平 成 24 年 度 春山合宿計画書 ネパールヒマラヤ クーンブ山郡 平成 25 年 3 月 1 日(金)∼ メラピーク峰 28 日(木) メラ・ラ付近からのメラピーク(6,470m) 日本大学山岳部 計画にあたって 当年度の春山合宿はネパールの山を目標に置いて取り組んで進めており、 今般、ネパールヒマラヤのクーンブ山郡メラピークに目標を定め計画の 立案に至りました。 メラピークは標高 6,470m、エベレストの南ナムチェバザールの東 19 キロ にあり、ヒンクー川とホンバー川の間にどっしりと構えた独立峰であります。 トレッキング許可で登れる山の中では最も標高が高く、その高度順化やキャラ バン中の体調管理が登頂成功のカギを握っております。 これら全て準備期間から万般の備えと、トレーニングを経て全員が頂上に立つ ことを目標に頑張って参ります。 無事登山を終え、4月にヒマラヤ焼けをした黒い笑顔が部室に集まることを楽 しみにしています。 隊 長 関 洸哉 1:基本計画 1)隊の名称 日本大学メラピーク登山隊 2013 Nihon University Mera Peak Expedition 2013 2)目的 メラピーク(6470m)中央峰の登頂 3)場所 ネパール クーンブ山郡 メラピーク(6470m) 4)期間 2013 年 3 月 1 日(金)∼3 月 28 日(木) 5)隊の構成 学生 5 名 監督 1 名 シェルパ 1 名、 コック 1 名 日本人計 6 名 (カトマンズ合流) キッチンボーイ 1 名 (ルクラ合流) ポーター10 名 (ルクラ合流) 1 6)参加メンバー 3年 隊 B型 海外登山歴 関 長 洸哉(22 才) 担当 装備・食糧・医療 文理・地理(4 年) なし 3年 横山 副隊長 B型 裕(22 才) 担当 渉外・会計・通信 文理・体育(4 年) 海外登山歴 海外登山歴 1年 賀来 O型 経済・経済(1 年) なし 1年 金原 A型 海外登山歴 なし 須郷 O型 直也(20 才) 担当 食 糧 生物資源・生物環境(2 年) なし 監 海外登山歴 守人(19 才) 担当 装 備 生物資源・国際地域開発(1 年) 1年 海外登山歴 素直(21 才) 担当 記録・医療 大谷 督 直弘(52 才) O 型 S58 年 1981 年 日本大学ヒマルチュリ登山隊 1981 1984 年 日本山岳会カンチェンジュンガ登山隊 1984 文理卒 7)日程概要 3 月 1 日(金) 5 日(火) 12 日(火) 日 出発 (羽田発:集合午後 9 時 本 キャラバン 出発 BC 建設 登山期間 14 日(木)∼20 日(水) メラピーク登頂 〃 21 日(木) BC 撤収 〃 25 日(月) カトマンズ 帰着 28 日(木) 日 帰国 本 2 (午前 6 時 成田着 TG661) TG640) 2:メラピーク周辺概念図 中国 クーンブ山郡 ・ カトマンズ インド メラピーク キャラバンルート図 BC AC メラピーク 3 6470m メラピーク 登山ル−ト図 4900m 5400m 順化地点 5500m 5,850m メラピーク頂上 6470m 3:行動計画表 1 3/1 2 3/2 3 3/3 4 3/4 5 3/5 6 3/6 羽田空港=バンコク バンコク=カトマンズ 食糧・装備調達(カトマンズ滞在) カトマンズ=ルクラ(フライト)2850m∼チュタンガ 3300m チュタンガ 3300m∼カルテン 4100m(高度順化)∼チュタンガ チュタンガ∼カルカテン 4100m 4 7 3/7 8 3/8 9 3/9 10 3/10 11 3/11 12 3/12 13 3/13 14 3/14 15 3/15 16 3/16 17 3/17 18 3/18 19 3/19 20 3/20 21 3/21 22 3/22 23 3/23 24 3/24 25 3/25 26 3/26 カルカテン (停滞休養日) カルカテン∼ザトルワ峠 4590m∼ツエトラ 4280m ツエトラ 4280m∼コテ 3680m コテ∼タナ 4356m タナ∼カーレ BC 4900m∼タナ (高度順化) タナ∼カーレ BC 4900m カーレ BC (停滞休養日) カーレ BC∼メラ・ラ上部地点 5500m カーレ BC∼AC 5850m AC∼登頂 6470m ∼カーレ BC 予備日 予備日 予備日 予備日 カーレ BC∼コテ コテ∼ツエトラ ツエトラ∼カルカテン カルカテン∼ルクラ ルクラ=カトマンズ(フライト) フライト待ち(カトマンズ滞在) 5 ∼カーレ BC(高度順化) 27 3/27 28 3/28 カトマンズ=バンコク バンコク=成田空港 4:メラピーク登山行程表 タナ 4356m 1 カーレ BC AC 4900m BC Peak 5850m 6470m 休養滞在 3/13 メラ・ラ上部 5500mまで 2 高度順化 3/14 3 3/15 4 3/16 5 予備日 3/17 6 予備日 3/18 7 予備日 3/19 8 予備日 3/20 6 5:緊急対策 1) ヘリコプターチャーター 緊急時(事故発生時)は、東京連絡所または現地連絡所よりただちにヘリコプターを チャーターして事故者の救出にあたることとする。 2) 連絡体系 万一の場合に備え、現地からカトマンズ並びに東京連絡所への連絡手段として以下の 方法をとる。 A) 現地からカトマンズの場合 (1) 衛星携帯電話を使い東京連絡所を経由し現地連絡所へ救助の要請をする。 (2) ルクラからロイヤルネパール航空の無線を使い現地連絡所へ救助の要請を する。機種によってはルクラまで携帯での国際電話も可能。 B)カトマンズから東京の場合 カトマンズから衛星携帯電話または現地連絡所から東京連絡所へ電話連絡をする。 機種によっては各自携帯での国際通話も可能。 現地連絡所) COSMO TREK P.O.BOX OTSU 2541 FUMIKO Kathmandu、NEPAL TEL:977−1−4416226 FAX:4415275 大津二三子氏、柳原武彦氏 東京連絡所・登山隊本部) 古野 淳(フルノキヨシ) ㈱ウェック・トレック TEL:03-3437-8848 [email protected] 〒105-0004 東京都港区新橋 6-22-8 尾島ビル 5 階 内 FAX:03-3437-8849 (日本大学山岳OB/S58 文理卒) 7 遭難・事故発生時のフロー 事故発生 BC 収容可 ↓ → 自力下山可 →(伝令) ↓ BC 収容不可 → ↓ 自力下山不可 →(伝令)→ ルクラ (無線) 待機 ← ヘリコプター救助 現 地 連 ↓ 大学本部・各家族・顧問・OB会長・コーチ会 東 京 絡 所 絡 所 ↑ 連 (衛星携帯電話) コーチ会名簿 HC 船田良ヘッドコーチ 本多直也 斉藤大輔 芹沢浩正 大井 凡 鈴木浩太郎 設楽琢麿 高木大地 顧 問 所 属 松戸歯学部教授 西山 典宏 日本大学体育団体連合会(本部学生支援部学生課) 〒102-8275 8 東京都千代田区九段南 4-8-24
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