% 増収の 3,929 億円となり、海外売上比率
当しています。
は 21.0% となり、1.5 ポイント上昇しました。
業績等の概要
し、航空・海運部門の売上高が増加したこと、国内での重量品・建設部門の取
経営環境と期中の取り組み
り扱いが増加したこと、海外での連結子会社が増加したこと等によるものであ
当連結会計年度のわが国経済は、公共投資は減少基調をたどったものの、
り、販売事業においては石油部門および LP ガス部門等の増収によるものです。
売上高増加の主な内容は、運送事業においては国際関連貨物が堅調に推移
輸出は海外経済の拡大を背景に増加を続け、設備投資も高水準の企業収
売上原価は 1 兆 7,352 億円で前連結会計年度に比べ 647 億円、3.9% 増
益を背景に引き続き増加いたしました。雇用者所得も緩やかな増加を続
となり、売上総利益は 1,310 億円で前連結会計年度に比べ 75 億円、6.1%
け、個人消費も増加基調をたどりました。このように、内外需要の増加が続
増、売上総利益率は 7.0% と 0.1 ポイント増加しました。売上原価増加の主
く中で、生産も増加を続け、景気は緩やかに拡大しました。
な内容は、運送事業での売上高増加に伴う利用運送費、傭車費・下請費の
物流業界においては、国際貨物の輸送需要は輸出貨物を中心に回復傾向
増加、燃油費の高騰、
および販売事業における石油部門での仕入価格の上
を示したものの、国内貨物の輸送需要は総輸送量の減少傾向が続くなど、
昇等によるものです。
厳しい状況のまま推移しました。また、燃油費の高騰、お客様企業の物流
販売費および一般管理費および営業利益
合理化などにより、業者間競争が激化しました。
販 売 費および 一 般 管 理 費は 806 億 円で 前 連 結 会 計 年 度に比べ 4 億 円、
当社グループは、このような厳しい経営環境のもと、2006 年 4 月から新
しい経営計画である
「パワーアップ 3 カ年計画̶改革への挑戦、お客様とと
もに̶」をスタートさせ、総力をあげて取り組みました。
0.5% 増となりましたが、主に連結子会社が増加したこと等によるもので
す。売上高に対する販管費比率は 4.3% と 0.2 ポイント低下しています。
以上の結果、営業利益は 503 億円で前連結会計年度に比べ 71 億円、16.5%
営業面におきましては、海外ネットワークのさらなる拡充を図るとともに、
増となりました。営業利益率は 2.7% となり、0.3 ポイント上昇しています。
グローバル規模でのモード連携・システム連携による競争力の強化を図り、
その他損益および当期純利益
グローバル事業の拡大に取り組みました。さらに、世界を網羅する陸・海・空
特別利益は 83 億円で前連結会計年度に比べ 229 億円、73.5% 減、特別損
のあらゆる輸送モードを提供し、豊富なノウハウおよび多彩な情報システム
失は 68 億円で前連結会計年度に比べ 279 億円、80.3% 減となりました。
を持つという当社の優位性を活かした 3PL 事業の拡充に努めるとともに、国
特別利益減少の主な内容は、投資有価証券売却益の減少等によるもので
内外のそれぞれの地域に根差したサービスの提供と営業拡大に努めました。
す。また、特別損失減少の主な内容は、前連結会計年度において、減損損
また、経営面におきましては、経営資源の効率的運用、ローコスト構造の
失 137 億円、特別加算退職金 125 億円を計上したこと等によるものです。
純資産
総資産
(百万円)
(百万円)
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
600,000
1,500,000
150,000
500,000
120,000
400,000
1,000,000
90,000
300,000
60,000
200,000
500,000
30,000
100,000
0
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
Nippon Express Annual Report 2007 31
税金等調整前当期純利益は 589 億円となり、法人税、住民税および事業
り、営業利益は 12 億円と前連結会計年度に比べ 2 億円、23.8% の増益と
税、法人税等調整額、さらに少数株主利益を加減した当期純利益は 332 億
なりました。
円となり、前連結会計年度に比べ 145 億円、77.9% 増となりました。
また、所在地別セグメントの業績概況は以下のとおりです。
日本
一株当たり当期純利益は、31.84 円となり前連結会計年度に比べ 14.13
円増加しました。
航空・海運部門の輸出の取り扱い、
および重量品・建設部門の取り扱い増
自己資本当期純利益率は 6.7% ととなり、前連結会計年度に比べ 2.7 ポ
加等による運送事業の増収に加え、販売事業、その他の事業とも増収を確
イント向上しています。
保し、売上高は 1 兆 6,774 億円と前連結会計年度に比べ 342 億円、2.1%
の 増 収となり、営 業 利 益 は 410 億 円と前 連 結 会 計 年 度に比べ 48 億 円、
事業の種類別セグメントの業績概況は以下のとおりです。
13.5% の増益となりました。
(百万円)
(売上高の明細)
2005 年度
2006 年度
増減
運送事業
1,526,259
1,584,476
58,217
3.8
販売事業
350,427
365,578
15,151
4.3
その他の事業
合計
米州
増減率
(%)
14,705
20,115
5,409
36.8
1,891,392
1,970,171
78,779
4.2
航空部門が輸出入とも伸長するとともに、海運部門の輸入や倉庫部門の
取り扱いが増加し、売上高は 568 億円と前連結会計年度に比べ 74 億円、
15.0% の増収となり、営業利益は 33 億円と前連結会計年度に比べ 10 億
円、49.3% の増益となりました。
欧州
(百万円)
2005 年度
2006 年度
増減率
(%)
航空・海運部門が輸出入とも伸長するとともに、倉庫部門や自動車部門も
運送事業
39,654
45,940
6,286
15.9
好調に推移したこと等から、売上高は 664 億円と前連結会計年度に比べ
販売事業
5,011
5,351
340
6.8
80 億円、13.8% の増収となりましたが、利用運送費の増加等により営業
その他の事業
1,030
1,275
245
23.8
45,695
52,567
6,872
15.0
費 用が 14.2% 増加し、営業利益は 34 億円と前連 結会計 年度に比べ 2 億
(営業利益の明細)
合計
増減
円、6.7% の増益にとどまりました。
運送事業
アジア・オセアニア
国内においては、航空・海運部門の輸出の取り扱い、
および企業の好調な
航空部門の輸入の取り扱い、
および自動車部門の取り扱いが増加し、また、
設備投資を背景とした重量品・建設部門の取り扱いが好調に推移しました。
連結子会社が増加したこと等から、売上高は 1,036 億円と前連結会計年度
また、海外においては、米州、欧州、アジア・オセアニアの各地域で取り扱
に比べ 233 億円、29.1% の増収となり、営業利益は 45 億円と前連結会計
いが伸長したことに加えて、連結子会社が増加したこと等から、売上高は 1
年度に比べ 11 億円、33.8% の増益となりました。
兆 5,844 億円と前連結会計年度に比べ 582 億円、3.8% の増収となりまし
(注)
記載金額には消費税等は含まれていません。
た。利益面においては、ほぼ年間を通じて燃油費の高騰などによるコスト
増があったものの、国内・海外ともに概ね好調に推移し、営業利益は 459
キャッシュ・フロー
億円と前連結会計年度に比べ 62 億円、15.9% の増益となりました。
当連結会計年度における連結ベースの現金および現金同等物
(以下
「資金」
販売事業
という)
は、前連結会計年度に比べ 188 億円増加し、連結範囲の変更に伴う
石油・LP ガス部門において販売単価が上昇したほか、物流機器販売部門
影響額 6 億円を加えて、1,701 億円となりました。
が順調に推移し、売上高は 3,655 億円と前連結会計年度に比べ 151 億円、
営業活動によるキャッシュ・フロー
4.3% の増収となり、営業利益は 53 億円と前連結会計年度に比べ 3 億円、
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は 1,230 億円
(前連
6.8% の増益となりました。
結会計年度は 639 億円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期
その他の事業
純利益 589 億円、減価償却費 800 億円となったほか、法人税等の支払 247
売上高は 201 億円と前連 結会計 年度に比べ 54 億円、36.8% の増収とな
億円などによるものです。
現金及び現金同等物の期末残高
(百万円)
1 株当たり純資産
(円)
200,000
35
500
30
400
150,000
1 株当たり当期純利益
(円)
25
300
20
100,000
15
200
10
50,000
0
