平成27年3月16日 農業委員会総会会議録 柳井市農業委員会 -1- 第9回農業委員会総会会議録 1.開催日時 平成27年3月16日(月) 2.開催場所 柳井市役所大会議室 3.出席委員 3番 5番 7番 10番 16番 東 一義 平岡 文夫 檜垣 巖 岡本 守 下土井 進 君 君 君 君 君 4番 6番 8番 14番 18番 篠脇 中元 藤川 松中 清重 丈毅 輝子 芳人 洋子 一男 君 君 君 君 君 19番 21番 23番 25番 岩政 大竹 嬉 宮本 君 君 君 君 20番 22番 24番 26番 末政 河村 清時 槇本 敬悟 壽雄 吉治 正男 君 君 君 君 4.欠席委員 幸人 修二 哲朗 三雄 1番 増濱 哲之 君 9番 石丸 東海 君 12番 須内 和明 君 15番 平本 豊 君 午前9時30分 2番 坂ノ井 徳 君 11番 齋藤 貴之 君 13番 賀原 基和 君 17番 鈴木 喜義 君 5.説明のため出席した者 事務局局長 次 長 農林水産課補佐 6.記事ならびに議事録調整者 主 査 末 重 伊 弘 本 藤 正 佐 伯 -2- 義 彦 淳 人 君 君 君 賢 紀 君 会議に付議した事項 議案第27号 農地法第3条第1項の規定による許可申請について 議案第28号 農地法第4条第1項の規定による許可申請について 議案第29号 農地法第5条第1項の規定による許可申請について 議案第30号 農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定による農用地利用集積計画の 決定について 議案第31号 農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定による農用地利用集積計画の 決定について(農地中間管理事業) 議案第32号 農地中間管理事業の推進に関する法律第19条第3項の規定による農用地利 用配分計画案の決定について 議案第33号 特定農用地利用規程の認定について 議案第34号 農地の権利取得後における下限面積(別段面積)の決定について 議案第35号 農地の賃借料情報の提供について 議案第36号 平成26年度農業委員会活動の点検・評価(案)及び平成27年度活動計画 (案)について 議案第37号 柳井市農地台帳等実施規程について 協議事項 1 平成27年度農業労働賃金基準表(案)について 2 平成27年度柳井市農業委員会事業計画書(案)について -3- 第9回農業委員会総会次第 議長 槇本君 ただ今より、第9回農業委員会総会を開会いたします。 出席委員は、26名中18名で、定足数に達しておりますので、総会は成立して おります。 会議録署名委員の指名を行います。 会議録署名委員は、会議規則第16条の規定により、議長において平岡委員・ 中元委員を指名いたします。 よろしくお願いいたします。 次に、会期についてお諮りいたします。 本会議の会期は本日一日限りとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって会期は本日一日限りと決定いたしました。 議長 槇本君 それでは、ただ今より議事に入ります。 議案第27号を上程します。 事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせます。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第27号 農地法第3条第1項の規定による許可申請について 申請人(畑 310㎡)から別紙調書のとおり農地所有権等取得のため、農地法 第3条第1項の規定による申請があったので、許可の可否について意見を求 めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 詳細につきましては重本より説明いたします。 次長 重本君 調書に基づきましてご説明申し上げます。 整理番号1番でございます。 申請地は伊陸字大ノ口210番 地目 畑 面積 310㎡ です。 利用状況は普通畑です。 権利の種類は、所有権の移転です。 受人は、自作地に近く耕作管理が便利なので、譲り受けるためです。 渡人は、労働力不足で耕作管理困難となり譲り渡すためです。 申請地は位置図に示していますが、柳井市役所伊陸出張所から南へ1.8km 行った市道上大の口黒杭線から南に10m入った農地です。 本件につきまして、審査基準の適合については、別紙の現地調査票により、 整理番号1番は農地法第3条第2項各号の全部効率利用要件、農作業常時 従事要件、下限面積要件、地域との調和要件について審査した結果適当と考 えられ、各号には該当しないため、許可要件のすべてを満たしていると考えま -4- す。 以上で事務局からの説明を終わらさせていただきます。 議長 槇本君 21番 大竹君 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 整理番号1番につきまして、伊陸地区委員の意見を求めます。 大竹委員。 はい。ただ今事務局より説明がありましたが、当地区は申請者の所有のほ場に 囲まれた地区で、管理上何ら問題点はないかと思います。ご審議のほどよろし くお願いします。 