寝屋 川 市 第1 回 国 民 健康 保 険 運営 協 議 会 日 時 2014年8月20日(水) 14:00~ 場 ○今岡課長 所 議会棟5階第2委員会室 それでは、定刻より少し前ではございますけれども、本日御出席予定の 皆様おそろいでございますので、ただいまから寝屋川市国民健康保険運営協議会を開 会させていただきます。 委員の皆様には、公私何かと御多忙中にもかかわりませず、御出席を賜り厚く御礼 を申し上げます。 それでは開会にあたりまして、市長より御挨拶申し上げます。 ○馬場市長 皆様こんにちは、市長の馬場でございます。一言御挨拶を申し上げます。 委員の皆様方には何かとお忙しい中、また、まず大変暑うございます。この暑い中 に国民健康保険運営協議会に御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。また平素から、皆様方、本市国保財 政の運営、国保事業の運営には大変なお力添えを賜っております。この場をお借りい たしまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。 さて、昨今、超高齢社会の到来ということで年々医療費が増加いたしまして、国保 財政も非常に厳しいものがございます。市といたしましても、こんな中にありまして、 レセプト点検の強化等を行いまして、医療費の適正化、あるいはジェネリック医薬品、 また生活習慣病の発症予防、あるいは重症化予防等々取り組みまして、国保財政の健 全化に一生懸命取り組んでいるところでございます。 平成25年度の国保財政の決算状況でありますけれども、おかげさまで実質収支で も7,000万円の黒字を確保できました。単年度収支では約3億7,000万円の -1- 黒字を計上することができました。これで何とか、おかげさまで昭和58年から30 年ぶりに国保財政、実質収支黒字を確保できたということでございます。これもひと えに皆様方のお力添えのたまものでございます。改めて心から感謝を申し上げる次第 でございます。 行政といたしましても今後とも職員一丸となりまして、徴収率の向上でありますと か、医療費の抑制でありますとか、国保財政の健全化に努めてまいりたいと考えてお ります。どうか皆様方の変わらぬ御指導や御協力を賜りますように 切にお願いを申し 上げる次第でございます。 結びになりますけれども、お盆も過ぎましたけれど、まだまだ暑い日が続こうかと 思います。どうか御自愛をいただきまして、御健勝にてお過ごしいただきますように 御祈念を申し上げまして、簡単ではありますけれども御挨拶とさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○今岡課長 初めに御報告をさせていただきます。 公益代表委員の高田政廣委員が辞任されましたので、後任といたしまして、梶本孝 志委員に委嘱させていただきました。並びに、被用者保険等代表委員の吉本恒心委員 が辞任されましたので、後任といたしまして、上廣俊行委員に委嘱させていただきま した。 それでは、本日御出席の委員の御紹介、並びに事務局の紹介をさせていただきます。 まず、公益代表委員から御紹介させていただきます。 市議会議員でございます。 廣岡委員でございます。 梶本委員でございます。 井川委員でございます。 太田委員でございます。 次に、被保険者代表委員でございます。 -2- 市政協力委員選出の中村委員でございます。 民生委員児童委員選出の辻岡委員でございます。 次に、保険医及び保険薬剤師代表委員でございます。 医師会選出の桝田委員でございます。 歯科医師会選出の岡本委員でございます。 薬剤師会選出の西田委員でございます。 次に、被用者保険等保険者代表委員でございます。 全国健保協会大阪支部の上廣委員でございます。 三洋電機連合健康保険組合の長町委員でございます。 以上で各委員の御紹介を終わらせていただきます。 次に事務局の紹介をさせていただきます。 先ほど挨拶いただきました、馬場市長でございます。 市民生活部部長兼保険事業室長の池でございます。 保険事業室課長の中川でございます。 課長の勝浦でございます。 係長の西中でございます。 係長の黒田でございます。 副係長の山下でございます。 本日、司会を務めさせていただいております、私、保険事業室課長、今岡でござい ます。よろしくお願いいたします。 以上で事務局の紹介を終わらせていただきます。 現在、委員定数14名中11名の御出席をいただいておりますので、寝屋川市国民 健康保険運営協議会規則第6条第1項の規定に基づき会議は成立いたします。 それでは、ただいまより会議に入るわけでございますが、現在、会長・会長代行が 不在となっておりますので、寝屋川市国民健康保険運営協議会規則第6条第2項の規 -3- 定によりまして、市長に議長を務めていただき、進行をお願いいたしたいと思います。 ○馬場市長 それでは、規定によりまして、会長・会長代行が決まりますまでの間、 議長を務めさせていただきます。 初めに、国民健康保険運営協議会規則第7条第2項に基づく署名委員でございます が、私から指名させていただくことに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○馬場市長 ありがとうございます。 それでは、辻岡委員と岡本委員にお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い 申し上げます。 次に、会長・会長代行の選出を行いたいと思います。 なお、会長・会長代行は、国民健康保険法施行令第5条の規定に基づき、公益代表 委員の中から選出することとされております。 選出方法でございますが、従来から公益代表委員で御協議を願った後に、お諮りし ております。 今回も従来どおりの選出方法でよろしゅうございますでしょうか。 (「異議なし」の声あり) ○馬場市長 異議がないようでございますので、暫時休憩をいたしまして、公益代表 委員で御協議を願いたいと存じます。 暫時休憩いたします。 (暫時休憩)(別室で協議)(会長 ○馬場市長 代行席のセット) 再開いたします。 協議の結果について、井川委員より御報告をいただきます。よろしくお願いします。 ○井川委員 それでは、御報告をさせていただきます。ただいま、公益代表委員4人 で協議をいたしました結果、会長に梶本委員、会長代行に廣岡委員ということでお願 いをしたいと思います。 -4- ○馬場市長 ありがとうございました。御報告いただきましたとおり、会長に梶本委 員、会長代行に廣岡委員を選考願ったわけですが、選考どおり御就任いただくことに、 御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○馬場市長 ありがとうございます。御異議がないようでございますので、会長に梶 本委員、会長代行に廣岡委員と決定させていただきます。 ○今岡課長 会長、会長代行席に移動をお願いいたします。 (移動) ○今岡課長 それでは、会長に御挨拶をお願いしたいと思います。よろしくお願いい たします。 ○会長 皆さん、こんにちは。 ただいま、皆様方の御同意をいただき、国民健康保険運営協議会の会長に就任をさ せていただきました梶本でございます。 また、同じく本日会長代行に廣岡芳樹委員が選出されました。よろしくお願い申し 上げます。 国民健康保険制度は、国民皆保険体制の基盤をなすものとして、昭和34年国民健 康保険法の制定以降、今日に至るまで地域住民への医療の提供と健康づくりに大きく 寄与してまいりました。しかし、高齢化の進行に伴う医療費の増加等によりまして、 非常に厳しい事業運営を強いられているのが現状でございます。また、このような状 況ではございますけれども、本日の国民健康保険事業がより健全に、充実、発展して いくよう尽力をしてまいりたいと思っております。委員各位、並びに理事者の皆様方 の御協力をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げまして、御挨拶とさせてい ただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○馬場市長 それでは会長の御挨拶が終わりましたので、ここで議長を交代させてい ただきます。 -5- 御協力ありがとうございました。 ○今岡課長 どうもありがとうございました。 