100
03 04 05 06 07
32 Nippon Express Annual Report 2007
0
5
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
(金額:百万円)
負債及び純資産
流動負債
短期借入金及び短期償還社債 ( ※ 4)
一年内に返済予定の長期借入金 ( ※ 4)
支払手形及び買掛金
従業員預り金
未払法人税等 ( ※ 2 ※ 9)
その他流動負債 ( ※ 2 ※ 4)
流動負債合計
固定負債
長期借入金及び社債 ( ※ 4)
退職給付引当金及び役員退職慰労引当金 ( ※ 2 ※ 5)
繰延税金負債 ( ※ 2 ※ 9)
その他固定負債
固定負債合計
負債合計
少数株主持分
2007
¥
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
4,986
63,660
186,770
32,176
10,585
171,719
469,898
¥
3,972
48,594
171,443
32,998
14,229
146,806
418,046
$
42,238
539,269
1,582,126
272,565
89,668
1,454,632
3,980,502
245,513
87,342
24,658
15,763
373,279
843,177
266,499
94,106
27,236
13,384
401,227
819,273
2,079,744
739,875
208,885
133,535
3,162,042
7,142,544
—
8,120
—
偶発債務 ( ※ 11)
純資産 ( ※ 12)
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式 ( ※ 6)
その他有価証券評価差額金 ( ※ 2)
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
70,175
26,909
341,890
(11,426)
75,485
5
4,858
9,617
517,516
¥1,360,694
70,175
26,908
316,506
(11,316)
84,314
—
1,617
—
488,205
¥ 1,315,599
594,453
227,948
2,896,153
(96,797)
639,440
46
41,160
81,473
4,383,878
$ 11,526,422
Nippon Express Annual Report 2007 35
連結貸借対照表
3 月 31 日に終了した各連結会計年度
(金額:百万円)
資産
2007
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2006
2007
流動資産
現金及び預金 ( ※ 2 ※ 3)
¥ 173,507
¥
153,342
$ 1,469,775
287,012
2,622,917
営業債権 ( ※ 2 ※ 4)
受取手形及び売掛金
貸倒引当金
たな卸資産 ( ※ 2)
繰延税金資産 ( ※ 2 ※ 9)
309,635
(1,805)
(2,082)
(15,292)
7,130
7,996
60,399
14,920
15,424
126,389
その他流動資産
28,521
26,409
241,602
流動資産合計
531,908
488,103
4,505,791
土地
165,327
163,427
1,400,485
車両運搬具
245,289
244,722
2,077,843
建物及び構築物
538,863
527,966
4,564,704
機械装置、工具器具備品及び船舶
224,440
222,557
1,901,236
リース資産
143,719
134,223
1,217,443
有形固定資産 ( ※ 2 ※ 4 ※ 8)
建設仮勘定
減価償却累計額
有形固定資産合計
11,391
3,376
96,495
(756,013)
(735,029)
(6,404,180)
573,018
561,244
4,854,027
177,279
189,754
1,501,735
11,946
13,036
101,197
3,192
3,873
27,047
63,348
59,587
536,623
その他固定資産
投資有価証券及び出資金 ( ※ 2 ※ 4)
関係会社株式及び出資金 ( ※ 2)
従業員に対する長期債権
その他 ( ※ 2)
その他固定資産合計
資産合計
※については注記をご参照ください。
34 Nippon Express Annual Report 2007
255,767
266,251
2,166,602
¥1,360,694
¥ 1,315,599
$ 11,526,422
投資活動によるキャッシュ・フロー
自己資本比率は 37.33% と前連結会計年度に比べ 0.22 ポイント上昇しました。
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は 894 億円
(前連結
有利子負債
会計年度は 375 億円の支出)となりました。これは、物流拠点、営業倉庫の
当連結会計年度末における有利子負債は、
借入金、
コマーシャルペーパーの
整備、車両の取得など設備投資の実施 961 億円、
および固定資産の売却に
減少などから前連結会計年度末より 63 億円、1.8% 減少し、3,562 億円と
よる収入 122 億などによるものです。
なりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は 163 億円
(前連結
設備投資
会計年度は 242 億円の支出)となりました。これは、長期借入金の借入れ
当社グループの当連結会計年度の設備投資は、物流構造の変革や国際物流
による収入 416 億円および返済による支出 490 億円、配当金の支払 84 億
に対応した流通拠点、営業倉庫などの整備、車両運搬具の代替並びに顧客
円などによるものです。
とのリース取引に応じるための賃貸設備が主な内容であり、当連結会計年
度においては総額 105,923 百万円の投資を実施しました。
財政状態
資産の状況
事業の種類別セグメントごとの設備投資額は以下のとおりです。
(百万円)
当連結会計年度末の総資産は 1 兆 3,606 億円となり、前連結会計年度末
に比べ 450 億円、3.4% 増となりました。
流動資産は 5,319 億円で前連結会計年度末に比べ 438 億円、9.0% 増、固定
資産は 8,287 億円で前連結会計年度末に比べ 12 億円、0.2% 増となりました。
流動資産増加の主な要因は、現金および預金、営業未収金および売掛金
2006 年度
運送事業
52,719
販売事業
52,144
15.3
1,142
311.6
106,006
28.5
その他の事業
計
消去又は全社
の増加等によるものです。
固定資産については、建設仮勘定が 80 億円増加し、期末時価評価額の
前年同期比
(%)
合計
42.7
△ 82
̶
105,923
28.6
配当政策
減少等により投資有価証券が 147 億円減少しております。
当連結会計年度末の負債合計は 8,431 億円で前連結会計年度末に比べ
当社は、株主の皆様への利益還元を最重要施策の一つとして認識してお
239 億円、2.9% 増となりました。
り、営業の拡充と企業体質の強化に努め、株主資本の拡充と利益率の向上
負債および純資産の状況
を図るとともに、安定的配当を重視し、利益還元の充実に努める方針です。
流動負債は 4,698 億円で前連結会計年度末に比べ 518 億円、12.4% 増、固
定負債は 3,732 億円で前連結会計年度末に比べ 279 億円、7.0% 減となり
ました。
当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年 2 回を基本的な方針と
しています。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会です。
当期末の剰余金の株主配当金については、企業体質の強化を図りながら
流動負債増加の主な要因は、預り金および短期借入金に含まれる 1 年以
内返済長期借入金の増加等によるものです。
年 6 月 28 日開催の第 101 回定時株主総会に提案し、原案どおり承認可決
固定負債減少の主な要因は、長期借入金の減少等によるものです。
当連結会計年度末の純資産は 5,175 億円で前連結会計年度末の少数株
主持分と資本の部の合計額に比べ 211 億円、4.3% 増となりました。
純資産増加の主な要因は、当期純利益を 332 億円計上したこと、その他
有価証券評価差額金が 88 億円減少したこと等によるものです。
一株当たり純資産額は 486.94 円となり前連結会計年度に比べ 19.14 円
増加しています。
自己資本比率
(%)
され、中間配当金 4 円を含めた年間配当金は、1 株につき 8 円となりました。
内部留保資金の使途につきましては、各種輸送商品の拡販並びに輸送効率
の改善に向けた、物流拠点の整備および車両の代替などの設備投資に活用す