整理番号1番につきまして、他に質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 整理番号1番につきまして、質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、整理番号1番、議案第27号については原案のとおり可決・承 認することについて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第27号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第28号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第28号 農地法第4条第1項の規定による許可申請について 申請人(田 1,808㎡ 畑 620㎡)から別紙調書のとおり農地以外の目的に 供するため、農地法第4条第1項の規定による申請があったので、許可の可否 について意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 詳細につきましては重本より説明いたします。 次長 重本君 (4条―1番) 調書に基づきましてご説明申し上げます。 整理番号1番でございます。 申請地は、柳井字多田野下4838番1 地目 畑 面積 620㎡ 外2筆、合計 2,428㎡です。 申請人は、申請地と道路を挟んで対面の南側に娯楽施設としてパチンコ店が 建設中であり、当該施設の来客者の駐車場需要を見込み、貸駐車場73台分 を建設するためです。 駐車場完成後は、娯楽施設を経営する法人が賃借する旨の覚書の写しが提 出されております。 -5- 申請地は位置図に示していますが、柳井市役所から北西に1.2km行った市 道北部柳井田布施線の北側に接した農地です。 本件につきまして、審査基準の適合については、別紙の現地調査票により、 整理番号1番の農地区分は、農業公共投資の対象となっていない10ha未満 の小集団の農地であり、第2種農地と判断されます。「1立地基準」、「2一般基 準」につきまして、審査した結果適当と考えます。 なお、申請地のうち、4838番1と4924番1の2筆については、平成7年頃から 農地転用の許可を得ることなく、資材置場として利用してきたものですが、申 請人からは、今後は農地法を遵守する旨の始末書が提出されております。 以上で事務局からの説明を終わらさせていただきます。 議長 槇本君 19番 岩政君 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 整理番号1番につきまして、柳井地区委員の意見を求めます。 岩政委員。 今事務局の方から詳しい説明がございましたんですが、始末書取りまして、説 明もありましたが、本人も反省いたしまして、そういった調書になっております。 一応、現地調査もいたしましたが、実際には問題になるところは現時点ではな いということで、ひとつ、ご審議をお願いいたします。 整理番号1番につきまして、他に質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 整理番号1番につきまして、質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、整理番号1番、議案第28号については原案のとおり可決・承 認することについて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第28号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第29号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第29号 農地法第5条第1項の規定による許可申請について 申請人外3名(田 2,134㎡ 畑 5,486㎡)から別紙調書のとおり農地転用 を目的とする所有権等取得のため、農地法第5条第1項の規定による申請が あったので、許可の可否について意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 詳細につきましては、重本より説明させます。 -6- 次長 重本君 (5条―1番) それでは、調書に基づきまして、ご説明申し上げます。 整理番号1番でございます。 申請地は、柳井字多田野下4839番1 地目 田 面積 2,046の内1,365 ㎡です。 賃借権の設定です。 借人は、市外に本店を置く娯楽業を営む法人で、申請地の道路を挟んで対面 である南側にパチンコ店を建設中ですが、パチンコ店の駐車場が不足するた め、来客用駐車場54台分を建設するためです。 賃借権の設定です。 申請地は位置図に示していますが、議案第28号の整理番号1番の申請地の 隣接地であり、柳井市役所から北西に1.2km行った市道北部柳井田布施線 から北に20m入った農地です。 本件につきまして、審査基準の適合については、別紙の現地調査票により整 理番号1番の農地区分は、10ha未満の小集団の農地であるため第2種農地 と判断されます。「1立地基準」、「2一般基準」につきまして、審査した結果適 当と考えます。 なお、申請地については、平成7年頃から農地転用の許可を得ることなく、資 材置場として利用してきたものですが、申請人からは、今後は農地法を遵守す る旨の始末書が提出されております。 次長 重本君 (5条―2番) 続きまして、整理番号2番でございます。 申請地は、古開作字池開454番3 地目 田 面積 769㎡ です。 受人は、市内に本店を置く法人ですが、本店所在地は借地であり、この度移 転する必要が生じたので、交通の便のよい申請地に事務所兼倉庫と駐車場8 台分を建設するためです。 渡人は、遠隔地居住で耕作管理困難のため、受人の要望に応じるものです。 申請地は、位置図に示していますが、柳井市役所から北西へ600m行ったJR 山陽本線北側の市道中嶋宮ノ下線に接した農地です。 本件につきまして、審査基準の適合については、別紙の現地調査票により整 理番号2番の農地区分は都市計画法の規定による用途地域が定められた区 域内の農地であるため第3種農地と判断されます。「1立地基準」、「2一般基 準」につきまして、審査した結果適当と考えます。 