2006 年 10 月 6 日 BMW グループジャパンが最も合理的で経済的な「メンテナンス・オン・デマンド」導入 ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、社長:ヘスス・コルドバ)は、2006 年 11 月 1 日以降、初度登録の全ての正規輸入(4 輪)車両の新車保証を登録より 3 年間へ延長する ことを含む、「メンテナンス・オン・デマンド」を導入することを決定いたしました。 「メンテナンス・オン・デマンド」は BMW および MINI の最新技術が可能にする、“オン・デマンド(必 要に応じて)”な整備と、予期せぬ故障修理に対する“オン・デマンド”な対応という 2 つの“オン・デマ ンド”から成り立つ新しい整備・補修のコンセプトで、お客様の維持費削減を目的としています。 1. メンテナンス・オン・デマンドのコンセプト BMW の先進的な技術は、車両に搭載された CBS(コンディション・ベースド・サービス)および SIA (サービス・インターバル・インディケーター)によって、お客様それぞれの車両の使われ方に応じた メンテナンスを可能としています。このような CBS 及び SIA の機能は、BMW および MINI に特有 のものであり、これまでにも部品のメンテナンス・フリー化やオイル交換時期の長期化を段階的に 実現し、コスト・オブ・オーナーシップ(総保有コスト)の削減に寄与しています。 メンテナンス・フリー: 車両のライフサイクルを通じて、トランスミッション・オイル、デフ・オイルはメンテナンス・フリー(交 換不要)で、エンジン・オイルの交換時期は走行状況によりますが 7 シリーズでは約 3 万 km、その 他モデルは約 2.5 万 Km または 2 年、その他油脂類などの交換時期も納車されてから交換時期ま での距離、時間を大幅に伸ばし、顧客の維持費及び時間削減、地球環境へ貢献しています。 SIA: エンジン オイルならびに点検が必要な時期を、それまでの走行状況から割り出してお知らせしま す。 (搭載モデル:X3、 X5、Z4、MINI) CBS: エンジン オイル、フロント/リア・ブレーキ、マイクロ フィルター、ブレーキ フルード、スパーク プラ グといった消耗部品の状況を個別にモニターし、それぞれに最適なメンテナンス時期ならびに点検 時期をお知らせします。 (搭載モデル:1 シリーズ、3 シリーズ、5 シリーズ、6 シリーズ、7 シリーズ) BMW Group は消耗部品に固定のメンテナンス期間を設けていません。それは、消耗部品は運転 方法や状況によって部品が消耗されて初めてメンテナンスが必要となるからであり、特に日本のよ うに年間の平均走行距離が少なくとどまる市場においては、固定した期間内に交換が必要になる ほど部品が消耗されることは決して一般的とはいえません。 画一的にメンテナンス期間が定められていないため、今後の技術革新により、BMW / MINI におい てより多くの部品がメンテナンス・フリーとなった場合、そしてエンジン・オイル交換時期が更なる長 期化を達成した際には、誰よりもお客様自身が総保有コストの低減というその価値を実感していた だくことが可能になります。 あらゆるお客様に対して、オン・デマンドにメンテナンスを提供すること、そして 3 年間の新車保証で 予期せぬ故障修理にもオン・デマンドで対応を図ること。BMW Group はこの 2 つの側面からコス ト・オブ・オーナーシップの最適化を今後も推し進めていきます。 2. メンテナンス・オン・デマンドに含まれるもの 2006 年 11 月 1 日以降登録の全ての正規輸入(4 輪)車両に対して、以下の内容が標準で付加さ れています。 - 初度登録より 3 年間距離無制限の新車保証、 - ブレーキ・フルード交換(1 回) ※ブレーキ・フルードは、お車の使われ方に関わらず全ての車両において 2 年後にメンテナンスが 必要です - 3 年間の 24 時間 BMW および MINI エマージェンシーサービス 尚、「メンテナンス・オン・デマンド」の導入に伴い、2006 年 11 月 1 日以降、BMW および MINI サー ビス・フリー・ウェイは終了いたします。
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