るとともに、財務体質の強化を図り、安定的経営基盤の確立に努めていきます。
なお、当社は 2007 年 10 月に創立 70 周年を迎えます。これを記念し、株主
の皆様のご支援にお応えすべく、翌事業年度の配当として、通常配当 8 円に中
間・期末ともに 1 円の記念配当を加え、年間 10 円の配当を実施する予定です。
自己資本利益率
(%)
40
安定的配当を重視し、前期と同様、1 株につき普通配当 4 円として、2007
従業員数
(平均臨時雇用者数)
(百万円)
10
80,000
8
60,000
6
30
40,000
4
20,000
2
20
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
0
03 04 05 06 07
Nippon Express Annual Report 2007 33
連結損益計算書
3 月 31 日に終了した各連結会計年度
(金額:百万円)
売上高 ( ※ 2)
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
2007
2006
2007
¥1,866,267
1,735,242
131,024
80,699
50,325
¥ 1,793,925
1,670,473
123,451
80,264
43,187
$ 15,809,124
14,699,213
1,109,910
683,605
426,305
その他の損益
受取利息及び受取配当金
支払利息
投資有価証券売却損益
固定資産除売却損益
減損損失
持分法による投資利益 ( ※ 2)
特別加算退職金
その他
税金等調整前当期純利益
法人税 ( ※ 2 ※ 9)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
利益剰余金
利益剰余金期首残高
連結会社増加に伴う剰余金減少高
配当金
役員賞与
自己株式処分差損
利益剰余金期末残高
(金額:千米ドル)
(※ 1)
¥
3,168
(4,078)
475
2,125
—
1,034
—
5,866
58,918
2,406
(4,232)
14,963
8,861
(13,731)
604
(12,538)
6,010
45,531
26,839
(34,547)
4,029
18,007
—
8,762
—
49,698
499,095
20,961
4,141
25,102
23,799
2,220
26,020
177,564
35,079
212,643
(607)
33,208
(847)
18,663
(5,143)
281,307
—
—
—
—
—
—
¥
306,642
(230)
(8,346)
(222)
0
316,506
(金額:円)
1株当たり情報 ( ※ 2):
1株当たり当期純利益
1株当たり配当額
※については注記をご参照ください。
36 Nippon Express Annual Report 2007
¥
31.84
8.00
¥
$
—
—
—
—
—
—
(金額:米ドル)
17.71
8.00
$
0.2697
0.0678
連結株主資本等変動計算書
3 月 31 日に終了した連結会計年度
(金額:百万円)
2006 年 3 月 31 日残高
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
¥70,175
¥26,908
¥316,506
¥(11,316)
剰余金の配当
利益処分による役員賞与
当期純利益
繰延ヘッジ
損益
¥84,314
¥—
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
純資産合計
¥1,617
¥8,120
¥496,326
(8,345)
(8,345)
(182)
(182)
33,208
自己株式の取得
自己株式の処分
1
連結範囲の変動
持分法の適用範囲の変動
33,208
(125)
(125)
14
16
62
62
641
641
株主資本以外の項目の変動
2007 年 3 月 31 日残高
その他
有価証券
評価差額金
(8,828)
¥70,175
¥26,909
¥341,890
¥(11,426)
¥75,485
5
3,241
1,497
¥ 5
¥4,858
¥9,617
¥517,516
為替換算
調整勘定
少数株主
持分
純資産合計
$13,706
$68,792 $4,204,381
(4,084)
(金額:千米ドル)
(※ 1)
資本金
2006 年 3 月 31 日残高
$594,453
資本剰余金
利益剰余金
$227,940 $2,681,121
剰余金の配当
利益処分による役員賞与
当期純利益
その他
有価証券
評価差額金
$(95,857) $714,222
繰延ヘッジ
損益
$—
(70,693)
(70,693)
(1,546)
(1,546)
281,305
自己株式の取得
281,305
(1,059)
自己株式の処分
持分法の適用範囲の変動
(1,059)
119
8
連結範囲の変動
127
529
529
5,435
5,435
株主資本以外の項目の変動
2007 年 3 月 31 日残高
自己株式
(74,782)
$594,453
$227,948 $2,896,153
$(96,797) $639,440
46
27,454
$ 46
$41,160
12,681
(34,600)
$81,473 $4,383,878
※については注記をご参照ください。
Nippon Express Annual Report 2007 37
連結キャッシュ・フロー計算書
3 月 31 日に終了した各連結会計年度
(金額:百万円)
2007
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金の増減額
退職給付引当金、役員退職慰労引当金の増減額
固定資産売却損益
有価証券売却・評価損益
持分法による投資利益
減損損失
特別加算退職金
売上債権の増減額
たな卸資産の増減額
その他の流動資産の増減額
仕入債務の増減額
未払法人税等の増減額
その他の流動負債の増減額
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
特別加算退職金の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
¥
58,918
80,054
(1,004)
(6,920)
(2,111)
1,154
(1,034)
—
—
(13,925)
875
(2,279)
10,704
(3,644)
23,672
4,108
148,568
3,317
(4,082)
—
(24,745)
123,058
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
45,531
78,062
223
(8,893)
(8,859)
(14,817)
(604)
13,731
12,538
9,052
812
(895)
(11,229)
807
(9,880)
(4,324)
101,254
2,596
(4,249)
(12,538)
(23,095)
63,966
$
499,095
678,142
(8,505)
(58,626)
(17,882)
9,780
(8,762)
—
—
(117,959)
7,416
(19,310)
90,675
(30,873)
200,530
34,805
1,258,525
28,099
(36,178)
—
(209,618)
1,042,426
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
有価証券の取得による支出
有価証券の売却による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
(96,152)
12,287
(4,083)
2,454
(3,955)
(89,449)
(83,848)
31,400
(2,340)
17,050
141
(37,596)
(814,505)
104,083
(34,588)
20,788
(33,507)
(757,728)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減
コマーシャル・ペーパーの増減
債権譲渡による純収入額
長期借入による収入
長期借入金の返済による支出
社債の償還による支出
配当金の支払額
自己株式の取得・売却による収支
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
連結範囲変更に伴う現金及び現金同等物の影響額
現金及び現金同等物の期末残高 ( ※ 2 ※ 3)
167
(5,500)
4,883
41,683
(49,095)
(200)
(8,443)
(109)
308
(16,305)
1,518
18,821
150,615
672
170,109
(4,183)
1,500
—
71,199
(54,250)
(30,000)
(8,438)
(79)
—
(24,252)
1,962
4,080
145,983
551
150,615
1,422
(46,590)