次長 重本君 (5条―3番) (5条―4番) 続きまして、整理番号3番でございますが、整理番号4番と関連がありますの で、3番と4番を一括して説明させていただきます。 整理番号3番の申請地は、伊保庄字吉田5146番2 地目 畑 面積2,287 ㎡ 、整理番号4番の申請地は、伊保庄字吉田5147番 地目 畑 面積3,1 99㎡で、隣接地どうしで連続した農地でございます。 借人は、いずれも市内に本店を置く法人で、それぞれの申請地の貸人と賃借 権の設定をするものです。 -7- 借人である法人は、申請地に近接する土地に、既に太陽光発電設備 出力5 00kwを有しておりますが、この度、整理番号3番と4番の申請地を借り受け、 出力を477.50kw増設し、全体出力977.50kwとするもので、出力制御は、 既存設備内のパワコン局舎で集中管理します。一体利用地を含めた全体面 積13,452㎡として、太陽光発電設備敷地拡張するためです。 電力会社の発電設備等連携承諾書の写しが添付されております。 申請地は、位置図に示していますが、柳井市役所から南東へ550m行った市 道田布呂木高須線から10m入った農地です。 整理番号3番と4番の件につきまして、審査基準の適合については、別紙の現 地調査票により整理番号3番と4番の農地区分は農業公共投資の対象となっ ていない10ha未満の小集団の農地であるため第2種農地と判断されます。「1 立地基準」、「2一般基準」につきまして、審査した結果適当と考えます。 以上で事務局からの説明を終わらせていただきます。 議長 槇本君 19番 岩政君 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 整理番号1番につきまして、柳井地区委員の意見を求めます。 岩政委員。 はい。議案第28号と関連する案件ですが、一応、許可基準には適合ということ で、問題はないというふうに思いますので、ご審議のほどよろしくお願いいたし ます。 整理番号1番につきまして、他に質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 整理番号1番につきまして、質疑なしと認めます。 議長 槇本君 3番 東君 議長 槇本君 議長 槇本君 7番 檜垣君 議長 槇本君 整理番号2番につきまして、柳井地区委員の意見を求めます。 東委員。 はい。今事務局より説明がありますようにですね、第3種農地であり、渡人も県 外居住ということで、耕作困難ということで異議なしと思います。 整理番号2番につきまして、他に質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 整理番号2番につきまして、質疑なしと認めます。 整理番号3番と4番につきまして、伊保庄地区委員の意見を求めます。 檜垣委員。 ただ今事務局の方から説明があったとおりでございます。電気設備の増設とい うことで、現場を確認した時点では、何ら一切問題はないということで判断しま した。よろしくお願いいたします。 整理番号3番と4番につきまして、他に質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) -8- 整理番号3番と4番につきまして、質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、整理番号1番から4番、議案第29号については原案のとおり可 決・承認することについて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第29号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第30号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第30号 農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定による農用地利 用集積計画の決定について 別紙調書のとおり農用地利用権等設定のため、農業経営基盤強化促進法第 18条第1項の規定に基づき、この会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 内容につきましては重本より説明いたします。 次長 重本君 それでは、別紙の農用地利用集積計画一覧表をご覧ください。 市長より平成27年3月16日付けで農用地利用集積計画の決定を求められて います。更新、新規の利用権設定でございます。 以上の計画要請の内容は、農業経営基盤強化促進法第18条第3項の経営 面積・従事日数などの各要件を満たしていると考えます。 以上で事務局からの説明を終わらさせていただきます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はござませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第30号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第30号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第31号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 -9- 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第31号 農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定による農用地 利用集積計画の決定について(農地中間管理事業) 別紙調書のとおり農用地利用権等設定のため、農業経営基盤強化促進法第 18条第1項の規定に基づき、この会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 内容につきましては重本より説明いたします。 