なお、馬場市長につきましては、ほかに公務が重なっておりますので、こちらで退 席をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○馬場市長 どうぞよろしくお願いします。どうも失礼します。 (市長退席) ○今岡課長 恐れ入りますが、会長、横の席のほうにお移りいただきますようによろ しくお願いします。 それでは会長、よろしくお願いいたします。 ○会長 それでは、会議を開きます。 本日の案件であります平成25年度決算見込みの報告について、事務局から資料の 説明をお願いいたします。 ○黒田係長 それでは、平成25年度決算見込みの報告について御説明させていただ きます。 資料1をご覧ください。よろしいでしょうか。1ページ目「寝屋川市国民健康保険 特別会計歳入歳出決算額の推移」でございます。主な項目について御説明申し上げま す。 初めに歳入でございますが、国民健康保険料56億1,505万2,000円で、 対前年度比101.3%となっております。 国庫支出金67億9,656万9,000円で、対前年度比103.1%でござい ます。 療養給付費交付金12億3,941万7,000円で、対前年度比80.2%でご ざいます。 前期高齢者交付金83億3,354万7,000円で、対前年度比106.6%で ございます。 -6- 府支出金15億2,681万8,000円で、対前年度比101.8%でございま す。 共同事業交付金26億6,109万3,000円で、対前年度比101.0%でご ざいます。 一般会計繰入金27億8,637万1,000円で、対前年度比89.2%でござ います。 以上、歳入合計290億1,315万1,000円で、対前年度比100.7%で ございます。 主な内容といたしましては、65歳から74歳までの前期高齢者に係る給付費見込 額の増加に伴い、前期高齢者交付金が約5億円増加し、国庫支出金については特別調 整交付金の増加等により、約2億円の増加となっております。一方、療養給付費交付 金については、前年度分実績報告に伴う精算交付額が減少し、約3億円の減少となっ ております。また、一般会計繰入金については、累積赤字解消のための収支改善臨時 繰入金で2億4,000万円の減などにより、総額で約3億4,000万円減少して おります。 続きまして歳出でございます。 総務費4億3,518万円で、対前年度比93.1%でございます。 保険給付費195億1,201万円で、対前年度比102.3%でございます。 後期高齢者支援金等37億8,296万7,000円で、対前年度比105.6% でございます。 介護納付金15億237万7,000円で、対前年度比108.1%でございます。 共同事業拠出金28億9,372万6,000円で、対前年度比102.6%でご ざいます。 保健事業費1億9,602万7,000円で、対前年度比104.8%でございま す。 -7- 前年度繰上充用金3億97万5,000円で、対前年度比25.5%でございます。 以上、歳出合計、289億4,277万円で、対前年度比99.4%でございます。 主な内容といたしましては、保険給付費において、被保険者の高齢化等に伴う医療 費の増加により約4億3,000万円の増となっております。また、後期高齢者支援 金等及び介護納付金につきましては、被保険者1人当たり負担額の増加に伴い、昨年 度に引き続き金額が増加しております。一方、前年度繰上充用金につきましては、国 保特会の累積赤字を縮減したことにより、繰上充用金の必要額が減少したため、約8 億8,000万円の減となっております。 収支につきましては、実質収支では、平成25年度7,038万1,000円の黒 字でございまして、単年度収支では、3億7,135万6,000円の黒字でござい ます。 続きまして、2ページ目をご覧ください。 「国民健康保険料等決算比較」でございます。平成25年度の主なものについて申 し上げます。 初めに、保険料調定額の現年合計でございますが、62億4,389万600円で、 対前年度比97.6%でございます。 次に、保険料収納額の現年合計でございますが、52億4,011万4,466円 で、対前年度比100.5%でございます。 次に、保険料収納率の現年合計でございますが、83.92%で、2.43ポイン トの増となっております。 次の一般会計繰入金につきましては、1ページ目と内容が重複いたしますので、説 明は省略させていただきます。 続きまして、3ページ目をご覧ください。 「保険給付状況の諸率等」でございます。 初めに、費用額の説明をさせていただきます。こちらは国民健康保険加入者の医療 -8- 費総額でございまして、いわゆる10割分に係る額に関する報告でございます。 まず、初めに被保険者数ですが、平成25年度は計71,636人で、対前年度比 97.6%でございます。 続きまして療養給付費ですが、計228億5,452万774円、対前年度比10 2.2%となっております。 次に療養費でございますが、計6億1,266万3,052円、対前年度比95. 3%となっております。 次に療養諸費は、計234億6,718万3,826円、対前年度比102.0% となっております。 次に受診件数でございますが、計109万8,766件、対前年度比99.7%と なっております。 次に、一人当たりの費用額は、計32万7,589円で、対前年度比104.5% となっております。 最後に加入率でございますが、本市世帯に対する被保険者世帯の加入率は38. 7%で、前年度より0.6ポイントの減、また本市人口に対する被保険者の加入率は 29.7%で、こちらも前年度より0.6ポイントの減となっております。 続きまして、4ページをご覧ください。参考資料といたしまして、平成24年度に おける北河内各市の国民健康保険財政状況をまとめたものをお示ししております。 まず、1.国民健康保険特別会計の収支でございます。ここでは、北河内各市の平 成24年度における実質収支及び単年度収支を示しております。平成24年度におい て、実質収支が赤字、つまり累積赤字となっている市は、北河内7市中5市でござい ます。また、単年度収支につきましては、赤字となっている市が7市中1市でござい ます。 続 き ま し て 、 2 .国 民 健 康 保 険 料 ( 税 ) の 収 納 率 で ご ざ い ま す 。 こ こ で は 、 平 成 2 4年度における北河内各市の収納率について現年度分、滞納繰越分及びその合計を示 -9- しております。寝屋川市につきましては、滞納繰越分は7市中2番目の収納率でござ いますが、現年度分は81.5%と、7市中最も低い収納率でございます。先ほど御 説明させていただいたとおり、寝屋川市の平成25年度の現年度分の収納率は83. 9%で、平成24年度に比べて2.4ポイント向上いたしましたが、今後におきまし ても、引き続き収納率の向上に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、5ページをご覧ください。 ここからは、国民健康保険財政健全化計画の取り組みについて、御説明させていた だきます。説明に入ります前に、財政健全化計画についての説明をさせていただきま す。 財政健全化計画につきましては、現在の第3期計画が平成26年度から平成28年 度までの3力年計画ということで策定されております。そして今回御報告させていた だく内容は、前期の第2期国民健康保険財政健全化計画の取り組みでございます。 それではまず初めに、歳出の抑制について説明させていただきます。レセプト点検 の充実でございます。平成25年度の目標値5,622万7,500円に対しまして、 実績値は3,369万6,826円となっております。 柔道整復療養費支給申請書の照会・点検につきましては、目標値2,315万2, 500円に対しまして、実績値2,351万4,881円となっております。 ジェネリック医薬品の普及啓発につきましては、目標値1億3,000万円に対し まして、実績値5,489万9,808円となっております。 続きまして、特定健診・特定保健指導でございますが、特定健診受診率は平成25 年度の目標値40%に対しまして実績値33.6%、特定保健指導実施率は目標値3 0%に対しまして実績値19.9%となっております。なお、法定報告値につきまし ては、当該年度の2月から3月実施分等を加味しました数値でございまして、平成2 5年度分につきましては、現在算出中でございます。 続きまして、6ページ目の重症化予防でございますが、目標値5,000万円に対 -10- しまして、実績値4,535万円となっております。 