41,365
353,096
(415,890)
(1,694)
(71,521)
(927)
2,614
(138,125)
12,863
159,435
1,275,866
5,693
1,440,994
※については注記をご参照ください。
38 Nippon Express Annual Report 2007
¥
¥
$
連結財務諸表注記
1
連結財務諸表作成上の基礎
日本通運株式会社(以下、
「当社」)及び連結子会社による添付の連結財務諸表は、日本の証券取引法により作成を義
務づけられた連結財務諸表を基に作成されたものであります。これは一般に公正妥当と認められる日本の会計基準に
よって作成されており、国際財務報告基準で求められているものとは一部相違があります。
海外の読者の理解のために一部の科目について表示の組替えを行っております。また、一部の注記には一般に公正
妥当と認められている日本の会計原則では求められていない情報も含まれています。
円貨の記載は金額単位未満切捨として表示しているため、単純に合算しても合計値と一致しない場合があります。
米ドルの記載は参考情報です。2007 年 3 月 31 日のレートである 1 米ドル= 118.05 円を換算レートとして採用し、
千米ドル単位未満を切り捨てて表示しております。
2
重要な会計方針の要約
(a)連結範囲
2007 年 3 月期においては国内子会社 218 社、海外子会社 55 社を連結の範囲に含めております。また、2006 年 3 月
期においては国内子会社 215 社、海外子会社 38 社を連結の範囲に含めております。
のれん及び負ののれんの償却については 5 年間の均等償却を行っております。
2007 年 3 月期においては子会社 1 社、関連会社 18 社について持分法を適用しております。また、2006 年 3 月期に
おいては子会社 2 社、関連会社 16 社について持分法を適用しております。
重要性の乏しい子会社及び関連会社は原価法を採用しております。
(b)現金及び現金同等物
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引出可能な預金及び容易に
換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から 3 ヶ月以内に償還期限の到来する
短期投資からなっております。
(c)投資
その他有価証券のうち、時価のある有価証券は、決算日の市場価格による時価法(売却原価は移動平均法)により評
価し、その評価差額は全部純資産直入法により税効果会計を適用した上で「その他有価証券評価差額金」に計上してお
ります。また、時価のない有価証券は、移動平均法による原価法によっております。
(d)たな卸資産
主として移動平均法による原価法によっております。
(e)貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別
に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
固定資産に計上した債権に係る貸倒引当金は、投資その他の資産の「その他」に含めて計上しており、2007 年 3 月
期は 16 億 32 百万円(1,383 万 1 千米ドル)、2006 年 3 月期は 23 億 32 百万円計上しております。
Nippon Express Annual Report 2007 39
(f)固定資産及びリース資産
有形固定資産は取得原価を基礎に計上しております。
建物及びリース資産は主として定額法を、その他の有形固定資産は主として定率法を採用しており、経済的耐用年
数によって減価償却を行っております。
収用等に伴い譲渡した資産の代替として取得した資産の取得価額は当該譲渡資産の帳簿価額を付しており、譲渡価
額と帳簿価額との差(圧縮損)について、2007 年 3 月期は 61 億 83 百万円(5,238 万 2 千米ドル)、2006 年は 46 億 84
百万円計上しております。
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(g)固定資産の減損
(企
2006 年 3 月期より、固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」
業会計審議会
平成 14 年 8 月 9 日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第
6 号 平成 15 年 10 月 31 日)を適用しております。これにより 2006 年 3 月期の税金等調整前当期純利益は 13,731
百万円減少しております。
なお、減損損失累計額については当該資産の金額から直接控除しております。
(h)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上して
おります。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間の年数による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間の年数による定額法により按分
した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。
(i)1 株当たり情報
基本的 1 株当たり当期純利益は、普通株主に帰属する当期純利益を加重平均発行済普通株式数で割ることによって
計算しております。
なお、2007 年 3 月期及び 2006 年 3 月期について潜在株式はありません。
(j)消費税等
当社及び国内連結子会社は税抜方式を採用しております。
(k)役員賞与に関する会計基準
「役員賞与に関する会計基準(企業会計審議会 企業会計基準第 4 号 平成 17 年 11 月 29 日)
2007 年 3 月期から、
を適用しております。
これにより、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益はそれぞれ 186 百万円(157 万 6 千米ドル)減少して
おります。
40 Nippon Express Annual Report 2007
3
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている金額との関係は以下のとおりです。
(金額:百万円)
2007
現金及び預金勘定
預入期間が 3 ヶ月を越える定期預金
担保に供している定期預金
現金及び現金同等物
4
¥
¥
173,507
(3,206)
(190)
170,109
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
153,342
(2,481)
(244)
150,615
¥
$ 1,469,775
(27,157)
(1,615)
$
1,440
短期借入金、コマーシャル・ペーパー及び長期借入金
(a)短期借入金
短期借入金は運転資金として利用しております。
(b)コマーシャル・ペーパー
コマーシャル・ペーパーはその他流動負債に含めて計上しており、2007 年 3 月期は 50 億円(4,235 万 4 千米ドル
ドル)、2006 年 3 月期は 105 億円計上しております。
(c)長期借入金・社債
長期借入金・社債の内訳は次のとおりです。
(金額:百万円)
2007
第 4 回無担保社債(最終償還:2007 年)
利率 0.70%
第 2 回無担保普通社債(最終償還:2008 年) 利率 1.93%
第 5 回無担保社債(最終償還:2009 年)
利率 0.84%
長期借入金(返済期限:2006 年〜 2016 年) 利率 0.249%〜 3.382%
合計
控除:一年内に返済予定の長期借入金
¥
¥
—
40,000
100
269,074
309,174
(63,660)
245,513
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
¥
200
40,000
100
274,794
315,094
(48,594)
266,499
$
—
338,839
847
2,279,327
2,619,014
(539,269)
$ 2,079,744
2007 年 3 月期の長期借入金の返済予定は次のとおりです。
3 月 31 日に終了する年度
2008 年
2009 年
2010 年
2011 年
2012 年以降
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
(※ 1)
¥ 68,114
25,777
68,959
719
41,843
$ 576,994
218,357
584,157
6,093
354,455
Nippon Express Annual Report 2007 41
(d)担保提供資産
担保に供している資産は次のとおりです。
有形固定資産
定期預金
リース料債権
投資有価証券
5
(金額:百万円)
(金額:千米ドル)
(※ 1)
¥ 10,902
190
1,201
2,574
$ 92,358
1,615
10,181
21,805
退職給付関係