次長 重本君 それでは、別紙の農用地利用集積計画一覧表をご覧ください。 市長より平成27年3月16日付けで農用地利用集積計画の決定を求められて います。山口県農地中間管理機構として農地中間管理事業を実施する公益 財団法人やまぐち農林振興公社が農地中間管理権を取得する計画です。 以上の計画要請の内容は、農業経営基盤強化促進法第18条第3項の各要 件を満たしていると考えます。 なお、本集積計画の決定と、議案第32号の配分計画案の決定は同時施行と いたします。 以上で事務局からの説明を終わらさせていただきます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はござませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第31号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第31号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第32号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第32号 農地中間管理事業の推進に関する法律第19条第3項の規定 による農用地利用配分計画案の決定について 別紙調書のとおり農用地利用配分計画案決定のため、農地中間管理事業の 推進に関する法律第19条第3項の規定に基づき、この会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 - 10 - 内容につきましては重本より説明いたします。 次長 重本君 それでは、別紙の農用地利用配分計画案一覧表をご覧ください。 市長より平成27年3月16日付けで農用地利用配分計画案の決定を求められ ています。 計画案につきましては、農地中間管理事業を実施する公益財団法人やまぐち 農林振興公社の要請により、市が公社に提出するものです。 なお、本配分計画案の決定後、議案第31号の農用地利用集積計画の公告 により、農地中間管理権を得た農地中間管理機構が農用地利用配分計画を 定め、県知事が利用配分計画を認可し、公告することにより、農地中間管理機 構が受け手に農地を貸し付けるという手続きの流れとなります。 以上で事務局からの説明を終わらさせていただきます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はござませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第32号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第32号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第33号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第33号 特定農用地利用規程の認定について 農業経営基盤強化促進法施行規則第24条の規定により、柳井市長より別紙 のとおり意見を求められたので、この会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 詳細につきましては農林水産課 伊藤課長補佐から説明いたします。 農林課 伊藤君 農林水産課の伊藤です。よろしくお願いいたします。 座って説明をさせていただきます。 先月の伊陸竹常地区に続きまして、この度、伊陸宮ヶ原中村地区農用地利用 改善団体から特定農用地利用規程認定申請書が市の方へ提出をされまし た。 - 11 - この規程の認定の際には、農業経営基盤強化促進法施行規則第24条の規 定により、農業委員会と農協の意見を伺うことになっておりますので、本日上程 をさせていただきました。 議案の2枚後ろに申請書の写しがございます。添付書類といたしまして、特定 農用地利用規程組合規約、組合員名簿、総会議事録、農業法人の同意書を 添付しております。その続き、裏側になりますけれども、特定農用地利用規程 を添付しております。第1条で目的を掲げておりまして、宮ヶ原中村地区国営 ほ場整備予定地区の農業振興を図るため、ほ場整備済農用地の有効利用と 農業経営の改善を促進することを目的としております。第2条に基本的な内容 を書いております。効率的な農用地の利用を図り、生産性の高い農業構造を 実現するため、作付地の集団化、役割分担の明確化、農作業の共同化、農用 地の利用改善などを行うとしております。第3条は実施区域でございます。別 紙に区域図を添付しておりますが、宮ヶ原中村地区の国営ほ場整備予定地区 を範囲としております。第4条から第10条は第2条を詳しく書いたものでござい ます。第11条でございます。区域内で農作業ができなくなった場合に、農作 業の受け手として位置付けられる法人を明記しております。宮ヶ原中村地区に おきましては、農事組合法人いかちトラタン村を特定農業法人として指定して おり、後段の方に法人の同意書を添付しております。第12条は集積の目標で ございますが、区域の総面積が31.9haあり、約95%の30.5haを集積目標 としております。以上のように、宮ヶ原中村地区農用地利用改善団体が出し手 組織となり、農事組合法人いかちトラタン村が受け手組織となり、2つの組織が 連動して宮ヶ原中村地区の営農を継続していくという仕組みを作ったものでご ざいます。