続きまして、歳入の確保について説明させていただきます。収納率の向上をご 覧く ださい。収納率につきましては、平成25年度の目標値86.0%に対しまして実績 値83.9%、折衝による納付額につきましては、目標値1億1,000万円に対し まして実績値2億1,654万2,060円となっております。 最後に、累積赤字の解消について説明させていただきます。まず初めに、収支改善 臨時繰入額につきましては、平成25年度は3億円を繰り入れいたしました。その結 果、次の項目の実質収支額ですが、7,038万1,000円の黒字となり、累積赤 字を解消いたしました。さらに、その下の項目の単年度収支額につきましては、 3億 7,135万6,000円の黒字となっております。 以上で、平成25年度決算見込みの報告についての説明を終わらせていただきます。 ○会長 説明は終わりました。何か御質問はございますでしょうか。はい、○○委員。 ○委員 今回の決算で累積赤字は全て解消したということについては、よかったなと 思うんですけれども、国保の運営協議会にはかつて10年計画って、累積赤字を解消 するということで計画案も出していただきました。それがこれだけ前倒しをして解消 した原因というのは、市としてどのように考えているのかというのをまず示していた だけますでしょうか。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 累積赤字の解消というところが、もともとの第1期のときに考えていた ものよりも早く進んだというところでございますけれども、1つにはいわゆる国民健 康保険の中で市の収納率向上に対するそういった財政健全化の取り組みに対する評価 という形で、いわゆる経営努力分に係る特別調整交付金というものがあるんですが、 こちらにつきまして、年度は平成18年度からの計算になるんですが、平成18年度 から平成25年度までの間で約7億円交付されております。それと合わせて、また一 般会計からの繰り入れにつきましては、当然国民健康保険での財政健全化の取り組み -11- というところが前提にはなるんですけれども、累積赤字の解消をできるだけ早期に行 っていきたいという、そういったところから国民健康保険と一般会計の収支の状況を 勘案する中で、もともと当初予算では3億円という設定はしているところであります が、年度によってさらに追加をして収支改善繰り入れを行ったというところもござい まして、結果として前倒しになったというところでございます。 以上でございます。 ○会長 ○○委員。 ○委員 説明としてはそういう形になるんだろうなと思います。基本的に、毎年毎年 の国保会計というのは収支均衡で赤字を出さないというのは基本なので、最大で約3 8億円近かったものが約10年経たずして解消したということで、その繰り入れだけ では当然全然足りなくて、毎年毎年大きな黒字が出てきたというところで、毎年の収 支均衡が本当に図れていたのかということをこの累積赤字を解消していく中で見てき たときには、言うたら大きな黒字が出てる年が今、何回もあって、その年について本 当に賦課した保険料が結局適正だったのかなということをやっぱり 、この間もずっと 指摘もしてきたけども、思っているところなんです。特別調整交付金というのは基本 的に累積赤字がなければ国保の言うたら普通の運営の中で使われていって、賦課総額 から言うたら次年度より引かれていくものであったり、言うたらその会計の中でクリ アされていくものであって、その特別調整交付金がこの間7億円ありましてそれが累 積赤字解消に使われましたというのは、本来なら保険料に回されるべきものであった のがそっちにいったという認識はやっぱり持っておいていただきたいと思うんです。 当然、毎年毎年国保会計の均衡、収納率アップというのは当然原課として毎年目標と して持つものだと思いますので、言うたらこれから黒字化しましたと、これから特別 調整交付金が出たときのそのお金はどうなんねんと言うたら、国保の運営の中で当然 使われていくわけで、賦課総額の中から当然運営としては、引かれていって保険料が 少しでも下がる要因になっていくお金になるので、その間やっぱりそれがそっちに使 -12- われていったということも含めて、やっぱりちょっと見ておいていただきたいなとい うのがあります。 あと、もう一つ、財政共同安定化事業でこの間、残念ながら寝屋川市は出したお金 よりも返ってくるお金のほうが少ないということがずっと続いてましたよね、ここ2 年、何年かね。その辺について寝屋川市の見解をちょっとどういうふうに考えている のか、それで今後の見込みとしてどういうふうになっていくというふうに考えている のか、ちょっと決算に当たって教えていただきたいなと思います。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 いわゆる保険財政共同安定化事業のところでございますけれども、実際 寝屋川市につきましては、交付金に比べて拠出金が上回っているという状況でして、 平成24年で言うと1億7,800万円、平成25年度は約2億円の拠出超過になっ ていると。現在の拠出超過については、医療費実績割の割合を減らして所得割を導入 したというところが影響しておりますけれども、医療費の適正化に取り組んでいるに もかかわらず、国保財政に影響が及んでいるというところです。この状況につきまし ては、やはり医療費適正化に取り組んでいる団体につきましてはそういった取り組み に対する評価というのか、そういったところの観点も含めまして、一定医療費実績割 も今後も引き続いて残していってほしいという話をしているところでございます。 平成27年度以降、この保険財政の対象医療費が30万円以上から1円以上に拡大 されるというところですけれども、今後の拠出割合についてはまだ決まっていないと いう状況で、ただ、寝屋川市におきましては、当然ながら医療費適正化に取り組んで きているところもございますし、拠出超過も非常に多額になっているというところも ありますので、府に対して保険財政の拠出割合のあり方について要望しているところ でございます。 以上でございます。 ○会長 ○○委員。 -13- ○委員 その結局、所得割が入って寝屋川市が拠出と、もらう額でいくと、もらう額 のほうが2億円も減ったと。当初1億何ぼやったものが、25年については2億にな りということで、当初寝屋川市の国民健康保険料が何で高いんやという話をずっとし ているときに、寝屋川市の国保加入者の所得が低いから寝屋川市の国民健康保険料が 高くなるんですという説明をずっと受けておったんですけれども、この保険財政共同 安定化事業の中で、拠出を決めてるときにその所得割が入ったときに、寝屋川市は返 ってくるのが少なくなったということは、大阪府下の自治体の中で寝屋川市の国保の 加入者の所得というのは平均より高いという中でこういう現実が起きているので、今 までその説明を受けてた寝屋川市の国保に入ってる方の所得が低いというのが本当だ ったのかなという、本当に大阪府下の中で高いのか低いのかというところで、現実に 所得割が入ったときに寝屋川市は減額される、言うたら所得が低いところには沢山い くのに寝屋川市は減額されるほうになってしまったということを考えると、ちょっと この間の受けてきた説明が本当だったのかなと。もう少しその詳しい細かいところで、 大きく見てそうだったのかなというところと、現実としてそういうふうに数字が出て きたときに、ちょっと裏切られた思いというのが今までの説明とはちょっと違うんじ ゃないかなというところでやっぱり疑問がつきますので、その辺についてぜひちょっ とわかりやすい資料というのか、説明というのを求めたいと思いますが、今、できま すか。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 いわゆる寝屋川市の1人当たりの所得で言いますと、実際のところ、平 成24年度で言いますと、43市町村の中でも下位に位置しているということで、1 人当たりの所得で計算しますと、実際のところ所得は非常に、非常にと言いますか、 まあ低い状況にあると。 ただ、実際に所得割として保険財政共同安定化事業にカウントしてまいります場合 に、ほかの被保険者数割でありますとか、医療費実績割の按分率との関係で、これは -14- ちょっとなかなかその理由の分析というところが、この拠出超過の理由というのは非 常に確かに低い所得の方が多いという中で拠出超過になっているというのは、確かに なかなか把握は難しいところではあるんですけれども、現状としては所得の低い方が 多くいらっしゃるというのは実際事実ではございます。