退職給付債務に関する事項は次のとおりです。
(金額:百万円)
退職給付債務
年金資産
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
退職給付引当金
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
2007
¥ (178,043)
85,909
9,946
(4,625)
¥ (86,813)
¥ (181,832)
91,573
3,251
(6,195)
¥
(93,203)
$(1,508,202)
727,735
84,256
(39,185)
$ (735,396)
退職給付費用に関する事項は次のとおりです。
(金額:百万円)
2007
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務債務の費用処理額
臨時に支払った割増退職金
退職給付費用
その他
計
¥
¥
8,711
4,545
(706)
1,254
(601)
—
13,204
642
13,846
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
¥
8,875
4,615
(597)
3,096
(665)
12,538
27,862
669
28,532
$
$
73,795
38,506
(5,984)
10,626
(5,093)
—
111,850
5,446
117,297
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項は次のとおりです。
割引率
期待運用収益
過去勤務債務の額の費用処理額
数理計算上の差異の処理年数
2007
2006
主として 2.5%
主として 2.5%
15 年
12 〜 15 年
主として 2.5%
主として 2.5%
15 年
12 〜 15 年
上記のほか、連結貸借対照表の退職給付引当金には役員退職慰労金を含めており、2007 年 3 月期は 528 百万円(447
万 9 千米ドル)
、2006 年 3 月期は 903 百万円が含まれております。
42 Nippon Express Annual Report 2007
6
自己株式
2007 年 3 月期に保有している自己株式は 19,264 千株です。
7
リース取引関係
(1)リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
借主側
(a)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額
(金額:百万円)
2007
取得価額
相当額
車両運搬具
減価償却
累計額相当額
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
期末残高
相当額
取得価額
相当額
減価償却
累計額相当額
期末残高
相当額
取得価額
相当額
減価償却
累計額相当額
期末残高
相当額
¥1,795
¥ 891
¥ 904
¥1,761
¥ 884
¥ 876
$15,213
$ 7,555
$ 7,658
2,488
226
¥4,511
1,652
112
¥2,656
836
114
¥1,854
3,108
320
¥5,189
1,893
185
¥2,963
1,214
135
¥2,226
21,082
1,921
$43,962
13,995
954
$22,504
7,087
967
$15,712
機械装置及び
工具器具備品
その他
計
(b)未経過リース料期末残高相当額
(金額:百万円)
2007
一年以内
一年超
合計
¥
¥
821
1,033
1,854
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
885
1,341
2,226
¥
$
$
6,959
8,752
15,712
(c)支払リース料(減価償却費相当額)
(金額:百万円)
2007
支払リース料
(減価償却費相当額)
¥
897
(897)
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
999
(999)
$
7,598
(7,598)
減価償却費相当額はリース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定しております。
取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残高等に占
める割合が低いため、支払利子込み法によっております。
Nippon Express Annual Report 2007 43
貸主側
(a)リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残高
(金額:百万円)
2007
2006
2007
減価償却
累計額
期末残高
減価償却
累計額
期末残高
減価償却
累計額
¥ 39,345
¥24,026
¥15,318
¥ 37,254
¥22,186
¥15,067
102,408
59,059
43,349
95,171
55,476
39,694
867,504
500,288
20,301
10,618
9,683
16,802
9,721
7,080
171,975
89,947
82,028
¥162,056
¥93,704
¥68,352
¥149,227
¥87,385
¥61,842
$1,372,775 $793,765
$579,010
取得価額
車両運搬具
(金額:千米ドル)
(※ 1)
取得価額
取得価額
期末残高
$ 333,295 $203,529
$129,766
機械装置及び
工具器具備品
その他
計
367,215
(b)未経過リース料期末残高相当額
(金額:百万円)
2007
一年以内
一年超
合計
¥
¥
23,560
48,996
72,557
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
21,701
41,822
63,523
¥
$
$
199,583
415,050
614,633
(c)受取リース料、減価償却費及び受取利息相当額
(金額:百万円)
2007
受取リース料
減価償却費
受取利息相当額
¥
27,337
23,858
2,591
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
26,110
20,988
2,653
$
231,575
202,109
21,953
リース料総額とリース物件の取得価額との差額を利息相当額とし、各連結会計年度への配分方法については利息法
によっております。
(2)オペレーティング・リース取引
借主側
(金額:百万円)
2007
一年以内
一年超
合計
44 Nippon Express Annual Report 2007
¥
¥
8,411
57,892
66,303
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥
¥
6,654
54,042
60,696
$
$
71,256
490,402
561,658
8
減損損失
2006 年 3 月期において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
用途
種類
場所
(金額:百万円)
物流倉庫
埠頭・港湾用地
整備工場
遊休地
計
土地
土地
土地
土地
神奈川県相模原市
北海道室蘭市
新潟県新潟市
静岡県伊豆の国市 他8件
¥
¥
5,759
2,628
754
4,588
13,731
(金額:千米ドル)
(※ 1)
$
$
49,027
22,374
6,426
39,064
116,893
(減損損失の認識に至った経緯)
事業用資産については、地価の大幅な下落等から、将来キャッシュ・フローにより帳簿価額を全額回収できる可能
性が低いと判断されるため、また、遊休資産については、地価の大幅な下落によるものです。
(資産のグルーピングの方法)
事業用資産については、管理会計上の事業、または事業拠点ごとに資産のグルーピングを行っており、遊休資産に
ついては、個別の資産ごとにグルーピングを行っております。
(回収可能価額の算定方法)
当該資産グループの回収可能価額は、正味売却価額によっており、不動産鑑定士による鑑定評価額等により評価し
ております。
9
税効果会計
法人税等は、当社及び連結子会社の法人税、住民税及び事業税で構成されております。法定実効税率は 2007 年 3 月
期及び 2006 年 3 月期とも 40.7 %であり、実際の税金負担率は 2007 年 3 月期が 42.6 %、2006 年 3 月期が 57.1 %と
なっております。
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳は次のとおりです。
国内の法定実効税率
永久に損金負算入の費用
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
減損損失
住民税均等割
情報通信機器等を取得した場合の法人税額の特別控除