改善団体につきましては、1月10日に設立総会を行いまして、団体 規約、特定農用地利用規程が調印されました。参加対象戸数は、87戸でござ いまして、77戸が加入されておられます。先ほどの議案審議の中でトラタン村 への利用権の設定の審議を行っていただいたところでございます。先月の竹 常地区に続きまして、特定農用地利用規程の申請でございます。よろしくご審 議のほどお願いいたします。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はござませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第33号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第33号については、可決・承認と決します。 - 12 - 議長 槇本君 続きまして、議案第34号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第34号 農地の権利取得後における下限面積(別段面積)の設定につい て 農業委員会の適正な事務実施について(平成21年1月23日付20経営第57 91号)の改正(平成22年12月22日付22経営第5333号)の通達に基づき、 下限面積(別段面積)の設定についてこの会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 局長 末弘君 なお、本件につきましては、別紙の方に掲げてございます。 ご説明申し上げます。毎年、下限面積を農業センサスの数字、又は荒廃農 地、遊休農地の発生状況を鑑みて設定を考えるという通達に基づくものでござ います。 それに基づいて説明させていただきます。 1番 下限面積(別段面積)30アール。 2番 下限面積の設定理由につきましては、記載のとおり、農業委員会が定め ようとする別段の面積は、設定区域内において農地の事業に供している者の 総数の概ね100分の40を下らないように算定されるもの。また、前年に比べて 遊休農地が著しく減尐しているとは言えないことから、下限面積(別段面積)を 設定するものでございます。 以上でございます。 議長 槇本君 それでは補足説明が終わりましたので、ご審議願います。 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第34号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第34号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第35号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 - 13 - 議案第35号 農地の賃借料情報の提供について 農地法第52条に基づき農業委員会が提供する、農地の賃借料情報を別紙の とおり作成したので、内容についてこの会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 局長 末弘君 それでは、別紙の柳井市賃借料情報についてご説明申し上げます。 これは、平成26年1月から12月までに締結(公告)された賃貸借における賃借 料水準(10a当たり)は以下のとおりとなっております。 なお、資料にありますとおり、地区毎に基盤整備地域と未整備地域に分けて 記載しております。 以上でございます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第35号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第35号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第36号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第36号 平成26年度農業委員会活動の点検・評価(案)及び平成27年 度活動計画(案)について 農業委員会の適正な事務実施について(平成21年1月23日付け農林水産省 経営局長通知)に基づき、地域の農業者等からの意見を募集するため、「平成 26年度農業委員会活動の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価 (案)」及び、「平成27年度の目標及びその達成に向けた活動計画(案)」を別 紙のとおり作成したので、内容についてこの会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 局長 末弘君 説明については、別紙に基づいてご説明申し上げます。 まず、平成26年度の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価(案)でご ざいます。 - 14 - ページ数1ページからお願いいたします。 Ⅰの「法令事務に関する点検」でございます。 1の「総会等の開催及び議事録の作成」についてでございます。 これにつきまして、(1)で「総会等の開催日・公開である旨の周知状況」につい ては、案に掲げてございます。周知を行っております。事務局受付窓口に掲示 及びホームページ掲載しております。 (2)の「総会等の議事録の作製」についても、これも、作製しております。 (3)の「議事録の内容」について、案に掲げてございますが、詳細なものを作 製しております。 (4)でございます。「議事録の公表」については、これも、事務局に備え付け及 びホームページに掲載しております。 