ただ、所得割の中でそれが現 時点におきましては、ほかの市のいわゆる所得割、所得割と言いますか、いわゆる所 得の状況の関係もありますけれども、若干ながら所得割によって拠出超過になってい るという状況でございます。 なお、所得割で拠出超過になるかどうかというのは、年度によってこれも非常に金 額が変わってくるところでございまして、平成25年度につきましては、平成24年 度よりも所得割による影響というのは若干拠出超過のところで言うと、少なくなって きているというところではございます。 以上でございます。 ○会長 はい、○○委員。 ○委員 それで拠出超過になってしまうというのは寝屋川市の国保財政からいくと厳 しい現状なので、本当にその出ていくお金と入ってくるお金がやっぱりとんとんにな らないと保険としては厳しい状況だと思いますので、ぜひそういう働きかけについて も努力していただきたいなと思います。 あと、保険財政健全化計画の取り組みということで、レセプト点検でありますとか 柔道整復でありますとか、目標と実績値が書いてあるわけなんですけれども、そのレ セプト点検のその実績値が下がってきている、それで柔道整復にしても前年度から比 べると半額以下と、ジェネリックにしても半分以下というふうになってきているとこ ろの原因というのか、なぜこういうふうになってきているのかというところの評価を ちょっと聞かせていただきたいです。 ○会長 はい、今岡課長。 ○今岡課長 まず、レセプト点検の充実でございますけれども、こちらにつきまして -15- は平成24年度も同じような傾向ではあったんですけれども、一定 、さらなる推進の 余地というのも当然あろうかとは思いますけれども、レセプト点検の効果額そのもの が近年、府内平均、全国平均ともに減少してきていると。平成23年度の時点の目標 設定としては、その全体のいわゆる電子化率でありますとか単純な部分での誤りとい うのがなくなってきたというところで、全国・府内ともにレセプト点検の効果額が減 少している。ただ、寝屋川市につきましては、そういった府内平均であるとか全国平 均よりは上回っていると。平成24年度までしかまだ数値は出ておりませんが、上回 っているという状況ではございます。 柔道整復療養費につきまして、こちらは府内の状況がちょっと把握できておりませ んので分析は難しいところでありますけれども、年度年度によって金額にはばらつき が出ておりますけれども、平成22年度がピークでありましたので、そのピークのと きと比較すると平成25年度の費用というのは約23%の減となっておりますので、 一定この単年度で言うと、確かに24年度を下回っているところでありますけれども、 累積の効果としては一定1億円を超える効果が出てきているところではございます。 療養費については、大阪府全体としても担当者会議を設けたりであるとか、引き続 き適正化には取り組んでおりますので、そういった府内全体での連携も図りながらさ らに適正化に取り組んでいきたいというところです。 ジェネリックにつきましては、こちらもこれもやはり1件当たりの調剤の切りかえ による効果額というのがなかなか年度によってかなり動いてまいります。24年度は 1億3,500万円ということでしたけれども、23年度は7,500万円というと ころで、なかなか年度によって非常にばらつきがあるところではございますけれども、 ただ26年度以降につきましても引き続き差額通知でありますとか、いわゆるジェネ リック医薬品のお願いカードでありますとか、そういったところの取り組みによって 調剤の切りかえによる単価の部分のところがありますけれども、一定引き続き適正化 に努めてまいりたいとは考えております。 -16- 以上でございます。 ○会長 はい、○○委員。 ○委員 目標がどんどん増えていく一方で、その実績がすごい増えたり減ったりとい うことがあるので、目標の立て方と実績としてこれでいいのかなというところと効果 の出方として、この間ずっと先生方の話なんかちょっと医師会の話 なり薬剤師の方の 話であるとかというところと本当にこれをどんどんつき進めて市民の健康を本当に守 れるのかというところで、どこまでお医者さんなりの判断で変わっていってるのかと いうところも含めて、ちょっとやっぱりよく話し合いして進めていってほしいものだ なと思っています。 あと結局、最後、国保会計がよくなっていくということは一人一人の方が健康にな ってお医者さんに行かなくなっていくということが一番だと思うんです。重症化しな いということも当然あるんだけれど、それ以前に一人一人が健康で 、そのためにはや っぱり健康づくりということが非常に大切になってくるんだけれども。ところが残念 ながらその特定健診がなかなか市民健診の時代には50%までいけたんだけれども、 実績値でちょっとこの間30%ちょっと超えたところで、伸びるかなと思ってなかな か伸びずにおるというところで、やっぱりこの後でまた説明もあるんでしょうけれど も、やっぱりここを本当にしっかりと市として、力を入れて一人一人の市民の方が本 当に健康であっていただくことが一番なので、病院に行かずにもうみんなが元気でお るということになっていくのが一番国保財政としても市民の健康というとこでも一番 いいことだと思いますので、この辺でやっぱりさらなる取り組みをしていただくのが 一番国保にとってもいいことだと思いますので、ちょっと本当に市としての全力をあ げた取り組みをしていただきたいなと思います。その金額で言って 、その過去の累積 赤字解消のために毎年3億と、プラスアルファで5億とかいうようなところでずっと お金を入れてきただけの、言うたらやったけど、それは10年計画前倒しで終わって そのお金が余るということではないんだろうけれども、どれだけ市民の健康にお金を -17- 入れることで長い目で見て返ってくるということになってくると思いますので、その 辺の努力をぜひお願いしたいと思います。 ○会長 ほかにございませんか。はい、○○委員。 ○委員 いただいた資料の2ページ目の下のほうなんですけども、財政安定化支援事 業のところの一般会計からの繰り出しですね、額、若干ですけれども24年から25 年にかけて減額になっているというふうなことなんですが、これはその加入者の所得 の状況が好転してきているというふうに読んでいいものなのでしょうか。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 この財政安定化支援事業といいますのは、一定低所得者の割合等に連動 をしてくるところでございます。ただ、この割合と合わせて、国から毎年この財政安 定化支援事業、これはもともと普通交付税の基準財政需要額の算定に用いるものでも あるんですけれども、その係数につきまして毎年若干ながら変更されてきているとい うところでございます。一定国の財政安定化支援事業につきましては、総額1,00 0億円というところで定額で定められておりますので、その中で一定、毎年係数の若 干の調整等がありますので、そういったところで言いますといわゆる低所得者の割合 が減ってきたというよりは国の係数の変更によりまして、若干ながら金額が減ったと いうところでございます。 以上でございます。 ○会長 ○○委員。 ○委員 では次、すいません。 一番最後の6ページのところなんですけれども、折衝による納付額が平成25年で 去年から比べるとほぼ倍増ぐらいになっているということなんですけど、一番効果が あったのは、といいますか、平成24年までが一億強ぐらいで平成25年が突出して 実績値が上がった、この背景にあるものについてお伺いしたいと思います。 ○会長 はい、中川課長。 -18- ○中川課長 一定、要するに折衝される件数につきまして、まず件数的なものが増え たと。それと差押え件数等を要するに平成24年から平成25年に関しましては、若 干増えているといった形の中で、自主納付をする中でしていただける中で、一定要す るに、そういった相談業務の折衝件数を増やしていく中で、一定要するに保険料の自 主納付をしていただいているという形なので、増えたという形の分であります。 ○会長 ○○委員。 ○委員 折衝できる可能性のある事案の数っていうのは変わらないんですかね。