No.106[JEPS] 21 発着地:東京・大阪・札幌・福岡 南半球のNPOに学ぶ 環境ボランティアの旅オーストラリア 10日間 a:朝食7回・昼食8回・夕食7回(機内食を除く) e:6名(定員9名) b:現地日本語係員がお世話します d:日本航空、カンタス航空(エコノミークラス) c:CVA活動中(2日目∼9日目)/CVAボランティアハウス泊、またはキャンプサイトにてテント泊、 または活動地ゲストハウス泊(テントの場合は寝袋が必要となります。)ケアンズ市内/ケアン ズサンシャインタワー、メルキュールリバーサイド、アカシアコート・メルキュール、ザ・ホテルケ アンズ、 リッジス、オールシーズンズ、ケアンズプラザ、ハイドホテル、カントリーコンフォート g:オーストラリア(ETA) 旅行代金 東京 出発日 8月28日(木) 9月4日(木) 249,000円 大阪・札幌・福岡追加代金(往復) 1人部屋追加代金 13,000円 11,000円(9日目ホテルのみ) :可(出発の21日前まで相部屋のご希望OK) 相部屋(活動サイトでは4∼5人部屋) ※次の空港施設使用料、空港税、燃油サーチャージ(燃油付加運賃)は旅行代金に含まれておりません。 旅行代金と併せてお支払いください。(※ 2008 年 4 月 1 日現在) ①日本国内の国際線空港施設使用料(成田 2,040 円) ②オーストラリア内の空港諸税(8,010 円) ③燃油サーチャージ(40,000 円) ※現地プロジェクト費用として別途 10,000 円が必要です。旅行代金と併せてお支払ください。 日程 1 2 3 訪問都市 成田発 h ケアンズ スケジュール 20:30∼21:50:空路ケアンズへ h 機中泊LLL 04:55∼14:00:到着後、CVA事務所へ WCVA事務所にて、オリエンテーション、 ブリーフィング等 終了後、自由行動 Oケアンズにて自由行動 mグレートバリアリーフの島々、南十字星の星空鑑賞など ( m別途料金が必要になります) ケアンズ郊外・CVA活動サイト泊ASD 環 境 ボ ラ ン テ ィ ア オ ー ス ト ラ リ ア 4 ケアンズ ∼ ケアンズ OCVA環境保護活動 熱帯雨林再生のための活動、緑の回廊計画に参加 8 9 10 ケアンズ郊外・CVA活動サイト泊ASD ケアンズ QCVA環境保護活動 W環境保護活動終了後、修了式 E市内ホテルへ移動後、自由行動 ケアンズ h 成田着 Qホテルを出発し、空港へ Yケアンズ空港より、空路日本へ (直行便、または豪州内経由) U日本着 オーストラリアは大自然の宝庫、環境ボランティアの先進国といわれています。世界 遺産のグレートバリアリーフで名高いクィーンズランド州ケアンズは、太古の昔、一 帯に熱帯雨林が生い茂り、動植物はその中で独自の進化を遂げていったといわれ ています。 しかし雨林が誇る樹齢数千年の樹々は、輸出用の高級家具の原材料とし て伐採され、 さとうきび畑や牧場、住宅地へと姿を変えていきました。マングローブ林、 熱帯雨林の減少は、生態系を悪化させ、外来種を蔓延させ、在来の動植物の生息 地を奪い、 その結果、絶滅の危機に瀕する種も多く存在しています。そのため、 ケア ンズ一帯では在来の動植物の源であるマングローブ林を保護し、 熱帯雨林の再生と、 「グリーンベルト」計画に力を入れています。 環境ボランティアの旅 … 最前線でのボランティア… オーストラリア最大規模の環境NPO、 CVA(Conservation Volunteers Australia) の環境保護活動に参加します。5日間の環境保護ボランティアワークを通して、 CVAスタッフや、地元ボランティアの人々から、彼らの心に根付く環境保護の精 神を学ぶことができるでしょう。 W熱帯雨林を守る 地球上の熱帯雨林の面積を、 これ以上減らさないために、熱帯雨林や湿地帯の重 要な役割を学びましょう。稀少な動植物の存在は、私たちが直面している森林破 壊や、地球温暖化の問題などを考えるきっかけになるでしょう。 Oケアンズにて自由行動 mグレートバリアリーフの島々、南十字星の星空鑑賞など ( m別途料金が必要になります) ケアンズ郊外・CVA活動サイト泊ASD 5 熱帯雨林保護、動物たちのための 「グリーンベルト」づくり Q市民による草の根の環境保護を知る ケアンズ郊外・CVA活動サイト泊LSD ケアンズ 修了式で、サーティフィケート(修了証)の授与 マングローブの森の中での活動 ケアンズ市内ホテル泊ASL h LLL 旅行企画・実施 : (株)日本エコプランニングサービス ※大阪・札幌・福岡追加代金を利用し国内線にて乗継の場合は、後泊が必要となる場合があります。 ※上記日程、活動、交通機関、宿泊先、時刻等は現地事情により変更される場合があります。 ※活動中の食事の準備は、当番制で行います。 (注)活動内容、活動地、活動中の宿泊先は、最終案内の際に決定となります。ご了承ください。 E「グリーンベルト」計画 『グリーンベルト』とは、緑の回廊、つまり緑と緑を繋いでいくことです。寸断され た森は、動物の移動を止めてしまいます。道路や農場、住宅地などで森が寸断さ れると、動物はその小さな範囲の中だけを移動してしまうため、食べる植物が少 なくなり、やがてはさまざまな種が滅びてしまいます。この現象を食い止めるのが 「グリーンベルト」計画。