続きまして、ページ数2ページでございます。 2「事務に関する点検」でございます。 (1)の「農地法第3条に基づく許可事務」でございます。これについて、1年間 の処理件数は15件でございます。その下の内容については、一応、現地調査 を実施し、申請者等の聞き取りも行っております。次に、「総会の審議」につい ても、関連法令・審査基準に基づき、議案を審議している状況でございます。 (2)の「農地転用に関する事務」でございますが、これは1年間の処理件数は 44件でございます。「事実関係の確認」については、これも同じく、書類審査 及び現地調査を実施しているところでございます。「総会等での審議」につきま しても、許可基準に基づいて総合的に判断しているものでございます。なお、 「審査結果等の公表」につきましても、会議録にて詳細に記載し、ホームペー ジにて公表しているものでございます。 続きまして、ページ数3ページでございます。 (3)の「農業生産法人からの報告への対応」でございます。管内の農業生産 法人数につきましては16法人ございます。なお、うち報告書提出農業生産法 人数は15法人でございます。これは、下にございます「提出しなかった理由」 につきましては、この3月の新設法人の報告期日に至らなかったためでござい ます。 (4)の「情報の提供等」でございます。これにつきましては、「賃借料情報の調 査・提供」について掲げてございますが、327件ございました。次の「農地の権 利移動等の状況把握」につきましても、移動件数等525件でございます。「農 地基本台帳の整備」につきましても、対象農地面積が2,758haございます。 これにつきましても、随時実施しているところでございます。 続きまして、ページ数4ページでございます。 (5)の「農用地利用集積計画の決定」でございます。この1年間の処理件数 は、466件でございます。これも、内容につきましては、「事実関係の確認」と いうことで、記載内容を確認するとともに調査を実施しているところでございま す。「総会等での審議」でも、法令及び審査基準に基づきまして、審議してい るところでございます。「審査結果等の公表」につきましても、会議録及びホー - 15 - ムページで公表しているところでございます。 続きまして、ページ数5ページでございます。 Ⅱの「法令事務(遊休農地に関する措置)に関する評価」でございます。 1の「現状及び課題」でございます。これは、平成26年3月現在でございます。 管内の農地面積は2,758haでございます。遊休農地面積は207haでござい ます。割合として7.51%でございます。 2の「目標及び実績」でございます。目標を2haで掲げておりまして、実績は1. 6ha でございます。達成状況といたしまして80%でございます。 3の「目標の達成に向けた活動」でございます。これにつきましては、活動実績 のみを掲げさせていただきます。「農地の利用状況調査」につきましては、調 査実施時期は11月から12月でございます。調査員数につきましては26名 で、今現在、1月から3月に向けて、調査結果を取りまとめているものでござい ます。なお、「遊休農地への指導」というのがございますが、1月から3月につき まして、指導件数5件、指導面積0.5ha、指導対象者5人については、文書等 でご連絡させていただいた状況でございます。 続きまして、ページ数6ページでございます。 Ⅲの「促進等事務に関する評価」でございます。 1の「認定農業者等担い手の育成及び確保」でございます。 (1)の「現状及び課題」でございます。これにつきましては、平成26年3月現在 の状況で、農家数は1,752戸、うち主農業家89戸、農業生産法人数14法人 でございますが、これは平成26年3月現在で数字を挙げておりますので、14 法人でございます。続きまして、認定農業者は53経営でございます。特定農 業法人は5法人でございます。課題等につきまして読んでいただけたらと思い ます。 (2)の「目標及び実績」でございます。認定農業者は、目標を1経営にしており ましたが、実績・現状は3経営になっております。また、特定農業法人も0団体 でございましたが、3法人になっております。 (3)の「目標の達成に向けた活動」でございますが、ご覧いただけたらと思いま す。 (4)の「評価の案」についても、ご覧いただけたらと思います。 続きまして、ページ数7ページでございます。 2の「担い手への農地利用集積」でございます。 (1)の「現状及び課題」でございます。平成26年3月現在につきまして、管内 の農地面積が2,758haでございます。これまでの集積面積につきましては、 355haで集積率12.87%でございます。 (2)の「目標及び実績」でございます。目標は10haでございます。実績は49h aで、達成状況は490%でございます。これは、今回の利用権等でございまし たので、そういう状況でございます。 (3)の「目標の達成に向けた活動」と(4)の「評価の案」につきましては、また、 ご覧いただけたらと思っております。 - 16 - 続きまして、ページ数8ページでございます。 3の「違反転用への適正な対応」でございます。 (1)の「現状及び課題」がございます。平成26年3月現在で、管内の農地面積 は2,758haでございますが、違反転用につきましては、常時、この総会に向 けて手続きの方取らさせていただいておる状況でございます。 (2)の「目標及び実績」、(3)の「目標の達成に向けた活動」と(4)の「評価の 案」につきましては、また、ご覧いただけたらと思っております。 続きまして、「平成27年度の目標及び達成に向けた活動計画(案)」をご説明 いたします。 ページ数1ページでございます。 Ⅰの「法令事務(遊休農地に関する措置)」でございます。 