あく までお取り扱いなさった件数が、行政はその事務方のサイドで増えたということなん ですかね。それともこういう折衝しなければならない事案そのものが増えたというふ うに理解したらいいんですかね。 ○会長 中川課長。 ○中川課長 折衝する事案が増えたというよりも、事務方のほうでもその折衝する件 数を増やしたといった形のほうで、うちのほうは取り組みをさせていただいてます。 ○会長 ○○委員。 ○委員 増やしたり減らしたりというのは、そのマンパワーでそんなに変わりがない と思うんですけども、では24年から25年にかけてそこに手間をかけられるように なった理由について何か特殊事情があれば。 ○会長 中川課長。 ○中川課長 整理担当、納付担当のほうにおきまして、税務署OB等の要するに任期 付につきまして一定要するに採用させていただきまして、折衝能力を上げるといった 形の分と一定そういった滞納者、滞納整理をしていく中での要するにその折衝人数を 増やしていった形の分で一応考えておりますけど。 ○会長 ○○委員。 ○委員 となりますと、平成26年度以降もこのぐらいの実績値は上がってくるとい うふうに考えていいものなのでしょうか。 -19- ○会長 はい、中川課長。 ○中川課長 実際に折衝していく中で滞納者との折衝の事案の中で一定考えておりま すけれども、上げる方向で今、目標値を持ってるところでございます。 ○会長 ほかにございませんか。はい、会長代行。 ○会長代行 国保は市長の挨拶がありましたように、久しぶりっていいますか、本当 に黒字化されましたですね。私も以前は四條畷市の国民健康保険を担当してまして、 私が係長になって2年目に黒字化をして、今までずっと四條畷市は黒字化していると。 で、こういう議員になって健康保険にかかわらせていただいて、おととしからしてい ただいて、本当に喜ばしい限りであるから、この間、私が議員になったときには37 億程度の赤字を抱えておって、まあ大変なところやなという感じを持っとったんです。 その間、国保担当ももちろん頑張っていただきましたし、そして、市のほうも臨時繰 り入れをやってもらって、ときには退職者医療との振り替えでかなり十数億の単年度 黒字を出したときもあった、そういうときも含めて黒字化されたということは本当に 皆さんの努力の結果、市一丸となって取り組んでいただいた結果かなとそういう評価 をしております。今後、要は今後をどないしていくかということなんですね。この黒 字をどないして維持していくか、それをどないして被保険者に還元をしていくかとい うところにかかってくるかなと思ってます。 きょう議題であります、平成25年度の決算見込みを説明をしていただいて、それ を見てみると収納率が83.92%と対前年度2.43ポイント、かなりの上昇率と なってるんですけども、ただ保険料額を見てみると、2,700万 しか総額はあがっ てないんですね。これは現年度については。滞納繰越分については4,300万円、 よくとってきていただいてると思いますけれども、現年度については2,700万円 しかあがってないので。ということは調定が対前年度1億5,000万円下がってい るから結果として、収納率が2.43ポイント過去には見ない率で上がっておるとい うことなんで、調定は1億5,000、約300万程度、下がった理由というのは何 -20- かあるんですか。 ○会長 はい、今岡課長。 ○今岡課長 調定額の減少でございますけれども、いわゆる被保険者の保険料の調定 額で申し上げますと、平成24年度は8万7,175円でしたけれども、25年度は 8万7,161円というところで、それほど大きな開きがないというところです。い わゆる被保険者数の推移で申し上げますと、平成24年度が7万3,380人であっ たのが、平成25年度は7万1,636人というところで、年約1,700人ぐらい 減っているかと思いますので、その被保険者数の減少による調定額の減ではないかと 考えております。 以上でございます。 ○会長代行 ということは、被保険者が減少するということは社会保険に国民健康保 険からですね、移られた方がたくさん出てくる。経済がこのごろちょっと上向いてい ますので、そういうところの分析を、私そうかなと思うんですが、その辺はどないで すか。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 今回お示ししている中で、加入率につきましては当然被保険者数の減少 が市の人口の推移を上回って減ってるというところで、そういったところで言います と一定、正確にその推移を把握、被用者保険への加入というところの部分での分析を 厳密にしているわけではございませんけれども、一定そのような方向になっているの ではないかなと考えております。 以上でございます。 ○会長代行 その辺のところは、やっぱり第3期の健全化計画の中でも黒字を維持し てもらわなあかんのやけど、これは計画を執行していく中でも重要なポイントかなと 思っています。ですから被保険者の所得とかその推移をよく見ていただいて今後の計 画の進捗を詳細に見ていただきたいな、こう考えています。 -21- それと決算で黒字はでてるんですけども、前期高齢者交付金の対前年度の増額が大 きいと。今後は26年度以降はこの前期高齢者交付金がどないなるか、若干26年度 は厳しいかもわかりません。そういうことで、余りその財政に影響を受けるようなこ とがあっては、このせっかくの黒字がまた赤字に転落するようなことになりますので、 平成26年度決算じゃなくても、その年度途中においても詳細に随時にタイムリーに その辺のところは見ながらまた運営をしていただきたいなと。これは、被保険者の医 療費といいますか、受診状況と大きく変わってしまいますし、インフルエンザ等の状 況も大きく反映してくるとは思うんですけども、国からの交付金と言いますか、その 前期高齢者交付金等で収支がかなり影響してきますので、その辺のところの注目をよ ろしくお願いしたいと。 それから、先ほども出てたんですけども、実績、収納率の向上の中で折衝による納 付額がかなり上がっておると。これは、本市は滞納債権整理回収室を設けて、いわゆ る大口の滞納債権についてはその回収室が担当をしておるんですけれども、その辺の 実績なんかは国保の関係の実績なんかはどんなもんでしょうか。 ○会長 中川課長。 ○中川課長 毎年4月の段階で滞納債権整理回収室のほうに、ちょっと件数までは覚 えてないんですけれども、一定要するに滞納債権整理回収室のほうに債権のほうの移 管をさせていただいてやっているところでございます。ただ、同じように保険事業室 におきましても、滞納債権整理回収室と協力しながら一定、要するに取り組んでいる ところでございます。 ○会長代行 国保だけじゃなくて一般会計のほうでも滞納債権整理回収室がかなり効 果をあげているという報告も決算資料等で受けてますので、その辺は連携を密にして 滞納債権整理回収室のほうでもノウハウを大分蓄積してますので、より連携を密にし てやっていただきたい。税の次に大きいのは国保かなと思ってますので、その辺のと ころはよろしくお願いをしたいと。この辺が最終納付額が上がってくると、財政に対 -22- してもかなりの有効な手だてになってくると思ってますので。 それとちょっと今、本市の国保の窓口は給付と賦課の窓口は一応事務委託をしてお ると。収納の窓口については、市が直接やっているということかなと思ってるんです けども、給付・賦課については、被保険者が来られますのでその被保険者の収納状況 を見ながら、その収納との連携というところについてはどういうふうなシステムとい いますか、連携をとっているのかというのを、それをちょっと教えてください。 ○会長 今岡課長。 ○今岡課長 一定、その事案事案にはなりますけども、その3番の窓口、いわゆる賦 課の窓口の中で当然収納等との確認が必要になってまいります場合には、また給付の ほうで言いますと、当然、来られた機会を利用してまた納付相談に行っていただくよ うな場合が必要になるであるとか、そういったところについては一定それぞれの担当 職員と連携する中で、それは給付・賦課担当の職員といわゆる納付担当、整理担当の 職員とが連携するという形になるんですけれども、そういった中で適宜対応はしてい るところでございます。 ○会長 会長代行。 ○会長代行 委託業務で、給付と賦課の窓口が委託業務ですので、なかなか委託の場 合は難しいことがあるかもわからないんですけど、それはやっぱり給付・賦課・収納 が一体となって国民健康保険の窓口だという私は認識がありますので、その辺の連携 はやっぱり密にとっていただいて、給付・賦課の相談であっても滞納者であればやっ ぱりその納付の相談にもつなげてもらって、そういう話を進めてもらいたいなと思っ ています。 それから、先ほども○○委員のほうから会計繰入金の話が出ました。財政安定化支 援とも福祉医療波及分についても、これはもうやっぱり市の努力で、私は議員になっ たときから比べると本当に実態を反映して入ってますので、その辺のところは今後も 続けてもらうように、先ほど今岡課長のほうから財政安定化支援については国のほう -23- で1,000億の総額は確保してるということなんで、これが制度になったときは、 暫定3年間の制度がずるずるずるずる来て今もある制度なので、これはもともとは暫 定制度ということなので、いつ切られるやわからない。やっぱり市町村にとってはも う、うちの市でやっぱり3億近い金が入ってきてますので、国保財政運営にとっては もう重要なお金なので、これについてはもう恒久化してもらうような形でぜひ市長会 を通じて要望を、我々も議長会を通じて、こういうぜひ恒久化してもらうような形で してほしいということを、要望をお願いをしておきます。 それと、あと健全化計画の中で、ジェネリックがあったんです。私もお医者さんに かかっておって、2カ月に1回かなりの医薬品をいただいてるんですけども、やっぱ りジェネリックになるとやはり自己負担分が差が出てきます。ここで目標値というの を出していただいているんですが、ようわからんのですよ。レセプト点検とか柔道整 復師のそのレセ点なんかは、その目標値を出すのはわかるんだけど、ジェネリックの 目標値というはどういうふうにしてこれは出してるんですか。 ○会長 はい、今岡課長。 ○今岡課長 一定、毎年度、それぞれ年度、年に1回その差額通知を送らせていただ くという形にはなるんですけども、その差額通知の後で一定その調剤、それぞれのレ セプトの調剤の状況を把握する中で、一定その切り替えによって単価差が生じたと確 認されるものについて計算させていただいて、この効果額を出しているというところ でございます。 ○会長 会長代行。 ○会長代行 わかりました。 それと、各市の収支の状況とか収納の状況、これ平成24年度、去年、おととしの 分です。これは今の時点では、なかなか各市も議会等に決算状況を報告してないので、 この24年度でも仕方がないかなと思いますので、もうこの状況を見てもらいますと 本市がもう黒字に転換しています。それで収納率も2.43ポイント上がってますの -24- で、ぜひ25年度の状況がそろった状況、段階で、この25年度に入れかえてもらっ て、この運営協議会の委員の皆様に送ってほしいんです。その25年度がこの状況が、 この北河内の中で本市がどんなような状況におかれているのかということを数字 で、 本当の概略の数字なんですけども、示していただきたいな、それをちょっとお願いを しておきます。 ○会長 ほかにございませんか。ないようでございますので、この件に関しましては、 了承いたしたいと思います。 次に、平成25年度特定健康診査・特定保健指導について、事務局より説明を受け たいと思います。 ○西中係長 それでは平成25年度の特定健康診査・特定保健指導について御報告を いたします。資料2をご覧ください。 まず初めに、特定健診とは、医療保険者に義務づけられた健診で、満40歳から7 4歳の被保険者を対象として、生活習慣に着目した一次予防を重視した健診と、必要 に応じて保健指導を継続して行うことで、生活習慣病への早期介入、生活習慣改善を 目的としています。またこのことにより、医療費の適正化及び市民の健康寿命の進展 を目指しているものでございます。 それでは、まず1.特定健診・特定保健指導をご覧ください。 まず初めに、特定健康診査実績ですが、平成25年度の受診率は、実績値33. 6%と前年度より1ポイント増加しており、法定報告につきましても2月から3月の 受診分が多数見込まれるため、前年度より若干上回ると見込んでおります。 次に特定保健指導実績ですが、保健指導の実施率は19.9%と前年度より低下し ておりますが、これは、対象者数が1,895名から2,316名に増加した事によ るものと考えられます。なお、実施件数で見ますと前年度より7名の増加となってお ります。 次に、2の特定保健指導の評価ですが、こちらは平成24年度の健診受診者のうち -25- 特定保健指導の対象となった方の健診データを保健指導の参加の有無別に、指導前後 で比較しました。別紙1にグラフをお示ししておりますのでご覧ください。実線が指 導を受けられた方、破線が受けなかった方です。全ての項目で指導を受けなかった人 より受けた人の方でデータ改善が大きいという結果が見られました。 続きまして、1枚戻っていただきまして、3.重症化予防事業について御説明 をい たします。 重症化予防事業は平成24年度から開始した事業で、特定健診を受けた人の中で、 「血圧」「血糖」「腎臓の機能」について特に危険な値の方に、保健師が保健指導を 行い、対象者のデータがどれほど危険であるかを説明します。その上で、確実な治療 開始と生活習慣の是正を行えるように支援を行うものです。 また、必要に応じて二次検査を行い、血管変化の状況を客観的に示し、治療へのモ チベーションを高める補助としております。 それでは、まず初めに、「重症化予防対象者への保健指導について」でございます が、平成25年度の重症化予防対象者を拡大したことにより、対象者が前年度の24 3名に比べ1,646名と大幅に増加をいたしました。そのうち254名につきまし ては、かかりつけ医への受診勧奨や、腎臓内科等の専門医に受診を 勧めるなどの保健 指導を実施しました。また、確実に治療につなげるためには、保健師が実際のデータ に基づきデータの危険性を改めて説明し、病気に対する認識を促すことが大変重要で す。 次に、平成25年度より実施しました「腎教室」についてですが、腎機能で基準値 を超える指導未実施者654名に対し、10回に分けて文書による案内文を送付しま した。結果、参加人数が76名、実施率が12%でございました。 次に、「二次検査」についてですが、重症化予防事業の対象者のうち必要な人に、 二次検査として「尿アルブミン測定」と「頚部血管エコー」を行っています。 腎臓の血管が傷むと、本来は尿中に出るはずのないたんぱく質が出てくるのですが、 -26- 実はその前に、たんぱく質よりも分子の小さなアルブミンが出てきます。尿アルブミ ン測定は、これを調べることで、より早い段階で腎臓の血管の変化を知ることができ る検査です。 また頚部血管エコーでは、血管の壁の厚さや、プラークというこぶの有無や、大き さなどを調べることで、全身の血管の状態を推定することができます。 平成25年度には、140名の方に二次検査を実施しました。 尿アルブミン測定では、異常なしが105名、軽度異常が21名、高度異常が14 名でした。 頚部血管エコーでは、プラークなしが31名、軽度プラークが76名、中等度プラ ークが24名、高度プラークが9名と140名中109名にプラークが認められ、さ らに、プラークがあった人のうち8名に40%以上の詰まりが見られました。これは、 脳梗塞などの発症リスクが高まった状態であり、今回治療を開始できたことで、これ らの疾患を回避することができたと言えます。 二次検査、特に頚部血管エコーでは、かなり高い割合で異常がありましたが、これ は重症化予防事業の対象者がそれだけ危険な状態であることの裏返しでもあります。 なお、平成26年度からは、腎教室に続き血圧教室・糖教室を開催し重症化予防の 充実に取り組んでおります。 最後に、4.啓発活動についてですが、「受診勧奨はがきの送付(見本添付)」と いうことになってございますが、今回は見本のほうを添付しておりませんのでまこと に申しわけございませんが、御了承いただきますようによろしくお願いいたします。 「未受診者への勧奨はがき」につきましては、対象者を絞り2月3日、3月3日と 2回に分けて送付をいたしました。さらに、1回目の3,200通に対しましては、 電話による受診勧奨を行いました。その結果、2月3月の間に5,859名の受診が ございました。 また、新たな取り組みとしまして、平成26年3月8日土曜日、中央公民館講堂に -27- おきまして、重症化予防啓発イベントを実施いたしました。