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
2007
2006
40.7%
2.2
(1.3)
—
2.6
—
(1.6)
42.6%
40.7%
3.2
(1.6)
13.1
5.3
(1.3)
(2.3)
57.1%
Nippon Express Annual Report 2007 45
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は次のとおりです。
(金額:千米ドル)
(※ 1)
(金額:百万円)
2007
繰延税金資産
(流動)
貸倒引当金損金算入限度超過額
賞与引当金計上額
未払事業税否認
売買取引認定リース取引
その他
計
(固定)
貸倒引当金損金算入限度超過額
退職給付引当金損金算入限度超過額
未実現利益の消去に伴う繰延税金
減損損失
その他
評価性引当額
計
繰延税金資産合計
¥
¥
445
8,576
927
3,670
2,516
16,136
534
61,325
1,959
5,588
6,069
(7,140)
68,336
84,472
¥
517
8,264
1,137
4,168
2,334
16,422
713
63,189
1,988
5,588
5,731
(6,424)
70,786
87,209
¥
2007
(固定)
固定資産圧縮積立金
退職給付信託設定益
その他有価証券評価差額金
その他
計
繰延税金負債合計
繰延税金資産・負債の純額
流動資産−繰延税金資産
固定負債−繰延税金負債
合計
46 Nippon Express Annual Report 2007
¥
¥
¥
¥
793
364
1,158
17,182
20,653
51,998
3,218
93,053
94,211
14,920
(24,658)
(9,738)
$
$
¥
¥
¥
4,526
519,486
16,601
47,339
51,414
(60,489)
578,876
715,569
2007
2006
¥
3,771
72,652
7,856
31,090
21,321
136,692
(金額:千米ドル)
(※ 1)
(金額:百万円)
繰延税金負債
(流動)
固定資産圧縮積立金
その他
計
2007
2006
678
319
997
15,786
20,653
58,072
3,511
98,023
99,021
15,424
(27,236)
(11,811)
$
$
$
6,723
3,089
9,813
145,553
174,958
440,474
27,259 .
788,252
798,065
126,389
(208,885)
$ (82,496)
10
セグメント情報
(a)事業の種類別セグメント情報
事業区分の方法は運送事業、販売事業及びその他の事業の 3 区分としております。
運送事業セグメントには鉄道利用運送業、貨物自動車運送業、海上運送業、利用航空運送業、倉庫業、重量物運搬
架設設置業、工場内運搬作業及びその他運送業が含まれております。
販売事業セグメントには車両販売、物流機器、石油・LP ガス等の販売、その他リースや車両整備業を含んでおります。
その他のセグメントには不動産の仲介、設計・管理業、自動車運転教習業等を含んでおります。
事業の種類別セグメント情報は次のとおりです。
(金額:百万円)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
2007:
売上高
営業利益
資産
減価償却費
資本的支出
¥1,584,476
45,940
1,129,514
34,928
52,719
¥365,578
5,351
243,601
45,230
52,144
¥20,115
1,275
17,516
283
1,142
¥1,970,171
52,567
1,390,632
80,442
106,006
¥(103,904)
(2,242)
(29,938)
(387)
(82)
¥1,866,267
50,325
1,360,694
80,054
105,923
(金額:百万円)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
2006:
売上高
営業利益
資産
減価償却費
減損損失
資本的支出
¥1,526,259
39,654
1,088,022
32,944
11,269
36,955
¥350,427
5,011
240,994
44,636
781
45,239
¥14,705
1,030
13,418
551
6
277
¥1,891,392
45,695
1,342,435
78,132
12,058
82,472
¥(97,467)
(2,508)
(26,835)
(70)
1,672
(81)
¥1,793,925
43,187
1,315,599
78,062
13,731
82,391
(金額:千米ドル)
(※ 1)
運送事業
販売事業
その他の事業
計
消去又は全社
連結
2007:
売上高
営業利益
資産
減価償却費
資本的支出
$13,422,081
389,164
9,568,102
295,876
446,582
$3,096,813
45,332
2,063,542
383,147
441,712
$170,401 $16,689,297
10,801
445,297
148,385 11,780,031
2,404
681,428
9,681
897,975
$(880,173) $15,809,124
(18,992)
426,305
(253,608) 11,526,422
(3,285)
678,142
(697)
897,278
Nippon Express Annual Report 2007 47
(b)海外売上高
海外売上高は次のとおりです。
(金額:百万円)
2007
海外売上高
連結売上高に占める海外売上高の割合
11
(金額:千米ドル)
(※ 1)
2007
2006
¥392,948
21.0%
$3,328,664
21.0%
¥349,821
19.5%
偶発債務
偶発債務残高の内訳は次のとおりです。
(金額:百万円)
受取手形割引高
保証債務
12
¥
88
2,118
(金額:千米ドル)
(※ 1)
$
749
17,949
後発事象
下記の利益処分は、2007 年 3 月期の連結財務諸表には反映されておりませんが、2007 年 6 月 28 日に開催され
た定時株主総会において承認されました。
(金額:百万円)
利益処分
配当金(¥4.0/ 株)
役員賞与
48 Nippon Express Annual Report 2007
¥
4,172
186
(金額:千米ドル)
(※ 1)
$ 35,340
1,576
独立監査人の監査報告書
独立監査人の監査報告書
日本通運株式会社
取締役会 御中
我々は、円貨で表示された添付の日本通運株式会社の 2007 年及び 2006 年 3 月 31 日現在の連結貸
借対照表並びに同日に終了した会計年度の連結損益計算書、連結株主資本等計算書及び連結キャッ
シュ・フロー計算書について監査を行った。これらの連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、我々
の責任は、監査に基づき連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
我々は、日本において一般に公正妥当と認められた監査基準に従って監査を実施した。これらの監査
基準は、我々に連結財務諸表に重要な虚偽の記載がないかどうかについて合理的保証を得ることを求
めている。監査は試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積もりの評価も含め、連結財務諸表全体としての表示を検討することを含んで
いる。我々は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
我々の意見によれば、上記の連結財務諸表は、日本において一般に公正妥当と認められた会計原則に
準拠し、日本通運株式会社の 2007 年及び 2006 年 3 月 31 日現在の連結財政状態並びに同日をもって
終了した会計年度の連結経営成績及び連結キャッシュ・フローの状況を、すべての重要な点において
適切に表示している。
添付の 2007 年 3 月 31 日に終了した会計年度の連結財務諸表に記載されている米ドル金額は、読者
の便宜のため示したものである。我々の監査は円金額の米ドルへの換算を含んでおり、我々の意見で
は、当該換算は注記 1 に述べられている方法により行われている。
新日本監査法人
2007 年 6 月 28 日
※和文アニュアルレポートの連結財務諸表については、監査済英文連結財務諸表の和訳を掲載しております。和訳された英文財
務諸表の日本語の記載自体は、新日本監査法人の監査対象とはなっておりません。したがって、和文アニュアルレポートの監
査報告書は英文が正文であり、日本語の監査報告書はその和訳です。
Nippon Express Annual Report 2007 49
グローバルネットワーク
主な海外子会社、海外駐在員事務所
アメリカ
NIPPON EXPRESS U.S.A., INC.