1の「現状及び課題」でございます。これは、平成27年3月現在となります。管 内の農地面積2,753haで、遊休農地面積は210haで、割合は7.63%でご ざいます。 2の「目標案及び活動計画案」について説明いたします。目標案といたしまし ては、遊休農地の解消面積2haを掲げております。活動計画、調査実施時期 を11月から12月、調査員26人、調査結果のとりまとめ時期は1月~3月を予 定しております。 続きまして、ページ数2ページでございます。 Ⅱの「促進等事務」でございます。 1の「認定農業者等担い手の育成及び確保」でございます。 (1)の「現状及び課題」でございます。平成27年3月現在の農家数は1,752 戸、うち主農業家は89戸、農業生産法人は16法人でございます。認定農業 者は56経営、特定農業法人8法人でございます。 (2)の「目標案及び活動計画案」につきましては、目標案としまして、認定農業 者1経営を考えております。 続きまして、ページ数3ページでございます。 2の「担い手への農地利用集積」でございます。 (1)の「現状及び課題」でございます。平成27年3月現在、管内の農地面積 2,753ha、これまでの集積面積は323ha、集積率は11.73%でございま す。 (2)の「目標案及び活動計画案」については、目標案としまして、集積面積 は、昨年より倍近く、20haを予定しております。 続きまして、ページ数4ページでございます。 3の「違反転用への適正な対応」ということで、平成27年3月現在では、管内の 農地面積は2,753haでございます。なお、このことにつきましても、違反転用 の早期の発見と防止の指導に努めるということで、随時、違反転用がございま したら、手続きを取らすような形で進めてまいっていけたらと思います。 なお、本日、この案がご承認していただけましたら、4月からホームページと本 庁や出張所で地域の農業者等からの意見の募集を行うことにしています。 - 17 - 以上でございます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第36号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第36号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 続きまして、議案第37号を事務局から議案の朗読並びに調書の説明をさせま す。局長。 局長 末弘君 それでは、議案の説明をさせていただきます。 議案第37号 柳井市農地台帳点検等実施規程について 農地台帳における公表事務のガイドライン(平成26年10月24日全国農業会 議所)に基づき、柳井市農地台帳点検等実施規程を別紙のとおり制定したい ので、この会の意見を求めます。 平成27年3月16日提出。柳井市農業委員会長 槇本正男。 局長 末弘君 平成26年4月に施行されました改正農地法により、農業委員会が一筆ごとに 農地に関する事項を記録した農地台帳及び地図を作成し、公表することとさ れました。 このことに伴いまして、当農業委員会でも農地台帳の記録内容の点検及び補 正に関する事項や公表に関する事項を定め、農業委員会の法令業務の適正 かつ円滑な処理及び本市の農業振興に資することを目的とするものでござい ます。 なお、公表される事項については、農地台帳における公表事務ガイドラインに 基づいて、インターネットで閲覧できる事項と窓口での閲覧事項があります。 以上でございます。 議長 槇本君 以上で補足説明を終わります。 それでは、ご審議願います。 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 質疑なしと認めます。 - 18 - 議長 槇本君 質疑を終了し、議案第37号については原案のとおり可決・承認することにつ いて、ご異議がない方は挙手をお願いします。 (全員異議なく挙手) 異議なしと認めます。 議案第37号については、可決・承認と決します。 議長 槇本君 以上で審議事項は終了いたしました。 次に協議事項に入らさせていただきます。 協議事項の1で平成27年度農業労働賃金基準表(案)についてを事務局から 説明願います。 局長 末弘君 それでは、平成27年度農業労働賃金基準表(案)につきまして、ご説明申し 上げます。 別紙の労働賃金基準表(案)をご覧ください。 今回、内容の変更につきまして、柳北地区はございませんが、日積、伊陸、新 庄、余田、伊保庄・阿月、大畠地区につきましては、変更がございません。 以上でございます。 議長 槇本君 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 特に質疑は無いようでございます。 議長 槇本君 それでは、協議事項の2の平成27年度柳井市農業委員会事業計画(案)につ いてを事務局から説明願います。 局長 末弘君 平成27年度柳井市農業委員会事業計画書(案)につきまして、ご説明申し上 げます。 これにつきましては、2事業活動の(2)一般事業の6でございます。 今回の内容の変更につきましては、農地基本台帳整備事業がございました が、法定化により農地基本台帳の整備については、農地台帳点検等実施規 程に基づいて整備を行うことから、農地基本台帳整備事業を削除させていた だくものでございます。 以上でございます。 議長 槇本君 質疑はございませんか。 (質疑なしの声あり) 特に質疑は無いようでございます。 議長 槇本君 それでは、これをもちまして総会は閉会とします。 - 19 - (閉会 午前10時30分) - 20 -
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