その内容につきましては、 第一部、関西医科大学香里病院内科病院教授高橋延行医師によります「慢性腎臓病 (CKD)」について基調講演をいただき、二部では、寝屋川市医師会会長早川貫治 医師をコーディネーターに迎え、「あなたの腎臓を守るために」をテーマにシンポジ ウムを開催しました。参加者数は311名でございました。なお、参考に別紙により 最後のほうに写真を添付してございます。 特定健診・特定保健指導についての報告は以上でございます。 ○会長 説明は終わりました。何か御質問ございますか。はい、○○委員。 ○委員 すいません、まず、思ったより伸びてないなというのが正直なところで、せ っかく新たな健診の計画を立ててもらって目標をもっていただいてる中で、やはりこ れを伸ばすためにもっと本当に抜本的な改善みたいなことも考えていく必要があるん じゃないかなと。国保の運営協議会で、羽曳野だったかな、皆さん視察へ行ったとき にどういうふうに取り組んでるのかとかいろんな中を見させていただいたら、やっぱ り所得が低い方とか健康状態が悪いであるとか行きにくいというようなこともあって、 特定健診ではお金とってることが、非課税世帯は無料にしてるけども、1件700円、 あれを無料にしてそれが何%か上がったら、よっぽどその財政的なもっと効果が出る んじゃないかとか、その具体的な検証がもっと必要になるんじゃないかなと思います ので、ぜひせっかくみんなで行ったんだから、あれを受けてよりよいものにこういう ふうに改定していきますよという報告もぜひいただきたいなと思います。 あと、特定保健指導の実績で19.9%に落ちたのが、人が増えたから落ちたと、 実施率が。目標は%で出してるので、実施件数自体は7件増えましたという、そのだ から、結局体制としてないから増えたときに対応できずに%が落ちているのかなとい うように思ってしまうので、体制としては十分あるけどいけてないということなのか、 その辺はどうなんだろう。 ○会長 はい、勝浦課長。 -28- ○勝浦課長 特定保健指導の実施率なんですけれども、おっしゃるように率で言うと 19.9%と低くなってしまっております。これは、受け入れるキャパがないという ことではありませんで、一応対象者全ての方がお見えになっても受け入れることがで きるようにという体制をとっております。 当市の場合は、健診の結果をお送りすると同時に、あなたは保健指導の対象なので、 ぜひ御参加下さいという御案内を差し上げておりまして、それに加えて直前にお電話 を差し上げて、またおいでいただけませんかという後追いをしたりとか、来られなか った方については、翌月改めて御案内をしたりということでかなり重ねて御案内はし ていってるんですが、今回は残念ながら実施率が落ちてしまったということです。こ れについてはちょっと勧奨の仕方というか、何で来なきゃいけないのかとか、来てい ただくことでどういったメリットがあるのかっていうことを、またちょっと伝え方を 考えながら御案内をしていかなきゃいけないかなということで、今年度、もうちょっ と案内の内容を変えたりとかっていうことはしています。またその成果がどう出るか ということで、今後も考えていきたいなというふうに思っております。 以上です。 ○会長 ○○委員。 ○委員 前年の24%から19.9%ということになると、4人に1人来てたのが5 人に1人って考えるとすごく大きい数だなと。どこに問題があったのか、ぜひ進めて いただきたいなと。 あと、重症化予防のところで、最終その国保資格喪失者対象26件除くというふう な書き方してあって、ちょっと気になったんで。特定健診を受けました、指導しなく ちゃいけません、ところがその方がその後、いわゆる社会保険のほうに加入していき ましたといったときには、その社会保険のほうにこの人はもう健診受けてこういう結 果が出てますよということで、そちらのほうで引き続いて指導してくださいよという 連携みたいなものがあるのか、それとももうその対象外になってしまったので、重症 -29- 化予防としては市としてはしませんけれどもそういう結果でしたよということだけが そのもとに行くのか、どういう形になって、結局寝屋川市民であるので、その方の健 康を守るためにどういう手だてが、どこと連携していってるのかということだけお願 いします。 ○会長 はい、勝浦課長。 ○勝浦課長 まず、ちょっと重なる部分もあるので特定保健指導のことも含めて御説 明させていただきたいと思うんですけれども、特定保健指導の対象になってもやはり 年齢到達であったりとか、ほかの保険に移られたりとかっていうことで対象外になる 方いらっしゃるんですが、そういった方につきましては、まずあなたは今回本来は保 健指導の対象になりました、ですが国保のほうでは保健指導を実施できませんので、 かかりつけのお医者さんに御相談いただくなり、新しい健保のほうで御相談ください ということでお手紙は入れさせていただいてます。 重症化予防なんですけれども、こちらのほうはもともとデータがかなり悪い方なん ですね。もうすぐにでも病院に行っていただきたいというレベルの方ですので、健診 の結果をお知らせする段階で、あなたは治療が必要ですよということは当然入れて御 案内してますので、御本人は治療が必要なんだということは御承知です。ただ、重症 化予防という部分では、そうは言ってもなかなか受診につながらない方もいらっしゃ るので、なるべく確実に治療につながっていただきたいということで、プラスアルフ ァということで保健師の指導をというふうにやっておりますので、今現状におきまし ては対象者の方にまずはやっていくということで行っておりまして、対象外になった 方については、もう一旦そうやって最初の段階で治療が必要ですよという御案内をし てるというところで、そういう状態で見ていただいてるというところです。 ○会長 はい、○○委員。 ○委員 その後、その保健指導であるとかというところで国保からよその課にバトン タッチなり他の保険にバトンタッチで、その連絡・報告みたいなのは、もうその時点 -30- ではない。一応本人に連絡したところで、今の段階ではストップしてるんですね、は い。 ○勝浦課長 すいません、そうです。ただ御本人から御相談があった場合は、国保で はなくなったのでということで切ったりはしませんので、はい。 ○会長 ほかにございませんか。はい、会長代行。 ○会長代行 特定健診保健指導等説明していただいた。きのうの読売新聞に、1面と 3面にビッグデータで医療費抑制という、都道府県に数値目標、計5兆円を目標にっ て、それはもちろん知ってはりますわね。前々からそのレセプトが データ化されて、 もうほぼ九十数%のデータでやられてると。そのデータ化されれば、それをビッグデ ータとしていわゆる分析をできますわな。前から私は厚生常任委員しているときでも、 国保連合会で始めてくれてるみたいなんですけども、そういうビッグデータを使って 何らかの医療費を適正化できないかというのを提案もしてたんですけど、国がかなり 強権的に乗り出してきたと。国保のデータがレセプトがデータ化されて、もちろん市 にも来るわけですよね、そのデータが使えるようになる。昔は一枚一枚レセプトは紙 ベースで本当に大量のレセプトが送られてきてましたので、それがデータで来るよう になって、そのデータを使ってこういう、その重症化予防とかそれにはもちろんそう いうシステム化は今はしてるんですかね。 ○会長 勝浦課長。 ○勝浦課長 はい、そもそも当市でこの重症化予防のテーマに腎臓というのを取り上 げた大元なんですけれども、これは平成22年度なんですが、大阪府のほうで寝屋川 市の医療費データを分析してくださいまして、その中で腎不全によるものが多いとい うことがありました。ベースとしては、そういった医療費データに基づいて始めた事 業であるということで、既に当市としては国が言ってるようなものはスタートしてい るかなというふうに自負しております。 また、データ分析の結果等についても、一部ですけれども第2期の特定健診の実施 -31- 計画の中にも医療費のデータはこうでしたということで載せさせていただいておりま して、それに基づいてこういった事業をやりますというふうな御説明も載せさせてい ただいてます。 さらにちょっとだけ宣伝というか、手前味噌な話になりますけれども、国保連合会 で出しておられる冊子のほうにも今回寝屋川市の重症化予防ということで、府内では 先駆けの取り組みをやってるということで特集で載せていただくことができておりま して、一定実施はしてるかなというふうに思っております。 