590 Madison Avenue, 24th Floor,
New York, NY 10022, U.S.A.
Tel: +1-(212)758-6100
NIPPON EXPRESS CANADA, LTD.
6250 Edwards Boulvard, Mississauga,
Ontario L5T 2X3, Canada
Tel: +1-(905)565-7525
NIPPON EXPRESS DO BRASIL
Rua Fortaleza 53, Bela Vista,
São Paulo, SP CEP 01325-010, Brazil
Tel: +55-(11)3105-3011
NIPPON EXPRESS TRAVEL U.S.A., INC.
720 Market Street, 6th Floor,
San Francisco, CA 94102, U.S.A.
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NIPPON EXPRESS DE MEXICO, S.A. DE C.V.
Avenida Michoacan No. 20, Nave #9 C
Colonia Renovacion,
C.P. 09209 Mexico, D.F., Mexico
Tel: +52-(55)5804-6272/6273
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Rua Fortaleza 53, Bela Vista
São Paulo, SP, CEPO1325-010, Brazil
Tel: +55-(11)3105-3011
NEX TRANSPORT, INC.
13900 State Route 287,
East Liberty, OH 43319, U.S.A.
Tel: +1-(937)642-8333
NIPPON EXPRESS USA DE TIJUANA,
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Blvd. Bellas Artes #20240 B y C,
Ciudad Industrial, Delegación
Mesa de Otay, Tijuana,
Baja California, 22444, Mexico
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NIPPON EXPRESS CHILE S.A.
Lo Echevers 891, Modulo A-13
Mercocentro Lo Echevers,
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ヨーロッパ
NIPPON EXPRESS EURO CARGO B.V.
Cessnalaan 24,
1119 Nl Schiphol-Rijk, The Netherlands
Tel: +31-(20)500-51-00
NIPPON EXPRESS TOURS (NEDERLAND) B.V.
Cessnalaan 24,
1119 NL Schiphol-Rijk, The Netherlands
Tel: +31-(20)640-39-90
NIPPON EXPRESS DE ESPAÑA, S.A.
Centro de Carga Aerea, Aeropuerto de Barajas,
Parcela 2.1, Nave 2, 28042 Madrid, Spain
Tel: +34-(91)748-0840
NIPPON EXPRESS (DEUTSCHLAND) GMBH
Marie-Bernays-Ring 23,
41199 Möenchengladbach,
F.R.GERMANY
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NIPPON EXPRESS (SCHWEIZ) AG
Grindel Strasse 19, 8303 Bassersdorf,
Switzerland
Tel: +41-(44)836-9966 NIPPON EXPRESS (ITALIA) S.R.L.
Via Londra 12, 20090 Segrate (Mi), Italy
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LIABILITY COMPANY
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Tel: +7-(812)335-7626
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO.,LTD.
1101 Chinachem Golden Plaza,
77 Mody Road, Tsim Sha Tsui East,
Kowloon, Hong Kong
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No. 27-1-1, Zhuhai Free Trade Zone,
Hong Wan, Zhuhai, Guang Dong,
The People’s Republic of China
Tel: +86-(756)868-7511
NIPPON EXPRESS (ZHUHAI) CO., LTD.
No. 1 Ping Dong 5 Road,
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Zhuhai, Guang Dong, The People’s Republic of China
Tel: +86-(756)867-5511
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B 105-36 Futian Free Trade Zone, Shenzhen,
The People’s Republic of China
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NIPPON EXPRESS (CHINA) CO., LTD.
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Tianzhu Airport Industrial Zone,
10 Tianzhu Road, Shunyi District,
Beijing, 101312, The People’s Republic of China
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Rm 415, BoYuang Bldg, No. 6 Dong Fang Rd,
ZhaPu Development Zone,
JiaXing, ZheJiang, 314201,
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North Road, Dublin 11, Ireland
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Gab 6, 1700 Lisbon, Portugal
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P.O. Box 17341, Jebel Ali, Dubai,
United Arab Emirates
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アジア・オセアニア
50 Nippon Express Annual Report 2007
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No. 6 Haitian Rd, Free Trade Zone Of Dalian,
Dalian, 116600, The People’s Republic of China
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10th Floor, West Tower, Wisma Consplant 1,
No. 2 Jalan Ss16/4, 47500 Subang Jaya,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
Tel: +60-(3)5033-1111
NIPPON EXPRESS CARGO SERVICE
(SHENZHEN) CO., LTD.
2F, West Side, Nippon Express Warehouse
Yantain Port Free Trade Zone Shenzhen,
The People’s Republic of China
Tel: +86-(755)2529-1588
NITTSU TRANSPORT SERVICE (M) SDN, BHD.
Lot 4286, Batu 12, Jalan Balakong,
43300 Sri Kembangan,
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East Daming Road, Shanghai, 200082,
The People’s Republic of China
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(SHANGHAI) CO., LTD.
