さ っ そ う 中津中学校 指導だより 12月 12号 第 4 3 条 (酒 類 、 た ば こ 販 売 に か か わ る 環 境 の 整 備 ) 条文省略 主な内容は「青少年の飲酒及び喫煙が青少年の健全な育成に重大な影響を与えていること さあ冬休みに入ります。冬休み中は一年間の上最も大きな節目の年末→「大 晦日」→「正月」→年始を迎えます。子どもたちも何かと心ゆるみがちになり ます。また、多くの誘惑も考えられます。まずは子どもたちの健康・安全が第 一 で す 。そ こ で 今 回 の 指 導 だ よ り で は 保 護 者 の 方 向 け に「 知 っ て お き た い 知 識 」 として法律や大分県の条例に関することを記載してみました。 から、青少年が酒類又はたばこを容易に入手できない環境を形成するため、事業者の責務 を 明 ら か に し 、 青 少 年 の 飲 酒 及 び 喫 煙 を 防 止 す る こ と を 目 的 と し た 規 定 で あ る 。」 (関 連 法 規 )※ 未 成 年 者 飲 酒 禁 止 法 第 1 条 (未 成 年 者 の 飲 酒 禁 止 ・ 親 権 者 ・ 営 業 者 の 義 務 ) ※ 未 成 年 者 喫 煙 禁 止 法 第 1 条 (未 成 年 者 の 喫 煙 禁 止 )第 3 条 (親 権 者 の 処 罰 ) 未成年者飲酒禁止法第1条及び第3条第2号 親権者若しくは親権者に代わり未成年者を監護する者は、未成年者の飲酒を知った場合 青少年健全育成関係の法規について 「青少年の健全な育成に関する条例」 (2005 年 7 月 1 日 施 行 )※ 「 青 少 年 の た め の 環 境 浄 化 に 関 す る 条 例 」 を 改 正 ※「青少年の飲酒及び喫煙の防止に関する条例」廃止 第 1 7 条 (深 夜 外 出 の 制 限 ) ① 保 護 者 は 、 特 別 の 事 情 の あ る 場 合 の ほ か 、 深 夜 (午 後 1 1 時 か ら 翌 日 の 午 前 4 時 ま で を い う 。 以 下 同 じ )に 青 少 年 を 外 出 さ せ な い よ う に 努 め な け れ ば な ら な い 。 ② 何 人 も 、保 護 者 の 委 託 を 受 け な い で 、又 は 同 意 を 得 な い で 深 夜 に 青 少 年 を 連 れ 出 し 、 は制止しなければならない。これに違反した場合は科料 未成年者喫煙禁止法第3条第1号及び第2号 親権者若しくは親権者に代わり未成年者を監護する者は、未成年者の喫煙を知った場合 は制止しなければならない。これに違反した場合は科料 未成年者飲酒禁止法第1条第3号及び第3条第1号 営業者は、未成年者が飲用に供することを知って酒類を販売又は供与してはならない。 これに違反した場合50万円以下の罰金 同伴し、又はとどめてはならない。ただし、特別な事情のある場合は、この限りでは 未成年者喫煙禁止法第4条 ない。 ※①は、罰則規定なし。保護者の責務として、常に細心の注意と愛情を持ってその監督 下にある青少年が被害を受けないように、理解ある善導を期待するものである。 ②は、罰則規定あり。10万円以下の罰金又は科料 第 3 6 条 (深 夜 遊 技 場 等 へ の 立 ち 入 り の 禁 止 ) ① 興 行 を 主 催 と す る 者 又 は 客 に 遊 技 を 行 わ せ る 営 業 で 規 則 で 定 め る も の を 営 む 者 (以 下 営業者は、未成年者が喫煙することを知ってたばこや器具を販売してはならない。これ に違反した場合50万円以下の罰金 ※従業員、使用人が販売した場合、法人又は使用者にも同時に罰せられる 万引き 万引きとはある手法に対する世俗的通称であり、安易に行われているとする声 が あ る が 、 刑 法 第 235 条 の 窃 盗 罪 の 成 立 す る 犯 罪 行 為 で あ る 。 「 遊 技 業 者 等 」 と い う )は 、 深 夜 に 興 行 を 主 催 し 、 又 は 遊 技 業 等 を 営 む と き は 、 当 該 刑法 興行又は遊技業等の場所に青少年を立ち入らせてはならない。 ( 窃 盗 ) 第 235 条 ②遊技業者等は、深夜に興行を主催し、又は遊技業等を営むときは、当該興行又は遊技 第36章 窃盗及び強盗の罪 他 人 の 財 物 を 窃 取 し た 者 は 、 窃 盗 の 罪 と し 、 十 年 以 下 の 懲 役 ま た は 50 万 円 以 下 の 罰 金 に 業等の場所に立ち入ろうとする者の見やすい箇所に、青少年の深夜における立ち入り 処する。 を禁ずる旨の掲示をしなければならない。 ( 事 後 強 盗 ) 第 238 条 ※ 「 遊 技 業 等 」 と は 、「 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 す る 法 律 (風 営 法 )」 ※(自転車盗も含みます) 窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するた の 適 用 外 営 業 で 、ゲ ー ム セ ン タ ー 、カ ラ オ ケ ボ ッ ク ス や ビ リ ヤ ー ド と 称 す る も の 。(午 めに、暴行又は脅迫をしたときは、強盗として論ずる 後11時以降は立ち入り禁止) ( 強 盗 致 死 傷 ) 第 240 条 ①中津市生活安全課によると、中津市内にある大型ゲームセンターは、風営法による風俗 営 業 者 と し て の 許 可 を 受 け て い る の で 、青 少 年 の 立 ち 入 り に つ い て は 風 営 法 第 2 2 条 (禁 止 行 為 )の 4 項 に 規 制 さ れ る と の こ と で す 。 →「18才未満のものは、午後10時以降の立ち入りを禁止する」風営法第22条4項 →「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」第7条によると大分 県では「16才未満のものは午後6時以降の立ち入りを禁止する」としている。 ②ボーリング場やカラオケボックス等については「午後6時以降の立ち入りを禁止する」 という法的な規制はない。 -1- 強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又 は無期懲役に処する。 深 夜 外 出 の 制 限 か ら 飲 酒 、喫 煙 、万 引 き 等 の 決 ま り に つ い て あ げ て み ま し た 。 現在の子どもたちを取り巻く環境下では子どもたちにとってとても身近にある 問題です。難しい法的なことは大人がわかりやすく教えてあげなければならな いと思います。子どもたちを安全にそして健康に育てていくのは私たち大人の 役割です。学校と家庭、地域がともに協力して未来を担う子どもたちを守って いきましょう。 -2- -3-
© Copyright 2024 Paperzz