以上です。 ○会長代行 今後の健全化については、もう保険料をどんどん上げていくわけに はも ういかないような状況、国保の加入者からすると。それでもう、保険者を都道府県に 移そうかという議論にもなっています。でもその中で、知事会、市長会、町村長会は 物凄いバトルをしてまして、知事会はできるだけ受けたくない、受けるんやったら物 凄い条件を国に課すと。その中でどないになっていくのかが。そうなってくると、当 面はやっぱり市町村が国民健康保険を担っていかなければならない。ただ都道府県が 保険者になっても、やっぱり重要な部分・部門は市町村が担っていかなければならな い。そんな中で、やっぱり保険料を天井なしに上げるわけにはいかないので、やっぱ り医療費の適正化というのをはかっていかなければ。今勝浦課長がおっしゃったよう に本市はそういうデータ化されたレセプトデータを使っていろいろやっている。だか ら今後、このいろんなまとめはわかってるんです。実際どういうふうな、このまとめ になるまでの過程を一遍、この運営協議会なりで実際示していただいたらよくわかる んかなと思いますので、次回までの課題にしておいてください。 それからここにあるヘモグロビンA1cのことについても基準が変わりましたね、 0 . 4 プ ラ ス に な っ た ん で す か ね 。 そ れ と e -G F R で も こ れ 6 0 っ て 書 い て ま す け れども、50切るとかなりの重症になってくるんですよね。もう透析を念頭に置いて いかなあかんような状況になってくる。その辺のところもまた説明を願って、その過 -32- 程をいっぺん示していただきたい、それをお願いをしておきます。 ○会長 ほかにございませんか。はい、○○委員。 ○委員 すいません、○○ですが、今レセプトデータ化の話が出たんですけれど、レ セプトのデータ化というのはレセプトには検査値は全く入ってません。ですから 、レ セプトをデータ化するのはいいとは思うんですが、それが直接、例えば医療費の低下 につながるとか、それはなかなか難しいんじゃないかと思うんです。ですから、レセ プトに書かれてるのは病名と使った薬しか書いてない。それから患者さんの病状なん て書けませんから、それをやったからといってどれだけ医療費削減できるのかなとい うのは私は疑問なんですけれど、だから実際こういうふうにして医療費の削減に直接 持っていこうとしたらこういう健診はデータがありますから、健診のデータでこうい う指導をされるとか、そっちのほうに行かないとだめなんじゃないかなと思うんです が、どうなんでしょうかね。 ○会長 勝浦課長。 ○勝浦課長 すいません、先ほど言葉足らずで申しわけありません。○○委員がおっ しゃるように、レセプトの中には検査データ等ありませんので、こんな病気の人が多 いんだなとか、1件当たりでたくさんお金がかかっている方については重症化されて るんだなとか、そういうところを見ているということです。 その前の段階の方がどうなのかということについては、健診データを使ってどうい う項目で異常の方が多いんだろうかとか、その1つの項目の中でどの程度の異常の方 が何人いらっしゃるんだろうかということを見ながら、どういったものを対象にどう いった方を対象にこういう指導をしていけばいいのかということを見ながら、取り組 んでいるということです。 以上です。 ○会長 はい、会長代行。 ○会長代行 ○○委員ありがとうございます。私は、レセプトはもうそういう情報も -33- 入ってるんかなという勘違いして。新聞にどういうふうな情報を厚生労働省が流した のかわかりませんので、それをもってこれは新聞記事がセンセーショナルにビッグデ ータで医療費抑制というふうに書いてますので、その辺のところは担当でどういう意 図でもって、どんなレセプトのデータを使って医療費の適正化を図っていくのか、そ れは担当にお任せして、今後、本協議会でもそういうのをまず知らせていただいて、 また、いろいろお教え願って、協議をしていけたらなと思いますのでよろしくお願い いたします。 ○会長 ほかにございませんか。なければこの件に関しましては了承いたしたいと存 じます。この際、ほかに何かございませんか。○○委員。 ○委員 すいません。その他ということなので、平成26年度の国民健康保険料から 賦課総額が81万円まで3つ医療費分と後期分と介護分と合わせるとなりました。寝 屋川市の国保の保険料は、医療給付費分については国保の運営協議会で諮ってどうす るんだということを決めていくということになっているんですけれども、後期分と介 護分については、国が定めた額をそのまま額とするということで条例改正をされまし たので、一応ここで了承ということにするようになったんですけれども、今回のよう に介護分が2万円、後期支援金分が2万円で、合計で4万円限度額が1年間でポンと 上がるというようなときに、本当にそれでよかったのかなと、市民への負担という意 味から考えたときに、よかったのかなという疑問をやっぱり私はちょっと持ったんで す。 一応、条例上はそういうことになっているんだけれども、上がることでこれだけの 市民負担であるとかこういう結果になりますということで、ここの運営協議会の中で、 一度やっぱり検討というのが条例上そうなってるんだけれども、一定どういうふうに 市民の影響出るのかな、それは仕方がないことなんだろうかなというようなことも含 めて、やっぱり一度諮問をしていただくというようなことが本来あってもよかったん ではないかなと思っているんです。 -34- この間、諮問する内容がその今回のような運営協議会を開くということに当たって、 今回やっぱり大きな市民に影響が出るんじゃないかというときについては、その説明 も兼ねて、やっぱり開いていただきたいなという思いがありました。やっぱり個々と して、それは了承ということで条例改正という方向に行きましたので、介護分と後期 支援金分については、余り大きく影響しないだろうというところで了承ということに なったんだけど、今回のように2つ合わせて4万円というようなことまで想定してい たのかなと、なかなかそこまで想定してなかったと。毎回上がっても1万円程度でき てて、何か個別に年度が変わって上がっていく中で、今回のようにいきなり4万円と いうのは過去にないような上がり方だったので、このことも含めてぜひ一応検討はし たかったということで、今後ぜひ、せっかくこの運営協議会という場があるので、行 政としてもちゃんと諮っていただきたいなと思っています。 ○会長 ほかにございませんか。 なければ、本日の会議はこれで終わらさせていただきます。長時間にわたり、あり がとうございました。 閉会にあたり、池部長より挨拶を受けることにいたします。池部長。 ○池室長 本日は、委員の皆様におかれましてはお忙しい中、またお暑い中御出席を いただき、また大変貴重な御意見を賜り、まことにありがとうございました。 先ほど事務局から説明をさせていただきましたけれども、平成25年度でやっと累 積赤字も解消ということで、今年度、何とか黒字が確保できたという状況でございま す。 また、平成26年度から28年度まで、今回第3期の健全化計画を策定をいたしま して、引き続き歳入の確保及び歳出の抑制ということで取り組んでまいりたいという ふうに考えております。またその中で、保険料の保険料率の抑制を図るとともに、単 年度収支の均衡に努めてまいりたいと考えております。さらには先般公表されました 厚生労働省の国保基盤強化協議会の中間整理案でございますけれども、これについて -35- は国民健康保険の運営に関する都道府県と市町村の役割分担のあり方等について 議論 を行っておられると。その中で、課題や見直しの方向性について整理を行い、今後さ らに議論を深め、必要な法案を来年平成27年に開会されます国会の常会に提出する ことを目指すということを言っておられます。 本市といたしましても、引き続き情報の収集に努めるとともに、さらなる財政の健 全化に努めてまいりたいと考えておりますので、今後とも御指導御鞭撻を賜りますよ うお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますけれども、閉会の挨拶とさ せていただきます。 本日はどうもありがとうございました、長時間にわたり。 ○会長 ありがとうございました。 -36-
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