11, De Bao Lu, Wai Gao Qiao
Free Trade Zone, Shanghai,
The People’s Republic of China
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No. 622 Changjiang Rd, Suzhou New District,
Suzhou Jiangsu Province, 215011,
The People’s Republic of China
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SHANGHAI e-technology CO., LTD
6F, UC-Tower, 500 Fushan Road,
Pudong New Area, Shanghai, 200122,
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Xiangyu Free Trade Zone
Xiamen, 361006, The People’s Republic of China
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Unit 1, 154 O’riordan Street,
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37 Andrew Baxter Drive, Airport Oaks, Mangere,
New Zealand
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CO., LTD.
3195/16 11th Floor Vibulthani
Tower 1, Rama 4 Road, Klong Ton,
Klong Toey, Bangkok, 10110, Thailand
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St., Salcedo Village, Makati City, 1227, Philippines
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Laguna, Philippines
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Elisco Road, Kalawaan Pasig City, Philippines
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‘Logistics Park’, Plot no. -7, Road no. 10,
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Whitefield. Bangalore-560066., India
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Minsheng E. Rd., Songshan District,
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11F Kyobo Securities B/D
26-4 Yeouido-Dong Yeoungdeungpo-Gu,
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21st Fl., Rachadapisek Road, Klong-Toey,
Bangkok, 10110, Thailand
Tel: +66-(2)302-6343
NIPPON EXPRESS (VIETNAM) CO., LTD.
Room 5.3 E-TOWN, 364 Cong Hoa Street,
Tan Binh District, Ho Chi Minh City,
Socialist Republic of Vietnam
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Millennium House, Office “H” (5F)
Trubnaya str.12, Moscow, 103045, Russia
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Johannesburg Representative Office
11 Pomona Road, Cnr. Hawthone Road,
Kempton Park 1619, South Africa
Tel: +27-(11)979-4556/4557/4549
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C/O The Korea Express Co., Ltd.
58-12, Seosomun-Dong, Chung-Ku
Seoul, 100-110, Republic of Korea
Tel: +82-(2)753-2691
Pusan Representative Office
Korea Express Bldg., Room No. 909,
1211-1, Choryang-Dong,
Dong-Ku, Pusan, 601-714, Republic of Korea
Tel: +82-(51)466-8485
New Delhi Representative Office
C/O Jayem Impex Private Limited.
Plot No. 422, Phase- III, Udyog Vihar
Gurgaon Haryana, 122016, India
Tel: +91-(124)4001357-4001358
Nippon Express Annual Report 2007 51
会社情報 (2007年3月31日現在)
m 会社名
日本通運株式会社
m 本社住所
〒105-8322
東京都港区東新橋一丁目9番3号
m 設立
1937年10月1日
m 資本金
70,175百万円
m 従業員数
37,963名
m URL
http://www.nittsu.co.jp/
m 主要事業
1. 鉄道利用運送事業
15. 航空運送代理店業
2. 貨物自動車運送事業
16. 損害保険代理業
3. 貨物自動車利用運送事業
17. 荷造包装事業
4. 海上運送事業
18. 医薬品・医薬部外品・化粧品および医療機器の包装、
5. 内航海運業
6. 港湾運送事業
7. 船舶利用運送事業
8. 利用航空運送事業
9. 前各号以外の貨物運送事業および利用運送事業
10. 貨物運送取次事業
11. 倉庫業
12. 建設業
13. 通関業
14. 通運計算事業
52 Nippon Express Annual Report 2007
表示および保管業
19. 旅行業
20. 重量物の運搬、架設、設置およびこれに付随する事業
21. 不動産の売買、賃貸およびこれに付随する事業
22. 警備業
23. 一般労働者派遣事業
24. 廃棄物処理業
25. 特定信書便事業
26. 物流情報の収集、処理およびこれに付随する事業
27. 前各号に関連する事業
28. 前各号の事業への投資および融資
付加価値を高めたサービスを拡大し、業界日本 No.1 企業から世界の
株式情報 (2007年3月31日現在)
日本通運株式会社は、日本と世界 37 カ国で総合物流サービスを提供する、日本の運輸会社では最大規模の
国際ネットワークを有する企業です。日本では、多くの事業で No.1 のシェアを誇ります。国際的で付加価値の高い、
m 上場証券取引所
東京、大阪
多角的な総合物流に対する需要がますます高まる中、日本通運グループはお客様満足の向上のため、さらなる成長を目指します。
m 株式数
発行可能株式総数 : 3,988,000,000 株
発行済株式総数 : 1,062,299,281 株
m 株主数
64,734 名
m 株主名簿管理人
三菱 UFJ 信託銀行
m 所有者別株主数
拠点
(2007 年 3 月末)
97.6%
� 金融機関
43.7%
� その他の法人
1.4%
� 個人、その他
21.2%
� 外国法人
0.6%
� 外国法人
27.1%
� 金融機関
0.3%
� その他の法人
6.5%
� 証券会社
0.1%
� 証券会社
1.5%
所有株式数
(千株)
氏名又は名称
朝日生命保険相互会社
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
65,474
6.16
56,236
5.29
株式会社みずほ銀行
51,766
4.87
日本興亜損害保険株式会社
50,294
4.73
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
44,706
4.21
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
43,464
4.09
株式会社みずほコーポレート銀行
41,477
3.90
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口4)
32,976
3.10
日通株式貯蓄会
23,252
2.19
株式会社三菱東京 UFJ 銀行
20,554
1.93
ザチエースマンハツタンバンクエヌエイロンドン
(常任代理人株式会社みずほコーポレート銀行)
カ国
都市
� 個人、その他
m 大株主の状況(2007年3月31日現在)
37
196
340
m 所有者別保有株式数
m 株価の推移と出来高
米州
欧州
アジア・オセアニア
米国
英国
ポルトガル
インド
メキシコ
アイルランド
オーストリア
フィリピン
チリ
フィンランド
スイス
シンガポール
カナダ
ベルギー
チェコ
タイ
ブラジル
ドイツ
ルクセンブルグ
ベトナム
オランダ
ポーランド
インドネシア
フランス
トルコ
マレーシア
イタリア
ロシア
中国
ハンガリー
(円)
1,000
800
600
(千株)
150,000
400
120,000
90,000
台湾
南アフリカ
韓国
アラブ首長国連邦
オーストラリア
スペイン
ニュージーランド
200
60,000
30,000
0
1997
4
1998
4
1999
4
2000
4
2001
4
2002
4
2003
4
2004
4
2005
4
2006
4
2007
4
0
Nippon Express Annual Report 2007 53
日本通運株式会社
annuaL rePort 2007
Annual Report 2007
2007 年 3 月期
Leading the Change
Aiming to be the No. 1 Logistics Provider
〒 105-8322
東京都港区東新橋 1 丁目 9 番 3 号
TEL:03-6251-1111
URL:http://www.nittsu.co.jp/
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このリーフレットは環境対応大豆
油使用インキを使用しています。
本文用紙に FSC 認証紙が使用されています。
Printed in Japan