ケアンズで活発に行われている、熱帯雨林再生のための 活動です。 R自然を学び、自然を守る オーストラリアは自然保護や環境保 全の活動が盛んで、約1,000以上 の環境保護団体で、80万人以上の メンバーが活動しているといわれて います。それは広大な大陸の中に占 める自然の割合が多く、自然の強さ と弱さを人々が知っているからでし ょう。自然を守ることで、自然を学ぶ。 それがこのツアーの目的です。 ボランティアハウスで集合写真 ●コードシェア便について ご利用になる航空機が他の航空会社の機材および客室乗務員で運行される場合があります。 QF(カンタス航空)/JL(日本航空) 成田∼ケアンズ QFの機材・乗員で運行 QF(カンタス航空)/JL(日本航空) ケアンズ∼成田 QFの機材・乗員で運行 各出発日先着 9名限定! ※日本以外からも申込みが ありますので、早めに お申し込みください。 旅 のヒント ●ボランティア期間中の食事は当番制で行い、キャンプスタイルの簡素なものです。 ●ほとんどのメンバーが一人で申し込みをし、全国から参加してきます。5日間のチーム活動、共同生 活を通して、より深い友情を築いてください。 ●英語に不安がある人でも、日本語通訳スタッフが同行するので心配ありませんが、生きた英語を学 ぶチャンスです。NPOスタッフ、地元ボランティアの人々と積極的に交流を図ってください。同じ 目的、活動の中から出てくる会話は、はるかに身に付きやすいものです。 参加者の 声 ●外来種根絶のための雑草の除去 ●海洋生態系保護のためのビーチパトロール、 クリーニング ●熱帯雨林、マングローブ林の再生植樹 ●動物の移動を促すための「グリーンベルト」づくりなど 火食い鳥(カソワリー)の幼鳥 オーストラリア北部・パプアニューギニア一帯に生息し、現存約1400羽しかいない 受入団体 Conservation Volunteers Australia (CVA) 参考 図書 協力団体・資料提供 (社)日本国際民間協力会(NICCO) オーストラリアのパーマカルチャー・リサーチ・イ ンスティテュート等と協力して、 ヨルダンやベトナ ムでパーマカルチャーを実践しているNICCOの ウェブ・ページ。 http://www.kyoto-nicco.org/perm.htm ●「エコツーリズム教本」 スービートン (平凡社) オーストラリア コース・インフォメーション たいへん珍しいミルコメディア この植物の中で、どちらも絶 滅危惧種に指定される蟻と 蛾の幼虫が共生関係にある。 (希少動植物は自然現象のため必ずしもご覧になれるとは限りません) 10 活動内容は現地オリエンテーションの際に決定されます 全ての活動が、熱帯雨林再生、 グリーンベルトに役立ちます オーストラリア最大の環境NPO。1982年に設 立以来、オーストラリア連邦政府や州政府からの 委託を受け、世界中のボランティアとともに環境 保全活動を行っています。 法政大学 渡辺 文香 私が今回この旅に参加した理由は、 オーストラリアが好きということ と、環境ボランティアに興味があったからという単純なものでした。 最初は初めて会う人達と共同生活することに不安がありましたが、 一緒に行動していくうちに不安も消え仲間達のおかげで楽しい毎日 が過ごせました。ボランティア活動では本来あるべきでない外来植 物を抜いたり、木が減ってしまった場所で植林活動を行ったりして、 自 然の中ですごくいい経験をさせてもらいました。このように環境を整 えていくことが、動物保護やグレートバリアリーフの保護へとつながっ ていくので、保護へとつながっていくので、 とても大切なことなのだと 感じました。そしてこの旅で出会った仲間に感謝! !10日間という短い期 間 だったけれど、すごく濃かったです。初めて会ったのに昔から知っている友人のよ うでした。この旅が終わった今、皆住んでいる場所はバラバラだけど、 これからもず っと忘れないし、 ずっと素晴らしい仲間です。最高の10日間でした。ありがとう! ! CVA ボランティアワーク活動内容 〈気候と服装〉気候は熱帯性気候で、8月後半∼9月中旬の気温は25∼35度の乾季のシーズンです。活動中は日 差しが強く、体力を消耗しますので、必ず帽子、長袖のシャツ、長ズボンを持参してください。サングラスがあると便 利です。朝、夕の気温差が大きいので、はおるものも必要です。また、突然の雨に備えて、雨具も必ずご持参ください。 〈持って行くと便利なもの〉小型の懐中電灯、虫除け、薬(かぜ薬、胃腸薬、頭痛薬、傷テープ、常備薬)、目 覚まし時計、石鹸(洗濯用も)、洗面用具、 ウエストポーチ、 ビニール袋、サンダル、水着 〈健康管理と安全〉旅行前、ツアー中ともによく睡眠をとってください。現地では日本語通訳ガイドが同行 しますので、お困りの場合は申し出てください。健康と安全管理のために海外旅行保険に加入してください。 ゼミ、サークル、研究室などのグループ旅行、スタディツアーのご相談に応じています。例えば、上記ツアーの一部とみなさんの行きたい場所を組み合わせて、 オリジナルのグループ企画をつくることもできます。お問い合わせ:[email protected] (大学名、氏名、連絡先をお知らせください。)
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